JP2004065955A - 製品を収容し分配するための装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】製品分配が容易で、且つ、製品分配後、分配口を閉じる前に、容器内にすばやく空気を取り戻せる製品収容および分配装置を提供する。
【解決手段】開口部を有する、製品を収容するための容器(20;...;620)と;容器内部と連通可能な分配口(42;...;642)を有する突出部(40;...;440)を少なくとも1つ備える、容器に固定される分配ヘッド(10;...;610)と;平面(P)の少なくとも一部分に形成された縁によって画定される窓(39;...;639)を少なくとも1つ備えるキャップ(30;...;630)とを備える液体製品収容および分配装置。キャップは、分配口が少なくとも部分的にキャップの窓から離れた部分と対向する閉状態と、分配口が、平面(P)から離れてキャップの外に出る開状態とが切り替わる間、容器開口部の軸のまわりに、および/または該軸に沿って、突出部に対して移動可能である。
【選択図】  図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液体製品、特に化粧製品を収容し分配するための装置に関する。当該装置は、製品を保存するために閉鎖し、分配するために開くことができる分配口を備える。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
上端が、分配チャネルによって容器内部と連通する製品分配口を備えた分配ヘッドとなっている、分配するための製品を収容する容器を備える収容および分配装置は既に存在する。製品を分配しないときは分配口を閉じ、分配時には上昇する製品の圧力を受けて分配口を開くフラップが設けられている。こういった装置は、特に、同出願人による欧州特許第0673852号および同0764590号に開示されており、輸送および保管時における製品の漏出を防ぐ一方で、製品を外部からの汚染から保護する。さらに、こういった装置では、使用者は、リザーバに収容されている製品を容易に且つ調整可能に分配することができる。
【0003】
しかし、柔軟な壁を有する容器が使用される場合、これらの収容および分配装置には、特に分配チャネルが比較的長く、よって分配口が容器内部から離れていることにより、容器内に空気を適切に取り戻すことができないという欠点が生じる。したがって、製品分配後、容器は元の形状に戻らない。さらに、フラップが設けられているため、製品の分配と空気の取り戻しが緩慢になる。
【0004】
欧州特許第0739826号には、先端が分配口によって開いている分配チャネルを備えた容器を閉じるための装置が開示されている。回転可能な螺子部が分配チャネルを囲み、該螺子部は、分配口を、閉状態から、該分配口から螺子部が外された分配状態に切り替えるために、中間要素を介して回転運動および平行移動をチャネルに伝えることができるように構成されている。このように、閉状態から開状態へ切り替えるためには、複数部分を互いに、特に分配口を備えた分配チャネルを移動させる必要があり、よって良好な密閉状態を保証するのが比較的困難である。加えて、閉状態にあっても分配口は閉鎖されていないため、チャネルに残余した製品が次回使用するまでに乾ききってしまうおそれがある。さらに、こういった装置は、回転運動から始まる平行移動および回転によって、分配チャネルを移動させることができるように、複数部分からなる必要がある。
【0005】
特開平09−124061号には、常に容器と連通している開口と注出パイプが内部に設けられたキャップを備えるキャップ構造を開示している。該注出パイプはL形に曲がっており、先端が注出口(分配口)によって開いている。また、該注出口は変形可能で、キャップを回転させると、該キャップと一体のカムに押されて開口から突出し、注出口が開放される。キャップを反対方向へ回転させると、カムはパイプから離れ、パイプが元の位置に戻る。閉状態では、注出口がキャップの内側壁に接触するので、確実に密閉される。しかし、この状態で製品は注出口まで到達するため、キャップを回転させてパイプを開口から押し出したとき、製品が注出口から噴出するおそれがある。さらに、繰り返しの使用でパイプを押圧しているうちに、パイプがキャップの内側壁と接触しなくなり、液密に閉じることができなくなるほど劣化するおそれがある。
【0006】
よって、本発明の目的の1つは、先行技術による欠点を持たない収容および分配装置を提供することである。
【0007】
本発明の目的は、特に、製品分配が容易で、且つ、製品分配後、分配口を閉じる前に、容器内にすばやく空気を取り戻せる製品収容および分配装置を提供することである。
【0008】
本発明のさらなる目的は、閉状態において製品が流出しないように閉鎖できる製品収容および分配装置を提供することである。
【0009】
また、本発明のさらなる目的は、使用が単純で、特に閉状態から分配状態への切り替えが容易な製品収容および分配装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、上記の目的は:
−開口部を有する、製品を収容するための容器と;
−容器内部と連通可能な分配口を有する突出部を少なくとも1つ備える、容器に固定される分配ヘッドと;
−平面の少なくとも一部分に形成された縁によって画定される窓を少なくとも1つ備えるキャップと;
を備える液体製品収容および分配装置であって、
キャップは、分配口が少なくとも部分的にキャップの窓から離れた部分と対向する閉状態と、分配口が、容器に対しては固定したまま、前記平面からゼロではない距離だけ離れてキャップの外に出る開状態とが切り替わる間、容器開口部の軸のまわりに、および/または該軸に沿って、突出部に対して移動可能である、液体製品収容および分配装置を提供することによって達成される。
【0011】
また、上記の目的は:
−製品を収容するための容器と;
−容器内部と連通可能な分配口を有する突出部を少なくとも1つ備える、容器に固定される分配ヘッドと;
−平面の少なくとも一部分に形成された縁によって画定される窓を少なくとも1つ備えるキャップと;
を備える液体製品収容および分配装置であって、
キャップは、分配口が少なくとも部分的にキャップの窓から離れた部分と対向する閉状態と、分配口が、窓に取り付けられた柔軟な膜から少なくとも1つのスリットを通って突出する開状態とが切り替わる間、突出部に対して移動可能である、液体製品収容および分配装置を提供することによって達成される。
【0012】
製品を分配するためには、まず、少なくとも部分的に分配口を開放するようにキャップを突出部に対して位置付け、製品が分配口の高さに到達したときに該分配口が既に開放されているようにする。こうすることで、製品を即座に放出することができ、閉じたフラップが存在することによって放出が緩慢になることはなく、そして、空気は何の障害もなく分配口から容器内に入ることができる。さらに、突出部を比較的小さくすることによって、分配口と容器内部との間の流路の長さを短くし、容器内部への空気の取り戻しを容易にすることができる。
【0013】
柔軟な膜を使用するとき、該膜は、例えば弾性変形可能な材料、特にエラストマーから作ることができる。エラストマー材料は、例えば、プロピレン/エチレンコポリマー;ブロカミドポリエーテル;ポリビニル;エチレンプロピレンジエン(EPDM)三元共重合体;スチレン−ブタジエン−スチレン(SBS)ポリマー;スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレン(SEBS−SIS)ポリマー;熱可塑性ポリウレタン樹脂;以下のエラストマー:スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレン(SEBS−SIS)ポリマー、スチレン−ブタジエン−スチレン(SBS)ポリマー、エチレンプロピレンジエン(EPDM)三元共重合体のうちの1つとポリプロピレンの混合、を含むエラストマー類から選択される。膜を作る材料が弾性であることによって、スリットは、突出部と重なる位置に来たとき容易に開き、したがって容易に分配口を開放することができる。
あるいは、膜は、柔軟とすることができるポリオレフィンの薄層で作られてもよい。
【0014】
ある実施形態によると、例えば、膜は、特にバイ・インジェクション(bi−injection)によってキャップと一体成形される。膜の形状は、例えば円盤状または環状である。
【0015】
別の実施形態によると、膜は、特に接着、かすがい留め、溶着またはリベット打ちによってキャップに固定された付属部分であってもよい。
【0016】
スリットは、完全に膜によって画定されていてよく、膜の成形時に直接形成するか、または膜に穴を開けて得ることができる。あるいは、スリットは、一部が膜によって、一部がキャップによって画定されていてもよい。
好適には、スリットは、閉状態では多かれ少なかれ突き合わせ接合する縁によって画定される。よって、突出部が膜と接触し該膜を変形させるとすぐに、スリットが開く。
【0017】
キャップは突出部に対して平行移動可能であってよい。あるいは、キャップは突出部に対して回転可能であってよい。
【0018】
特定の実施形態によると、当該装置は少なくとも2つの突出部を備え、該突出部はそれぞれ、断面の異なる分配口を備える。こうすることで、2つの異なる流量で製品を分配できる分配装置が得られる。
【0019】
好適には、閉状態で、突出部はキャップの内側表面と接触するため、該表面によって、製品を密閉する状態で分配口が閉鎖される。よって、次回使用まで突出部に残余する製品が乾ききってしまうことがなく、長期にわたって使用しないでいると分配口が塞がってしまう、というおそれもない。
【0020】
さらに好適には、キャップは、閉状態において分配口と容器内部との連通を遮断するために設けられたシール部材を備える。こうすることで、閉状態における製品の流出が防止される。
【0021】
特定の実施形態によると、容器の上端は、その上に特に螺合またはスナップ留めによって分配ヘッドが取り付けられる開いた首部となっている。あるいは、容器の上端は、突出部が形成された開いた首部となっている。
【0022】
容器は、例えば、変形可能な壁を有するチューブまたはボトルである。あるいは、容器は、変形不可能な壁を備えていてもよく、その場合、装置はポンプや他の任意の分配手段を備える。
【0023】
本発明は、化粧品、特にケア製品または毛髪製品の収容および分配に特に有用である。
【0024】
上記の構成とは別に、本発明は、添付の図面を参照して説明する非限定的な実施形態に関して以下に記述する構成を有する。
【0025】
図1ないし図4は、上端が、閉鎖キャップ30で閉じることができる分配ヘッド10となっているチューブの形態の容器20を備える収容および分配装置の第一の実施形態を示した図である。チューブ20は、処理すべき表面に適用される、例えばクリーム状またはペースト状の液体製品を収容する。製品は例えば日焼け止めクリームであってよい。
【0026】
チューブ20は、軸Xを有する本体21からなり、その上部は多かれ少なかれ円筒形状で、横断面は多かれ少なかれ楕円形状である。本体21の上部には肩部22が形成されており、該肩部上に首部23が形成されている。チューブ20は、首部23の反対側で、直線的な底部27によって閉じられており、これは、本体21の底端を締め付けおよび熱シールすることで閉じられる。
チューブ20は柔軟である、つまり本体21の領域は圧縮可能であるが、肩部および首部は、本体21の材料の厚さよりも材料が厚いので、多少硬性である。2つの異なる材料でできた複数の要素を複合してチューブを製造する場合は、その材料を選択するときに、本体と首部(または肩部)との硬性に差をつけることもできる。外圧から解放されると元の形状に戻ることができる変形可能な壁を形成するために、チューブはポリエチレンまたは他の類似の熱可塑性材料から作られるのが好ましい。あるいは、チューブはアルミニウムまたはスズから作られてもよい。この場合、本体の底端を折って底部を形成する。本体21は、必要に応じて、例えばプラスチック/金属/プラスチックといった複層構造であってもよい。
【0027】
チューブの首部23の中心には、チューブ内部と連通する軸Xを有する分配チャネル25が通っており、該チャネルの上部は開口部26で開いている。分配ヘッド10は、首部23の壁に、軸Xと垂直な軸に沿って該壁の外側に突出するように形成された突出部40を備える。突出部40には、一方の端部43が首部の中心チャネル25と繋がっている流路41が通っており、その他方の端部は外に開く分配口42と繋がっている。首部23には、閉鎖キャップ30の固定を可能にするスナップ留めフランジ24も形成されている。
【0028】
閉鎖キャップ30は、軸Xのまわりに回転運動できるようにチューブに取り付けられる。キャップ30は、横断面が完全に左右対称ではない多かれ少なかれ楕円形状の側壁31からなる外側壁を備える。これは後でより詳細に説明する。キャップの横断面は、開いた底端から、横壁32によって閉じられた上端へと、徐々に縮小する。キャップは、例えばポリエチレンまたは他の類似の熱可塑性材料から作られる。
【0029】
窓39は、キャップ30の側壁31に形成され、楕円形状の横断面の主軸と平行な平面Pに沿ってキャップ30に形成された縁によって画定される。窓が形成される高さにおいて、キャップの横断面は完全には左右対称ではない。実際、壁31において、窓が形成されている部分は、反対側の外側に盛り上がっている部分よりも多少平坦である、つまり、壁31において、窓が形成されている面は、該窓と反対側の部分よりも軸Xにより近い。窓39は、例えばSEBSで作られたエラストマー膜50の一部分51によって閉じられる。膜50は環状で、窓の高さで側壁31の残り部分を囲む。膜は、例えば側壁31に溶着されている。よって、膜の一部分51は楕円形状の横断面の主軸と平行な平面Pに沿っている。膜の一部分51には、2つの縁52aと52bによって画定されるスリット52が形成されている。静止位置にあるとき、つまり膜が加圧されていないとき、2つの縁52aと52bは突き合わせ接合している。キャップをチューブに取り付けるとき、スリット52は、軸Xに沿った軸方向の高さにおいて突出部40と同じ高さの位置に配置される。
【0030】
固定タブ33は、横壁32からキャップ30の内部の方向に、軸Xと平行に伸び、端部は自由端となっている。2つのタブには、首部のスナップ留めフランジ24に固定してキャップ30をチューブ20上に保持するための出っ張り35が形成されている。各タブ33は、楕円形状の横断面の主軸の各端部の方向に、互いに向かい合って凹んだ壁の形状である。タブは、分配装置が閉状態にあるとき突出部40の端部が該凹んだ部分と液密に接触するように構成および配置されている。
【0031】
キャップ30の内部には、シールスカート34も設けられており、これはチューブ20の首部23の開口部26に挿入され、首部の内側表面と液密に接触する。シールスカート34は、横壁32から軸Xと平行に伸び、端部は自由端となっている。スカートの軸X方向の長さは、突出部を通る流路41の端部43を塞ぐのに充分な長さとなっている。シールスカートには、閉状態においてスリット52と反対側に位置する角が面取りされた小さな細長い開口部36が形成されている。分配装置が開状態にあるとき、開口部36は、流路41が首部を通るチャネル25を介してチューブ内部と連通できるように、突出部40を通る流路41の端部43と対向する。
【0032】
図3(a)および(b)に示した閉状態にあるとき、固定タブ33の1つが分配口42と液密に接触することがわかるであろう。したがって、該タブ33は、閉鎖手段として機能し、次回の使用まで突出部に残余しうる製品が乾ききってしまうのを防ぐ。この状態で、シールスカート34は、突出部を通る流路の端部43を塞ぎ、容器内部と分配口との連通を遮断し、よって製品の流出を防ぐ。
【0033】
製品を分配するために、使用者はキャップ30を軸Xのまわりに90度回転させ、図4(a)および(b)に示したように、分配口42を開放する。この状態で、突出部40は、キャップの横断面が左右対称でないことにより、スリット52の縁52aと52bの間を分けて平面Pから突出する。これにより、分配口42がキャップの外に出る。スリットがエラストマー材料で作られており該材料は弾性であるため、縁52aと52bは互いに容易に離れるので、簡単に閉状態から分配状態への切り替えを行える。開状態において、シールスカートに形成された開口部36は、突出部を通る流路の端部43と対向するため、分配口は、流路41とチャネル25を介して、チューブに収容された製品と連通する。次いで、使用者は、チューブ内の体積を減らし、製品を分配口の方向に押す圧力をチューブ内に発生させるために、チューブの壁を押圧する。使用者が押圧を止めると、分配口42と流路41を通って空気がチューブ内部に吸い込まれ、チューブの壁が元の形状に戻る。
【0034】
以下に述べる実施形態において、上述の実施形態の構成要素に対応する要素には、上述で使用した参照番号に100の位を足した参照番号を付した。
【0035】
図5(a)および(b)には、本発明の収容および分配装置の第二の実施形態を図示する。これは、キャップ130の平面P上には膜150で閉じられた1つの窓139に対して、2つの分配突出部140,140’を備えている点で、上述の第一の実施形態と異なる。本実施形態によると、ボトル120の首部123には、互いに反対側を向く2つの突出部140,140’が形成されている。各突出部140,140’には、分配口142,142’を介して該突出部の端部で外に開く流路141,141’が通っている。2つの流路141,141’と2つの分配口142,142’は、異なる流量で製品を分配できるように、それぞれ異なる大きさの横断面を有する。図5(a)および(b)からわかるように、突出部140がスリット152の縁152aと152bの間を分けると、シールスカート134に設けられた開口部136が流路の端部143と対向し、分配口142がチューブ内の製品と連通する。この状態で、第二の突出部140’を通る流路141’の端部143’はシールスカート134によって塞がれているため、製品がチューブを出て流路141’まで到達することはない。より低い流量で製品を分配するためには、使用者はキャップ130を軸Xのまわりに180度回転させ、第二の突出部140’がスリット152を通り、シールスカートの開口部136が流路141’の端部143’と対向するような配置にする。図示していないが閉状態においては、各突出部140と140’の端部が、各固定タブ133の凹んだ部分と液密に接触する。
【0036】
図6(a)(b)(c)には、本発明の収容および分配装置の第三の実施形態を図示する。これは、閉鎖キャップが図1ないし図4に示した第一の実施形態と異なる。
閉鎖キャップ230は、軸Xのまわりに回転運動可能なようにチューブ220上に取り付けられる。キャップ230は、横壁232から下方に伸びる側壁231からなる、上述したものと同様の外側壁を備える。第一の実施形態と同様に、シールスカート234には開口部236が形成されている。環状の膜50の代わりに、キャップの窓239だけを覆う楕円形状の膜250が、平面Pに沿ってキャップの側方窓に形成されている。楕円形状の膜250は、例えばバイ・インジェクションにより成形される。
図6(b)に示した閉状態において、分配突出部240は、楕円形状の膜250と反対側に位置する、キャップ230の側壁231の内側表面の一部分と液密に接触する。キャップを分配位置に移動させるためには、使用者は、突出部が窓239を通り、分配口242が膜の間を分け出て平面Pからキャップの外に出るように、キャップ230を軸Xのまわりに180度回転させる。こうして分配口242は、図6(c)に示したように開放される。
【0037】
図7(a)および(b)には、本発明の収容および分配装置の第四の実施形態を図示する。当該実施例の分配突出部は、チューブの首部に直接形成されておらず、取り付け部分となっている。分配突出部340は、チューブの首部323にスナップ留めされるレジューサ360上に形成されている。首部323の外側壁の、キャップ330を保持するための第一のフランジ324と首部の開口部326との間には、第二のスナップ留めフランジ328が形成されている。レジューサ360は軸方向に伸びる取り付けスカート361を備え、該スカートの底端には、内側に盛り上がる環状の出っ張り362が形成されており、これは第二のスナップ留めフランジ328と契合する。レジューサ360は取り付けスカート361と同軸のシールスカート363も備え、該スカートは、チューブの首部323内に挿入され、その内側表面と液密に接触する。シールスカート363は、横壁364から軸方向に下方に伸びる。分配突出部340は、シールスカートからそれと垂直に伸びる。該突出部には、チューブ内部と常に連通する流路341が設けられている。
【0038】
当該実施形態によると、キャップ330には、平面Pに沿って窓339が形成されており、該窓は、キャップの全周縁を覆う環状のエラストマー膜350によって塞がれる。膜は例えばバイ・インジェクションによって作られる。膜の、窓を塞ぐ部分にはスリット352が形成されている。キャップの側壁331の、スリットと反対側に位置する部分には、エラストマー膜でできた部分350aがある。よって、図7(b)に示した閉状態において、突出部340の端部は膜の部分350aと接触する。膜の部分350aは、閉状態において分配口342を完全に液密に塞ぐように、膜の他の部分よりも厚いのが好ましい。
【0039】
図8(a)(b)(c)には、本発明の収容および分配装置の第五の実施形態を図示する。ここで、分配突出部はチューブに固定されたレジューサ上に形成されている。本実施例では、閉鎖キャップ430は、軸Xと垂直な軸Yのまわりに回転できるようにレジューサに取り付けられている。
首部423の外側壁には、レジューサ460をスナップ留めするための単一のフランジ428が形成されており、キャップ430はレジューサ460に固定されている。
【0040】
レジューサ460は、容器の上部に嵌まるように底端462が開いた側壁461からなり、該側壁は、上端に向かって徐々にすぼみ、軸Xに沿った分配突出部440を構成する。徐々にすぼんだ壁によって画定される流路441は、チューブ内部と常に連通し、同じく軸Xに沿って分配口442へと繋がる。側壁461には、全周縁にわたって小さな肩部467が形成されており、これは後に説明するがキャップを止める手段として機能する。円筒形状のシールスカート463が、流路441の入口のまわりに、軸Xと平行に伸びる。シールスカート463は、首部423に挿入され、容器内部と分配口とが製品を漏らすことなく連通するように首部の内側壁と液密に接触する。レジューサ460は、軸Xと平行に伸びる固定スカート464を、シールスカート463の周囲に備える。固定スカート464も円筒形状のスカートで、レジューサを固定するためにスナップ留めフランジ428と契合する環状の出っ張り465を、自由端に備える。レジューサの側壁461の外側表面上には、断面が円形の2つの突起部466が互いに背を向ける方向に形成されている。該突起部は、閉鎖キャップ430に形成された2つの穴431と契合する。
【0041】
閉鎖キャップ430は、軸Xと垂直な軸Yのまわりに回転できるようにレジューサに取り付けられた多かれ少なかれ半球形状の壁からなる。回転できるように、半球形状の壁には断面が円形状の2つの穴431が設けられており、該穴はレジューサの2つの突起部466を受ける。キャップは分配突出部を覆い、キャップは、側壁461の、突出部と肩部467の間の部分で止まる。キャップ430の自由端437と肩部467は、キャップが、肩部の第一の部分にぶつかって止まる図8(b)に示した閉位置と、肩部467の第二の部分にぶつかって止まる図8(c)に示した分配位置との間で回転移動できるように構成されている。窓439が半球形状の壁430に形成されており、これは、例えばSEBSでできたエラストマー膜450によって閉じられる。膜450は、エラストマー材料をオーバーモールドして得られる。膜450には、2つの縁452aと452bによって画定されるスリット452が形成されており、静止位置にあるとき、つまり膜が加圧されていないとき、2つの縁は突き合わせ接合する。
【0042】
キャップが図8(b)に示した位置にあるとき、突出部の端部はキャップの内側表面と液密に接触する。よって、この状態にあるとき分配口442は液密に閉鎖されている。分配口が液密に接触するエラストマー層によって完全に塞がれるように、キャップの内側表面は少なくとも部分的に、例えば膜から続けて形成されたエラストマー材料で覆われるのが好ましい。
【0043】
製品を分配するためには、使用者は、図8(c)に示したように窓が分配口の軸と接する位置にくるように、軸Yのまわりにキャップを回転させる。この状態で、突出部440がスリット452の縁452aと452bの間から分け出て、分配口442がキャップの外に出る。
【0044】
図9(a)および(b)に示した実施形態は、基本的に閉鎖キャップ530が、図1ないし図4の第一の実施形態と異なる。本実施形態では、キャップ530は、軸Xに平行移動するようにチューブに取り付けられる。チューブ520の首部には、首部にキャップを保持するためのスナップ留めフランジ524と首部の開口部との間に、軸Xに平行に伸びる軸方向ガイド溝529が形成されている。また、キャップ530は、横壁532から軸Xと平行に伸び、底端が開いた側壁531を備える。側壁531の横断面は円形状で、軸方向の高さにわたって一定である。側壁531の内側表面には、溝529内でスライドするようにガイドリブ538が設けられている。また、該内側表面には、キャップを首部に保持するようにスナップ留めフランジ524と衝合する環状の出っ張り535も設けられている。第一の実施形態のものと同様のシールスカート534が、横壁532から軸Xと平行に伸び、その端部は自由端となっている。側壁531は、スリット552が形成されたエラストマー膜550によって塞がれている窓539を備える。膜は、加圧されていないとき、キャップ内部の方向に盛り上がった形状をしており、側壁531の内側表面よりも、キャップ内部に向かって突出している。この状態にあるとき、スリットは閉じている、つまりスリットを画定する縁552aおよび552bは多かれ少なかれ突き合わせ接合している。
【0045】
図9(a)に示した閉状態にあるとき、キャップはチューブ上に押し込まれている。よって、シールスカート534は、突出部540を通る流路541の端部543を塞ぐ。この状態で、突出部540は、膜550の上方で、側壁531の内側表面とほぼ接触している。膜550は突出部によって加圧されていないため、スリット552は閉じている。
【0046】
上記閉状態から図9(b)に示した分配状態に切り替えるために、使用者は、キャップを軸方向に移動させ、チューブから取り外す。リブ538は、環状の出っ張り535がスナップ留めフランジ524にぶつかって止まるまで、溝529内をスライドする。この状態で、シールスカート534に形成された開口部536は、突出部540を通る流路の端部543と対向し、流路541とチャネル525を介して、分配口542がチューブに収容された製品と連通する。このとき、突出部540は、軸方向において膜550と同じ高さに位置するため、膜を加圧し、スリット552を通り、分配口542が開放される。
【0047】
図10(a)(b)(c)には、閉鎖キャップ630の側壁631に平面Pに沿って形成された縁によって画定される窓639が、膜によって閉じられていない変形例を示した。
本実施形態では、突出部640がチューブの首部623に形成され、その延長した部分は首部623周囲の螺子部644となっている。螺子部644の横断面は多かれ少なかれ長方形であり、横側は多かれ少なかれ外側に盛り上がっている。螺子部644は、突出部と反対側に、図10(c)に示した閉状態にあるとき窓639を塞ぐための部分645を備える。
【0048】
図10(b)に示した分配状態において、突出部640は、キャップの窓639を通っているため、分配口642は、窓639が形成されている平面Pから離れてキャップの外に出ている。図10(c)に示した閉状態に切り替えるためには、使用者は、突出部640の端部がキャップ630の側壁631の内側表面と液密に接触するように、軸Xのまわりにキャップを180度回転させる。この状態にあるとき、窓639は、平面Pより外側に突出する螺子部の部分645によって閉じられている。
【0049】
上述の詳細な説明ではいくつかの本発明の好適な実施形態を説明した。特許請求の範囲に記載された発明の技術思想から逸脱することなく、これらを修正することができることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】閉状態にある本発明の収容および分配装置の第一の実施形態の斜視図である。
【図2】分配状態にある本発明の収容および分配装置の第一の実施形態の斜視図である。
【図3】図3(a)は、図1の実施形態の長手方向の断面図である。図3(b)は、図3(a)に示した実施形態の面III−IIIに沿った断面図である。
【図4】図4(a)は、図2の実施形態の長手方向の断面図である。図4(b)は、図4(a)に示した装置の面IV−IVに沿った断面図である。
【図5】図5(a)は、分配状態にある本発明の装置の第二の実施形態の長手方向の断面図である。図5(b)は、図5(a)に示した第二の実施形態の面V−Vに沿った断面図である。
【図6】図6(a)は、分配状態にある本発明の装置の第三の実施形態の斜視図である。図6(b)は、閉状態にある第三の実施形態の長手方向の断面図である。図6(c)は、分配状態にある第三の実施形態の長手方向の断面図である。
【図7】図7(a)は、分配状態にある本発明の装置の第四の実施形態の長手方向の断面図である。図7(b)は、閉状態にある第四の実施形態の長手方向の断面図である。
【図8】図8(a)は、本発明の装置の第五の実施形態の斜視図である。図8(b)は、閉状態にある第五の実施形態の長手方向の断面図である。図8(c)は、分配状態にある第五の実施形態の長手方向の断面図である。
【図9】図9(a)は、閉状態にある本発明の装置の第六の実施形態の長手方向の断面図である。図9(b)は、分配状態にある第六の実施形態の長手方向の断面図である。
【図10】図10(a)は、分配状態にある本発明の装置の第七の実施形態の斜視図である。図10(b)は、図10(a)の実施形態の横断面図である。図10(c)は、閉状態にある第七の実施形態の横断面図である。
【符号の簡単な説明】
10   分配ヘッド
20   容器
21   容器本体
22   肩部
23   首部
24   スナップ留めフランジ
25   分配チャネル
26   開口部
30   キャップ
31   側壁
33   固定タブ
34   シールスカート
35   出っ張り
39   窓
40   突出部
41   流路
42   分配口
43   流路端部
50   膜
51   膜の、窓と対向する部分
52   スリット
328  第二のスナップ留めフランジ
360  レジューサ
361  取り付けスカート
364  横壁
328  スナップ留めフランジ
437  キャップの自由端
460  レジューサ
461  側壁
462  底端
463  シールスカート
464  固定スカート
465  環状の出っ張り
466  突起部
467  肩部
529  ガイド溝
538  ガイドリブ
644  螺子部
645  螺子部の一部分

Claims (16)

  1. 液体製品を収容および分配するための装置であって:
    −開口部を有する、製品を収容するための容器(20;...;620)と;
    −容器内部と連通可能な分配口(42;...;642)を有する突出部(40;...;440)を少なくとも1つ備える、容器に固定される分配ヘッド(10;...;610)と;
    −平面(P)の少なくとも一部分に形成された縁によって画定される窓(39;...;639)を少なくとも1つ備えるキャップ(30;...;630)と;
    を備え、
    キャップは、分配口が少なくとも部分的にキャップの窓から離れた部分と対向する閉状態と、分配口が、容器に対しては固定したまま、平面(P)からゼロではない距離だけ離れてキャップの外に出る開状態とが切り替わる間、容器開口部の軸のまわりに、および/または該軸に沿って、突出部に対して移動可能である、液体製品収容および分配装置。
  2. 液体製品を収容および分配するための装置であって:
    −製品を収容するための容器(20;...;620)と;
    −容器内部と連通可能な分配口(42;...;642)を有する突出部(40;...;440)を少なくとも1つ備える、容器に固定される分配ヘッド(10;...;610)と;
    −平面(P)の少なくとも一部分に形成された縁によって画定される窓(39;...;639)を少なくとも1つ備えるキャップ(30;...;630)と;
    を備え、
    キャップは、分配口が少なくとも部分的にキャップの窓から離れた部分と対向する閉状態と、分配口が、窓に取り付けられた柔軟な膜(50;...;550)から少なくとも1つのスリット(52;...;552)を通って突出する開状態とが切り替わる間、突出部に対して移動可能である、液体製品収容および分配装置。
  3. 膜(50;...;550)は、弾性変形可能な材料、特にエラストマーから作られることを特徴とする請求項2に記載の装置。
  4. エラストマー材料は、プロピレン/エチレンコポリマー;ブロカミドポリエーテル;ポリビニル;エチレンプロピレンジエン(EPDM)三元共重合体;スチレン−ブタジエン−スチレン(SBS)ポリマー;スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレン(SEBS−SIS)ポリマー;熱可塑性ポリウレタン樹脂;以下のエラストマー:スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレン(SEBS−SIS)ポリマー、スチレン−ブタジエン−スチレン(SBS)ポリマー、エチレンプロピレンジエン(EPDM)三元共重合体のうちの1つとポリプロピレンの混合、を含むエラストマー類から選択されることを特徴とする請求項3に記載の装置。
  5. 膜(50;...;550)は、特にバイ・インジェクションによってキャップと一体成形されることを特徴とする請求項2ないし4のいずれか1項に記載の装置。
  6. 膜(50;...;550)は、特に接着、かすがい留め、溶着またはリベット打ちによってキャップに固定された付属部分であることを特徴とする請求項2ないし4のいずれか1項に記載の装置。
  7. スリット(52;...;552)は、閉状態では多かれ少なかれ突き合わせ接合する縁(52a,52b;...;552a,552b)によって画定されることを特徴とする請求項2ないし6のいずれか1項に記載の装置。
  8. キャップ(530)は、突出部に対して平行移動することを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の装置。
  9. キャップ(30;...;430;630)は、突出部に対して回転することを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の装置。
  10. 少なくとも2つの突出部(140,140’)を備え、該突出部はそれぞれ、断面の異なる分配口(142,142’)を備えることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載の装置。
  11. 閉状態で、突出部(40;...;640)はキャップの内側表面と接触するため、該表面によって分配口が閉鎖されることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に記載の装置。
  12. キャップ(30;130;230;530;630)は、閉状態において分配口と容器内部との連通を遮断するために設けられたシール部材(34;134;234;534;634)を備えることを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1項に記載の装置。
  13. 容器(20;420)の上端は、その上に特に螺合またはスナップ留めによって分配ヘッドが取り付けられる開いた首部(323;423)となっていることを特徴とする請求項1ないし12のいずれか1項に記載の装置。
  14. 容器の上端は、突出部(40;140;240;540;640)が形成された開いた首部(23;123;223;523;623)となっていることを特徴とする請求項1ないし12のいずれか1項に記載の装置。
  15. 容器(20;...;620)は変形可能な壁を備えることを特徴とする請求項1ないし14のいずれか1項に記載の装置。
  16. 化粧品、特にケア製品または毛髪製品を収容および分配するための、請求項1ないし15のいずれか1項に記載の装置の使用方法。
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