JP2004060925A - 貯湯システム - Google Patents
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Abstract
【課題】貯湯のエネルギー密度を大きくでき、貯湯タンクの小型化を図ることができる給湯や暖房用の貯湯システムを提供する。
【解決手段】貯湯タンク10から給湯管12が延び、浴槽や厨房等の給湯設備に連なっている。貯湯タンク10は、第1熱媒循環路21、中継熱交換器23、第2熱媒循環路22を順次介して床暖房パネル20(暖房設備)に接続されている。貯湯タンク10内の水は、水冷媒ヒートポンプ30(加温手段)の加温操作によって120℃の高温になっている。貯湯タンク10の内圧は、この120℃の水の蒸気圧より高圧になるように加圧されている。
【選択図】 図1
【解決手段】貯湯タンク10から給湯管12が延び、浴槽や厨房等の給湯設備に連なっている。貯湯タンク10は、第1熱媒循環路21、中継熱交換器23、第2熱媒循環路22を順次介して床暖房パネル20(暖房設備)に接続されている。貯湯タンク10内の水は、水冷媒ヒートポンプ30(加温手段)の加温操作によって120℃の高温になっている。貯湯タンク10の内圧は、この120℃の水の蒸気圧より高圧になるように加圧されている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、建物の暖房や給湯のための温水を貯える貯湯タンクを備えたシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のシステムでは、100℃未満の温水を貯湯タンクに貯えていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記の100℃未満の貯湯システムでは、特に冬季において暖房と給湯を同時に行なうような場合、エネルギーが不足してしまう。そのため、電力等の他のエネルギーで補う必要があった。また、貯湯タンクを大きくする必要があり、集合住宅等では設置スペースの確保が容易でなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、本発明に係る貯湯システムは、建物の暖房設備又は給湯設備等の温水利用設備に接続された貯湯タンクと、この貯湯タンクに熱的に接続され、貯湯タンクに貯えられる水を100℃以上に加温する加温手段とを備え、上記貯湯タンク内が、上記加温された水の蒸気圧より高圧になるように加圧されていることを特徴とする。これによって、貯湯のエネルギー密度を大きくすることができ、例えば冬季に暖房と給湯を同時に行なう場合でも十分に対応することができる。また、給湯時に貯湯タンクから汲み出す湯量が少なくて済み、貯湯タンクの小型化を図ることができる。これによって、集合住宅等でも設置スペースを容易に確保することができる。貯湯タンクには、市水路を接続して給水するようにすれば、市水路の圧力を貯湯タンク内に導入できる。これにより、所望水温が120℃程度であれば、水の蒸気圧より高圧にすることが可能である。勿論、貯湯タンク内を上記所望水温での水の蒸気圧より高圧に加圧するための専用の加圧手段を設けてもよい。
【0005】
本貯湯システムの望ましい態様は、水を冷媒とするヒートポンプを備えていることである。この水冷媒ヒートポンプは、冷媒用水を減圧膨張させる膨張手段と、蒸発させる蒸発手段と、圧縮させる圧縮手段と、凝縮させる凝縮手段とを有している。圧縮手段によって、凝縮手段が、貯湯タンクの所望水温(≧100℃)での水の蒸気圧より高圧になるように加圧されている。これにより、凝縮手段で凝縮した冷媒用水の温度が、貯湯タンクの所望水温以上になっている。この凝縮手段が、上記貯湯タンクに熱的に接続されてタンク内の水を所望温度まで加温することにより、上記加温手段として提供されている。更に、加温・貯湯されるべき水を凝縮手段に入れて冷媒用水と直接的に熱交換させ、これにより所望水温になった水を貯湯タンクに送ることが望ましい。上記水冷媒ヒートポンプの蒸発手段に熱源を熱的に接続し、この熱源で蒸発手段を加温して水の蒸気圧を高めるのが望ましい。上記熱源は、水以外の物質(例えばフロンや二酸化炭素等)を冷媒とする他のヒートポンプでもよく、燃料電池や太陽熱集熱器でもよい。
【0006】
上記貯湯タンクの水を100℃以上の所望温度まで加温する加温手段として、電気ヒーターや二酸化炭素を冷媒とするヒートポンプやフロンを冷媒とするヒートポンプを用いてもよい。
【0007】
貯湯タンクの温水熱を暖房設備に利用する場合には、貯湯タンクと暖房設備の間に中継熱交換器を設けるのが望ましい。そして、中継熱交換器と貯湯タンクとの間で無害な第1熱媒(例えば水)を循環させるとともに、中継熱交換器と暖房設備との間で暖房に一般的に用いられる第2熱媒(例えばエチレングリコールやプロピレングリコール等の不凍液)を循環させ、貯湯タンクの熱を、中継熱交換器を中継して暖房設備に受け渡す。これにより、エチレングリコール等の第2熱媒が貯湯タンク内に漏れるおそれを防止することができる。
【0008】
貯湯タンクと暖房設備との熱的接続構造として、上記中継熱交換器により第1、第2熱媒を分離する方式に代えて、単一の熱媒(上記第1熱媒でもよく第2熱媒でもよい)を用いることとし、貯湯タンクからの熱媒と暖房設備からの熱媒を合流させ、この合流路において熱交換を行なわせた後、熱媒を2手に分流し、一部を貯湯タンクへ送って採熱させ、残りを暖房設備へ送って放熱させるようにしてもよい。この場合、上記一部の(貯湯タンクを通る)熱媒の流量を、上記残りの(暖房設備を通る)熱媒の流量より小さくするのが望ましい。これによって、暖房設備への熱媒の温度が高すぎないように抑えることができる。さらに、上記一部の熱媒流量を可変に構成することにすれば、暖房出力を調節することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る住宅(建物)の給湯・暖房用貯湯システムS1を示したものである。システムS1は、貯湯タンク10と、この貯湯タンク10の温水熱を利用する床暖房パネル20(温水利用設備としての暖房設備)と、貯湯タンク10の加温手段としての水冷媒ヒートポンプ30と、この水冷媒ヒートポンプ30の熱源としてのフロンヒートポンプ40とを備えている。
【0010】
貯湯タンク10の下端部に、給水路(市水路)11が接続されている。この給水路11から貯湯タンク10内に市水が給湯用水として供給され、貯留されている。貯湯タンク10の下側部は、常温(約20℃)近くになっている。一方、貯湯タンク10の上側部の所望水温は、120℃に設定されている。なお、市水路としての給水路11の水圧は、絶対圧で通常250kPa以上になっている。これが減圧されることにより、貯湯タンク10の水圧は、例えば200kPa(絶対圧)になっている。また、後記圧縮機34等の加圧手段によって貯湯タンク10の水圧を確実に200kPaに維持することができる。この圧力は、水の上記所望温度(120℃)での蒸気圧(絶対圧196kPa)より大きい。
貯湯タンク10の上端部から給湯路12が延びている。この給湯路12が、図示しない浴槽や厨房などの給湯設備(温水利用設備)に連なっている。
【0011】
貯湯タンク10と床暖房パネル20との熱的接続構造について説明する。
貯湯タンク10と床暖房パネル20の間には、中継熱交換器23が設けられている。中継熱交換器23は、一対のコイル状の伝熱管23a,23bを有する対向流型熱交換器で構成されている。中継熱交換器23の一方の伝熱管23aの両端が貯湯タンク10の上側部に収容されたコイル状の採熱管24の両端にそれぞれ接続されることにより、第1熱媒循環路21が構成されている。この循環路21を水(無害な第1熱媒)が循環されるようになっている。また、中継熱交換器23の他方の伝熱管23bの両端が床暖房パネル20内の放熱管20aの両端にそれぞれ接続されることにより、第2熱媒循環路22が構成されている。この循環路22をエチレングリコール(暖房によく用いられる第2熱媒)が循環されるようになっている。
【0012】
次に、水冷媒ヒートポンプ30について説明する。
このヒートポンプ30は、水を冷媒とし、膨張弁31(膨張手段)と蒸発器32(蒸発手段)と圧縮機33(圧縮手段)と凝縮器34を順次環状に接続することによって構成されている。タンク状をなす蒸発器32及び凝縮器34には、それぞれ冷媒用水がほぼ満杯に貯えられている。凝縮器34の上端部から送出路39aが延び、膨張機31の一次ポートに連なっている。膨張機31の二次ポートから減圧路39bが延び、蒸発器32の下端部に連なっている。蒸発器32の上端部から吸込み路39cが延び、圧縮機33の吸込みポートに連なっている。圧縮機33の吐出ポートから吐出路39dが延び、凝縮器34の下端部に連なっている。
【0013】
凝縮器34に貯湯タンク10が熱的に接続されている。
詳述すると、貯湯タンク10の下側部から加温往路13が延び、凝縮器34の上端部に連なっている。加温往路13には、送水ポンプ15が設けられている。凝縮器34の下端部から加温復路14が延び、貯湯タンク10の上端部に連なっている。
【0014】
熱源としてのフロンヒートポンプ40は、フロンを冷媒とするヒートポンプであり、膨張弁41と蒸発器42と圧縮機43と凝縮器44を順次環状に接続することによって構成されている。フロンは、蒸発器42で蒸発して外気から採熱し、コイル管状の凝縮器44で凝縮して放熱するようになっている。この凝縮器44が、水冷媒ヒートポンプ30の蒸発器32に収容されて冷媒用水に漬けられることにより、蒸発器32と熱的に接続されている。
【0015】
上記のように構成された給湯・暖房用貯湯システムS1の動作を説明する。
水冷媒ヒートポンプ30の圧縮機33の駆動により、凝縮器34の上側部の水が送出路39aに送り出される。そして、膨張弁31で減圧された後、蒸発器32の下部に注入され、蒸発器32内の水と混ざり合う。
【0016】
蒸発器32には、フロンヒートポンプ40で汲み上げられた熱が供給されている。すなわち、フロンヒートポンプ40の圧縮機43の駆動により、フロンが、蒸発器42で蒸発して外気から採熱し、凝縮器44で凝縮する。この凝縮熱で水冷媒ヒートポンプ30の蒸発器32の水が例えば60℃程度まで加温され、その蒸気圧が高められる。これによって、蒸発器32から多量の蒸気が発生し、吸込み路39cを介して圧縮機33に吸込まれる。この圧縮機33において蒸気が200kPaまで加圧、圧縮される。圧縮後の蒸気は、吐出路39dを介して凝縮器34の下側部に注入され、凝縮器34内の水中を気泡となって上昇する。
【0017】
一方、送水ポンプ15の駆動により、貯湯タンク10の下側部の水が加温往路13を経て凝縮器34の上端部に注入され、凝縮器34の下端部から加温復路14を経て貯湯タンク10の上側部に戻される。この送水ポンプ15による流量は、圧縮機33による流量より相当に大きい。したがって、凝縮器34内では、水が上から下に向かって流れる。凝縮器34において、この下向きに流れる水中を上記吐出路39dからの気泡が上昇する過程で、気泡の水蒸気が凝縮する。この凝縮熱によって水が加温され、下に向かうにしたがって高温となる。凝縮器34内は上記圧縮機33の加圧によって200kPaになっているため、水の到達温度は100℃を越え、120℃まで加温することができる。この120℃の高温水が、加温復路14を経て貯湯タンク10の上側部に送られる。貯湯タンク10も上記給水路11や圧縮機33の加圧によって200kPa(120℃の水の蒸気圧(196kPa)より高圧)になっているため、水は沸騰することなく、120℃の液相のまま貯められることになる。
【0018】
上記貯湯タンク10の高温水を浴槽や厨房の給湯設備に供給する際は、給湯路12で取り出した高温水を混合栓で常温の市水と混ぜることにより適温にする。また、指し湯に使う場合は高温水をそのまま浴槽に流し込んでもよい。このとき、高温水が120℃もあるので、その使用量は少しでよい。例えば、39℃、200Lの湯に指し湯をして42℃にする場合、60℃の指し湯では33Lを必要とするのに対し、貯湯タンク10の120℃の指し湯では僅か7.7Lで済む。したがって、貯湯タンク10から汲み出す湯量が少なくて済み、貯湯タンク10の小型化を図ることができる。これによって、集合住宅等でも設置スペースを容易に確保することができる。加えて、給湯の最中でも更に暖房を行ない得るだけの十分な貯湯量を残すことができる。
【0019】
暖房の際は、第1熱媒循環路21、すなわち貯湯タンク10内の採熱管24と中継熱交換器23の伝熱管23aとの間で、第1熱媒の水を循環させる。併せて、第2熱媒循環路22、すなわち中継熱交換器23の伝熱管23bと床暖房パネル20の放熱管20aとの間で、第2熱媒のエチレングリコールを循環させる。これによって、第1熱媒の水が、採熱管24内において貯湯タンク10から採熱し、その熱を中継熱交換器23内において第2熱媒のエチレングリコールに受け渡す。このエチレングリコールが、床暖房パネル20の放熱管20aで放熱することにより床暖房を行なうことができる。
【0020】
このシステムS1によれば、例えば採熱管24が破損しても貯湯タンク10には無害な水が漏れるだけである。また、伝熱管23b及び放熱管20aを含む第2熱媒循環路22の配管が破損しても、第2熱媒のエチレングリコールが、貯湯タンク10ひいては給湯設備に混入されることはない。これによって、安全性を十分に確保することができる。
【0021】
次に、本発明の他の実施形態を説明する。以下の実施形態において、上記第1実施形態と重複する構成に関しては、図面に同一符号を付して説明を省略する。図2に示すように、第2実施形態に係る給湯・暖房用貯湯システムS2は、貯湯タンク10と床暖房パネル20との熱的接続構造が上記システムS1と異なっている。すなわち、システムS2では、中継熱交換器23が設けられていない。それに代えて、貯湯タンク10の採熱管24の両端と床暖房パネル20の放熱管20aの両端とを結ぶ2つの熱媒通路25,26が、バイパス通路27(合流路)によってバイパスされている。このバイパス通路27に熱媒流通ポンプ28が設けられている。このポンプ28の駆動によって、採熱管24の下流端と放熱管20aの下流端からそれぞれ熱媒通路25の両側に取り込まれた熱媒が、路25,27の接合部で合流してバイパス通路27に流れ込む。このバイパス通路27の通過中に、採熱管24からの熱媒と放熱管20aからの熱媒との熱交換がなされる。その後、熱媒が、路27,26の接合部において熱媒通路26の両側へ向けて2手に分流し、一部が、採熱管24へ流れて貯湯タンク10から採熱し、残りが、放熱管20aへ流れて床暖房パネル20で放熱することになる。
なお、この第2実施形態の熱媒は、上記第1実施形態の第1、第2熱媒の何れを用いてもよく、それ以外の物質を用いてもよい。
【0022】
バイパス通路27より貯湯タンク10側の熱媒通路26には、流量制御弁29が設けられている。この弁29によって、採熱管24を通る熱媒の流量が、放熱管20aを通る熱媒の流量より小さくなるように絞られている。これによって、放熱管20aを通る熱媒の温度が高すぎないように抑えることができる。また、弁29の流量調節によって、床暖房パネル20の温度を制御することができる。
【0023】
本発明は、上記実施形態に限定されず、種々の形態を採用可能である。
例えば、水冷媒ヒートポンプ30の凝縮器をコイル管状に構成して、貯湯タンク10内に収容することにしてもよい。そうすると、加温往復路13,14及び送水ポンプ15が不要となる。
水冷媒ヒートポンプ30の熱源として、フロンヒートポンプ40に代えて燃料電池や太陽熱集熱器等を用いてもよい。
貯湯タンク10内の水を100℃以上に加温する加温手段として、水冷媒ヒートポンプ30に代えて水以外の常温常圧で液相の物質を冷媒とするヒートポンプを用いてもよく、二酸化炭素やフロン等の常温常圧で気相の物質を冷媒とするヒートポンプを用いてもよく、更には電気ヒーターやガス燃焼装置を用いてもよい。
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、貯湯のエネルギー密度を大きくすることができ、例えば冬季に暖房と給湯を同時に行なう場合でも十分に対応することができる。また、給湯時に貯湯タンクから汲み出す湯量が少なくて済み、貯湯タンクの小型化を図ることができる。これによって、集合住宅等でも設置スペースを容易に確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る給湯・暖房用貯湯システムを示す概略構成図である。
【図2】本発明の第2実施形態に係る給湯・暖房用貯湯システムを示す概略構成図である。
【符号の説明】
S1,S2 給湯・暖房用貯湯システム
10 貯湯タンク
12 給湯設備(温水利用設備)への給湯管
20 床暖房パネル(暖房設備、温水利用設備)
30 水冷媒ヒートポンプ(加温手段)
【発明の属する技術分野】
この発明は、建物の暖房や給湯のための温水を貯える貯湯タンクを備えたシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のシステムでは、100℃未満の温水を貯湯タンクに貯えていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記の100℃未満の貯湯システムでは、特に冬季において暖房と給湯を同時に行なうような場合、エネルギーが不足してしまう。そのため、電力等の他のエネルギーで補う必要があった。また、貯湯タンクを大きくする必要があり、集合住宅等では設置スペースの確保が容易でなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、本発明に係る貯湯システムは、建物の暖房設備又は給湯設備等の温水利用設備に接続された貯湯タンクと、この貯湯タンクに熱的に接続され、貯湯タンクに貯えられる水を100℃以上に加温する加温手段とを備え、上記貯湯タンク内が、上記加温された水の蒸気圧より高圧になるように加圧されていることを特徴とする。これによって、貯湯のエネルギー密度を大きくすることができ、例えば冬季に暖房と給湯を同時に行なう場合でも十分に対応することができる。また、給湯時に貯湯タンクから汲み出す湯量が少なくて済み、貯湯タンクの小型化を図ることができる。これによって、集合住宅等でも設置スペースを容易に確保することができる。貯湯タンクには、市水路を接続して給水するようにすれば、市水路の圧力を貯湯タンク内に導入できる。これにより、所望水温が120℃程度であれば、水の蒸気圧より高圧にすることが可能である。勿論、貯湯タンク内を上記所望水温での水の蒸気圧より高圧に加圧するための専用の加圧手段を設けてもよい。
【0005】
本貯湯システムの望ましい態様は、水を冷媒とするヒートポンプを備えていることである。この水冷媒ヒートポンプは、冷媒用水を減圧膨張させる膨張手段と、蒸発させる蒸発手段と、圧縮させる圧縮手段と、凝縮させる凝縮手段とを有している。圧縮手段によって、凝縮手段が、貯湯タンクの所望水温(≧100℃)での水の蒸気圧より高圧になるように加圧されている。これにより、凝縮手段で凝縮した冷媒用水の温度が、貯湯タンクの所望水温以上になっている。この凝縮手段が、上記貯湯タンクに熱的に接続されてタンク内の水を所望温度まで加温することにより、上記加温手段として提供されている。更に、加温・貯湯されるべき水を凝縮手段に入れて冷媒用水と直接的に熱交換させ、これにより所望水温になった水を貯湯タンクに送ることが望ましい。上記水冷媒ヒートポンプの蒸発手段に熱源を熱的に接続し、この熱源で蒸発手段を加温して水の蒸気圧を高めるのが望ましい。上記熱源は、水以外の物質(例えばフロンや二酸化炭素等)を冷媒とする他のヒートポンプでもよく、燃料電池や太陽熱集熱器でもよい。
【0006】
上記貯湯タンクの水を100℃以上の所望温度まで加温する加温手段として、電気ヒーターや二酸化炭素を冷媒とするヒートポンプやフロンを冷媒とするヒートポンプを用いてもよい。
【0007】
貯湯タンクの温水熱を暖房設備に利用する場合には、貯湯タンクと暖房設備の間に中継熱交換器を設けるのが望ましい。そして、中継熱交換器と貯湯タンクとの間で無害な第1熱媒(例えば水)を循環させるとともに、中継熱交換器と暖房設備との間で暖房に一般的に用いられる第2熱媒(例えばエチレングリコールやプロピレングリコール等の不凍液)を循環させ、貯湯タンクの熱を、中継熱交換器を中継して暖房設備に受け渡す。これにより、エチレングリコール等の第2熱媒が貯湯タンク内に漏れるおそれを防止することができる。
【0008】
貯湯タンクと暖房設備との熱的接続構造として、上記中継熱交換器により第1、第2熱媒を分離する方式に代えて、単一の熱媒(上記第1熱媒でもよく第2熱媒でもよい)を用いることとし、貯湯タンクからの熱媒と暖房設備からの熱媒を合流させ、この合流路において熱交換を行なわせた後、熱媒を2手に分流し、一部を貯湯タンクへ送って採熱させ、残りを暖房設備へ送って放熱させるようにしてもよい。この場合、上記一部の(貯湯タンクを通る)熱媒の流量を、上記残りの(暖房設備を通る)熱媒の流量より小さくするのが望ましい。これによって、暖房設備への熱媒の温度が高すぎないように抑えることができる。さらに、上記一部の熱媒流量を可変に構成することにすれば、暖房出力を調節することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る住宅(建物)の給湯・暖房用貯湯システムS1を示したものである。システムS1は、貯湯タンク10と、この貯湯タンク10の温水熱を利用する床暖房パネル20(温水利用設備としての暖房設備)と、貯湯タンク10の加温手段としての水冷媒ヒートポンプ30と、この水冷媒ヒートポンプ30の熱源としてのフロンヒートポンプ40とを備えている。
【0010】
貯湯タンク10の下端部に、給水路(市水路)11が接続されている。この給水路11から貯湯タンク10内に市水が給湯用水として供給され、貯留されている。貯湯タンク10の下側部は、常温(約20℃)近くになっている。一方、貯湯タンク10の上側部の所望水温は、120℃に設定されている。なお、市水路としての給水路11の水圧は、絶対圧で通常250kPa以上になっている。これが減圧されることにより、貯湯タンク10の水圧は、例えば200kPa(絶対圧)になっている。また、後記圧縮機34等の加圧手段によって貯湯タンク10の水圧を確実に200kPaに維持することができる。この圧力は、水の上記所望温度(120℃)での蒸気圧(絶対圧196kPa)より大きい。
貯湯タンク10の上端部から給湯路12が延びている。この給湯路12が、図示しない浴槽や厨房などの給湯設備(温水利用設備)に連なっている。
【0011】
貯湯タンク10と床暖房パネル20との熱的接続構造について説明する。
貯湯タンク10と床暖房パネル20の間には、中継熱交換器23が設けられている。中継熱交換器23は、一対のコイル状の伝熱管23a,23bを有する対向流型熱交換器で構成されている。中継熱交換器23の一方の伝熱管23aの両端が貯湯タンク10の上側部に収容されたコイル状の採熱管24の両端にそれぞれ接続されることにより、第1熱媒循環路21が構成されている。この循環路21を水(無害な第1熱媒)が循環されるようになっている。また、中継熱交換器23の他方の伝熱管23bの両端が床暖房パネル20内の放熱管20aの両端にそれぞれ接続されることにより、第2熱媒循環路22が構成されている。この循環路22をエチレングリコール(暖房によく用いられる第2熱媒)が循環されるようになっている。
【0012】
次に、水冷媒ヒートポンプ30について説明する。
このヒートポンプ30は、水を冷媒とし、膨張弁31(膨張手段)と蒸発器32(蒸発手段)と圧縮機33(圧縮手段)と凝縮器34を順次環状に接続することによって構成されている。タンク状をなす蒸発器32及び凝縮器34には、それぞれ冷媒用水がほぼ満杯に貯えられている。凝縮器34の上端部から送出路39aが延び、膨張機31の一次ポートに連なっている。膨張機31の二次ポートから減圧路39bが延び、蒸発器32の下端部に連なっている。蒸発器32の上端部から吸込み路39cが延び、圧縮機33の吸込みポートに連なっている。圧縮機33の吐出ポートから吐出路39dが延び、凝縮器34の下端部に連なっている。
【0013】
凝縮器34に貯湯タンク10が熱的に接続されている。
詳述すると、貯湯タンク10の下側部から加温往路13が延び、凝縮器34の上端部に連なっている。加温往路13には、送水ポンプ15が設けられている。凝縮器34の下端部から加温復路14が延び、貯湯タンク10の上端部に連なっている。
【0014】
熱源としてのフロンヒートポンプ40は、フロンを冷媒とするヒートポンプであり、膨張弁41と蒸発器42と圧縮機43と凝縮器44を順次環状に接続することによって構成されている。フロンは、蒸発器42で蒸発して外気から採熱し、コイル管状の凝縮器44で凝縮して放熱するようになっている。この凝縮器44が、水冷媒ヒートポンプ30の蒸発器32に収容されて冷媒用水に漬けられることにより、蒸発器32と熱的に接続されている。
【0015】
上記のように構成された給湯・暖房用貯湯システムS1の動作を説明する。
水冷媒ヒートポンプ30の圧縮機33の駆動により、凝縮器34の上側部の水が送出路39aに送り出される。そして、膨張弁31で減圧された後、蒸発器32の下部に注入され、蒸発器32内の水と混ざり合う。
【0016】
蒸発器32には、フロンヒートポンプ40で汲み上げられた熱が供給されている。すなわち、フロンヒートポンプ40の圧縮機43の駆動により、フロンが、蒸発器42で蒸発して外気から採熱し、凝縮器44で凝縮する。この凝縮熱で水冷媒ヒートポンプ30の蒸発器32の水が例えば60℃程度まで加温され、その蒸気圧が高められる。これによって、蒸発器32から多量の蒸気が発生し、吸込み路39cを介して圧縮機33に吸込まれる。この圧縮機33において蒸気が200kPaまで加圧、圧縮される。圧縮後の蒸気は、吐出路39dを介して凝縮器34の下側部に注入され、凝縮器34内の水中を気泡となって上昇する。
【0017】
一方、送水ポンプ15の駆動により、貯湯タンク10の下側部の水が加温往路13を経て凝縮器34の上端部に注入され、凝縮器34の下端部から加温復路14を経て貯湯タンク10の上側部に戻される。この送水ポンプ15による流量は、圧縮機33による流量より相当に大きい。したがって、凝縮器34内では、水が上から下に向かって流れる。凝縮器34において、この下向きに流れる水中を上記吐出路39dからの気泡が上昇する過程で、気泡の水蒸気が凝縮する。この凝縮熱によって水が加温され、下に向かうにしたがって高温となる。凝縮器34内は上記圧縮機33の加圧によって200kPaになっているため、水の到達温度は100℃を越え、120℃まで加温することができる。この120℃の高温水が、加温復路14を経て貯湯タンク10の上側部に送られる。貯湯タンク10も上記給水路11や圧縮機33の加圧によって200kPa(120℃の水の蒸気圧(196kPa)より高圧)になっているため、水は沸騰することなく、120℃の液相のまま貯められることになる。
【0018】
上記貯湯タンク10の高温水を浴槽や厨房の給湯設備に供給する際は、給湯路12で取り出した高温水を混合栓で常温の市水と混ぜることにより適温にする。また、指し湯に使う場合は高温水をそのまま浴槽に流し込んでもよい。このとき、高温水が120℃もあるので、その使用量は少しでよい。例えば、39℃、200Lの湯に指し湯をして42℃にする場合、60℃の指し湯では33Lを必要とするのに対し、貯湯タンク10の120℃の指し湯では僅か7.7Lで済む。したがって、貯湯タンク10から汲み出す湯量が少なくて済み、貯湯タンク10の小型化を図ることができる。これによって、集合住宅等でも設置スペースを容易に確保することができる。加えて、給湯の最中でも更に暖房を行ない得るだけの十分な貯湯量を残すことができる。
【0019】
暖房の際は、第1熱媒循環路21、すなわち貯湯タンク10内の採熱管24と中継熱交換器23の伝熱管23aとの間で、第1熱媒の水を循環させる。併せて、第2熱媒循環路22、すなわち中継熱交換器23の伝熱管23bと床暖房パネル20の放熱管20aとの間で、第2熱媒のエチレングリコールを循環させる。これによって、第1熱媒の水が、採熱管24内において貯湯タンク10から採熱し、その熱を中継熱交換器23内において第2熱媒のエチレングリコールに受け渡す。このエチレングリコールが、床暖房パネル20の放熱管20aで放熱することにより床暖房を行なうことができる。
【0020】
このシステムS1によれば、例えば採熱管24が破損しても貯湯タンク10には無害な水が漏れるだけである。また、伝熱管23b及び放熱管20aを含む第2熱媒循環路22の配管が破損しても、第2熱媒のエチレングリコールが、貯湯タンク10ひいては給湯設備に混入されることはない。これによって、安全性を十分に確保することができる。
【0021】
次に、本発明の他の実施形態を説明する。以下の実施形態において、上記第1実施形態と重複する構成に関しては、図面に同一符号を付して説明を省略する。図2に示すように、第2実施形態に係る給湯・暖房用貯湯システムS2は、貯湯タンク10と床暖房パネル20との熱的接続構造が上記システムS1と異なっている。すなわち、システムS2では、中継熱交換器23が設けられていない。それに代えて、貯湯タンク10の採熱管24の両端と床暖房パネル20の放熱管20aの両端とを結ぶ2つの熱媒通路25,26が、バイパス通路27(合流路)によってバイパスされている。このバイパス通路27に熱媒流通ポンプ28が設けられている。このポンプ28の駆動によって、採熱管24の下流端と放熱管20aの下流端からそれぞれ熱媒通路25の両側に取り込まれた熱媒が、路25,27の接合部で合流してバイパス通路27に流れ込む。このバイパス通路27の通過中に、採熱管24からの熱媒と放熱管20aからの熱媒との熱交換がなされる。その後、熱媒が、路27,26の接合部において熱媒通路26の両側へ向けて2手に分流し、一部が、採熱管24へ流れて貯湯タンク10から採熱し、残りが、放熱管20aへ流れて床暖房パネル20で放熱することになる。
なお、この第2実施形態の熱媒は、上記第1実施形態の第1、第2熱媒の何れを用いてもよく、それ以外の物質を用いてもよい。
【0022】
バイパス通路27より貯湯タンク10側の熱媒通路26には、流量制御弁29が設けられている。この弁29によって、採熱管24を通る熱媒の流量が、放熱管20aを通る熱媒の流量より小さくなるように絞られている。これによって、放熱管20aを通る熱媒の温度が高すぎないように抑えることができる。また、弁29の流量調節によって、床暖房パネル20の温度を制御することができる。
【0023】
本発明は、上記実施形態に限定されず、種々の形態を採用可能である。
例えば、水冷媒ヒートポンプ30の凝縮器をコイル管状に構成して、貯湯タンク10内に収容することにしてもよい。そうすると、加温往復路13,14及び送水ポンプ15が不要となる。
水冷媒ヒートポンプ30の熱源として、フロンヒートポンプ40に代えて燃料電池や太陽熱集熱器等を用いてもよい。
貯湯タンク10内の水を100℃以上に加温する加温手段として、水冷媒ヒートポンプ30に代えて水以外の常温常圧で液相の物質を冷媒とするヒートポンプを用いてもよく、二酸化炭素やフロン等の常温常圧で気相の物質を冷媒とするヒートポンプを用いてもよく、更には電気ヒーターやガス燃焼装置を用いてもよい。
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、貯湯のエネルギー密度を大きくすることができ、例えば冬季に暖房と給湯を同時に行なう場合でも十分に対応することができる。また、給湯時に貯湯タンクから汲み出す湯量が少なくて済み、貯湯タンクの小型化を図ることができる。これによって、集合住宅等でも設置スペースを容易に確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る給湯・暖房用貯湯システムを示す概略構成図である。
【図2】本発明の第2実施形態に係る給湯・暖房用貯湯システムを示す概略構成図である。
【符号の説明】
S1,S2 給湯・暖房用貯湯システム
10 貯湯タンク
12 給湯設備(温水利用設備)への給湯管
20 床暖房パネル(暖房設備、温水利用設備)
30 水冷媒ヒートポンプ(加温手段)
Claims (1)
- 建物の暖房設備又は給湯設備等の温水利用設備に接続された貯湯タンクと、この貯湯タンクに熱的に接続され、貯湯タンクに貯えられる水を100℃以上に加温する加温手段とを備え、上記貯湯タンク内が、上記加温された水の蒸気圧より高圧になるように加圧されていることを特徴とする貯湯システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002216832A JP2004060925A (ja) | 2002-07-25 | 2002-07-25 | 貯湯システム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2002216832A JP2004060925A (ja) | 2002-07-25 | 2002-07-25 | 貯湯システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2004060925A true JP2004060925A (ja) | 2004-02-26 |
Family
ID=31938479
Family Applications (1)
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JP2002216832A Pending JP2004060925A (ja) | 2002-07-25 | 2002-07-25 | 貯湯システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2004060925A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011027299A (ja) * | 2009-07-23 | 2011-02-10 | Corona Corp | 貯湯式暖房装置 |
CN107436047A (zh) * | 2017-08-18 | 2017-12-05 | 浙江阳田农业科技股份有限公司 | 一种二氧化碳土热源热泵与太阳能复合系统及其换热方法 |
-
2002
- 2002-07-25 JP JP2002216832A patent/JP2004060925A/ja active Pending
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CN107436047A (zh) * | 2017-08-18 | 2017-12-05 | 浙江阳田农业科技股份有限公司 | 一种二氧化碳土热源热泵与太阳能复合系统及其换热方法 |
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