JP2004057547A - 脱臭装置及びこれを用いた生ごみ処理機 - Google Patents

脱臭装置及びこれを用いた生ごみ処理機 Download PDF

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Abstract

【課題】脱臭装置において、フィン触媒の加熱効率を向上させ、ヒータの発熱量が小さくてもフィン表面の温度を高温に保つことができるようにすること。
【解決手段】円筒状ケース18内の略中央部に設けたヒータ11と、表面に触媒を担持した帯状の金属薄板をヒータ11の周囲に渦巻き状に形成したフィン触媒10と、円筒状ケース18の天面略中央部から外側に向けて設けた入口パイプ19と、円筒状ケース18の側面から外側に向けて設けた出口パイプ20とを備える脱臭装置とした。そして、フィン触媒10を渦巻き状に形成して円筒状ケース18の表面積を小さくしたため、円筒状ケース18表面からの放熱を少なくでき、フィン触媒10の加熱効率を向上させ、ヒータ11の発熱量が小さくてもフィン触媒10のフィン表面の温度を高温に保つことができるようになる。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は台所等で出る生ごみを処理する生ごみ処理機と、その脱臭装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の生ごみ処理機について図12を用いて説明する。1は生ごみ処理機本体、2は生ごみを収納するタンクで、ほぼ中央部に回転軸3、生ごみを攪拌する攪拌羽根4を備えている。タンク2の上部に生ごみを加熱する加熱手段5が配してある。加熱手段5は乾燥用ヒータ6及び、乾燥ファン7から構成され、熱風を生ごみに当てて生ごみの表面を加熱する。尚、乾燥ファン7は乾燥モータ8により回転駆動される。
【0003】
タンク2内には排気通路9が形成され、排気通路9内に金属パイプに帯状の金属薄板を螺旋状に巻回して形成し、その表面に触媒を担持してフィン触媒10を形成し、パイプ内にヒータ11を挿入して成る脱臭装置12が設置されている。タンク2の天面には吸気口13、排気通路9の後方には排気ファン14が設置されている。15は回転軸3を駆動する駆動モータ、16は制御装置である。
【0004】
上記構成において、生ごみ処理機本体1の運転(生ごみの加熱)と同時に脱臭装置12のヒータ11により螺旋状のフィン触媒10が加熱され、排気ファン14も作動すると、吸気口13から外気が吸引され、タンク2内の臭気を含む空気を脱臭装置12で脱臭し、排気口17より外部に排気する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記生ごみ処理機の脱臭装置12は螺旋状のフィン触媒10をヒータ11で加熱しているため、フィンの入口側と出口側で温度差が大きくなり、また、フィンの表面積を確保するためにはフィンの巻数を多くしなければならず、脱臭装置12の形状が長くなるものであった。そのため、加熱効率が悪く、フィン表面の温度を高温に保つためにはヒータ11の発熱量を大きくしなければならず、脱臭装置12の断熱も十分にしなければならず、加工コストが高いという課題があった。
【0006】
本発明は上記課題を解決するもので、フィン触媒10の加熱効率を向上させ、ヒータ11の発熱量が小さくてもフィン表面の温度を高温に保つことが出来、加工コストが安い脱臭装置及びこれを用いた生ごみ処理機の提供を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記従来の課題を解決するために、本発明の脱臭装置は、円筒状ケース内の略中央部に設けたヒータと、表面に触媒を担持した帯状の金属薄板を前記ヒータの周囲に渦巻き状に形成したフィン触媒と、前記円筒状ケースの天面略中央部から外側に向けて設けた入口パイプと、前記円筒状ケースの側面から外側に向けて設けた出口パイプとを備えたものである。これにより、フィン触媒を渦巻き状に形成して円筒状ケースの表面積を小さくし、円筒状ケース表面からの放熱を少なくでき、フィン触媒の加熱効率を向上させ、ヒータの発熱量が小さくてもフィン触媒のフィン表面の温度を高温に保つことができる、加工コストも下げた脱臭装置を提供できるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明は、円筒状ケース内の略中央部に設けたヒータと、表面に触媒を担持した帯状の金属薄板を前記ヒータの周囲に渦巻き状に形成したフィン触媒と、前記円筒状ケースの天面略中央部から外側に向けて設けた入口パイプと、前記円筒状ケースの側面から外側に向けて設けた出口パイプとを備えることにより、フィン触媒を渦巻き状に形成して円筒状ケースの表面積を小さくし、円筒状ケース表面からの放熱を少なくでき、フィン触媒の加熱効率を向上させ、ヒータの発熱量が小さくてもフィン触媒のフィン表面の温度を高温に保つことができる、加工コストも下げた脱臭装置を提供できる。
【0009】
請求項2に記載の発明は、円筒状ケースの略中央部に設けられ、表面に触媒を担持した帯状の金属薄板を渦巻き状に形成したフィン触媒と、前記円筒状ケースの天面略中央部から外側に向けて設けられた出口パイプと、前記円筒状ケースの側面から外側に向けて設けられた入口パイプとを備え、前記入口パイプ内の一部にヒータを設けることにより、ヒータを取付ける場所の自由度が増え、また、排気がケースの略中央部から出る構成により、排気部の放熱が少なく、フィン触媒の温度分布をより均一化することが出来、脱臭性能を向上させた脱臭装置を提供できる。
【0010】
請求項3に記載の発明は、特に、請求項1または2に記載のフィン触媒の表面に、突起を設けことにより、フィンの表面積を増やすことが出来、また、渦巻き状のフィンの通路を確保でき、フィン触媒の脱臭性能を向上させた脱臭装置を提供できる。
【0011】
請求項4に記載の発明は、特に、請求項1または2に記載の入口パイプの根元付近に、絞り部を設けることにより、ヒータ表面に当たる吸気の風速を高め、ヒータの熱をより有効に触媒フィンに伝えることが出来、フィンの温度が高められて脱臭性能を向上させた脱臭装置を提供できる。
【0012】
請求項5に記載の発明は、特に、請求項1に記載のフィン触媒の通路断面積を、外周に向かって大きくすることにより、脱臭装置に入った臭気を含む空気が加熱されて出口に向かって体積膨張する際の通路抵抗を小さくすることが出来、脱臭性能を向上させた脱臭装置を提供できる。
【0013】
請求項6に記載の発明は、特に、請求項1または2に記載の円筒状ケースの天面および/または底面の内側に、フィン触媒位置決め用の溝を形成することにより、フィン触媒が位置決め用の溝で固定され、臭気を含む空気がフィン触媒の通路から漏れることもなく、脱臭性能を長期間維持した脱臭装置を提供できる。
【0014】
請求項7に記載の発明は、特に、請求項1または2に記載のヒータを、略U字形状のシーズヒータとすることにより、セラッミックヒータのような高価なヒータの代わりに、より低価格のヒータを使うことが出来、コストを更に下げた脱臭装置を提供できる。
【0015】
請求項8に記載の発明は、特に、請求項1に記載の円筒状ケースの略中央部と入口パイプの一部とを貫通してヒータを設けることにより、セラッミックヒータのような小型で高価なヒータの代わりに、より低価格のヒータを使うことが出来、コストを更に下げた脱臭装置を提供できる。
【0016】
請求項9に記載の発明は、特に、請求項1または2に記載のヒータの数を、複数とすることにより、臭気の強度に応じてヒータの発熱量を切替えることが出来、脱臭性能を向上させた脱臭装置を提供できる。
【0017】
請求項10に記載の発明は、特に、請求項1または2に記載のヒータを、セラミックヒータとし、前記セラミックヒータのリード線接合部が空気に臨むように、前記リード線接合部を円筒状ケースの外側に設けることにより、ヒータのリード線接合部の温度を低減することが出来、耐久性を向上させた脱臭装置を提供できる。
【0018】
請求項11に記載の発明は、特に、請求項1または2に記載のヒータを、セラミックヒータとし、前記セラミックヒータのリード線接合部近傍に放熱フィンを設けることにより、ヒータのリード線接合部の温度を低減することが出来、耐久性を向上させた脱臭装置を提供できる。
【0019】
請求項12に記載の発明は、生ごみを収容するタンクと、生ごみを加熱する加熱部と、前記タンク内と排気通路を介して接続された、請求項1ないし11のいずれか1項記載の脱臭装置とを備えることにより、フィン触媒の加熱効率を向上させ、ヒータの発熱量が小さくてもフィン表面の温度を高温に保つことが出来、加工コストを下げた脱臭装置を備えた生ごみ処理機を提供できる。
【0020】
【実施例】
(実施例1)
以下、本発明の第一の実施例について添付図面をもとに説明する。なお、従来例と同一構成部品については同一符号を付して、その説明を省略する。
【0021】
図1〜図3において、排気通路9に設けられた脱臭装置12は、円筒状ケース18の中央部にヒータ11を設け、ヒータ11の周囲に金属薄板を渦巻き状に形成し、その表面に触媒を担持したフィン触媒10を設け、円筒状ケース18の中央部に入口パイプ19、前記円筒状ケース18の外周部に出口パイプ20を形成している。本実施例では、ヒータ11として、小型で高温で使えるセラッミクヒータを使用している。円筒状ケース18の外側にはケース断熱材21が取付けてある。
【0022】
上記の様な脱臭装置12を備えた生ごみ処理機において、生ごみ処理機本体1の運転(生ごみの加熱)と同時に脱臭装置12の触媒ヒータ11により渦巻き状のフィン触媒10が加熱され、排気ファン14も作動すると、吸気口13から外気が吸引され、タンク2内の臭気を含む空気を脱臭装置12で脱臭し、排気口17より外部に排気する。
【0023】
上記脱臭装置12では、円筒状ケース18の表面積が小さいためケース表面からの放熱が少なく、フィン触媒10の加熱効率が向上し、触媒ヒータ11の発熱量が小さくてもフィン表面の温度を高温に保つことが出来、コストも従来より下げることができるものである。
【0024】
(実施例2)
次に、本発明の第二の実施例について図4をもとに説明する。なお、従来例、実施例1と同一構成部品については同一符号を付して、その説明を省略する。
【0025】
図4において、脱臭装置12は、円筒状ケース18の中央部にヒータ11を設け、ヒータ11の周囲に金属薄板を渦巻き状に形成し、その表面に触媒を担持したフィン触媒10を設け、円筒状ケース18の中央部に入口パイプ19、前記パイプ円筒状ケース18の外周部に出口パイプ20を形成している。金属薄板の表面には多数の突起10aが設けられている。
【0026】
上記構成で、フィン触媒10の表面に多数の突起10aを設けることにより、フィンの表面積を増やすことが出来、また、渦巻き状のフィンの通路を確保することが出来る。タンク2内の臭気を含む空気が脱臭装置12に入り、フィン触媒10の間を流れる時、多数の突起10aによりフィンの表面積は増大しており、また、突起10aにより空気の流れが乱されるため、臭気を含む空気はフィン触媒10全面に広がるため、脱臭装置12の脱臭性能を向上させることができる。
【0027】
(実施例3)
次に、本発明の第三の実施例について図4をもとに説明する。なお、従来例、実施例1、実施例2と同一構成部品については同一符号を付して、その説明を省略する。図4において、脱臭装置12は、円筒状ケース18の中央部にヒータ11を設け、ヒータ11の周囲に金属薄板を渦巻き状に形成し、その表面に触媒を担持したフィン触媒10を設け、円筒状ケース18の中央部に入口パイプ19、前記パイプ円筒状ケース18の外周部に出口パイプ20を形成している。入口パイプ21の根元付近には絞り部22を設けている。タンク2内の臭気を含む空気が脱臭装置12に入り、フィン触媒10の間を流れる時、入口パイプ21の根元付近に設けた絞り部22によってヒータ11表面を流れる空気の流速が早まり、ヒータ11の熱をより有効に触媒フィン10に伝えることが出来、触媒フィン10の温度が高められて、脱臭装置12の脱臭性能を向上させることができる。
【0028】
(実施例4)
次に、本発明の第四の実施例について図4をもとに説明する。なお、従来例、実施例1〜実施例3と同一構成部品については同一符号を付して、その説明を省略する。
【0029】
図4において、脱臭装置12は、円筒状ケース18の中央部にヒータ11を設け、触媒ヒータ11の周囲に金属薄板を渦巻き状に形成し、その表面に触媒を担持したフィン触媒10を設け、円筒状ケース18の中央部に入口パイプ19、前記パイプ円筒状ケース18の外周部に出口パイプ20を形成している。渦巻き状のフィン触媒10の通路断面積は出口に向かって拡大している。タンク2内の臭気を含む空気が脱臭装置12に入り、フィン触媒10の間を流れる時、渦巻き状のフィン触媒10の通路断面積が出口に向かって拡大することにより、フィン触媒10の間を流れる臭気を含む空気が加熱されて出口に向かって体積膨張する際の通路抵抗を小さくすることが出来、脱臭装置12の脱臭性能を向上させることができる。
【0030】
これにより、ヒータ11の配置がし易くなり、フィン20表面の温度分布も均一化することができる。従って、脱臭性能を向上させることができる。
【0031】
(実施例5)
次に、本発明の第五の実施例について図5をもとに説明する。なお、従来例、実施例1〜実施例4と同一構成部品については同一符号を付して、その説明を省略する。図5において、脱臭装置12は、円筒状ケース18の中央部にヒータ11を設け、ヒータ11の周囲に金属薄板を渦巻き状に形成し、その表面に触媒を担持したフィン触媒10を設け、円筒状ケース18の中央部に入口パイプ19、前記円筒状ケース18の外周部に出口パイプ20を形成している。円筒状ケース18の上面と底面の各々内面にはフィン触媒10の位置決め用の溝23を形成した断熱材24が設けてある。円筒状ケース18の天面と底面の各々内側にフィン触媒10の位置決め用の溝23を形成することにより、フィン触媒10が上下の面で固定され、臭気を含む空気がフィン触媒10の通路から漏れることもなく、脱臭性能を長期間維持した脱臭装置を提供できる。
【0032】
(実施例6)
次に、本発明の第六の実施例について図6をもとに説明する。なお、従来例、実施例1〜実施例5と同一構成部品については同一符号を付して、その説明を省略する。
【0033】
図6において、脱臭装置12は、円筒状ケース18の中央部にヒータ11として略U字形状のシーズヒータを設け、ヒータ11の周囲に金属薄板を渦巻き状に形成し、その表面に触媒を担持したフィン触媒10を設け、円筒状ケース18の中央部に入口パイプ19、前記パイプ円筒状ケース18の外周部に出口パイプ20を形成している。円筒状ケース18の中央部に略U字形状のシーズヒータを設けることによりセラッミックヒータのような高価なヒータの代わりにより低価格のヒータを使うことが出来、コストを更に下げた脱臭装置を提供できる。
【0034】
(実施例7)
次に、本発明の第七の実施例について図7をもとに説明する。なお、従来例、実施例1〜実施例6と同一構成部品については同一符号を付して、その説明を省略する。
【0035】
図7において、円筒状ケース18の中央部にヒータ11としてシーズヒータを入口パイプ19の一部を貫通して設け、ヒータ11の周囲に金属薄板を渦巻き状に形成し、その表面に触媒を担持したフィン触媒10を設け、円筒状ケース18の中央部に入口パイプ19、前記円筒状ケース18の外周部に出口パイプ20を形成している。円筒状ケース18の中央部と入口パイプ19の一部を貫通してシーズヒータを設けることによって、セラッミックヒータのような小型で高価なヒータの代わりに、より低価格のヒータを使うことが出来、コストを更に下げた脱臭装置を提供できる。
【0036】
(実施例8)
次に、本発明の第八の実施例について図8をもとに説明する。なお、従来例、実施例1〜実施例7と同一構成部品については同一符号を付して、その説明を省略する。図8において、脱臭装置12は、円筒状ケース18の中央部に複数のヒータ11を設け、ヒータ11の周囲に金属薄板を渦巻き状に形成し、その表面に触媒を担持したフィン触媒10を設け、円筒状ケース18の中央部に入口パイプ19、前記円筒状ケース18の外周部に出口パイプ20を形成している。円筒状ケース18の中央部に複数のヒータ11を設けることにより、臭気の強度に応じてヒータ11の発熱量を切替えることが出来、脱臭性能を向上させた脱臭装置を提供できる。
【0037】
(実施例9)
次に、本発明の第九の実施例について図9をもとに説明する。なお、従来例、実施例1〜実施例8と同一構成部品については同一符号を付して、その説明を省略する。図9において、円筒状ケース18の外周部に入口パイプ19、円筒状ケース18の中央部に出口パイプ20を形成し、入口パイプ19内の一部にヒータ11を設け、円筒状ケース18内に金属薄板を渦巻き状に形成し、その表面に触媒を担持したフィン触媒10を設けている。円筒状ケース18の外周部に入口パイプ19、円筒状ケース18の中央部に出口パイプ20を形成し、入口パイプ19内の一部にヒータ11を設けることにより、ヒータを取付ける場所の自由度が増え、また、排気がケースの中央部から出る構成により、排気部の放熱が少なく、フィン触媒の温度分布をより均一化することが出来、脱臭性能を向上させた脱臭装置を提供できる。
【0038】
(実施例10)
次に、本発明の第十の実施例について図10をもとに説明する。なお、従来例、実施例1〜実施例9と同一構成部品については同一符号を付して、その説明を省略する。
【0039】
図10において、脱臭装置12は、円筒状ケース18の中央部にヒータとしてセラミックヒータ11を設け、セラミックヒータ11の周囲に金属薄板を渦巻き状に形成し、その表面に触媒を担持したフィン触媒10を設け、円筒状ケース18の中央部に入口パイプ19、円筒状ケース18の外周部に出口パイプ20を形成している。セラミックヒータ11のリード線接合部11aは円筒状ケース18の底面から外部に出て、空気に臨む状態に構成されている。円筒状ケース18の中央部にセラミックヒータ11を設け、セラミックヒータ11のリード線接合部11aが空気に臨む状態に構成にすることにより、ヒータのリード線接合部11aの温度を低減することが出来、リード線接合部11aの抵抗値の変化や剥離もなく、耐久性を向上させた脱臭装置を提供できる。
【0040】
(実施例11)
次に、本発明の第十一の実施例について図11をもとに説明する。なお、従来例、実施例1〜実施例10と同一構成部品については同一符号を付して、その説明を省略する。
【0041】
図11において、脱臭装置12は、円筒状ケース18の中央部にヒータとしてセラミックヒータ11を設け、セラミックヒータ11の周囲に金属薄板を渦巻き状に形成し、その表面に触媒を担持したフィン触媒10を設け、円筒状ケース18の中央部に入口パイプ19、前記パイプ円筒状ケース18の外周部に出口パイプ20を形成している。セラミックヒータ11のリード線接合部11aは円筒状ケース18の底面から外部に出て、空気に臨む状態に構成され、リード線接合部11a近傍に放熱フィン11bを設けている。セラミックヒータ11のリード線接合部11aは円筒状ケース18の底面から外部に出て、空気に臨む状態に構成され、リード線接合部11a近傍に放熱フィン11bを設けることにより、ヒータのリード線接合部11aの温度を低減することが出来、リード線接合部11aの抵抗値の変化や剥離もなく、耐久性を向上させた脱臭装置を提供できる。
【0042】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、フィン触媒を渦巻き状に形成して円筒状ケースの表面積を小さくしたため、円筒状ケース表面からの放熱を少なくでき、フィン触媒の加熱効率を向上させ、ヒータの発熱量が小さくてもフィン触媒のフィン表面の温度を高温に保つことができる脱臭装置を提供できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における生ごみ処理機の断面図
【図2】同実施例1の生ごみ処理機における脱臭装置の断面図
【図3】同実施例1の生ごみ処理機における脱臭装置の分解斜視図
【図4】本発明の実施例2〜4における生ごみ処理機の脱臭装置の断面図
【図5】本発明の実施例5における生ごみ処理機の脱臭装置の断面図
【図6】本発明の実施例6における生ごみ処理機の脱臭装置の分解斜視図
【図7】本発明の実施例7における生ごみ処理機の脱臭装置の断面図
【図8】本発明の実施例8における生ごみ処理機の脱臭装置の断面図
【図9】本発明の実施例9における生ごみ処理機の脱臭装置の断面図
【図10】本発明の実施例10における生ごみ処理機の脱臭装置の断面図
【図11】本発明の実施例11における生ごみ処理機の脱臭装置の断面図
【図12】従来の生ごみ処理機の断面図
【符号の説明】
10 フィン触媒
10a 突起
11 ヒータ
11a リード線接合部
11b 放熱フィン
18 ケース
19 入口パイプ
20 出口パイプ
22 絞り部
23 溝

Claims (12)

  1. 円筒状ケース内の略中央部に設けたヒータと、表面に触媒を担持した帯状の金属薄板を前記ヒータの周囲に渦巻き状に形成したフィン触媒と、前記円筒状ケースの天面略中央部から外側に向けて設けた入口パイプと、前記円筒状ケースの側面から外側に向けて設けた出口パイプとを備えた脱臭装置。
  2. 円筒状ケースの略中央部に設けられ、表面に触媒を担持した帯状の金属薄板を渦巻き状に形成したフィン触媒と、前記円筒状ケースの天面略中央部から外側に向けて設けられた出口パイプと、前記円筒状ケースの側面から外側に向けて設けられた入口パイプとを備え、前記入口パイプ内の一部にヒータを設けた脱臭装置。
  3. フィン触媒の表面に突起を設けた請求項1または2記載の脱臭装置。
  4. 入口パイプの根元付近に絞り部を設けた請求項1または2記載の脱臭装置。
  5. フィン触媒の通路断面積を外周に向かって大きくした請求項1記載の脱臭装置。
  6. 円筒状ケースの天面および/または底面の内側に、フィン触媒位置決め用の溝を形成した請求項1または2記載の脱臭装置。
  7. ヒータを略U字形状のシーズヒータとした請求項1または2記載の脱臭装置。
  8. 円筒状ケースの略中央部と入口パイプの一部とを貫通してヒータを設けた請求項1記載の脱臭装置。
  9. ヒータの数を複数とした請求項1または2記載の脱臭装置。
  10. ヒータはセラミックヒータとし、前記セラミックヒータのリード線接合部が空気に臨むように、前記リード線接合部を円筒状ケースの外側に設けた請求項1または2記載の脱臭装置。
  11. ヒータはセラミックヒータとし、前記セラミックヒータのリード線接合部の近傍に放熱フィンを設けた請求項1または2記載の脱臭装置。
  12. 生ごみを収容するタンクと、生ごみを加熱する加熱部と、前記タンク内と排気通路を介して接続された、請求項1ないし11のいずれか1項記載の脱臭装置とを備えた生ごみ処理機。
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