JP2004069170A - 散水制御方法及びその装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷凍機などの凝縮器の動作を支援すると共に、異常動作を早期に検出できる散水制御方法及び散水制御装置を提供する。
【解決手段】圧縮機からの高温高圧出力の温度又は圧力を計測し、その温度又は圧力が所定値を越える場合には、外気温度が所定値を越えていることを条件に、凝縮器に散水して水冷処理を付加するようにした。
【選択図】   図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、圧縮機の運転状態を常時監視して、必要時には凝縮器の放熱動作を支援すると共に、異常時にはこれを報知する散水制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4は、冷凍機の原理を説明する図面である。図示の通り、冷凍機は、圧縮機COMPと凝縮器CONDENと膨張弁EXPANと蒸発器EVAPOとを使用して、冷媒ガスの相変化よる潜熱を利用して熱移動を連続的に行う装置である。ここでは、圧縮機COMPで冷媒蒸気を圧縮し、高温高圧の状態にする。この高温高圧の冷媒蒸気は、高圧のまま凝縮器CONDENで放熱されて凝縮する。
【0003】
次に、液化した冷媒は膨張弁EXPANによって、蒸発器圧力まで急減圧し、湿り蒸気になる。そして、湿り蒸気は、蒸発器EVAPO内で吸熱して完全に蒸発し、飽和蒸気となって圧縮機COMPに吸引される。なお、空冷式の冷凍機では、送風ファンFANを設け、これを運転することによって凝縮器CONDENの効果的な放熱動作を実現している。
【0004】
ところで、上記したような冷凍サイクルで動作するものとして、冷房動作中の空気調和機も存在する。そして、消費電力のピーク電力を制限して契約電気料金を抑えるために、消費電力が設定値を越えた場合にはノズルから水を噴射させて放熱動作を支援し、冷房動作の中断時間を抑制しようとする空気調和機の制御装置も提案されている(例えば、特許第3073966号)。
【0005】
しかしながら、このような制御装置は、単にピーク電力を制限するだけであるから、機器の異常動作を早期に検出することはできない。しかも、空気調和機であれば、冷房動作が強制的に中断されても、企業の経費節減のためであると社員は辛抱できたとしても、生鮮食品などを対象とする冷凍機では、冷凍動作の中断は商品価値を失うことにつながるので、特許第3073966号のような制御はとても採用できない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の問題点に着目してなされたものであって、冷凍機などの凝縮器の動作を支援すると共に、異常動作を早期に検出できる散水制御方法及び散水制御装置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明に係る冷凍サイクルにおける散水制御方法は、圧縮機からの高温高圧出力の温度又は圧力を計測し、その温度又は圧力が所定値を越える場合には、外気温度が所定値を越えていることを条件に、凝縮器に散水して水冷処理を付加するようにしたことを特徴とする。本発明に係る凝縮器は、典型的には、空冷処理のみによって動作している。しかし、本発明では、凝縮器に散水して水冷処理が付加されるので、効率のよい冷凍サイクルを実現することができる。
【0008】
また、請求項2に係る冷凍サイクルにおける散水制御方法は、圧縮機からの高温高圧出力の温度又は圧力を計測し、その温度又は圧力が所定値を越える場合、外気温度が所定値より高いことを条件に、凝縮器に散水して水冷処理を付加する一方、外気温度が所定値より低いことを条件に警報動作を実行するようにしたことを特徴とする。本発明によれば、トラブルを早期に発見することができる。
【0009】
また、請求項3に係る発明は、圧縮機の吐出側配管に設置される第1温度センサと、外気温度を検出する第2温度センサとを備え、前記各温度センサの出力に基づいて散水機の動作を制御する制御装置であって、前記第1温度センサの出力が、予め設定されている制御開始温度を上回ると散水機の制御動作を開始させる制御開始手段と、前記第1温度センサの出力が、予め設定されている制御終了温度を下回ると散水機の制御動作を終了させる制御終了手段とを備えている。
【0010】
また、請求項4に係る発明は、圧縮機の吐出側配管に設置される第1温度センサと、外気温度を検出する第2温度センサとを備え、前記各温度センサの出力に基づいて散水機の動作を制御する制御装置であって、前記散水機の制御動作を開始させるべき制御開始温度を設定する第1設定手段と、前記散水機の制御動作を終了させるべき制御終了温度を設定する第2設定手段と、前記散水機の単位動作時間を設定する第3設定手段とを備えている。
【0011】
請求項3又は請求項4に係る発明は、好適には、第1温度センサの出力が所定値を越える場合に、第2温度センサの出力が所定値を越えていない場合には、警報信号を出力するようにしている。また、好適には、第1温度センサの出力が所定値を越える場合には、第2温度センサの出力が所定値を越えていることを条件に、散水機を動作させるようにしている。
【0012】
請求項3又は請求項4に係る発明は、第1と第2の温度センサの出力を編集して所定時間毎に保存する記憶装置を備えているのが好適である。記憶装置としては、書込み可能な不揮発性メモリが好適であり、電気的に消去(書き換え)可能な不揮発性メモリが更に好適である。
【0013】
請求項3に係る発明において、制御終了手段は、動作終了に先だって、予め設定されている最小制御時間だけ散水機を動作させるのが好適である。また、請求項4に係る発明において、単位動作時間の散水機の動作後、制御終了温度を下回っていない場合には、所定の休止時間の後、再度、単位動作時間の散水機の動作を行うのが好適である。また、動作終了に先だって、予め散水機を動作させるべき最小制御時間を設定する第4設定手段を設けるのが好適である。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を実施例に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、実施例に係る散水制御装置EQUの外観図と、温度センサS1,S2の取り付け位置などを図示した図面である。
【0015】
図1に示すように、この散水制御装置EQUは、配管温度センサS1と外気温度センンサS2からのセンサ信号を受けて、圧縮機COMPなどの動作状態を把握し、必要時には散水機WTを動作させる一方、異常時には警報信号ERを出力する装置である。なお、配管温度センサS1は、凝縮器CONDENから膨張弁EXPANに至る高圧管(液管)であって、効果的に測温できるよう温度グリースを塗布して設置される。
【0016】
ここで、高圧管の温度と内部圧力とは相関するので、高圧管の温度に基づいて圧縮機COMPの動作状態を把握することができる。そこで、この散水制御装置EQUでは、高圧管の温度(圧力)が所定値以上になると、散水機WTを動作させて冷凍サイクルの動作を支援して動作効率の向上を図っている。なお、散水機WTを間欠的に動作させることもできるので、凝縮器CONDENの部分から多くの水が垂れ落ちるような無駄を排除することができる。
【0017】
図2は、図1に示す散水制御装置EQUの回路ブロック図である。図示の通り、この散水制御装置EQUは、データ設定用スイッチ1と、配管温度センサS1と、外気温度センサS2と、状態表示LED2と、液晶表示器3と、温度センサからのデータを編集して記憶するEEPROM4と、カレンダークロックIC5と、リレー回路6a,6bと、各部の動作を制御するコンピュータ回路7と、AC200Vを受けて直流電圧を各部に供給する電源回路8とを中心に構成されている。
【0018】
コンピュータ回路7は、データスイッチ設定スイッチ1からの信号を受ける入力ポート10と、温度センサS1,S2からのアナログ信号を受けるA/Dコンバータ11,12と、状態表示LED2を駆動する出力ポート13と、液晶表示器3を駆動する液晶駆動回路14と、リレー駆動回路15と、各部の動作を制御するCPU16と、CPUの制御プログラムを記憶しているROM17と、CPUの作業領域として使用されるRAM18とを中心に構成されている。
【0019】
データ設定用スイッチ1は、詳細には、MODEスイッチと、UPスイッチと、DOWNスイッチと、SETスイッチとで構成されている(図1参照)。これらは全て跳ね返りタイプのスイッチであり、ON操作を重ねるごとにデータ設定動作を進めることができるようになっている。また、状態表示LED2は、本装置EQUが散水機WTを駆動している状態では点滅するようになっている。
【0020】
液晶表示器3は、定常状態では、現在が散水器WTの制御動作中か否かを示すと共に、高圧管の温度を表示している。また、設定によっては、高圧管の温度から算出される高圧管の圧力を表示することもできる。図1の液晶表示器3は、現在が制御動作中であり、高圧管の圧力が12.3Kg/cmであることを示している。また、散水制御装置EQUの各動作パラメータを設定する際には、液晶表示器3に必要なデータが表示される。
【0021】
EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)4には、散水機WTを動作させた散水時間を1日ごとに積算して記憶すると共に、高圧管の温度履歴について、30分間の最大温度と最低温度と平均温度とを、30分ごとに記憶している。また、カレンダークロックIC5は、本装置EQUを、春夏秋冬の4シーズンや、昼夜の4パターンに分けて異なる動作モードで動作させるためのものである。
【0022】
図1に示すように、制御用リレー6aの出力である制御信号CTは、散水機WTに供給され、CPU16及びリレー駆動部15の制御に基づいて、散水機WTの動作を規定している。この散水制御装置EQUでは、「制御開始温度」と「制御終了温度」とを予め設定するようになっており、その設定値にしたがい、高圧管が「制御開始温度」に達すると散水機WTへの制御動作が開始され、高圧管が「制御終了温度」まで降下すると、散水機WTへの制御動作が終了させるようにしている。
【0023】
また、散水機WTの散水制御動作については、「最大制御時間」を予め設定するようにしており、この「最大制御時間」の設定値の選択によって、任意の間欠散水動作を可能にしている。例えば、「最大制御時間」を3分に設定した場合には、3分散水→5秒停止→3分散水→5秒停止→・・・の間欠的な散水動作を、高圧管の温度が「制御終了温度」に達するまで繰り返すことになる。なお、「最大散水時間」は1〜999分までの任意の時間が選択できるので、例えば999分を選択すれば、事実上、高圧管の温度が「制御終了温度」に達するまでの連続的な散水動作が実現されることになる。
【0024】
また、この散水制御装置EQUでは、「最小制御時間」を秒単位で設定できるようになっており、例えば、最小制御時間が10秒に設定されている場合には、高圧管の温度が「制御終了温度」に達しても、直ちに制御を終了するのではなく、更に10秒間の散水動作を行うようにしている。高圧管の温度はリアルタイムに計測されているので、制御用リレー6aのON動作による散水開始の直後に、高圧管の温度が「制御終了温度」に達することもあるが、制御用リレー6aが直ちにOFF動作することなく機器トラブルの原因を排除している。
【0025】
この「最小制御時間」は、「制御開始温度」と「制御終了温度」とが近接している場合に有効であり、「最小制御時間」を適宜に設定することによって、制御用リレー6aが頻繁にON/OFF動作を繰り返すことが防止される。
【0026】
続いて、以上の構成からなる散水制御装置EQUについて、その動作内容を説明する。先ず、動作パラメータの設定動作から説明する。
【0027】
装置正面のMODEスイッチ(図1参照)を押すと、最初は、「制御開始温度」の設定モードとなる。なお、高圧管の温度は、内部圧力に対応するので、この状態は、「制御開始圧力」の設定モードでもある。そして、UPスイッチやDOWNスイッチを操作して所望の制御開始温度(例えば50℃)を選択した後、SETスイッチを押せば、「制御開始温度」の設定が完了する。
【0028】
次に、MODEスイッチを押すと、「制御終了温度(圧力)」の設定モードとなるので、上記と同様にしてSETスイッチを押せば、「制御終了温度」の設定が完了する。次にMODEスイッチを押すと、「最大制御時間」の設定モードとなるので、上記と同様にしてSETスイッチを押せば、「最大制御時間」の設定が完了する。次にMODEスイッチを押すと、「最小制御時間」の設定モードとなるので、上記と同様にしてSETスイッチを押せば、「最小制御時間」の設定が完了する。
【0029】
次にMODEスイッチを押すと、「外気基準温度」の設定モードとなるので、例えば25℃のように設定する。ここで設定された「外気基準温度」は、通常の冷凍機の運転状態では、散水動作をする必要がないと思われる外気温度であり、送風ファンFANの運転による空冷動作で足りる筈の温度である。但し、この外気基準温度を越えるほどに外気温度が上昇すると単なる空冷動作では足りない場合があると考えられるため、散水機WTを動作させて水冷動作を付加するのである。
【0030】
先に説明した手順で設定動作が完了すると、後は、高圧管の温度を常に監視して、必要に応じて散水動作を行い、異常時には報知動作を行うことになる。図3は、この定常動作を説明するフローチャートである。
【0031】
この動作は、タイマ割込みによって所定時間毎に繰返し起動されるが、最初に、温度センサS1,S2からの信号を取得して、高圧管温度T1と外気温度T2とを把握する(ST1)。そして、現在が、散水機WTを動作させている制御動作中(間欠動作を含む)であるか否かが判定され(ST2)、散水機WTの制御動作中でなければ、高圧管温度T1が制御開始温度を超えているか否かを判定する(ST3)。
【0032】
ここで、高圧管温度T1が制御開始温度より低い場合には何もしないで処理を終えるが、高圧管温度T1が制御開始温度を超えている場合には、次に、外気温度T2が外気基準温度を超えているか否かを判定する(ST4)。通常は、高圧管温度T1が制御開始温度を超えている場合には、外気温度T2も外気基準温度を超えているので、予め設定されている「最大制御時間」に基づいて、散水機WTの制御動作を開始して処理を終える(ST6)。
【0033】
その後のタイマ割込みでは、ステップST2の判定の結果、現在が制御動作中であると判定されるので、散水動作開始時からの経過時間と高圧管温度T1に基づいて、制御用リレー6aを駆動して散水機WTを適宜に動作させる。このようなステップST1,ST2,ST6の処理が繰り返される結果、先に説明したような、3分散水→5秒停止→3分散水→5秒停止→・・・のような間欠的な散水動作が、高圧管の温度T1が「制御終了温度」に達するまで繰り返されることになる。
【0034】
そして、高圧管の温度T1が「制御終了温度」に達すると、予め設定されている「最小制御時間」だけ動作した後、散水機WTを駆動しない非制御動作モードに戻る(ST7)。以上のように、この散水制御装置では、予め設定されている「制御開始温度」「制御終了温度」「最大制御時間」「最小制御時間」に基づいて、空冷動作に水冷動作が付加されることにより、圧縮機COMPが過負荷になることが防止されている。
【0035】
ところで、機器トラブルなどによって、空冷動作で足りるほど外気温度が低いにも係わらず、高圧管が異常に高温(高圧)になることがある。具体的には、外気温度T2は、外気基準温度(例えば25℃)より低いにも係わらず、例えば、空冷ファンが故障しているとか、凝縮器の囲いが目詰まりしているなどの理由から、高圧管温度T1が制御開始温度(例えば50℃)より高い場合がある。
【0036】
そこで、そのような異常事態の際には、散水機によってその場凌ぎの対処をするより、直ちに異常事態の原因の解明を開始できるよう、警報用リレー6bを駆動して警報信号ERを出力している(ST5)。このような動作の結果、トラブルの早期発見が可能となる。但し、散水処理を特に禁止する趣旨ではない。
【0037】
出力された警報信号ERを用いて、所定周波数(例えば355KHz)の搬送波を変調すれば(例えばFM変調)、電力線を経由して異常事態の発生を適所に報知することができ、直ちに、異常回復のための手配をすることが可能となる。このように、本装置EQUによれば、異常事態の発生を常時監視しているので、高圧管が危険なレベルまで高圧となる以前に適切に対処することが可能となる。
【0038】
なお、図3のフローチャートでは、ステップST5の処理によって、直ちに警報信号ERを出力する旨説明したが、例えば、冷凍室を誤って外気に開放してしまったが直ぐに現状に復旧するような人為的なミスの場合まで、警報信号ERを発する必要はない。そこで、使用環境によっては、ステップST5の処理に至る異常事態が、所定時間連続した場合にだけ警報信号ERを出力するのも好適である。また、所定時間内(例えば30分)に発生した異常事態の累積時間に基づいて警報信号ERを出力するか否かを決定しても良い。
【0039】
逆に、ステップST4の判定で、測定した外気温度T2が外気基準温度より高いために散水処理を実施した場合にも、例えば、所定時間内の制御回数や延べ散水時間や延べ制御時間などを計測しておき、それらが基準値を超えた場合には、警報信号を出力するのも好適である。
【0040】
以上、本発明の実施例について具体的に説明したが、具体的な記載内容は特に本発明を限定するものではない。例えば、実施例では冷凍機について説明したが、空調機、除湿機、冷蔵庫、冷水器、製氷機その他についても同様に適用できる。また、実施例では温度センサを使用したが、メンテナンス用高圧管側のサービスバルブなどを利用して圧力を直接計測するのも好適である。
【0041】
【発明の効果】
以上の通り、本発明によれば、冷凍機などの凝縮器の動作を支援すると共に、異常動作を早期に検出できる散水制御方法及び散水制御装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る装置の外観図と、他の装置との接続関係を図示したものである。
【図2】実施例に係る装置の内部ブロック図である。
【図3】図1の装置の動作内容を説明するフローチャートである。
【図4】冷凍サイクルの原理を説明する図面である。

Claims (4)

  1. 圧縮機からの高温高圧出力の温度又は圧力を計測し、
    その温度又は圧力が所定値を越える場合には、外気温度が所定値を越えていることを条件に、凝縮器に散水して水冷処理を付加するようにした
    ことを特徴とする冷凍サイクルにおける散水制御方法。
  2. 圧縮機からの高温高圧出力の温度又は圧力を計測し、
    その温度又は圧力が所定値を越える場合、外気温度が所定値より高いことを条件に、凝縮器に散水して水冷処理を付加する一方、外気温度が所定値より低いことを条件に警報動作を実行するようにした
    ことを特徴とする冷凍サイクルにおける散水制御方法。
  3. 圧縮機の吐出側配管に設置される第1温度センサと、外気温度を検出する第2温度センサとを備え、前記各温度センサの出力に基づいて散水機の動作を制御する制御装置であって、
    前記第1温度センサの出力が、予め設定されている制御開始温度を上回ると散水機の制御動作を開始させる制御開始手段と、
    前記第1温度センサの出力が、予め設定されている制御終了温度を下回ると散水機の制御動作を終了させる制御終了手段と、
    を備えることを特徴とする散水制御装置。
  4. 圧縮機の吐出側配管に設置される第1温度センサと、外気温度を検出する第2温度センサとを備え、前記各温度センサの出力に基づいて散水機の動作を制御する制御装置であって、
    前記散水機の制御動作を開始させるべき制御開始温度を設定する第1設定手段と、前記散水機の制御動作を終了させるべき制御終了温度を設定する第2設定手段と、前記散水機の単位動作時間を設定する第3設定手段と、
    を備えることを特徴とする散水制御装置。
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