JP2004062415A - 手数料等代理決済システム - Google Patents
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Abstract
【課題】消費者が負担に感じる金融機関における手数料を、広告を提供する提携業者によって消費者に還元可能にする。
【解決手段】金融機関101と提携業者103との間で交わした広告配信/代理決済契約を、金融機関101側で管理する広告配信/代理決済契約管理サーバ106と、ネットバンキングサイト111または自動現金預払機112のオンラインサービスを管理するネットバンキングサイト/自動現金預払機管理サーバ105と、広告を配信する提携業者103側において、顧客との代理決済の成立判定を行う代理決済判定管理サーバ108と、金融手続を行ったとき発生する手数料を提携業者口座から引落す口座管理サーバ107とを備える。
【選択図】 図1
【解決手段】金融機関101と提携業者103との間で交わした広告配信/代理決済契約を、金融機関101側で管理する広告配信/代理決済契約管理サーバ106と、ネットバンキングサイト111または自動現金預払機112のオンラインサービスを管理するネットバンキングサイト/自動現金預払機管理サーバ105と、広告を配信する提携業者103側において、顧客との代理決済の成立判定を行う代理決済判定管理サーバ108と、金融手続を行ったとき発生する手数料を提携業者口座から引落す口座管理サーバ107とを備える。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、金融機関で顧客が金融手続をする際の手数料等を、金融手続時に提携業者が提供する広告を見ることにより、当該提携業者により代理決済させる手数料等代理決済システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、インターネット技術の普及により、パソコンや携帯情報端末の所有者が著しく増加している。それに比例して、インターネットトラフィックも増大したためネット情報配信において、バナー広告等により利用者が負担する通信料金、接続料金が軽減される広告収入モデルが確立されてきた。また、広告による売上効果を広告掲載料金に連動させる、いわゆる成功報酬型の広告配信サービス、さらには広告配信サービスと顧客への利益還元を統合したオンラインショッピングに関するシステムなども提案され、インターネット利用者のみならず、広告提供者、サイト管理者の各々の利益拡大を促進するモデルが一般化しつつある。
【0003】
図14は広告配信サービスと顧客への利益還元を統合したオンラインショッピングシステムの概略図である。このシステムはサービス管理会社1200、オンラインショッピング業者が運営する商用サイト1201、および商用サイト1201にリンク付けられた広告を掲載する広告掲載サイト1202、オンラインサービスを利用する顧客1203から構成される。サービス管理会社1200は商用サイト1201を運営する業者と還元サービス内容、および購買状況などの情報1208を交換でき、広告掲載サイト1202を運営する広告掲載会社と顧客1203のアクセス情報1207を交換できる。また、顧客1203はパソコンを介してインターネットに接続しシステムにアクセスするが、事前にサービス管理会社1200と会員契約を結ぶ必要がある。このオンラインショッピングシステムにおいて、顧客1203が広告掲載サイト1202に掲載された広告をクリックし、商用サイト1201で商品を購入した場合、その購買状況に応じてサービス管理会社1200が広告配信料算定1209を行い、さらに商品を購入した顧客1203に対する所定の還元ポイント算定1211を行い、各々広告配信料の送金処理1210、還元ポイント付与処理1212を行う。
【0004】
一方、金融機関が提供するオンラインサービスも多様化しており、自動現金預払機(以下、ATMという)や現金自動支払機(以下、CDという)を介したサービスのみならず、携帯端末を利用するモバイルバンキングサービス等も始まった。前述のオンラインショッピングやインターネット株取引など、金融機関を介在させた商取引も増加している。一般に、金融機関のサービスは与信手続、口座開設等を経て自由に利用することができる。
【0005】
図15は、従来の金融機関と顧客との手続きをモデル化した金融手続システムの概略図である。図13において、金融機関A1300は金融機関B1301と提携関係にあり、相互の送金処理1307はオンラインで行うことができる。金融機関A1300はインターネットサービスとしてネットバンキング用サイト1303および所轄区域に複数のATM1304を所有し、顧客1302に対し各種サービスを提供する。例えば、顧客1302は携帯電話を用いた送金/照会手続き1305、近隣のATM1304による現金引出/振込手続き1306などを行うことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、金融機関を利用する手続きには手数料が発生する場合が多い。利用者が金融機関A1300の顧客1302として金融機関A1300に自らの口座を所有する場合であっても、ネットバンキング用サイト1303を利用したサービスには低料金月額制とはいえ手数料負担が発生することが多いし、ATM1304を利用した現金引出においては所定時間外処理に要する費用を手数料として負担する必要がある。手数料の発生しない所定時間内の利用においても、別の金融機関B1301の顧客の場合、近隣に金融機関A1300が提供するATM1304しか存在しない場合、このATM1304の使用による手数料負担を余儀なくされるという問題がある。
【0007】
前述のオンラインショッピングにおいても振込手数料を商品購入者が負担する方法が一般的である。利益還元ポイントを手数料相当額のポイントと設定することも可能であるが、オンラインショッピング自体、まだまだ購買活動における主方式ではなく、簡単に手数料相当額が還元されるシステムは存在しない。
【0008】
本発明は、従来の広告配信サービスと利益還元の利点を活かしながら、一般消費者が負担に感じる金融機関における手数料を還元するシステムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するために、第1に本発明の手数料等代理決済システムは、金融機関またはサービス代行会社と広告配信を行う提携業者との間で交わした広告配信/代理決済契約を前記金融機関またはサービス代行会社側で管理する広告配信/代理決済契約管理手段(広告配信/代理決済契約管理サーバ106)と、前記金融機関またはサービス代行会社においてネットバンキングサイトまたは自動現金預払機のオンラインサービスを管理するネットバンキングサイト/自動現金預払機管理手段(ネットバンキングサイト/自動現金預払機管理サーバ105)と、前記オンラインサービスで顧客が認識できる広告を配信する前記提携業者側において、顧客との代理決済の成立判定を行う代理決済判定管理手段(代理決済判定管理サーバ108)と、前記オンラインサービスを利用する顧客がネットバンキングサイト/自動現金預払機管理手段を通じて金融手続を行ったとき発生する手数料等を前記代理決済の判定結果に従って提携業者口座から引落す口座管理手段(口座管理サーバ107)と、を備えたことを特徴とする。これにより、顧客は金融手続で発生した手数料を、自ら利用する商店などの提携業者に代理決済させることができるとともに、提携業者は広告による販売利益の増進を見込むことができ、金融機関は広告量を得ることができる。
【0010】
第2に、本発明の手数料等代理決済システムは、前記第1に記載の手数料等代理決済システムにおいて、前記代理決済契約が、前記手数料等の発生前に手数料等代理決済サービスがあることを確認した上で顧客が行う前記ネットバンキングサイトまたは自動現金預払機からの金融手続情報の入力により実行されることを特徴とする。これにより、手数料等負担のない金融手続を顧客の判断に基づいて行うことができる。
【0011】
第3に、本発明の手数料等代理決済システムは、前記第1に記載の手数料等代理決済システムにおいて、前記金融機関またはサービス代行会社と前記提携業者との間の広告配信契約が、広告配信要求エリアの現金自動預払機等の操作端末単位での契約、商店街の複数店舗による団体契約、現金自動預払機等の操作端末の設置エリアに特化した地域特化型契約であることを特徴とする。これにより、地域対応の手数料を設定できる。
【0012】
第4に、本発明の手数料等代理決済システムは、前記第1に記載の手数料等代理決済システムにおいて、前記金融機関またはサービス代行会社と前記提携業者と前記顧客との間でなされた代理決済契約において、前記金融機関が定める所定制約の下で、前記提携業者が手数料等代理決済のための制約条件を自由に決定し、これを前記広告配信/代理決済契約管理手段にて管理することを特徴とする。これにより、業者の広告参入、提携促進による地域活性化、三者利益循環モデルの構築を実現できる。
【0013】
第5に、本発明のネットバンキングサイト/自動現金預払機管理サーバは、金融機関またはサービス代行会社においてネットバンキングサイトまたは自動現金預払機のオンラインサービスを管理するネットバンキングサイト/自動現金預払機管理サーバであって、顧客が使用するキャッシュカード、クレジットカード、集積回路カード、携帯端末等の接続媒体に応じて、金融手続、代理決済契約、代理決済状況照会等の方法を選択する手段を備えたことを特徴とする。
【0014】
第6に、本発明の広告配信/代理決済契約管理サーバは、金融機関またはサービス代行会社と広告配信を行う提携業者との間で交わした広告配信/代理決済契約を前記金融機関またはサービス代行会社側で管理する広告配信/代理決済契約管理サーバであって、前記金融機関またはサービス代行会社が管理する自動現金預払機等の操作端末単位での広告配信が可能な配信エリア選択手段と、前記金融機関またはサービス代行会社と広告配信ならびに手数料等の代理決済契約を結ぶ提携業者との契約状況に応じて契約条件を変更可能な広告配信/代理決済契約手段と、を備えたことを特徴とする。
【0015】
第7に、本発明の口座管理サーバは、金融機関またはサービス代行会社においてネットバンキングサイトまたは自動現金預払機のオンラインサービスを利用する顧客が金融手続を行ったとき発生する手数料等を提携業者口座から引落す口座管理サーバであって、前記金融機関またはサービス代行会社が所有するネットバンキングサイトおよび自動現金預払機のオンラインサービスを管理するネットバンキングサイト/自動現金預払機管理手段と広告配信/代理決済契約サービスを管理する広告配信/代理決済契約管理手段からの顧客の金融手続きに関する情報と、前記金融機関またはサービス代行会社と広告配信ならびに手数料等代理決済の契約を結ぶ提携業者が所有する手数料等代理決済の成立判定等を管理する代理決済判定管理手段からの前記顧客の手数料等代理決済発生の有無に関する情報とを入力する代理決済状況管理データベースと、これらの入力情報に基づいて、前記顧客の手数料等決済の対象とする顧客口座を切り替える決済口座判定/選択手段と、を備えたことを特徴とする。
【0016】
第8に、本発明の代理決済判定管理サーバは、金融機関またはサービス代行会社においてネットバンキングサイトまたは自動現金預払機のオンラインサービスで顧客が認識できる広告を配信する提携業者側において、顧客との代理決済の成立判定を行う代理決済判定管理サーバであって、前記金融機関またはサービス代行会社からの顧客の金融手続きに関する情報と、前記提携業者における前記顧客の商品購入等サービス利用情報とにより前記顧客が手数料等代理決済の対象者であるかを判定する代理決済判定手段と、その判定結果を前記金融機関またはサービス代行会社へ通知する手段と、を備えたことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
まず、本実施形態の手数料等代理決済システムにおける手続きの一例を図1を参照しながら説明する。図1において、金融機関101は他の金融機関102とオンラインで接続されて、金融機関ネットワーク100を形成し、さらに広告配信、代理決済の契約を行う提携業者103とネットワークで接続されている。また、金融機関101はネットバンキング(以下、NBという)サイト111およびATM112とオンラインで接続されている。金融機関101は提携業者103との広告配信、代理決済契約を管理するための広告配信/代理決済契約管理サーバ106、NBサイト111またはATM112を管理するためのNB/ATM管理サーバ105、代理決済判定結果に応じて決済先口座として提携業者口座109か顧客口座110かを選択する口座管理サーバ107を備える。
【0018】
一方、提携業者103は金融機関101との間でネットワークを介して広告配信契約や代理決済契約、さらには顧客104の代理決済依頼に関する状況照会などの手続き113を行うことができ、顧客104による商品購入等サービス利用状況とともに代理決済が成立するか否かを判定するための代理決済判定管理サーバ108を備える。
【0019】
ここで、顧客104が金融機関101のNB/ATM管理サーバ105とNBサイト111またはATM112を介して金融手続き114、115を行い、かつ金融手続きで手数料が発生する場合を想定し、代理決済までの手続きを順に説明する。
【0020】
まず、提携業者103は金融機関101と広告配信/代理決済契約を結ぶ。この契約はATM等操作端末単位あるいはエリア単位での契約、商店街の複数店舗での団体契約等が可能であり、ATM等の設置エリアを利用した地域特化型の契約を行うことができる。コンビニエンスストアが店内にATM端末を設置する場合などは当該端末とのみ契約することも可能である。また、複数契約による手数料割引、広告配信料割引なども考えられる。提携業者103は広告配信料を金融機関101に支払い、さらに顧客の手数料代理決済義務が発生した場合のみ顧客104に代わって手数料を支払う必要がある。ここでいう手数料代理決済義務とは、金融機関101が定める所定の条件のもとで提携業者103が自由に設定可能なものである。たとえば、金融機関101が顧客104の金融手続きで発生する手数料の月末一括払いを条件とし、提携業者103はこの手数料の代理決済条件として、手数料の20倍相当額のサービスを顧客104が利用した場合に限るなどという条件を設定することができる。
【0021】
次に、顧客104はNBサイト111またはATM112を利用して金融手続きを行う。当該手続きにおいて手数料が発生する場合、顧客104はそこに表示される提携業者103の配信広告を見る代わりに、提携業者103に対しこの提携業者が一定条件下で手数料を肩代わりするという手数料代理決済依頼契約を結ぶことができる。ここで、顧客104は自ら希望する提携業者、または金融機関が手数料代理決済サービス利用可能かどうかを事前に確認した上で金融手続きを行うことができる。すなわち、手数料発生前に手数料代理決済の依頼を判断できる。
【0022】
上記契約条件のもとで、金融手続きにおいて手数料105円が発生した顧客104が提携業者103に代理決済依頼契約を行う場合、顧客104が当該月中に提携業者103において2100円相当のサービスを利用すれば提携業者103に代理決済義務が発生し、金融機関101の口座管理サーバ107は顧客口座110ではなく、提携業者口座109から手数料105円を引き落とす。
【0023】
ここで手数料決済が完了するまでの間、提携業者103の代理決済判定管理サーバ108は金融機関101からの広告配信/代理決済管理情報および顧客口座管理情報と顧客104の自社サービス利用状況から、手数料代理決済の成立判定を行い、金融機関101に対し成否の通知を行う。また、顧客104は上記代理決済の成否に関する状況をNBサイト111またはATM112経由の状況照会114、115、あるいは提携業者103経由の状況照会116において確認することができる。
【0024】
上記の要領で、顧客は金融手続きで発生した手数料を自らが利用する商店舗等に代理決済させることができ、金融機関、提携業者、顧客の各々の利益が拡大するシステムを構築することができる。なお、金融機関は上記広告配信、手数料代理決済に関する管理サービスを代行会社に任せてもよいし、提携業者と同様に自ら広告配信、手数料代理決済等サービスを実施してもよい。
【0025】
次に、本実施形態の手数料代理決済システムにおける広告配信/代理決済契約管理サーバ106の一例を図2ならびに図3を参照しながら説明する。図2において、広告配信/代理決済契約管理サーバ106は、広告配信/代理決済契約状況データベース201と広告配信/代理決済契約機能202と配信エリア選択機能203を有し、金融機関内でNB/ATM管理サーバ105と接続され、その先にはネットワーク211を介してATM212〜215が接続されている。また、広告配信/代理決済契約管理サーバ200は、提携業者103ともネットワークで接続されており、広告配信エリアの契約によって、提携業者103中の提携業者205はATM212、提携業者206はATM213、提携業者207はATM214、提携業者208はATM215に、さらに提携業者209はエリア、すなわちATM212ならびにATM213に対応した契約が成されている。
【0026】
また、提携業者204は広告配信/代理決済契約機能202を利用し、広告配信/代理決済契約状況データベース201を参照しながら希望の契約を行うことができ、契約に応じた配信エリア選択機能203により、希望配信エリアに広告配信/手数料代理決済を実施することができる。
【0027】
図3および図4に広告配信/代理決済契約状況データベース201の一例を示す。図3は提携業者と契約形態を参照するためのデータベースで、エリア番号300、端末番号301、提携業者名302、契約形態303から構成される。契約形態303には個別/団体契約、ATM端末/エリア契約等があり、たとえばATM215に相当する商店街店舗の団体契約では、各店舗の負担額は大幅に軽減されるというメリットがある。
【0028】
図4は現在の契約料金と顧客利用状況を参照するためのデータベースであり、エリア番号304、端末番号305、契約可能総数306、現契約数307、広告配信料(月額)308、月間顧客利用状況309から構成される。例えば、ATM212の契約では、顧客利用者数が多いため、広告配信料が高く設定されている。
【0029】
次に、本実施形態の手数料等代理決済システムにおけるNB/ATM管理サーバ105の一例を図5、図6、図7および図8を参照しながら説明する。図5において、NB/ATM管理サーバ105は代理決済状況照会データベース401と代理決済依頼契約機能402と広告配信機能403を備えており、金融機関内の広告配信/代理決済契約管理サーバ106、提携業者103とネットワークで接続されている。また、406はNBサイト/ATM端末等ターミナルであり、顧客108と接続媒体407を介して各種サービスを行うことができる。ここで広告配信機能403は広告配信/代理決済契約管理サーバ106から指示されるエリアに対し広告を配信する機能を持つ。代理決済依頼契約機能402は顧客108からの代理決済契約依頼あるいは代理決済状況照会依頼に対し、その契約方法、照会方法を接続媒体407に応じて判断し選択することができ、契約依頼の場合はその契約結果を代理決済状況照会データベース401に蓄積し、状況照会依頼の場合は代理決済状況照会データベース401から参照データを引き出すことができる。
【0030】
図6は図5における接続媒体407に応じた代理決済依頼契約機能402を実現するためのATM等操作端末の構成例を示すものである。このATM等操作端末は金融手続き画面500に加えて、代理決済用広告画面/インターネット接続用画面501を備えており、従来のようなキャッシュカードインターフェース503、操作キー506だけでなく、ICカードインターフェース504、携帯端末用インターフェース505、およびこれらの接続媒体を選択するための接続媒体選択ボタン502を有する。さらに、ユニバーサルシリアルバス(USB)、ブルートゥース(Bluetooth)など、携帯端末を用いた手続き、あるいはデータダウンロードのためのインターフェース507を備える。例えば、顧客が接続媒体選択ボタン502により、携帯端末を選択した場合、代理決済依頼契約機能402により契約方法あるいは代理決済状況照会方法として、画面表示、印刷、データダウンロードなどが選択可能となる。
【0031】
図7および図8はATMを利用した代理決済依頼契約ならびに代理決済状況照会の手続きの一例を示すフローチャートである。これらのうち図7は代理決済依頼契約600の手続きであり、まず顧客が代理決済を希望するかどうかを手続画面500上で問い合わせ(ステップS601)、次に使用する接続媒体407の確認を行う(ステップS602)。接続媒体407が携帯端末の場合、ATM端末を利用して画面上で契約手続きをするかどうか問い合わせて(ステップS603)、事後契約の場合、代理決済依頼手続き用データダウンロードを行う(ステップS604)。接続媒体407がカードの場合や携帯端末でもその場で契約希望の場合は代理決済依頼手続きをモニタ表示し(ステップS605)、契約を促す。ここで、事後契約の場合、ATMでダウンロードしたデータにより行った契約手続きはNBにアップロードして手続きを完了させることなどが考えられる。
【0032】
図8は代理決済状況照会606の手続きであり、まず、顧客が状況照会を希望するかどうか問い合わせて(ステップS607)、希望する場合、接続媒体を確認する(ステップS608)。携帯端末の場合のみダウンロード希望の確認を行い(ステップS609)、希望すれば代理決済状況照会データをダウンロードする(ステップS610)。ダウンロードを希望しない場合や接続媒体がカードの場合は印刷を希望するか確認し(ステップS611)、希望すれば状況照会データを印刷する(ステップS612)。希望しない場合はモニタ表示に留める(ステップS613)。
【0033】
このように、接続媒体に応じたサービスを提供でき、特に一般に普及している携帯端末を利用することでATM端末における平均操作時間も短縮され、処理効率も向上する。
【0034】
図9に上記の代理決済状況照会で顧客が得るデータの一例を示す。代理決済状況照会データは代理決済状況照会データベース401に保存されており、利用日時700、利用端末701、発生手数料702、決済依頼先703、決済判定704、代理決済有効期限705から構成される。この例では代理決済は月末締めとなっており、顧客は照会時点での決済判定を知ることができる。例えば、3月13日に発生した手数料210円は決済対象となっていないことが分かる。なお代理決済状況照会データは金融手続きでの手数料発生の都度更新される。
【0035】
次に、手数料代理決済システムにおける口座管理サーバ107の一例を図10および図11を参照しながら説明する。図10において、口座管理サーバ107は代理決済状況管理データベース801、決済口座判定/選択機能802を備えて、代理決済状況照会データベース401と接続され、さらに、当該金融機関101で管理する提携業者口座または顧客口座とオンライン接続されている。代理決済状況管理データベース801は代理決済状況照会データベース401を随時参照しながら更新される。例えば、決済判定時期が月末の場合、月末に代理決済状況照会データベース801を参照して最終決済先を判定し、決済口座を決定する。
【0036】
図11に代理決済状況照会データベース801から得られるデータ例を示す。代理決済状況管理データは利用日時900、発生手数料901、決済依頼先902、決済判定903、最終決済先904から構成され、決済判定結果により決済口座が顧客または提携業者に振り分けられる。3月13日に発生した手数料210円は有効期限内に決済依頼先であるコンビニエンスストアCで所定のサービスを利用しなかったため、代理決済は適用されず、顧客口座から手数料が引き落とされることになる。このように、口座管理サーバ107は決済判定結果に応じて適宜決済対象口座を切り替えることが可能である。
【0037】
最後に、手数料代理決済システムにおける代理決済判定管理サーバ108の一例を図12および図13を参照しながら説明する。図12において、代理決済判定管理サーバ108は提携業者103が所有するサーバであり、商品購入等顧客利用状況データベース1001と代理決済判定機能1002を備える。また、代理決済判定管理サーバ108は金融機関内のNB/ATM管理サーバ105と接続されており、代理決済状況照会データベース401から該当する顧客104のデータと、当該提携業者103自身で管理する顧客104のサービス利用データから代理決済判定を行い、その判定結果を金融機関101に通知する。顧客104は提携業者103において、商品購入等のサービス利用状況ならびに代理決済状況照会を行うことができる。
【0038】
図13は顧客104が提携業者103で照会できるデータの一例であり、2002年3月度の代理決済照会データである。また、決済有効期限は3月末、照会日時は3月27日の例であるが、データはサービス利用日時1100、そのときの利用ポイント1101、累積利用ポイント1102、代理決済有効ID1103から構成される。さらに、決済ID一覧として、契約ID1104、契約日時1105、発生手数料1106、代理決済契約額1107、決済判定1108から構成されるデータも参照できる。
【0039】
ここでは、利用ポイントの5%を累積還元する方式となっており、顧客が3月度に行った12回の金融手続きのうち、11回までが代理決済の対象となっていることを示している。ただし、代理決済する額は複数業者で分割負担となる場合もあり、例えば契約ID03における手数料は210円であるが、当該提携業者が負担対象とするのは半額の105円のみである。また、当然であるが顧客が3月31日までにさらに当該提携業者にてサービスを利用すれば契約ID12の手数料も代理決済対象となる可能性がある。
【0040】
【発明の効果】
上述した説明から明らかなように、本発明の手数料等代理決済システムによれば、金融機関を利用する顧客は、金融手続きで発生する手数料を前記金融機関と広告配信等の契約を結ぶ提携業者に代理決済させることが可能となる。また、広告配信/代理決済契約の形態としてATM等操作端末単位契約、団体契約などの様々な組み合わせを用意することで、地域特化型サービスを展開することが可能となり、さらに広告配信としては比較的負担の大きい手数料の代理決済に提携業者が自由に設定できる制約条件を設けることで、業者の広告参入/提携促進による地域活性化、および三者利益循環モデルの構築を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の手数料代理決済システムを示すブロック図である。
【図2】広告配信/代理決済契約管理サーバを示すブロック図である。
【図3】広告配信/代理決済契約管理サーバを構成する広告配信/代理決済契約状況データベースのデータ例を示す説明図である。
【図4】広告配信/代理決済契約管理サーバを構成する広告配信/代理決済契約状況データベースの他のデータ例を示す説明図である。
【図5】NB/ATM管理サーバを示すブロック図である。
【図6】ATM等の操作端末を示すブロック図である。
【図7】NB/ATM管理サーバを説明するための代理決済依頼契約手続を示すフローチャートである。
【図8】NB/ATM管理サーバを説明するための代理決済状況照会手続の他の例を示すフローチャートである。
【図9】NB/ATM管理サーバを構成する代理決済状況照会データベースのデータ例を示す説明図である。
【図10】口座管理サーバを示すブロック図である。
【図11】口座管理サーバを構成する代理決済状況管理データベースのデータ例を示す説明図である。
【図12】代理決済判定管理サーバを示すブロック図である。
【図13】代理決済判定管理サーバを説明するための代理決済照会データを示す説明図である。
【図14】従来の広告配信/ポイント還元システムを示すブロック図である。
【図15】従来の金融手続システムを示すブロック図である。
【符号の説明】
101 金融機関
103 提携業者
104 顧客
105 ネットバンキングサイト/自動現金預払機(NB/ATM)管理サーバ
106 広告配信/代理決済契約管理サーバ
107 口座管理サーバ
108 代理決済判定管理サーバ
111 ネットバンキングサイト(NB)
112 自動現金預払機(ATM)
202 広告配信/代理決済契約機能
203 配信エリア選択機能
【発明の属する技術分野】
本発明は、金融機関で顧客が金融手続をする際の手数料等を、金融手続時に提携業者が提供する広告を見ることにより、当該提携業者により代理決済させる手数料等代理決済システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、インターネット技術の普及により、パソコンや携帯情報端末の所有者が著しく増加している。それに比例して、インターネットトラフィックも増大したためネット情報配信において、バナー広告等により利用者が負担する通信料金、接続料金が軽減される広告収入モデルが確立されてきた。また、広告による売上効果を広告掲載料金に連動させる、いわゆる成功報酬型の広告配信サービス、さらには広告配信サービスと顧客への利益還元を統合したオンラインショッピングに関するシステムなども提案され、インターネット利用者のみならず、広告提供者、サイト管理者の各々の利益拡大を促進するモデルが一般化しつつある。
【0003】
図14は広告配信サービスと顧客への利益還元を統合したオンラインショッピングシステムの概略図である。このシステムはサービス管理会社1200、オンラインショッピング業者が運営する商用サイト1201、および商用サイト1201にリンク付けられた広告を掲載する広告掲載サイト1202、オンラインサービスを利用する顧客1203から構成される。サービス管理会社1200は商用サイト1201を運営する業者と還元サービス内容、および購買状況などの情報1208を交換でき、広告掲載サイト1202を運営する広告掲載会社と顧客1203のアクセス情報1207を交換できる。また、顧客1203はパソコンを介してインターネットに接続しシステムにアクセスするが、事前にサービス管理会社1200と会員契約を結ぶ必要がある。このオンラインショッピングシステムにおいて、顧客1203が広告掲載サイト1202に掲載された広告をクリックし、商用サイト1201で商品を購入した場合、その購買状況に応じてサービス管理会社1200が広告配信料算定1209を行い、さらに商品を購入した顧客1203に対する所定の還元ポイント算定1211を行い、各々広告配信料の送金処理1210、還元ポイント付与処理1212を行う。
【0004】
一方、金融機関が提供するオンラインサービスも多様化しており、自動現金預払機(以下、ATMという)や現金自動支払機(以下、CDという)を介したサービスのみならず、携帯端末を利用するモバイルバンキングサービス等も始まった。前述のオンラインショッピングやインターネット株取引など、金融機関を介在させた商取引も増加している。一般に、金融機関のサービスは与信手続、口座開設等を経て自由に利用することができる。
【0005】
図15は、従来の金融機関と顧客との手続きをモデル化した金融手続システムの概略図である。図13において、金融機関A1300は金融機関B1301と提携関係にあり、相互の送金処理1307はオンラインで行うことができる。金融機関A1300はインターネットサービスとしてネットバンキング用サイト1303および所轄区域に複数のATM1304を所有し、顧客1302に対し各種サービスを提供する。例えば、顧客1302は携帯電話を用いた送金/照会手続き1305、近隣のATM1304による現金引出/振込手続き1306などを行うことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、金融機関を利用する手続きには手数料が発生する場合が多い。利用者が金融機関A1300の顧客1302として金融機関A1300に自らの口座を所有する場合であっても、ネットバンキング用サイト1303を利用したサービスには低料金月額制とはいえ手数料負担が発生することが多いし、ATM1304を利用した現金引出においては所定時間外処理に要する費用を手数料として負担する必要がある。手数料の発生しない所定時間内の利用においても、別の金融機関B1301の顧客の場合、近隣に金融機関A1300が提供するATM1304しか存在しない場合、このATM1304の使用による手数料負担を余儀なくされるという問題がある。
【0007】
前述のオンラインショッピングにおいても振込手数料を商品購入者が負担する方法が一般的である。利益還元ポイントを手数料相当額のポイントと設定することも可能であるが、オンラインショッピング自体、まだまだ購買活動における主方式ではなく、簡単に手数料相当額が還元されるシステムは存在しない。
【0008】
本発明は、従来の広告配信サービスと利益還元の利点を活かしながら、一般消費者が負担に感じる金融機関における手数料を還元するシステムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するために、第1に本発明の手数料等代理決済システムは、金融機関またはサービス代行会社と広告配信を行う提携業者との間で交わした広告配信/代理決済契約を前記金融機関またはサービス代行会社側で管理する広告配信/代理決済契約管理手段(広告配信/代理決済契約管理サーバ106)と、前記金融機関またはサービス代行会社においてネットバンキングサイトまたは自動現金預払機のオンラインサービスを管理するネットバンキングサイト/自動現金預払機管理手段(ネットバンキングサイト/自動現金預払機管理サーバ105)と、前記オンラインサービスで顧客が認識できる広告を配信する前記提携業者側において、顧客との代理決済の成立判定を行う代理決済判定管理手段(代理決済判定管理サーバ108)と、前記オンラインサービスを利用する顧客がネットバンキングサイト/自動現金預払機管理手段を通じて金融手続を行ったとき発生する手数料等を前記代理決済の判定結果に従って提携業者口座から引落す口座管理手段(口座管理サーバ107)と、を備えたことを特徴とする。これにより、顧客は金融手続で発生した手数料を、自ら利用する商店などの提携業者に代理決済させることができるとともに、提携業者は広告による販売利益の増進を見込むことができ、金融機関は広告量を得ることができる。
【0010】
第2に、本発明の手数料等代理決済システムは、前記第1に記載の手数料等代理決済システムにおいて、前記代理決済契約が、前記手数料等の発生前に手数料等代理決済サービスがあることを確認した上で顧客が行う前記ネットバンキングサイトまたは自動現金預払機からの金融手続情報の入力により実行されることを特徴とする。これにより、手数料等負担のない金融手続を顧客の判断に基づいて行うことができる。
【0011】
第3に、本発明の手数料等代理決済システムは、前記第1に記載の手数料等代理決済システムにおいて、前記金融機関またはサービス代行会社と前記提携業者との間の広告配信契約が、広告配信要求エリアの現金自動預払機等の操作端末単位での契約、商店街の複数店舗による団体契約、現金自動預払機等の操作端末の設置エリアに特化した地域特化型契約であることを特徴とする。これにより、地域対応の手数料を設定できる。
【0012】
第4に、本発明の手数料等代理決済システムは、前記第1に記載の手数料等代理決済システムにおいて、前記金融機関またはサービス代行会社と前記提携業者と前記顧客との間でなされた代理決済契約において、前記金融機関が定める所定制約の下で、前記提携業者が手数料等代理決済のための制約条件を自由に決定し、これを前記広告配信/代理決済契約管理手段にて管理することを特徴とする。これにより、業者の広告参入、提携促進による地域活性化、三者利益循環モデルの構築を実現できる。
【0013】
第5に、本発明のネットバンキングサイト/自動現金預払機管理サーバは、金融機関またはサービス代行会社においてネットバンキングサイトまたは自動現金預払機のオンラインサービスを管理するネットバンキングサイト/自動現金預払機管理サーバであって、顧客が使用するキャッシュカード、クレジットカード、集積回路カード、携帯端末等の接続媒体に応じて、金融手続、代理決済契約、代理決済状況照会等の方法を選択する手段を備えたことを特徴とする。
【0014】
第6に、本発明の広告配信/代理決済契約管理サーバは、金融機関またはサービス代行会社と広告配信を行う提携業者との間で交わした広告配信/代理決済契約を前記金融機関またはサービス代行会社側で管理する広告配信/代理決済契約管理サーバであって、前記金融機関またはサービス代行会社が管理する自動現金預払機等の操作端末単位での広告配信が可能な配信エリア選択手段と、前記金融機関またはサービス代行会社と広告配信ならびに手数料等の代理決済契約を結ぶ提携業者との契約状況に応じて契約条件を変更可能な広告配信/代理決済契約手段と、を備えたことを特徴とする。
【0015】
第7に、本発明の口座管理サーバは、金融機関またはサービス代行会社においてネットバンキングサイトまたは自動現金預払機のオンラインサービスを利用する顧客が金融手続を行ったとき発生する手数料等を提携業者口座から引落す口座管理サーバであって、前記金融機関またはサービス代行会社が所有するネットバンキングサイトおよび自動現金預払機のオンラインサービスを管理するネットバンキングサイト/自動現金預払機管理手段と広告配信/代理決済契約サービスを管理する広告配信/代理決済契約管理手段からの顧客の金融手続きに関する情報と、前記金融機関またはサービス代行会社と広告配信ならびに手数料等代理決済の契約を結ぶ提携業者が所有する手数料等代理決済の成立判定等を管理する代理決済判定管理手段からの前記顧客の手数料等代理決済発生の有無に関する情報とを入力する代理決済状況管理データベースと、これらの入力情報に基づいて、前記顧客の手数料等決済の対象とする顧客口座を切り替える決済口座判定/選択手段と、を備えたことを特徴とする。
【0016】
第8に、本発明の代理決済判定管理サーバは、金融機関またはサービス代行会社においてネットバンキングサイトまたは自動現金預払機のオンラインサービスで顧客が認識できる広告を配信する提携業者側において、顧客との代理決済の成立判定を行う代理決済判定管理サーバであって、前記金融機関またはサービス代行会社からの顧客の金融手続きに関する情報と、前記提携業者における前記顧客の商品購入等サービス利用情報とにより前記顧客が手数料等代理決済の対象者であるかを判定する代理決済判定手段と、その判定結果を前記金融機関またはサービス代行会社へ通知する手段と、を備えたことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
まず、本実施形態の手数料等代理決済システムにおける手続きの一例を図1を参照しながら説明する。図1において、金融機関101は他の金融機関102とオンラインで接続されて、金融機関ネットワーク100を形成し、さらに広告配信、代理決済の契約を行う提携業者103とネットワークで接続されている。また、金融機関101はネットバンキング(以下、NBという)サイト111およびATM112とオンラインで接続されている。金融機関101は提携業者103との広告配信、代理決済契約を管理するための広告配信/代理決済契約管理サーバ106、NBサイト111またはATM112を管理するためのNB/ATM管理サーバ105、代理決済判定結果に応じて決済先口座として提携業者口座109か顧客口座110かを選択する口座管理サーバ107を備える。
【0018】
一方、提携業者103は金融機関101との間でネットワークを介して広告配信契約や代理決済契約、さらには顧客104の代理決済依頼に関する状況照会などの手続き113を行うことができ、顧客104による商品購入等サービス利用状況とともに代理決済が成立するか否かを判定するための代理決済判定管理サーバ108を備える。
【0019】
ここで、顧客104が金融機関101のNB/ATM管理サーバ105とNBサイト111またはATM112を介して金融手続き114、115を行い、かつ金融手続きで手数料が発生する場合を想定し、代理決済までの手続きを順に説明する。
【0020】
まず、提携業者103は金融機関101と広告配信/代理決済契約を結ぶ。この契約はATM等操作端末単位あるいはエリア単位での契約、商店街の複数店舗での団体契約等が可能であり、ATM等の設置エリアを利用した地域特化型の契約を行うことができる。コンビニエンスストアが店内にATM端末を設置する場合などは当該端末とのみ契約することも可能である。また、複数契約による手数料割引、広告配信料割引なども考えられる。提携業者103は広告配信料を金融機関101に支払い、さらに顧客の手数料代理決済義務が発生した場合のみ顧客104に代わって手数料を支払う必要がある。ここでいう手数料代理決済義務とは、金融機関101が定める所定の条件のもとで提携業者103が自由に設定可能なものである。たとえば、金融機関101が顧客104の金融手続きで発生する手数料の月末一括払いを条件とし、提携業者103はこの手数料の代理決済条件として、手数料の20倍相当額のサービスを顧客104が利用した場合に限るなどという条件を設定することができる。
【0021】
次に、顧客104はNBサイト111またはATM112を利用して金融手続きを行う。当該手続きにおいて手数料が発生する場合、顧客104はそこに表示される提携業者103の配信広告を見る代わりに、提携業者103に対しこの提携業者が一定条件下で手数料を肩代わりするという手数料代理決済依頼契約を結ぶことができる。ここで、顧客104は自ら希望する提携業者、または金融機関が手数料代理決済サービス利用可能かどうかを事前に確認した上で金融手続きを行うことができる。すなわち、手数料発生前に手数料代理決済の依頼を判断できる。
【0022】
上記契約条件のもとで、金融手続きにおいて手数料105円が発生した顧客104が提携業者103に代理決済依頼契約を行う場合、顧客104が当該月中に提携業者103において2100円相当のサービスを利用すれば提携業者103に代理決済義務が発生し、金融機関101の口座管理サーバ107は顧客口座110ではなく、提携業者口座109から手数料105円を引き落とす。
【0023】
ここで手数料決済が完了するまでの間、提携業者103の代理決済判定管理サーバ108は金融機関101からの広告配信/代理決済管理情報および顧客口座管理情報と顧客104の自社サービス利用状況から、手数料代理決済の成立判定を行い、金融機関101に対し成否の通知を行う。また、顧客104は上記代理決済の成否に関する状況をNBサイト111またはATM112経由の状況照会114、115、あるいは提携業者103経由の状況照会116において確認することができる。
【0024】
上記の要領で、顧客は金融手続きで発生した手数料を自らが利用する商店舗等に代理決済させることができ、金融機関、提携業者、顧客の各々の利益が拡大するシステムを構築することができる。なお、金融機関は上記広告配信、手数料代理決済に関する管理サービスを代行会社に任せてもよいし、提携業者と同様に自ら広告配信、手数料代理決済等サービスを実施してもよい。
【0025】
次に、本実施形態の手数料代理決済システムにおける広告配信/代理決済契約管理サーバ106の一例を図2ならびに図3を参照しながら説明する。図2において、広告配信/代理決済契約管理サーバ106は、広告配信/代理決済契約状況データベース201と広告配信/代理決済契約機能202と配信エリア選択機能203を有し、金融機関内でNB/ATM管理サーバ105と接続され、その先にはネットワーク211を介してATM212〜215が接続されている。また、広告配信/代理決済契約管理サーバ200は、提携業者103ともネットワークで接続されており、広告配信エリアの契約によって、提携業者103中の提携業者205はATM212、提携業者206はATM213、提携業者207はATM214、提携業者208はATM215に、さらに提携業者209はエリア、すなわちATM212ならびにATM213に対応した契約が成されている。
【0026】
また、提携業者204は広告配信/代理決済契約機能202を利用し、広告配信/代理決済契約状況データベース201を参照しながら希望の契約を行うことができ、契約に応じた配信エリア選択機能203により、希望配信エリアに広告配信/手数料代理決済を実施することができる。
【0027】
図3および図4に広告配信/代理決済契約状況データベース201の一例を示す。図3は提携業者と契約形態を参照するためのデータベースで、エリア番号300、端末番号301、提携業者名302、契約形態303から構成される。契約形態303には個別/団体契約、ATM端末/エリア契約等があり、たとえばATM215に相当する商店街店舗の団体契約では、各店舗の負担額は大幅に軽減されるというメリットがある。
【0028】
図4は現在の契約料金と顧客利用状況を参照するためのデータベースであり、エリア番号304、端末番号305、契約可能総数306、現契約数307、広告配信料(月額)308、月間顧客利用状況309から構成される。例えば、ATM212の契約では、顧客利用者数が多いため、広告配信料が高く設定されている。
【0029】
次に、本実施形態の手数料等代理決済システムにおけるNB/ATM管理サーバ105の一例を図5、図6、図7および図8を参照しながら説明する。図5において、NB/ATM管理サーバ105は代理決済状況照会データベース401と代理決済依頼契約機能402と広告配信機能403を備えており、金融機関内の広告配信/代理決済契約管理サーバ106、提携業者103とネットワークで接続されている。また、406はNBサイト/ATM端末等ターミナルであり、顧客108と接続媒体407を介して各種サービスを行うことができる。ここで広告配信機能403は広告配信/代理決済契約管理サーバ106から指示されるエリアに対し広告を配信する機能を持つ。代理決済依頼契約機能402は顧客108からの代理決済契約依頼あるいは代理決済状況照会依頼に対し、その契約方法、照会方法を接続媒体407に応じて判断し選択することができ、契約依頼の場合はその契約結果を代理決済状況照会データベース401に蓄積し、状況照会依頼の場合は代理決済状況照会データベース401から参照データを引き出すことができる。
【0030】
図6は図5における接続媒体407に応じた代理決済依頼契約機能402を実現するためのATM等操作端末の構成例を示すものである。このATM等操作端末は金融手続き画面500に加えて、代理決済用広告画面/インターネット接続用画面501を備えており、従来のようなキャッシュカードインターフェース503、操作キー506だけでなく、ICカードインターフェース504、携帯端末用インターフェース505、およびこれらの接続媒体を選択するための接続媒体選択ボタン502を有する。さらに、ユニバーサルシリアルバス(USB)、ブルートゥース(Bluetooth)など、携帯端末を用いた手続き、あるいはデータダウンロードのためのインターフェース507を備える。例えば、顧客が接続媒体選択ボタン502により、携帯端末を選択した場合、代理決済依頼契約機能402により契約方法あるいは代理決済状況照会方法として、画面表示、印刷、データダウンロードなどが選択可能となる。
【0031】
図7および図8はATMを利用した代理決済依頼契約ならびに代理決済状況照会の手続きの一例を示すフローチャートである。これらのうち図7は代理決済依頼契約600の手続きであり、まず顧客が代理決済を希望するかどうかを手続画面500上で問い合わせ(ステップS601)、次に使用する接続媒体407の確認を行う(ステップS602)。接続媒体407が携帯端末の場合、ATM端末を利用して画面上で契約手続きをするかどうか問い合わせて(ステップS603)、事後契約の場合、代理決済依頼手続き用データダウンロードを行う(ステップS604)。接続媒体407がカードの場合や携帯端末でもその場で契約希望の場合は代理決済依頼手続きをモニタ表示し(ステップS605)、契約を促す。ここで、事後契約の場合、ATMでダウンロードしたデータにより行った契約手続きはNBにアップロードして手続きを完了させることなどが考えられる。
【0032】
図8は代理決済状況照会606の手続きであり、まず、顧客が状況照会を希望するかどうか問い合わせて(ステップS607)、希望する場合、接続媒体を確認する(ステップS608)。携帯端末の場合のみダウンロード希望の確認を行い(ステップS609)、希望すれば代理決済状況照会データをダウンロードする(ステップS610)。ダウンロードを希望しない場合や接続媒体がカードの場合は印刷を希望するか確認し(ステップS611)、希望すれば状況照会データを印刷する(ステップS612)。希望しない場合はモニタ表示に留める(ステップS613)。
【0033】
このように、接続媒体に応じたサービスを提供でき、特に一般に普及している携帯端末を利用することでATM端末における平均操作時間も短縮され、処理効率も向上する。
【0034】
図9に上記の代理決済状況照会で顧客が得るデータの一例を示す。代理決済状況照会データは代理決済状況照会データベース401に保存されており、利用日時700、利用端末701、発生手数料702、決済依頼先703、決済判定704、代理決済有効期限705から構成される。この例では代理決済は月末締めとなっており、顧客は照会時点での決済判定を知ることができる。例えば、3月13日に発生した手数料210円は決済対象となっていないことが分かる。なお代理決済状況照会データは金融手続きでの手数料発生の都度更新される。
【0035】
次に、手数料代理決済システムにおける口座管理サーバ107の一例を図10および図11を参照しながら説明する。図10において、口座管理サーバ107は代理決済状況管理データベース801、決済口座判定/選択機能802を備えて、代理決済状況照会データベース401と接続され、さらに、当該金融機関101で管理する提携業者口座または顧客口座とオンライン接続されている。代理決済状況管理データベース801は代理決済状況照会データベース401を随時参照しながら更新される。例えば、決済判定時期が月末の場合、月末に代理決済状況照会データベース801を参照して最終決済先を判定し、決済口座を決定する。
【0036】
図11に代理決済状況照会データベース801から得られるデータ例を示す。代理決済状況管理データは利用日時900、発生手数料901、決済依頼先902、決済判定903、最終決済先904から構成され、決済判定結果により決済口座が顧客または提携業者に振り分けられる。3月13日に発生した手数料210円は有効期限内に決済依頼先であるコンビニエンスストアCで所定のサービスを利用しなかったため、代理決済は適用されず、顧客口座から手数料が引き落とされることになる。このように、口座管理サーバ107は決済判定結果に応じて適宜決済対象口座を切り替えることが可能である。
【0037】
最後に、手数料代理決済システムにおける代理決済判定管理サーバ108の一例を図12および図13を参照しながら説明する。図12において、代理決済判定管理サーバ108は提携業者103が所有するサーバであり、商品購入等顧客利用状況データベース1001と代理決済判定機能1002を備える。また、代理決済判定管理サーバ108は金融機関内のNB/ATM管理サーバ105と接続されており、代理決済状況照会データベース401から該当する顧客104のデータと、当該提携業者103自身で管理する顧客104のサービス利用データから代理決済判定を行い、その判定結果を金融機関101に通知する。顧客104は提携業者103において、商品購入等のサービス利用状況ならびに代理決済状況照会を行うことができる。
【0038】
図13は顧客104が提携業者103で照会できるデータの一例であり、2002年3月度の代理決済照会データである。また、決済有効期限は3月末、照会日時は3月27日の例であるが、データはサービス利用日時1100、そのときの利用ポイント1101、累積利用ポイント1102、代理決済有効ID1103から構成される。さらに、決済ID一覧として、契約ID1104、契約日時1105、発生手数料1106、代理決済契約額1107、決済判定1108から構成されるデータも参照できる。
【0039】
ここでは、利用ポイントの5%を累積還元する方式となっており、顧客が3月度に行った12回の金融手続きのうち、11回までが代理決済の対象となっていることを示している。ただし、代理決済する額は複数業者で分割負担となる場合もあり、例えば契約ID03における手数料は210円であるが、当該提携業者が負担対象とするのは半額の105円のみである。また、当然であるが顧客が3月31日までにさらに当該提携業者にてサービスを利用すれば契約ID12の手数料も代理決済対象となる可能性がある。
【0040】
【発明の効果】
上述した説明から明らかなように、本発明の手数料等代理決済システムによれば、金融機関を利用する顧客は、金融手続きで発生する手数料を前記金融機関と広告配信等の契約を結ぶ提携業者に代理決済させることが可能となる。また、広告配信/代理決済契約の形態としてATM等操作端末単位契約、団体契約などの様々な組み合わせを用意することで、地域特化型サービスを展開することが可能となり、さらに広告配信としては比較的負担の大きい手数料の代理決済に提携業者が自由に設定できる制約条件を設けることで、業者の広告参入/提携促進による地域活性化、および三者利益循環モデルの構築を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の手数料代理決済システムを示すブロック図である。
【図2】広告配信/代理決済契約管理サーバを示すブロック図である。
【図3】広告配信/代理決済契約管理サーバを構成する広告配信/代理決済契約状況データベースのデータ例を示す説明図である。
【図4】広告配信/代理決済契約管理サーバを構成する広告配信/代理決済契約状況データベースの他のデータ例を示す説明図である。
【図5】NB/ATM管理サーバを示すブロック図である。
【図6】ATM等の操作端末を示すブロック図である。
【図7】NB/ATM管理サーバを説明するための代理決済依頼契約手続を示すフローチャートである。
【図8】NB/ATM管理サーバを説明するための代理決済状況照会手続の他の例を示すフローチャートである。
【図9】NB/ATM管理サーバを構成する代理決済状況照会データベースのデータ例を示す説明図である。
【図10】口座管理サーバを示すブロック図である。
【図11】口座管理サーバを構成する代理決済状況管理データベースのデータ例を示す説明図である。
【図12】代理決済判定管理サーバを示すブロック図である。
【図13】代理決済判定管理サーバを説明するための代理決済照会データを示す説明図である。
【図14】従来の広告配信/ポイント還元システムを示すブロック図である。
【図15】従来の金融手続システムを示すブロック図である。
【符号の説明】
101 金融機関
103 提携業者
104 顧客
105 ネットバンキングサイト/自動現金預払機(NB/ATM)管理サーバ
106 広告配信/代理決済契約管理サーバ
107 口座管理サーバ
108 代理決済判定管理サーバ
111 ネットバンキングサイト(NB)
112 自動現金預払機(ATM)
202 広告配信/代理決済契約機能
203 配信エリア選択機能
Claims (8)
- 金融機関またはサービス代行会社と広告配信を行う提携業者との間で交わした広告配信/代理決済契約を前記金融機関またはサービス代行会社側で管理する広告配信/代理決済契約管理手段と、
前記金融機関またはサービス代行会社においてネットバンキングサイトまたは自動現金預払機のオンラインサービスを管理するネットバンキングサイト/自動現金預払機管理手段と、
前記オンラインサービスで顧客が認識できる広告を配信する前記提携業者側において、顧客との代理決済の成立判定を行う代理決済判定管理手段と、
前記オンラインサービスを利用する顧客がネットバンキングサイト/自動現金預払機管理手段を通じて金融手続を行ったとき発生する手数料等を前記代理決済の判定結果に従って提携業者口座から引落す口座管理手段と、
を備えたことを特徴とする手数料等代理決済システム。 - 前記代理決済契約が、前記手数料等の発生前に手数料等代理決済サービスがあることを確認した上で顧客が行う前記ネットバンキングサイトまたは自動現金預払機からの金融手続情報の入力により実行されることを特徴とする請求項1に記載の手数料等代理決済システム。
- 前記金融機関またはサービス代行会社と前記提携業者との間の広告配信契約が、広告配信要求エリアの現金自動預払機等の操作端末単位での契約、商店街の複数店舗による団体契約、現金自動預払機等の操作端末の設置エリアに特化した地域特化型契約であることを特徴とする請求項1記載の手数料等代理決済システム。
- 前記金融機関またはサービス代行会社と前記提携業者と前記顧客との間でなされた代理決済契約において、前記金融機関が定める所定制約の下で、前記提携業者が手数料等代理決済のための制約条件を自由に決定し、これを前記広告配信/代理決済契約管理手段にて管理することを特徴とする請求項1記載の手数料等代理決済システム。
- 金融機関またはサービス代行会社においてネットバンキングサイトまたは自動現金預払機のオンラインサービスを管理するネットバンキングサイト/自動現金預払機管理サーバであって、
顧客が使用するキャッシュカード、クレジットカード、集積回路カード、携帯端末等の接続媒体に応じて、金融手続、代理決済契約、代理決済状況照会等の方法を選択する手段を備えたことを特徴とするネットバンキングサイト/自動現金預払機管理サーバ。 - 金融機関またはサービス代行会社と広告配信を行う提携業者との間で交わした広告配信/代理決済契約を前記金融機関またはサービス代行会社側で管理する広告配信/代理決済契約管理サーバであって、
前記金融機関またはサービス代行会社が管理する自動現金預払機等の操作端末単位での広告配信が可能な配信エリア選択手段と、
前記金融機関またはサービス代行会社と広告配信ならびに手数料等の代理決済契約を結ぶ提携業者との契約状況に応じて契約条件を変更可能な広告配信/代理決済契約手段と、
を備えたことを特徴とする広告配信/代理決済契約管理サーバ。 - 金融機関またはサービス代行会社においてネットバンキングサイトまたは自動現金預払機のオンラインサービスを利用する顧客が金融手続を行ったとき発生する手数料等を提携業者口座から引落す口座管理サーバであって、
前記金融機関またはサービス代行会社が所有するネットバンキングサイトおよび自動現金預払機のオンラインサービスを管理するネットバンキングサイト/自動現金預払機管理手段と広告配信/代理決済契約サービスを管理する広告配信/代理決済契約管理手段からの顧客の金融手続きに関する情報と、前記金融機関またはサービス代行会社と広告配信ならびに手数料等代理決済の契約を結ぶ提携業者が所有する手数料等代理決済の成立判定等を管理する代理決済判定管理手段からの前記顧客の手数料等代理決済発生の有無に関する情報とを入力する代理決済状況管理データベースと、
これらの入力情報に基づいて、前記顧客の手数料等決済の対象とする顧客口座を切り替える決済口座判定/選択手段と、
を備えたことを特徴とする口座管理サーバ。 - 金融機関またはサービス代行会社においてネットバンキングサイトまたは自動現金預払機のオンラインサービスで顧客が認識できる広告を配信する提携業者側において、顧客との代理決済の成立判定を行う代理決済判定管理サーバであって、
前記金融機関またはサービス代行会社からの顧客の金融手続きに関する情報と、前記提携業者における前記顧客の商品購入等サービス利用情報とにより前記顧客が手数料等代理決済の対象者であるかを判定する代理決済判定手段と、
その判定結果を前記金融機関またはサービス代行会社へ通知する手段と、
を備えたことを特徴とする代理決済判定管理サーバ。
Priority Applications (5)
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---|---|---|---|
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