JP2004062366A - 情報記録媒体及びその読取方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】情報記録媒体10は、IDカードを例にしたものであり、カード状の媒体基材11に、複数の光学情報を、光学的に読取可能に記録した光学情報記録部12と、複数の光学情報をコード化する所定の手順・方法を含むコード化補助情報を記録する磁気テープ(コード化補助情報記録部)13と、CPUやメモリを備え、外部装置と交信して、所定のアプリケーションの処理機能をもつICチップ14等とを備えている。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光学的パターン等の複数の光学情報を記録した光学情報記録部を備える情報記録媒体とその読取方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、金券類の偽造が多発しており、その偽造防止手段が多数提案されている。例えば、特開平7−65138号は、偽造防止手段として、ホログラムにバーコードを記録し、その再生位置にCCDなどのセンサーを配置して、再生されたバーコード情報を、機械によって読み取り、真偽判定を行う方法を開示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述した従来の技術では、複数のコードを認識しているが、そのコードの認識方法、デコード方法は記載されておらず、最終的に整列することによってのみコードを特定するのであれば、簡単にコードが認識されてしまい、セキュリティ性が低い、という問題があった。
【0004】
本発明の課題は、複数の光学情報を読み取るときに、それらの光学情報間に所定の手順や方法を持たせることにより、よりセキュリティ性が向上する情報記録媒体とその読取方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、請求項1の発明は、複数の光学情報を光学的に読取可能に記録した光学情報記録部(12)と、前記複数の光学情報をコード化する所定の手順及び/又は方法を含むコード化補助情報を記録するコード化補助情報記録部(13)と、を備える情報記録媒体である。
【0006】
請求項2の発明は、複数の光学情報を読み取り、それらの光学情報をコード化する所定の手順及び/又は方法を含むコード化補助情報に従って、コード化すること、を特徴とする情報記録媒体の読取方法である。
【0007】
請求項3の発明は、請求項2に記載の情報記録媒体の読取方法において、前記複数の光学情報を順次読み取るときに、前記各光学情報間に所定の手順及び/又は方法を持たせること、を特徴とする情報記録媒体の読取方法である。
【0008】
請求項4の発明は、請求項2に記載の情報記録媒体の読取方法において、前記コード化補助情報を前記複数の光学情報の記録部以外の部分から予め入手し、前記複数の光学情報を順次読み取るときに、前記コード化補助情報に従って、コード化を行なうこと、を特徴とする情報記録媒体の読取方法である。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面などを参照しながら、本発明の実施の形態をあげて、さらに詳しく説明する。
図1は、本発明による情報記録媒体の実施形態を示す図である。
この情報記録媒体10は、IDカード、クレジットカード等のカード類、証明書、定期券、商品券等の金券類、コンピュータソフト、CPU、CD−ROM、DVD等の媒体を収容するパッケージ類などに適用することができる。
【0010】
この実施形態の情報記録媒体10は、IDカードを例にしたものであり、カード状の媒体基材11に、複数の光学情報を、光学的に読取可能に記録した光学情報記録部12と、複数の光学情報をコード化する所定の手順・方法を含むコード化補助情報を記録する磁気テープ(コード化補助情報記録部)13と、CPUやメモリを備え、外部装置と交信して、所定のアプリケーションの処理機能をもつICチップ14等とを備えている。
【0011】
光学情報記録部12は、真偽認証体として使用され、ホログラムや回折格子などによって、バーコードパターンや画像などの光学的パターンが記録されており、真偽認証したい媒体に、一体化され作製されるか、又は、別に作製され、随時付与することが可能である。
【0012】
また、光学情報記録部12を認識する方法としては、光源により再生された複数の光学的パターンを、イメージセンサ等によってそれぞれ検出して、検出されたデータをコード化補助情報に従ってコード化して、真偽判定やデータとして使用する。
このコード化補助情報は、媒体の他の場所に、この実施形態では、磁気テープ13に格納されており、光学的パターンを認識するときには、予め入手されている。
【0013】
図2は、本発明による情報記録媒体の読取装置の実施形態を示したブロック図である。
この読取装置20は、情報記録媒体10の光学情報記録部12に記録された光学パターンを読み取る光学センサ21と、磁気テープ13に記録されたコード化補助情報を読み取る磁気センサ22と、光学センサ21で読み取った複数の光学情報を、磁気センサ22で読み取ったコード化補助情報に従って、コード化するコード化部23等とを備えている。
また、この読取装置20には、情報記録媒体10を搬送する搬送ローラR1,R2や搬送時に情報記録媒体10をガイドするガイド板G1,G2等も設けられている。
【0014】
図3は、本実施形態による情報記録媒体の読取装置のコード化の手順・方法を示す説明図である。
読取装置20は、情報記録媒体10が挿入されると、所定の初期化処理が行なわれた後に、磁気センサ22により、情報記録媒体10上の磁気テープ13に記録されたコード化補助情報を読み取る。
ここでは、コード化補助情報として、光学情報記録部12に記録されている複数の光学的パターン(光学情報)12−1,12−2,12−3の「論理和」をとることが記憶されるとする。
【0015】
次いで、光学センサ21によって、図1に示すように、読取ラインRLに沿って、複数の光学的パターン12−1,12−2,12−3,・・・を順次読み取る。
【0016】
光学センサ22は、図2に示すように、光源21aから光を光学的パターン12−1,12−2,12−3に照射すると、各光学的パターン12−1,12−2,12−3から再生光が回折され、図3(b)に示すように、バーコード12−1B,12−2B,12−3Bが所定の位置に再生される。そして、情報記録媒体10が搬送ローラR1,R2等によって搬送されると、その再生位置に配置されたイメージセンサ21bによって、バーコード12−1B,12−2B,12−3Bが、走査するのと同様に、順次読み取られる。
すなわち、図3(a)に示すように、光学的パターン12−1,12−2,12−3を再生すると、図3(b)に示すように、▲1▼,▲2▼,▲3▼のようなバーコード12−1B,12−2B,12−3Bを、別々に読み取ることができる。
【0017】
コード化部24は、磁気センサ23で読み取ったコード化補助情報(本実施形態には、「論理和」)に従って、光学センサ22で読み取ったバーコード12−1B,12−2B,12−3Bを順次認識して、コード化する。
前述した▲1▼,▲2▼,▲3▼のバーコード12−1B,12−2B,12−3Bの「論理和(▲1▼+▲2▼+▲3▼)」をとることによって、バーコードパターン12cを得ることができる。
【0018】
このように、本実施形態によれば、複数の光学的パターンから得られるバーコードをその都度、「論理和」をとることによってコード化したので、コード化の手順が複雑になり、よりセキュリティ性を向上させることができる。
そして、情報記録媒体10の一部に光学情報記録部12を付与しておけば、情報記録媒体10の真偽認証をすることができる。
【0019】
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
例えば、光学的パターンは、バーコードパターンではなく、光学的に読み取り可能であれば、任意の画像であってもよい。
コード化補助情報は、前述した「論理和」に限らず、「論理積」でもよいし、バーコードの読出順序を示す「乱数」のようなものでもよし、また、単に、「何番目のコードを読む」等の方法でもよい。このコード化補助情報は、ICチップ14のメモリ内に格納されていてもよい。
【0020】
【発明の効果】
以上詳しく説明したように、本発明によれば、複数の光学情報から得られるデータを、コード化補助情報に従って、その都度コード化するようにしたので、従来のように、最終的に整列することによりコードを特定するのに比較して、コード化の手順が複雑になり、よりセキュリティ性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による情報記録媒体の実施形態を示す図である。
【図2】本発明による情報記録媒体の読取装置の実施形態を示すブロック図である。
【図3】本実施形態による情報記録媒体の読取装置のコード化の手順・方法を示す説明図である。
【符号の説明】
10 情報記録媒体
11 媒体基材
12 光学情報記録部
13 磁気テープ(コード化補助情報記録部)
14 IC
20 読取装置
21 光学センサ
22 磁気センサ
23 コード化部
R1,R2 搬送ローラ
G1,G2 ガイド板
Claims (4)
- 複数の光学情報を光学的に読取可能に記録した光学情報記録部と、
前記複数の光学情報をコード化する所定の手順及び/又は方法を含むコード化補助情報を記録するコード化補助情報記録部と、
を備える情報記録媒体。 - 複数の光学情報を読み取り、それらの光学情報をコード化する所定の手順及び/又は方法を含むコード化補助情報に従って、コード化すること、
を特徴とする情報記録媒体の読取方法。 - 請求項2に記載の情報記録媒体の読取方法において、
前記複数の光学情報を順次読み取るときに、前記各光学情報間に所定の手順及び/又は方法を持たせること、
を特徴とする情報記録媒体の読取方法。 - 請求項2に記載の情報記録媒体の読取方法において、
前記コード化補助情報を前記複数の光学情報の記録部以外の部分から予め入手し、
前記複数の光学情報を順次読み取るときに、前記コード化補助情報に従って、コード化を行なうこと、
を特徴とする情報記録媒体の読取方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002217579A JP2004062366A (ja) | 2002-07-26 | 2002-07-26 | 情報記録媒体及びその読取方法 |
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Cited By (1)
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CN108541702A (zh) * | 2018-05-30 | 2018-09-18 | 湖北华美阳光生物科技有限公司 | 一种带有编码信息芯片的玻化冻存杆 |
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2002
- 2002-07-26 JP JP2002217579A patent/JP2004062366A/ja active Pending
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