JP2004066953A - 車両用ドア - Google Patents
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Abstract
【課題】ドア表面の意匠性に優れ、鉛筆芯硬度5H以上の表面硬度を有し、部品類の種類や点数を減らし、軽量化を可能とし、折り曲げ部の塗装膜の強度を維持・向上し、更にコストダウンを可能とする車両用ドアの提供。
【解決手段】内板1と外板2との間に芯材3、または骨部材4を介在し、所定の厚みDtを有して成る車両用ドアであって、前記内板1及び/または外板2の表面硬度が鉛筆芯硬度5Hと同程度以上の硬度を有する印刷焼付け塗装した金属化粧板にて構成し、前記内板1及び/または外板2の少なくとも1辺1aを断面鉤形、且つ細長状に縁取り折り曲げ、この1辺1aの折り曲げ部の内側曲げ半径Riが1〜5mmの範囲内に納まるようにし、且つドア構造を接着構造としたことを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】内板1と外板2との間に芯材3、または骨部材4を介在し、所定の厚みDtを有して成る車両用ドアであって、前記内板1及び/または外板2の表面硬度が鉛筆芯硬度5Hと同程度以上の硬度を有する印刷焼付け塗装した金属化粧板にて構成し、前記内板1及び/または外板2の少なくとも1辺1aを断面鉤形、且つ細長状に縁取り折り曲げ、この1辺1aの折り曲げ部の内側曲げ半径Riが1〜5mmの範囲内に納まるようにし、且つドア構造を接着構造としたことを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、鉄道等の車両用ドアに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電車等の車両のドアに化粧板を用いる場合は、基材をアルミ板とするメラミン化粧板を使用するのが通例である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
然しながら、メラミン化粧板は曲げ加工性が悪く、最小曲げ半径は150mm程度が限度であり、例えば、ドアに窓ガラスを取り付ける際に、ダイレクト・グレージング(direct glazing)構造(実開平6−42332号公報参照)とすることが出来ず、図2(a)、(b)に示すように、内板1′をメラミン化粧板とした為に、窓ガラス6′の取り付け部には、取り付け枠やガラス押さえ異形材11、パッキン12等の部材類が必要であり、また、ドア(引き戸)の先端に細長状弾性体を形成する戸先ゴム5′を取り付ける場合、この戸先ゴム5′取付け用の所謂「きせ:被」に相当する部材10が必要であった。
【0004】
ドアの軽量化やコストダウンを図るためには、前述のようにダイレクト・グレージング構造とするのが望ましいが、未化粧のステンレス板やアルミ板の無垢材の侭とし、ドアの組み立て終了後に化粧シートを貼る等の作業が必要となる、等々の課題がある。
【0005】
本発明は、上述の事情に鑑みて成されたもので、ドア表面の意匠性に優れ、鉛筆芯硬度5H以上の表面硬度を有し、部品類の種類や点数を減らし、軽量化を可能とし、折り曲げ部の塗装膜の強度を維持・向上し、更にコストダウンを可能とする車両用ドアを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、下記構成を備えることにより上記課題を解決できるものである。
【0007】
(1)内板と外板との間に芯材、または骨部材を介在し、所定の厚みを有して成る車両用ドアであって、前記内板及び/または外板の表面硬度が鉛筆芯硬度5Hと同程度以上の硬度を有する印刷焼付け塗装した金属化粧板にて構成し、前記内板及び/または外板の少なくとも1辺を断面鉤形、且つ細長状に縁取り折り曲げ、この1辺の折り曲げ部の内側曲げ半径が1〜5mmの範囲内に納まるようにし、且つドア構造を接着構造とした車両用ドア。
【0008】
(2)前項(1)記載の車両用ドアにおいて、前記芯材は、硬質樹脂系発泡材である車両用ドア。
【0009】
(3)前項(1)記載の車両用ドアにおいて、前記芯材は、樹脂含浸紙を基材としたハニカムコアであることを特徴とする車両用ドア。
【0010】
(4)内板または外板を形成する表面硬度が鉛筆芯硬度5Hと同程度以上の硬度を有する印刷焼付け塗装した金属化粧板を、印刷焼付け塗装面が外側になるように、板の内側曲げ半径を1〜5mmの範囲内とする曲げ加工を施した後で、この曲げ加工した外側角部となる稜線を形成する印刷焼付け塗装部に、補修用塗料を用いて補修塗装を施した車両用ドア。
【0011】
(5)前項(1)または(4)記載の車両用ドアにおいて、印刷焼付け塗装した金属化粧板は、アルミ板を基材とした車両用ドア。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る車両用ドアの実施の形態について説明する。
【0013】
図1(a)は、本発明に係る車両用ドアの例としての側引戸の正面図、(b)は、A−A断面拡大図、(c)は、B−B断面拡大図、(d)は、内側曲げ半径Ri部拡大図、図2(a)は、従来例における車両用ドアの側引戸の正面図、(b)は、C−C断面拡大図である。
【0014】
以下、実施例について、図面を参照して説明する。
【0015】
(実施例1)
電車等の車両用ドアにおいて、内板1と外板2との間に芯材3、または骨部材4を介在し、所定の厚みDtを有し、前記内板1及び/または外板2の表面硬度が鉛筆芯硬度5Hと同程度以上の硬度を有する印刷焼付け塗装した金属化粧板にて構成し、前記内板1及び/または外板2の少なくとも1辺(端縁部)1aを断面鉤形、且つ細長状に縁取り折り曲げ、この1辺1aの折り曲げ部9の内側曲げ半径Riが1〜5mmの範囲内に納まるようにし(図1(d)参照)、即ち、例えば図1(a)、(b)に示すように、ドアの戸先に設けたゴム状弾性体から成る戸先ゴム5側の内・外板の一方、または内・外板両方の1辺(端縁部)を断面鉤形、且つ細長状に縁取り折り曲げ、また、図1(c)に示すように、窓枠形成部8の内周部8aを断面鉤形に折り曲げ、この1辺(端縁部)1a、または8aの折り曲げ部9の内側曲げ半径Riが1〜5mmの範囲内に納まるようにした接着構造の引き戸としたものである。
【0016】
その他の符号について、6は窓ガラスでありシール接着剤7で窓枠形成部8に固着されている。
【0017】
即ち、従来の車両用ドアに比較してドア構成部品の点数を減らし、表面硬度が鉛筆芯硬度5Hと同程度以上の硬度を有する印刷焼付け塗装した金属化粧板にて構成したことにより、鉛筆芯硬度が5H〜6Hの鉛筆で引っかいたり、押し付けたりしても表面に傷等が生じないようにしたことを特徴とする。
【0018】
芯材3は、硬質樹脂系発泡材として、硬質塩化ビニール系、フェノール樹脂系、または硬質ウレタン樹脂系発泡材が適しており、また、六角形細胞状のハニカムコアとして、その基材は、金属(アルミの薄肉材)、樹脂材、または紙に樹脂を含浸させた基材(樹脂含浸紙)等が挙げられる。
【0019】
また、本実施例では、重量の点から内板、外板をアルミ板としたが、条件によってはステンレス板とすることもできる。
【0020】
(実施例2)
実施例2では、内板1または外板2を形成する表面硬度が鉛筆芯硬度5Hと同程度以上の硬度を有する印刷焼付け塗装した金属化粧板を、印刷焼付け塗装面が外側になるように、板の内側曲げ半径Riを1〜5mmの範囲内とする曲げ加工を施した後で、この曲げ加工した外側角部となる稜線(折り曲げ部)9を形成する印刷焼付け塗装部に、補修用塗料として透明なアクリル樹脂系塗料、またはウレタン樹脂系塗料を用いて補修塗装を施したことを特徴とする。
【0021】
表面が高硬度の金属化粧板では、内側曲げ半径Riを1〜5mmで曲げ加工した場合、肉眼では識別し難い程度の微細または微小な亀裂が発生することがあり、この亀裂が成長するのを防ぐ為には、特定の補修用塗料を用いて曲げ加工後に補修する必要があり、本実施例では、前述したように、当該部位につや消しの透明なアクリル樹脂系塗料、またはウレタン樹脂系塗料を上塗り補修塗装を実施した。
【0022】
上塗り補修塗装の塗装面の強度試験の結果を下記に示す。
【0023】
上記補修の為の上塗り塗装は、所定の乾燥時間経過後、鉛筆硬度測定では、1回塗りの場合では、6H程度の鉛筆で素地に達する傷が発生し、2回塗りの場合では、7H程度の鉛筆で素地に達する傷が発生した。
【0024】
尚、上塗り補修塗装を施さない場合は、当該部位の鉛筆硬度測定結果は、5Hで素地に達する傷が発生した。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ドア表面の意匠性に優れ、鉛筆芯硬度5H以上の表面硬度を有し、部品類の種類や点数を減らし、軽量化を可能とし、折り曲げ部の塗装膜の強度を維持・向上し、更にコストダウンを可能とする車両用ドアを提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明に係る車両用ドアの例としての側引戸の正面図、(b)A−A断面拡大図、(c)B−B断面拡大図、(d)内側曲げ半径Ri部拡大図
【図2】(a)従来例における車両用ドアの側引戸の正面図、(b)C−C断面拡大図
【符号の説明】
1、1′ 内板
1a 1辺(端縁部)
2、2′ 外板
3、3′ 芯材(樹脂系発泡材、またはハニカムコア)
4、4′ 骨部材
Ri 内側曲げ半径
5、5′ 戸先ゴム(ゴム状弾性体)
6 窓ガラス
7 シール接着剤
8 窓枠形成部
8a 窓内周部
9 曲げ加工した外側角部となる稜線(折り曲げ部)
10 「きせ:被」に相当する部材
11 ガラス押さえ異形材
12 パッキン
【発明の属する技術分野】
この発明は、鉄道等の車両用ドアに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電車等の車両のドアに化粧板を用いる場合は、基材をアルミ板とするメラミン化粧板を使用するのが通例である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
然しながら、メラミン化粧板は曲げ加工性が悪く、最小曲げ半径は150mm程度が限度であり、例えば、ドアに窓ガラスを取り付ける際に、ダイレクト・グレージング(direct glazing)構造(実開平6−42332号公報参照)とすることが出来ず、図2(a)、(b)に示すように、内板1′をメラミン化粧板とした為に、窓ガラス6′の取り付け部には、取り付け枠やガラス押さえ異形材11、パッキン12等の部材類が必要であり、また、ドア(引き戸)の先端に細長状弾性体を形成する戸先ゴム5′を取り付ける場合、この戸先ゴム5′取付け用の所謂「きせ:被」に相当する部材10が必要であった。
【0004】
ドアの軽量化やコストダウンを図るためには、前述のようにダイレクト・グレージング構造とするのが望ましいが、未化粧のステンレス板やアルミ板の無垢材の侭とし、ドアの組み立て終了後に化粧シートを貼る等の作業が必要となる、等々の課題がある。
【0005】
本発明は、上述の事情に鑑みて成されたもので、ドア表面の意匠性に優れ、鉛筆芯硬度5H以上の表面硬度を有し、部品類の種類や点数を減らし、軽量化を可能とし、折り曲げ部の塗装膜の強度を維持・向上し、更にコストダウンを可能とする車両用ドアを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、下記構成を備えることにより上記課題を解決できるものである。
【0007】
(1)内板と外板との間に芯材、または骨部材を介在し、所定の厚みを有して成る車両用ドアであって、前記内板及び/または外板の表面硬度が鉛筆芯硬度5Hと同程度以上の硬度を有する印刷焼付け塗装した金属化粧板にて構成し、前記内板及び/または外板の少なくとも1辺を断面鉤形、且つ細長状に縁取り折り曲げ、この1辺の折り曲げ部の内側曲げ半径が1〜5mmの範囲内に納まるようにし、且つドア構造を接着構造とした車両用ドア。
【0008】
(2)前項(1)記載の車両用ドアにおいて、前記芯材は、硬質樹脂系発泡材である車両用ドア。
【0009】
(3)前項(1)記載の車両用ドアにおいて、前記芯材は、樹脂含浸紙を基材としたハニカムコアであることを特徴とする車両用ドア。
【0010】
(4)内板または外板を形成する表面硬度が鉛筆芯硬度5Hと同程度以上の硬度を有する印刷焼付け塗装した金属化粧板を、印刷焼付け塗装面が外側になるように、板の内側曲げ半径を1〜5mmの範囲内とする曲げ加工を施した後で、この曲げ加工した外側角部となる稜線を形成する印刷焼付け塗装部に、補修用塗料を用いて補修塗装を施した車両用ドア。
【0011】
(5)前項(1)または(4)記載の車両用ドアにおいて、印刷焼付け塗装した金属化粧板は、アルミ板を基材とした車両用ドア。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る車両用ドアの実施の形態について説明する。
【0013】
図1(a)は、本発明に係る車両用ドアの例としての側引戸の正面図、(b)は、A−A断面拡大図、(c)は、B−B断面拡大図、(d)は、内側曲げ半径Ri部拡大図、図2(a)は、従来例における車両用ドアの側引戸の正面図、(b)は、C−C断面拡大図である。
【0014】
以下、実施例について、図面を参照して説明する。
【0015】
(実施例1)
電車等の車両用ドアにおいて、内板1と外板2との間に芯材3、または骨部材4を介在し、所定の厚みDtを有し、前記内板1及び/または外板2の表面硬度が鉛筆芯硬度5Hと同程度以上の硬度を有する印刷焼付け塗装した金属化粧板にて構成し、前記内板1及び/または外板2の少なくとも1辺(端縁部)1aを断面鉤形、且つ細長状に縁取り折り曲げ、この1辺1aの折り曲げ部9の内側曲げ半径Riが1〜5mmの範囲内に納まるようにし(図1(d)参照)、即ち、例えば図1(a)、(b)に示すように、ドアの戸先に設けたゴム状弾性体から成る戸先ゴム5側の内・外板の一方、または内・外板両方の1辺(端縁部)を断面鉤形、且つ細長状に縁取り折り曲げ、また、図1(c)に示すように、窓枠形成部8の内周部8aを断面鉤形に折り曲げ、この1辺(端縁部)1a、または8aの折り曲げ部9の内側曲げ半径Riが1〜5mmの範囲内に納まるようにした接着構造の引き戸としたものである。
【0016】
その他の符号について、6は窓ガラスでありシール接着剤7で窓枠形成部8に固着されている。
【0017】
即ち、従来の車両用ドアに比較してドア構成部品の点数を減らし、表面硬度が鉛筆芯硬度5Hと同程度以上の硬度を有する印刷焼付け塗装した金属化粧板にて構成したことにより、鉛筆芯硬度が5H〜6Hの鉛筆で引っかいたり、押し付けたりしても表面に傷等が生じないようにしたことを特徴とする。
【0018】
芯材3は、硬質樹脂系発泡材として、硬質塩化ビニール系、フェノール樹脂系、または硬質ウレタン樹脂系発泡材が適しており、また、六角形細胞状のハニカムコアとして、その基材は、金属(アルミの薄肉材)、樹脂材、または紙に樹脂を含浸させた基材(樹脂含浸紙)等が挙げられる。
【0019】
また、本実施例では、重量の点から内板、外板をアルミ板としたが、条件によってはステンレス板とすることもできる。
【0020】
(実施例2)
実施例2では、内板1または外板2を形成する表面硬度が鉛筆芯硬度5Hと同程度以上の硬度を有する印刷焼付け塗装した金属化粧板を、印刷焼付け塗装面が外側になるように、板の内側曲げ半径Riを1〜5mmの範囲内とする曲げ加工を施した後で、この曲げ加工した外側角部となる稜線(折り曲げ部)9を形成する印刷焼付け塗装部に、補修用塗料として透明なアクリル樹脂系塗料、またはウレタン樹脂系塗料を用いて補修塗装を施したことを特徴とする。
【0021】
表面が高硬度の金属化粧板では、内側曲げ半径Riを1〜5mmで曲げ加工した場合、肉眼では識別し難い程度の微細または微小な亀裂が発生することがあり、この亀裂が成長するのを防ぐ為には、特定の補修用塗料を用いて曲げ加工後に補修する必要があり、本実施例では、前述したように、当該部位につや消しの透明なアクリル樹脂系塗料、またはウレタン樹脂系塗料を上塗り補修塗装を実施した。
【0022】
上塗り補修塗装の塗装面の強度試験の結果を下記に示す。
【0023】
上記補修の為の上塗り塗装は、所定の乾燥時間経過後、鉛筆硬度測定では、1回塗りの場合では、6H程度の鉛筆で素地に達する傷が発生し、2回塗りの場合では、7H程度の鉛筆で素地に達する傷が発生した。
【0024】
尚、上塗り補修塗装を施さない場合は、当該部位の鉛筆硬度測定結果は、5Hで素地に達する傷が発生した。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ドア表面の意匠性に優れ、鉛筆芯硬度5H以上の表面硬度を有し、部品類の種類や点数を減らし、軽量化を可能とし、折り曲げ部の塗装膜の強度を維持・向上し、更にコストダウンを可能とする車両用ドアを提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明に係る車両用ドアの例としての側引戸の正面図、(b)A−A断面拡大図、(c)B−B断面拡大図、(d)内側曲げ半径Ri部拡大図
【図2】(a)従来例における車両用ドアの側引戸の正面図、(b)C−C断面拡大図
【符号の説明】
1、1′ 内板
1a 1辺(端縁部)
2、2′ 外板
3、3′ 芯材(樹脂系発泡材、またはハニカムコア)
4、4′ 骨部材
Ri 内側曲げ半径
5、5′ 戸先ゴム(ゴム状弾性体)
6 窓ガラス
7 シール接着剤
8 窓枠形成部
8a 窓内周部
9 曲げ加工した外側角部となる稜線(折り曲げ部)
10 「きせ:被」に相当する部材
11 ガラス押さえ異形材
12 パッキン
Claims (5)
- 内板と外板との間に芯材、または骨部材を介在し、所定の厚みを有して成る車両用ドアであって、前記内板及び/または外板の表面硬度が鉛筆芯硬度5Hと同程度以上の硬度を有する印刷焼付け塗装した金属化粧板にて構成し、前記内板及び/または外板の少なくとも1辺を断面鉤形、且つ細長状に縁取り折り曲げ、この1辺の折り曲げ部の内側曲げ半径が1〜5mmの範囲内に納まるようにし、且つドア構造を接着構造としたことを特徴とする車両用ドア。
- 請求項1記載の車両用ドアにおいて、前記芯材は、硬質樹脂系発泡材であることを特徴とする車両用ドア。
- 請求項1記載の車両用ドアにおいて、前記芯材は、樹脂含浸紙を基材としたハニカムコアであることを特徴とする車両用ドア。
- 内板または外板を形成する表面硬度が鉛筆芯硬度5Hと同程度以上の硬度を有する印刷焼付け塗装した金属化粧板を、印刷焼付け塗装面が外側になるように、板の内側曲げ半径を1〜5mmの範囲内とする曲げ加工を施した後で、この曲げ加工した外側角部となる稜線を形成する印刷焼付け塗装部に、補修用塗料を用いて補修塗装を施したことを特徴とする車両用ドア。
- 請求項1または4記載の車両用ドアにおいて、印刷焼付け塗装した金属化粧板は、アルミ板を基材としたことを特徴とする車両用ドア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002228607A JP2004066953A (ja) | 2002-08-06 | 2002-08-06 | 車両用ドア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002228607A JP2004066953A (ja) | 2002-08-06 | 2002-08-06 | 車両用ドア |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004066953A true JP2004066953A (ja) | 2004-03-04 |
Family
ID=32015244
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002228607A Pending JP2004066953A (ja) | 2002-08-06 | 2002-08-06 | 車両用ドア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004066953A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005271759A (ja) * | 2004-03-25 | 2005-10-06 | Yokohama Seiki Kk | 車両用内装パネル |
JP2007062401A (ja) * | 2005-08-29 | 2007-03-15 | Railway Technical Res Inst | Lrt車両の在来線乗り入れホーム対応ドアの構造 |
CN107263880A (zh) * | 2017-07-28 | 2017-10-20 | 观致汽车有限公司 | 车门及其制造方法、加强结构体和应用车门的车辆 |
JP2019503925A (ja) * | 2015-12-15 | 2019-02-14 | アイ・エフ・イー−ヴィクトール レイルウェイ ヴィークル ドア システムズ (チンタオ) カンパニー リミテッドIFE−VICTALL Railway Vehicle Door Systems (Qingdao) Co., Ltd. | 軌道車両用の車両ドア及び該車両ドアを備えた軌道車両 |
-
2002
- 2002-08-06 JP JP2002228607A patent/JP2004066953A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005271759A (ja) * | 2004-03-25 | 2005-10-06 | Yokohama Seiki Kk | 車両用内装パネル |
JP2007062401A (ja) * | 2005-08-29 | 2007-03-15 | Railway Technical Res Inst | Lrt車両の在来線乗り入れホーム対応ドアの構造 |
JP4509893B2 (ja) * | 2005-08-29 | 2010-07-21 | 財団法人鉄道総合技術研究所 | Lrt車両の在来線乗り入れホーム対応ドアの構造 |
JP2019503925A (ja) * | 2015-12-15 | 2019-02-14 | アイ・エフ・イー−ヴィクトール レイルウェイ ヴィークル ドア システムズ (チンタオ) カンパニー リミテッドIFE−VICTALL Railway Vehicle Door Systems (Qingdao) Co., Ltd. | 軌道車両用の車両ドア及び該車両ドアを備えた軌道車両 |
US10927594B2 (en) | 2015-12-15 | 2021-02-23 | Ife-Victall Railway Vehicle Door Systems (Qingdao) Co., Ltd. | Vehicle door for railway vehicle and railway vehicle comprising the vehicle door |
CN107263880A (zh) * | 2017-07-28 | 2017-10-20 | 观致汽车有限公司 | 车门及其制造方法、加强结构体和应用车门的车辆 |
CN107263880B (zh) * | 2017-07-28 | 2023-09-01 | 观致汽车有限公司 | 车门及其制造方法、加强结构体和应用车门的车辆 |
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