JP2004058582A - インクジェット記録ヘッド用基板、これを用いたインクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェット記録ヘッド用基板、これを用いたインクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録装置 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】コストの上昇や不具合を招来することなく、高速化に柔軟に対応することのできるインクジェットヘッド用基板を実現すること。
【解決手段】複数のヒータを備え、該ヒータは発生する熱エネルギーを利用してインクを吐出するインクジェット記録ヘッド用の基板であって、前記ヒータを駆動するための駆動回路と、シリアルに入力される前記ヒータを駆動するための画像データを保持し、所定数となると前記駆動回路にデータを供給するデータ転送回路と、を備え、前記データ転送回路は複数設けられており、各データ転送回路がシリアルに接続される形態と、それぞれ独立とされる形態のいずれかを選択する選択パターン部を有する。
【選択図】 図1
【解決手段】複数のヒータを備え、該ヒータは発生する熱エネルギーを利用してインクを吐出するインクジェット記録ヘッド用の基板であって、前記ヒータを駆動するための駆動回路と、シリアルに入力される前記ヒータを駆動するための画像データを保持し、所定数となると前記駆動回路にデータを供給するデータ転送回路と、を備え、前記データ転送回路は複数設けられており、各データ転送回路がシリアルに接続される形態と、それぞれ独立とされる形態のいずれかを選択する選択パターン部を有する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、発熱抵抗体が発生する熱エネルギーを利用してインクに気泡を生じさせ、この気泡の成長、収縮によりインクを吐出させて記録を行なうインクジェット記録装置、インクジェット記録ヘッド、これに用いられる基板に関する。
【0002】
【従来の技術】
インクジェット記録ヘッドとして種々の方式により吐出インク滴を形成するものが知られており、インクジェット記録装置はこの吐出インク滴を記録紙などの被記録媒体に付着させることによって記録が行なわれる。なかでも、吐出インク滴形成のためのエネルギーとして熱を利用するインクジェット記録ヘッドは、高密度のマルチノズル化を比較的容易に実現でき、高解像度、高画質で、また、高速な記録を可能とするものである。
【0003】
この種の熱エネルギーを利用してインクを吐出する方式の記録ヘッドの一つとして、熱エネルギーを発生するヒータが形成された面の略垂直情報にインク滴を吐出する、いわゆるサイドシューター型のインクジェット記録ヘッドが知られている。このタイプのインクジェット記録ヘッドでは、一般に吐出に伴うインク供給は上記ヒータが設けられた基板の裏側から、基板を貫通するインク供給口を介して行なわれる。
【0004】
図6は、インクジェット記録ヘッドの外観を示す斜視図である。
【0005】
基板805を貫通するインク供給口803を挟んだ両側の基板805上に、千鳥状に配置された複数のヒータ802が設けられている。また、これらの各ヒータ802のそれぞれに対応してインクを吐出するためのインク吐出口801やインク流路804を形成するための部材が基板805上に形成されている。
【0006】
図7は、ヒータ802を駆動するために基板805上に設けられる回路部品の配置状態を示す上面図である。
【0007】
複数のヒータ802を記録データに応じて選択的に駆動する駆動回路107と、データ転送回路A101およびデータ転送回路B102、そして、データ転送回路に入力されたデータを一時的に保持する保持回路A108と、保持回路B109とを備えている。基板805の端部には複数の外部接続端子105が設けられ、その中の2つは外部から供給される画像データをデータ転送回路A101およびデータ転送回路B102にそれぞれ供給するデータA端子104およびデータB端子103とされている。ヒータ802はインク供給口108を挟んで左右独立に設けられており、各ヒータ802を駆動するために個別に設けられた駆動回路107、データ転送回路A101、データ転送回路B102、保持回路A108、保持回路B109、データA端子104およびデータB端子103も左右独立に設けられている。
【0008】
近年、インクジェット記録装置は、高速化、低コスト化が求められている。
【0009】
高速化においては、記録を行なうためのデータの転送速度が支配的な要因であり、高速化の要求に応える技術として、データ転送のための入力端子を複数設けて高速記録に対応させることが提案されている。図7に示した例はこのような構成とされている例であり、データA端子104から入力された記録用のデータは、シフトレジスタにより構成されるデータ転送回路A101に入力され、保持回路A109に保持され、インク供給口106の片側、本例では図面右側の駆動回路107にデータを供給し、所定のヒータ802が発熱してインクが吐出されて記録が行なわれる。同様のことがデータB端子103およびデータ転送回路B102、保持回路B109を用いて行なわれ、図面左側のヒータ802による記録が同時に行なわれる。
【0010】
低コスト化の要求に応える技術としてはモノクロ記録の基板とカラー記録の基板の共通化を部分的に図ることによりコストを低減させるような低減がなされている。
【0011】
また、特許第3169932号には、サーマルヘッド駆動用集積回路において、前後二段に分かれたシフトレジスタの間にスイッチ手段を介在させ、両シフトレジスタの接続と分離を選択可能とし、高速印字が必要な場合には、前後二段のシフトレジスタを分離し、分離した2つのシフトレジスタの両方に同時にデータ信号を入力することとし、高速印字が必要でない場合には前後二段のシフトレジスタを内部的に接続し、寄生容量などによるデータ転送速度の低下を防止する提案がなされている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の技術のうち、シフトレジスタを二段としてスイッチ手段を設ける場合にはスイッチ手段の回路エリアが必要となり、基板が大型化してしまうという問題点がある。
【0013】
また、データ転送回路の入力端子を複数として高速記録に対応させる場合には、高速記録に対応することはできるものの、それほどのデータ転送速度を必要としない記録装置にとっては、接続箇所が増えることによってコストが上昇してしまうという問題点がある。
【0014】
上記の各問題点について、これらのスイッチ手段や、外部からの信号供給は基板外部で行なうこととすることも有効ではあるが、ノイズの影響を受けることや配線容量による遅延などの不具合が生じることが懸念される。
【0015】
本発明は上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、コストの上昇や不具合を招来することなく、高速化に柔軟に対応することのできるインクジェットヘッド用基板を実現することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明のインクジェット記録ヘッド用基板は、複数のヒータを備え、該ヒータは発生する熱エネルギーを利用してインクを吐出するインクジェット記録ヘッド用の基板であって、
前記ヒータを駆動するための駆動回路と、
前記ヒータを駆動するための画像データが入力されるデータ転送回路と、入力されたデータを保持する保持回路とを備え、
前記データ転送回路は複数設けられており、
各データ転送回路がシリアルに接続される形態と、それぞれ独立とされる形態のいずれかを選択する選択パターン部を有することを特徴とする。
【0017】
この場合、選択パターン部の接続は、ヒータにつながる電極層を用いることとしてもよい。
【0018】
また、基板識別マークが形成される層を有し、選択パターン部の接続は、基板識別マークを形成する層を用いることとしてもよい。
【0019】
また、前記データ転送回路の中の画像転送方向は折り返されていることとしてもよい。
【0020】
本発明のインクジェット記録ヘッドは、上記のいずれかのインクジェット記録ヘッド用基板を用いた。
【0021】
本発明のインクジェット記録装置は、上記のインクジェット記録ヘッドを用いた。
【0022】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
【0023】
図1は本発明によるインクジェット記録ヘッド用基板の構成を示す上面図、図2はその層構成を示す断面図である。
【0024】
複数のヒータ205を記録データに応じて選択的に駆動する駆動回路206と、データ転送回路A201およびデータ転送回路B202、保持回路A208および保持回路B209とを備えている。基板の端部には複数の外部接続端子204が設けられ、その中の2つは外部から供給される画像データをデータ転送回路A201およびデータ転送回路B202にそれぞれ供給するデータ端子とされている。ヒータ205はインク供給口207を挟んで左右独立に設けられており、各ヒータ205を駆動するために個別に設けられた駆動回路206、シフトレジスタで構成されるデータ転送回路A201、データ転送回路B202、ラッチ回路で構成される保持回路A208、保持回路A209、データ端子も左右独立に設けられている。
本実施例が図7に示した例と異なる点は、データ転送回路A201、データ転送回路B202が接続可能に構成されている点である。
【0025】
図1において、データ転送回路A201、データ転送回路B202のデータの転送方向は、外部接続端子204が設けられる基板端部から基板中心部に設けられたヒータ205の方向に進み、ある位置で折り返され、ヒータ205から基板端部側に進む構成とされている。データ転送回路A201の入力端子は外部接続端子204と接続され、データ転送回路B202の入力端子は、外部接続端子204と接続するか、データ転送回路A201の出力端子と接続するかを同じ層を形成する複数のマスクパターンを使用するマスクオプションで選択できる選択パターン203が形成されている。
【0026】
図1(b)には、データ転送回路A201とデータ転送回路B202がシリアルに接続された状態が示され、図1(a)にはデータ転送回路A201とデータ転送回路B202が切り離され、ヒータ205が独立に駆動される高速記録に適した状態が示されている。
【0027】
図1(b)に示されるようにインク供給口207の左右データ転送回路A201とデータ転送回路B202が直列に接続された場合には、データ端子から入力された記録用のデータは、シフトレジスタにより構成されるデータ転送回路A201およびデータ転送回路B202に入力され、次に入力されたデータは保持回路A208および保持回路A209に保持される。インク供給口106の両側の各駆動回路206がこのデータを受け取り、所定のヒータ205が発熱してインクが吐出されて記録が行なわれる。
【0028】
図1(a)に示されるようにインク供給口207の左右データ転送回路A201とデータ転送回路B202が独立とされた場合には、データから入力された記録用のデータは、データ転送回路A201に入力され、次に入力されたデータは保持回路A208に保持され、インク供給口207の片側、本実施例では図面右側の駆動回路206にデータを供給し、所定のヒータ205が発熱してインクが吐出されて記録が行なわれる。同様のことがデータ転送回路B201を用いて行なわれ、図面左側のヒータ205による記録が同時に行なわれる。
【0029】
転送されるデータは記録データ以外にも各ヒータを時分割に駆動するためのブロック選択信号を画像データの前や後ろにつけてデータであってもよい。
【0030】
本実施例において、マスクオプションによる選択は、基板を識別するマーク210やヒータを形成する層で行なわれることを特徴としている。これにより、新たにマスクを増やすことなく製品スペックにあったデータ転送回路とすることが可能となる。そして、図1(b)に示されるようにインク供給口207の左右データ転送回路A201とデータ転送回路B202を直列に接続した場合でも、左右のシフトレジスタ間の距離を短くすることができ、局所的な遅延が発生しないものとなっている。
【0031】
また、図1(a)に示されるようにインク供給口207の左右データ転送回路A201とデータ転送回路B202を独立に使用する際には、選択パターンが外部接続端子204の近傍にあることから、左右のシフトレジスタの転送速度に差がなく、均一にデータを転送することが可能となる。
【0032】
次に、本実施例の層構成について図2を参照して説明する。
【0033】
図2に示す断面図において、11はSi基板、12は酸化膜からなる蓄熱層、13がヒータを形成する発熱抵抗体層、14が発熱抵抗体につながるアルミなどからなる電極層、15,17は保護膜層、18は耐キャビテーション層を表す。
【0034】
ここで、データ転送速度を変更する場合というのは、、インクジェット記録装置が変更となる時であり、その際には、ヒータサイズや基板に形成する基板識別マークまたは識別番号、または識別名称を変更する必要がある。そこで、本実施例ではシフトレジスタの接続切換えパターンをヒータを形成するアルミ電極層14もしくは基板の識別記号を形成するパターンで形成することにより、工程を増やすことなくインクジェット記録装置に応じたデータ転送回路接続とすることができた。
【0035】
したがって、基板の大型化やコストアップを招来することなく、データ転送回路の入力と外部接続端子の間に選択パターンを配置することで、高速データ転送に対応した際にも左右のデータ転送回路の転送速度の差が出ないものとなっている。
【0036】
なお、以上説明した実施例においては、データ転送回路は2つ設けられるものとして説明したが、ヒータを分割駆動することとして、さらに多く設け、マスクオプションにより、これらを独立とするか、または、シリアルに接続するかを選択できるものとしてもよい。
【0037】
図3は、図1および図2に示したインクジェット記録ヘッド用基板を用いて作製されたインクジェット記録ヘッドの模式図である。
【0038】
図1および図2に示したインクジェット記録ヘッド用基板である素子基体52上には、電流が流れることで熱を発生し、その熱によって発生する気泡によって吐出口53からインクを吐出するための電気熱変換素子(ヒータ)41が複数列状に配されている。この電気熱変換素子のそれぞれには、配線電極54が設けられており、配線電極54の一端側は前述したスイッチング素子42に電気的に接続されている。電気熱変換体41に対向する位置に設けられた吐出口58へインクを供給するための流路55がそれぞれの吐出□53に対応して設けられている。これらの吐出口53および流路55を構成する壁が溝付き部材56に設けられており、これらの溝付き部材56を前述の素子基板52に接続することで流路65と複数の流路にインクを供給するための共通液室57が設けられている。
【0039】
図4は図1および図2に示したインクジェット記録ヘッド用基板である素子基板52を組み込んだインクジェットヘッドの構造を示すもので、枠体58に素子基体52が組み込まれている。この素子基体52上には図3に示した吐出口63や流路55を構成する部材56が取り付けられている。そして、装置側からの電気信号を受け取るためのコンタクトトパッド59が設けられており、フレキシブルプリント配線基板60を介して素子基体62に、装置本体の制御器から各種駆動信号となる電気信号が供給される。
【0040】
図5は本発明のインクジェットヘッドが適用されるインクジェット記録装置IJRAの概観図である。
【0041】
駆動モータ501aの正逆回転に連動して駆動力伝達ギア5011、5009を介して回転するリードスクリュー5005には螺旋溝5004が設けられている。この螺旋溝5004に対して係合するキャリッジHCはピン(不図示)を有し、矢印a、b方向に往復移動される。5002は紙押え板であり、キャリッジ移動方向にわたって紙を記録媒体搬送手段であるプラテン5000に対して押圧する。5007、5008はフォトカプラでキャリッジのレバー5006のこの域での存在を確認してモータ5013の回転方向切換等を行うためのホームポジション検知手段である。5O16は記録ヘッドの前面をキャップするキャップ部材5022を支持する部材で、5015はこのキャップ内を吸引する吸引手段でキャップ内開口5023を介して記録ヘッドの吸引回復を行う。5017はクリーニングプレードで、5019はこのクリーニングプレード5017を前後方向に移動可能にする部材であり、本体支持板5O18にこれらは支持されている。クリーニングプレード5017は、この形態でなく周知のクリーニングフレードが本例に適用できることはいうまでもない。又、5021は、吸引回復の吸引を開始するためのレバーで、キャリッジと係合するカム5020の移動に伴って移動し、駆動モータからの駆動力がクラッチ切換等の公知の伝達手段で移動制仰される。
【0042】
尚。本装置には画像信号や駆動制御信号などを素子基体52に供給するための電気回賂からなる制御器(不図示)を有している。
【0043】
【発明の効果】
本発明は以上説明したように構成されているので、以下に記載するような効果を奏する。
【0044】
配線層を変更するだけで、シリアルデータが複数入力可能な高速記録装置に対応した基板、もしくは、単一のシリアルデータのみが入力されるコスト重視の記録装置に対応した基板とすることができ、コストアップを抑えながら、記録装置に対応した基板とすることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるインクジェット記録ヘッド用基板の構成を示す上面図である。
【図2】図1に示したインクジェット記録ヘッド用基板の層構成を示す断面図である。
【図3】図1および図2に示したインクジェット記録ヘッド用基板を用いて作製されたインクジェット記録ヘッドの模式図である。
【図4】図1および図2に示したインクジェット記録ヘッド用基板である素子基板52を組み込んだインクジェットヘッドの構造を示す図である。
【図5】本発明のインクジェットヘッドが適用されるインクジェット記録装置IJRAの概観図である。
【図6】従来のインクジェット記録ヘッドの外観を示す斜視図である。
【図7】図6に示したヒータ802を駆動するために基板805上に設けられる回路部品の配置状態を示す上面図である。
【符号の説明】
201 データ転送回路A
202 データ転送回路B
203 選択パターン
204 外部接続端子
205 ヒータ
206 駆動回路
207 インク供給口
208 保持回路A
209 保持回路B
210 識別マーク
【発明の属する技術分野】
本発明は、発熱抵抗体が発生する熱エネルギーを利用してインクに気泡を生じさせ、この気泡の成長、収縮によりインクを吐出させて記録を行なうインクジェット記録装置、インクジェット記録ヘッド、これに用いられる基板に関する。
【0002】
【従来の技術】
インクジェット記録ヘッドとして種々の方式により吐出インク滴を形成するものが知られており、インクジェット記録装置はこの吐出インク滴を記録紙などの被記録媒体に付着させることによって記録が行なわれる。なかでも、吐出インク滴形成のためのエネルギーとして熱を利用するインクジェット記録ヘッドは、高密度のマルチノズル化を比較的容易に実現でき、高解像度、高画質で、また、高速な記録を可能とするものである。
【0003】
この種の熱エネルギーを利用してインクを吐出する方式の記録ヘッドの一つとして、熱エネルギーを発生するヒータが形成された面の略垂直情報にインク滴を吐出する、いわゆるサイドシューター型のインクジェット記録ヘッドが知られている。このタイプのインクジェット記録ヘッドでは、一般に吐出に伴うインク供給は上記ヒータが設けられた基板の裏側から、基板を貫通するインク供給口を介して行なわれる。
【0004】
図6は、インクジェット記録ヘッドの外観を示す斜視図である。
【0005】
基板805を貫通するインク供給口803を挟んだ両側の基板805上に、千鳥状に配置された複数のヒータ802が設けられている。また、これらの各ヒータ802のそれぞれに対応してインクを吐出するためのインク吐出口801やインク流路804を形成するための部材が基板805上に形成されている。
【0006】
図7は、ヒータ802を駆動するために基板805上に設けられる回路部品の配置状態を示す上面図である。
【0007】
複数のヒータ802を記録データに応じて選択的に駆動する駆動回路107と、データ転送回路A101およびデータ転送回路B102、そして、データ転送回路に入力されたデータを一時的に保持する保持回路A108と、保持回路B109とを備えている。基板805の端部には複数の外部接続端子105が設けられ、その中の2つは外部から供給される画像データをデータ転送回路A101およびデータ転送回路B102にそれぞれ供給するデータA端子104およびデータB端子103とされている。ヒータ802はインク供給口108を挟んで左右独立に設けられており、各ヒータ802を駆動するために個別に設けられた駆動回路107、データ転送回路A101、データ転送回路B102、保持回路A108、保持回路B109、データA端子104およびデータB端子103も左右独立に設けられている。
【0008】
近年、インクジェット記録装置は、高速化、低コスト化が求められている。
【0009】
高速化においては、記録を行なうためのデータの転送速度が支配的な要因であり、高速化の要求に応える技術として、データ転送のための入力端子を複数設けて高速記録に対応させることが提案されている。図7に示した例はこのような構成とされている例であり、データA端子104から入力された記録用のデータは、シフトレジスタにより構成されるデータ転送回路A101に入力され、保持回路A109に保持され、インク供給口106の片側、本例では図面右側の駆動回路107にデータを供給し、所定のヒータ802が発熱してインクが吐出されて記録が行なわれる。同様のことがデータB端子103およびデータ転送回路B102、保持回路B109を用いて行なわれ、図面左側のヒータ802による記録が同時に行なわれる。
【0010】
低コスト化の要求に応える技術としてはモノクロ記録の基板とカラー記録の基板の共通化を部分的に図ることによりコストを低減させるような低減がなされている。
【0011】
また、特許第3169932号には、サーマルヘッド駆動用集積回路において、前後二段に分かれたシフトレジスタの間にスイッチ手段を介在させ、両シフトレジスタの接続と分離を選択可能とし、高速印字が必要な場合には、前後二段のシフトレジスタを分離し、分離した2つのシフトレジスタの両方に同時にデータ信号を入力することとし、高速印字が必要でない場合には前後二段のシフトレジスタを内部的に接続し、寄生容量などによるデータ転送速度の低下を防止する提案がなされている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の技術のうち、シフトレジスタを二段としてスイッチ手段を設ける場合にはスイッチ手段の回路エリアが必要となり、基板が大型化してしまうという問題点がある。
【0013】
また、データ転送回路の入力端子を複数として高速記録に対応させる場合には、高速記録に対応することはできるものの、それほどのデータ転送速度を必要としない記録装置にとっては、接続箇所が増えることによってコストが上昇してしまうという問題点がある。
【0014】
上記の各問題点について、これらのスイッチ手段や、外部からの信号供給は基板外部で行なうこととすることも有効ではあるが、ノイズの影響を受けることや配線容量による遅延などの不具合が生じることが懸念される。
【0015】
本発明は上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、コストの上昇や不具合を招来することなく、高速化に柔軟に対応することのできるインクジェットヘッド用基板を実現することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明のインクジェット記録ヘッド用基板は、複数のヒータを備え、該ヒータは発生する熱エネルギーを利用してインクを吐出するインクジェット記録ヘッド用の基板であって、
前記ヒータを駆動するための駆動回路と、
前記ヒータを駆動するための画像データが入力されるデータ転送回路と、入力されたデータを保持する保持回路とを備え、
前記データ転送回路は複数設けられており、
各データ転送回路がシリアルに接続される形態と、それぞれ独立とされる形態のいずれかを選択する選択パターン部を有することを特徴とする。
【0017】
この場合、選択パターン部の接続は、ヒータにつながる電極層を用いることとしてもよい。
【0018】
また、基板識別マークが形成される層を有し、選択パターン部の接続は、基板識別マークを形成する層を用いることとしてもよい。
【0019】
また、前記データ転送回路の中の画像転送方向は折り返されていることとしてもよい。
【0020】
本発明のインクジェット記録ヘッドは、上記のいずれかのインクジェット記録ヘッド用基板を用いた。
【0021】
本発明のインクジェット記録装置は、上記のインクジェット記録ヘッドを用いた。
【0022】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
【0023】
図1は本発明によるインクジェット記録ヘッド用基板の構成を示す上面図、図2はその層構成を示す断面図である。
【0024】
複数のヒータ205を記録データに応じて選択的に駆動する駆動回路206と、データ転送回路A201およびデータ転送回路B202、保持回路A208および保持回路B209とを備えている。基板の端部には複数の外部接続端子204が設けられ、その中の2つは外部から供給される画像データをデータ転送回路A201およびデータ転送回路B202にそれぞれ供給するデータ端子とされている。ヒータ205はインク供給口207を挟んで左右独立に設けられており、各ヒータ205を駆動するために個別に設けられた駆動回路206、シフトレジスタで構成されるデータ転送回路A201、データ転送回路B202、ラッチ回路で構成される保持回路A208、保持回路A209、データ端子も左右独立に設けられている。
本実施例が図7に示した例と異なる点は、データ転送回路A201、データ転送回路B202が接続可能に構成されている点である。
【0025】
図1において、データ転送回路A201、データ転送回路B202のデータの転送方向は、外部接続端子204が設けられる基板端部から基板中心部に設けられたヒータ205の方向に進み、ある位置で折り返され、ヒータ205から基板端部側に進む構成とされている。データ転送回路A201の入力端子は外部接続端子204と接続され、データ転送回路B202の入力端子は、外部接続端子204と接続するか、データ転送回路A201の出力端子と接続するかを同じ層を形成する複数のマスクパターンを使用するマスクオプションで選択できる選択パターン203が形成されている。
【0026】
図1(b)には、データ転送回路A201とデータ転送回路B202がシリアルに接続された状態が示され、図1(a)にはデータ転送回路A201とデータ転送回路B202が切り離され、ヒータ205が独立に駆動される高速記録に適した状態が示されている。
【0027】
図1(b)に示されるようにインク供給口207の左右データ転送回路A201とデータ転送回路B202が直列に接続された場合には、データ端子から入力された記録用のデータは、シフトレジスタにより構成されるデータ転送回路A201およびデータ転送回路B202に入力され、次に入力されたデータは保持回路A208および保持回路A209に保持される。インク供給口106の両側の各駆動回路206がこのデータを受け取り、所定のヒータ205が発熱してインクが吐出されて記録が行なわれる。
【0028】
図1(a)に示されるようにインク供給口207の左右データ転送回路A201とデータ転送回路B202が独立とされた場合には、データから入力された記録用のデータは、データ転送回路A201に入力され、次に入力されたデータは保持回路A208に保持され、インク供給口207の片側、本実施例では図面右側の駆動回路206にデータを供給し、所定のヒータ205が発熱してインクが吐出されて記録が行なわれる。同様のことがデータ転送回路B201を用いて行なわれ、図面左側のヒータ205による記録が同時に行なわれる。
【0029】
転送されるデータは記録データ以外にも各ヒータを時分割に駆動するためのブロック選択信号を画像データの前や後ろにつけてデータであってもよい。
【0030】
本実施例において、マスクオプションによる選択は、基板を識別するマーク210やヒータを形成する層で行なわれることを特徴としている。これにより、新たにマスクを増やすことなく製品スペックにあったデータ転送回路とすることが可能となる。そして、図1(b)に示されるようにインク供給口207の左右データ転送回路A201とデータ転送回路B202を直列に接続した場合でも、左右のシフトレジスタ間の距離を短くすることができ、局所的な遅延が発生しないものとなっている。
【0031】
また、図1(a)に示されるようにインク供給口207の左右データ転送回路A201とデータ転送回路B202を独立に使用する際には、選択パターンが外部接続端子204の近傍にあることから、左右のシフトレジスタの転送速度に差がなく、均一にデータを転送することが可能となる。
【0032】
次に、本実施例の層構成について図2を参照して説明する。
【0033】
図2に示す断面図において、11はSi基板、12は酸化膜からなる蓄熱層、13がヒータを形成する発熱抵抗体層、14が発熱抵抗体につながるアルミなどからなる電極層、15,17は保護膜層、18は耐キャビテーション層を表す。
【0034】
ここで、データ転送速度を変更する場合というのは、、インクジェット記録装置が変更となる時であり、その際には、ヒータサイズや基板に形成する基板識別マークまたは識別番号、または識別名称を変更する必要がある。そこで、本実施例ではシフトレジスタの接続切換えパターンをヒータを形成するアルミ電極層14もしくは基板の識別記号を形成するパターンで形成することにより、工程を増やすことなくインクジェット記録装置に応じたデータ転送回路接続とすることができた。
【0035】
したがって、基板の大型化やコストアップを招来することなく、データ転送回路の入力と外部接続端子の間に選択パターンを配置することで、高速データ転送に対応した際にも左右のデータ転送回路の転送速度の差が出ないものとなっている。
【0036】
なお、以上説明した実施例においては、データ転送回路は2つ設けられるものとして説明したが、ヒータを分割駆動することとして、さらに多く設け、マスクオプションにより、これらを独立とするか、または、シリアルに接続するかを選択できるものとしてもよい。
【0037】
図3は、図1および図2に示したインクジェット記録ヘッド用基板を用いて作製されたインクジェット記録ヘッドの模式図である。
【0038】
図1および図2に示したインクジェット記録ヘッド用基板である素子基体52上には、電流が流れることで熱を発生し、その熱によって発生する気泡によって吐出口53からインクを吐出するための電気熱変換素子(ヒータ)41が複数列状に配されている。この電気熱変換素子のそれぞれには、配線電極54が設けられており、配線電極54の一端側は前述したスイッチング素子42に電気的に接続されている。電気熱変換体41に対向する位置に設けられた吐出口58へインクを供給するための流路55がそれぞれの吐出□53に対応して設けられている。これらの吐出口53および流路55を構成する壁が溝付き部材56に設けられており、これらの溝付き部材56を前述の素子基板52に接続することで流路65と複数の流路にインクを供給するための共通液室57が設けられている。
【0039】
図4は図1および図2に示したインクジェット記録ヘッド用基板である素子基板52を組み込んだインクジェットヘッドの構造を示すもので、枠体58に素子基体52が組み込まれている。この素子基体52上には図3に示した吐出口63や流路55を構成する部材56が取り付けられている。そして、装置側からの電気信号を受け取るためのコンタクトトパッド59が設けられており、フレキシブルプリント配線基板60を介して素子基体62に、装置本体の制御器から各種駆動信号となる電気信号が供給される。
【0040】
図5は本発明のインクジェットヘッドが適用されるインクジェット記録装置IJRAの概観図である。
【0041】
駆動モータ501aの正逆回転に連動して駆動力伝達ギア5011、5009を介して回転するリードスクリュー5005には螺旋溝5004が設けられている。この螺旋溝5004に対して係合するキャリッジHCはピン(不図示)を有し、矢印a、b方向に往復移動される。5002は紙押え板であり、キャリッジ移動方向にわたって紙を記録媒体搬送手段であるプラテン5000に対して押圧する。5007、5008はフォトカプラでキャリッジのレバー5006のこの域での存在を確認してモータ5013の回転方向切換等を行うためのホームポジション検知手段である。5O16は記録ヘッドの前面をキャップするキャップ部材5022を支持する部材で、5015はこのキャップ内を吸引する吸引手段でキャップ内開口5023を介して記録ヘッドの吸引回復を行う。5017はクリーニングプレードで、5019はこのクリーニングプレード5017を前後方向に移動可能にする部材であり、本体支持板5O18にこれらは支持されている。クリーニングプレード5017は、この形態でなく周知のクリーニングフレードが本例に適用できることはいうまでもない。又、5021は、吸引回復の吸引を開始するためのレバーで、キャリッジと係合するカム5020の移動に伴って移動し、駆動モータからの駆動力がクラッチ切換等の公知の伝達手段で移動制仰される。
【0042】
尚。本装置には画像信号や駆動制御信号などを素子基体52に供給するための電気回賂からなる制御器(不図示)を有している。
【0043】
【発明の効果】
本発明は以上説明したように構成されているので、以下に記載するような効果を奏する。
【0044】
配線層を変更するだけで、シリアルデータが複数入力可能な高速記録装置に対応した基板、もしくは、単一のシリアルデータのみが入力されるコスト重視の記録装置に対応した基板とすることができ、コストアップを抑えながら、記録装置に対応した基板とすることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるインクジェット記録ヘッド用基板の構成を示す上面図である。
【図2】図1に示したインクジェット記録ヘッド用基板の層構成を示す断面図である。
【図3】図1および図2に示したインクジェット記録ヘッド用基板を用いて作製されたインクジェット記録ヘッドの模式図である。
【図4】図1および図2に示したインクジェット記録ヘッド用基板である素子基板52を組み込んだインクジェットヘッドの構造を示す図である。
【図5】本発明のインクジェットヘッドが適用されるインクジェット記録装置IJRAの概観図である。
【図6】従来のインクジェット記録ヘッドの外観を示す斜視図である。
【図7】図6に示したヒータ802を駆動するために基板805上に設けられる回路部品の配置状態を示す上面図である。
【符号の説明】
201 データ転送回路A
202 データ転送回路B
203 選択パターン
204 外部接続端子
205 ヒータ
206 駆動回路
207 インク供給口
208 保持回路A
209 保持回路B
210 識別マーク
Claims (6)
- 複数のヒータを備え、該ヒータは発生する熱エネルギーを利用してインクを吐出するインクジェット記録ヘッド用の基板であって、
前記ヒータを駆動するための駆動回路と、
前記ヒータを駆動するための画像データが入力されるデータ転送回路と、入力されたデータを保持する保持回路とを備え、
前記データ転送回路は複数設けられており、
各データ転送回路がシリアルに接続される形態と、それぞれ独立とされる形態のいずれかを選択する選択パターン部を有することを特徴とするインクジェット記録ヘッド用基板。 - 請求項1記載のインクジェット記録ヘッド用基板において、
選択パターン部の接続は、ヒータにつながる電極層を用いることを特徴とするインクジェット記録ヘッド用基板。 - 請求項1記載のインクジェット記録ヘッド用基板において、
基板識別マークが形成される層を有し、選択パターン部の接続は、基板識別マークを形成する層を用いることを特徴とするインクジェット記録ヘッド用基板。 - 請求項1記載のインクジェット記録ヘッド用基板において、
前記データ転送回路の中の画像転送方向は折り返されていることを特徴とするインクジェット記録ヘッド用基板。 - 前記選択パターンによる選択が成された請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のインクジェット記録ヘッド用基板を用いたインクジェット記録ヘッド。
- 請求項5記載のインクジェット記録ヘッドを用いたインクジェット記録装置。
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JP2002222985A JP2004058582A (ja) | 2002-07-31 | 2002-07-31 | インクジェット記録ヘッド用基板、これを用いたインクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録装置 |
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- 2002-07-31 JP JP2002222985A patent/JP2004058582A/ja active Pending
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