JP2004072436A - カメラ付き携帯電話機用レンズカバー - Google Patents
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Abstract
【課題】既存のカメラ付き携帯電話機に適用でき、簡単に着脱できるカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを提供する。
【解決手段】本発明のカメラ付き携帯電話機用レンズカバーは、携帯電話機本体Bに着脱可能に保持される保持部材1と、保持部材1に固定され、カメラのレンズ部L側に圧着する圧着部材2と、圧着部材2の表面に固定され、カメラのレンズ部Lに当接する緩衝部材3とを有する。保持部材1は、携帯電話機本体Bの周縁部に係止する係止部1aと、圧着部材2を固定する基台部1bとを有する。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明のカメラ付き携帯電話機用レンズカバーは、携帯電話機本体Bに着脱可能に保持される保持部材1と、保持部材1に固定され、カメラのレンズ部L側に圧着する圧着部材2と、圧着部材2の表面に固定され、カメラのレンズ部Lに当接する緩衝部材3とを有する。保持部材1は、携帯電話機本体Bの周縁部に係止する係止部1aと、圧着部材2を固定する基台部1bとを有する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カメラ付き携帯電話機の携帯電話機本体に着脱可能に取り付けられるレンズカバーに関し、特に、カメラのレンズ面を保護したり、盗撮の誤解を防いだり、撮影禁止施設に入る場合などに用いられるカメラ付き携帯電話機用レンズカバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話機の多機能化に伴い、カメラ機能を備えた携帯電話機が普及している。
【0003】
カメラ付き携帯電話機は、カメラのレンズ部が携帯電話機本体の表面に露出した状態で構成されているので、カメラ使用の有無にかかわらず、カメラのレンズ部が露出したままの状態になっていた。そのため、次のような不都合が生じていた。
【0004】
(1)レンズ部にほこり、汚れ、傷などが付きやすい。
【0005】
(2)落下などの衝撃に対して弱く、故障しやすい。
【0006】
(3)カメラを使用していない時でも、レンズ部が他者に向いていることにより、盗撮されているとの誤解を生じやすい。
【0007】
(4)コンサート会場のような撮影禁止施設では、そのままカメラ付き携帯電話機を持ち込めない場合がある。
【0008】
そこで、例えば特開2001−309003号公報には、カメラ及びレンズを保護するための保護カバーが携帯電話機本体に対して移動可能な状態で取り付けれている携帯電話装置が提案されている。この従来の携帯電話装置の保護カバーは、携帯電話機本体に対して、カメラを覆う位置からカメラが露出する位置までスライド可能又は回転可能に構成されている(以下、この技術を従来例1という)。
【0009】
また、撮影禁止施設などでは、携帯電話機のレンズ部周辺に撮影禁止シールを貼り付けることが提案されている(以下、この技術を従来例2という)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
従来例1では、保護カバーが携帯電話機本体に着脱できない構成なので、既存のカメラ付き携帯電話機には適用できないという課題がある。また、保護カバーを備えた専用の携帯電話機を製造する必要があるため、製造コストがかかるという課題がある。
【0011】
また、従来例2では、レンズ部周辺にシールを貼り付けるだけであるので、既存のカメラ付き携帯電話機に適用でき、安価に製造できる。しかし、貼り付けたシールを剥がすのは面倒であり、また、シールを剥がした部分に跡が残ってしまうという課題がある。
【0012】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、既存のカメラ付き携帯電話機に適用でき、簡単に着脱できるカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明のカメラ付き携帯電話機用レンズカバーは、カメラ付き携帯電話機の携帯電話機本体に着脱可能に保持される保持部材と、前記保持部材に固定され、前記カメラのレンズ部側に圧着する圧着部材と、前記圧着部材の表面に固定され、前記カメラのレンズ部に当接する緩衝部材とを有することを特徴とするものである。
【0014】
前記保持部材は、前記携帯電話機本体の周縁部に係止する係止部と、前記圧着部材を固定する基台部とを有してもよい。
【0015】
前記保持部材は、前記携帯電話機本体に嵌合するように形成されていてもよい。
【0016】
前記圧着部材は、前記カメラの凹状のレンズ部に嵌るように凸状に形成されていてもよい。
【0017】
前記圧着部材は、前記カメラの凸状のレンズ部に嵌るように凹状に形成されていてもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1(A)は本発明の第1の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを示す斜視図、(B)はその側面図、(C)はカメラ付き携帯電話機本体の周縁部を示す側面図、(D)は本発明の第1の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを携帯電話機本体の周縁部に取り付けた状態を示す側面図である。
【0019】
図2(A)は本発明の第1の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを携帯電話機本体の周縁部に取り付けた状態を示す平面図、(B)は携帯電話機本体の蓋部を開いた状態の底面図である。
【0020】
図1(A)及び(B)に示すように、本発明の第1の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーは、携帯電話機本体Bに着脱可能に保持される保持部材1と、保持部材1に固定され、カメラのレンズ部L側に圧着する圧着部材2と、圧着部材2の表面に固定され、カメラのレンズ部Lに当接する緩衝部材3とを有する。
【0021】
保持部材1は、例えばステンレスのような軟質で、ある程度弾力性のある金属で作られ、携帯電話機本体Bの周縁部に係止する逆U字形状の係止部1aと、圧着部材2を固定する幅広の基台部1bとを有する。なお、取付時に携帯電話機の携帯電話機本体Bを傷つけないように、保持部材1の裏面に保護シートを被覆するのが好ましい。
【0022】
圧着部材2は、硬化プラスチック、硬化ビニール又はゴムなどで作られ、カメラの凹状のレンズ部L(図1(C)参照)に嵌るように凸状に形成されている。
【0023】
緩衝部材3は、例えばスポンジなどで作られ、レンズ面に接触してレンズ面を保護する役割を有する。緩衝部材3と圧着部材2とは、例えば両面テープなどで接着する。
【0024】
本発明の第1の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを携帯電話機本体Bの周縁部に取り付ける場合には、図1(D)、図2(A)及び(B)に示すように、保持部材1を若干広げて、携帯電話機本体Bの周縁部(この例では蓋の上部)に係止し、圧着部材2を凹状のレンズ部Lに嵌合し、緩衝部材3をカメラのレンズ部L面に接触させた後、保持部材1を元の位置に戻す。
【0025】
本発明の第1の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーによれば、既存のカメラ付き携帯電話機に取り付けることができるので、保護カバーを備えた専用の携帯電話機を製造する必要がなく、製造コストが安価になる。
【0026】
また、保持部材1により携帯電話機本体Bに簡単に着脱できるので、撮影禁止シールのように剥がすのが面倒であったり、シールを剥がした部分に跡が残ってしまうこともない。
【0027】
また、本発明のカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを携帯電話機本体Bに取り付けることにより、レンズ部Lにほこり、汚れ、傷などが付くのを防止でき、落下などの衝撃に対してレンズ部Lを保護できる。
【0028】
さらに、本発明のカメラ付き携帯電話機用レンズカバーによってレンズ部Lを覆い隠すため、盗撮されているとの誤解を他者に与えることを防止でき、コンサート会場のような撮影禁止施設でも、カメラ付き携帯電話機を持ち込むことが可能となる。
【0029】
図3(A)は本発明の第2の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを示す側面図、(B)はカメラ付き携帯電話機本体Bの周縁部を示す側面図、(C)は本発明の第2の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを携帯電話機本体Bの周縁部に取り付けた状態を示す側面図である。
【0030】
第2の実施形態例では、カメラ付き携帯電話機のレンズ部Lが凸状に形成されている場合に適合するために、圧着部材2は、カメラの凸状のレンズ部Lに嵌るように凹状に形成されている点を特徴としている。その他の構成については、第1の実施形態例と同様である。
【0031】
図4は、本発明の第3の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを示す斜視図である。第3の実施形態例では、保持部材1の係止部1aの先端部が略コ字状に形成されているので、携帯電話機本体Bに確実に係止することができる。
【0032】
図5(A)は本発明の第4の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを示す斜視図、(B)はその正面図、(C)は本発明の第4の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを携帯電話機本体Bに嵌合した状態を示す平面図である。
【0033】
第4の実施形態例では、保持部材1が、携帯電話機本体Bに嵌合するように帯状に形成されていることを特徴としている。保持部材1は、例えばプラスチックやビニールなどを成形して作られている。第4の実施形態例によれば、例えば図5(C)に示すように、レンズ部LがヒンジH側近傍に配置されている場合であっても、携帯電話機本体Bに簡単に取り付けることができる。
【0034】
図6(A)は本発明の第5の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを示す斜視図、(B)はその正面図、(C)は本発明の第5の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを携帯電話機本体Bに嵌合した状態を示す平面図である。
【0035】
第5の実施形態例では、保持部材1の両端部が略C字状に湾曲して形成され、携帯電話機本体Bの両周縁部に係止するように構成されている。第5の実施形態例では、例えば図6(C)に示すように、レンズ部LがヒンジH側に配置されている場合であっても、携帯電話機本体Bに簡単に取り付けることができる。
図6(D)は本発明の第5の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーの変形例を示す平面図、(E)はその正面図である。
【0036】
第5の実施形態例の変形例では、圧着部材2を固定している保持部材1の基台部1bが他の部分よりも幅広に形成されている点を特徴としている。その他の構成は第6の実施形態例と同様である。
【0037】
図7(A)は本発明の第6の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを示す斜視図、(B)はその正面図、(C)は本発明の第6の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを携帯電話機本体Bに嵌合した状態を示す平面図である。
【0038】
第6の実施形態例では、第4の実施形態例と同様に、保持部材1が、携帯電話機本体Bに嵌合するように形成されているが、携帯電話機本体Bに設けられたアンテナ挿入部Sに沿って嵌合するように、突出部1cが形成されている点を特徴としている。第6の実施形態例によれば、図7(C)のように、レンズ部Lがアンテナ挿入部側の本体Bに配置されている場合であっても、携帯電話機本体Bに簡単に取り付けることができる。
【0039】
本発明は、上記実施の形態に限定されることはなく、特許請求の範囲に記載された技術的事項の範囲内において、種々の変更が可能である。例えば、本発明のカメラ付き携帯電話機用レンズカバーの材質や形状は、取付対象となる携帯電話機に応じて適宜変更され、明細書及び図面に開示されたものは例示である。
【0040】
【発明の効果】
本発明によれば、次のような効果を奏する。
【0041】
(1)既存のカメラ付き携帯電話機に取り付けることができるので、保護カバーを備えた専用の携帯電話機を製造する必要がなく、製造コストが安価になる。
【0042】
(2)保持部材により携帯電話機本体に簡単に着脱できるので、撮影禁止シールのように剥がすのが面倒であったり、シールを剥がした部分に跡が残ってしまうこともない。
【0043】
(3)本発明のカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを携帯電話機本体に取り付けることにより、レンズ部にほこり、汚れ、傷などが付くのを防止でき、落下などの衝撃に対してレンズ部を保護できる。
【0044】
(4)本発明のカメラ付き携帯電話機用レンズカバーによりレンズ部を覆い隠すため、盗撮されているとの誤解を他者に与えることを防止でき、コンサート会場のような撮影禁止施設でも、カメラ付き携帯電話機を持ち込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の第1の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを示す斜視図、(B)はその側面図、(C)は携帯電話機本体の周縁部を示す側面図、(D)は本発明の第1の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを携帯電話機本体の周縁部に取り付けた状態を示す側面図である。
【図2】(A)は本発明の第1の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを携帯電話機本体の周縁部に取り付けた状態を示す平面図、(B)は携帯電話機本体の蓋部を開いた状態の底面図である。
【図3】(A)は本発明の第2の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを示す側面図、(B)は携帯電話機本体の周縁部を示す側面図、(C)は本発明の第2の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを携帯電話機本体の周縁部に取り付けた状態を示す側面図である。
【図4】本発明の第3の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを示す斜視図である。
【図5】(A)は本発明の第4の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを示す斜視図、(B)はその正面図、(C)は本発明の第4の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを携帯電話機本体に嵌合した状態を示す平面図である。
【図6】(A)は本発明の第5の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを示す斜視図、(B)はその正面図、(C)は本発明の第5の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを携帯電話機本体に嵌合した状態を示す平面図、(D)は本発明の第5の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーの変形例を示す平面図、(E)はその正面図である。
【図7】(A)は本発明の第6の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを示す斜視図、(B)はその正面図、(C)は本発明の第6の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを携帯電話機本体に嵌合した状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1:保持部材
1a:係止部
1b:基台部
1c:突出部
2:圧着部材
3:緩衝部材
L:レンズ部
B:携帯電話機本体
H:ヒンジ
S:アンテナ挿入部
【発明の属する技術分野】
本発明は、カメラ付き携帯電話機の携帯電話機本体に着脱可能に取り付けられるレンズカバーに関し、特に、カメラのレンズ面を保護したり、盗撮の誤解を防いだり、撮影禁止施設に入る場合などに用いられるカメラ付き携帯電話機用レンズカバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話機の多機能化に伴い、カメラ機能を備えた携帯電話機が普及している。
【0003】
カメラ付き携帯電話機は、カメラのレンズ部が携帯電話機本体の表面に露出した状態で構成されているので、カメラ使用の有無にかかわらず、カメラのレンズ部が露出したままの状態になっていた。そのため、次のような不都合が生じていた。
【0004】
(1)レンズ部にほこり、汚れ、傷などが付きやすい。
【0005】
(2)落下などの衝撃に対して弱く、故障しやすい。
【0006】
(3)カメラを使用していない時でも、レンズ部が他者に向いていることにより、盗撮されているとの誤解を生じやすい。
【0007】
(4)コンサート会場のような撮影禁止施設では、そのままカメラ付き携帯電話機を持ち込めない場合がある。
【0008】
そこで、例えば特開2001−309003号公報には、カメラ及びレンズを保護するための保護カバーが携帯電話機本体に対して移動可能な状態で取り付けれている携帯電話装置が提案されている。この従来の携帯電話装置の保護カバーは、携帯電話機本体に対して、カメラを覆う位置からカメラが露出する位置までスライド可能又は回転可能に構成されている(以下、この技術を従来例1という)。
【0009】
また、撮影禁止施設などでは、携帯電話機のレンズ部周辺に撮影禁止シールを貼り付けることが提案されている(以下、この技術を従来例2という)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
従来例1では、保護カバーが携帯電話機本体に着脱できない構成なので、既存のカメラ付き携帯電話機には適用できないという課題がある。また、保護カバーを備えた専用の携帯電話機を製造する必要があるため、製造コストがかかるという課題がある。
【0011】
また、従来例2では、レンズ部周辺にシールを貼り付けるだけであるので、既存のカメラ付き携帯電話機に適用でき、安価に製造できる。しかし、貼り付けたシールを剥がすのは面倒であり、また、シールを剥がした部分に跡が残ってしまうという課題がある。
【0012】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、既存のカメラ付き携帯電話機に適用でき、簡単に着脱できるカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明のカメラ付き携帯電話機用レンズカバーは、カメラ付き携帯電話機の携帯電話機本体に着脱可能に保持される保持部材と、前記保持部材に固定され、前記カメラのレンズ部側に圧着する圧着部材と、前記圧着部材の表面に固定され、前記カメラのレンズ部に当接する緩衝部材とを有することを特徴とするものである。
【0014】
前記保持部材は、前記携帯電話機本体の周縁部に係止する係止部と、前記圧着部材を固定する基台部とを有してもよい。
【0015】
前記保持部材は、前記携帯電話機本体に嵌合するように形成されていてもよい。
【0016】
前記圧着部材は、前記カメラの凹状のレンズ部に嵌るように凸状に形成されていてもよい。
【0017】
前記圧着部材は、前記カメラの凸状のレンズ部に嵌るように凹状に形成されていてもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1(A)は本発明の第1の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを示す斜視図、(B)はその側面図、(C)はカメラ付き携帯電話機本体の周縁部を示す側面図、(D)は本発明の第1の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを携帯電話機本体の周縁部に取り付けた状態を示す側面図である。
【0019】
図2(A)は本発明の第1の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを携帯電話機本体の周縁部に取り付けた状態を示す平面図、(B)は携帯電話機本体の蓋部を開いた状態の底面図である。
【0020】
図1(A)及び(B)に示すように、本発明の第1の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーは、携帯電話機本体Bに着脱可能に保持される保持部材1と、保持部材1に固定され、カメラのレンズ部L側に圧着する圧着部材2と、圧着部材2の表面に固定され、カメラのレンズ部Lに当接する緩衝部材3とを有する。
【0021】
保持部材1は、例えばステンレスのような軟質で、ある程度弾力性のある金属で作られ、携帯電話機本体Bの周縁部に係止する逆U字形状の係止部1aと、圧着部材2を固定する幅広の基台部1bとを有する。なお、取付時に携帯電話機の携帯電話機本体Bを傷つけないように、保持部材1の裏面に保護シートを被覆するのが好ましい。
【0022】
圧着部材2は、硬化プラスチック、硬化ビニール又はゴムなどで作られ、カメラの凹状のレンズ部L(図1(C)参照)に嵌るように凸状に形成されている。
【0023】
緩衝部材3は、例えばスポンジなどで作られ、レンズ面に接触してレンズ面を保護する役割を有する。緩衝部材3と圧着部材2とは、例えば両面テープなどで接着する。
【0024】
本発明の第1の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを携帯電話機本体Bの周縁部に取り付ける場合には、図1(D)、図2(A)及び(B)に示すように、保持部材1を若干広げて、携帯電話機本体Bの周縁部(この例では蓋の上部)に係止し、圧着部材2を凹状のレンズ部Lに嵌合し、緩衝部材3をカメラのレンズ部L面に接触させた後、保持部材1を元の位置に戻す。
【0025】
本発明の第1の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーによれば、既存のカメラ付き携帯電話機に取り付けることができるので、保護カバーを備えた専用の携帯電話機を製造する必要がなく、製造コストが安価になる。
【0026】
また、保持部材1により携帯電話機本体Bに簡単に着脱できるので、撮影禁止シールのように剥がすのが面倒であったり、シールを剥がした部分に跡が残ってしまうこともない。
【0027】
また、本発明のカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを携帯電話機本体Bに取り付けることにより、レンズ部Lにほこり、汚れ、傷などが付くのを防止でき、落下などの衝撃に対してレンズ部Lを保護できる。
【0028】
さらに、本発明のカメラ付き携帯電話機用レンズカバーによってレンズ部Lを覆い隠すため、盗撮されているとの誤解を他者に与えることを防止でき、コンサート会場のような撮影禁止施設でも、カメラ付き携帯電話機を持ち込むことが可能となる。
【0029】
図3(A)は本発明の第2の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを示す側面図、(B)はカメラ付き携帯電話機本体Bの周縁部を示す側面図、(C)は本発明の第2の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを携帯電話機本体Bの周縁部に取り付けた状態を示す側面図である。
【0030】
第2の実施形態例では、カメラ付き携帯電話機のレンズ部Lが凸状に形成されている場合に適合するために、圧着部材2は、カメラの凸状のレンズ部Lに嵌るように凹状に形成されている点を特徴としている。その他の構成については、第1の実施形態例と同様である。
【0031】
図4は、本発明の第3の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを示す斜視図である。第3の実施形態例では、保持部材1の係止部1aの先端部が略コ字状に形成されているので、携帯電話機本体Bに確実に係止することができる。
【0032】
図5(A)は本発明の第4の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを示す斜視図、(B)はその正面図、(C)は本発明の第4の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを携帯電話機本体Bに嵌合した状態を示す平面図である。
【0033】
第4の実施形態例では、保持部材1が、携帯電話機本体Bに嵌合するように帯状に形成されていることを特徴としている。保持部材1は、例えばプラスチックやビニールなどを成形して作られている。第4の実施形態例によれば、例えば図5(C)に示すように、レンズ部LがヒンジH側近傍に配置されている場合であっても、携帯電話機本体Bに簡単に取り付けることができる。
【0034】
図6(A)は本発明の第5の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを示す斜視図、(B)はその正面図、(C)は本発明の第5の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを携帯電話機本体Bに嵌合した状態を示す平面図である。
【0035】
第5の実施形態例では、保持部材1の両端部が略C字状に湾曲して形成され、携帯電話機本体Bの両周縁部に係止するように構成されている。第5の実施形態例では、例えば図6(C)に示すように、レンズ部LがヒンジH側に配置されている場合であっても、携帯電話機本体Bに簡単に取り付けることができる。
図6(D)は本発明の第5の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーの変形例を示す平面図、(E)はその正面図である。
【0036】
第5の実施形態例の変形例では、圧着部材2を固定している保持部材1の基台部1bが他の部分よりも幅広に形成されている点を特徴としている。その他の構成は第6の実施形態例と同様である。
【0037】
図7(A)は本発明の第6の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを示す斜視図、(B)はその正面図、(C)は本発明の第6の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを携帯電話機本体Bに嵌合した状態を示す平面図である。
【0038】
第6の実施形態例では、第4の実施形態例と同様に、保持部材1が、携帯電話機本体Bに嵌合するように形成されているが、携帯電話機本体Bに設けられたアンテナ挿入部Sに沿って嵌合するように、突出部1cが形成されている点を特徴としている。第6の実施形態例によれば、図7(C)のように、レンズ部Lがアンテナ挿入部側の本体Bに配置されている場合であっても、携帯電話機本体Bに簡単に取り付けることができる。
【0039】
本発明は、上記実施の形態に限定されることはなく、特許請求の範囲に記載された技術的事項の範囲内において、種々の変更が可能である。例えば、本発明のカメラ付き携帯電話機用レンズカバーの材質や形状は、取付対象となる携帯電話機に応じて適宜変更され、明細書及び図面に開示されたものは例示である。
【0040】
【発明の効果】
本発明によれば、次のような効果を奏する。
【0041】
(1)既存のカメラ付き携帯電話機に取り付けることができるので、保護カバーを備えた専用の携帯電話機を製造する必要がなく、製造コストが安価になる。
【0042】
(2)保持部材により携帯電話機本体に簡単に着脱できるので、撮影禁止シールのように剥がすのが面倒であったり、シールを剥がした部分に跡が残ってしまうこともない。
【0043】
(3)本発明のカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを携帯電話機本体に取り付けることにより、レンズ部にほこり、汚れ、傷などが付くのを防止でき、落下などの衝撃に対してレンズ部を保護できる。
【0044】
(4)本発明のカメラ付き携帯電話機用レンズカバーによりレンズ部を覆い隠すため、盗撮されているとの誤解を他者に与えることを防止でき、コンサート会場のような撮影禁止施設でも、カメラ付き携帯電話機を持ち込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の第1の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを示す斜視図、(B)はその側面図、(C)は携帯電話機本体の周縁部を示す側面図、(D)は本発明の第1の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを携帯電話機本体の周縁部に取り付けた状態を示す側面図である。
【図2】(A)は本発明の第1の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを携帯電話機本体の周縁部に取り付けた状態を示す平面図、(B)は携帯電話機本体の蓋部を開いた状態の底面図である。
【図3】(A)は本発明の第2の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを示す側面図、(B)は携帯電話機本体の周縁部を示す側面図、(C)は本発明の第2の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを携帯電話機本体の周縁部に取り付けた状態を示す側面図である。
【図4】本発明の第3の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを示す斜視図である。
【図5】(A)は本発明の第4の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを示す斜視図、(B)はその正面図、(C)は本発明の第4の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを携帯電話機本体に嵌合した状態を示す平面図である。
【図6】(A)は本発明の第5の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを示す斜視図、(B)はその正面図、(C)は本発明の第5の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを携帯電話機本体に嵌合した状態を示す平面図、(D)は本発明の第5の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーの変形例を示す平面図、(E)はその正面図である。
【図7】(A)は本発明の第6の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを示す斜視図、(B)はその正面図、(C)は本発明の第6の実施形態例に係るカメラ付き携帯電話機用レンズカバーを携帯電話機本体に嵌合した状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1:保持部材
1a:係止部
1b:基台部
1c:突出部
2:圧着部材
3:緩衝部材
L:レンズ部
B:携帯電話機本体
H:ヒンジ
S:アンテナ挿入部
Claims (5)
- カメラ付き携帯電話機の携帯電話機本体に着脱可能に保持される保持部材と、
前記保持部材に固定され、前記カメラのレンズ部側に圧着する圧着部材と、
前記圧着部材の表面に固定され、前記カメラのレンズ部に当接する緩衝部材と、
を有することを特徴とするカメラ付き携帯電話機用レンズカバー。 - 前記保持部材は、前記携帯電話機本体の周縁部に係止する係止部と、前記圧着部材を固定する基台部とを有することを特徴とする請求項1に記載のカメラ付き携帯電話機用レンズカバー。
- 前記保持部材は、前記携帯電話機本体に嵌合するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のカメラ付き携帯電話機用レンズカバー。
- 前記圧着部材は、前記カメラの凹状のレンズ部に嵌るように凸状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つの項に記載のカメラ付き携帯電話機用レンズカバー。
- 前記圧着部材は、前記カメラの凸状のレンズ部に嵌るように凹状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つの項に記載のカメラ付き携帯電話機用レンズカバー。
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Publications (1)
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- 2002-08-06 JP JP2002229324A patent/JP2004072436A/ja active Pending
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