JP2004066819A - インクジェット記録要素 - Google Patents

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チャールズ イー.ロマノ,ジュニア
Amanda R Broska
アマンダ アール.ブロスカ
Eric L Boyle
エリック エル.ボイル
Kevin Dockery
ケビン ドッカリー
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    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/50Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
    • B41M5/502Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording characterised by structural details, e.g. multilayer materials

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Abstract

【課題】本発明の目的は、優秀な画質を有し、従来技術の要素よりも良好な積層接着性および保存安定性を有する多層インク記録要素を提供することである。本発明のさらにもう1つの目的は、上述の要素を使用する印刷方法を提供することである。
【解決手段】親水性吸収層と少なくとも1個のヒドロキシル基がエーテル基またはエステル基によって置き換えられている変性ポリビニルアルコールを有する高分子オーバーコート層とを記載されている順序で担持している支持体を含んでなるインクジェット記録要素であって、上記高分子オーバーコート層が亜硫酸塩およびアンモニウム塩をも含有している記録要素。
【選択図】   なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インクジェット記録要素および当該要素を使用する印刷方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
典型的なインクジェット記録システムまたはインクジェット印刷システムにおいては、インク液滴が、記録要素または記録媒体に向かってノズルから高速で噴射され、媒体上に画像を生ずる。インク液滴(または記録液体)は、一般に、染料または顔料などの記録薬剤および大量の溶媒を含んでなる。溶媒(またはキャリア液体)は、概して、水、有機材料(例えば、一価アルコール、多価アルコール、またはそれらの混合物)から作られている。
【0003】
インクジェット記録要素は、概して、少なくとも一方の表面に、インク受容層または画像形成層を担持している支持体を含んでなり、このような要素としては、不透明な支持体を有する、反射式観察を目的とするもの、および透明な支持体を有する、透過光による観察を目的とするものが挙げられる。
【0004】
このような画像記録要素上に高品質の画像を達成および維持するためには、上記記録要素が以下の条件を満たさなければならない。
【0005】
・インクが付着された領域においてバンディング、ブリード、凝集、または亀裂を呈さないこと、
・大量のインクを吸収し、素速く乾燥して、ブロッキングを防止する能力を呈すること、
・印刷された領域において高い光学濃度を呈すること、
・光沢差が無いこと、
・水との接触または日光、タングステン灯、もしくは蛍光灯による照射に起因する退色を防止する高レベルの画像堅牢度を有すること、および
・層間剥離が起こらないように、優秀な接着強度を有すること。
【0006】
インク装置と共に使用するための多種多様な異なるタイプの画像記録要素が知られているけれども、当該技術分野には多くの未解決の問題があり、既知の製品には、それらの商業的有用性を厳しく制限してきた多くの欠陥が存在する。画像記録要素の設計における主な挑戦は、積層接着性である。従来技術の典型的なコーティングは、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、およびビニルラテックスポリマーを含有している層、ペクチンの層、ポリビニルアルコールおよびポリウレタンの層、並びにライム処理オセインゼラチンの層を記載されている順序で含んでなる。この処方は、不十分な積層接着性を示している。
【0007】
米国特許第 5,942,335号および同 5,856,023号は、ポリビニルピロリジノンを伴うかまたは伴わない、変性(derivitized) および未変性(underivitized) のポリビニルアルコールおよびポリビニルベンジル第四級アンモニウム塩の混合物を含有しているインクジェット受容層に関する。しかしながら、この要素には、保存安定性が、好まれるほどには良好ではないという点において問題がある。
【0008】
この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては次のものがある。
【特許文献1】
米国特許第 5,942,335号明細書
【特許文献2】
米国特許第 5,856,023号明細書
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、優秀な画質を有し、従来技術の要素よりも良好な積層接着性および保存安定性を有する多層インク記録要素を提供することである。
【0010】
本発明のさらにもう1つの目的は、上述の要素を使用する印刷方法を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
これらの目的および他の目的は、親水性吸収層と少なくとも1個のヒドロキシル基がエーテル基またはエステル基によって置き換えられている変性ポリビニルアルコールを有する高分子オーバーコート層とを記載されている順序で担持している支持体を含んでなるインクジェット記録要素であって、上記高分子オーバーコート層が亜硫酸塩およびアンモニウム塩をも含有している記録要素を含む本発明によって達成される。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明のインクジェット要素は、優秀な画質、良好な積層接着性および保存安定性を有する。
【0013】
本発明のもう1つの態様は、
A)ディジタルデータ信号に応答するインクジェットプリンターを用意する工程、
B)上記プリンターに、上述のインクジェット記録要素を装填する工程、
C)上記プリンターに、インクジェットインクを装填する工程、および
D)上記ディジタルデータ信号に応答して上記インクジェットインクを使用して上記インクジェット記録要素上に印刷する工程、
を含むインクジェット印刷方法に関する。
【0014】
本発明において使用することができる親水性吸収層は、天然ポリマーまたは合成ポリマーを含んでなる。好ましいのは、ゼラチンまたはポリビニルアルコール(PVA)を含んでなる親水性吸収層である。また、この層は、天然親水性コロイドおよび天然親水性ゴム(例えば、アルブミン、ガーゴム、キサンタンゴム、アラビアゴム、キトサン、澱粉、およびそれらの誘導体)、官能化蛋白質、官能化ゴムおよび官能化澱粉、並びにセルロースエーテルおよびそれらの誘導体、ポリビニルオキサゾリン(例えば、ポリ (2−エチル −2−オキサゾリン) (PEOX)、ポリビニルメチルオキサゾリン)、ポリオキシド、ポリエーテル、ポリエチレンイミン、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、n−ビニルアミド(例えば、ポリアクリルアミドおよびポリビニルピロリジノン(PVP))、並びにポリビニルアルコールの誘導体およびコポリマー(例えば、ポリエチレンオキシドとポリビニルアルコールとのコポリマー(PEO−PVA))などの他の親水性材料をも含有していてもよい。本発明において使用されるゼラチンは、動物コラーゲンから製造されるものであってもよいけれども、豚皮コラーゲン、牛皮コラーゲン、または牛骨コラーゲンから製造されるゼラチンが入手が容易であるが故に好ましい。ゼラチンの種類は特に限定されないけれども、ライム処理ゼラチン、酸処理ゼラチン、アミノ基が不活性化されているゼラチン(例えば、アセチル化ゼラチン、フタロイル化ゼラチン、マレノイル化ゼラチン、ベンゾイル化ゼラチン、スクシニル化ゼラチン、メチル尿素ゼラチン、フェニルカルバモイル化ゼラチン、およびカルボキシ改質ゼラチン)、またはゼラチン誘導体(例えば、特開昭 38−4854号、同 39−5514号、同40−12237号、同42−26345号、および特開平 2−13595号の各公報、米国特許第 2,525,753号、同 2,594,293号、同 2,614,928号、同 2,763,639号、同 3,118,766号、同 3,132,945号、同 3,186,846号、同 3,312,553号の各明細書、並びに英国特許第 861,414号および同 103,189号の各明細書において開示されているゼラチン誘導体)を単独で、または組み合わせて使用することができる。もっとも好ましいのは、本発明において使用するのに有効であるが故に、豚皮ゼラチンまたは改質豚皮ゼラチンおよび酸処理オセインゼラチンである。
【0015】
上記親水性吸収層は、印刷用インクにおいて一般的に見出される水および湿潤剤の両方を有効に吸収しなければならない。本発明の好ましい態様においては、2種の親水性吸収層が存在し、一方はゼラチンを含んでなり、他方は、天然親水性コロイドおよび天然親水性ゴム(例えば、アルブミン、ガーゴム、キサンタンゴム、アラビアゴム、キトサン、澱粉、およびそれらの誘導体)、官能化蛋白質、官能化ゴムおよび官能化澱粉、並びにセルロースエーテルおよびそれらの誘導体、ポリビニルオキサゾリン(例えば、ポリ (2−エチル −2−オキサゾリン) (PEOX))、非改質ゼラチン、ポリビニルメチルオキサゾリン、ポリオキシド、ポリエーテル、ポリエチレンイミン、n−ビニルアミド(例えば、ポリアクリルアミドおよびポリビニルピロリジノン(PVP))、並びにポリビニルアルコールの誘導体およびコポリマー(例えば、ポリエチレンオキシドとポリビニルアルコールとのコポリマー(PEO−PVA))、ポリウレタン、およびポリマーラテックス(例えば、ポリエステルおよびポリアクリレート)などの親水性材料を含んでなる。本発明のもう1つの好ましい態様において、上記親水性吸収層は、ゼラチンと、上記親水性吸収ゼラチン層と上記吸収親水性オーバーコートポリマー層との間に配置されている少なくとも1種の上部層(内部層とも称される)とを含んでなる。これらの態様により、高い画質が提供される。上記内部層は、概して、PVAのポリウレタンに対する比が50:50〜95:5であるポリビニルアルコールとポリウレタン分散体(例えば、 Witcobond(商標)232 )との混合物を含んでなる。第2の親水性吸収層または内部層において用いられる親水性材料は、企図される目的に有効ないずれの量で存在していてもよい。一般に、上記ゼラチン層の乾燥層厚みは5〜30μm であり、これ未満では、層が薄すぎて有効なものとなることができず、これを超えても、厚みの増大に伴う性能面でのさらなる利得が示されない。上記ポリビニルアルコール/ Witcobond(商標)232 内部層の乾燥層厚みは 0.5〜5μm である。
【0016】
本発明において使用することができる、少なくとも1個のヒドロキシル基がエーテル基またはエステル基によって置き換えられている変性ポリビニルアルコールは、15,000〜 150,000の分子量、80〜 100%の鹸化度(モル%)、および 2.5〜15%の変性度(モル%)を有し、ヒドロキシル基がアセト酢酸によってエステル化されている、アセトアセチル化ポリビニルアルコールを含んでなっていてもよい。これらのPVA化合物は入手が容易であり、本発明において有効である。
【0017】
本発明において使用することができる亜硫酸塩としては、亜硫酸塩(XYSO 、ここで、XおよびYはアルカリ金属であるのが好ましいけれども、必ずしもそうでなくてもよい)、亜硫酸水素塩(すなわち、XHSO 、ここで、Xはアルカリ金属であるのが好ましいけれども、必ずしもそうでなくてもよい)、およびピロ亜硫酸塩(XYS O 、ここで、XおよびYは上記と同様に定義される)が挙げられる。これらの亜硫酸塩は、固体または溶液として添加することができ、いずれの組み合わせで使用してもよい。
【0018】
本発明において有用なアンモニウム塩は、以下の式を有するものであってもよい。
(NR R R R )Z
上式中、
 、R 、R 、およびR は水素またはアルキルであり(但し、R 、R 、R 、およびR の少なくとも1つは水素である)、そして
Zは対イオンである。
【0019】
上記アンモニウム塩は、上記亜硫酸塩と共に導入してもよく(例えば、亜硫酸アンモニウム((NH ) SO ))、または別個に添加してもよい(例えば、塩化アンモニウム(NH Cl))。これらのアンモニウム塩は、固体または溶液として添加することができ、いずれの組み合わせで使用してもよい。本発明の好ましい態様において、上記亜硫酸塩としてはメタ重亜硫酸ナトリウム(Na S O )が使用され、上記アンモニウム塩としては塩化アンモニウム(NH Cl)が使用される。これらの塩の各々は、上記オーバーコート層において、1〜8質量%の量で使用することができる。
【0020】
上記親水性オーバーコート層は、ポリウレタンまたはビニルラテックスポリマーと、セルロース誘導体(例えば、セルロースエーテル(例えば、メチルセルロース(MC)、エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース(HPC)、ナトリウムカルボキシメチルセルロース(CMC)、カルシウムカルボキシメチルセルロース、メチルエチルセルロース、メチルヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)、ヒドロキシブチルメチルセルロース、エチルヒドロキシエチルセルロース、ナトリウムカルボキシメチル−ヒドロキシエチルセルロース、およびカルボキシメチルエチルセルロース)、およびセルロースエーテルエステル(例えば、フタル酸ヒドロキシプロピルメチルセルロース、酢酸琥珀酸ヒドロキシプロピルメチルセルロース、酢酸ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロースと塩化ジアリルジメチルアンモニウムとのエステル、ヒドロキシエチルセルロースと塩化2−ヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムとのエステル、およびヒドロキシエチルセルロースとラウリルジメチルアンモニウム置換エポキシドと(HEC−LDME)のエステル(例えば、Quatrisoft(商標)LM200 (Amerchol Corp.)))、並びにC12〜C14のアルキル鎖でグラフトされたヒドロキシエチルセルロース)、天然親水性コロイドおよび天然親水性ゴム(例えば、アルブミン、ガーゴム、キサンタンゴム、アラビアゴム、キトサン、澱粉、およびそれらの誘導体)、官能化蛋白質、官能化ゴムおよび官能化澱粉、並びにセルロースエーテルおよびそれらの誘導体、ポリビニルオキサゾリン(例えば、ポリ (2−エチル −2−オキサゾリン) (PEOX))、改質もしくは非改質の骨ゼラチンまたは豚皮ゼラチン、ポリビニルメチルオキサゾリン、ポリオキシド、ポリエーテル、ポリエチレンイミン、n−ビニルアミド(例えば、ポリアクリルアミドおよびポリビニルピロリジノン(PVP))、並びにポリビニルアルコールの誘導体およびコポリマー(例えば、ポリエチレンオキシドとポリビニルアルコールとのコポリマー(PEO−PVA))などの他の親水性材料をも含有していてもよい。
【0021】
本発明の好ましい態様においては、上記オーバーコート層は、アセトアセチル化ポリビニルアルコール、メタ重亜硫酸ナトリウム、および塩化アンモニウムを含んでなる。上記オーバーコート層の好ましい乾燥付着量は、実際面において一般的であるように、 0.5〜5μm である。
【0022】
高いプリンター搬送性、インクオフセットに対する耐性を提供するため、またはインク受容層の外観を梨地仕上げもしくは艶消し仕上げに変えるために、上述の層のいずれかまたはすべてに艶消し粒子を添加してもよい。さらに、選択される塗布技法による要求に応じて、界面活性剤、脱泡剤、または他の塗工性向上材料を添加してもよい。
【0023】
概して、耐水性および耐湿性を改良するために、媒染剤を画像受容層に添加することができる。しかしながら、殆どの媒染材料が、色素の光安定性に有害な影響を及ぼす。本発明のインク記録層においては、耐光退色性に有害な影響を及ぼさない限り、いずれの高分子媒染剤を使用することもできる。例えば、カチオン性ポリマー(例えば、高分子第四級アンモニウム化合物)または塩基性ポリマー(例えば、ポリ (メタクリル酸ジメチルアミノエチル) 、ポリアルキレンポリアミン、およびこれらとジシアノジアミドとの縮合生成物、アミン−エピクロロヒドリン重縮合物、レシチン化合物および燐脂質化合物)を使用してもよい。本発明において有用な媒染剤の例としては、塩化ビニルベンジルトリメチルアンモニウム/エチレングリコールジメタクリレート、塩化ビニルベンジルトリメチルアンモニウム/ジビニルベンゼン、ポリ (塩化ジアリルジメチルアンモニウム) 、ポリ (2−N,N,N−トリメチルアンモニウム) エチルメタクリレートメトスルフェート、ポリ (3−N,N,N−トリメチルアンモニウム) プロピルメタクリレートクロリド、ビニルピロリジノンと塩化ビニル (N−メチルイミダゾリウム) とのコポリマー、および塩化 (3−N,N,N−トリメチルアンモニウム) プロピルによって変性されたヒドロキシエチルセルロースが挙げられる。
【0024】
本発明の記録要素においては、いずれの支持体または基材を使用してもよい。本発明において使用されるインク記録要素のための支持体は、樹脂コート紙、紙、ポリエステル、または微孔質材料(例えば、Pittsburgh, PennsylvaniaのPPG Industries, Inc.によってTeslin(商標)という商品名で販売されているポリエチレンポリマー含有材料)、 Tyvek(商標)合成紙(DuPont Corp.)、Duraform(商標)などの含浸紙、およびOPPalyte(商標)フィルム(Mobil Chemical Co.)、並びに米国特許第 5,244,861号明細書に列挙されている他の複合フィルムなどの、インクジェット受容体に通常使用されるもののいずれにすることもできる。不透明な支持体としては、普通紙またはカレンダーペーパー、コート紙、保護ポリオレフィン層でコートされた紙、合成紙、写真印画紙支持体、溶融押出コート紙、および積層紙(例えば、二軸配向支持体積層物)が挙げられる。二軸配向支持体積層物は、米国特許第 5,853,965号、同 5,866,282号、同 5,874,205号、同 5,888,643号、同 5,888,681号、同 5,888,683号、および同 5,888,714号の各明細書に記載されている。これらの二軸配向支持体としては、紙ベースおよび紙ベースの片面または両面に積層された二軸配向ポリオレフィンシート(概してポリプロピレン)が挙げられる。透明支持体としては、ガラス、セルロース誘導体(例えば、セルロースエステル、三酢酸セルロース、二酢酸セルロース、酢酸プロピオン酸セルロース、酢酸酪酸セルロース)、ポリエステル(例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリ −1,4−シクロヘキサンジメチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、およびこれらのコポリマー)、ポリイミド、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリオレフィン(例えば、ポリエチレンまたはポリプロピレン)、ポリスルホン、ポリアクリレート、ポリエーテルイミド、およびこれらの混合物が挙げられる。上記に列挙されている紙には、高品位紙(例えば、写真印画紙)から低品位紙(例えば、新聞用紙)までの広範囲の紙が含まれる。特に、ポリエチレンコート紙またはポリエチレンテレフタレートが好ましく、像形成用途において一般的に使用されている。
【0025】
本発明において使用される支持体は、許容可能な見た目と感じ並びに本発明における有効性を提供するには、50〜 500μm 、好ましくは75〜 300μm の厚みを有することができる。望まれる場合には、酸化防止剤、帯電防止剤、可塑剤、および他の既知の添加剤を支持体に導入してもよい。
【0026】
インク記録層の支持体に対する接着性を改良するために、インク記録層を適用する前に、支持体の表面をコロナ放電処理に付してもよい。インク記録層の支持体に対する接着性は、支持体上に下塗り層を塗布することによって改良することもできる。下塗り層において有用な材料の例としては、ハロゲン化フェノールおよび部分的に加水分解された塩化ビニル−co−酢酸ビニルのポリマーが挙げられる。インク記録要素に機械的耐久性を付与するために、上記において考察されているバインダーに対して作用する架橋剤を少量添加してもよい。このような添加剤は、上記層の結合力を改良する。例えば、カルボジイミド、多官能価アジリジン、アルデヒド、イソシアネート、エポキシド、多価金属カチオンなどの、あらゆる架橋剤を使用することができる。
【0027】
着色剤の退色を改良するために、当該技術分野においてよく知られているように、紫外線吸収剤、ラジカル失活剤、または酸化防止剤をインク記録層にさらに添加してもよい。他の添加剤としては、pH調節剤、接着性促進剤、レオロジー調節剤、界面活性剤、殺生剤、滑剤、色素、蛍光増白剤、艶消し剤、および帯電防止剤などが挙げられる。妥当な塗工性を得るために、例えば、界面活性剤、脱泡剤、アルコールなどの、当業者に既知の添加剤を使用してもよい。コーティング助剤の一般的な量は、全溶液質量に対して、0.01〜0.30質量%の活性コーティング助剤である。これらのコーティング助剤は、非イオン性、アニオン性、カチオン性、または両性のものであってもよい。具体例は、MCCUTCHEONの第1巻、Emulsifiers and Detergents, 1995, North American Editionに記載されている。
【0028】
本発明のもう1つの態様において、チタニアなどの光散乱粒子を含有している充填材入り層を、透明な支持体材料と本明細書に記載されているインク受容性多層との間に据えてもよい。このような組み合わせは、ビジュアルサイン伝達用途のための背面から照らされる材料として有効に使用することができる。背面から照らされるディスプレイ用途に適当な性質を有するインク受容体を生ずる、さらにもう1つの態様は、支持体材料中のボイドまたは充填材が画像の後ろに据えられた光源を拡散するのに十分な光散乱を与える、部分的にボイド化されているか充填材が添加されているポリエチレンテレフタレートフィルムを支持体材料として選ぶことに起因する。
【0029】
任意選択的に、記録要素の機械による取り扱い性およびカールの改良、記録要素の摩擦および抵抗率の制御などの目的のために、支持体の裏側(すなわち、支持体の、画像記録層が塗布される側とは反対側)に、さらなるバッキング層またはコーティングを適用してもよい。
【0030】
必須ではないけれども、上述の親水性材料層が、架橋剤をさらに含んでいてもよい。このような添加剤は、インク受容性層の基材に対する接着性を改良することができるのみならず、上記層の結合力および耐水性に寄与することもできる。例えば、カルボジイミド、多官能価アジリジン、メラミンホルムアルデヒド、イソシアネート、エポキシドなどの架橋剤を使用することができる。架橋剤を添加する場合、過剰量を使用すると層の膨潤性が低下し、印刷される領域の乾燥速度が低下するので、過剰量を使用しないように注意を払わなければならない。
【0031】
本発明において用いられるコーティング組成物を、例えば、浸漬コーティング、線巻きロッドコーティング、ドクターブレードコーティング、グラビアおよび反転ロールコーティング、スライドコーティング、ビードコーティング、押出コーティング、カーテンコーティングなどの周知の技法のいくつかによって適用してもよい。既知の塗布方法および乾燥方法は、1989年12月に発行されたリサーチディスクロージャー(Research Disclosure) 、第308119号の1007〜1008頁に、さらに詳細に記載されている。ベース層とオーバーコートとを同時に適用することができるスライドコーティングが好ましい。塗布後、これらの層を単純な蒸発によって乾燥させるのが一般的であるけれども、対流加熱などの既知の技法によって乾燥を促進してもよい。費用対効果が優れているのみならず、本発明において有用でもあるので、ベース層とオーバーコートとを同時に適用することができるスライドコーティングが好ましい。
【0032】
本発明の記録要素を像形成させるのに使用されるインクは当該技術分野においてよく知られている。概してインクジェット印刷において使用されるインク組成物は、溶媒またはキャリア液体、染料または顔料、湿潤剤、有機溶媒、洗浄剤、増粘剤、保恒剤などを含んでなる液体組成物である。溶媒またはキャリア液体は単なる水とすることができ、または多価アルコールなどの他の水混和性溶媒と混合された水とすることもできる。また、多価アルコールなどの有機材料が主たるキャリアまたは溶媒液体であるインクを使用してもよい。特に有用なものは、水と多価アルコールとの混合溶媒である。このような組成物において使用される染料は、概して、水溶性の直接染料または酸性型染料である。このような液体組成物は、例えば、米国特許第 4,381,946号、同 4,239,543号、および同 4,781,758号の各明細書などの従来技術に広範に記載されている。
【0033】
本発明を説明するために、以下の例を提供する。
【0034】
【実施例】
対照標準要素C−1
ポリエチレン樹脂コート紙に、コロナ放電処理を施し、スライドホッパーによって、17%のゼラチン水溶液(スクシニル化豚皮ゼラチン、Kind & Knox Gelatine Co.)および 0.4%の12〜14μm のポリスチレンビーズを 7.1μm の乾燥付着量に塗布し、Evanol(商標)52−22 ポリビニルアルコールの5%溶液(DuPont)および Witcobond(商標)232 ポリウレタンの30%分散体(Witco Corp.) からなる内部層(上記ポリビニルアルコール(PVA)とポリウレタン分散体(PUD)とを77:23の質量比で混合した)を 1.5μm の乾燥付着量に塗布した。
【0035】
96.5/ 2.9/ 0.6の質量比の Z−320アセトアセチル化ポリビニルアルコールの7%溶液(Nippon Gohsei) 並びに界面活性剤APG 325N (Cognis)およびSurfactant 10G (Arch Chemical) からなるオーバーコート層を、上記ゼラチン層およびポリビニルアルコール/ポリウレタン層の上に、1μm の乾燥付着量に塗布した。上記コーティング溶液の適用後、これらのコーティングを強制空気加熱によって徹底的に乾燥させた。
【0036】
対照標準要素C−2
この要素は、オーバーコート層を、80.5/16.0/ 2.9/ 0.6の質量比の Z−320アセトアセチル化ポリビニルアルコールの7%溶液(Nippon Gohsei) 、 Witcobond(商標)UCX−244 ポリウレタンの40%分散体(Witco Corp.) 、並びに界面活性剤APG 325N (Cognis) およびSurfactant 10G (Arch Chemical)からなるものとしたことを除き、C−1と同じである。
【0037】
要素1
この要素は、オーバーコート層が 4.4質量%のメタ重亜硫酸ナトリウムおよび1.1質量%の塩化アンモニウムを含有するものであることを除き、C−1と同じである。
【0038】
要素2
この要素は、オーバーコート層が 6.4質量%のメタ重亜硫酸ナトリウムおよび4.4質量%の塩化アンモニウムを含有するものであることを除き、C−1と同じである。
【0039】
要素3
この要素は、オーバーコート層が 4.4質量%のメタ重亜硫酸ナトリウムおよび4.4質量%の塩化アンモニウムを含有するものであることを除き、C−1と同じである。
【0040】
要素4
この要素は、オーバーコート層が 1.9質量%のメタ重亜硫酸ナトリウムおよび1.9質量%の塩化アンモニウムを含有するものであることを除き、C−2と同じである。
【0041】
要素5
この要素は、オーバーコート層が 3.7質量%のメタ重亜硫酸ナトリウムおよび3.7質量%の塩化アンモニウムを含有するものであることを除き、C−2と同じである。
【0042】
定温放置
上記要素を、湿度チャンバー中で、22℃および50%RHにおいて24時間にわたって調整し、箔で裏打ちされたシールバッグに入れた。次に、これらのバッグを、49℃において1週間定温放置した。もう1組の要素は、周囲温度において1週間保持した。
【0043】
印刷
上記定温放置された要素および定温放置されていない要素に、シアン(212668−00) 、マゼンタ(212669−00) 、イエロー(212670−00) 、およびブラック(212671−00) のカタログ番号を有するEncad GX(商標)インクを用いて、 Encad Novajet850(商標)プリンターを使用して、周囲条件において印刷した。試験用ターゲットは、 100%のインクレイダウンのシアン、マゼンタ、イエロー、およびブラックのパッチ、 200%のインクレイダウンの赤、緑、および青のパッチ、並びに300%のインクレイダウンのシアン、マゼンタ、およびイエローからなる複合ブラック(composite black) のパッチからなるものとした。
【0044】
試験
印刷後、上記定温放置された要素および定温放置されていない要素のカラーパッチの光沢を、20°において、 Gardiner micro−TRI−光沢反射率計を使用して読み取った。各々の要素における個々のパッチの光沢測定値を平均した。定温放置された要素と定温放置されていない要素との間の光沢差を、以下の表Iに示す。光沢の差は、要素の保存安定性の指標である。数値が負ではないほど、コーティングがより安定である。
【0045】
【表1】
Figure 2004066819
【0046】
上記結果は、高い温度および湿度の条件に付された場合に、メタ重亜硫酸ナトリウムおよび塩化アンモニウムを種々の量で添加することにより、これらの塩を伴わない対照標準要素と比較して、光沢安定性が改良されることを示している。
【0047】
本発明の他の好ましい態様を、請求項との関連において、次に記載する。
【0048】
[1] 親水性吸収層と少なくとも1個のヒドロキシル基がエーテル基またはエステル基によって置き換えられている変性ポリビニルアルコールを有する高分子オーバーコート層とを記載されている順序で担持している支持体を含んでなるインクジェット記録要素であって、前記高分子オーバーコート層が亜硫酸塩およびアンモニウム塩をも含有している記録要素。
【0049】
[2] 前記変性ポリビニルアルコールがアセトアセチル化ポリビニルアルコールを含んでなる、[1]に記載の記録要素。
【0050】
[3] 前記高分子オーバーコート層がラテックスポリマーをも含有している、[2]に記載の記録要素。
【0051】
[4] 前記アセトアセチル化ポリビニルアルコールが80〜 100%の鹸化度を有する、[2]に記載の記録要素。
【0052】
[5] 前記アセトアセチル化ポリビニルアルコールが 2.5〜15モル%の変性度を有する、[2]に記載の記録要素。
【0053】
[6] 前記アセトアセチル化ポリビニルアルコールが15,000〜 150,000の分子量を有する、[2]に記載の記録要素。
【0054】
[7] 前記高分子オーバーコート層がポリウレタン分散体をも含有している、[2]に記載の記録要素。
【0055】
[8] 変性ポリビニルアルコールのポリウレタン分散体に対する質量比が50:50〜95:5である、[7]に記載の記録要素。
【0056】
[9] 前記親水性吸収層と前記高分子オーバーコート層との間に少なくとも1種の親水性内部層をさらに含んでなる、[1]に記載の記録要素。
【0057】
[10] A)ディジタルデータ信号に応答するインクジェットプリンターを用意する工程、
B)前記プリンターに、[1]に記載のインクジェット記録要素を装填する工程、
C)前記プリンターに、インクジェットインクを装填する工程、および
D)前記ディジタルデータ信号に応答して前記インクジェットインクを使用して前記インクジェット記録要素上に印刷する工程、
を含むインクジェット印刷方法。

Claims (1)

  1. 親水性吸収層と少なくとも1個のヒドロキシル基がエーテル基またはエステル基によって置き換えられている変性ポリビニルアルコールを有する高分子オーバーコート層とを記載されている順序で担持している支持体を含んでなるインクジェット記録要素であって、前記高分子オーバーコート層が亜硫酸塩およびアンモニウム塩をも含有しているインクジェット記録要素。
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