JP2004071769A - 電磁石コイル巻線方法及び電磁石コイル巻線装置並びに電磁石コイル - Google Patents

電磁石コイル巻線方法及び電磁石コイル巻線装置並びに電磁石コイル Download PDF

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Abstract

【課題】曲げ半径が測定される導体1c上の位置と、現に導体成形装置3で曲げている位置との間の距離の短縮には限界があり、寸法精度が良く、且つ機械的強度に優る電磁石コイルを実現するには限界があった。
【解決手段】コイル巻芯5と導体成形装置3との間に設けられ前記導体成形装置3により湾曲形状に成形された導体1cの湾曲状態を検出するために湾曲形状導体1cまでの距離を非接触で測定する非接触式導体距離測定装置6、及び非接触式導体距離測定装置6により測定された導体1cまでの距離に基づいて導体1cを所望の湾曲形状に形成する方向に導体成形装置3の押圧量を補正する制御装置36を備えている。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、導体供給装置から連続的に供給される導体を導体成形装置により押圧して湾曲形状に形成し、湾曲形状の導体をコイル巻芯に巻き取ることにより電磁石コイルを形成する電磁石コイル巻線方法及び電磁石コイル巻線装置並びに電磁石コイルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図7(a)(b)は例えば特開2001−332435号公報に示された従来の電磁石コイル巻線装置を示す図であり、図において、1は電磁石コイル、1bは巻き取りドラム等の導体供給装置2から供給される導体で、前記電磁石コイル1に形成されるものである。3は前記導体1bを湾曲形状に曲げ成形する導体成形装置で、3対のロール組31,32,33からなり、中央のロール対32は前記導体1bと直角方向の位置が駆動機構34により制御される位置可動ロールであり、前記導体1bの曲げ半径を制御して前記導体1bを所定の曲げ半径の湾曲形状に曲げ成形する。また前記中央ロール対32は回転駆動装置(図示せず)により回転駆動される。
【0003】
5はコイル巻き芯で、前記湾曲形状に曲げ成形された導体1bを巻き取って前記電磁石コイル1を形成する。10はコイル導体の曲げ半径を測定する局所曲げ半径測定装置で、位置が固定された2個の自由回転ロール101と、取り付け位置は固定で突出した長さが可変な接触子102、および前記接触102子の突出長さを読み取り検出する検出器103とからなる。前記接触子102は、前記自由回転ロール101を支点として、常に前記導体1cに押し付けられる。
【0004】
次に動作について説明する。導体1bは巻き取りドラム等の導体供給装置2上に巻かれていて、導体成形装置3へと送られる。導体成形装置3では、中央のロール組32が導体1bと直角方向の位置が駆動機構34により制御されることにより、送られてきた導体1bを、所定の曲げ半径の湾曲形状に曲げ成形する。また、中央ロール組32は回転駆動機構(図示せず)により回転駆動されることにより導体1bを矢印12で示すように導体長手方向に送り出す。
【0005】
導体成形装置3によって湾曲形状に曲げ成形された導体1cは矢印12の方向に回転する回転台5RT上の巻芯5に巻き取られて連続巻線の電磁石コイルに成形される。導体成形装置3の中央ロール32の位置駆動と回転駆動は導体成形装置3の制御盤(図示せず)により制御される。
【0006】
導体1bが導体成形装置3から送出された後、局所曲げ半径測定装置10により湾曲形状の導体1cの曲げ半径が測定される。局所曲げ半径測定装置10では、自由回転ロール101を支点として、接触子102は常に導体1cに押し付けられ、接触子102の突出長さを検出器103で読み取り、この読み取られた接触子102突出長さと、自由ロール101と接触子102との間のスパン(距離)とから、平面上の3点を通る円の半径が一意に決る原理を応用して、導体1cの曲げ半径が導体成形装置3内で計算される。
【0007】
次に導体成形装置3での曲げ半径制御の概念を図8により説明する。接触子102の突出長さは、自由ロール101の接点(2点)と接触子102の接点の3点が作る弦の深さと定数だけの差が有る。この弦の深さの信号S1が、局所曲げ半径測定装置10から導体成形装置3の制御盤内の曲げ半径測定量演算装置361に入力され、目標曲げ半径信号Rsとの差から、導体成形装置3の位置可動ロール組32の導体1bと直角を成す方向の位置の修正量が計算され、可動ロール位置移動信号S4が出力され、導体成形装置3の可動ロール駆動機構34が動作し、この可動ロール駆動機構34の動作により、前記位置可動ロール組32の導体1bと直角を成す方向の位置が、前記接触子102の突出長さに応じた前記目標曲げ半径信号Rsとの差に基づいて制御される。このように導体1bの湾曲形状への曲げ半径は、局所曲げ半径測定器40の出力信号を基に帰還制御される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
大型の電磁石コイルでは、使用される導体1bも太く、例えば50mm程度の断面寸法となることもある。導体1bは例えば、一体の電気銅線、細い銅線の撚線、あるいは超電導コイルの場合は金属管いわゆるコンジットに収納された超電導線の撚線である。導体1bが太い場合は、電磁石コイル1を形成するための巻線中の導体またはコンジットに内部応力が残留する。
【0009】
従って、外部拘束力が無い自由状態での曲げ半径が、必要な形状に沿った曲げ半径になっていない場合は、電磁石コイル1の巻線導体1T1を巻芯4へ固定する押え治具(図示せず)を取外すと電磁石コイル1の各巻線導体1T1,1T2・・・1Tnの径方向寸法が崩れてしまうが、これは巻回後に導体絶縁を施す場合に甚だ不都合であり、完成した電磁石コイル1の寸法精度が悪くその分コイル巻線寸法が大きくなり、また巻線導体1T1,1T2・・・1Tnのターン間の空隙が大きく機械的強度に劣る。従って、導体成形装置3では、電磁石コイル1の目標寸法に合うように導体1bを曲げる必要がある。
【0010】
また、電磁石コイル1の形状は、図7(b)に示すように、複数の曲率半径の円弧を繋いだ形状であるので、導体成形装置3では、巻回中に曲げ成形半径を変化させる必要がある。この曲げ成形半径の変更は前述したように導体成形装置33対のロール組31,32,33間の相対位置を変えることによりなされる。
【0011】
また、電磁石コイル1の成形は、図7(a)に示すように、導体1bを1個所の導体成形装置3で湾曲成形することにより行う。換言すれば、導体1bの長手方向に導体成形装置3を所定間隔毎に多数個所に設置して導体1bを数回に分けて徐々に湾曲成形していくものではなく、1個所の導体成形装置3で湾曲成形する。従って、導体成形装置3での導体1bの湾曲成形に誤差が生じた場合は、修復されること無くそのままコイル巻き芯5に巻き取られて電磁石コイル1が形成され、前述のように、電磁石コイル1の巻線導体1T1を巻芯5へ固定する押え治具(図示せず)を取外すと電磁石コイル1の各巻線導体1T1,1T2・・・1Tnの径方向寸法が崩れてしまい、電磁石コイル1の寸法精度が悪くその分コイル巻線寸法が大きくなり、また巻線導体1T1,1T2・・・1Tnのターン間の空隙が大きく機械的強度に劣る電磁石コイルとなる。
【0012】
前述のことから、前述のコイル導体曲げ半径の帰還制御のためには,局所曲げ半径測定装置40によって測定された曲げ半径の導体上の位置と現に曲げている位置との間の距離をなるべく短くする方が時間遅れが少なく,帰還制御による曲げ量の修正を速やかに行うことができ、導体成形装置3での導体1bの湾曲成形の誤差を小さくできる。しかし、従来の電磁石コイル巻線方法、電磁石コイル巻線装置では、局所曲げ半径測定装置40を機械接触式のセンサで構成していたので、測定部をコンパクトにすることができず、従って、局所曲げ半径測定装置40によって測定される湾曲形状の導体1c上の位置と、現に導体成形装置3で曲げている位置との間の距離の短縮には限界があり、1m程度までにしか縮めることができなかった。
【0013】
この発明は、前述のような従来の実情に鑑みてなされたもので、導体成形装置によって湾曲形状に成形された導体上の測定位置と現に導体成形装置によって湾曲形状に曲げ成形している位置との距離を顕著に短くすることを目的とし、更には、寸法精度が良く、且つ機械的強度に優る電磁石コイルを実現することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明に係る電磁石コイル巻線方法は、導体供給装置から連続的に供給される導体を、導体成形装置により押圧して湾曲形状に形成した後、非接触式導体距離測定装置により該非接触式導体距離測定装置から前記導体までの距離を測定し、この非接触式導体距離測定装置により測定した前記非接触式導体距離測定装置から前記導体までの距離により前記導体成形装置の押圧量を補正することにより前記導体を所望の湾曲形状とし、当該所望の湾曲形状の導体をコイル巻芯に巻き取ることにより電磁石コイルを形成するものである。
【0015】
請求項2に記載の発明に係る電磁石コイル巻線装置は、導体を連続的に供給する導体供給装置、所望の湾曲形状に成形された前記導体をコイル状に巻き取るコイル巻芯、前記導体供給装置と前記コイル巻芯との間に設けられ前記導体をその長手方向と所定角度をなして押圧し前記導体を湾曲形状に成形する導体成形装置、前記コイル巻芯と前記導体成形装置との間に設けられ前記導体成形装置により湾曲形状に成形された前記導体の湾曲状態を検出するために導体成形装置により成形された前記導体までの距離を非接触で測定する非接触式導体距離測定装置、及び前記非接触式導体距離測定装置により測定された前記導体までの距離に基づいて前記導体を前記所望の湾曲形状に形成する方向に前記導体成形装置の前記押圧量を補正する制御装置を備えたものである。
【0016】
請求項3に記載の発明に係る電磁石コイルは、導体供給装置から連続的に供給される導体が、導体成形装置により押圧されて湾曲形状に形成された後に、非接触式導体距離測定装置により測定された該非接触式導体距離測定装置から前記導体までの距離により前記導体成形装置の押圧量が補正された湾曲形状の導体がコイル巻芯に巻き取られることにより形成されたものである。
【0017】
請求項4に記載の発明に係る電磁石コイル巻線方法は、請求項1に記載の電磁石コイル巻線方法において、前記導体が前記導体成形装置により押圧される前に、前記導体にその長手方向に所定間隔毎に固有の位置識別マ−クを付け、前記導体成形装置に対応した前記識別マ−クを検出することにより前記導体成形装置により前記導体が押圧されている位置を検出すると共に、前記非接触式導体距離測定装置に対応した前記識別マ−クを検出することにより前記非接触式導体距離測定装置により当該非接触式導体距離測定装置と前記導体との距離が測定されている位置を検出し、前記非接触式導体距離測定装置と前記導体との距離が測定されている位置及び前記導体が押圧されている位置の各検出結果に基づいて、前記非接触式導体距離測定装置により測定した前記非接触式導体距離測定装置から前記導体までの距離により前記導体成形装置の押圧量を補正するものである。
【0018】
請求項5に記載の発明に係る電磁石コイル巻線装置は、請求項2に記載の電磁石コイル巻線装置において、前記導体が前記導体成形装置と前記導体供給装置との間の前記導体にその長手方向に所定間隔毎に固有の位置識別マ−クを付けるマ−キング装置、前記導体成形装置に対応した前記識別マ−クを検出することにより前記導体成形装置により前記導体が押圧されている位置を検出する第1の読取装置、及び前記非接触式導体距離測定装置に対応した前記識別マ−クを検出することにより前記非接触式導体距離測定装置により当該非接触式導体距離測定装置と前記導体との距離が測定されている位置を検出する第2の読取装置を備え、前記非接触式導体距離測定装置と前記導体との距離が測定されている位置及び前記導体が押圧されている位置の各検出結果に基づいて、前記非接触式導体距離測定装置により測定した前記非接触式導体距離測定装置から前記導体までの距離により前記導体成形装置の押圧量を補正するものである。
【0019】
請求項6に記載の発明に係る電磁石コイルは、請求項3に記載の電磁石コイルにおいて、前記導体が前記導体成形装置により押圧される前に、前記導体にその長手方向に所定間隔毎に固有の位置識別マ−クが付けられ、前記導体成形装置に対応した前記識別マ−クを検出することにより前記導体成形装置により前記導体が押圧されている位置を検出すると共に、前記非接触式導体距離測定装置に対応した前記識別マ−クを検出することにより前記非接触式導体距離測定装置により当該非接触式導体距離測定装置と前記導体との距離が測定されている位置を検出し、前記非接触式導体距離測定装置と前記導体との距離が測定されている位置及び前記導体が押圧されている位置の各検出結果に基づいて、前記非接触式導体距離測定装置により測定した前記非接触式導体距離測定装置から前記導体までの距離によって前記導体成形装置の押圧量が補正された湾曲形状の導体がコイル巻芯て前記所望の形状に成形されるものである。
【0020】
請求項7に記載の発明に係る電磁石コイル巻線装置は、項2及び請求項5の何れか一に記載の電磁石コイル巻線装置において、前記非接触式導体距離測定装置が前記導体の長手方向に沿って配設された少なくとも3個の非接触式導体距離測定器で構成され、前記非接触式導体距離測定器の前記導体の長手方向の相互間の距離が可調整としたものである。
【0021】
請求項8に記載の発明に係る電磁石コイルは、請求項3及び請求項6の何れか一に記載の電磁石コイルにおいて、前記導体の長手方向に沿って配設された少なくとも3個の非接触式導体距離測定器で構成され前記非接触式導体距離測定器の前記導体の長手方向の相互間の距離が可調整である非接触式導体距離測定装置から前記導体までの距離によって前記導体成形装置の押圧量が補正されことにより所望形状に形成されるものである。
【0022】
請求項9に記載の発明に係る電磁石コイル巻線装置は、請求項2、請求項5、及び請求項7の何れか一に記載の電磁石コイル巻線装置において、前記非接触式導体距離測定装置が、前記導体に前記導体の長手方向に相対的に可移動に装着されていると共に、固定部により前記導体の長手方向への前記非接触式導体距離測定装置の移動が拘束されているものである。
【0023】
請求項10に記載の発明に係る電磁石コイルは、請求項3、請求項6、及び請求項8の何れか一に記載の電磁石コイルにおいて、前記導体に前記導体の長手方向に相対的に可移動に装着されていると共に固定部により前記導体の長手方向への移動が拘束されている非接触式導体距離測定装置から前記導体までの距離によって前記導体成形装置の押圧量が補正されことにより所望形状に形成されるものである。
【0024】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図1及び図2に基づいて説明する。図1(a)は電磁石コイル巻線方法、電磁石コイル巻線装置、及び電磁石コイルを示す平面図、図1(b)は電磁石コイルの概略構成を縮小して示す平面図、図2は要部を拡大して示す平面図である。
【0025】
先ず、図1(a)、図1(b)、及び図2の構成について説明する。図1及び図2において、1は電磁石コイルで、図1(b)に示すように同心状に重ねて巻回された巻線導体1T1,1T2・・・1Tnである。巻線導体1T1,1T2・・・1Tnは図1(b)に示すように外側になる程半径が徐々に大きくなっている。1b,1cは一連の導体で、導体1bは巻き取りドラム等の導体供給装置2から供給される導体で、導体成形装置3により成形される前の導体であり、1cは前記導体成形装置3により湾曲形状に成形された導体で、1ciはその内側の面、1coはその外側の面である。前記湾曲形状に成形された導体1cは前記電磁石コイル1に形成される。
【0026】
前記導体成形装置3は、3対のロール組31,32,33と、駆動機構34と、この駆動機構34を作動させる駆動回路35と、この駆動回路35を制御する制御装置36と、前記ロール組31,32,33と前記駆動機構34と前記駆動回路35と前記制御装置36とを搭載する取付台37とから構成されている。前記取付台37は電磁石コイル巻線装置或いは電磁石コイル巻線装置設置の建物の固定部4に固定されている。前記中央のロール組32は前記導体1bと直角方向(矢印Bの方向)の位置が、前記制御装置36及び前記駆動回路35により前記駆動機構34を介して制御される位置可動ロールであり、両側のロール組31,33は前記導体1bと直角方向(矢印Bの方向)の位置が固定の位置固定ロ−ルである。
【0027】
前記中央のロール組32が、前記導体1bと直角方向(矢印Bの方向)への位置が可動であり、前記両側のロール組31,33が前記導体1bと直角方向(矢印Bの方向)への位置が固定であることから、前記制御装置36及び前記駆動回路35により前記駆動機構34を介して前記中央のロール組32を前記導体1bと直角方向(矢印Bの方向)に駆動制御することにより、前記導体1bの曲げ半径を制御して前記導体1bを所定の曲げ半径の湾曲形状に曲げ成形する。また、前記中央ロール組32は、回転駆動装置(図示せず)により矢印Cで示すように回転(自転)駆動されることにより、前記導体1bを矢印A方向に送り出す機能も有している。
【0028】
5はコイル巻き芯で、回転台5RT上に取り付けられ該回転台5RTと共に矢印Aの方向に回転し、前記導体成形装置3によって前記湾曲形状に曲げ成形された前記導体1bを巻き取って前記電磁石コイル1を形成する。
【0029】
6は非接触式導体距離測定装置で、3個の非接触式導体距離測定器61,62,63とこれら測定器61,62,63を固定する台板64とで構成され、前記台板64は前記導体成形装置3の取付台37上に固定されている。非接触式導体距離測定器61,62,63として、この実施形態ではレ−ザによる測定器を使用した場合を例示してある。61bは前記非接触式導体距離測定器61が発信する出力ビ−ムで、前記導体1cの内側面1ciに照射され、前記内側面1ciからの反射光が前記非接触式導体距離測定器61により検出される。62bは前記非接触式導体距離測定器62が発信する出力ビ−ムで、前記導体1cの内側面1ciに照射され、前記内側面1ciからの反射光が前記非接触式導体距離測定器62により検出される。63bは前記非接触式導体距離測定器63が発信する出力ビ−ムで、前記導体1cの内側面1ciに照射され、前記内側面1ciからの反射光が前記非接触式導体距離測定器63により検出される。
【0030】
61b1ciは前記導体1cの内側面1ciへの前記出力ビ−ム61bの照射点、62b1ciは前記導体1cの内側面1ciへの前記出力ビ−ム62bの照射点、63b1ciは前記導体1cの内側面1ciへの前記出力ビ−ム63bの照射点、61oは前記非接触式導体距離測定器61の出力ビ−ム発信面、62oは前記非接触式導体距離測定器62の出力ビ−ム発信面、63oは前記非接触式導体距離測定器63の出力ビ−ム発信面、61rは前記出力ビ−ム61bの照射点61b1ciからの反射光を受信する前記非接触式導体距離測定器61の受信面、62rは前記出力ビ−ム62bの照射点62b1ciからの反射光を受信する前記非接触式導体距離測定器62の受信面、63rは前記出力ビ−ム63bの照射点63b1ciからの反射光を受信する前記非接触式導体距離測定器63の受信面である。
【0031】
前記各非接触式導体距離測定器61,62,63の出力ビ−ム発信面61o,62o,63o及び反射光受信面61r,62r,63rは、同一直線X上に位置させてある。前記各非接触式導体距離測定器61,62,63の出力ビ−ム61b,62b,63bは、前記直線Xに直交する直線Yと並行にしてある。即ち出力ビ−ム61b,62b,63bは何れも相対的に実質的に平行にしてあり、また、前記導体成形装置3の最後尾のロール組31と前記非接触式導体距離測定器63との間隔を小さくするため前記矢印B(前記中央のロール組32の移動方向)とも実質的に平行にしてあり、更に、対応する照射点61b1ci,62b1ci,63b1ciにおける接線とは直角を成さずに直角以外の角度をなすように構成してある。
【0032】
L1は前記非接触式導体距離測定器61の出力ビ−ム発信面61o及び反射光受信面61rと前記照射点61b1ciとの間の距離、即ち前記非接触式導体距離測定器61による被測定距離である。L2は前記非接触式導体距離測定器62の出力ビ−ム発信面62o及び反射光受信面62rと前記照射点62b1ciとの間の距離、即ち前記非接触式導体距離測定器62による被測定距離である。L3は前記非接触式導体距離測定器63の出力ビ−ム発信面63o及び反射光受信面63rと前記照射点63b1ciとの間の距離、即ち前記非接触式導体距離測定器63による被測定距離である。
【0033】
P1は前記非接触式導体距離測定器61と前記非接触式導体距離測定器62との間隔、P2は前記非接触式導体距離測定器62と前記非接触式導体距離測定器63との間隔である。前記両間隔P1,P2は同じにしてある。Rは前記湾曲形状に成形された前記導体1cの半径である。
【0034】
次に動作について説明する。巻き取りドラム等の導体供給装置2から供給される導体1bは、導体成形装置3により、その中央のロ−ラ組32の矢印B方向の位置で決まる湾曲形状に成形され、湾曲形状の導体1cとなって導体成形装置3からその中央のロ−ラ組32によって矢印Aの方向に送り出され、回転台5RTの回転に伴って矢印Aの方向に回転するコイル巻き芯5に巻き取られ、複数重ねの一連の巻線導体1T1,1T2,1T3・・・1Tnとなって電磁石コイル1が形成されていく。
【0035】
所定形状の所定半径の電磁石コイル1は、各々が所定形状で内側より外側の方が径が大きい各々所定半径の巻線導体1T1,1T2,1T3・・・1Tnで形成される。各々が所定形状で内側より外側の方が径が大きい各々所定半径の巻線導体1T1,1T2,1T3・・・1Tnが形成されるように、導体成形装置3は制御装置36における目標半径或いは目標半径の係数を連続的に或いは短周期で間歇的に漸次大きくし、駆動回路35及び駆動機構34を介して前記中央のロ−ラ組32の位置を矢印bの方向に外側に向けて移動して、湾曲形状の導体1cの半径を連続的に或いは短周期で間歇的に漸次大きくしていく。つまり、前述の図1(b)における巻線導体1T1,1T2,1T3・・・1Tnにより構成される電磁石コイル1は、前記導体成形装置3により成形され半径が漸次大きくなる多数の湾曲形状の導体1cの連続体として形成される。
【0036】
ここで、前述のように、導体成形装置3においては、導体成形装置3で湾曲形状に曲げ成形された導体1cにおける前記非接触式導体距離測定器61,62,63からのフィ−ドバック信号により、前記湾曲形状への曲げ量を補正し、よって導体1cを所望の湾曲形状にするのであるが、従来の電磁石コイル巻線方法(装置)における機械式の導体距離測定装置6では、当該導体距離測定装置6の測定点から導体成形装置3での曲げ成形点までの距離、即ちフィ−ドバック制御されない導体1cの長さ、が最低1m程度ある。
【0037】
例えば、巻線導体1T3が4個の湾曲形状導体1cから構成されその長さが10mとすれば、そのうち4m(40%)がフィ−ドバック制御されない導体1cで構成され、他の巻線導体1T1,1T2,1T3+1・・・1Tnについても同様である。即ち、電磁石コイル1全体で、約40%ものフィ−ドバック制御されない導体1cを含んでいる。
【0038】
従って、前述のように、従来の電磁石コイル巻線方法(装置)においては、電磁石コイル1の巻線導体1T1を巻芯4へ固定する押え治具(図示せず)を取外すと電磁石コイル1の各巻線導体1T1,1T2・・・1Tnの径方向寸法が崩れてしまい、電磁石コイル1の寸法精度が悪くその分コイル巻線寸法が大きくなり、また巻線導体1T1,1T2・・・1Tnのターン間の空隙が大きく機械的強度に劣る電磁石コイルとなる。
【0039】
これに対し、この発明の実施の形態1においては、例えばレ−ザを使った非接触式導体距離測定器61,62,63により非接触式導体距離測定装置6を構成し、各非接触式導体距離測定器61,62,63の各出力ビ−ム61b,62b,63bを、夫々平行にし、また、導体成形装置3の中央のロ−ル32の移動方向(矢印Bの方向)と平行になるように、導体成形装置3の取付台37に非接触式導体距離測定装置6を設置した場合、導体距離測定装置6の測定点から導体成形装置3での曲げ成形点までの距離、即ちフィ−ドバック制御されない導体1cの長さ、が10cm程度、つまり、従来の場合の1/10に、となる。
【0040】
この発明の実施の形態1において、前述の従来の場合の例と同様に、例えば、巻線導体1T3が4個の湾曲形状導体1cから構成されその長さが10mとすれば、そのうちフィ−ドバック制御されない導体1cは4cm(4%)と極めて少なくなる。他の巻線導体1T1,1T2,1T3+1・・・1Tnについても同様である。即ち、電磁石コイル1全体で、フィ−ドバック制御されない導体1cを含む割合は約4%と極めて少なくなる。
【0041】
従って、この発明の実施の形態1においては、電磁石コイル1の巻線導体1T1を巻芯4へ固定する押え治具(図示せず)を取外しても、電磁石コイル1の各巻線導体1T1,1T2・・・1Tnの径方向寸法は殆ど崩れず、電磁石コイル1の寸法精度が極めて良く、その分コイル巻線寸法も所定の大きさとなり、又、巻線導体1T1,1T2・・・1Tnのターン間の空隙も殆ど無く機械的強度に優れた電磁石コイルとなる。
【0042】
尚,前述のこの発明の実施の形態1では、非接触式導体距離測定器が3台61,62,63の場合について説明したが、3台以上使用してもよく,この場合は導体曲げ半径が一意に定まらないが,複数定まる曲げ半径の平均を採って前記導体成形装置3の中央のロ−ル32の位置制御に使用することが可能である。
【0043】
実施の形態2.
この発明の実施の形態2は、前述のこの発明の実施の形態1に加え、図3に示すように、導体1b,1c上に、導体長さ位置を識別するマ−ク及び導体位置値を示すバーコード等の導体長さ識別マ−クを付け、これらマ−クを読み取ることによりコイル導体1cの長さを検出する方法(装置)を例示するものである。図3はこの発明の実施の形態2を要部は拡大して示す平面図である。
【0044】
コイル導体1bの曲げ半径を帰還制御するためには、導体距離測定装置6によって測定された前記導体距離測定装置6と導体成形装置3との間の距離から制御装置36で導出された曲げ半径の導体1c上の位置と、現に曲げている導体1b上の位置との間の導体に沿った距離Lが制御部に知られる必要がある。しかし,導体成形装置3と導体距離測定装置6との間は曲率を持った導体1cで繋がれ、かつその曲率半径の導体1cは、巻こうとするコイルの形状により導体の場所場所で変動する。従ってこの距離を正確に測定または計算することは困難であった。このことは即ち導体成形装置3の精度が良くないことを意味していた。この発明の実施の形態2ではこの問題点も解決しようとするものである。
【0045】
図3において、70は導体測長器で、例えばロータリーエンコーダを使用し、導体成形装置3に供給される直前の直線状態の位置に配設され、当該位置において導体1bの周長を測定する。71は第1のマ−キング装置で、例えばレ−ザ式マ−カや印刷手段が使用され、図示のように、前記導体測長器70の配設位置に対応する位置における導体1bの、曲げの半径が存在する面と平行な面に、導体長さ位置を識別するマ−ク71Mを、瞬時にマークでき容易に消えないように付ける。72は第2のマ−キング装置で、例えばレ−ザ式マ−カや印刷手段が使用され、前記導体長さ位置印71Mに隣接して当該位置識別マ−ク71Mが在る位置の導体長さを識別するマ−ク72M、例えば前記導体長さの値、例えば1,2,3,4,5,6,・・・、を示すバ−コ−ド等、を瞬時にマークでき容易に消えないように付ける。尚、前記導体長さの値、例えば1,2,3,4,5,6,・・・、は演算装置で導体長さの値を演算できればA,B,C,D,E,F・・・でもよい。
【0046】
73は第1の読取装置で、前記導体成形装置3の中央のロ−ル32と導体1bとの接触点32p1bに対応する位置における前記導体長さ位置識別マ−ク71Mを読み取る第1の読取器731と、前記導体成形装置3の中央のロ−ル32と導体1bとの接触点32p1bに対応する位置における前記位置識別マ−ク71Mが在る位置の導体長さを識別するマ−ク72Mを読み取る第2の読取器732とで構成されている。
【0047】
74は第2の読取装置で、前記非接触式導体距離測定装置6の最前部の非接触式導体距離測定器61の出力ビ−ム61bが前記導体1cに照射される点61b1c1に対応する位置における前記導体長さ位置識別マ−ク71Mを読み取る第1の読取器741と、前記非接触式導体距離測定装置6の最前部の非接触式導体距離測定器61の出力ビ−ム61bが前記導体1cに照射される点61b1c1に対応する位置における前記位置識別マ−ク71Mが在る位置の導体長さを識別するマ−ク72Mを読み取る第2の読取器742とで構成されている。
【0048】
以下、この発明の実施の形態2の動作について図3を用いて説明する。導体1bが導体成形装置3に供給される直前の直線状態の位置で、導体測長器70により導体1bの周長が測定される。導体測長器70の位置で、導体1bの曲げ半径が存在する面と平行な面に、第1のマ−キング装置71により、導体長さ位置識別マ−ク71Mを付ける。更に、第2のマ−キング装置72により、導体長さ位置識別マ−ク71Mに隣接して導体長さ識別マ−ク72Mを付ける。これらのマークを付ける手段は印刷でもよいしレーザによる刻印でも,要は瞬時にマークでき容易に消えないものであれば良い。
【0049】
前記マーク71M,72Mは所定の長さピッチ例えば数mmから数十mm間隔で付けられる。次に導体1bは導体成形装置3に送られ、入口曲げロール31を通過して中央曲げロール32で最大に曲げられ、出口ロール33でスプリングバック(前記導体1bの湾曲形状への曲げに対する前記導体1bの弾性に起因する戻り)分の曲げが戻り、その曲げ状態が成形結果として導体成形装置3から送出される。曲げが最も進んだ中央曲げロール32の位置で、第1の読取装置73の第1の読取器731により、導体1b上の導体長さ位置識別マ−ク71Mが、また第1の読取装置73の第2の読取器732により、導体長さ識別マ−ク72Mが読み取られる。この時点で現に曲げ成形されている導体1bの位置が定量的に確定できることになる。
【0050】
次に導体成形装置3を出た湾曲成形された導体1cは、非接触式導体距離測定装置6に入る。非接触式導体距離測定装置6の入口位置で第2の読取装置74の第1の読取器741により導体1c上の導体長さ位置識別マ−ク71Mが、また第2の読取装置74の第2の読取器742によりバーコード等の導体長さ識別マ−ク72Mが読み取られる。この時点で曲げ半径を測定するための前記非接触式導体距離測定装置6と導体1cとの距離が測定される導体位置が定量的に確定できることになる。このようにこの発明の実施の形態2では、曲げ加工している導体位置と、曲げ半径を測定している導体位置が識別マーク71M,72Mを介して定量的かつ高精度に測定されるので、導体1bの曲げ帰還制御が高精度にできるようになり、前述のこの発明の実施の形態1より、導体1bの曲げ精度が更に向上する。尚、導体長さ識別マ−ク72Mの位置が正確に付けられていれば、導体1c上の導体長さ位置識別マ−ク71Mは必ずしも必要ない。
【0051】
次に前述のこの発明の実施の形態2における導体成形装置3の曲げ半径制御の概念を図4によって説明する。3台の非接触式導体距離測定器61,62,63からの導体曲り形状信号S1と、非接触式導体距離測定装置6の入口の第2の読取装置74の第2の読取器742からの半径測定位置導体長さ信号S2と、導体成形装置3の中心曲げロール32の位置の第1の読取装置73の第2の読取器732からの曲げ位置導体長さ信号S3が、制御装置36内の曲げ半径修正量演算装置361に入力され、曲げ成形された導体1cの実測ベ−スの曲げ半径が、導体1cのどの位置の半径であるか正確に位置対応付けがなされて計算される。
【0052】
この結果、前記実測ベ−スの曲げ半径と目標曲げ半径信号RSとの差から導体成形装置3の中央の曲げロ−ル(位置可動ロール)32の位置修正量が計算され、可動ロール位置移動信号S4が出力され、駆動回路34を介して駆動機構34が動作し、前記実測ベ−スの曲げ半径と目標曲げ半径信号RSとの差を無くす方向に、導体成形装置3の中央の曲げロ−ル(位置可動ロール)32を、導体1bの長手方向と所定角度(例えば直角)をなして補正駆動(押圧)し、前記中央の曲げロ−ル(位置可動ロール)32の位置を補正する。
【0053】
実施の形態3.
前述のこの発明の実施の形態1では、非接触式導体距離測定装置6の各非接触式導体距離測定器61,62,63間のピッチ距離P1,P2が何れも固定されている場合について述べたが,図5に例示してあるように、各非接触式導体距離測定器61,62,63間のピッチ距離P1,P2を可変としたものである。
【0054】
図5において、81はサ−ボモ−タ等の第1の測定器駆動機構で、制御盤(図示せず)から制御される。82はサ−ボモ−タ等の第2の測定器駆動機構で、制御盤(図示せず)から制御される。83は第1の測定器取付台で、非接触式導体距離測定器62が搭載されている。84は第2の測定器取付台で、非接触式導体距離測定器63が搭載されている。85はガイドレ−ルで、前記第1の測定器取付台83及び第2の測定器取付台84が当該ガイドレ−ルに沿って矢印D方向(前記非接触式導体距離測定器62,63の出力ビ−ム62b,63bとほぼ直角をなす方向)に夫々可移動に取り付けられている。
【0055】
前記第1の測定器駆動機構81、第2の測定器駆動機構82により、前記第1の測定器取付台83、第2の測定器取付台84を、前記ガイドレ−ル85に沿って矢印D方向に個別に移動することにより、前記非接触式導体距離測定器62および非接触式導体距離測定器63を、矢印D方向に個別に移動させ、非接触式導体距離測定器61と非接触式導体距離測定器62との間のピッチP1、及び非接触式導体距離測定器62と非接触式導体距離測定器63との間のピッチP2を、大きくしたり小さくしたり可変にすることができる。
【0056】
前記非接触式導体距離測定器61,62,63の間のピッチP1,P2を小さくすると、曲げ半径測定に必要な導体1cの長さが短くなり、導体1cが導体成形装置3を出た後、早期に導体1cの曲げ半径を検出できるというように、曲げ半径の変化を早く検出することができ装置の応答性が良くなるという利点がある。
【0057】
実施の形態4.
前述のこの発明の実施の形態1では、非接触式導体距離測定装置6が導体成形装置3に固定されている場合について例示したが、図6に示すように、非接触式導体距離測定装置6を、前記導体1cに可移動に装着してもよい。図6(a)はこの発明の実施の形態4の平面図、図6(b)は図6(a)におけるb−b線における断面を矢印方向に見た縦断側面である。
【0058】
図6(a)(b)において、911は導体1cを水平方向に挟む第1のロール組、912は前記第1のロール組911から所定距離離れた位置において前記導体1cを水平方向に挟む第2のロール組、921は前記第1のロール組911に隣接して設けられ前記導体1cを鉛直方向に挟む第3のロール組、922は前記第2のロール組912に隣接して設けられ前記導体1cを鉛直方向に挟む第4のロール組である。93は前記第1〜第4のロール組911,912,921,922、及び非接触式導体距離測定器61,62,63が図示のような配置に装着された保持台である。
【0059】
前述の構成であるので、前記前記第1〜第4のロール組911,912,921,922、保持台93及び非接触式導体距離測定器61,62,63は、前記前記第1〜第4のロール組911,912,921,922を介して、前記導体1cによって、矢印E方向(重力方向)及び矢印F方向(矢印Eと直角の方向)に支持されている。
【0060】
前記保持台93は、導体1cの長手方向には導体成形装置3に、リンク、チェ−ン、ワイヤ等の連結部材(図示せず)によって連結されていて、導体1cが送られても、前記保持台93が導体1cの送りに追従して移動することなく同一の場所に留まるようにしてある。なお、前記連結部材(図示せず)の前記保持台93との連結点、及び前記導体成形装置3との連結点は、何れも図示してないが、例えば3次元に可動なように、例えばユニバ−サルジョイントにしてある。
【0061】
このように非接触式導体距離測定装置6を導体1cから支持されるように該導体1cに取り付けると、非接触式導体距離測定装置6を支持のための構造が小型になり、非接触式導体距離測定装置6を導体成形装置3に、より近接して配置することが可能となり、且つ、導体1bが導体成形装置3から出た後、より早期に導体1cの曲げ半径を検出できるというように、導体1cの曲げ半径の変化を早く検出することができ、装置の応答性が良くなるという利点がある。
【0062】
【発明の効果】
請求項1に記載の電磁石コイル巻線方法の発明は、導体供給装置から連続的に供給される導体を、導体成形装置により押圧して湾曲形状に形成した後、非接触式導体距離測定装置により該非接触式導体距離測定装置から前記導体までの距離を測定し、この非接触式導体距離測定装置により測定した前記非接触式導体距離測定装置から前記導体までの距離により前記導体成形装置の押圧量を補正することにより前記導体を所望の湾曲形状とし、当該所望の湾曲形状の導体をコイル巻芯に巻き取ることにより電磁石コイルを形成するようにしたので、導体成形装置によって湾曲形状に成形された導体上の測定位置と現に導体成形装置によって湾曲形状に曲げ成形している位置との距離を顕著に短くすることができ、更には、寸法精度が良く、且つ機械的強度に優る電磁石コイルを実現することができる効果がある。
【0063】
請求項2に記載の電磁石コイル巻線装置の発明は、導体を連続的に供給する導体供給装置、所望の湾曲形状に成形された前記導体をコイル状に巻き取るコイル巻芯、前記導体供給装置と前記コイル巻芯との間に設けられ前記導体をその長手方向と所定角度をなして押圧し前記導体を湾曲形状に成形する導体成形装置、前記コイル巻芯と前記導体成形装置との間に設けられ前記導体成形装置により湾曲形状に成形された前記導体の湾曲状態を検出するために導体成形装置により成形された前記導体までの距離を非接触で測定する非接触式導体距離測定装置、及び前記非接触式導体距離測定装置により測定された前記導体までの距離に基づいて前記導体を前記所望の湾曲形状に形成する方向に前記導体成形装置の前記押圧量を補正する制御装置を備えているので、請求項1に記載の電磁石コイル巻線方法を実施する電磁石コイル巻線装置を実現できると共に、導体成形装置によって湾曲形状に成形された導体上の測定位置と現に導体成形装置によって湾曲形状に曲げ成形している位置との距離を顕著に短くすることができ、更には、寸法精度が良く、且つ機械的強度に優る電磁石コイルを実現することができる効果がある。
【0064】
請求項3に記載の電磁石コイルの発明は、導体供給装置から連続的に供給される導体が、導体成形装置により押圧されて湾曲形状に形成された後に、非接触式導体距離測定装置により測定された該非接触式導体距離測定装置から前記導体までの距離により前記導体成形装置の押圧量が補正された湾曲形状の導体がコイル巻芯に巻き取られることにより形成されたものであるので、寸法精度が良く、且つ機械的強度に優る電磁石コイルを実現することができる効果がある。
【0065】
請求項4に記載の電磁石コイル巻線方法の発明は、請求項1に記載の電磁石コイル巻線方法において、前記導体が前記導体成形装置により押圧される前に、前記導体にその長手方向に所定間隔毎に固有の位置識別マ−クを付け、前記導体成形装置に対応した前記識別マ−クを検出することにより前記導体成形装置により前記導体が押圧されている位置を検出すると共に、前記非接触式導体距離測定装置に対応した前記識別マ−クを検出することにより前記非接触式導体距離測定装置により当該非接触式導体距離測定装置と前記導体との距離が測定されている位置を検出し、前記非接触式導体距離測定装置と前記導体との距離が測定されている位置及び前記導体が押圧されている位置の各検出結果に基づいて、前記非接触式導体距離測定装置により測定した前記非接触式導体距離測定装置から前記導体までの距離により前記導体成形装置の押圧量を補正するようにしたので、導体成形装置によって湾曲形状に成形された導体上の測定位置と現に導体成形装置によって湾曲形状に曲げ成形している位置との距離を、より顕著に短くすることができ、更には、寸法精度が更に良く、且つ機械的強度が更に優る電磁石コイルを実現することができる効果がある。
【0066】
請求項5に記載の電磁石コイル巻線装置の発明は、請求項2に記載の電磁石コイル巻線装置において、前記導体が前記導体成形装置と前記導体供給装置との間の前記導体にその長手方向に所定間隔毎に固有の位置識別マ−クを付けるマ−キング装置、前記導体成形装置に対応した前記識別マ−クを検出することにより前記導体成形装置により前記導体が押圧されている位置を検出する第1の読取装置、及び前記非接触式導体距離測定装置に対応した前記識別マ−クを検出することにより前記非接触式導体距離測定装置により当該非接触式導体距離測定装置と前記導体との距離が測定されている位置を検出する第2の読取装置を備え、前記非接触式導体距離測定装置と前記導体との距離が測定されている位置及び前記導体が押圧されている位置の各検出結果に基づいて、前記非接触式導体距離測定装置により測定した前記非接触式導体距離測定装置から前記導体までの距離により前記導体成形装置の押圧量を補正するようにしたので、請求項4に記載の電磁石コイル巻線方法を実施する電磁石コイル巻線装置を実現できると共に、導体成形装置によって湾曲形状に成形された導体上の測定位置と現に導体成形装置によって湾曲形状に曲げ成形している位置との距離を、より顕著に短くすることができ、更には、寸法精度が更に良く、且つ機械的強度が更に優る電磁石コイルを実現することができる効果がある。
【0067】
請求項6に記載の電磁石コイルの発明は、請求項3に記載の電磁石コイルにおいて、前記導体が前記導体成形装置により押圧される前に、前記導体にその長手方向に所定間隔毎に固有の位置識別マ−クが付けられ、前記導体成形装置に対応した前記識別マ−クを検出することにより前記導体成形装置により前記導体が押圧されている位置を検出すると共に、前記非接触式導体距離測定装置に対応した前記識別マ−クを検出することにより前記非接触式導体距離測定装置により当該非接触式導体距離測定装置と前記導体との距離が測定されている位置を検出し、前記非接触式導体距離測定装置と前記導体との距離が測定されている位置及び前記導体が押圧されている位置の各検出結果に基づいて、前記非接触式導体距離測定装置により測定した前記非接触式導体距離測定装置から前記導体までの距離によって前記導体成形装置の押圧量が補正された湾曲形状の導体がコイル巻芯て前記所望の形状に成形されるものであるので、寸法精度が更に良く、且つ機械的強度が更に優る電磁石コイルを実現することができる効果がある。
【0068】
請求項7に記載の電磁石コイル巻線装置の発明は、項2及び請求項5の何れか一に記載の電磁石コイル巻線装置において、前記非接触式導体距離測定装置が前記導体の長手方向に沿って配設された少なくとも3個の非接触式導体距離測定器で構成され、前記非接触式導体距離測定器の前記導体の長手方向の相互間の距離が可調整としたので、導体曲げ半径の変化を早く検出することができ装置の応答性が良くなり、コイルの曲げ精度が向上する効果がある。
【0069】
請求項8に記載の電磁石コイルの発明は、請求項3及び請求項6の何れか一に記載の電磁石コイルにおいて、前記導体の長手方向に沿って配設された少なくとも3個の非接触式導体距離測定器で構成され前記非接触式導体距離測定器の前記導体の長手方向の相互間の距離が可調整である非接触式導体距離測定装置から前記導体までの距離によって前記導体成形装置の押圧量が補正されことにより所望形状に形成されるものであるので、寸法精度が良く、且つ機械的強度に優る電磁石コイルを実現することができる効果がある。
【0070】
請求項9に記載の電磁石コイル巻線装置の発明は、請求項2、請求項5、及び請求項7の何れか一に記載の電磁石コイル巻線装置において、前記非接触式導体距離測定装置が、前記導体に前記導体の長手方向に相対的に可移動に装着されていると共に、固定部により前記導体の長手方向への前記非接触式導体距離測定装置の移動が拘束されているものであるので、装置をコンパクトにして導体曲げ半径の変化を早く検出するようにすることができ装置の応答性が良くなり、コイルの曲げ精度が向上する効果がある。
【0071】
請求項10に記載の電磁石コイルの発明は、請求項3、請求項6、及び請求項8の何れか一に記載の電磁石コイルにおいて、前記導体に前記導体の長手方向に相対的に可移動に装着されていると共に固定部により前記導体の長手方向への移動が拘束されている非接触式導体距離測定装置から前記導体までの距離によって前記導体成形装置の押圧量が補正されことにより所望形状に形成されるものであるので、寸法精度が良く、且つ機械的強度に優る電磁石コイルを実現することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1を示す図で、(a)は電磁石コイル巻線方法、電磁石コイル巻線装置、及び電磁石コイルを示す平面図、(b)は電磁石コイルの概略構成を縮小して示す平面図である。
【図2】この発明の実施の形態1を示す図で、要部を拡大して示す平面図である。
【図3】この発明の実施の形態2を示す平面図である。
【図4】この発明の実施の形態2を示す図で、曲げ半径制御の概念を示すブロック線図である。
【図5】この発明の実施の形態3を示す平面図である。
【図6】この発明の実施の形態4を示す図で、(a)は平面図、(b)は平面図(a)のb−b線における断面を矢印方向に見た縦断側面図である。
【図7】従来の電磁石コイル巻線装置を示す平面図である。
【図8】従来の電磁石コイル巻線装置における導体成形装置3での曲げ半径制御の概念を示すブロック線図である。
【符号の説明】
1 電磁石コイル、        1b,1c 導体、
2 導体供給装置、         3 導体成形装置、
36 制御装置、           5 コイル巻芯、
6 非接触式導体距離測定装置、   61,62,63 非接触式導体距離測定器、
71,72  マ−キング装置、       71M,72M 位置識別マ−ク、
73 第1の読取装置、        74 第2の読取装置、
81,82  測定器駆動機構、       83,84 測定器取付台、
85 ガイドレ−ル、         911  第1のロール組、
912  第2のロール組、        921 第3のロール組、
922  第4のロール組、        93  保持台。

Claims (10)

  1. 導体供給装置から連続的に供給される導体を、導体成形装置により押圧して湾曲形状に形成した後、非接触式導体距離測定装置により該非接触式導体距離測定装置から前記導体までの距離を測定し、この非接触式導体距離測定装置により測定した前記非接触式導体距離測定装置から前記導体までの距離により前記導体成形装置の押圧量を補正することにより前記導体を所望の湾曲形状とし、当該所望の湾曲形状の導体をコイル巻芯に巻き取ることにより電磁石コイルを形成する電磁石コイル巻線方法。
  2. 導体を連続的に供給する導体供給装置、所望の湾曲形状に成形された前記導体をコイル状に巻き取るコイル巻芯、前記導体供給装置と前記コイル巻芯との間に設けられ前記導体をその長手方向と所定角度をなして押圧し前記導体を湾曲形状に成形する導体成形装置、前記コイル巻芯と前記導体成形装置との間に設けられ前記導体成形装置により湾曲形状に成形された前記導体の湾曲状態を検出するために導体成形装置により成形された前記導体までの距離を非接触で測定する非接触式導体距離測定装置、及び前記非接触式導体距離測定装置により測定された前記導体までの距離に基づいて前記導体を前記所望の湾曲形状に形成する方向に前記導体成形装置の前記押圧量を補正する制御装置を備えた電磁石コイル巻線装置。
  3. 導体供給装置から連続的に供給される導体が、導体成形装置により押圧されて湾曲形状に形成された後に、非接触式導体距離測定装置により測定された該非接触式導体距離測定装置から前記導体までの距離により前記導体成形装置の押圧量が補正された湾曲形状の導体がコイル巻芯に巻き取られることにより形成された電磁石コイル。
  4. 請求項1に記載の電磁石コイル巻線方法において、前記導体が前記導体成形装置により押圧される前に、前記導体にその長手方向に所定間隔毎に固有の位置識別マ−クを付け、前記導体成形装置に対応した前記識別マ−クを検出することにより前記導体成形装置により前記導体が押圧されている位置を検出すると共に、前記非接触式導体距離測定装置に対応した前記識別マ−クを検出することにより前記非接触式導体距離測定装置により当該非接触式導体距離測定装置と前記導体との距離が測定されている位置を検出し、前記非接触式導体距離測定装置と前記導体との距離が測定されている位置及び前記導体が押圧されている位置の各検出結果に基づいて、前記非接触式導体距離測定装置により測定した前記非接触式導体距離測定装置から前記導体までの距離により前記導体成形装置の押圧量を補正することを特徴とする電磁石コイル巻線方法。
  5. 請求項2に記載の電磁石コイル巻線装置において、前記導体が前記導体成形装置と前記導体供給装置との間の前記導体にその長手方向に所定間隔毎に固有の位置識別マ−クを付けるマ−キング装置、前記導体成形装置に対応した前記識別マ−クを検出することにより前記導体成形装置により前記導体が押圧されている位置を検出する第1の読取装置、及び前記非接触式導体距離測定装置に対応した前記識別マ−クを検出することにより前記非接触式導体距離測定装置により当該非接触式導体距離測定装置と前記導体との距離が測定されている位置を検出する第2の読取装置を備え、前記非接触式導体距離測定装置と前記導体との距離が測定されている位置及び前記導体が押圧されている位置の各検出結果に基づいて、前記非接触式導体距離測定装置により測定した前記非接触式導体距離測定装置から前記導体までの距離により前記導体成形装置の押圧量を補正することを特徴とする電磁石コイル巻線装置。
  6. 請求項3に記載の電磁石コイルにおいて、前記導体が前記導体成形装置により押圧される前に、前記導体にその長手方向に所定間隔毎に固有の位置識別マ−クが付けられ、前記導体成形装置に対応した前記識別マ−クを検出することにより前記導体成形装置により前記導体が押圧されている位置を検出すると共に、前記非接触式導体距離測定装置に対応した前記識別マ−クを検出することにより前記非接触式導体距離測定装置により当該非接触式導体距離測定装置と前記導体との距離が測定されている位置を検出し、前記非接触式導体距離測定装置と前記導体との距離が測定されている位置及び前記導体が押圧されている位置の各検出結果に基づいて、前記非接触式導体距離測定装置により測定した前記非接触式導体距離測定装置から前記導体までの距離によって前記導体成形装置の押圧量が補正された湾曲形状の導体がコイル巻芯て前記所望の形状に成形されることを特徴とする電磁石コイル。
  7. 請求項2及び請求項5の何れか一に記載の電磁石コイル巻線装置において、前記非接触式導体距離測定装置が前記導体の長手方向に沿って配設された少なくとも3個の非接触式導体距離測定器で構成され、前記非接触式導体距離測定器の前記導体の長手方向の相互間の距離が可調整であることを特徴とする電磁石コイル巻線装置。
  8. 請求項3及び請求項6の何れか一に記載の電磁石コイルにおいて、前記導体の長手方向に沿って配設された少なくとも3個の非接触式導体距離測定器で構成され前記非接触式導体距離測定器の前記導体の長手方向の相互間の距離が可調整である非接触式導体距離測定装置から前記導体までの距離によって前記導体成形装置の押圧量が補正されことにより所望形状に形成されることを特徴とする電磁石コイル。
  9. 請求項2、請求項5、及び請求項7の何れか一に記載の電磁石コイル巻線装置において、前記非接触式導体距離測定装置が、前記導体に前記導体の長手方向に相対的に可移動に装着されていると共に、固定部により前記導体の長手方向への前記非接触式導体距離測定装置の移動が拘束されていることを特徴とする電磁石コイル巻線装置。
  10. 請求項3、請求項6、及び請求項8の何れか一に記載の電磁石コイルにおいて、前記導体に前記導体の長手方向に相対的に可移動に装着されていると共に固定部により前記導体の長手方向への移動が拘束されている非接触式導体距離測定装置から前記導体までの距離によって前記導体成形装置の押圧量が補正されことにより所望形状に形成されることを特徴とする電磁石コイル。
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