JP2004068234A - 蝋板の型紙 - Google Patents
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- JP2004068234A JP2004068234A JP2002260553A JP2002260553A JP2004068234A JP 2004068234 A JP2004068234 A JP 2004068234A JP 2002260553 A JP2002260553 A JP 2002260553A JP 2002260553 A JP2002260553 A JP 2002260553A JP 2004068234 A JP2004068234 A JP 2004068234A
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Abstract
【課題】染色、着色の際に使用する、型紙製作を容易にし、かつ従来できなかった新鮮で新しさが加わった手法を開発し、応用範囲を広げることである。
【解決手段】使用時に適度な柔軟性と粘着度、厚さを持つ蝋の板を使用した。かつ、下絵を写す場合は、模様線が透けて見える蝋の板であることにも配慮した。
【解決手段】使用時に適度な柔軟性と粘着度、厚さを持つ蝋の板を使用した。かつ、下絵を写す場合は、模様線が透けて見える蝋の板であることにも配慮した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、物体又は素材を染色、着、脱色の可能性を広げる保護型又は型紙とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の染色、着、脱色に使われる型紙は、紙、合成樹脂、金属などの素材で作られている。又、保護剤として高温で溶かした蝋を素材の上に粘着させて染める、ろうけつ染めの処方がある。又、本発明者が蝋の板に木の葉などの既成の素材模様を押し写して、その蝋板に写された模様に直接、顔料や染料を塗り素材に模様を写す染めもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の型紙は固い素材のため加工が困難複雑である。ろうけつ染めは多様な加工が楽しめるが蝋を高温で溶かすため環境問題もあり、加工後、蝋を処理する際も大変である。又、本発明者の既成の素材の模様を蝋の板の上に押し、コピーのみで作る文様染めは、応用範囲が狭い。
【0004】
【問題を解決するための手段】
上記の問題点を解決するために、切る、曲げる、穴を開けるなど加工が容易で素材の上に常温で仮粘着し、染料や顔料が浸透し難い蝋の板を使うことにした。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明は、加工と使用時に適度な柔軟性と粘着度を備え、使用目的に合う厚さを持ち、自由に描いた下絵のデザインが透けて見える蝋の板を使用した。
【0006】
【実施例】
上記の蝋の板を下絵の上に置き、仮止めし、その模様を竹串など先端が尖った道具で切り、外さず、そのまま着色する素材の上に移し、全体を押さえた。
【0007】
着色する部分の模様を外し、残り模様の淵を擦り着色する素材と密着させてから、裏返し蝋板の厚み部分と素材とを密着させた。
【0008】
筆で顔料を着色。乾いてから外した模様をはめ込み、次の模様を外す、を繰り返し全体を着色した。
【0009】
使用時に適度な柔軟性と粘着度を備えた蝋の板を切る、曲げるなどして素材の上に常温で仮粘着し、着色又は脱色材で処理した。
【0010】
【発明の効果】
本発明は上記のように、染色及び着色の際、従来とは異なる材料又は形状の物を使用することにより、以下のような効果がある。
【0011】
容易に切ることができるため、型紙製作が容易にでき、従来の型紙ではできなかった工夫も開発できた。
【0012】
柔軟性が高く、素材の上に常温で仮粘着するため、立体物にも容易に使用できるので、応用範囲が広がった。
【発明の属する技術分野】
本発明は、物体又は素材を染色、着、脱色の可能性を広げる保護型又は型紙とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の染色、着、脱色に使われる型紙は、紙、合成樹脂、金属などの素材で作られている。又、保護剤として高温で溶かした蝋を素材の上に粘着させて染める、ろうけつ染めの処方がある。又、本発明者が蝋の板に木の葉などの既成の素材模様を押し写して、その蝋板に写された模様に直接、顔料や染料を塗り素材に模様を写す染めもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の型紙は固い素材のため加工が困難複雑である。ろうけつ染めは多様な加工が楽しめるが蝋を高温で溶かすため環境問題もあり、加工後、蝋を処理する際も大変である。又、本発明者の既成の素材の模様を蝋の板の上に押し、コピーのみで作る文様染めは、応用範囲が狭い。
【0004】
【問題を解決するための手段】
上記の問題点を解決するために、切る、曲げる、穴を開けるなど加工が容易で素材の上に常温で仮粘着し、染料や顔料が浸透し難い蝋の板を使うことにした。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明は、加工と使用時に適度な柔軟性と粘着度を備え、使用目的に合う厚さを持ち、自由に描いた下絵のデザインが透けて見える蝋の板を使用した。
【0006】
【実施例】
上記の蝋の板を下絵の上に置き、仮止めし、その模様を竹串など先端が尖った道具で切り、外さず、そのまま着色する素材の上に移し、全体を押さえた。
【0007】
着色する部分の模様を外し、残り模様の淵を擦り着色する素材と密着させてから、裏返し蝋板の厚み部分と素材とを密着させた。
【0008】
筆で顔料を着色。乾いてから外した模様をはめ込み、次の模様を外す、を繰り返し全体を着色した。
【0009】
使用時に適度な柔軟性と粘着度を備えた蝋の板を切る、曲げるなどして素材の上に常温で仮粘着し、着色又は脱色材で処理した。
【0010】
【発明の効果】
本発明は上記のように、染色及び着色の際、従来とは異なる材料又は形状の物を使用することにより、以下のような効果がある。
【0011】
容易に切ることができるため、型紙製作が容易にでき、従来の型紙ではできなかった工夫も開発できた。
【0012】
柔軟性が高く、素材の上に常温で仮粘着するため、立体物にも容易に使用できるので、応用範囲が広がった。
Claims (3)
- 使用時に適度な柔軟性と粘着度を備えた蝋の板そのもの。あるいはその表面に皮膜を張り、切る、穴を開けるなど処理して作る染色または着、脱色用の保護型と型紙。
- 請求項1の型又は型紙を使い染色、又は着、脱色する処方。
- 請求項2で染色または着、脱色した物で作られた物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002260553A JP2004068234A (ja) | 2002-08-05 | 2002-08-05 | 蝋板の型紙 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002260553A JP2004068234A (ja) | 2002-08-05 | 2002-08-05 | 蝋板の型紙 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004068234A true JP2004068234A (ja) | 2004-03-04 |
Family
ID=32024551
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002260553A Pending JP2004068234A (ja) | 2002-08-05 | 2002-08-05 | 蝋板の型紙 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004068234A (ja) |
-
2002
- 2002-08-05 JP JP2002260553A patent/JP2004068234A/ja active Pending
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