JP3135110U - 携帯型情報端末等のケース - Google Patents

Abstract

【課題】携帯型情報端末等をベルトなどに取り付けられる保護ケースを供給する事を目的とする。
【解決手段】携帯電話、携帯型情報端末等を保護する為のケースと、該ケースをベルトなどに取り付けるホルダーの組み合わせからなる。該ケースには該端末に対する入力、視認、操作、通話などの為の開口部を設ける。該ホルダーには該ケースを挟着保持する爪部と該ケースの開口部に対する保護面を設ける。該ケースを該ホルダーに開口部と保護面が対向する位置で爪部により挟着し、該ホルダーに設けたクリップによりベルトなどに取り付ける。該ケースの開口部は該ホルダーの保護面で保護され、また使用時にはホルダーからケースを外して使用する。
【選択図】図４

Description

本考案は、携帯電話、携帯型情報端末等のケースに関するものである。

従来の技術思想では、携帯電話、携帯型情報端末等をベルトなどに取り付けるにはクリップ付きのケースに該端末等を挿入する方法が取られていた。

本考案は、携帯電話、携帯型情報端末等を保護しながらベルトなどに取り付け、該端末を操作する場合には容易に取り外して操作出来る保護ケースを供給する事を目的とする。

本考案では携帯電話、携帯型情報端末等を保護する為のケースと、該ケースをベルトなどに取り付けるホルダーの組み合わせにより課題を解決する。該ケースには該端末に対する入力、視認、操作、通話などの為の開口部を設ける。該ホルダーには該ケースを挟着保持する爪部と該ケースの開口部に対する保護面を設ける。該ケースを該ホルダーに開口部と保護面が対向する位置で爪部により挟着し、該ホルダーに設けたクリップによりベルトなどに取り付ける。該ケースの開口部は該ホルダーの保護面で保護され、また使用時にはホルダーからケースを外して使用する。

上記のように本考案の携帯電話、携帯型情報端末等のケースを使用する事で、該端末等を傷、汚れから保護しながらベルトなどに取り付ける事が出来る。従来のクリップ付きケースはケースとクリップが一体になっている為、該端末を使用するにはクリップごとベルトから外すかケースから該端末を取り出す必要があった。またクリップ付きのケースでは該端末の操作面の背面にクリップを配置する必要が有るため、操作面が露出し傷付く恐れがあった。本考案のケースは該端末の外周部をケースで保護し、開口の有る操作面はホルダー装着時にはホルダーの保護面に向かって挟着保持されるため、常に該端末全体が保護される。また使用時にはクリップ等が無いため快適に使用する事が出来る。

携帯電話、携帯型情報端末等の外周に沿った樹脂製のケースは分割形状とし、凹凸の嵌合で該端末を挟み込み保持する。また該端末の入力、視認、操作、通話などに必要な部分は開口とする。該ケースをベルトに拘持する為のホルダーは背面にクリップを配設し、該ケースを挟着する為に下部に受け部を設け上部に爪部を設ける。該ケースをホルダーに装着するには該ケースの開口を該ホルダーの保護面に向け、底部はホルダーの受け部に挿入し上部はホルダーの爪部に挟み込み保持する。該端末を使用する祭は、該ケースの上部をホルダーの爪部から解放し、底部をホルダーの受け部から抜き取る。使用者はホルダーをベルトに残してケースを取り出し該端末等を操作する事が出来る。

以下、添付図面に基づいて実施例を説明する。
図１はクリップが背面に装着された携帯電話、携帯型情報端末等の従来のケースの断面図である。該端末本体１を背面ケース２と前面ケース３で挟み込み、背面ケース２に設置したクリップ４でベルトに装着する。分割したケースは外部衝撃で外れて該端末本体１が落下する危険が有る為、嵌合部の強度が求められる。また開口部は外側に露出し保護されない。

図２は本考案の携帯電話、携帯型情報端末等のケースとホルダーの断面図である。該端末本体１を背面ケース２と前面ケース３で挟み込み保持する。分割したケースは使用時は常に手で包み込まれる為、嵌合の強度は小さくて済む。従ってケース自体を薄く製作する事が可能になる。強度を持たせたホルダー５の背面にクリップ４を配設し、ベルトに確実に固定する。該ケースは開口部３ｄをホルダーの保護面５ｃで保護し挟み込み保持される為、該端末の入力、視認、操作、通話などに必要な部分は損傷からから保護される。

図３は該端末本体１と背面ケース２と前面ケース３の位置関係の俯瞰図である。ケースは２ａ、３ａの凹凸で嵌合する。前面ケース３には該端末本体１の画面１ａ及びボタン１ｄに対する操作の為の開口部３ｄが設けられる。３ｂ、３ｃはスピーカー１ｂとマイク１ｃに対する開口部である。

図４は該端末本体１とケース２及び３とホルダー５の俯瞰図である。図５はケースをホルダー５に装着した状態の俯瞰図である。底部はホルダーの受け部５ａに挿入し上部はホルダーの爪部５ｂで挟み込み保持する。開口部３ｄはホルダーの保護面５ｃで保護される。

従来のケースの断面図である。 本考案のケースの断面図である。 ケースと情報端末等の組み合わせの俯瞰図である。 ケースとホルダーの俯瞰図である。 ケースをホルダーに装着した状態の俯瞰図である。

符号の説明

１携帯電話、携帯型情報端末等
２背面ケース
３前面ケース
４クリップ
５ホルダー
５ｃホルダーの保護面

Claims (4)

1. 携帯型情報端末等を覆う保護ケースと該ケースを系着保持する装着用ホルダーを分割した事を特徴とする携帯型情報端末等のケース。
2. 請求項１に於いて、該ケースに操作部開口を設け該ホルダーに操作部開口保護部を設けた事を特徴とする携帯型情報端末等のケース。
3. 請求項１に於いて、該ケースを該ホルダーに配設した爪部で挟着保持する事を特徴とする携帯型情報端末等のケース。
4. 請求項１に於いて、該ホルダーにクリップを配設した事を特徴とする携帯型情報端末等のケース。

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