JP2004072175A - トランスポンダ - Google Patents

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Abstract

【課題】インタロゲータとレスポンダの間でマイクロ波を利用して双方向に通信を行うトランスポンダにおいて、上記インタロゲータの送信機能及び受信機能の故障を検出する。
【解決手段】書込波S及び質問波Sを送信する送信機能(1〜4)を有すると共に、応答波Sを受信する受信機能(5〜7,1)を有するインタロゲータQと、上記インタロゲータQから送信される書込波S及び質問波Sを受信し、内部の応答信号を拡散変調して応答波Sとして該インタロゲータQに返信するレスポンダRと、から成るトランスポンダにおいて、上記レスポンダRに、自己の機能の故障を検出する故障検出手段(12,20)を備えた。これにより、上記レスポンダRの受信機能側及び送信機能側の動作がそれぞれ正常か否かを診断して装置の故障を検出することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、質問器と応答器の間でマイクロ波を利用して双方向に通信を行うトランスポンダに関し、特に、上記応答器の受信機能及び送信機能がそれぞれ正常に動作しているか否かを診断して装置の故障を検出することができるトランスポンダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、列車運行の安全性を確保するために列車の位置情報等を収集する装置として、マイクロ波を利用して双方向に通信を行うトランスポンダが開発されている。従来のこの種のトランスポンダは、図5に示すように、書込波S及び質問波Sを送信すると共に応答波Sを受信する質問器としてのインタロゲータQと、このインタロゲータQからの書込波S及び質問波Sを受信し、応答信号を拡散変調して応答波Sとして該インタロゲータQに返信する応答器としてのレスポンダRとから成っている。このインタロゲータQは、データ処理部1と、高周波制御部2と、変調部3と、送信アンテナ4と、受信アンテナ5と、復調部6と、デジタル相関器7とを備えて成り、このデータ処理部1には外部の制御装置8が接続されている。また、レスポンダRは、第1の受信アンテナ10と、復調部11と、データ処理部12と、変調部13と、第2の受信アンテナ14と、送信アンテナ15とを備えて成り、このデータ処理部12には外部の制御装置16が接続されている。
【0003】
そして、インタロゲータQは、外部の制御装置8からの送信データDをデータ処理部1で処理し、高周波制御部2を介して変調部3で変調した書込信号を送信アンテナ4から書込波Sとして送信すると共に、該高周波制御部2で生成された高周波信号を変調せずにマイクロ波による質問波Sとして送信アンテナ4から送信するようになっていた。また、このインタロゲータQは、後述のレスポンダRから返信される応答波Sを受信アンテナ5で受信し、応答波Sのみを復調部6で復調してデジタル相関器7で相関し、データ処理部1で受信データDを生成して外部の制御装置8に出力するようになっていた。
【0004】
一方、レスポンダRは、上記インタロゲータQから送信された書込波Sを第1の受信アンテナ10で受信し、復調部11で復調してデータ処理部12で処理し、外部の制御装置16に書込信号を出力するようになっていた。また、それと同時に、レスポンダRの情報を含む応答信号をデータ処理部12で処理して変調部13で拡散変調し、これを第2の受信アンテナ14で受信した質問波Sを搬送波として用いて送信アンテナ15から応答波Sとして返信するようになっていた。これにより、上記インタロゲータQとレスポンダRとから成るトランスポンダは、マイクロ波を利用して双方向に通信を行うようになっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような従来のトランスポンダにおいては、レスポンダRは、自己の機能の故障を外部の制御装置16で検出する手段を備えておらず、インタロゲータQから送信される書込波Sを受信する受信機能の故障、あるいは該インタロゲータQからの質問波Sを受信し、応答信号を拡散変調して応答波Sとして返信する送信機能の故障を検出することができなかった。そのため、インタロゲータQから外部の制御装置8に読み込まれた受信データDに異常があった場合に、それがレスポンダRの装置故障によるものかどうかを検出することができなかった。
【0006】
そこで、本発明は、このような問題点に対処し、質問器と応答器の間でマイクロ波を利用して双方向に通信を行うトランスポンダにおいて、上記応答器の受信機能及び送信機能がそれぞれ正常か否かを診断して装置の故障を検出することができるトランスポンダを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】*
上記目的を達成するために、本発明によるトランスポンダは、書込波及び質問波を送信する送信機能と共に応答波を受信する受信機能を有する質問器と、上記質問器から送信される書込波及び質問波を受信し、応答信号を拡散変調して応答波として該質問器に返信する応答器と、から成るトランスポンダにおいて、上記応答器に、自己の機能の故障を検出する故障検出手段を備えたものである。
【0008】
このような構成により、上記応答器に備えられた故障検出手段によって、該応答器の受信機能及び送信機能の故障を検出する。
【0009】
ここで、上記応答器の故障検出手段は、上記質問器から送信される書込波を受信する受信機能が正常か否かを診断する受信機能診断手段を備えて成るものである。これにより、上記受信機能診断手段によって、応答器の受信機能が正常か否かを診断して該応答器の故障が検出される。
【0010】
また、上記受信機能診断手段は、上記応答器の内部で生成されたテストデータを変調するテストデータ変調部を備え、この変調したテストデータを復調して検波するものである。これにより、上記テストデータ変調部で、上記応答器の内部で生成されたテストデータを変調し、この変調したテストデータが復調されて検波される。
【0011】
また、上記応答器の故障検出手段は、上記質問器からの質問波を受信し応答信号を拡散変調して応答波として該質問器に返信する送信機能が正常か否かを診断する送信機能診断手段を備えて成るものである。これにより、上記送信機能診断手段によって、応答器の送信機能が正常か否かを診断して該応答器の故障が検出される。
【0012】
さらに、上記送信機能診断手段は、上記応答器の内部に応答信号を拡散変調して相関する処理手段を備え、その結果を基にフィードバックデータを生成するものである。これにより、上記処理手段で、応答信号を拡散変調して相関し、その結果を基にフィードバックデータが生成される。
【0013】
そして、上記送信機能診断手段は、上記応答器の内部に拡散変調された応答信号を復調する応答信号復調部を備え、この復調した信号を基にフィードバックデータを生成するものである。これにより、上記応答信号復調部で、拡散変調された応答信号を復調し、この復調した信号を基にフィードバックデータが生成される。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明によるトランスポンダの実施の形態を示すブロック図である。このトランスポンダは、マイクロ波を利用して双方向に通信を行う装置で、インタロゲータQと、レスポンダRとから成る。このインタロゲータQは、書込波S及び質問波Sを送信する送信機能と共に、応答波Sを受信する受信機能を有する質問器となるもので、データ処理部1と、高周波制御部2と、第1の変調部3と、送信アンテナ4と、受信アンテナ5と、第1の復調部6と、デジタル相関器7とを備えて成る。
【0015】
データ処理部1は、各種信号を入力して演算処理を行うもので、例えばCPUなどの演算処理装置から成り、外部の制御装置8に接続され、その制御装置8から入力した送信データDを演算処理して高周波制御部2に出力するようになっている。高周波制御部2は、データ処理部1で演算処理された送信データDを入力して制御するもので、高周波信号(マイクロ波)を生成して第1の変調部3に出力できるようになっている。
【0016】
第1の変調部3は、高周波制御部2を介して出力される送信データDを変調して書込信号を生成するもので、この書込信号を送信アンテナ4から書込波Sとして送信すると共に、高周波制御部2で生成された高周波信号を変調せずにマイクロ波による質問波Sとして該送信アンテナ4から送信するようになっている。なお、上記データ処理部1と、高周波制御部2と、第1の変調部3と、送信アンテナ4とで、書込波S及び質問波Sを送信する送信機能側を構成している。
【0017】
また、受信アンテナ5は、後述のレスポンダRから返信される応答波Sを受信し得るもので、第1の復調部6に接続されている。第1の復調部6は、受信アンテナ5で受信した信号から応答波Sのみを検波して復調するもので、この復調された信号をデジタル相関器7に出力するようになっている。デジタル相関器7は、第1の復調部6で復調された信号を所定の値と比較してそれらの変量の相関関係を求めるもので、その結果を上記データ処理部1に出力するようになっている。そして、上記データ処理部1は、デジタル相関器7から出力された信号をデータ化して受信データDを生成し、この受信データDを外部の制御装置8に出力するようになっている。なお、上記受信アンテナ5と、第1の復調部6と、デジタル相関器7と、データ処理部1とで、応答波Sを受信する受信機能側を構成している。
【0018】
また、上記レスポンダRは、上記インタロゲータQから送信される書込波S及び質問波Sを受信し、応答信号を拡散変調してそれを応答波Sとして該インタロゲータQに返信する応答器となるもので、第1の受信アンテナ10と、復調部11と、データ処理部12と、変調部13と、第2の受信アンテナ14と、送信アンテナ15とを有し、さらにテストデータ変調部20を備えて成る。
【0019】
第1の受信アンテナ10は、上記インタロゲータQから送信される書込波Sを受信するもので、復調部11に接続されている。この復調部11は、第1の受信アンテナ10で受信した質問波Sを復調して書込信号を生成するもので、この書込信号をデータ処理部12に出力するようになっている。このデータ処理部12は、各種信号を入力して演算処理を行うもので、外部の制御装置16に接続されており、その制御装置16に上記書込信号を出力するようになっている。なお、上記第1の受信アンテナ10と、復調部11と、データ処理部12とで、上記インタロゲータQから送信される書込波Sを受信する受信機能側を構成している。
【0020】
また、変調部13は、データ処理部12から出力される応答信号を拡散変調するもので、第2の受信アンテナ14及び送信アンテナ15に接続されている。そして、この変調部13は、第2の受信アンテナ14で受信した質問波Sを搬送波として用いて、拡散変調された応答信号を送信アンテナ15から応答波SとしてインタロゲータQに返信するようになっている。なお、上記データ処理部12と、変調部13と、第2の受信アンテナ14と、送信アンテナ15とで、上記インタロゲータQからの質問波Sを受信し、応答信号を拡散変調して応答波Sとして返信する送信機能側を構成している。
【0021】
このように構成されたインタロゲータQと、レスポンダRとから成るトランスポンダは、高周波信号(マイクロ波)を利用して双方向に通信を行うことができる。すなわち、インタロゲータQは、外部の制御装置8から入力した送信データDをデータ処理部1で処理し、高周波制御部2を介して第1の変調部3で変調して書込信号を生成し、この書込信号を送信アンテナ4から書込波Sとして外部に送信する。このときレスポンダRは、この書込波Sを第1の受信アンテナ10で受信し、復調部11で復調してデータ処理部12で演算処理し、外部の制御装置16に出力する。これにより、インタロゲータQは、送信データDを変調した書込信号を書込波Sとして送信し、該書込信号を外部の制御装置16に書き込むようになっている。
【0022】
また、それと同時に、インタロゲータQは、高周波制御部2で生成された高周波信号を第1の変調部3で変調せずにマイクロ波による質問波Sとして送信アンテナ4から送信する。このときレスポンダRは、外部の制御装置16から出力された内部データをデータ処理部12で処理して変調部13に出力し、該変調部13で拡散変調して応答信号を生成し、この応答信号を第2の受信アンテナ14で受信した質問波Sを搬送波として用いて送信アンテナ15から応答波Sとして返信する。そして、インタロゲータQは、この応答波Sを受信アンテナ5で受信し、応答波Sのみを第1の復調部6で検波して復調し、デジタル相関器7で相関してデータ処理部1で受信データDを生成し、外部の制御装置8に出力する。これにより、外部の制御装置8は、レスポンダRからインタロゲータQに返信される応答波Sにより生成される受信データDを読み込むようになっている。
【0023】
ここで、本発明においては、図1に示すように、上記レスポンダRの内部に、テストデータ変調部20が設けられている。このテストデータ変調部20は、上記レスポンダRの内部で生成されたテストデータを変調するもので、該レスポンダRの受信機能診断手段を構成し、データ処理部12から信号を入力し、それを復調部11に出力するようになっている。
【0024】
このレスポンダRの受信機能診断手段は、上記インタロゲータQから送信される書込波Sを受信する受信機能側(10〜12)の動作が正常か否かを診断するもので、図2に示すように、上記レスポンダRのデータ処理部12で生成されたテストデータを変調するテストデータ変調部20を備え、この変調したテストデータを復調して検波するものである。これにより、上記テストデータ変調部20で、上記データ処理部12で生成されたテストデータを変調し、この変調したテストデータを復調部11で復調し、データ処理部12で検波することができる。
【0025】
具体的には、インタロゲータQから送信される書込波S(図1参照)をレスポンダRが受信していないときに、外部の制御装置16からテストデータ制御信号をデータ処理部12で入力し、この信号を基にデータ処理部12で所定のテストデータを生成してテストデータ変調部20に出力する。そして、このテストデータをテストデータ変調部20で上記書込波Sと同一の周波数で変調し、それを復調部11に出力する。このとき、復調部11は、受信アンテナ10で書込波Sを受信するときと同様に、上記変調されたテストデータを復調し、データ処理部12に出力する。そして、データ処理部12は、上記復調されたテストデータを検波し、外部の制御装置16に出力する。これにより、外部の制御装置16は、所定のテストデータを入力したことを確認することによって、レスポンダRの第1の受信アンテナ10を除く受信機能側(11,12)の動作が正常であることを診断して該レスポンダRの故障を検出することができる。
【0026】
図3は、本発明の第2の実施形態を示すブロック図である。この実施形態によるレスポンダRの故障検出手段は、上記インタロゲータQから送信される質問波Sを受信して拡散変調した応答波Sを該インタロゲータQに返信するレスポンダRの送信機能側(12〜15)の動作が正常か否かを診断する送信機能診断手段を備えて成るものである。この送信機能診断手段は、上記レスポンダRの内部に応答信号を拡散変調して相関する処理手段となるデータ処理部12を備え、その結果を基にフィードバックデータを生成するものである。これにより、外部の制御装置16からの応答信号を上記処理手段となるデータ処理部12で入力して拡散変調し、その変調した信号をさらにデータ処理部12に戻して相関し、その結果を基にフィードバックデータを生成し、それを外部の制御装置16に出力することができる。そして、外部の制御装置16は、このフィードバックデータを入力し、それを応答信号と照合することにより、レスポンダRの送信機能側を構成するデータ処理部12の動作が正常であることを診断して該レスポンダRの故障を検出することができる。
【0027】
図4は、本発明の第3の実施形態を示すブロック図である。この実施形態による送信機能診断手段は、上記レスポンダRの内部に拡散変調された応答信号を復調する応答信号復調部21を備え、この復調した信号を基にフィードバックデータを生成するものである。これにより、上記応答信号復調部で、応答信号を復調し、この復調した信号を基にフィードバックデータを生成し、それを外部の制御装置16に出力することができる。そして、外部の制御装置16は、このフィードバックデータを入力し、それを応答信号と照合することにより、レスポンダRの第2の受信アンテナ14を除く送信機能側(12,13,15)の動作が正常であることを診断して該レスポンダRの故障を検出することができる。
【0028】
なお、以上の説明において、故障検出手段を構成するレスポンダRの受信機能診断手段と送信機能診断手段とは、それぞれ独立して動作するものとして説明したが、本発明はこれに限られず、これらが同時に作動するものとしてもよい。また、図1〜図4に示すレスポンダRの受信アンテナは、書込波Sを受信する第1の受信アンテナ10と、質問波Sを受信する第2の受信アンテナ14との2個のアンテナからなるものとして説明したが、本発明はこれに限られず、1個のアンテナを併用してもよい。
【0029】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成されたので、請求項1に係る発明によれば、書込波及び質問波を送信する送信機能と共に応答波を受信する受信機能を有する質問器に備えられた故障検出手段によって、該応答器の受信機能及び送信機能がそれぞれ正常か否かを診断して装置の故障を検出することができる。したがって、トランスポンダの装置故障による通信異常があった場合に、それが応答器の装置故障によるものかどうかを検出することができる。
【0030】
ここで、請求項2に係る発明によれば、上記応答器の故障検出手段は、上記質問器から送信される書込波を受信する受信機能が正常か否かを診断する受信機能診断手段を備えて成るものであることにより、該受信機能診断手段によって、応答器の受信機能が正常か否かを診断して該応答器の故障を検出することができる。
【0031】
また、請求項3に係る発明によれば、上記受信機能診断手段は、上記応答器の内部で生成されたテストデータを変調するテストデータ変調部を備え、この変調したテストデータを復調して検波するものであることにより、該テストデータ変調部で、上記応答器の内部で生成されたテストデータを変調し、この変調したテストデータを復調して検波することができる。したがって、所定のテストデータを基に応答器の受信機能が正常か否かを診断して該応答器の故障を検出することができる。
【0032】
また、請求項4に係る発明によれば、上記応答器の故障検出手段は、上記質問器からの質問波を受信し応答信号を拡散変調して応答波として該質問器に返信する送信機能が正常か否かを診断する送信機能診断手段を備えて成るものであることにより、該送信機能診断手段によって、応答器の送信機能が正常か否かを診断して該応答器の故障を検出することができる。
【0033】
さらに、請求項5に係る発明によれば、上記送信機能診断手段は、上記応答器の内部に応答信号を拡散変調して相関する処理手段を備え、その結果を基にフィードバックデータを生成するものであることにより、該処理手段で、応答信号を拡散変調して相関し、その結果を基にフィードバックデータを生成することができる。したがって、このフィードバックデータを基に応答器の送信機能の動作が正常か否かを診断して該応答器の故障を検出することができる。
【0034】
そして、請求項6に係る発明によれば、上記送信機能診断手段は、上記応答器の内部に拡散変調された応答信号を復調する応答信号復調部を備え、この復調した信号を基にフィードバックデータを生成するものであることにより、上記応答信号復調部で、拡散変調された応答信号を復調し、この復調した信号を基にフィードバックデータを生成することができる。したがって、このフィードバックデータを基に応答器の送信機能の動作が正常か否かを診断して該応答器の故障を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるトランスポンダのインタロゲータ及びレスポンダの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示すブロック図で、レスポンダに設けられた受信機能診断手段を示す。
【図3】本発明の第2の実施形態を示すブロック図で、レスポンダに設けられた送信機能診断手段を示す。
【図4】本発明の第3の実施形態を示すブロック図で、送信機能診断手段の他の実施形態を示す。
【図5】従来のトランスポンダを示すブロック図である。
【符号の説明】
Q…インタロゲータ
R…レスポンダ
…書込波
…質問波
…応答波
10…第1の受信アンテナ
11…復調部
12…データ処理部
13…変調部
14…第2の受信アンテナ
15…送信アンテナ
16…制御装置
20…テストデータ変調部
21…応答信号復調部

Claims (6)

  1. 書込波及び質問波を送信する送信機能と共に応答波を受信する受信機能を有する質問器と、
    上記質問器から送信される書込波及び質問波を受信し、応答信号を拡散変調して応答波として該質問器に返信する応答器と、
    から成るトランスポンダにおいて、
    上記応答器に、自己の機能の故障を検出する故障検出手段を備えたことを特徴とするトランスポンダ。
  2. 上記応答器の故障検出手段は、上記質問器から送信される書込波を受信する受信機能が正常か否かを診断する受信機能診断手段を備えて成ることを特徴とする請求項1記載のトランスポンダ。
  3. 上記受信機能診断手段は、上記応答器の内部で生成されたテストデータを変調するテストデータ変調部を備え、この変調したテストデータを復調して検波するものとしたことを特徴とする請求項2記載のトランスポンダ。
  4. 上記応答器の故障検出手段は、上記質問器からの質問波を受信し応答信号を拡散変調して応答波として該質問器に返信する送信機能が正常か否かを診断する送信機能診断手段を備えて成ることを特徴とする請求項1記載のトランスポンダ。
  5. 上記送信機能診断手段は、上記応答器の内部に応答信号を拡散変調して相関する処理手段を備え、その結果を基にフィードバックデータを生成するものとしたことを特徴とする請求項4記載のトランスポンダ。
  6. 上記送信機能診断手段は、上記応答器の内部に拡散変調された応答信号を復調する応答信号復調部を備え、この復調した信号を基にフィードバックデータを生成するものとしたことを特徴とする請求項4記載のトランスポンダ。
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