JP2004068287A - 通信回線を利用した自動開閉扉の管理装置 - Google Patents
通信回線を利用した自動開閉扉の管理装置 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】自動開閉扉の点検、整備や故障時の技術者の派遣うち不要な派遣を減少させ、また、故障時にその状況を予め把握すること。
【解決手段】コンピュータを利用したドアコントローラにより開閉制御や各種の設定を行う自動開閉扉において、前記ドアコントローラを通信回線を介して遠隔地の管理センターのコンピュータに接続し、自動ドアの各種の情報を管理センターへ送信可能とし、管理センターから遠隔操作により自動ドアの各種の設定や制御を可能とするとともにドアコントローラの制御プログラムを書き換え可能とする。
【選択図】 図1
【解決手段】コンピュータを利用したドアコントローラにより開閉制御や各種の設定を行う自動開閉扉において、前記ドアコントローラを通信回線を介して遠隔地の管理センターのコンピュータに接続し、自動ドアの各種の情報を管理センターへ送信可能とし、管理センターから遠隔操作により自動ドアの各種の設定や制御を可能とするとともにドアコントローラの制御プログラムを書き換え可能とする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物や部屋の出入り口のに設置された自動ドアや、敷地の出入り口に設置された自動開閉式の門扉やウイングゲート、その他の自動開閉式のシャッターや窓など、コンピュータを用いて制御が行われ、モータ等により駆動されて自動的に開閉する自動開閉扉において、電話回線などの通信回線を利用して自動ドアの各種の情報を遠隔地から取得可能とし、また、故障や障害の確認のために各種の設定や動作指令を遠隔地から行うことができる自動開閉扉の管理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来は、自動開閉扉の点検、整備などは定期的(例えば、3ヶ月毎)に、故障などのときはその都度、顧客からの通報により技術者を設置現場に派遣して行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来は、点検、整備である場合には、設置現場において点検を行いその状況を把握して整備の要否を判定し、故障である場合には、設置現場において故障の状況を把握する必要があり、いずれの場合でも技術者を設置現場に派遣しなければ何も始まらないという問題点があった。
例えば、開閉回数が少なく、あえて点検、整備の必要がないような状況でも、それを確認するために設置現場に技術者を派遣しなければならない。また、例えば、故障とは呼べないような些細な障害であって、電話などで指示すれば素人でも除去できるような場合であっても、障害の状況を把握するために技術者を設置現場に派遣しなければならない。
【0004】
さらに、技術者が修理を行わなければならないような故障の場合であっても、設置現場で故障状況を把握しなければならないので、すべての故障状況に対応した工具や部品を持参しなければならない。場合によっては、手持ちの部品で修理ができず、1回の派遣で修理が完了しないこともある。
またさらに、コンピュータの制御プログラムの損傷やバグなどに起因する故障であって、ソフトウエアを修復または入れ替えれば復旧するような故障であることが、予め判っているような場合でも、技術者を設置現場に派遣しなければならないという問題点があった。
【0005】
このような、自動開閉扉の状況が予め把握されていれば派遣の必要ないが場合であっても技術者を派遣しなければならないので、それだけ余計な派遣費用などが必要となるばかりか、可能性のある故障すべてに対応するために、それに必要な部品を常に持参するということは、それだけ修理用部品の在庫数が増大することになり、保守・管理サービスの経費を押し上げるという問題点があった。
【0006】
本発明は、通信回線を介して自動ドアの状態や障害、故障を把握することにより、自動開閉扉の設置現場への技術者の不要な派遣を減少させることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、コンピュータを利用したドアコントローラにより開閉制御や各種の設定を行う自動開閉扉において、前記ドアコントローラを通信回線を介して遠隔地の管理センターのコンピュータに接続し、自動開閉扉の各種の情報を管理センターへ送信可能とし、管理センターから遠隔操作により自動開閉扉の各種の設定や制御を可能とするとともにドアコントローラの制御プログラムを書き換え可能としたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明による通信回線を利用した自動開閉扉の管理装置の第1実施例を図1に基づいて説明する。
1は自動ドアであり、この自動ドア1は、ドア(図示せず)や駆動用モータ3、各種センサ4、電気錠5などで構成される自動ドア本体2と、コンピュータによるドアコントローラ6からなる。ドアコントローラ6は、RS232Cインターフェース7を介してメモリとモデム機能を具備する通信制御装置8に接続されている。この通信制御装置8には、電源のオンオフや電気錠のスイッチなど通常時に顧客が自動ドア1を操作する操作パネル(図示せず)が設けられ、また、主に技術者が自動ドア1の設置現場で後述する各種の設定や操作を行うハンディターミナル9を接続するコネクタが設けられている。ハンディターミナル9は、専用のものを製作しても良いが、市販のPAD(Personal Digital Assistants)を利用するようにしても良い。また、通信制御装置8とハンディターミナル9との間の通信は、前述のようにコネクタを用いた有線方式でも良いし、FM電波など用いた無線方式でも良いし、携帯電話を介した通信でも良い。前記各種センサ4には、図示はしないが物体等の接近センサ、キャッチリターンのためのドアへの負荷センサ、ドアの位置センサ、モータ3の回転位置センサ、モータ3の過電流などによる異常センサ、ドアの先端の接触センサ、前記物体等の接近センサの不感帯における人や物体の存在を検知する投光センサがなどが含まれる。
【0009】
他方、11は遠隔地に設置された管理センターであり、管理センター11には、現場に設置された自動ドア1からのデータを受信し解析するコンピュータ12、12が設置され、コンピュータ12にはデータ印刷用のプリンタ13が接続されている。コンピュータ12は、LAN14、RS232Cサーバー15を介して通信制御装置16に接続されている。
前記自動ドア1側の通信制御装置8と管理センター11側の通信制御装置16は、一般電話回線や専用回線などの通信回線17を介して接続されている。
【0010】
以上のような構成において、前記ドアコントローラ6は、一定の時間間隔で取得した自動ドア本体2の下記のようなドア情報を、内部に設けられたメモリに記憶する。ドア情報には次のような情報がある。
▲1▼ドアの開閉回数、キャッチリターン回数、ドアストロークなどのドアの作動に関する履歴情報。
▲2▼ドアの開閉速度、キャッチリターン感度、ドア開閉の勝手方向、各センサの感度や感知エリア、特殊仕様などに関する設定情報。
▲3▼現在のドアの位置、動作状態(開閉動作中、停止中)、施錠状態などに関する現在情報。
▲4▼エラーの種類別の発生回数やエラー発生時のドア位置などのエラー情報。
【0011】
ドアコントローラ6に記憶された各種の情報は、適時に通信制御装置8へ送信されるが、ドア故障などの緊急時には、即座にその情報が通信制御装置8へ送信される。
また、ドアコントローラ6は、通信制御装置8からの設定指令により、ドアやセンサの設定を変更したり、ドアの開、閉、停止、施錠、解錠などの動作指令にしたがって自動ドア本体2を制御する。
【0012】
前記通信制御装置8は、ドアコントローラ6から送信された各種の情報を、取得日時とともにメモリに蓄積し、管理センター11またはハンディターミナル9からの要求に応じて、蓄積された情報を管理センター11またはハンディターミナル9に送信する。また、通信制御装置8は、管理センター11またはハンディターミナル9からの要求に応じて、自動ドア本体2の現在の情報をドアコントローラ6から送信を受け、その現在の情報を管理センター11またはハンディターミナル9に送信する。ドア故障などの緊急時には、ドアコントローラ6から送信されてきた情報を、即時に管理センター11またはハンディターミナル9に送信する。また、管理センター11またはハンディターミナル9から送信されてきた前記設定変更指令や動作指令をドアコントローラ6へ送信する。
【0013】
前記ハンディターミナルは、通信制御装置8を経由してドア情報を取得し、それを記憶するとともに表示する。また、入力パネルより入力されたドアの設定情報やセンサの設定情報を設定変更指令として通信制御装置8を経由してドアコントローラ6へ送信する。さらに、入力パネルより入力されたドアの開、閉、停止などの動作指令を通信制御装置8を経由してドアコントローラ6へ送信する。
【0014】
前記管理センター11のコンピュータ12は、現場に設置された自動ドア1の点検、整備や故障修理などの履歴を記憶するとともに、定期的または不定期に通信制御装置8から、自動ドア1の各種の情報を取得してドアの動作状況を確認し、前記点検、整備や故障修理の履歴とを勘案して点検、整備の要否を判定する。この点検、整備の要否は、それまでの点検、整備の履歴とドアの開閉回数などにより判定する。また、コンピュータ12は必要に応じて、ドアの開、閉、停止、施錠、解錠の動作指令を通信回線を介して通信制御装置8へ送信して自動ドア本体2を遠隔操作でき、動作中のドアの位置情報を即時に取得し、ドアの動作状況をディスプレイ上にアニメーションで表示することができる。ドア故障などの緊急時には、ドアコントローラ6から送信されてきた情報を受信し、顧客情報、ドア情報やその他の必要な情報をディスプレイに表示し、設置現場への技術者の派遣を迅速に行うために必要な情報をプリンタで印刷する。
【0015】
つぎに、具体的な例を挙げて説明する。まず、自動ドアのデータの定期送信について説明する。
通信制御装置8には、前述したようにドアコントローラ6からの各種のデータが記憶されている。これらのデータは、管理センター11のコンピュータ12からの定期的(例えば、1ヶ月毎)な要求により、通信制御装置8からコンピュータ12に送信される。コンピュータ12は、ドアの開閉回数、キャッチリターン回数、ドアストロークなどのドアの作動に関する履歴情報、エラーの種類別の発生回数やエラー発生時のドア位置などのエラー情報、さらにそれまでの点検、整備の履歴情報を参照して、点検、整備の必要があるか否かを判定し、その必要があるものについては、それらの情報をディスプレイに表示する。
そして、技術者がこれらの情報を参照し、交換などが必要となる可能性のある部品を考慮して設置現場へ派遣される。
【0016】
つぎに、自動ドア本体2に故障が発生した場合について説明する。
自動ドア本体2に故障が発生すると、それを各種センサ4の検出値からドアコントローラ6が異常か否かを判定し、これらの情報を通信制御装置8に送信し、通信制御装置8は蓄積されている情報とともに、故障情報として管理センター11のコンピュータ12に情報を送信する。これらの情報を受信したコンピュータ12は、故障情報として直ちにディスプレイに表示する。技術者は、コンピュータ12のディスプレイに表示された情報に基づいて、故障の状況を判定し、必要に応じて、設置現場の顧客に通報するとともに、顧客の協力(例えば、当該自動ドアへの接近禁止措置など)を得て自動ドア本体2へ動作指令を送信して遠隔操作を試みる。
【0017】
遠隔操作は、コンピュータ12から入力された動作指令が、LAN14を介してRS232Cサーバ15へ送られ、さらに通信制御装置16から通信回線17を介して自動ドア1側の通信制御装置8へ送信される。そして通信制御装置8は、動作指令をRS232Cインターフェース7を介してドアコントローラ6へ送信し、ドアコントローラ6は、動作指令にしたがって自動ドア本体2を制御する。
遠隔操作の結果が、ドアコントローラ6から、現在のドアの位置や動作状態に関する現在情報が、RS232cインターフェース7、通信制御装置8、通信回線17、通信制御装置16、RS232Cサーバー15およびLANを介してコンピュータ12へ送信され、コンピュータ12はこれらの現在情報を解析して、ディスプレイにドアの動きをアニメーション化して表示する。
【0018】
その結果、モータ3などの駆動系統が正常に作動可能にもかかわらず、ドアに大きな負荷がかかってドアが作動しない場合には、ドアに何かが引っ掛かって障害となっていることを疑い、そのような障害が生じていないかどうかを顧客に尋ねる。顧客が障害を発見し自らの手で障害を取り除くことができた場合には、それで自動ドア1は復旧し、設置現場へ技術者を派遣する必要はなくなる。
また、顧客では障害を発見できない、または、発見できても取り除くことができないような場合には設置現場に技術者を派遣する。送信されてきた情報を解析した結果、修理が必要な故障である判断される場合にも、設置現場に技術者を派遣する。故障して交換が必要となる可能性のある部品や修理に必要となる可能性がある専用の工具などを持参して設置現場へ派遣する。
【0019】
以上の実施例では、設置現場に1台の自動ドアを設置されている場合の例を示すものである。現場に2台以上の自動ドアが設置されている場合は、図2に示すように、1台の通信制御装置8に複数の自動ドアのドアコントローラ6を接続する。この場合、通信制御装置8とドアコントローラ6との間にはトランシーバ18が設けられ、ハンディターミナル8はこのトランシーバ18に接続される。そして、このトランシーバ18には識別のためのIDコードが割り当てられており、このIDコードによってドアコントローラ6の識別を行うようになっている。
他の構成ついては、図1の実施例と同様である。
【0020】
以上の実施例では、自動ドア側の通信制御装置8にメモリを設けて自動ドアの情報を記憶するようにしたが、本願の発明はこれに限られるものではなく、ドアコントローラ6内にメモリを設けて記憶し、ハンディターミナル9ドアコントローラ6に直接接続するようにしても良い。
また、以上の実施例では、通信回線の種類を特定しなかったが、一般のアナログ電話回線やデジタル回線を利用して自動ドア1と管理センター11を接続するようにしても良いし、専用の回線を設置して接続するようにしても良い。また、インターネットを経由して接続するようにしても良い。さらには、有線の通信回線でも良いし、無線の通信回線でも良い。
【0021】
【発明の効果】
本願の発明は、以上のように、通信回線を利用して自動開閉扉の状況を管理センターに送信するので、点検、整備が必要であるか否かの判断や障害や故障の程度を、自動開閉扉の設置現場に技術者を派遣しなくても把握することが可能となり、設置現場への技術者の派遣を削減することができるという効果を有する。また、ドアコントローラ6のソフトウエアの損傷やバグの場合にも、設置現場へ技術者を派遣することなく、通信回線を介してソフトウエアの修復や入れ替えを行うことができるという効果を有する。さらに、技術者の派遣が必要な故障の修理であっても、派遣前に故障個所や故障状況などをある程度絞り込むことできるので、不要な修理用部品や工具を設置現場へ持参する必要が少なくなり、修理用部品の在庫数削減をすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による通信回線を利用した自動開閉扉の管理装置の第1実施例を示すものであって、設置現場に1台の自動ドアがある場合の例を示す概念図である。
【図2】本発明による通信回線を利用した自動開閉扉の管理装置の第2実施例を示すものであって、設置現場に複数の自動ドアがある場合の例を示す概念図である。
【符号の説明】
1…自動ドア、2…自動ドア本体、3…モータ、4…センサ、5…電気錠、6…ドアコントローラ、7…RS232Cインターフェース、8…通信制御装置、9…ハンディターミナル、11…管理センター、12…コンピュータ、13…プリンタ、14…LAN、15…RS232Cサーバ、16…通信制御装置、17通信回線、18…トランシーバ。
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物や部屋の出入り口のに設置された自動ドアや、敷地の出入り口に設置された自動開閉式の門扉やウイングゲート、その他の自動開閉式のシャッターや窓など、コンピュータを用いて制御が行われ、モータ等により駆動されて自動的に開閉する自動開閉扉において、電話回線などの通信回線を利用して自動ドアの各種の情報を遠隔地から取得可能とし、また、故障や障害の確認のために各種の設定や動作指令を遠隔地から行うことができる自動開閉扉の管理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来は、自動開閉扉の点検、整備などは定期的(例えば、3ヶ月毎)に、故障などのときはその都度、顧客からの通報により技術者を設置現場に派遣して行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来は、点検、整備である場合には、設置現場において点検を行いその状況を把握して整備の要否を判定し、故障である場合には、設置現場において故障の状況を把握する必要があり、いずれの場合でも技術者を設置現場に派遣しなければ何も始まらないという問題点があった。
例えば、開閉回数が少なく、あえて点検、整備の必要がないような状況でも、それを確認するために設置現場に技術者を派遣しなければならない。また、例えば、故障とは呼べないような些細な障害であって、電話などで指示すれば素人でも除去できるような場合であっても、障害の状況を把握するために技術者を設置現場に派遣しなければならない。
【0004】
さらに、技術者が修理を行わなければならないような故障の場合であっても、設置現場で故障状況を把握しなければならないので、すべての故障状況に対応した工具や部品を持参しなければならない。場合によっては、手持ちの部品で修理ができず、1回の派遣で修理が完了しないこともある。
またさらに、コンピュータの制御プログラムの損傷やバグなどに起因する故障であって、ソフトウエアを修復または入れ替えれば復旧するような故障であることが、予め判っているような場合でも、技術者を設置現場に派遣しなければならないという問題点があった。
【0005】
このような、自動開閉扉の状況が予め把握されていれば派遣の必要ないが場合であっても技術者を派遣しなければならないので、それだけ余計な派遣費用などが必要となるばかりか、可能性のある故障すべてに対応するために、それに必要な部品を常に持参するということは、それだけ修理用部品の在庫数が増大することになり、保守・管理サービスの経費を押し上げるという問題点があった。
【0006】
本発明は、通信回線を介して自動ドアの状態や障害、故障を把握することにより、自動開閉扉の設置現場への技術者の不要な派遣を減少させることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、コンピュータを利用したドアコントローラにより開閉制御や各種の設定を行う自動開閉扉において、前記ドアコントローラを通信回線を介して遠隔地の管理センターのコンピュータに接続し、自動開閉扉の各種の情報を管理センターへ送信可能とし、管理センターから遠隔操作により自動開閉扉の各種の設定や制御を可能とするとともにドアコントローラの制御プログラムを書き換え可能としたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明による通信回線を利用した自動開閉扉の管理装置の第1実施例を図1に基づいて説明する。
1は自動ドアであり、この自動ドア1は、ドア(図示せず)や駆動用モータ3、各種センサ4、電気錠5などで構成される自動ドア本体2と、コンピュータによるドアコントローラ6からなる。ドアコントローラ6は、RS232Cインターフェース7を介してメモリとモデム機能を具備する通信制御装置8に接続されている。この通信制御装置8には、電源のオンオフや電気錠のスイッチなど通常時に顧客が自動ドア1を操作する操作パネル(図示せず)が設けられ、また、主に技術者が自動ドア1の設置現場で後述する各種の設定や操作を行うハンディターミナル9を接続するコネクタが設けられている。ハンディターミナル9は、専用のものを製作しても良いが、市販のPAD(Personal Digital Assistants)を利用するようにしても良い。また、通信制御装置8とハンディターミナル9との間の通信は、前述のようにコネクタを用いた有線方式でも良いし、FM電波など用いた無線方式でも良いし、携帯電話を介した通信でも良い。前記各種センサ4には、図示はしないが物体等の接近センサ、キャッチリターンのためのドアへの負荷センサ、ドアの位置センサ、モータ3の回転位置センサ、モータ3の過電流などによる異常センサ、ドアの先端の接触センサ、前記物体等の接近センサの不感帯における人や物体の存在を検知する投光センサがなどが含まれる。
【0009】
他方、11は遠隔地に設置された管理センターであり、管理センター11には、現場に設置された自動ドア1からのデータを受信し解析するコンピュータ12、12が設置され、コンピュータ12にはデータ印刷用のプリンタ13が接続されている。コンピュータ12は、LAN14、RS232Cサーバー15を介して通信制御装置16に接続されている。
前記自動ドア1側の通信制御装置8と管理センター11側の通信制御装置16は、一般電話回線や専用回線などの通信回線17を介して接続されている。
【0010】
以上のような構成において、前記ドアコントローラ6は、一定の時間間隔で取得した自動ドア本体2の下記のようなドア情報を、内部に設けられたメモリに記憶する。ドア情報には次のような情報がある。
▲1▼ドアの開閉回数、キャッチリターン回数、ドアストロークなどのドアの作動に関する履歴情報。
▲2▼ドアの開閉速度、キャッチリターン感度、ドア開閉の勝手方向、各センサの感度や感知エリア、特殊仕様などに関する設定情報。
▲3▼現在のドアの位置、動作状態(開閉動作中、停止中)、施錠状態などに関する現在情報。
▲4▼エラーの種類別の発生回数やエラー発生時のドア位置などのエラー情報。
【0011】
ドアコントローラ6に記憶された各種の情報は、適時に通信制御装置8へ送信されるが、ドア故障などの緊急時には、即座にその情報が通信制御装置8へ送信される。
また、ドアコントローラ6は、通信制御装置8からの設定指令により、ドアやセンサの設定を変更したり、ドアの開、閉、停止、施錠、解錠などの動作指令にしたがって自動ドア本体2を制御する。
【0012】
前記通信制御装置8は、ドアコントローラ6から送信された各種の情報を、取得日時とともにメモリに蓄積し、管理センター11またはハンディターミナル9からの要求に応じて、蓄積された情報を管理センター11またはハンディターミナル9に送信する。また、通信制御装置8は、管理センター11またはハンディターミナル9からの要求に応じて、自動ドア本体2の現在の情報をドアコントローラ6から送信を受け、その現在の情報を管理センター11またはハンディターミナル9に送信する。ドア故障などの緊急時には、ドアコントローラ6から送信されてきた情報を、即時に管理センター11またはハンディターミナル9に送信する。また、管理センター11またはハンディターミナル9から送信されてきた前記設定変更指令や動作指令をドアコントローラ6へ送信する。
【0013】
前記ハンディターミナルは、通信制御装置8を経由してドア情報を取得し、それを記憶するとともに表示する。また、入力パネルより入力されたドアの設定情報やセンサの設定情報を設定変更指令として通信制御装置8を経由してドアコントローラ6へ送信する。さらに、入力パネルより入力されたドアの開、閉、停止などの動作指令を通信制御装置8を経由してドアコントローラ6へ送信する。
【0014】
前記管理センター11のコンピュータ12は、現場に設置された自動ドア1の点検、整備や故障修理などの履歴を記憶するとともに、定期的または不定期に通信制御装置8から、自動ドア1の各種の情報を取得してドアの動作状況を確認し、前記点検、整備や故障修理の履歴とを勘案して点検、整備の要否を判定する。この点検、整備の要否は、それまでの点検、整備の履歴とドアの開閉回数などにより判定する。また、コンピュータ12は必要に応じて、ドアの開、閉、停止、施錠、解錠の動作指令を通信回線を介して通信制御装置8へ送信して自動ドア本体2を遠隔操作でき、動作中のドアの位置情報を即時に取得し、ドアの動作状況をディスプレイ上にアニメーションで表示することができる。ドア故障などの緊急時には、ドアコントローラ6から送信されてきた情報を受信し、顧客情報、ドア情報やその他の必要な情報をディスプレイに表示し、設置現場への技術者の派遣を迅速に行うために必要な情報をプリンタで印刷する。
【0015】
つぎに、具体的な例を挙げて説明する。まず、自動ドアのデータの定期送信について説明する。
通信制御装置8には、前述したようにドアコントローラ6からの各種のデータが記憶されている。これらのデータは、管理センター11のコンピュータ12からの定期的(例えば、1ヶ月毎)な要求により、通信制御装置8からコンピュータ12に送信される。コンピュータ12は、ドアの開閉回数、キャッチリターン回数、ドアストロークなどのドアの作動に関する履歴情報、エラーの種類別の発生回数やエラー発生時のドア位置などのエラー情報、さらにそれまでの点検、整備の履歴情報を参照して、点検、整備の必要があるか否かを判定し、その必要があるものについては、それらの情報をディスプレイに表示する。
そして、技術者がこれらの情報を参照し、交換などが必要となる可能性のある部品を考慮して設置現場へ派遣される。
【0016】
つぎに、自動ドア本体2に故障が発生した場合について説明する。
自動ドア本体2に故障が発生すると、それを各種センサ4の検出値からドアコントローラ6が異常か否かを判定し、これらの情報を通信制御装置8に送信し、通信制御装置8は蓄積されている情報とともに、故障情報として管理センター11のコンピュータ12に情報を送信する。これらの情報を受信したコンピュータ12は、故障情報として直ちにディスプレイに表示する。技術者は、コンピュータ12のディスプレイに表示された情報に基づいて、故障の状況を判定し、必要に応じて、設置現場の顧客に通報するとともに、顧客の協力(例えば、当該自動ドアへの接近禁止措置など)を得て自動ドア本体2へ動作指令を送信して遠隔操作を試みる。
【0017】
遠隔操作は、コンピュータ12から入力された動作指令が、LAN14を介してRS232Cサーバ15へ送られ、さらに通信制御装置16から通信回線17を介して自動ドア1側の通信制御装置8へ送信される。そして通信制御装置8は、動作指令をRS232Cインターフェース7を介してドアコントローラ6へ送信し、ドアコントローラ6は、動作指令にしたがって自動ドア本体2を制御する。
遠隔操作の結果が、ドアコントローラ6から、現在のドアの位置や動作状態に関する現在情報が、RS232cインターフェース7、通信制御装置8、通信回線17、通信制御装置16、RS232Cサーバー15およびLANを介してコンピュータ12へ送信され、コンピュータ12はこれらの現在情報を解析して、ディスプレイにドアの動きをアニメーション化して表示する。
【0018】
その結果、モータ3などの駆動系統が正常に作動可能にもかかわらず、ドアに大きな負荷がかかってドアが作動しない場合には、ドアに何かが引っ掛かって障害となっていることを疑い、そのような障害が生じていないかどうかを顧客に尋ねる。顧客が障害を発見し自らの手で障害を取り除くことができた場合には、それで自動ドア1は復旧し、設置現場へ技術者を派遣する必要はなくなる。
また、顧客では障害を発見できない、または、発見できても取り除くことができないような場合には設置現場に技術者を派遣する。送信されてきた情報を解析した結果、修理が必要な故障である判断される場合にも、設置現場に技術者を派遣する。故障して交換が必要となる可能性のある部品や修理に必要となる可能性がある専用の工具などを持参して設置現場へ派遣する。
【0019】
以上の実施例では、設置現場に1台の自動ドアを設置されている場合の例を示すものである。現場に2台以上の自動ドアが設置されている場合は、図2に示すように、1台の通信制御装置8に複数の自動ドアのドアコントローラ6を接続する。この場合、通信制御装置8とドアコントローラ6との間にはトランシーバ18が設けられ、ハンディターミナル8はこのトランシーバ18に接続される。そして、このトランシーバ18には識別のためのIDコードが割り当てられており、このIDコードによってドアコントローラ6の識別を行うようになっている。
他の構成ついては、図1の実施例と同様である。
【0020】
以上の実施例では、自動ドア側の通信制御装置8にメモリを設けて自動ドアの情報を記憶するようにしたが、本願の発明はこれに限られるものではなく、ドアコントローラ6内にメモリを設けて記憶し、ハンディターミナル9ドアコントローラ6に直接接続するようにしても良い。
また、以上の実施例では、通信回線の種類を特定しなかったが、一般のアナログ電話回線やデジタル回線を利用して自動ドア1と管理センター11を接続するようにしても良いし、専用の回線を設置して接続するようにしても良い。また、インターネットを経由して接続するようにしても良い。さらには、有線の通信回線でも良いし、無線の通信回線でも良い。
【0021】
【発明の効果】
本願の発明は、以上のように、通信回線を利用して自動開閉扉の状況を管理センターに送信するので、点検、整備が必要であるか否かの判断や障害や故障の程度を、自動開閉扉の設置現場に技術者を派遣しなくても把握することが可能となり、設置現場への技術者の派遣を削減することができるという効果を有する。また、ドアコントローラ6のソフトウエアの損傷やバグの場合にも、設置現場へ技術者を派遣することなく、通信回線を介してソフトウエアの修復や入れ替えを行うことができるという効果を有する。さらに、技術者の派遣が必要な故障の修理であっても、派遣前に故障個所や故障状況などをある程度絞り込むことできるので、不要な修理用部品や工具を設置現場へ持参する必要が少なくなり、修理用部品の在庫数削減をすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による通信回線を利用した自動開閉扉の管理装置の第1実施例を示すものであって、設置現場に1台の自動ドアがある場合の例を示す概念図である。
【図2】本発明による通信回線を利用した自動開閉扉の管理装置の第2実施例を示すものであって、設置現場に複数の自動ドアがある場合の例を示す概念図である。
【符号の説明】
1…自動ドア、2…自動ドア本体、3…モータ、4…センサ、5…電気錠、6…ドアコントローラ、7…RS232Cインターフェース、8…通信制御装置、9…ハンディターミナル、11…管理センター、12…コンピュータ、13…プリンタ、14…LAN、15…RS232Cサーバ、16…通信制御装置、17通信回線、18…トランシーバ。
Claims (2)
- コンピュータを利用したドアコントローラにより開閉制御や各種の設定を行う自動開閉扉において、前記ドアコントローラを通信回線を介して遠隔地の管理センターのコンピュータに接続し、自動開閉扉の各種の情報を管理センターへ送信可能とし、管理センターから遠隔操作により自動ドアの各種の設定や制御を可能とするとともにドアコントローラの制御プログラムを書き換え可能としたことを特徴とする通信回線を利用した自動開閉扉の管理装置。
- ドアコントローラから管理センターのコンピュータに送信される情報は、ドアの開閉回数、キャッチリターン回数、ドアストロークなどのドアの作動に関する履歴情報、ドアの開閉速度、キャッチリターン感度、ドア開閉の勝手方向、特殊仕様などに関する設定情報、ドアの位置、動作状態(開閉動作中、停止中)、施錠状態などに関する現在の状態情報、エラーの種類別の発生回数やエラー発生時のドア位置などのエラー情報、各種センサの感度、感知エリア、検知エラーなどに関するセンサ情報からなり、これらの情報に基づいて点検、整備や故障修理の必要性を判定するとともに、故障の場合は故障の状況を判定することを特徴とする請求項1記載の通信回線を利用した自動開閉扉の管理装置。
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