JP2004072572A - カメラモジュール及びカメラシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】低コストで小型化、薄型化がなされたカメラモジュール及びそれを用いたカメラシステムを提供すること。
【解決手段】本発明にかかるカメラモジュールはレンズ20、赤外線カットフィルタ21、絞り22からなる光学構造部とを備えている。光学構造部を介して入射された光に基づき撮像信号を処理するイメージセンサー1を備えている。さらにイメージセンサー1と電気的に接続された配線基板6と、レンズ20を支持する内部ホルダ24と、内部ホルダを支持し、配線基板6に取り付けられた外部ホルダ23を備えている。また内部ホルダは上下に移動し焦点を合わせることができる。そしてイメージセンサー1は有機系樹脂からなるマイクロレンズを備え、有機系樹脂の表面に無機系薄膜が設けられている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カメラモジュールに関し、より詳しくは携帯電話、携帯端末、自動車等に用いられる小型化、薄型化を必要とするカメラモジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話、携帯端末(PDA)、自動車等に用いられるカメラシステムにマイクロレンズを用いたイメージセンサーを備えるカメラモジュールは広く使用されている。図10に従来のカメラモジュールの構造例を示す。図10は従来のカメラモジュールの構成を示す断面図である。1はイメージセンサー、2は受光領域、3はパッケージ、4はガラス、5はワイヤーボンディング、6は配線基板、7は半田、8は半田ボール、20はレンズ、21は赤外線カットフィルタ、22は絞り、26は外部鏡筒、27は内部鏡筒である。
【0003】
配線基板6上にイメージセンサー1が収容されたパッケージ3が載置され、半田7によって固定されている。イメージセンサー1上のパッド(図示せず)がワイヤーボンディング5によりパッケージ3の電極(図示せず)と電気的に接合されている。さらにパッケージ3は半田7により配線基板6と接合されている。このパッケージ3の上部にはガラスが設けられており、上部から光が入射されるようになっている。イメージセンサー1の受光領域2はマトリクス状の受光素子(図示せず)が設けられており、入射した光によって撮像信号を処理する。さらに配線基板6に取り付けられた半田ボール8によって携帯電話等の装置に接続される。
【0004】
このイメージセンサー1には有機系樹脂で構成されるカラーフィルタ、マイクロレンズが設けられている。このマイクロレンズを用いたイメージセンサー1の構成とその製造方法については特開平11−151758号公報、特開平11−153704号公報、特開2000−108216号公報、特開2000−266909号公報、特開2000−307090号公報、特開2002−110952号公報に詳しく示されている。そしてこの有機系樹脂は水分、空気等により、透明度の悪化、変色等と特性の悪化を招く恐れがある。このような特性の劣化は個体撮像装置の性能や寿命を決める重要な要因となる。従って水分や空気等による劣化を防ぐための様々な対策が施されている。
【0005】
パッケージ3の上にガラス4が備えられており、その中にイメージセンサー1が設けられている。イメージセンサー1は気密封止されている。これにより、外部環境からの水分、空気によるイメージセンサー1の劣化を防止している。
【0006】
マイクロレンズの表面が特開2002−83948号公報に示されるように導電膜、金属酸化膜により覆われているものもあった。あるいは特開昭62−219963号公報、特開昭61−231758号公報に示されるように有機材料の上に無機材料からなるパッシベーション膜を形成する固体撮像装置もある。これらに開示されている個体撮像装置では、有機材料の上から無機材料等で覆っているため気密封止をしなくても空気や水分等による劣化を抑制することができる。
【0007】
また上記のイメージセンサー1上のパッドはアルミニウムで構成されることが多く、この場合も水分、空気により腐食、酸化などの劣化を招く恐れがある。そのため気密封止を必要とする。従来のカメラモジュールに備えられている光学構造部の構成について説明する。図10に示すようにイメージセンサー1の上にはレンズ20が設けられている。レンズ20の上には赤外線カットフィルタ21と絞り22が設けられている。この絞り22と赤外線カットフィルタ21を通過した光がレンズ20によってイメージセンサー1の受光領域2に集光される。このレンズ20、赤外線カットフィルタ21、絞り22からなる光学構造部は内部鏡筒24に取り付けられている。さらに内部鏡筒27は外部鏡筒26に取り付けられた構造となっている。
【0008】
対象画像をボケなく撮像するため、レンズ20を保持する内部鏡筒27と外部鏡筒26は可動構造とし、レンズ20とイメージセンサー1との距離を調整でき焦点合わせが可能な構造となっている。すなわちこの内部鏡筒27が上下に移動してレンズ20の位置をずらし、イメージセンサー1の受光領域2に画像の焦点を合わせることが出来る。またこの外部鏡筒26が配線基板6に取り付けられ固定されている。イメージセンサー1を気密封止したパッケージ3を配線基板6に取り付け、レンズ20、外部鏡筒26、内部鏡筒27で覆っている。ここでは光学構造部を移動させるために簡単な構造では気密できず、イメージセンサー1とパッドは鏡筒内に設けられたパッケージ3とガラス4を用いて気密封止している。そしてパッケージ3は半田7により配線基板6により接続されている。
【0009】
また別の従来例について図11を用いて説明する。図11は別のカメラモジュールの構成を示す断面図である。図10で付した符号と同一の符号は同一の構成を示すため説明を省略する。この例はパッケージ3を取り除いた構造となっている。すなわちパッケージ3による気密封止を用いないで可動レンズ構造としている。そのため、外部鏡筒26と封止ガラス25を用いてイメージセンサー1を気密封止するとともに、ワイヤーボンディングしている部分(すなわちパッド)も封止ガラスを用いて気密封止している。従って構造が複雑になるため構成部品が増えるため組立作業工程が増える等の課題がある。
【0010】
また特開2002−182270号公報、特開2001−078064号公報、特開2001−128072号公報、特開2001−203913号公報にカメラモジュールの構成が開示されている。しかしこれらの構成ではイメージセンサー(撮像素子)が空気や水分による腐食、酸化に弱く気密封止する必要があった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来のカメラモジュールでは、イメージセンサーをパッケージとガラスにて気密封止している。レンズを取り付けた内部鏡筒を外部鏡筒で支持して上下に移動させている。レンズ、内部鏡筒及び外部鏡筒からなる可動レンズ構造で覆う構造となっている。または封止ガラス及び外部鏡筒を用いてイメージセンサーを覆い、封止する構造となっている。そのため部品点数を減らすことができず、小型化、薄型化が難しいという問題点があった。さらにそのパッケージとガラス等の部品の費用及び組立費用が必要となり経済的ではないという問題点もあった。また特開2002−182270号公報、特開2001−078064号公報、特開2001−128072号公報、特開2001−203913号公報に開示されている構成ではイメージセンサー(撮像素子)を気密封止する必要がある。そのため、レンズのホルダにはイメージセンサーを覆うように鏡筒を用いる必要があり、小型化、軽量化が困難であった。さらに封止するための樹脂を設ける必要があり、余分な製造工程を設ける必要があり生産性を下げてしまっていた。また封止するための樹脂から発生したガスがイメージセンサー1に付着し、性能を劣化させることもあった。
【0012】
本発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、低コストで小型化、薄型化されたカメラモジュールを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明にかかるカメラモジュールはレンズ(例えば、本発明の実施の形態にかかるレンズ20)を備える光学構造部(例えば、本発明の実施の形態にかかるレンズ1、赤外線カットフィルタ21及び絞り22)と、前記光学構造部を介して入射された光に基づき撮像信号を処理するイメージセンサー(例えば、本発明の実施の形態にかかるイメージセンサー1)と、前記イメージセンサーと電気的に接続された基板(例えば、本発明の実施の形態にかかる配線基板6)と、前記レンズを支持する第1の支持部材(例えば、本発明の実施の形態にかかる内部ホルダ24)と、前記第1の支持部材を移動可能に支持し、前記基板に取り付けられた第2の支持部材(例えば、本発明の実施の形態にかかる外部ホルダ23)を備えたカメラモジュールであって、前記イメージセンサーは有機系樹脂(例えば、本発明の実施の形態にかかるマイクロレンズ207)を備え、前記有機系樹脂の表面に劣化防止膜(例えば、本発明の実施の形態にかかる無機系薄膜207)が設けられているものである。これによりカメラモジュールのさらなる小型化、薄型化を実現することが出来る。
【0014】
上述のカメラモジュールにおいて、前記基板は前記光学構造部を介して入射された光が透過する窓部(例えば、本発明の実施の形態にかかる窓部31)を備え、前記イメージセンサーは前記窓部を透過した光が入射するように前記基板の前記第2の支持部材が設けられた面と反対側の面に設けられていてもよい。これによりカメラモジュールのさらなる小型化、薄型化を実現することが出来る。
【0015】
本発明にかかるカメラモジュールはレンズ(例えば、本発明の実施の形態にかかるレンズ20)を備える光学構造部(例えば、本発明の実施の形態にかかるレンズ1、赤外線カットフィルタ21、絞り22)と、前記光学構造部を介して入射された光に基づき撮像信号を処理するイメージセンサー(例えば、本発明の実施の形態にかかるイメージセンサー1)と、前記イメージセンサーと電気的に接続された基板(例えば、本発明の実施の形態にかかる配線基板6)と、前記レンズを支持する第1の支持部材(例えば、本発明の実施の形態にかかる内部ホルダ24)と、前記第1の支持部材を移動可能に支持し、前記イメージセンサー上に取り付けられた第2の支持部材(例えば、本発明の実施の形態にかかる外部ホルダ23)を備えたカメラモジュールであって、前記イメージセンサーは有機系樹脂(例えば、本発明の実施の形態にかかるマイクロレンズ207)を備え、前記有機系樹脂の表面に劣化防止膜(例えば、本発明の実施の形態にかかる無機系薄膜)が設けられているものである。これによりカメラモジュールのさらなる小型化、薄型化を実現することが出来る。
【0016】
上記のカメラモジュールにおいて、前記基板は前記光学構造部を介して入射された光が透過する窓部(例えば、本発明の実施の形態にかかる窓部31)を備え、前記第2の支持部材が前記窓部を貫通して前記イメージセンサー上に取り付けられていてもよい。これによりカメラモジュールのさらなる小型化、薄型化を実現することが出来る。
【0017】
上述のカメラモジュールの好適な実施の形態は前記基板と前記イメージセンサーとがワイヤーボンディング(例えば、本発明の実施の形態にかかるワイヤーボンディング5)によって接続されているものである。これによりカメラモジュールのさらなる小型化、薄型化を実現することが出来る。
【0018】
上述のカメラモジュールの別の好適な実施の形態は前記基板と前記イメージセンサーがバンプ(例えば、本発明の実施の形態にかかるバンプ32)によって接続されているものである。これによりカメラモジュールのさらなる小型化、薄型化を実現することが出来る。
【0019】
上述のカメラモジュールにおいて、前記イメージセンサーがマイクロレンズ(例えば、本発明の実施の形態にかかるマイクロレンズ206)を備えていてもよい。
【0020】
上述のカメラモジュールにおいて、前記劣化防止膜が無機系薄膜であることことが望ましい。これにより気密封止が不要となるため小型化、薄型化を図ることが出来る。
【0021】
上述のカメラモジュールにおいて、前記イメージセンサーはパッド(例えば、本発明の実施の形態にかかるパッド222)を備え、当該パッドが耐腐食性の高い導電層により形成されていること望ましい。これにより気密封止が不要となるため小型化、薄型化を図ることが出来る。
【0022】
あるいは前記イメージセンサーはパッドを備え、前記パッドが耐腐食性の低い材質からなる第1の導電層の上に耐腐食性の高い材質からなる第2の導電層を備えていてもよい。これにより気密封止が不要となるため小型化、薄型化を図ることが出来る。
【0023】
上述のカメラモジュールはカメラシステムに用いることが好適である。
【0024】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態1.
本発明にかかるカメラモジュールの構造について図1を用いて説明する。1はイメージセンサー、2は受光領域、5はワイヤーボンディング、6は配線基板、8は半田ボール、20はレンズ、21は赤外線カットフィルタ、22は絞り、23は外部ホルダ、24は内部ホルダである。
【0025】
本実施の形態ではガラス及びパッケージが設けられておらず、イメージセンサー1と配線基板6がワイヤーボンディング5により直接接続されている。そして配線基板6は半田ボール8により、携帯電話等の外部装置に接続される。
【0026】
またレンズ20を含む光学構造部は従来技術と同様で、イメージセンサー1の上にレンズ20が設けられている。またその上に赤外線カットフィルタ21及び絞り22が設けられている。このレンズ20、赤外線カットフィルタ21、絞り22からなる光学構造部は内部ホルダ24に取り付けられている。この内部ホルダ24は配線基板上に設けられた外部ホルダ23に取り付けられている。内部ホルダ24は外部ホルダ23の内側を摺動して、イメージセンサー1の受光領域2に画像の焦点を合わせることが出来る。
【0027】
イメージセンサー1の有機系樹脂の表面には無機系薄膜が施されている。この無機系薄膜はプラズマCVD法やスパッタ法を用いて二酸化珪素(SiO)あるいは窒化珪素(Si)等で形成することが出来る。
【0028】
本発明にかかるカメラモジュールに用いられるイメージセンサー1の構成について図7を用いて説明する。図7はイメージセンサー1の構成を示す断面図である。201はシリコン基板、202は受光素子、203は遮光部、204及び205はカラーフィルタ、206はマイクロレンズ、207は無機系薄膜、208は平坦化層である。
【0029】
シリコン基板201の表層に複数の受光素子202が形成されている。このシリコン基板201内に形成された受光素子202に入射された光はフォトダイオードによって光電変換される。受光素子202を除く部分に遮光部203が形成されている。この遮光部203には遮光されるようにトランジスタが形成されている。さらにその上から平坦化層208が形成され全体を平らにしている。
【0030】
そして平坦化層208の上には各々の受光部に対応して有機系樹脂からなるカラーフィルタ204、205が形成される。このカラーフィルタ204、205は原色系の場合、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)のいずれかのカラーフィルタが各画素に形成される。また補色系の場合にはイエロー(Y)、マゼンダ(Mg)、シアン(Cy)のいずれかのカラーフィルタが各画素に形成される。カラーフィルタ204、205の上には有機系樹脂からなるマイクロレンズ206が形成される。このマイクロレンズにはポリスチレン樹脂、アクリル樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエチレン樹脂、ノボラック樹脂などの有機系樹脂が用いられる。このマイクロレンズの成形方法としては加熱成形法やエッチング法を用いることができ、その詳細は特開平11−151758号公報、特開平11−153704号公報、特開2000−108216号公報、特開2000−266909号公報、特開2000−307090号公報、特開2002−110952号公報に開示されている。そしてこのマイクロレンズ206を通過した光は、受光素子202に集光される。
【0031】
本発明ではマイクロレンズ206の表面に無機系薄膜207を形成している。これにより水分や空気による特性悪化を招きやすい有機系樹脂であるマイクロレンズ206への水分や空気の浸透を防止している。また無機系薄膜207を数μm以下の厚さで形成すれば、光学的にはほぼ透明であるため通過する光に与える影響はほとんどない。従ってレンズ20を通過した光を妨害することなくマイクロレンズ206に入射させることができ、受光素子202に集光させることができる。なお無機系薄膜207は二酸化珪素(SiO)や窒化珪素(Si)等がCVD法やスパッタ法により形成される。
【0032】
次に上記のイメージセンサー1が切り出される前の半導体ウエハ上に形成されている状態を説明する。図8はイメージセンサー1等が設けられているウエハの一部の平面図である。220はウエハ、221はイメージセンサー、222はパッド、223はスクライブ領域を示す。ウエハ220上にはイメージセンサー221が複数設けられている。その周辺部にはパッド222が、中央部には受光領域(図示せず)が設けられている。そして個々のイメージセンサー221がスクライブ領域223で切り出される。その後、図1に示すようにこのパッド222と配線基板6がワイヤボンド5によって接続される。このパッド222は電気的特性がよく、形成しやすいことからアルミニウムがよく用いられる。
【0033】
上記の無機系薄膜207の形成方法の一例を以下に示す。プラズマCVD法あるいはスパッタ法などを用いてウエハ220の表面全域にSiO等の無機系薄膜207を形成する。しかし、イメージセンサー221を外部と電気的に接続するためにパッド222上に形成された絶縁物である無機系薄膜207を除去し、パッド222を電極として表面に出す必要がある。通常のLSI製造プロセスで用いられるフォトマスクを利用して露光を行う。そしてエッチングによりパッド222の部分の無機系薄膜207を除去しパッド金属を表面にさらす。最後にレジスト除去を行う。
【0034】
通常用いられているパッド222の材質であるアルミニウムが、表面に設けられて空気にさらされている状態では水分、空気に触れ腐食、酸化等により劣化する恐れがある。従って、この表面に電気的な特性に優れ、環境的に安定なクロムや金などの金属膜でパッド222のアルミニウムの表面を覆っている。
【0035】
この保護膜の形成方法も無機系薄膜207と同様に形成することができる。例えばスパッタ法によりウエハの全面にクロムや金を成膜する。その上からレジストを塗布した後フォトマスクを用いて露光する。そしてエッチングによりパッド222部分のみに金属を残すことができる。これによりパッケージやガラス等による気密封止を行わなくても、水分、空気によるパッドの腐食等の劣化を防止できる。また構成部品も増やさなくていいため経済的であり、小型化、薄型化が実現できる。またその形成方法は通常のLSI製造プロセスで用いられている方法によりウエハ処理を一括して行うことができるため、生産性を落とすことなく経済的である。
【0036】
また上記例ではパッド材料を通常用いられているアルミニウムとしたが金やクロムなどの安定で腐食等が生じにくい材料でパッド自体を形成してもよい。これによりアルミニウムを金やクロムで覆った場合と同様の効果を得ることが出来る。このように表面が有機系樹脂で設けられたイメージセンサー1を無機系薄膜207で覆い、かつ安定な金属で覆ったパッド222もしくは安定な金属で形成したパッド222を用いることにより、イメージセンサーの気密封止の必要がなくなる。よって、パッケージとガラス又は封止ガラスなどの他部品による気密封止を行う必要がなくなる。また外部ホルダ23及び内部ホルダ24でイメージセンサー1が設けられている空間を覆わなくてもよいため、鏡筒を用いる必要が無くなる。例えば図2に示すような構成の外部ホルダ23及び内部ホルダ24を用いてもよい。図2はカメラモジュールの焦点を合わせるためのレンズ移動機構の構成を示す断面図である。この構成では二つの内部ホルダ24にレンズ20が取り付けられている。各々の内部ホルダ24の一部が外部ホルダ23に内包されている。そして内部ホルダ24を摺動させて上下に移動させる。このような構造にすればレンズの位置がずれることなく焦点を合わせることが出来る。
【0037】
また外部ホルダ23を配線基板6への取り付ける際に封止用の樹脂で封止する必要がない。さらに封止ガラスやパッケージ等の気密封止用に部品が不要になり、レンズの可動構造を容易に製作することが出来る。なおこの場合、ワイヤーボンディング5の部分を樹脂で覆うことにより機械的強度を持たせ取り扱いを容易にすることも可能である。
【0038】
発明の実施の形態2.
本発明の実施の形態2にかかるカメラモジュールの主要部の構成について図3を用いて説明する。図3はカメラモジュールの構成を示す断面図である。図1で付した同一の符号を付した構成を同一の構成を示すために説明を省略する。ここで31は窓部、32はバンプである。なお説明のために配線基板6のレンズ20、外部ホルダ23が設けられている面を表面側、その反対面を裏面側とする。
【0039】
本実施の形態では図2に示すように配線基板6に窓部31が設けられている。この配線基板6の貫通している部分を窓部31としているため、窓部31は何も設けられていない空間になっている。そしてイメージセンサー1の受光領域2は窓部31に対応する位置に設けられている。またイメージセンサー1は配線基板6の裏面側に設けられている。すなわち、レンズ20、内部ホルダ24、外部ホルダ23等の光学構造部は配線基板6の表面側に設けられている。イメージセンサー1が配線基板6の裏面側に設けられている。そして配線基板6の裏面側でイメージセンサー1はバンプ32によって接続されている。このバンプは半田、金等による方法が広く知られており、いずれの方法を用いてもよい。
【0040】
この構造では配線基板6を挟んでイメージセンサー1とレンズ20が取り付けられているため、配線基板6の厚さ分は薄型化を図ることが出来る。さらに従来技術で用いたパッケージや封止ガラスを用いる必要がないためさらに薄型化できる。
【0041】
また外部ホルダ23の大きさをイメージセンサー1の大きさより大きくする必要が無いために小型化を図ることが出来る。またイメージセンサー1の受光領域2が設けられた面の反対面を樹脂等で覆うと機械的強度を増加することができる。さらに不要な光の受光領域への漏れこみを遮蔽することができる。なお本発明ではレンズ20が窓部31まで可動できる構造となっているが、焦点の距離によってはレンズ20を窓部31まで可動しなくてもよい場合がある。この場合、窓部31の相当する部分を透明な素材で設けても良い。又は全体が透明な素材である配線基板6を用いてもよい。つまり窓部31には何も設けられていない空間と透明な素材で形成された部分を含むものとする。これによっても薄型化、小型化することが出来る。
【0042】
本発明の実施の形態3.
本発明の実施の形態3にかかるモジュールの主要部の構成について図4を用いて説明する。図4は本実施の形態のカメラモジュールの構成を示す断面図である。図1で付した符号と同一の符号を付した構成は同一の構成を示すため説明を省略する。
【0043】
本実施の形態ではレンズ20、赤外線カットフィルタ21、絞り22、外部ホルダ23、内部ホルダ24からなる可動レンズ構造をイメージセンサー1の上に取り付けている。そしてこのイメージセンサー1を配線基板6の上に取り付けている。ここではワイヤーボンディング5を用いてイメージセンサー1と配線基板6と接続している。また上述の実施の形態と同様に可動レンズ構造は外部ホルダ23の支持でレンズ20が取り付けられた内部ホルダ24を上下移動させる。これによりレンズ20とイメージセンサー1の距離を可変させることができる。
【0044】
携帯電話に利用されている画素数352×288素子程度のイメージセンサーのカメラモジュールにおいては、概略の光学寸法は絞り開口径1mm、焦点距離2mmと小さく、またイメージセンサーは数mm□程度の大きさである。そのため本実施の形態による構成でイメージセンサー上にホルダを取り付けることは充分可能である。これによりカメラモジュールを薄型化することが可能になる。また、外部ホルダ23の径をイメージセンサー1及びワイヤーボンディングの径より大きくする必要が無いために小型化を図ることが出来る。さらに、ワイヤーボンディング5の部分を樹脂で覆うことにより機械的強度を持たせることができる。これにより、取り扱いを容易にすることができる。
【0045】
図4においては、イメージセンサー1の中心部に受光領域2が設けられている。そして可動レンズ構造の中心位置はイメージセンサー1の中心位置に合わせて設けられているため、イメージセンサー1上に外部ホルダ25を全て載置することができる。すなわち、レンズ20、外部ホルダ23の中心とイメージセンサー1の中心が同一直線上にあるため、外部ホルダ23はイメージセンサー1上の受光領域以外の部分に載置される。この場合は平坦に外部ホルダ23を取り付けることができ、焦点合わせを容易に行うことが出来る。
【0046】
しかし設計の都合上、受光領域2を中心部からずらしたイメージセンサー1を使用する場合がある。この場合、レンズ20の中心位置を受光領域2の中心位置と合わせるために、外部ホルダ23をイメージセンサー1の中心からずらして載置する必要がある。従って、図5に示すように外部ホルダ23はイメージセンサー1上及びワイヤーボンディング5をまたいだ配線基板6上の両方に載置されることになる。レンズ20の傾きを無くすために、配線基板6上の外部ホルダ23の長さは一部を変える必要がある。すなわち、配線基板上に載置される外部ホルダ23の部分はイメージセンサー上に載置される部分よりイメージセンサー1の厚み分長くする必要がある。従来のカメラモジュールではイメージセンサー1及びパッドを気密封止するためにイメージセンサー1が設けられている空間を覆う必要があった。そのため、例えば鏡筒構造のホルダを用いると位置関係の調整が非常に困難であった。よって受光領域2をずらしたイメージセンサー1を用いると小型化、薄型化が非常に困難であった。さらに段差ができている部分を封止する必要があった。
【0047】
本発明ではイメージセンサー1及びパッドを気密封止する必要がない。そのため図2に示すように外部ホルダ23は分割されていてもよい。図2に示すような外部ホルダ23を用いれば、その高さ及び位置の調整を容易にすることが出来る。従ってイメージセンサー1上及び配線基板6上の両方に載置することができる。さらに可動レンズ構造を小さくすることができ、カメラモジュールの小型化、薄型化を実現することが出来る。このような構造だと、可動レンズ構造の傾き調整を容易に行うことができる。また組立時の位置調整を自由に行うことができ、焦点位置合わせが容易にできる。これにより、受光領域2がイメージセンサー1の中心からずれていても、小型化、薄型化を実現することが出来る。
【0048】
本発明の実施の形態4.
本発明の実施の形態4にかかるカメラモジュールの主要部の構成について図6を用いて説明する。図6は本実施の形態にかかるカメラモジュールの構成を示す断面図である。図1、図2で付した符号と同一の符号は同一の構成を示すため説明を省略する。
【0049】
実施の形態3と同様に外部ホルダ23がイメージセンサー1上に載置されている。しかし窓部31を有する配線基板6の裏側にイメージセンサー1が設けられていて、窓部31に外部ホルダ23が挿入され、貫通している点で異なる。外部ホルダ23の支持でレンズ20、赤外線カットフィルタ21、絞り22が取り付けられた内部ホルダ24は上下に移動し焦点距離を合わせる。レンズ20、内部ホルダ24は窓部31内を移動することになる。イメージセンサー1と配線基板6の接続は配線基板6の裏面側でバンプを介して行う。このような構成により、配線基板6の厚み分はカメラモジュールの薄型化を実現することができる。さらに外部ホルダ23をイメージセンサー1より小さくすることができるため、カメラモジュールの小型化を実現することが出来る。またレンズ20及び内部ホルダ24は窓部31の中まで移動して焦点を合わせることができるため、薄型化を図ることが出来る。
【0050】
その他の実施の形態.
上述の実施の形態において、内部ホルダ24、外部ホルダ23、レンズ20、絞り22、赤外線カットフィルタ21はそれぞれ個別の構造部としたが、樹脂等で一括して形成しても本発明の効果は変わらない。さらには赤外線カットフィルタ21及び絞り22は移動させる必要がないため、内部ホルダ24に取り付けられていなくてもよい。また外部ホルダ23及び内部ホルダ24は従来のカメラモジュールのように筒状である必要はなく、レンズ等の構造物を保持ができ、焦点を合わせるためにレンズを移動できる機能があればよい。例えば図9に示すような構成でもよく、これ以外の形状でもよい。また内部ホルダ24は外部ホルダ23の内側で摺動する機構を示したが、内部ホルダ24と外部ホルダ23がネジ機構とすることにより、可動させることもできる。さらに内部ホルダ24、外部ホルダ23に溝をつけて移動させてもよい。また内部ホルダ24と外部ホルダ23の位置関係を反対にしてもよい。すなわち、内部ホルダ24を配線基板6又はイメージセンサー1に取り付け、レンズ20等を取り付けた外部ホルダ23を上下に移動させる構成としても本発明の効果を変わらない。
【0051】
光学構造部に赤外線カットフィルタ21を図示したがこれ自体用いなくてもよい。また、レンズ20に赤外線カットフィルタ機能をコーティングしてもよい。さらに別の構造部として光学ローパスフィルタ等を追加しても本発明の効果は変わらない。
【0052】
可動レンズ構造は1枚構成のレンズを図示しているが色収差等の補正のため複数枚構成としてもよい。さらに高機能化のためにズーム機能、オートフォーカス機能などの可動レンズ機能を用いると本発明はより効果的になる。
【0053】
イメージセンサー1はその構造上CCDやCMOS等があるがいずれの構造でも本発明に用いることが出来る。またCMOS構造において、受光領域以外にA/D変換、論理機能などの信号処理回路を同じチップに形成しても本発明の効果は変わらない。
【0054】
またイメージセンサー1はマイクロレンズ206とカラーフィルタ204を備えた構造で説明しているが、マイクロレンズ206を備えていなくてカラーフィルタ204が表面層になっていてもよい。またカラーフィルタ204が設けられていなくてマイクロレンズ206が表面層になっていてもよい。表面層が有機系樹脂で構成されている場合、その上層に無機系薄膜を設けて空気、水分による腐食、酸化等の劣化を防ぐ必要がある。
【0055】
また配線基板6にはイメージセンサー1のみ取り付けた状態にて説明したが、その他にも抵抗、コンデンサーなどの受動部品、トランジスタ、LSI等の能動部品を同時に取り付けても本発明の効果は変わらない。さらに半田ボール8は外部装置との接続機能を有する金バンプ、フレキ基板、コネクタ等としても本発明の効果は変わらない。
【0056】
本発明はイメージセンサー1の表面に劣化防止膜を形成することにより構成の簡素化を図り、カメラモジュールのさらなる小型化、薄型化を実現することを目的としている。すなわち内部ホルダ24、外部ホルダ23、及びレンズ20からなる可動レンズ構造の構成を薄型化、小型化するように配置することにより得られる。また有機系樹脂層からなるマイクロレンズ等の上層にSiOやSiからなる無機系薄膜を形成することにより腐食を防止することが出来る。またこれ以外の材質の無機系薄膜、例えばITOやSiNを用いてもよい。なお、劣化には酸化、腐食、不純物の付着、汚染等の様々な要因がある。
【0057】
アルミニウムからなるパッド222に対しては最上層にクロムや金などの耐腐食性の高い導電層を形成することにより腐食を防止することが出来る。なお金やクロム以外にもタングステン、チタン、モリブデン、ニッケル等でもよく、さらにはこれらを主成分とする合金でもよい。またパッド自体を耐腐食性の高い導電性材料により形成しても良い。なお腐食には酸化、汚染又は不純物の付着による劣化を含むものとする。この腐食防止膜を形成することにより、部品点数を削減して小型化、薄型化、軽量化を実現することができる。
【0058】
本発明にかかるカメラモジュールは携帯電話、PDA、自動車等の小型化、薄型化、軽量化を必要とするカメラシステムに用いることが好適である。
【0059】
【発明の効果】
本発明によれば、低コストで小型化、薄型化がなされたカメラモジュール及びカメラシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1にかかるカメラモジュールの構成を示す断面図である。
【図2】本発明にかかるカメラモジュールに用いられるホルダの構成を示す平面図である。
【図3】本発明の実施の形態2にかかるカメラモジュールの構成を示す断面図である。
【図4】本発明の実施の形態3にかかるカメラモジュールの構成を示す断面図である。
【図5】本発明の実施の形態3にかかるカメラモジュールの別の構成を示す断面図である。
【図6】本発明の実施の形態4にかかるカメラモジュールの構成を示す断面図である。
【図7】本発明にかかるカメラモジュールに用いられるイメージセンサーの構成を示す断面図である。
【図8】本発明にかかるカメラモジュールに用いられるイメージセンサーがウエハから切り出される前の構成を示す平面図である。
【図9】本発明にかかるカメラモジュールに用いられるホルダの別の構成を示す平面図である。
【図10】従来のカメラモジュールの構成を示す断面図である。
【図11】従来のカメラモジュールの別の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 イメージセンサー
2 イメージセンサーの受光領域
3 パッケージ
4 ガラス
5 ワイヤーボンディング
6 配線基板
7 半田
8 半田ボール
20 レンズ
21 赤外線カットフィルタ
22 絞り
23 外部ホルダ
24 内部ホルダ
25 封止ガラス
26 外部鏡筒
27 内部鏡筒
31 窓部
32 バンプ
201 シリコン基板
202 受光素子
203 遮光部
204 カラーフィルタ
205 カラーフィルタ
206 マイクロレンズ
207 無機系薄膜
208 平坦化層
220 ウェハ
221 イメージセンサー
222 パッド
223 スクライブ領域

Claims (11)

  1. レンズを備える光学構造部と、
    前記光学構造部を介して入射された光に基づき撮像信号を処理するイメージセンサーと、
    前記イメージセンサーと電気的に接続された基板と、
    前記レンズを支持する第1の支持部材と、
    前記第1の支持部材を移動可能に支持し、前記基板に取り付けられた第2の支持部材を備えたカメラモジュールであって、
    前記イメージセンサーは有機系樹脂を備え、前記有機系樹脂の表面に劣化防止膜が設けられているカメラモジュール。
  2. 前記基板は前記光学構造部を介して入射された光が透過する窓部を備え、
    前記イメージセンサーは前期窓部を透過した光が入射するように前記基板の前記第2の支持部材が設けられた面と反対側の面に設けられている請求項1記載のカメラモジュール。
  3. レンズを備える光学構造部と
    前記光学構造部を介して入射された光に基づき撮像信号を処理するイメージセンサーと、
    前記イメージセンサーと電気的に接続された基板と、
    前記レンズを支持する第1の支持部材と、
    前記第1の支持部材を移動可能に支持し、前記イメージセンサー上に取り付けられた第2の支持部材を備えたカメラモジュールであって、
    前記イメージセンサーは有機系樹脂を備え、前記有機系樹脂の表面に劣化防止膜が設けられているカメラモジュール。
  4. 前記基板は前記光学構造部を介して入射された光が透過する窓部を備え、
    前記第2の支持部材が前記窓部を貫通して前記イメージセンサー上に取り付けられている請求項3記載のカメラモジュール。
  5. 前記基板と前記イメージセンサーとがワイヤーボンディングによって接続されている請求項1又は3いずれかに記載のカメラモジュール。
  6. 前記基板と前記イメージセンサーとがバンプによって接続されている請求項2又は4いずれかに記載のカメラモジュール。
  7. 前記イメージセンサーがマイクロレンズを備えている請求項1乃至6いずれかに記載のカメラモジュール。
  8. 前記劣化防止膜が無機系薄膜であることを特徴とする請求項1乃至7いずれかに記載のカメラモジュール。
  9. 前記イメージセンサーはパッドを備え、
    前記パッドは耐腐食性の高い導電層により形成されていることを特徴とする請求項1乃至8いずれかに記載のカメラモジュール。
  10. 前記イメージセンサーはパッドを備え、
    前記パッドが耐腐食性の低い材質からなる第1の導電層の上に耐腐食性の高い材質からなる第2の導電層を備えることを特徴とする請求項1乃至8いずれかに記載のカメラモジュール。
  11. 請求項1乃至10いずれかに記載のカメラモジュールを用いたカメラシステム。
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