JP2004064338A - 画像処理装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像処理装置内部におけるデータ通信を高速化し、周辺処理部の拡張性を向上し、コストを削減すること。
【解決手段】CPU(101)に接続されたCPUバス(121)と、前記CPUと、記録部(115)及びメモリカードRW部(116)とを双方向に接続するためUSBバスとを有する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像処理装置及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のファクシミリ装置に代表される画像処理装置内部の主制御部と記録部は、片方向パラレル通信及び双方向シリアルインターフェースで接続されていた。またその他に、従来のファクシミリ装置に代表される画像処理装置内部の主制御部と記録部が双方向USB通信規格によるUSBインターフェースにより、1対1で接続されているものもある。
【0003】
以下に代表的な従来技術として、画像処理装置の概略を説明する。図7は、従来の画像処理装置900の概略構成を示すブロック図である。
【0004】
画像処理装置900において、CPU901はシステム制御部であり、画像処理装置900の全体を制御する。ROM902は、CPU901が実行する制御プログラムやデータテーブル、組み込みオペレーティングシステム(OS)プログラム等の固定データを格納する。ROM902に格納されている各制御プログラムは、ROM902に格納されている組み込みOSの管理下で、スケジューリングやタスクスイッチ、割り込み処理等のソフトウエア実行制御を行い、記録制御や読取制御、通信制御等のマルチタスク機能を実現する。
【0005】
RAM903は、バックアップ電源を必要とするSRAM(Static Random Access Memory)等で構成され、不図示のデータバックアップ用の1次電池からの電力供給を受けてデータが保持されている。RAM903には、例えば、データが消去されては困るプログラム制御変数等を格納する。また、オペレータが登録した設定値や画像処理装置900の管理データ等を格納するメモリエリアも設けられている。
【0006】
画像メモリ904は、DRAM(Dynamic Random AccessMemory)等で構成され、主には画像処理装置900で扱う画像データや、記録部915(後述)から取得したステータス情報を蓄積する。また、一部の領域をソフトウエア処理の実行のためのワークエリアとして確保してある。
【0007】
データ変換部905は、ページ記述言語(PDL:Page Description Language)等の解析や、キャラクタデータのCG(Computer Graphics)展開等、画像データの変換を行う。
【0008】
読取制御部906は、読取部907が、CISイメージセンサ(密着型イメージセンサ)によって原稿を光学的に読み取り、電気的な画像データに変換した画像信号を、図示しない画像処理制御部を介して、2値化処理や中間調処理等の各種画像処理を施し、高精細な画像データを出力する。なお、読取制御部906及び読取部907は、CISイメージセンサを所定位置に固定した状態で原稿を搬送しながら読み取りを行うシート読取制御方式と、原稿を原稿台に固定下状態でCISイメージセンサを移動させながらスキャンするブック読取制御方式の両制御方式に対応している。
【0009】
操作表示部908は、数値入力キー、文字入力キー、ワンタッチ電話番号キー、モード設定キー、決定キー、取り消しキー等を備え、ユーザが画像送信相手先データの決定や設定データの登録動作を行うための操作部と、各種キー、発光ダイオード(LED)と液晶ディスプレイ(LCD)等によって構成され、オペレータによる各種入力操作や、画像処理装置900の動作状況、ステータス状況の表示等を行う表示部とを有する。
【0010】
通信制御部909は、変復調装置(MODEM)や、網制御装置(NCU)等によって構成されている。通信制御部909は、アナログの通信回線(PSTN)931に接続され、例えばT30プロトコルでの通信制御、通信回線に対する発呼と着呼等の回線制御を行う。
【0011】
解像度変換処理部910は、ミリ系の画像データとインチ系の画像データの相互変換等の解像度変換制御を行う。なお、解像度変換部910において、画像データの拡大縮小処理も可能である。符号復号化処理部911は、画像処理装置900で扱う画像データ(非圧縮、MH、MR、MMR、JBIG、JPEG等)を相互に符号復号化処理したり、拡大縮小処理を行う。
【0012】
記録制御部912は、印刷される画像データに対し、図示しない画像処理制御部を介して、スムージング処理や記録濃度補正処理、色補正等の各種画像処理を施して高精細な画像データに変換し、IEEE1284ホスト制御部914(後述)に出力する。
【0013】
USBファンクション制御部913は、USBインターフェースの通信制御を行うものであり、USB通信規格に従ってプロトコル制御を行い、CPU901が実行するUSB制御タスクからのデータをパケットに変換し、外部の情報処理端末(不図示)にUSBパケット送信を行ったり、逆に、外部の情報処理端末からのUSBパケットを、データに変換してCPU901に対し送信を行ったりする。USB通信規格は、双方向のデータ通信を高速に行うことができる規格であり、1台のホスト(マスター)に対し、複数のハブまたはファンクション(スレーブ)を接続することができる。USBファンクション制御部913は、USB通信におけるファンクションの機能を有する。
【0014】
IEEE1284ホスト制御部914は、IEEE1284通信規格のコンパチビリティモードで定められたプロトコルで通信を行う為の制御部である。IEEE1284通信規格のコンパチビリティモードは、片方向のデータ通信を行うことができる規格であり、1台のホスト(マスター)に対し、1台のペリフェラル(スレーブ)を接続することができる。IEEE1284ホスト制御部914は、IEEE1284通信におけるホストの機能を有し、記録部915(後述)に対し、印刷データのみを送信する。
【0015】
記録部915は、レーザービームプリンタやインクジェットプリンタ等からなる印刷装置であり、カラー画像データ、またはモノクロ画像データを印刷部材に印刷する。IEEE1284ホスト制御部914とは、IEEE1284通信規格のコンパチビリティモードで定められたプロトコルで通信を行い、特に記録部915はペリフェラルの機能を有する。記録部915は、IEEE1284通信において、IEEE1284ホスト制御部914から印刷データを受信する。一方で、シリアルI/F制御部916(後述)に対しては、アシンクロナスシリアルインターフェース(UART)通信を行う。記録部915は、アシンクロナスシリアルインターフェース通信において、シリアルI/F制御部916との間で、命令を受信したり、印刷状況情報を送信したりする。
【0016】
シリアルI/F制御部916は、アシンクロナスシリアルインターフェース通信を行う為の制御部である。アシンクロナスシリアルインターフェース通信は、全二重通信が可能な低速のデータ通信である。記録部915に対して命令を送信したり、印刷状況情報を受信したりする。
【0017】
上記構成要素901〜906、908〜914、916は、CPU901が管理するCPUバス921を介して、相互に接続されている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の画像処理装置では、画像処理装置内部の主制御部と記録部は、低速な印刷データ転送専用の片方向パラレル通信で接続されていた。そのため、高速な印刷処理が可能な記録部を用いた場合においても、主制御部から記録部に転送する印刷データの転送が間に合わなくなり、記録部の能力を十分に生かすことができなかった。また、主制御部は記録部の印刷状況を示すステータス情報を取得するために、片方向パラレル通信とは別の物理インターフェースを設ける必要があった。
【0019】
また、画像処理装置に取外し可能な記憶メディアの読み書き装置等を組み込む場合においても、まったく別の物理インターフェースを設ける必要があった。また、近年の画像処理装置においては、主制御部と記録部の通信に、片方向パラレル通信より高速な双方向シリアル通信を採用する例もあったが、接続形態はあくまでも1対1であるため、拡張性に欠けていた。
【0020】
また、画像処理装置の開発期間の短縮、開発コストの削減を目指す場合、画像処理装置内部のバスインターフェースを統一し、特に流用部品が多い周辺処理部(記録部や読取部、記憶装置部、通信部)に関しては、業界標準的なインターフェースによる接続形態にしておくことが望まれていた。さらには、周辺処理部の負荷分散のために、周辺処理部を統括して管理する接続形態が望まれていた。
【0021】
本発明は上記問題点を鑑みてなされたものであり、画像処理装置内部におけるデータ通信の高速化、周辺処理部の拡張性の向上、コスト削減を目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の画像処理装置は、制御手段に接続された第1のバス接続手段と、前記制御手段と、複数のデータ処理手段とを双方向に接続するための第2のバス接続手段とを有する。
【0023】
また、上記画像処理装置を制御する制御方法は、前記画像処理装置の電源投入初期化時に前記第2のバス接続手段を経由して、前記複数のデータ処理手段の属性情報を取得する属性取得工程を有する。
【0024】
また、本発明の好適な一様態によれば、前記第2のバス接続手段は、ユニバーサルシリアルバス(Universal Serial Bus、USB)通信規格に対応している。
【0025】
また、本発明の好適な一様態によれば、前記制御手段は、前記複数のデータ処理手段から前記属性取得手段によって取得したそれぞれの属性情報から、前記複数のデータ処理手段が有効か否かをそれぞれ判断する有効判断手段を有し、前記制御方法は、前記複数のデータ処理手段から前記属性取得工程で取得したそれぞれの属性情報から、前記複数のデータ処理手段が有効か否かをそれぞれ判断する有効判断工程を更に有する。
【0026】
また、本発明の好適な一様態によれば、前記有効判断手段が有効なデータ処理手段が複数あると判断した場合、前記制御手段は当該有効な複数のデータ処理手段とそれぞれ時分割で通信し、前記制御方法は、前記有効判断工程で有効なデータ処理手段が複数あると判断した場合に、当該有効な複数のデータ処理手段とそれぞれ時分割で通信する通信工程を更に有する。
【0027】
更に、本発明の好適な一様態によれば、前記制御手段は、前記複数のデータ処理手段との通信の順番を変更でき、前記制御方法は、前記複数のデータ処理手段との通信の順番を変更する工程を更に有する。
【0028】
また、本発明の好適な一様態によれば、前記制御手段は、前記複数のデータ処理手段の内、特定のデータ処理手段との通信に不具合が生じた場合、当該特定のデータ処理手段の不具合解除処理を行い、前記制御方法は、前記複数のデータ処理手段の内、特定のデータ処理手段との通信に不具合が生じた場合、当該特定のデータ処理手段の不具合解除処理を行う工程を更に有する。
【0029】
また、本発明の別の好適な一様態によれば、前記複数のデータ処理手段には、画像データを記録部材に記録する記録手段、原稿を画像データに変換する読取手段、データの書き込みまたは読み込みを行う記憶手段、被写体を撮像して画像データを生成する撮像手段、通信回線を用いて画像情報を外部装置に送信または受信する通信手段を接続可能である。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0031】
まず、補発明の実施の形態における画像処理システムを構成する画像処理装置100の概略構成を図1を参照して詳細に説明する。
【0032】
画像処理装置100において、CPU101はシステム制御部であり、画像処理装置100の全体を制御する。ROM102は、CPU101が実行する制御プログラムやデータテーブル、組み込みオペレーティングシステム(OS)プログラム等の固定データを格納する。本実施の形態では、ROM102に格納されている各制御プログラムは、ROM102に格納されている組み込みOSの管理下で、スケジューリングやタスクスイッチ、割り込み処理等のソフトウエア実行制御を行い、記録制御や読取制御、通信制御等のマルチタスク機能を実現する。
【0033】
RAM103は、バックアップ電源を必要とするSRAM(Static Random Access Memory)等で構成され、不図示のデータバックアップ用の1次電池からの電力供給を受けてデータが保持されている。RAM103には、例えば、データが消去されては困るプログラム制御変数等を格納する。また、オペレータが登録した設定値や画像処理装置100の管理データ等を格納するメモリエリアも設けられている。
【0034】
画像メモリ104は、DRAM(Dynamic Random AccessMemory)等で構成され、主には画像処理装置100で扱う画像データや、記録部115(後述)へ送出する印刷データや記録部115から取得したステータス情報等を蓄積する。また、図示しないメモリカードに対する書き込みデータやメモリカードからの読み込みデータも一時的に蓄積する。また、一部の領域をソフトウエア処理の実行のためのワークエリアとして確保してある。
【0035】
データ変換部105は、ページ記述言語(PDL:Page Description Language)等の解析や、キャラクタデータのCG(Computer Graphics)展開等、画像データの変換を行う。
【0036】
読取制御部106は、読取部107が、CISイメージセンサ(密着型イメージセンサ)によって原稿を光学的に読み取り、電気的な画像データに変換した画像信号を、図示しない画像処理制御部を介して、2値化処理や中間調処理等の各種画像処理を施し、高精細な画像データを出力する。なお、本実施の形態では、読取制御部106及び読取部107は、CISイメージセンサを所定位置に固定した状態で原稿を搬送しながら読み取りを行うシート読取制御方式と、原稿を原稿台に固定下状態でCISイメージセンサを移動させながらスキャンするブック読取制御方式の両制御方式に対応している。
【0037】
操作表示部108は、数値入力キー、文字入力キー、ワンタッチ電話番号キー、モード設定キー、決定キー、取り消しキー等を備え、ユーザが画像送信相手先データの決定や設定データの登録動作を行うための操作部と、各種キー、発光ダイオード(LED)と液晶ディスプレイ(LCD)等によって構成され、オペレータによる各種入力操作や、画像処理装置100の動作状況、ステータス状況の表示等を行う表示部とを有する。
【0038】
通信制御部109は、変復調装置(MODEM)や、網制御装置(NCU)等によって構成されている。本実施の形態では、通信制御部109は、アナログの通信回線(PSTN)131に接続され、例えばT30プロトコルでの通信制御、通信回線に対する発呼と着呼等の回線制御を行う。
【0039】
解像度変換処理部110は、ミリ系の画像データとインチ系の画像データの相互変換等の解像度変換制御を行う。なお、解像度変換部110において、画像データの拡大縮小処理も可能である。符号復号化処理部111は、画像処理装置100で扱う画像データ(非圧縮、MH、MR、MMR、JBIG、JPEG等)を相互に符号復号化処理したり、拡大縮小処理を行ったりする。
【0040】
記録制御部112は、印刷される画像データに対し、図示しない画像処理制御部を介して、スムージング処理や記録濃度補正処理、色補正等の各種画像処理を施して高精細な画像データに変換し、USBホスト制御部114(後述)に出力する。
【0041】
USBファンクション制御部113は、USBインターフェースの通信制御を行うものであり、USB通信規格に従ってプロトコル制御を行い、CPU101が実行するUSBファンクション制御タスクからのデータをパケットに変換し、外部の情報処理端末(不図示)にUSBパケット送信を行ったり、逆に、外部の情報処理端末からのUSBパケットを、データに変換してCPU101に対し送信を行ったりする。USB通信規格は、双方向のデータ通信を高速に行うことができる規格であり、1台のホスト(マスター)に対し、複数のハブまたはファンクション(スレーブ)を接続することができる。USBファンクション制御部113は、USB通信におけるファンクションの機能を有する。
【0042】
USBホスト制御部114は、USB通信規格で定められたプロトコルで通信を行う為の制御部である。USB通信規格は、双方向のデータ通信を高速に行うことができる規格であり、1台のホスト(マスター)に対し、複数のハブまたはファンクション(スレーブ)を接続することができる。USBホスト制御部114は、USB通信におけるホストの機能を有する。
【0043】
記録部115は、図示しない専用CPUで制御するレーザビームプリンタやインクジェットプリンタ等からなる記録装置であり、USBインターフェース経由で受信したカラー画像データ、またはモノクロ画像データを印刷部材に記録する。また、記録部115内には、バックアップ電源が不要であるEEPROM(Electrionically Erasable and Programmable Read Only Memory、電気的に内容を書き換えることができるROM)が接続されおり、記録制御パラメータ等が記憶されている。USBホスト制御部114とは、USB通信規格で定められたプロトコルで通信を行い、特に記録部115はUSB通信におけるファンクションの機能を有する。
【0044】
メモリカードRW部116は、図示しない専用CPUで制御され、主にフラッシュメモリを実装したメモリカード(コンパクトフラッシュ(登録商標)カードやスマートメディアカード)等の記録メディアに、USBインターフェース経由で受信したデータを書き込んだり、またはデータを読み込んだりすることが可能なメモリカードリーダー/ライターである。USBホスト制御部114とは、USB通信規格で定められたプロトコルで通信を行い、特にメモリカードRW部116はUSB通信におけるファンクションの機能を有する。
【0045】
本実施の形態において、USBホスト制御部114に接続するのは、記録部115とメモリカードRW116部の2台であり、USBインターフェースは1対2の接続形態を用いる。また、USBホスト制御部114と記録部115との接続においては、USB通信規格に準拠した論理チャネル(パイプ)を2チャンネル用意し、1つのチャネルをUSBホスト制御部114から記録部115に対する画像データ転送用、他のチャネルを記録部115からUSBホスト制御部114に対するステータス情報返送用に用いる。また、USB通信規格において必須の制御用論理チャネルも用意される。
【0046】
また、USBホスト制御部114とメモリカードRW部116との接続においては、USB通信規格に準拠した論理チャネル(パイプ)を2チャンネル用意し、1つのチャネルをUSBホスト制御部114からメモリカードRW部116に対するコマンドや書き込みデータの転送用、他のチャネルをメモリカードRW部116からUSBホスト制御部114に対するステータス情報や読み込みデータの返送用に用いる。また、USB通信規格において必須の制御用論理チャネルも用意される。
【0047】
上記構成要素101〜106、108〜114は、CPU101が管理するCPUバス121を介して、相互に接続されている。
【0048】
続いて、記録部115がUSBホスト制御部114経由でCPU101に返送する、記録部115の属性情報について詳細に説明する。
【0049】
図2は、本発明の実施の形態の記録部115のUSBインターフェースにおける属性情報を示す概念図である。
【0050】
最も大きい枠で示されるデバイス201は、USB通信規格において1つだけ定義することができ、装置全体の属性を示している。デバイス201の属性は、デバイスディスクリプタの数字列(詳細は後述)で表現され、デバイスディスクリプタには、装置の製造者ID、製品ID、リリース番号、コンフィグレーション数などが含まれている。本実施の形態における記録部115のコンフィグレーション数は「1」である。
【0051】
従って、デバイス201の中には、コンフィグレーションが1つ(コンフィグレーション1(202))だけ定義されている。コンフィグレーション1(202)の属性は、コンフィグレーションディスクリプタの数字列で表現され、コンフィグレーションディスクリプタには、そのコンフィグレーションの中のインターフェース数などが含まれている。本実施の形態においては、インターフェース数は「1」である。
【0052】
従って、コンフィグレーション1(202)の中には、インターフェースが1つ(インターフェース0(204))だけ定義されている。インターフェース0(204)の属性は、インターフェースディスクリプタの数字列で表現され、インターフェースディスクリプタには、そのインターフェースの中のエンドポイント数、クラスコードなどが含まれている。本実施の形態においては、印刷用に使用するインターフェース0(204)の中のエンドポイント数は「2」である。
【0053】
従って、印刷用に使用するインターフェース0(204)の中には、エンドポイントが2つ(エンドポイント1、2(205、206))だけ定義されている。エンドポイント1、2(205、206)の属性は、エンドポイントディスクリプタの数字列で表現され、エンドポイントディスクリプタには、そのエンドポイントのエンドポイント番号、通信方向、転送タイプ、最大パケットサイズなどが含まれている。エンドポイント1(205)は、主にCPU101からの印刷データ受信や制御データ受信のために使用される。エンドポイント2(206)は、主に受信した印刷データの印刷状況を送信するために使用される。また、エンドポイント0(203)は、CPU101から記録部115に対して、上記各ディスクリプタを取得する際等に使用される制御用論理チャネルである。
【0054】
続いて、メモリカードRW部116がUSBホスト制御部114経由でCPU101に返送する、メモリカードRW部116の属性情報について詳細に説明する。
【0055】
図3は、本発明の実施の形態であるメモリカードRW部116のUSBインターフェースにおける属性情報を示す概念図である。
【0056】
最も大きい枠で示されるデバイス301は、USB通信規格において1つだけ定義することができ、装置全体の属性を示している。デバイス301の属性は、デバイスディスクリプタの数字列(詳細は後述)で表現され、デバイスディスクリプタには、装置の製造者ID、製品ID、リリース番号、コンフィグレーション数などが含まれている。本実施の形態におけるメモリカードRW部116のコンフィグレーション数は「1」である。
【0057】
従って、デバイス301の中には、コンフィグレーションが1つ(コンフィグレーション1(302))だけ定義されている。コンフィグレーション1(302)の属性は、コンフィグレーションディスクリプタの数字列で表現され、コンフィグレーションディスクリプタには、そのコンフィグレーションの中のインターフェース数などが含まれている。本実施の形態においては、インターフェース数は「1」である。
【0058】
従って、コンフィグレーション1(302)の中には、インターフェースが1つ(インターフェース0(304))だけ定義されている。インターフェース0(304)の属性は、インターフェースディスクリプタの数字列で表現され、インターフェースディスクリプタには、そのインターフェースの中のエンドポイント数、クラスコードなどが含まれている。本実施の形態においては、メモリカードRW部116用に使用するインターフェース0(304)の中のエンドポイント数は「2」である。
【0059】
従って、メモリカードRW部116用に使用するインターフェース0(304)の中には、エンドポイントが2つ(エンドポイント1、2(305、306))だけ定義されている。エンドポイント1、2(305、306)の属性は、エンドポイントディスクリプタの数字列で表現され、エンドポイントディスクリプタには、そのエンドポイントのエンドポイント番号、通信方向、転送タイプ、最大パケットサイズなどが含まれている。エンドポイント1(305)は、主にCPU101からのコマンド受信や書き込みデータ受信のために使用される。エンドポイント2(306)は、主にメモリカードRW部116からCPU101へステータス情報や読み込みデータを返送するために使用される。また、エンドポイント0(303)は、CPU101からメモリカードRW部116に対して、上記各ディスクリプタを取得する際等に使用される。
【0060】
続いて、デバイス201やデバイス301の属性情報であるデバイスディスクリプタの数字列について詳細に説明する。
【0061】
図4は、本発明の実施の形態において、記録部115やメモリカードRW部116がUSBホスト制御部114経由でCPU101に返送する、USBインターフェースにおける属性情報の数字列である。
【0062】
デバイスディスクリプタの数字列は、全体で18バイトの長さを持ち、16進数{12h、01h、00h、02h、00h、00h、00h、40h、xxh、xxh、xxh、xxh、00h、01h、01h、02h、03h、01h}で表される。xxhは任意の1バイトデータである。オフセット0の「12h」は、デバイスディスクリプタ全体の長さ(401)を表している。オフセット1の「01h」は、ディスクリプタのタイプ(402)を表している。デバイスディスクリプタの場合は、「01h」固定である。オフセット2と3の「0200h」は、準拠するUSB通信規格のバージョン番号(403、404)である。本実施の形態の場合、準拠するバージョン番号はUSB2.0である。オフセット4の「00h」は、サポートするクラスコード(405)である。通常は「00h」固定である。オフセット5の「00h」は、サポートするサブクラスコード(406)である。通常は「00h」固定である。オフセット6の「00h」は、サポートするプロトコル(407)である。通常は「00h」固定である。オフセット7の「40h」は、エンドポイント0(図2の203や図3の303)の最大パケットサイズ(408)である。USB通信規格は、転送データをパケット(小包)に分割して転送するパケット通信手法を採用しており、エンドポイント0(図2の203や図3の303)の制御用論理チャネルを用いる場合の最大パケットサイズを示している。
【0063】
オフセット8と9の「xxxxh」は、製造者名を表すID(409、410)である。USB通信規格を管理する団体により、製造者ごとに固有の番号が割り当てられている。オフセット10と11の「xxxxh」は、製品ID(411、412)である。製品IDには、製造者が製品ごとに固有の番号を割り当てることができる。オフセット12と13の「0100h」は、製品のリリース番号(413、414)である。リリース番号は、製造者が製品のリリース管理のために番号を決定することができる。オフセット14の「01h」は、製造者名の文字列へのインデックス(415)である。オフセット15の「02h」は、製品名の文字列へのインデックス(416)である。オフセット16の「03h」は、製造番号の文字列へのインデックス(417)である。オフセット17の「01h」は、記録部115やメモリカードRW部116のデバイス201、301中にあるコンフィグレーション(202、302)の数(418)である。
【0064】
続いて、画像処理装置100の初期化処理動作を詳細に説明する。
【0065】
図5は、本発明の実施の形態において、CPU101が実行する画像処理装置100の初期化処理動作を示すフローチャートである。
【0066】
画像処理装置100の電源が投入されると、ステップS501において、CPUバス121に接続される全ての周辺回路の初期化を行う。
【0067】
続いてステップS502において、CPU101と異なる別のCPU(不図示)が管理する記録部115の初期化が終了したか判断する。終了していれば、処理はステップS503へ移行し、終了していなければステップS502の判断を繰り返す。記録部115の初期化の終了は、USBホスト制御部114のUSBインターフェースによって検出することが可能である。またCPU101と記録部115の間を直接、監視線を接続することにより検出することも可能である。
【0068】
ステップS503において、CPU101は、USBホスト制御部114経由で記録部115の属性情報を取得する。記録部115の属性情報取得には、USBインターフェースを使用する。装置の属性情報データは、図2で示すエンドポイント0(203)の装置制御用に用いられる論理チャネルによって送受信される。記録部115の属性情報を示すデータには、上述のデバイスディスクリプタ、コンフィグレーションディスクリプタ、インターフェースディスクリプタ、エンドポイントディスクリプタ(1、2)等が存在し、さらには記録部115の製造者名文字列、製品名文字列、シリアル番号文字列などがある。
【0069】
ステップS504において、ステップS503で取得した記録部115の属性情報が有効か否かを判断する。属性情報が有効である場合、処理はステップS505へ移行する。属性情報が無効である場合、処理はステップS506へ移行する。属性情報の有効、無効は次のようにして判断する。すなわち、CPU101は、ステップS503において取得した記録部115のデバイスディスクリプタの数字列(図4に示す)の内、製品ID(411、412)の数字列を抽出し、抽出した製品IDにより、接続されている記録部115の属性情報が有効であるか、無効であるかを判断する。また、CPU101は、ステップS503において取得した記録部115のデバイスディスクリプタの数字列(図4に示す)の内、リリース番号(413、414)の数字列を更に抽出し、記録部115の製品IDと抽出したリリース番号とから、接続されている記録部115の属性情報が有効であるか、無効であるかを判断するようにしてもよい。
【0070】
ステップS504において属性情報が有効であると判断した場合、ステップS505において、CPU101は接続されている記録部115を有効にする。記録部115を有効にするとは、後述する動作処理(図6に示す)において、CPU101が記録部115に対して印刷データを送出したり、記録部115の印刷状況を取得する処理を組み込むことをいう。
【0071】
ステップS504において属性情報が無効であると判断した場合、ステップS506において、CPU101は接続されている記録部115を無効にする。記録部115を無効にするとは、後述する動作処理(図6に示す)において、CPU101が記録部115に対して印刷データを送出したり、記録部115の印刷状況を取得する処理を組み込まないことをいう。
【0072】
続いて、ステップS507において、CPU101と異なる別のCPU(不図示)が管理するメモリカードRW部116の初期化が終了したか判断する。終了していれば、処理はステップS508へ移行し、終了していなければステップS507の判断を繰り返す。メモリカードRW部116の初期化の終了は、USBホスト制御部114のUSBインターフェースによって検出することが可能である。またCPU101とメモリカードRW部116の間を直接、監視線を接続することにより検出することも可能である。
【0073】
ステップS508において、CPU101は、USBホスト制御部114経由でメモリカードRW部116の属性情報を取得する。メモリカードRW部116の属性情報取得には、USBインターフェースを使用する。装置の属性情報データは、図3で示すエンドポイント0(303)の装置制御用に用いられる論理チャネルによって送受信される。メモリカードRW部116の属性情報を示すデータには、上述のデバイスディスクリプタ、コンフィグレーションディスクリプタ、インターフェースディスクリプタ、エンドポイントディスクリプタ(1、2)等が存在し、さらにはメモリカードRW部116の製造者名文字列、製品名文字列、シリアル番号文字列などがある。
【0074】
ステップS509において、ステップS508で取得したメモリカードRW部116の属性情報が有効か否かを判断する。属性情報が有効である場合、処理はステップS510へ移行する。属性情報が無効である場合、処理はステップS511へ移行する。属性情報の有効、無効は次のようにして判断する。すなわち、CPU101は、ステップS508において取得したメモリカードRW部116のデバイスディスクリプタの数字列(図4に示す)の内、製品ID(411、412)の数字列を抽出し、抽出した製品IDにより、接続されているメモリカードRW部116の属性情報が有効であるか、無効であるか判断する。また、CPU101は、ステップS508において取得したメモリカードRW部116のデバイスディスクリプタの数字列(図4に示す)の内、リリース番号(413、414)の数字列を抽出し、メモリカードRW部116の製品IDと抽出したリリース番号とから、接続されているメモリカードRW部116の属性情報が有効であるか、無効であるかを判断するようにしてもよい。
【0075】
ステップS509において属性情報が有効であると判断した場合、ステップS510において、CPU101は接続されているメモリカードRW部116を有効にする。メモリカードRW部116を有効にするとは、後述する動作処理(図6に示す)において、CPU101がメモリカードRW部116に対して、コマンドや書き込みデータを送出したり、メモリカードRW部116のステータスや読み込みデータを取得する処理を組み込むことをいう。
【0076】
ステップS509において属性情報が無効であると判断した場合、ステップS511において、CPU101は接続されているメモリカードRW部116を無効にする。メモリカードRW部116を無効にするとは、後述する動作処理(図6に示す)において、CPU101がメモリカードRW部116に対して、コマンドや書き込みデータを送出したり、メモリカードRW部116のステータスや読み込みデータを取得する処理を組み込まないことをいう。
【0077】
以上で、画像処理装置100の初期化処理動作は終了する。
【0078】
続いて、画像処理装置100のCPU101が処理する、記録部115とメモリカードRW部116に対する処理動作を図6を参照して詳細に説明する。
【0079】
図6に示す動作フローチャートは、CPU101が組み込みOSの管理下で実行するUSBホスト制御タスクの動作を示しており、一方で組み込みOSの制御によるスケジューリングやタスクスイッチ、割り込み処理により、CPU101が別のタスクを見かけ上同時に実行することもあり得る。
【0080】
USBホスト制御タスクの動作フローが開始されると、ステップS701において、CPU101は、記録部115が有効、かつ記録部115への印刷データが有るか否かを判断する。記録部115が有効、かつ記録部115への印刷データが有ると判断した場合、処理はステップS702へ移行する。一方、記録部115が無効、及び/または記録部115への印刷データが無いと判断した場合、処理はステップS703へ移行する。CPU101は記録部115の有効無効の判断を、ステップS504、ステップS505、ステップS506で行った処理によって決定する。
【0081】
また、記録部115への印刷データが有るか否かの判断は、例えば次のように行われる。まず、画像処理装置100の画像メモリ104内に記録部115に対して送出する印刷データを格納するメモリエリアを予め決めておく。その上で、画像処理装置100がコピー動作処理を行っている場合には、読取動作を司る読取タスクが、読取制御部106を制御しながら、読取原稿を印刷データに変換し、そのデータを上述の印刷データ格納用メモリエリアにセットする。または、画像処理装置100がファクシミリ受信動作処理を行っている場合には、ファクシミリ通信動作を司るファクシミリ通信タスクが、通信制御部109を制御しながら、ファクシミリ受信した画像データを上述の印刷データ格納用メモリエリアにセットする。このように、印刷データ格納用メモリエリアに印刷データがセットされたことをCPU101が検出することにより、記録部115への印刷データが有るか否かを判断することができる。
【0082】
ステップS701において記録部115が有効、かつ記録部115への印刷データが有ると判断した場合、ステップS702において、CPU101はUSBホスト制御部114を制御し、記録部115へ印刷データを送出する。なお、記録部115への印刷データの送出は次のようにして行われる。すなわち、記録部115への印刷データが有ると認識したCPU101は、USBホスト制御部114を制御しながら、USBインターフェースにより記録部115のエンドポイント1(図2の205)の論理チャネル宛てに、上述の印刷データ格納用メモリエリアにセットされた印刷データを送出する。印刷データは、64バイトごとのパケットに分割され、USB通信規格に準拠した通信手段でCPU101から記録部115に届けられる。その後、処理はステップS703に移行する。
【0083】
ステップS703において、CPU101は、記録部115が有効、かつ記録部115から印刷状況を取得する必要があるか否かを判断する。記録部115が有効、かつ記録部115から印刷状況を取得する必要があると判断した場合、処理はステップS704へ移行する。反対に、記録部115が無効、及び/または記録部115から印刷状況を取得する必要が無いと判断した場合、処理はステップS705へ移行する。記録部115から印刷状況を取得する必要があるか否かの判断は、例えば次のように行われる。まず、CPU101は、組み込みOSの管理下でスケジューリングされるタイマータスクを実行する。そのタイマータスクによって、一定時間の経過を監視し、一定時間が経過したら、タイマータスクはUSBホスト制御タスクに一定時間の経過を通知する。USBホスト制御タスクに、その通知が来ていた場合、CPU101は記録部115から印刷状況を取得する必要があると判断する。
【0084】
ステップS703において記録部115が有効、かつ記録部115から印刷状況を取得する必要があると判断した場合、ステップS704において、CPU101はUSBホスト制御部114を制御し、記録部115から印刷状況を取得する。記録部115からの印刷状況の取得は、次のようにして行われる。すなわち、記録部115から印刷状況を取得する必要があると判断したCPU101は、USBホスト制御部114を制御しながら、USBインターフェースにより記録部115のエンドポイント2(図2の206)の論理チャネルに、印刷状況の取得を要求するパケットを送信する。そのパケットの応答として、CPU101は記録部115の印刷状況を示すデータを受信することができる。印刷状況を示すデータは、64バイトごとのパケットに分割され、USB通信規格に準拠した通信手段で記録部115からCPU101に届けられる。その後、処理はステップS705に移行する。
【0085】
ステップS705において、CPU101は、メモリカードRW部116が有効、かつメモリカードRW部116へのコマンドまたは書き込みデータが有るか否かを判断する。メモリカードRW部116が有効、かつメモリカードRW部116へのコマンドまたは書き込みデータが有ると判断した場合、処理はステップS706へ移行する。一方、メモリカードRW部116が無効、またはメモリカードRW部116へのコマンドまたは書き込みデータが無いと判断した場合、処理はステップS707へ移行する。CPU101はメモリカードRW部116の有効無効の判断を、ステップS509、ステップS510、ステップS511で行った処理によって決定する。
【0086】
また、メモリカードRW部116へのコマンドまたは書き込みデータが有るか否かの判断は、例えば次のように行われる。まず、画像処理装置100の画像メモリ104内にメモリカードRW部116に対して送出するコマンドまたは書き込みデータを格納するメモリエリアを予め決めておく。その上で、画像処理装置100が読取画像をメモリカードに対し書き込む動作処理を行っている場合は、読取動作を司る読取タスクが、読取制御部106を制御しながら、読取原稿を画像データに変換し、そのデータを上述のコマンドまたは書き込みデータ格納用メモリエリアにセットする。または、画像処理装置100がファクシミリ受信した画像をメモリカードに対し書き込む動作処理を行っている場合は、ファクシミリ通信動作を司るファクシミリ通信タスクが、通信制御部109を制御しながら、ファクシミリ受信した画像データを上述のコマンドまたは書き込みデータ格納用メモリエリアにセットする。このように、コマンドまたは書き込みデータ格納用メモリエリアに画像データセットされたことをCPU101が検出することにより、メモリカードRW部116へのコマンドまたは書き込みデータが有るか否かを判断することができる。
【0087】
ステップS705においてメモリカードRW部116が有効、かつメモリカードRW部116へのコマンドまたは書き込みデータが有ると判断した場合、ステップS706において、CPU101はUSBホスト制御部114を制御し、メモリカードRW部116へコマンドまたは書き込みデータを送出する。なお、メモリカードRW部116へのコマンドまたは書き込みデータの送出は、次のようにして行われる。すなわち、メモリカードRW部116へのコマンドまたは書き込みデータが有ると認識したCPU101は、USBホスト制御部114を制御しながら、USBインターフェースによりメモリカードRW部116のエンドポイント1(図3の305)の論理チャネル宛てに、上述のコマンドまたは書き込みデータ格納用メモリエリアにセットされたコマンドまたは書き込みデータを送出する。コマンドまたは書き込みデータは、64バイトごとのパケットに分割され、USB通信規格に準拠した通信手段でCPU101からメモリカードRW部116に届けられる。その後、処理はステップS707に移行する。
【0088】
ステップS707において、CPU101は、メモリカードRW部116が有効、かつメモリカードRW部116からステータスまたは読み込みデータを取得する必要があるか否かを判断する。メモリカードRW部116が有効、かつメモリカードRW部116からステータスまたは読み込みデータを取得する必要があると判断した場合、処理はステップS708へ移行する。反対に、メモリカードRW部116が有効、かつメモリカードRW部116からステータスまたは読み込みデータを取得する必要が無いと判断した場合、処理はステップS701へ戻る。メモリカードRW部116からステータスまたは読み込みデータを取得する必要があるか否かの判断は、例えば次のように行われる。CPU101とメモリカードRW部116との通信プロトコルにおいて、CPU101からメモリカードRW部116にコマンドまたは書き込みデータを送出(ステップS706)した後は、必ずそのコマンドまたは書き込みデータに対するステータスまたは読み込みデータを取得する規定になっている。よって、ステップS706の処理を行い、そのコマンドまたは書き込みデータに対するステータスまたは読み込みデータを取得していない場合は、CPU101はメモリカードRW部116からステータスまたは読み込みデータを取得する必要があると判断できる。
【0089】
ステップS707においてメモリカードRW部116が有効、かつメモリカードRW部116からステータスまたは読み込みデータを取得する必要があると判断した場合、ステップS708において、CPU101はUSBホスト制御部114を制御し、メモリカードRW部116からステータスまたは読み込みデータを取得する。メモリカードRW部116からステータスまたは読み込みデータを取得する時は、次のように処理される。まず、メモリカードRW部116からステータスまたは読み込みデータを取得する必要があると判断したCPU101は、USBホスト制御部114を制御しながら、USBインターフェースにより、メモリカードRW部116のエンドポイント2(図3の306)の論理チャネルに、ステータスまたは読み込みデータの取得を要求するパケットを送信する。そのパケットの応答として、CPU101はメモリカードRW部116からステータスまたは読み込みデータを示すデータを受信することができる。ステータスまたは読み込みデータを示すデータは、64バイトごとのパケットに分割され、USB通信規格に準拠した通信手段でメモリカードRW部116からCPU101に届けられる。その後、処理はステップS701に戻る。
【0090】
本実施の形態では、記録部115とメモリカードRW部116の処理を時分割で処理する例を示したが、時分割で処理した場合、次のようなメリットが考えられる。すなわち、本実施の形態による画像処理装置100は、読取機能、記録機能、通信機能、メモリカードRW機能、外部情報処理端末とのインターフェース機能を具備する複合機なので、当然、各機能は可能な限り同時に動作させたい場合がある。その場合、オペレータの操作により、コピー動作等の記録機能と、メモリカード内のデータを参照するメモリカードRW機能が同時に指示された場合、両方の機能を受付け、同時に処理を進行させるのが理想である。もし、本実施の形態に示すような、記録部115とメモリカードRW部116の処理を時分割で処理しなかった場合、コピー動作とメモリカード内のデータを参照する動作は、同時に処理することができなくなり、どちらか一方、先にオペレータが操作した方の機能しか動作しなくなるという機能的な制限が加わることになる。一方、本実施の形態に示すように、記録部115とメモリカードRW部116の処理を時分割で処理することにより、コピー動作とメモリカード内のデータを参照する動作を、両方受付け、同時に処理を進行させることが可能になる。
【0091】
また、本実施の形態では、記録部115とメモリカードRW部116の処理を時分割に処理する例を示したが、記録部115とメモリカードRW部116のどちらかを優先的に処理を行うように実施してもかまわない。また、画像処理装置100の装置状態、メモリ状態により、記録部115とメモリカードRW部116のどちらかを優先的に処理を行うように実施してもかまわない。記録部115とメモリカードRW部116のどちらかを優先的に処理するように実施した場合、次のようなメリットがある。例えば、オペレータの操作により、コピー動作等の記録機能と、メモリカード内のデータを参照するメモリカードRW機能が同時に指示された場合、その両方の機能が同時に処理され、さらには両方の動作処理が最も短い時間で終了するのが理想である。もし、本実施の形態に示すような、記録部115とメモリカードRW部116のどちらかを優先的に処理することをしなかった場合、比較的データ転送処理が軽く、CPU101の処理待ち時間が頻繁に発生するメモリカード内のデータを参照する動作が、CPU101の処理能力を多く消費してしまい、より多くのデータ転送処理が発生するコピー動作の処理が進行しなくなってしまう。特に、カラーコピーを行っている場合は、記録部115の処理に遅延が発生してしまうと、カラーコピーの色再現性にも影響が出てしまい致命的な欠点になる場合がある。一方、本実施の形態に示すように、記録部115とメモリカードRW部116のどちらかを優先的に処理することにより、コピー動作とメモリカード内のデータを参照する動作が同時に発生した場合においても、それぞれの動作を最適な処理で進行させることが可能になり、さらにはカラーコピー動作時の色再現性等の動作品質も高く保つことができる。
【0092】
以上詳細に説明したように、本実施の形態によれば、記録部との接続形態を高速なUSBインターフェースに対応させたため、高速な印刷処理が可能な記録部を用いた場合においても、主制御部から記録部に転送する印刷データの転送が間に合わなくなることがなくなり、記録部の能力を十分に生かすことができるようになる。また、双方向のUSBインターフェースに対応させたため、主制御部は記録部の印刷状況等のステータス情報を取得するために片方向パラレル通信とは別の物理インターフェースを設ける必要がなくなる。また、同時接続が可能なUSBインターフェースに対応させたため、画像処理装置に取外し可能な記憶メディアの読み書き装置等を組み込む場合においても、まったく別の物理インターフェースを設ける必要がなくなる。
【0093】
また、同時接続が可能なUSBインターフェースに対応させたため、拡張性が増した。また、汎用インターフェースであるUSBインターフェースに対応させたため、画像処理装置の開発期間の短縮、開発コストの削減を目指す場合、画像処理装置内部のバスインターフェースが統一され、とくには流用部品が多い周辺処理部(記録部や読取部、記憶装置部、通信部)に関しては、他部品を流用することが容易になる。
【0094】
さらには、バスインターフェースを統一的に管理できるUSBインターフェースに対応させたため、周辺処理部の負荷分散を行いやすくなる。すなわち、本実施の形態が示すように、記録部115とメモリカードRW部116の処理を時分割で処理することにより、例えば、コピー動作とメモリカード内のデータを参照する動作を両方受付け、同時に処理を進行させるといったことが可能になる。また、本実施の形態が示すように、記録部115とメモリカードRW部116のどちらかを優先的に処理することにより、コピー動作とメモリカード内のデータを参照する動作が同時に発生した場合においても、それぞれの動作を最適な処理で進行させることが可能になり、さらにはカラーコピー動作時の色再現性等の動作品質も高く保つことができる。
【0095】
なお、本実施の形態では、記録部115とメモリカードRW部116がそれぞれ有効の場合にそれぞれに対し処理動作を行うように示したが、記録部115とメモリカードRW部116のどちらかが無効になった場合に、該当する記録部115またはメモリカードRW部116のみを再度初期化処理し、不具合を解除するように実施してもかまわない。
【0096】
また、本実施の形態では、記録部115とメモリカードRW部116に関して記述したが、もちろん記録手段とメモリカードRW手段のみの組み合わせに限定されるわけではない。読取手段や、デジタルカメラで撮影する撮影手段、あるいは通信手段と組み合わせた場合に関しても、同様に実施することにより、同様の効果が期待できる。
【0097】
【他の実施形態】
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インターフェイス機器、スキャナ、ビデオカメラなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0098】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。ここでプログラムコードを記憶する記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、ROM、RAM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、CD−ROM、CD−R、DVD、光ディスク、光磁気ディスク、MOなどが考えられる。
【0099】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0100】
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明した図6および図7に示すフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
【0101】
【発明の効果】
上記の通り本発明によれば、画像処理装置内部におけるデータ通信を高速化し、周辺処理部の拡張性を向上し、コストを削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における画像処理装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態における記録部115のUSBインターフェースの構成を示す概念図である。
【図3】本発明の実施の形態におけるメモリカードRW部116のUSBインターフェースの構成を示す概念図である。
【図4】本発明の実施の形態における記録部115、またはメモリカードRW部116のデバイスディスクリプタ数字列を説明する図である。
【図5】本発明の実施の形態における画像処理装置100の初期化処理動作のフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態における画像処理装置100の処理動作のフローチャートである。
【図7】従来の画像処理装置の構成を示すブロック図である。

Claims (17)

  1. 制御手段に接続された第1のバス接続手段と、
    前記制御手段と、複数のデータ処理手段とを双方向に接続するための第2のバス接続手段と
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記第2のバス接続手段は、ユニバーサルシリアルバス(Universal Serial Bus、USB)通信規格に対応していることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記制御手段は、画像処理装置の電源投入初期化時に前記第2のバス接続手段を経由して、前記複数のデータ処理手段の属性情報を取得する属性取得手段を有することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記制御手段は、前記複数のデータ処理手段から前記属性取得手段によって取得したそれぞれの属性情報から、前記複数のデータ処理手段が有効か否かをそれぞれ判断する有効判断手段を有することを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記有効判断手段が有効なデータ処理手段が複数あると判断した場合、前記制御手段は当該有効な複数のデータ処理手段とそれぞれ時分割で通信することを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記制御手段は、前記複数のデータ処理手段との通信の順番を変更できることを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  7. 前記制御手段は、前記複数のデータ処理手段の内、特定のデータ処理手段との通信に不具合が生じた場合、当該特定のデータ処理手段の不具合解除処理を行うことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  8. 前記複数のデータ処理手段には、画像データを記録部材に記録する記録手段、原稿を画像データに変換する読取手段、データの書き込みまたは読み込みを行う記憶手段、被写体を撮像して画像データを生成する撮像手段、通信回線を用いて画像情報を外部装置に送信または受信する通信手段を接続可能であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の画像処理装置。
  9. 制御手段に接続された第1のバス接続手段と、前記制御手段と複数のデータ処理手段とを双方向に接続するための第2のバス接続手段とを有することを特徴とする画像処理装置の制御方法であって、
    前記画像処理装置の電源投入初期化時に前記第2のバス接続手段を経由して、前記複数のデータ処理手段の属性情報を取得する属性取得工程を有することを特徴とする制御方法。
  10. 前記第2のバス接続手段は、ユニバーサルシリアルバス(Universal Serial Bus、USB)通信規格に対応していることを特徴とする請求項9に記載の制御方法。
  11. 前記複数のデータ処理手段から前記属性取得工程で取得したそれぞれの属性情報から、前記複数のデータ処理手段が有効か否かをそれぞれ判断する有効判断工程を更に有することを特徴とする請求項9または10に記載の制御方法。
  12. 前記有効判断工程で有効なデータ処理手段が複数あると判断した場合に、当該有効な複数のデータ処理手段とそれぞれ時分割で通信する通信工程を更に有することを特徴とする請求項11に記載の制御方法。
  13. 前記複数のデータ処理手段との通信の順番を変更する工程を更に有することを特徴とする請求項11に記載の制御方法。
  14. 前記複数のデータ処理手段の内、特定のデータ処理手段との通信に不具合が生じた場合、当該特定のデータ処理手段の不具合解除処理を行う工程を更に有することを特徴とする請求項11に記載の制御方法。
  15. 前記複数のデータ処理手段には、画像データを記録部材に記録する記録手段、原稿を画像データに変換する読取手段、データの書き込みまたは読み込みを行う記憶手段、被写体を撮像して画像データを生成する撮像手段、通信回線を用いて画像情報を外部装置に送信または受信する通信手段を接続可能であることを特徴とする請求項9乃至14のいずれかに記載の制御方法。
  16. 請求項9乃至15のいずれかに記載の制御方法を実現するためのプログラムコードを有することを特徴とする情報処理装置が実行可能なプログラム。
  17. 請求項16に記載のプログラムを記憶したことを特徴とする情報処理装置が読み取り可能な記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006080770A1 (en) * 2005-01-31 2006-08-03 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for enabling enhanced navigation data associated with contents recorded on a recording medium to be utilized from a portable storage

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WO2006080770A1 (en) * 2005-01-31 2006-08-03 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for enabling enhanced navigation data associated with contents recorded on a recording medium to be utilized from a portable storage

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