JP2004072165A - 無線通信端末 - Google Patents
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Abstract
【課題】一定度数分の無料通信料を含む通信モードを複数有する無線通信端末であって、発呼前に通信残量を調べ、通信残量がある通信モードで優先的に通信する。これにより通信残量を無駄なく使用することができる無線通信端末を提供する。
【解決手段】携帯電話機2は、一定度数分の無料通信料を含む通信モードを複数有する。第1ICカード212、第2ICカード213はそれぞれ通信モード1、2の通信残量を記憶している。利用者が発呼しようとすると、プロセッサ203は通信モード1の通信残量を調べ、残量があった場合に通信モード1での発呼動作を行う。通信モード1の通信残量がない場合、プロセッサ203は通信モード2の通信残量を調べる。通信モード2の残量があった場合、プロセッサ203は通信モード2に切り換えて発呼動作を行う。プロセッサ203は利用者の通信に基づき通信料金を算出し、最新の通信残量を計算する。
【選択図】 図1
【解決手段】携帯電話機2は、一定度数分の無料通信料を含む通信モードを複数有する。第1ICカード212、第2ICカード213はそれぞれ通信モード1、2の通信残量を記憶している。利用者が発呼しようとすると、プロセッサ203は通信モード1の通信残量を調べ、残量があった場合に通信モード1での発呼動作を行う。通信モード1の通信残量がない場合、プロセッサ203は通信モード2の通信残量を調べる。通信モード2の残量があった場合、プロセッサ203は通信モード2に切り換えて発呼動作を行う。プロセッサ203は利用者の通信に基づき通信料金を算出し、最新の通信残量を計算する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、異なる複数の通信モードが使用可能な携帯電話などの無線通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話の料金体系は、一般的に月極め料金制であり、基本料金には契約内容により定められる無料通信料が含まれている。無料通信料の超過分については別途従量課金される。
【0003】
基本料金は通信の有無に係らず月毎に必ず請求される。その際、締切日を過ぎれば無料通信分は使い切っていなかったとしてもリセットされ、翌日に繰り越されることはない料金体系が多い。
【0004】
ところで、次世代携帯電話と呼ばれるIMT−2000(International Mobile Telecommunication 2000)方式には、IMT−2000 DS−CDMA(別名W−CDMA)と、IMT−2000 MC−CDMA(別名cdma2000)の2つがある。cdma2000システムでは、従来のcdmaOneシステムに割り当てられている800MHz帯域によるサービスと、IMT−2000システムでの世界共通帯域として割り当てられ高速データ通信の可能な2GHz帯域によるサービスとを併用して行う。この場合、それぞれの帯域によって独立した料金体系を持つデュアルモード携帯電話が想定されている。
【0005】
また、国内のみならず海外においても使用可能な携帯電話を考えた場合、国毎の通信モードに応じて、2種類以上の通信モードで通信可能なデュアルモード携帯電話が必要になる。
【0006】
ここで、例えば2つの通信モードからなるデュアルモード携帯電話の通信残量を知るためには、利用者が所定のファンクションモードによって各電話局へアクセスし、通信料や通信残量を確認するようになっている。
通信残量には、音声通話による通話料の残量だけでなく、データ通信サービス用に用いられるパケット数の残量も含まれている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来技術の場合、通信の度に実際に利用者がファンクションモードを操作して通信残量を確認することは煩雑である。そのため、例えば通信モード1で通信残量がなくなり、通信モード2で通信残量が残っていた場合、発呼前に利用者がその事実を知らずに通信モード1で通信して課金される一方、通信モード2の無料通信料を有効に使い切れないことがある。
【0008】
この発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、無料通信料を含む通信モードが複数設定された無線通信端末において、利用者が通信残量を無駄なく使用することができる無線通信端末を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、請求項1記載の無線通信端末は、所定の通信料が設定された無線通信端末において、複数の通信モードで通信可能であり、少なくとも1以上の通信モードの前記通信料に対する通信残量を取得する通信残量取得手段と、発呼要求された通信モードの通信残量が残っているかを判断する判断手段とを有する。
【0010】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の無線通信端末において、前記判断手段の判断結果に応じて、呼接続の許否を決定する接続決定手段を有する。
【0011】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の無線通信端末において、前記通信残量が残っていたと判断された場合に、前記接続決定手段が、前記発呼要求された通信モードで発呼動作を行い、前記通信残量が残っていないと判断された場合に、前記判断手段が、他の通信モードの通信残量が残っているかを判断することを特徴とする。
【0012】
請求項4記載の発明は、請求項2または3記載の無線通信端末において、前記接続決定手段は、前記他の通信モードの通信残量が残っていたと判断された場合に、当該他の通信モードへ自動的に切り換えて発呼動作を行い、前記他の通信モードの通信残量が残っていないと判断された場合に、前記発呼要求された通信モードで発呼動作を行う手段とを有する。
【0013】
請求項5記載の発明は、請求項1から4のいずれかに記載の無線通信端末において、前記発呼要求された通信モードとして、前回通信終了時の通信モードを選択する選択手段をさらに備えることを特徴とする。
【0014】
請求項6記載の発明は、請求項1から4のいずれかに記載の無線通信端末において、前記通信残量が残っている通信モードでの通信中に、通信残量がなくなった時点で利用者にその旨を知らせる報知手段を有する。
【0015】
請求項7記載の発明は、請求項1から5のいずれかに記載の無線通信端末において、前記通信残量が挿抜可能なカードから読み出されることを特徴とする。
【0016】
請求項8記載の発明は、請求項1から7のいずれかに記載の無線通信端末において、利用者の通信に基づく通信料金を算出する算出手段と、前記算出手段の算出結果に基づいて、前記カードに記憶された通信残量を更新する更新手段とをさらに有する。
【0017】
請求項9記載の発明は、請求項4から7のいずれかに記載の無線通信端末において、前記他の通信モードの通信残量が残っていたと判断された場合に、該通信残量を表示させる表示制御手段とをさらに有する。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る携帯電話機(無線通信端末)2と網側設備1の概略構成を示すブロック図である。図1において網側設備1は、通信モード1のサービスを提供する網側設備11と、通信モード2のサービスを提供する網側設備12を有する。通信モード1、2は、それぞれ通信プロトコルや使用周波数帯域などが異なっている。例えば、以下の実施形態では、通信モード1に800MHz帯域、通信モード2に2GHz帯域という、異なる周波数帯域による通信サービスを割り当てる。
【0019】
網側設備11は、携帯電話機と無線通信する基地局111と、携帯電話機間の呼の接続を回線交換する交換局112と、各基地局を制御し付加サービスを提供するサービス制御局113を有する。
網側設備12は、それぞれ前記基地局111、交換局112、サービス制御局113に対応する、基地局121、交換局122、サービス制御局123を有する。各サービス制御局113、123は、移動局情報や、各通信モード1、2で提供するサービス内容を保持するデータベース124を有する。
【0020】
携帯電話機2は、網側設備1の基地局111、121と通信するためのアンテナ201と、RF回路202と、携帯電話機の機能全体の制御をするプロセッサ203と、ユーザとのインタフェースとなる表示部204及びキー操作部205と、スピーカ206と、マイクロホン207と、プロセッサ203によって読み書きされるメモリ208と、同時に着脱可能なツインICカードスロット210、211を有する。
メモリ208は、前回通信終了時における通信モードの種類を保持する。
【0021】
ツインICカードスロット210、211に抜き差し可能な第1ICカード212及び第2ICカード213は、R−UIM(Removable User Identity Module)の仕様に準拠しており、それぞれ通信モード1、2に対応している。なお、各通信モード1、2の設定はICカードスロット210、211に挿入された第1ICカード212、第2ICカード213の保持する情報をそれぞれ読み出すことで行われる。
第1ICカード212、第2ICカード213は、それぞれ通信モード1、2における通信残量の値、または「無料通信料無し」という情報も保持する。ここで、「無料通信料無し」は、所定のフラグを立てることで表現され、通信モード1、2についてそれぞれフラグZ1、Z2とおき、例えばZ1、Z2=1のとき、通信残量は無くなっていると定義する。
【0022】
プロセッサ203は、スピーカ206とマイクロホン207の音声制御、表示部204と操作部205の電気的制御、通信用のRF回路202の制御、メモリ208の制御の他に、各通信モードの通信残量が残っているかを判断する判断手段、呼接続の許否を決定する接続決定手段、通信モードを切り換える切換手段、任意の通信モードでの発呼動作手段、通信に基づく通信料金を算出する算出手段、第1ICカード212、第2ICカード213に記憶された無料通信料を更新する更新手段、通信モードの通信残量を表示部204に表示させる表示制御手段として機能する。
【0023】
次に、上記構成の携帯電話機2の動作についてフロー図2、図3を参照して説明する。
【0024】
図2において、先ず、携帯電話機2に電源投入される(ステップS1)。次に、利用者が発呼要求すると、プロセッサ203はその旨を取得する(ステップS2)。プロフェッサ203は、メモリ208に記憶されている前回通信終了後の通信モード(本実施例では通信モード1とする)を読み取り、ICカードスロット210に挿入された第1ICカード212の保持する通信モード1の設定を行う(ステップS3)。
【0025】
プロセッサ203は第1ICカード212に記憶されている通信モード1のフラグZ1に「1」がセットされているか否かを判断する(ステップS4)。ステップS4で「No」、つまり無料通信料が通信モード1について残っている場合、プロセッサ203は発呼動作を行う(ステップS9)。これにより、利用者は前回の通信終了時における通信モードで無料通信をすることができる。
【0026】
一方、ステップS4で「Yes」、つまり無料通信料が通信モード1について残っていない場合、プロセッサ203は、ICカードスロット211に挿入された第2ICカード213に記憶されている通信モード2のフラグZ2に、「1」がセットされているか否かを判断する(ステップS5)。
【0027】
ステップS5で「Yes」の場合、プロセッサ203は発呼動作を行う(ステップS9)。
一方、ステップS5で「No」の場合、プロセッサ203は、通信モード2の通信残量を表示部204に表示させる(ステップS7)。これは、利用者に通信モード1の通信残量が無くなっていて、通信モード2の通信残量が残っていることを示すためである。次に、プロセッサ203は通信モード2の設定を行う(ステップS8)。
以上の過程により、通信モードが設定されたので、プロセッサ203は発呼動作を行う(ステップS9)。
【0028】
次に、ステップS9の発呼がされてから、通信料金を計算して通信残量を更新するフローについて、図3を参照して説明する。以下、通信モード1で発呼動作を行った場合を例とする。
この図において、発呼されると、プロセッサ203は計時タイマーをリセットし起動させ、通信時間の測定を開始する(ステップS11)。
【0029】
通信中、プロセッサ203は現在通信を行っている通信モード1の通信料を計算し(ステップS13)、第1ICカード212に保持している通信モード1の通信残量と一致するか否かを判断する(ステップS15)。ステップS15で「Yes」、つまり現在の通信料が通信残量と一致し、通信残量がなくなった場合、プロフェッサ203はその時点でスピーカ206によりブザーを鳴らし、利用者に通信残量がなくなった旨を報知する(ステップS17)。通信モード1での通信はそのまま続行されるが、これ以降通信モード1では課金通信となる。
ステップS15で「No」、つまり現在の通信料が通信残量と一致していない場合、ステップS19の処理に移行する。
利用者が通信を終了すると、プロセッサ203は計時タイマーを停止し通信時間の測定を終了する(ステップS19)。
【0030】
次に、プロセッサ203は第1ICカード212に保持している通信モード1の通信残量から現在行った通信の通信料を減じ(ステップS21)、その答えを、通信モード1の最新の通信残量として更新し、第1ICカード212に記憶させる(ステップS23)。
【0031】
次に、プロセッサ203は、最新の通信残量が0を超えるか否かを判断し(ステップS25)、0以下であった時は通信モード1の無料通信料無しフラグZ1に「1」をセットする(ステップS27)。
【0032】
上記は通信モード1で発呼を行った場合であったが、通信モード2で発呼動作を行った場合においても同様の動作を行う。これにより、通信モード2で通信中に、通信モード2の通信残量がなくなったら、プロフェッサ203は利用者に報知する。また、通信終了後、プロセッサ203は通信モード2での通信残量を更新し、第2ICカード213に記憶させ、通信残量が0以下であった時は通信モード2の無料通信料無しフラグZ2に「1」をセットする。
【0033】
以上説明したように、本実施形態によれば、利用者が発呼しようとすると、前回の通信終了時における通信モード1を設定し、発呼前に通信モード1の通信残量を調べ、通信モード1の残量がなければ通信モード2の通信残量を調べ、通信モード2の残量があれば、通信モード2に切り換えて発呼する。これにより、複数の通信モードにそれぞれ無料通信料が設定されている場合に、各通信モードの通信残量を一々利用者が調べ、どの通信モードで通信するかを決定しなくても、通信残量を無駄なく使用することができる。
【0034】
以上、本発明の実施形態について図面を参照して説明してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
【0035】
例えば、上記実施形態では、携帯電話機2に2つのICカードが装着可能で、2つが独立した料金体系を持つ通信モードに対応する構成としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、携帯電話機2に3つ以上のICカードが装着可能であり、ICカードと同数の通信モードに対応する構成としてもよい。
【0036】
また、上記実施形態における携帯電話機の代わりに、無線通信機能を備えた携帯型パーソナル・コンピュータ又はPDA(Personal Digital Assistance)に本発明を適用してもよい。また、通信モードを通話用だけではなくデータ通信専用で設定して使用することも可能である。
【0037】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明によれば、発呼要求された通信モードの通信残量が残っているか否かを発呼前の段階で判断するため、発呼動作する前に、発呼要求された通信モードで無料通信が行えるかどうかを把握することができる。
【0038】
また、請求項2記載の本発明によれば、通信残量が残っているか否かの判断結果に応じて、発呼するか否かを決定する。そのため、発呼要求された通信モードの通信残量が残っていないにも係らず発呼動作をしてしまい、有料の通信料が生じることがない。
【0039】
また、請求項3記載の本発明によれば、発呼要求された通信モードにおいて通信残量が残っていた場合、そのまま発呼するので、利用者が余計な操作をせず通信を行うことができる。
また、前回通信終了時の通信モードの通信残量が残っていない場合、他の通信モードの通信残量が残っているか否かを判断するので、他の通信モードで無料通信が行えるかどうかを把握することができる。
【0040】
また、請求項4記載の本発明によれば、他の通信モードで通信残量が残っていた場合、その通信モードへ自動的に切り換えて発呼動作を行うので、利用者が意識せずとも通信残量が残っている通信モードを無駄なく利用することができる。
他の通信モードで通信残量が残っていない場合、発呼要求された通信モードで発呼するので、通信モードの変更をする手間もなく通信することができる。
【0041】
また、請求項5記載の本発明によれば、発呼要求された際に前回通信終了時の通信モードを選択するので、前回の通信モードをそのまま利用することができる。
【0042】
また、請求項6記載の本発明によれば、各通信モードで無料通信中に通信残量がなくなった場合、その時点で利用者にその旨を知らせるようにするので、利用者は通信中でも通信残量がなくなったことを知ることができる。
【0043】
また、請求項7記載の本発明によれば、挿抜可能なカードが用いられるので、カードによって異なった通信体系や料金体系などを利用でき、あらゆる通信モードに対応した通信ができる。
【0044】
また、請求項8記載の本発明によれば、利用者の通信に基づき通信残量を更新するので、次に発呼動作を行う場合、更新した通信残量を用いて通信残量の残っている通信モードを正確に判別することができる。
【0045】
また、請求項9記載の本発明によれば、他の通信モードの通信残量が表示されることにより、利用者に他の通信モードであれば無料通信料が可能であることを知らせることができ、利便性の高い通信端末を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る携帯電話機と網側設備の概略構成を示すブロック図である。
【図2】同上の実施形態における携帯電話機の動作を示すフローチャートである。
【図3】同上の実施形態における携帯電話機の動作を示す別のフローチャートである。
【符号の説明】
1…網側設備、2…携帯電話機、11…通信モード1の網側設備、12…通信モード2の網側設備、203…プロセッサ、204…表示部、205…キー操作部、208…メモリ、210…ICカードスロット、211…ICカードスロット、212…第1ICカード、213…第2ICカード
【発明の属する技術分野】
本発明は、異なる複数の通信モードが使用可能な携帯電話などの無線通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話の料金体系は、一般的に月極め料金制であり、基本料金には契約内容により定められる無料通信料が含まれている。無料通信料の超過分については別途従量課金される。
【0003】
基本料金は通信の有無に係らず月毎に必ず請求される。その際、締切日を過ぎれば無料通信分は使い切っていなかったとしてもリセットされ、翌日に繰り越されることはない料金体系が多い。
【0004】
ところで、次世代携帯電話と呼ばれるIMT−2000(International Mobile Telecommunication 2000)方式には、IMT−2000 DS−CDMA(別名W−CDMA)と、IMT−2000 MC−CDMA(別名cdma2000)の2つがある。cdma2000システムでは、従来のcdmaOneシステムに割り当てられている800MHz帯域によるサービスと、IMT−2000システムでの世界共通帯域として割り当てられ高速データ通信の可能な2GHz帯域によるサービスとを併用して行う。この場合、それぞれの帯域によって独立した料金体系を持つデュアルモード携帯電話が想定されている。
【0005】
また、国内のみならず海外においても使用可能な携帯電話を考えた場合、国毎の通信モードに応じて、2種類以上の通信モードで通信可能なデュアルモード携帯電話が必要になる。
【0006】
ここで、例えば2つの通信モードからなるデュアルモード携帯電話の通信残量を知るためには、利用者が所定のファンクションモードによって各電話局へアクセスし、通信料や通信残量を確認するようになっている。
通信残量には、音声通話による通話料の残量だけでなく、データ通信サービス用に用いられるパケット数の残量も含まれている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来技術の場合、通信の度に実際に利用者がファンクションモードを操作して通信残量を確認することは煩雑である。そのため、例えば通信モード1で通信残量がなくなり、通信モード2で通信残量が残っていた場合、発呼前に利用者がその事実を知らずに通信モード1で通信して課金される一方、通信モード2の無料通信料を有効に使い切れないことがある。
【0008】
この発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、無料通信料を含む通信モードが複数設定された無線通信端末において、利用者が通信残量を無駄なく使用することができる無線通信端末を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、請求項1記載の無線通信端末は、所定の通信料が設定された無線通信端末において、複数の通信モードで通信可能であり、少なくとも1以上の通信モードの前記通信料に対する通信残量を取得する通信残量取得手段と、発呼要求された通信モードの通信残量が残っているかを判断する判断手段とを有する。
【0010】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の無線通信端末において、前記判断手段の判断結果に応じて、呼接続の許否を決定する接続決定手段を有する。
【0011】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の無線通信端末において、前記通信残量が残っていたと判断された場合に、前記接続決定手段が、前記発呼要求された通信モードで発呼動作を行い、前記通信残量が残っていないと判断された場合に、前記判断手段が、他の通信モードの通信残量が残っているかを判断することを特徴とする。
【0012】
請求項4記載の発明は、請求項2または3記載の無線通信端末において、前記接続決定手段は、前記他の通信モードの通信残量が残っていたと判断された場合に、当該他の通信モードへ自動的に切り換えて発呼動作を行い、前記他の通信モードの通信残量が残っていないと判断された場合に、前記発呼要求された通信モードで発呼動作を行う手段とを有する。
【0013】
請求項5記載の発明は、請求項1から4のいずれかに記載の無線通信端末において、前記発呼要求された通信モードとして、前回通信終了時の通信モードを選択する選択手段をさらに備えることを特徴とする。
【0014】
請求項6記載の発明は、請求項1から4のいずれかに記載の無線通信端末において、前記通信残量が残っている通信モードでの通信中に、通信残量がなくなった時点で利用者にその旨を知らせる報知手段を有する。
【0015】
請求項7記載の発明は、請求項1から5のいずれかに記載の無線通信端末において、前記通信残量が挿抜可能なカードから読み出されることを特徴とする。
【0016】
請求項8記載の発明は、請求項1から7のいずれかに記載の無線通信端末において、利用者の通信に基づく通信料金を算出する算出手段と、前記算出手段の算出結果に基づいて、前記カードに記憶された通信残量を更新する更新手段とをさらに有する。
【0017】
請求項9記載の発明は、請求項4から7のいずれかに記載の無線通信端末において、前記他の通信モードの通信残量が残っていたと判断された場合に、該通信残量を表示させる表示制御手段とをさらに有する。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る携帯電話機(無線通信端末)2と網側設備1の概略構成を示すブロック図である。図1において網側設備1は、通信モード1のサービスを提供する網側設備11と、通信モード2のサービスを提供する網側設備12を有する。通信モード1、2は、それぞれ通信プロトコルや使用周波数帯域などが異なっている。例えば、以下の実施形態では、通信モード1に800MHz帯域、通信モード2に2GHz帯域という、異なる周波数帯域による通信サービスを割り当てる。
【0019】
網側設備11は、携帯電話機と無線通信する基地局111と、携帯電話機間の呼の接続を回線交換する交換局112と、各基地局を制御し付加サービスを提供するサービス制御局113を有する。
網側設備12は、それぞれ前記基地局111、交換局112、サービス制御局113に対応する、基地局121、交換局122、サービス制御局123を有する。各サービス制御局113、123は、移動局情報や、各通信モード1、2で提供するサービス内容を保持するデータベース124を有する。
【0020】
携帯電話機2は、網側設備1の基地局111、121と通信するためのアンテナ201と、RF回路202と、携帯電話機の機能全体の制御をするプロセッサ203と、ユーザとのインタフェースとなる表示部204及びキー操作部205と、スピーカ206と、マイクロホン207と、プロセッサ203によって読み書きされるメモリ208と、同時に着脱可能なツインICカードスロット210、211を有する。
メモリ208は、前回通信終了時における通信モードの種類を保持する。
【0021】
ツインICカードスロット210、211に抜き差し可能な第1ICカード212及び第2ICカード213は、R−UIM(Removable User Identity Module)の仕様に準拠しており、それぞれ通信モード1、2に対応している。なお、各通信モード1、2の設定はICカードスロット210、211に挿入された第1ICカード212、第2ICカード213の保持する情報をそれぞれ読み出すことで行われる。
第1ICカード212、第2ICカード213は、それぞれ通信モード1、2における通信残量の値、または「無料通信料無し」という情報も保持する。ここで、「無料通信料無し」は、所定のフラグを立てることで表現され、通信モード1、2についてそれぞれフラグZ1、Z2とおき、例えばZ1、Z2=1のとき、通信残量は無くなっていると定義する。
【0022】
プロセッサ203は、スピーカ206とマイクロホン207の音声制御、表示部204と操作部205の電気的制御、通信用のRF回路202の制御、メモリ208の制御の他に、各通信モードの通信残量が残っているかを判断する判断手段、呼接続の許否を決定する接続決定手段、通信モードを切り換える切換手段、任意の通信モードでの発呼動作手段、通信に基づく通信料金を算出する算出手段、第1ICカード212、第2ICカード213に記憶された無料通信料を更新する更新手段、通信モードの通信残量を表示部204に表示させる表示制御手段として機能する。
【0023】
次に、上記構成の携帯電話機2の動作についてフロー図2、図3を参照して説明する。
【0024】
図2において、先ず、携帯電話機2に電源投入される(ステップS1)。次に、利用者が発呼要求すると、プロセッサ203はその旨を取得する(ステップS2)。プロフェッサ203は、メモリ208に記憶されている前回通信終了後の通信モード(本実施例では通信モード1とする)を読み取り、ICカードスロット210に挿入された第1ICカード212の保持する通信モード1の設定を行う(ステップS3)。
【0025】
プロセッサ203は第1ICカード212に記憶されている通信モード1のフラグZ1に「1」がセットされているか否かを判断する(ステップS4)。ステップS4で「No」、つまり無料通信料が通信モード1について残っている場合、プロセッサ203は発呼動作を行う(ステップS9)。これにより、利用者は前回の通信終了時における通信モードで無料通信をすることができる。
【0026】
一方、ステップS4で「Yes」、つまり無料通信料が通信モード1について残っていない場合、プロセッサ203は、ICカードスロット211に挿入された第2ICカード213に記憶されている通信モード2のフラグZ2に、「1」がセットされているか否かを判断する(ステップS5)。
【0027】
ステップS5で「Yes」の場合、プロセッサ203は発呼動作を行う(ステップS9)。
一方、ステップS5で「No」の場合、プロセッサ203は、通信モード2の通信残量を表示部204に表示させる(ステップS7)。これは、利用者に通信モード1の通信残量が無くなっていて、通信モード2の通信残量が残っていることを示すためである。次に、プロセッサ203は通信モード2の設定を行う(ステップS8)。
以上の過程により、通信モードが設定されたので、プロセッサ203は発呼動作を行う(ステップS9)。
【0028】
次に、ステップS9の発呼がされてから、通信料金を計算して通信残量を更新するフローについて、図3を参照して説明する。以下、通信モード1で発呼動作を行った場合を例とする。
この図において、発呼されると、プロセッサ203は計時タイマーをリセットし起動させ、通信時間の測定を開始する(ステップS11)。
【0029】
通信中、プロセッサ203は現在通信を行っている通信モード1の通信料を計算し(ステップS13)、第1ICカード212に保持している通信モード1の通信残量と一致するか否かを判断する(ステップS15)。ステップS15で「Yes」、つまり現在の通信料が通信残量と一致し、通信残量がなくなった場合、プロフェッサ203はその時点でスピーカ206によりブザーを鳴らし、利用者に通信残量がなくなった旨を報知する(ステップS17)。通信モード1での通信はそのまま続行されるが、これ以降通信モード1では課金通信となる。
ステップS15で「No」、つまり現在の通信料が通信残量と一致していない場合、ステップS19の処理に移行する。
利用者が通信を終了すると、プロセッサ203は計時タイマーを停止し通信時間の測定を終了する(ステップS19)。
【0030】
次に、プロセッサ203は第1ICカード212に保持している通信モード1の通信残量から現在行った通信の通信料を減じ(ステップS21)、その答えを、通信モード1の最新の通信残量として更新し、第1ICカード212に記憶させる(ステップS23)。
【0031】
次に、プロセッサ203は、最新の通信残量が0を超えるか否かを判断し(ステップS25)、0以下であった時は通信モード1の無料通信料無しフラグZ1に「1」をセットする(ステップS27)。
【0032】
上記は通信モード1で発呼を行った場合であったが、通信モード2で発呼動作を行った場合においても同様の動作を行う。これにより、通信モード2で通信中に、通信モード2の通信残量がなくなったら、プロフェッサ203は利用者に報知する。また、通信終了後、プロセッサ203は通信モード2での通信残量を更新し、第2ICカード213に記憶させ、通信残量が0以下であった時は通信モード2の無料通信料無しフラグZ2に「1」をセットする。
【0033】
以上説明したように、本実施形態によれば、利用者が発呼しようとすると、前回の通信終了時における通信モード1を設定し、発呼前に通信モード1の通信残量を調べ、通信モード1の残量がなければ通信モード2の通信残量を調べ、通信モード2の残量があれば、通信モード2に切り換えて発呼する。これにより、複数の通信モードにそれぞれ無料通信料が設定されている場合に、各通信モードの通信残量を一々利用者が調べ、どの通信モードで通信するかを決定しなくても、通信残量を無駄なく使用することができる。
【0034】
以上、本発明の実施形態について図面を参照して説明してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
【0035】
例えば、上記実施形態では、携帯電話機2に2つのICカードが装着可能で、2つが独立した料金体系を持つ通信モードに対応する構成としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、携帯電話機2に3つ以上のICカードが装着可能であり、ICカードと同数の通信モードに対応する構成としてもよい。
【0036】
また、上記実施形態における携帯電話機の代わりに、無線通信機能を備えた携帯型パーソナル・コンピュータ又はPDA(Personal Digital Assistance)に本発明を適用してもよい。また、通信モードを通話用だけではなくデータ通信専用で設定して使用することも可能である。
【0037】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明によれば、発呼要求された通信モードの通信残量が残っているか否かを発呼前の段階で判断するため、発呼動作する前に、発呼要求された通信モードで無料通信が行えるかどうかを把握することができる。
【0038】
また、請求項2記載の本発明によれば、通信残量が残っているか否かの判断結果に応じて、発呼するか否かを決定する。そのため、発呼要求された通信モードの通信残量が残っていないにも係らず発呼動作をしてしまい、有料の通信料が生じることがない。
【0039】
また、請求項3記載の本発明によれば、発呼要求された通信モードにおいて通信残量が残っていた場合、そのまま発呼するので、利用者が余計な操作をせず通信を行うことができる。
また、前回通信終了時の通信モードの通信残量が残っていない場合、他の通信モードの通信残量が残っているか否かを判断するので、他の通信モードで無料通信が行えるかどうかを把握することができる。
【0040】
また、請求項4記載の本発明によれば、他の通信モードで通信残量が残っていた場合、その通信モードへ自動的に切り換えて発呼動作を行うので、利用者が意識せずとも通信残量が残っている通信モードを無駄なく利用することができる。
他の通信モードで通信残量が残っていない場合、発呼要求された通信モードで発呼するので、通信モードの変更をする手間もなく通信することができる。
【0041】
また、請求項5記載の本発明によれば、発呼要求された際に前回通信終了時の通信モードを選択するので、前回の通信モードをそのまま利用することができる。
【0042】
また、請求項6記載の本発明によれば、各通信モードで無料通信中に通信残量がなくなった場合、その時点で利用者にその旨を知らせるようにするので、利用者は通信中でも通信残量がなくなったことを知ることができる。
【0043】
また、請求項7記載の本発明によれば、挿抜可能なカードが用いられるので、カードによって異なった通信体系や料金体系などを利用でき、あらゆる通信モードに対応した通信ができる。
【0044】
また、請求項8記載の本発明によれば、利用者の通信に基づき通信残量を更新するので、次に発呼動作を行う場合、更新した通信残量を用いて通信残量の残っている通信モードを正確に判別することができる。
【0045】
また、請求項9記載の本発明によれば、他の通信モードの通信残量が表示されることにより、利用者に他の通信モードであれば無料通信料が可能であることを知らせることができ、利便性の高い通信端末を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る携帯電話機と網側設備の概略構成を示すブロック図である。
【図2】同上の実施形態における携帯電話機の動作を示すフローチャートである。
【図3】同上の実施形態における携帯電話機の動作を示す別のフローチャートである。
【符号の説明】
1…網側設備、2…携帯電話機、11…通信モード1の網側設備、12…通信モード2の網側設備、203…プロセッサ、204…表示部、205…キー操作部、208…メモリ、210…ICカードスロット、211…ICカードスロット、212…第1ICカード、213…第2ICカード
Claims (9)
- 所定の通信料が設定された無線通信端末において、
複数の通信モードで通信可能であり、
少なくとも1以上の通信モードの前記通信料に対する通信残量を取得する通信残量取得手段と、
発呼要求された通信モードの通信残量が残っているかを判断する判断手段と、
を有する無線通信端末。 - 前記判断手段の判断結果に応じて、呼接続の許否を決定する接続決定手段
を有する請求項1記載の無線通信端末。 - 前記通信残量が残っていたと判断された場合に、前記接続決定手段が、前記発呼要求された通信モードで発呼動作を行い、
前記通信残量が残っていないと判断された場合に、前記判断手段が、他の通信モードの通信残量が残っているかを判断する
ことを特徴とする請求項1または2記載の無線通信端末。 - 前記接続決定手段は、前記他の通信モードの通信残量が残っていたと判断された場合に、当該他の通信モードへ自動的に切り換えて発呼動作を行い、
前記他の通信モードの通信残量が残っていないと判断された場合に、前記発呼要求された通信モードで発呼動作を行う手段
を有する請求項2または3記載の無線通信端末。 - 前記発呼要求された通信モードとして、前回通信終了時の通信モードを選択する選択手段をさらに備える
ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の無線通信端末。 - 前記通信残量が残っている通信モードでの通信中に、通信残量がなくなった時点で、利用者にその旨を知らせる報知手段
を有する請求項1から4のいずれかに記載の無線通信端末。 - 前記通信残量が挿抜可能なカードから読み出される
ことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の無線通信端末。 - 利用者の通信に基づく通信料金を算出する算出手段と、
前記算出手段の算出結果に基づいて、前記カードに記憶された通信残量を更新する更新手段と
をさらに有する請求項1から7のいずれかに記載の無線通信端末。 - 前記他の通信モードの通信残量が残っていたと判断された場合に、該通信残量を表示させる表示制御手段
をさらに有する請求項4から7のいずれかに記載の無線通信端末。
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Cited By (2)
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-
2002
- 2002-08-01 JP JP2002224797A patent/JP2004072165A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8849262B2 (en) | 2008-11-26 | 2014-09-30 | Qualcomm Incorporated | Disclosure of communication information |
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