JP2004070459A - 電子機器 - Google Patents

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JP2004070459A JP2002225544A JP2002225544A JP2004070459A JP 2004070459 A JP2004070459 A JP 2004070459A JP 2002225544 A JP2002225544 A JP 2002225544A JP 2002225544 A JP2002225544 A JP 2002225544A JP 2004070459 A JP2004070459 A JP 2004070459A
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Takahiro Nasu
那須 孝博
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

【課題】電子機器に設けられた光通信モジュールと電波通信に用いられるアンテナの実装スペースの効率化を図り、光通信モジュールと電波通信に用いられるアンテナの通信性能の低下を抑えることが可能な電子機器を提供することを目的とする。
【解決手段】FIRモジュール11及びブルートゥースモジュールの通信に用いられるアンテナ12とが回路基板13に並んで設けられている。FIRモジュール11は、送信信号を送出する送出部15と光信号を受信する受信部16とが設けられている。カバー7と赤外線モジュール7の光の送受信方向と垂直になるように設けられている。カバー7の大きさは、FIRモジュール11とアンテナ12の大きさにより決定され、カバー7はFIRモジュール11の幅方向の長さLとアンテナ12の幅方向の長さMとの和以上の長さ(L+M)を有するように構成される。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パーソナルコンピュータに関し、特に他の電子機器と無線通信手段で津新可能な電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ラップトップ型やノート型のパーソナルコンピュータ(以下、パソコンと称す)など電子機器は、他の電子機器との通信のために様々な通信モジュールが搭載されている。特に、機器同士を有線により接続する煩雑さを解消するために、無線による通信方式が増加している。この無線通信方式には、赤外線通信モジュール(FIR:Fast Infrared、 以後FIRと称す)や、電波による無線通信であるIEEE802.1方式による無線通信モジュールや、短距離無線通信規格であるブルートゥース(Bluetooth)モジュールなどを有するものが広く普及しつつある。
【0003】
ノート型のパソコンにFIRモジュールを設ける場合は、通常キーボードが配設されているパソコン本体部の背面の一部分に赤外線の光が通過する部分(カバー)が設けられる。近年のパソコンはマグネシウムなどの金属により形成された筐体が増加しているため、カバーは、光が通過可能なようにプラスチックなどの透過性の部材で構成する必要がある。また、また、電波の無線通信である802.11方式や、ブルートゥースの場合は、電波の送受信能力、電波の指向性を考慮して、ノート型パソコンの表示部の上部に設けられるものが多い。しかし、上述のように。近年のパソコンはマグネシウムなどの金属により形成された筐体が増加しているため、金属素材では電波の送受信周波数に影響を及ぼす。よって、アンテナ取り付け位置の個所にプラスチックなどによりカバーを設けているものもある。
【0004】
上述のように、FIRモジュールと電波による通信可能な無線モジュールとは、パソコンの異なる位置に設けられ、夫々通信に悪影響を及ぼさないような対策が講じられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述したような電子機器では、FIRモジュールの実装位置と電波による無線通信用のアンテナを実装とが異なるため、実装スペースが余計に必要である。また、アンテナを実装する位置に無線電波を通しやすい材質をパソコンに設け、FIRモジュールを実装する個所に光を透過させる材質とをパソコンに設ける必要があるため、異なる材質を2箇所に用いるコスト的な問題や、モジュール、アンテナを実装するスペースが必要であるといった問題があった。
【0006】
上記課題を解決するために本発明では、電子機器に設けられた光通信モジュールと電波通信に用いられるアンテナの実装スペースの効率化を図り、光通信モジュールと電波通信に用いられるアンテナの通信性能の低下を抑えることが可能な電子機器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明では、筐体と、前記筐体内に設けられ、他の機器と光信号により通信可能な光通信モジュールと、前記光通信モジュールの近傍に設けられ電波信号を送受信可能なアンテナと、前記筐体に設けられ、前記光通信モジュールと前記アンテナとをカバーするとともに、前記光信号を透過可能なカバーとを具備することを特徴とする。
【0008】
このような構成により、電子機器に設けられた光通信モジュールと電波通信のアンテナの実装スペースの効率化を図ることが電子機器を提供することが可能である。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下本発明に係る実施の形態を、図面を参照して説明する。
【0010】
図1に第1の実施形態に係るパソコンの正面図を示す。
【0011】
このパソコン本体1は、薄型の直方体をなすマグネシウムからなる箱体のもので、その内部には、CPU等のパソコンが動作するための電子部品や回路パターンが配設された回路基板、カード部品を挿入可能なスロットなどが設けられている。
【0012】
パソコン1の上面には、パソコン本体1内部で処理されたデータなどを表示する表示部3と、入力インターフェースとなるボタン類5が設けられている。表示部3はタブレットを搭載しており、専用のペンなどで文字や操作指示を表示部3上に直接入力することも可能である。また、パソコン本体1は、他の電子機器と通信を可能とするために、通信インターフェースとして、光通信モジュールであるFIRモジュールと電波による無線通信モジュールであるブルートゥースモジュールを具備している。これらのモジュールは本実施形態では、パソコン本体の上側面に設けられている。このFIRモジュールおよびブルートゥースモジュールが他の電子機器と通信を行うことが可能となるように、光を透過可能でかつ無線電波の周波数に影響を及ぼしにくいカバー7が設けられている。このカバー7は、電波に対して影響を及ぼしにくいプラスチックなどの非誘電部材により形成されている。
【0013】
続いて、図2にカバー付近の拡大図を示す。
【0014】
パソコン本体1はマグネシウムなどの金属部材により形成されているため、パソコン本体1は、赤外線を透過することはできず、かつ金属は誘電体であるためブルートゥースモジュールで使用するに通信周波数にも影響を与える。一方、カバー7は、プラスチック等の非誘電部材により成型されており、また光透過性がある部材により構成されているため、赤外線を透過することが可能であり、かつブルートゥースモジュールによる通信周波数にも影響を及ぼしにくい。このカバー7を介して他の電子機器と通信可能とするため、FIRモジュール11及びブルートゥースモジュールの通信に用いられるアンテナ12とが回路基板13に並んで設けられている。FIRモジュール11は、送信信号を送出する送出部15と光信号を受信する受信部16とが設けられている。カバー7と赤外線モジュール7の光の送受信方向と垂直になるように設けられている。
【0015】
FIRモジュール11と窓7との距離は、赤外線の指向性を考慮して決定される。指向性を狭くしたい場合は、カバー7とFIRモジュール11との距離は短くなるように配置され、指向性を広くしたい場合は、カバー7とFIRモジュール11との距離を大きくとるように配置される。また、カバー7の大きさは、FIRモジュール11とアンテナ12の大きさにより決定され、カバー7はFIRモジュール11の幅方向の長さLとアンテナ12の幅方向の長さMとの和以上の長さ(L+M)を有するように構成される。カバーの高さ方向は、FIRモジュール11の指向性を考慮して決定される。
【0016】
上述のように、回路基板上にFIRモジュールの通信窓と電波通信のアンテナカバーとを兼用するように設けることで、パソコンの実装スペースの効率化と、カバー部材の兼用によりコストの低下を実現することが可能である。
【0017】
次に、図3および図4を用いて第2の実施形態について説明する。
【0018】
第1の実施形態では、FIRモジュール11とアンテナとを並列に横に並べて配置したが、第2の実施形態では、回路基板を挟んで縦方向に配置する例を示す。第2の実施形態もパソコンの外観は第1の実施形態の図1と同様のため、説明は省略する。
【0019】
図3は第2の実施形態に係るカバー付近の拡大図を示す。また、図4は図3のA‐A’線に沿った断面図を示す。
【0020】
第2の実施形態も第1の実施形態と同様にパソコン本体1はマグネシウムなどの金属部材により形成されている。
【0021】
カバー21は、第1の実施形態と同様パソコン本体1の上部に設けられている。
【0022】
回路基板22に、FIRモジュール11が実装されており、回路基板22を挟んでブルートゥースの通信で用いられるアンテナ12が設けられる。FIRモジュール11は、アンテナ12の幅方向の長さMの間に入る位置に設けられる。
【0023】
カバー21の大きさは、アンテナ12の幅により決定されるが、FIRモジュール11の送受信方向とカバー7とは垂直に設けられる。
【0024】
また、FIRモジュール11とアンテナ12とは上述のように回路基板22を挟んで重ねるように設けられるため、カバー7一つでFIRモジュールの光信号とブルートゥースモジュールで用いられる電波信号を透過させるカバーを兼ねるように配置される。
【0025】
つまり、カバー21はアンテナの幅方向の長さM以上の長さを有すればよい。高さ方向は、FIRモジュール11の指向性が考慮されて決定される。上述のような実装形態にすることにより、FIRモジュールの通信窓と電波通信のアンテナのカバーとを共通化することで、実装スペースの効率化と、カバー部材のコスト低下を実現することが可能である。
【0026】
上述の実施携帯では、カバーの実装位置をパソコン本体1の上側面としたが、これに限るものでは無く、側方の側面など、他の電子機器と通信を行いやすい位置に設けてもよい。
【0027】
また、本発明ではその主旨を逸脱しない範囲であれば、上記の実施形態に限定されるものではない。そして、ノート型パソコン、携帯電話などにも広く適用できるものである。
【0028】
【発明の効果】
以上詳述した発明によれば、電子機器に設けられた光通信モジュールと電波通信に用いられるアンテナの実装スペースの効率化を図り、光通信モジュールと電波通信に用いられるアンテナの通信性能の低下を抑えることが可能な電子機器を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係るパソコンの正面図。
【図2】第1の実施形態に係るカバー付近の拡大図。
【図3】第2の実施形態に係るカバー付近の拡大図。
【図4】A−A‘線に沿った断面図。
【符号の説明】
1…パソコン
3…表示部
5…ボタン類
7、21…カバー
11…FIRモジュール
12…アンテナ
13、22…回路基板

Claims (6)

  1. 筐体と、
    前記筐体内に設けられ、他の機器と光信号により通信可能な光通信モジュールと、
    前記光通信モジュールの近傍に設けられ電波信号を送受信可能なアンテナと、
    前記筐体に設けられ、前記光通信モジュールと前記アンテナとをカバーするとともに、前記光信号を透過可能なカバーと、
    を具備することを特徴とする電子機器。
  2. 前記カバーは、非誘電部材により構成されることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記筐体には、回路基板が内蔵されているとともに、前記光通信モジュールと前記アンテナとは、前記回路基板上に並んで配置されることを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 前記カバーは前記光通信モジュールと前記アンテナの幅方向の長さとの和以上の長さを有するように設けられることを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記筐体には、回路基板が内蔵されているとともに、前記光通信モジュールと前記アンテナとは、前記回路基板を挟んで対向して配置されることを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
  6. 前記カバーは、前記アンテナの幅方向の長さ以上の長さを有するように設けられることを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013136398A1 (ja) * 2012-03-12 2013-09-19 日本電気株式会社 携帯端末装置
JP2016131406A (ja) * 2016-04-22 2016-07-21 レノボ・イノベーションズ・リミテッド(香港) 折り畳み式携帯装置およびその筐体の製造方法

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