JP2004053856A - 光走査装置 - Google Patents

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Katsuhito Komoda
菰田 勝仁
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Abstract

【課題】本発明は、電子写真式印刷装置の走査光が複数本であっても、印刷開始位置を正確に把握することが可能な光走査装置を提供することを課題とする。
【解決手段】複数本のレーザ光を用いて感光体を走査する光走査装置を用いた電子写真方式を用いた印刷装置において、前記複数本の各レーザ光を検知するレーザ光検知部材と、該レーザ光検知部材上に実装される放射検出器に照射する為の反射ミラーとを有し、該反射ミラーは、前記複数本のレーザ光のうち任意の1本を前記放射検出器に照射可能な特性を有する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数本のレーザ光を用いて感光体を走査する光走査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は、従来の光走査装置の一例を示す概念図である。光源101から放射されたレーザ光は、レンズ102を通して回転多面体103に照射され回転多面体103の回転により、非球面レンズ104を透過して反射ミラ−405、及び、感光体106に走査される。また、平面鏡を用いた反射ミラー405に走査されたレーザ光は、レーザ光検知部材107に実装されている図示されない放射検出器に走査される。レーザ光検知部材107の役割は、水平同期信号の生成、すなわち、レーザ光を感光体上で走査する際に、どの位置から印字データを走査させるかを決めることにある。
【0003】
上記機能を達成するために利用される一般的な検出手段を図5に示す。レーザ光検知部材107上に実装されている放射検出器201に走査光111が照射されると、放射検出器の光電効果により光電流202が発生する。この光電流202を抵抗203にて電圧に変換し、増幅器204にて増幅することで図6のような波形を得ることができる。本波形は、後段の波形整形回路205にて波形整形後、バッファ回路206を通して前述した水平同期信号として印刷制御装置へ出力する構成である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
一方、高解像度化、あるいは、印刷速度の高速化への要求が高まるにつれて、一度に走査する走査光の本数は複数本となる場合が多々見られる。走査光が複数になることは、レーザ光検知部材107への走査光が複数本になることであり、また、各々の走査光に対して水平同期信号を出力することが必要となる。しかしながら、図4のように反射ミラーに平面鏡を用いると、入射角と反射角が等しい特性を有することから、図7のように放射検出器201に対し複数本の走査光が時系列的に且つ同時に照射される。よって、例えば走査光が2本の場合、増幅器204にて図8のように累積した電圧波形が得られるが、図5の従来の回路では波形整形回路205における閾値が予め設定された値に固定されている為、各々の走査光111、112に対して水平同期信号を出力できず、各走査光間の印刷開始位置の同期が取れないという問題が発生する。
【0005】
この問題を打開するには、複数本のレーザ光のうち、任意の1本の走査光のみを放射検出器201に照射することである。その一般的な手法は、図9のように放射検出器201の前面にL<Dなるスリット901を設け、物理的に一本の走査光のみを照射することである。この手法により、図3のように各走査光に対する出力パルスを発生させ、従来の走査光検知手段(図6)を用いて各走査光に対する水平同期信号の生成を可能にしていた。
【0006】
しかし本手法では、スリット901の取り付け方や、走査開始位置の調整方法によって任意の走査光が放射検出器を照射した時に、放射検出器201の反射光がスリットの内側に反射し、再度放射検出器201に照射される現象が発生する場合がある。本現象が発生すると、走査光量によって左右される放射検出器201の出力電圧に影響を与え、増幅器204の出力波形は図10のような変位点をもつ信号波形となる。この変位点に波形整形回路205の閾値電圧が作用すると、図10に示すような水平同期信号が結果として得られ、正確な走査開始位置を把握することが出来なくなる。
【0007】
本発明の目的は、走査光が複数本であっても水平同期信号を各走査光に対し出力可能とするスリットを用いずに、各走査光に対する印刷開始位置を正確に把握することが可能な光走査装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、複数本のレーザ光を用いて感光体を走査する光走査装置において、放射検出器に対し任意の1本のレーザ光のみを照射可能とする反射ミラーを用いることにより達成される。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施例を図1、図2、図3を用いて説明する。図1は本発明となる光走査装置の概念図、図2はレーザ光検知部材の一実施例を示す動作回路のブロック図、図3は本実施例により得られる増幅器204の出力波形を示す。本実施例においては放射検出器201にホトダイオードを使用し、2本の走査光111、112を照射する場合の制御を例として説明する。
【0010】
まず、ホトダイオード201に1本目の走査光111が反射ミラー105による反射光が照射されると、ホトダイオード201の光電効果によって光電流202が発生する。この光電流202は、電流電圧変換抵抗203にて電圧に変換される。この変換された電圧は、増幅器204にて増幅され、波形整形回路205を通してバッファ回路206に出力される。1本目の走査光111は、反射ミラー105を走査するが、ここで用いる反射ミラーは、2本目の走査光112が反射ミラー105に照射開始される前に1本目の走査光111がホトダイオード201の照射が終了し、113の位置に移動可能な特性を有する、例えば非球面鏡である。従って、ホトダイオード201に2本目の走査光112が照射される前に図3のように増幅器204の出力電圧は初期状態に戻ることができる為、図8のような増幅器204の出力電圧が累積することはない。これにより、1本目の走査光111に対する水平同期信号を得ることができる。次に、2本目の走査光112が照射されると、1本目の走査光111の場合と同様にして、走査光112に対する水平同期信号を得ることができる。
【0011】
よって、走査光が複数本であっても、放射検出器201の前面にスリットを用いずとも水平同期信号を各々の走査光に対し出力することが可能である。また、本例においては走査光を2本としたが、走査光がそれ以上に増えたとしても同様にして水平同期信号の生成が可能であることは、言うまでもない。
【0012】
【発明の効果】
以上述べた様に本発明によれば、走査光が複数本であっても水平同期信号を各走査光に対し出力し、各走査光に対する印刷開始位置を正確に把握することが可能な光走査装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す光走査装置の概念図。
【図2】本発明の一実施例を示すレーザ光検知回路ブロック図。
【図3】本発明の一実施例を示す図2における増幅器の出力波形図。
【図4】従来例における光走査装置の概念図
【図5】従来例におけるレーザ光検知回路ブロック図。
【図6】図5における増幅器の出力波形図。
【図7】従来例の単一走査光用光走査装置を用いて複数本の走査光を放射検出器に照射した場合の説明図。
【図8】従来例の単一走査光用光走査装置を用いて複数本の走査光を放射検出器に照射した場合の増幅器の出力波形図。
【図9】従来例の複数本の走査光を放射検出器に照射する際の走査光路図。
【図10】図9における放射検出器の信号波形図。
【符号の説明】
105・・・反射ミラー、107・・・レーザ光検知部材、111・・・1本目の走査光、112・・・2本目の走査光。

Claims (1)

  1. 複数本のレーザ光を用いて感光体を走査する光走査装置を用いた電子写真方式を用いた印刷装置において、前記複数本の各レーザ光を検知するレーザ光検知部材と、該レーザ光検知部材上に実装される放射検出器に照射する為の反射ミラーとを有し、該反射ミラーは、前記複数本のレーザ光のうち任意の1本を前記放射検出器に照射可能な特性を有することを特徴とする光走査装置。
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