JP2004053755A - 音楽配信システム、楽曲データ入出力装置、音楽配信方法、音楽配信プログラムおよび音楽配信プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】双方向で音楽を配信し、かつ、ユーザが入力した検索条件に基づき、嗜好する楽曲を複数選択し、送信することによって、ユーザが、任意のジャンルまたは作曲者、もしくは任意のアーティストに関する楽曲群(複数の楽曲)を聞きたいといった曖昧な曲選択を行った場合にも対応可能とする。
【解決手段】音楽サーバ1は、楽曲に関するデータおよび分類を示すデータからなるデータベース群1aを多数蓄積しており、任意の楽曲データ入出力装置(例えば31)よりユーザによって検索条件が指定されたとき、前記データベース群1aから、指定された検索条件に該当する分類に関連付けられている全ての楽曲からなる楽曲群の検索を行い、検索した楽曲群のデータを通信ネットワーク4を介して楽曲データ入出力装置31に送信する。
【選択図】 図1
【解決手段】音楽サーバ1は、楽曲に関するデータおよび分類を示すデータからなるデータベース群1aを多数蓄積しており、任意の楽曲データ入出力装置(例えば31)よりユーザによって検索条件が指定されたとき、前記データベース群1aから、指定された検索条件に該当する分類に関連付けられている全ての楽曲からなる楽曲群の検索を行い、検索した楽曲群のデータを通信ネットワーク4を介して楽曲データ入出力装置31に送信する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ユーザが任意のジャンル・年代・作詞家・作曲家等の情報を基に楽曲群を鑑賞したい場合やユーザの気分に合う楽曲群を鑑賞したい場合に、キーワード(検索条件)を入力することによって該当する楽曲を抽出し、配信するとともに、配信に伴う課金処理も行う音楽配信システム、楽曲データ入出力装置、音楽配信方法、音楽配信プログラムおよび音楽配信プログラムを記録した記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の音楽配信システム、即ち、有線放送等に見られる音楽配信システムでは、ジャンル別にチャンネルを設定し、楽曲を放送している。また、ユーザが任意の楽曲を聞きたい場合には電話でリクエストするといった形態をとっている。さらに、課金に関しては、ユーザが定額料金を支払うことで、提供者は利益を得ていた。
【0003】
一方、インターネットの分野では、ユーザが検索エンジン等を用いて曲を検索し、インターネットに接続された通信端末等に一曲ずつ曲をダウンロードすることにより任意の楽曲を入手しており、課金に関しては、ダウンロードされた曲のみに対して行われていた。
【0004】
従来の音楽配信システムの一例として、特開2001−175269号公報に開示されている音楽配信システムがある。この音楽配信システムでは、楽曲全体を複数の断片に分割し、これらの断片を、断片にアクセスするためのURL(Uniform Resource Locator)またはアドレス情報等とともにサーバに保管しておき、ユーザが入力したURLまたはアドレス情報に基づき、ユーザが指定した楽曲の断片をプレーヤーに向けてダウンロードするといった手順で音楽配信を行っている。
【0005】
また、従来の音楽配信システムの他の例として、特開2001−125906号公報に開示されている情報処理装置がある。この情報処理装置は、楽曲演奏時間、曲目および演奏者等を示すデータをユーザに送信することにより、楽曲演奏時間に基づき記録に要する容量を予め知らせて、効率よく記憶媒体に楽曲を記録するといったものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した有線放送等に見られる音楽配信システムは、片方向の音楽配信にすぎず、さらに、ユーザがあるチャンネルを選ぶことでのみ、嗜好する楽曲を聞くといったものである。また、リクエストに基づく曲提供についても、ユーザは楽曲が放送される時間を指定できないため、リクエストした曲が放送されるまで待たなければならないといった問題があった。
【0007】
一方、インターネットでの楽曲配信においては、ジャンルやアーティスト名に基づき抽出された複数の楽曲を連続演奏することが困難であるといった問題があった。この問題は、前述した特開2001−175269号公報に開示されている音楽配信システムおよび特開2001−125906号公報に開示されている情報処理装置においても、同様に生じていた問題であった。
【0008】
本発明はこのような問題を解決すべく創案されたものであり、双方向で音楽を配信することができる音楽配信システムを提供し、かつ、ユーザが入力した検索条件に基づき、嗜好する楽曲を複数選択し、送信することによって、ユーザが、任意のジャンルまたは作曲者、もしくは任意のアーティストに関する楽曲群(複数の楽曲)を聞きたいといった曖昧な曲選択を行った場合にも対応可能な音楽配信システム、楽曲データ入出力装置、音楽配信方法、音楽配信プログラムおよび音楽配信プログラムを記録した記録媒体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の音楽配信システムは、複数の楽曲に関するデータ、および各楽曲の複数項目にわたる分類を示すデータを蓄積した音楽サーバを備えており、前記音楽サーバは、ユーザによって検索条件が指定されたとき、指定された検索条件に該当する分類に関連付けられている全ての楽曲からなる楽曲群の検索を行い、検索した楽曲群のデータを出力することを特徴としている。この発明によれば、音楽サーバは、1つの楽曲に対し、例えば曲名、年代、ロックやポップスといった音楽ではアーティスト名、クラシックやジャズといった音楽では演奏者名、作詞者名、作曲者名、編曲者名、曲のイメージなどといった楽曲データのリストを作成し、これを蓄積している。これにより、音楽サーバは、ユーザが入力したこれら項目に基づく検索条件に基づき、嗜好する楽曲を複数選択し、ユーザに対して出力することができる。
【0010】
このような検索を可能とするため、音楽サーバは、楽曲に関するデータおよび分類を示すデータからなるデータベース群を多数蓄積したデータベース群記憶手段を有していてもよい。この場合には、楽曲の検索を容易に実施することができる。
【0011】
また、このような検索機能を実現するため、音楽サーバは、指定された検索条件に基づき、データベース群から該当する楽曲を類推し抽出する動作を実行するプログラムを記憶するプログラム記憶手段と、指定された検索条件の受信と検索した楽曲に関するデータの送信とを通信ネットワークを介して行う通信手段と、ユーザ情報および使用履歴を蓄積する顧客情報記憶手段とをさらに有している。
これにより、ユーザが入力した検索条件に基づき、データベース群から検索条件に該当する楽曲を抽出し、通信手段により通信ネットワークを介して、抽出した楽曲をユーザに送信することができる。また、検索条件を入力したユーザの情報や、ユーザによる使用履歴は顧客情報記憶手段に随時蓄積され、例えば後述する課金処理等に利用される。
【0012】
このような通信を実現するため、音楽サーバには、通信ネットワークを介してユーザの使用する楽曲データ入出力装置が接続されている。この楽曲データ入出力装置は、検索条件の入力を行う入力手段と、入力内容および音楽サーバから送信されてきた楽曲群の表示を行う表示手段と、検索条件の送信と楽曲群の受信とを行う通信手段と、受信した楽曲群を出力する音データ出力手段とを有している。この場合、楽曲データ入出力装置は、入力手段より入力された検索条件で検索された楽曲を表示手段に表示するようにしてもよい。
【0013】
また、楽曲データ入出力装置は、受信した楽曲の複数項目にわたる分類を楽曲情報として表示手段に表示するとともに、表示された楽曲情報に基づき、ダウンロードする楽曲を取捨選択する際に用いられる選択入力手段をさらに有している。これにより、ユーザは、検索条件の入力や、入力した検索条件によって抽出され、表示手段に表示された複数の楽曲情報の中から、所望の楽曲情報を選択することができる。この場合、楽曲データ入出力装置は、表示手段に表示された楽曲から前記選択入力手段を用いて選択することにより、選択された楽曲がダウンロードされ、聴取可能となるようにしてもよい。
【0014】
また、楽曲データ入出力装置は、楽曲情報の中から所望の楽曲を選択することにより、その楽曲の詳細情報を表示手段に表示するようにしてもよい。この場合、表示手段に表示される詳細情報には画像データが含まれる。さらに、この画像データは、表示された楽曲に関連する画像データとする。さらにまた、表示手段に表示される詳細情報にはURL情報が含まれており、このURL情報から直接アクセス可能に設けられていてもよい。
【0015】
また、音楽サーバには、通信ネットワークを介して課金サーバが接続されている。この課金サーバは、検索状況やダウンロード状況のデータを通信ネットワークを介して音楽サーバから受信する受信手段と、これらのデータに基づいてユーザが検索を行った回数と送信された楽曲群の中から所望の楽曲をダウンロードした回数とをカウントするカウント手段と、このカウント手段のカウント結果に従って課金する課金手段と、ユーザ情報を通信ネットワークを介して音楽サーバから受信し、カウント結果と関連付けて蓄積する顧客情報蓄積手段とを有している。これにより、ユーザが楽曲データ入出力装置を利用して音楽サーバに接続し、所望の楽曲をダウンロードした場合に、課金サーバによって確実に課金処理を行うことができる。
【0016】
また、本発明の音楽配信方法は、複数の楽曲に関するデータおよび各楽曲の複数項目にわたる分類を示すデータを蓄積したデータベースを備えており、ユーザに対して検索条件の指定を促す段階と、検索条件が指定されたとき、指定された検索条件に該当する分類に関連付けられている全ての楽曲からなる楽曲群を前記データベースから検索する段階と、検索した楽曲群のデータをユーザ側に送信するとともに、送信した楽曲の試聴を可能とし、かつ、ダウンロードする楽曲の選択を促す段階と、ダウンロードする楽曲が選択されたとき、該当する楽曲をユーザに送信する段階とを備えたことを特徴としている。
【0017】
また、本発明の音楽配信方法は、この方法を実現するためのプログラムによって実現することができる。すなわち、本発明の音楽配信プログラムは、通信ネットワークを介して音楽の配信を行うコンピュータ読み取り可能な音楽配信プログラムであって、ユーザに対して検索条件の指定を促すステップと、検索条件が指定されたとき、指定された検索条件に該当する分類に関連付けられている全ての楽曲からなる楽曲群を、複数の楽曲に関するデータおよび各楽曲の複数項目にわたる分類を示すデータを蓄積したデータベースから検索するステップと、検索した楽曲群のデータをユーザ側に送信するとともに、送信した楽曲の試聴を可能とし、かつ、ダウンロードする楽曲の選択を促すステップと、ダウンロードする楽曲が選択されたとき、該当する楽曲をユーザに送信するステップとを備えたことを特徴としている。また、この音楽配信プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して提供することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0019】
図1は、本発明の音楽配信システムの一実施の形態を示す説明図である。
【0020】
この音楽配信システムは、データベース群1aを含む音楽サーバ1と、課金サーバ2と、複数の楽曲データ入出力装置(ここでは第1楽曲データ入出力装置31、第2楽曲データ入出力装置32および第3楽曲データ入出力装置33が図示されている。)とから構成されており、これら音楽サーバ1、課金サーバ2、第1楽曲データ入出力装置31、第2楽曲データ入出力装置32および第3楽曲データ入出力装置33は、それぞれインターネット等の通信ネットワーク4に接続されている。
【0021】
図2は、図1に示す音楽配信システムを構成する楽曲データ入出力装置の構成例を示す外観図であり、図3は楽曲データ入出力装置の機能ブロック図である。
【0022】
第1楽曲データ入出力装置31、第2楽曲データ入出力装置32および第3楽曲データ入出力装置33それぞれは、例えばキーボードやマウス等で構成されており、検索語の入力および検索した楽曲データの取捨選択を行うための入力部30aと、例えばCRT(Cathode Ray Tube)または液晶表示装置等で構成されており、送られてきた楽曲のリストや入力事項等を表示する表示部30bと、音楽サーバ1や課金サーバ2にアクセスし、データをダウンロードすることや試聴することを可能とする通信部30cと、各部の制御や演算処理を行うCPU(central processing unit)30dと、送られてきたデータを保存する記憶領域であるRAM(Random Access Memory)30eと、ダウンロードした楽曲をMD(Mini Disc)やCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)といったメディアに保存する際に使用される補助記憶装置30fと、例えばスピーカ等で構成されており、楽曲データを出力する音データ出力部30gと、本楽曲データ入出力装置の動作・制御に用いられるプログラムを格納しているROM(Read Only Memory)30hとを備えている。なお、図3に示す通信部30c、CPU30d、RAM30eおよびROM30hは、図2に示す筐体30i内に収納されている。
【0023】
図4は、図1に示す音楽配信システムを構成する音楽サーバ1の構成例を示すブロック図である。
【0024】
音楽サーバ1は、楽曲に関するデータ(楽曲データ)とともに、各楽曲の、複数項目にわたる分類を示すデータ(楽曲情報)、例えば、曲名、演奏者名、作詞家、作曲家、年代、ジャンル、イメージおよびアーティスト情報等を閲覧するためのURL等といったデータを蓄積しているデータベース群1aと、第1楽曲データ入出力装置31、第2楽曲データ入出力装置32および第3楽曲データ入出力装置33からの楽曲検索要求の受信や、楽曲データおよび楽曲情報の送信を行う通信部1bと、音楽サーバ1の各部の動作制御および演算処理を行うCPU1cと、楽曲の検索およびイメージ検索を行う際に使用されるプログラムを格納するためのROM1dと、ユーザID(Identification)、個人情報(ユーザ情報)および使用履歴等のデータを格納するためのRAM1eとを備えている。
【0025】
図5は、図1に示す音楽配信システムを構成する課金サーバ2の構成例を示すブロック図である。
【0026】
課金サーバ2は、音楽サーバ1から送信されてきたユーザの検索状況を示す情報およびダウンロード状況を示す情報を受信し、さらに、第1楽曲データ入出力装置31、第2楽曲データ入出力装置32および第3楽曲データ入出力装置33へ課金結果等の情報を送信する通信部2aと、課金サーバ2の動作制御および演算処理を行うCPU2bと、各ユーザIDに基づき、課金情報を蓄積するための可変保存領域を有するRAM2cと、ユーザが検索を行った回数と送信された楽曲群の中から所望の楽曲とをダウンロードした際のダウンロード回数とをカウントし、これらの回数に従って課金し、ユーザに課金結果を通知するといった動作を実行する際に用いられるプログラムを格納するためにROM2dとを備えている。
【0027】
続いて、このような構成を有する音楽配信システムの動作例について、図面を参照しつつ説明する。
【0028】
図6および図7は、図1に示す音楽配信システムの動作例を示すフローチャートである。
【0029】
なお、図6は、ユーザ登録に関わる手順を示すフローチャートであり、図7は、ユーザ登録後に実施される配信サービスに関わる手順を示すフローチャートである。また、図7の領域A内に示した手順は各楽曲データ入出力装置31,32,33において実施される手順であり、領域B内に示した手順は音楽サーバ1において実施される手順であり、領域C内に示した手順は課金サーバ2において実施される手順である。
【0030】
ここでは、ユーザが第1楽曲データ入出力装置31、第2楽曲データ入出力装置32および第3楽曲データ入出力装置33のうちの1つの楽曲データ入出力装置(例えば31)を用いて入力した検索要求に基づき、音楽サーバ1から第1楽曲データ入出力装置31へ楽曲が提供され、第1楽曲データ入出力装置31において出力されるまでの手順について説明する。
【0031】
まず、ユーザはサービスを受けるために楽曲データ入力装置31を用いて音楽サーバ1へアクセスする(ステップS1)。
【0032】
このアクセスに基づき、音楽サーバ1から楽曲データ入力装置31に向けて、ユーザ登録が済んでいるか否かを問い合わせるデータが送信され、ユーザ登録が済んでいるか否かを問い合わせる表示が楽曲データ入力装置31の表示部30bに表示される(ステップS2)。もし、ユーザがユーザ登録が済んでいることを示す入力を楽曲データ入力装置31の入力部30aを用いて行った場合(ステップS2での判断結果がYESである場合)には、処理を終了する。
【0033】
一方、ユーザがユーザ登録がまだ実施されていないことを示す入力を楽曲データ入力装置31の入力部30aを用いて行った場合(ステップS2での判断結果がNOである場合)には、音楽サーバ1から楽曲データ入力装置31に向けて、ユーザ登録を行うか否かを問い合わせるデータが送信され、ユーザ登録を行うか否かを問い合わせる表示が楽曲データ入力装置31の表示部30bに表示される(ステップS3)。もし、ユーザがユーザ登録を行わないことを示す入力を行った場合(ステップS3での判断結果がNOである場合)には、処理を終了する。
【0034】
一方、ユーザがユーザ登録を行うことを示す入力を行った場合(ステップS3での判断結果がYESである場合)には、楽曲データ入力装置31の表示部30bにユーザ登録画面が表示されるので、ユーザは、第1楽曲データ入出力装置31の入力部30aを用いて、氏名、住所および電話番号等といった個人情報のデータの他に、楽曲の配信に伴う費用の支払いを通信ネットワークを介して行う場合には、その引き落とし口座の口座番号等に関するデータも順次入力する(ステップS4)。このステップS4は、全てのデータ入力が完了するまで(ステップS5での判断結果がNOからYESに変わるまで)繰り返し実施される。
【0035】
そして、全てのデータの入力が完了すると(ステップS5での判断結果がYESになると)、入力されたデータが、既存のネットワーク4を経由して、音楽サーバ1へ送信される。音楽サーバ1は、入力されたデータを用いてIDの発行と登録とを行うとともに、既存のネットワーク4を使って登録したIDを課金サーバ2へ送信し(ステップS6)、課金サーバ2は受信したデータを用いて、課金情報シートを作成する(ステップS7)。
【0036】
ここで、ユーザが登録のみでサービスを終了する場合(ステップS8での判断結果がYESである場合)には処理を終了し、一方、継続して音楽配信サービスを受ける場合(ステップS8での判断結果がNOである場合)には、音楽配信サービスを実施するために図7のステップS11に進む(ステップS9)。
【0037】
音楽配信サービスを受けるには、まず、ユーザが音楽配信サービスを受けることを示す入力を第1楽曲データ入出力装置31の入力部30aを用いて行うと、楽曲データ入力装置31の表示部30bに、例えば図8に示すような検索リスト入力画面21が表示される。そして、ユーザは、検索リストの、曲名、アーティスト、演奏者、作詞者、作曲者、編曲、ジャンル、年代(発売日)およびイメージ等といった入力欄に検索語を入力し、「送信」ボタン21aをクリックする等して音楽サーバ1へ検索語を送信する(ステップS11)。
【0038】
例えば、検索リストのアーティスト入力欄に「山下達郎」といった検索語が入力されると、音楽サーバ1へこの検索語が送信される。
【0039】
また、ジャンルの分類としては、データベース作成時に、音楽サーバ1内のROM1dに格納されているプログラムによって、曲のリズムによりバラード、ジャズ、ハードロック、ヘヴィメタル、R&B(リズム アンド ブルース)またはゴスペル等といった分類をしてもよいし、データベース作成時に入力したジャンルデータに基づき分類してもよい。そして、検索リストにジャンルを入力する際には、表示されている分類項目の中からユーザが所望のジャンルを選択することによって入力を行ってもよく、また、ユーザが空欄に所望のジャンルを記入することによって入力を行ってもよい。
【0040】
さらにまた、イメージの分類としては、データベース作成時に、音楽サーバ1内のROM1dに格納されているプログラムによって、リズムからその曲のイメージを読み取って設定してもよいし、データベース作成時に入力したジャンルデータに基づき分類してもよい。そして、検索リストにイメージを入力する際には、表示されている分類項目の中からユーザが所望のイメージを選択することによって入力を行ってもよく、また、ユーザが以前に曲を聞いたときに感じたフィーリングを思い出し空欄に所望のイメージを記入することによって入力を行ってもよい。
【0041】
その後、検査リストへの入力が完了すると(ステップS12での判断結果がYESになると)、検索語を示すデータが音楽サーバ1へ送信される。もし、入力漏れがあった場合(ステップS12での判断結果がNOである場合)には、ステップS11が再び実施される。
【0042】
一方、入力が完了した場合(ステップS12での判断結果がYESである場合)には、音楽サーバ1は、検索語とデータベース群1aに蓄積されている楽曲情報とを照合し、該当する楽曲(即ち、検索語に一致する分類に関連付けられた楽曲)を検索する(ステップS21)。
【0043】
もし、該当曲が無かった場合(ステップS22での判断結果がNOであった場合)には、ステップS11に戻り、ユーザは第1楽曲データ入出力装置31を用いて再び検索語の入力を行う。
【0044】
一方、該当曲が有った場合(ステップS22での判断結果がYESであった場合)には、ネットワーク4を通じて音楽サーバ1から第1楽曲データ入出力装置31へ、該当した楽曲群と楽曲情報とを示すデータが送信され、さらに、ネットワーク4を通じて音楽サーバ1から課金サーバ2へ検索があったことを示す情報が送信される(ステップS23)、この情報を受信した課金サーバ2は、検索カウントを+1した後(ステップS25)、検索カウント数が設定値(N)よりも大きいか否かを判断し、検索カウント数が設定値(N)よりも大きい場合には課金データを更新する(ステップS26)。なお、課金データ2は、例えば表1に示す料金表に基づき更新される。ここでは、10回から19回検索が行われた場合には料金が100円になり、20回から29回検索が行われた場合には料金が200円になる。
【0045】
【表1】
また、第1楽曲データ入出力装置31が楽曲群と楽曲情報とを示すデータを受信する(ステップS13)と、表示部30bに楽曲情報(送信されてきた楽曲数分の曲名、ジャンル、アーティスト、作詞、作曲、年代およびイメージに関するデータからなる表(表2参照))が表示され(ステップS14)、さらに、音データ出力部30gから楽曲が順次出力され、演奏が開始される(ステップS15)。
【0046】
【表2】
このような手順を実施することによって、ユーザは、聞きたい楽曲に関連する語(曲名、アーティスト、演奏者、作詞者、作曲者、編曲、ジャンル、年代(発売日)およびイメージ等)を入力部から入力するだけで、試聴を行うことができる。
【0047】
その後、ユーザは、入手したいと思っていた曲や、楽曲情報を参照することや演奏を聞くことによって気に入った曲等を、楽曲情報を参照しつつ選択してダウンロードする(ステップS16での判断結果がYESになり、ステップS17へ進む)こともできる。
【0048】
この選択手順の一例としては、ユーザが入力部30aなどを用いて、表2に示すような楽曲情報のうち所望の楽曲に関する情報を表示している欄をクリックして、表示部30bに所望の楽曲の詳細情報を表示させ、正しい楽曲が選択できたことが確認できた時点で詳細情報とともに表示されている「入力」ボタンをクリックするといった手順がある。なお、楽曲の詳細情報としては、例えば、図9に示すような、アーティスト名、曲名、作詞、作曲、ジャンル、年代、イメージ、URLおよび画像データ(PHOTO)からなる詳細情報と、「入力」ボタン22aとから構成された詳細情報表示画面22があり、ここでは下線で示した空欄部に楽曲の詳細情報が表示される。また、本実施の形態では、画像データとしては、楽曲に関連したイメージ画像やアーティストの顔写真などが考えられる。また、ここに表示されたURLを直接クリックすることにより、そのURLの頁にアクセスできるようになっている。
【0049】
また、ダウンロードすることなく(ステップS16での判断結果がNOになる)、受信した楽曲データ群をBGM(Back Ground Music)として放送し続ける(ステップS18での判断結果がYESになる)ことも可能である。なお、受信した楽曲データ群の放送を続行しない場合(ステップS18での判断結果がNOである場合)には、後述のステップS19へ進む。
【0050】
ステップS17では、受信した楽曲データ群と楽曲情報との少なくとも一部分をユーザの選択に基づきダウンロードして、第1楽曲データ入出力装置31のRAM30e等に記憶する。これにより、以後、自由に楽曲の聴取が可能となる。
このとき、複数の楽曲データをダウンロードする場合には、現在ダウンロードされている楽曲データが何番目の楽曲であるかを表示部30bに表示するようにしてもよい。これにより、複数の楽曲データをダウンロードしているときに、ユーザはダウンロードがどこまで進んだかを容易に知ることができる。
【0051】
一方、このステップS17でのダウンロードが実施されると、課金サーバ2において、ダウンロード数のカウントが行われた後(ステップS27)、前述のステップS16に戻る。
【0052】
ステップS19では、ユーザが入力した終了要求が、ネットワーク4を通じて第1楽曲データ入出力装置31から音楽サーバ1に送信される。
【0053】
この終了要求を受けて、ネットワーク4を通じて音楽サーバ1から課金サーバ2へ、使用状況を第1楽曲データ入出力装置31へ送信する旨の要求が送信される(ステップS24)。
【0054】
続いて、音楽サーバ1では、課金データとダウンロード回数とに基づき料金の合計の計算が行われ、ネットワーク4を通じて課金サーバ2から第1楽曲データ入出力装置31へ料金の合計が送信される(ステップS28)。なお、ダウンロード回数に応じた料金の計算は、例えば表3に示す料金表に基づき行われる。ここでは、1回から10回ダウンロードが行われた場合には料金が1000円になり、11回から20回ダウンロードが行われた場合には料金が2000円になる。
【0055】
【表3】
そして、料金の合計が送信されると、この料金の合計が第1楽曲データ入出力装置31の表示部30bに表示されるとともに、音楽サーバ1および課金サーバ2との接続が切断され(ステップS20)、第1楽曲データ入出力装置31、音楽サーバ1および課金サーバ2での処理が終了する。
【0056】
最後に、課金された料金を電子決済で支払う場合の一実施例について説明する。
【0057】
電子決済を利用する場合、例えば課金サーバ2から月に1度(例えば、月末等)、個々のユーザの楽曲データ入出力装置31〜33に対して当月の利用金額を表記した決済画面が送信されてくるので、ユーザは、この決済画面を確認し、利用金額に間違いがなければ、決済画面に表示される、例えば「確認」と記載されたボタンをマウス等でクリックする。これにより、決済情報が課金サーバ2に送信されるので、課金サーバ2では、通信ネットワーク4を介して該当する銀行等の図示しない電子システムにアクセスし、ユーザ登録時に予め登録されている個人口座からの利用料金の引き落としを依頼する。当該銀行等の電子システムは、この依頼に基づいて、該当する個人の口座から利用料金を引き落とし、予め登録されている課金サーバ2の管理者の口座に利用料金を振り込む処理を行うことになる。
【0058】
このような決済処理を実現するためには、ユーザと、当該銀行等と、管理サーバ2の管理者との三者の間で電子決済の実施契約が締結されていることが前提であり、当該銀行等の電子システムと管理サーバ2とがシステム的に処理可能な状態に構築されている必要があることは当然である。
【0059】
本発明の音楽配信システムにおいて、楽曲データ入出力装置としては、前述のような機能・動作を実現しうるものであれば利用可能であり、例えば、携帯電話機、携帯端末機、一般加入電話機、ゲーム機またはテレビを用いてもよい。また、ネットワークから楽曲データ入出力装置の通信部へデータを読み込む手段としては、LAN(Local Area Network)によるデータ回線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線、ISDN(Integrated Services Digital Network)回線、FTTH(Fiber To The Home)、CATV(Cable Television)網、無線によるデータ回線、または記憶装置を接続された通信線等といったデータを通信する全ての回線が利用可能である。
【0060】
以上説明した音楽配信方法は音楽配信プログラムによって実現されている。
【0061】
発明の対象とするのは、このプログラムそのものであってもよいし、このプログラムがコンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納されているものであってもよい。
【0062】
本発明では、この記録媒体として、図3に示されているCPU30aで処理が行われるために必要なメモリ、例えばROM30hのようなものそのものがプログラムメディアであってもよいし、また、補助記憶装置30fに記録媒体を挿入することで読み取り可能なプログラムメディアであってもよい。いずれの場合においても、格納されているプログラムはCPU30aがアクセスして実行させる構成であってもよいし、あるいはいずれの場合もプログラムを読み出し、読み出されたプログラムをRAM30eのプログラム記憶エリアにロードして、そのプログラムが実行される方式であってもよい。このロード用のプログラムは予めシステム本体に格納されているものとする。
【0063】
ここで、上記プログラムメディアは、本体の分離可能に構成される記録媒体であり、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、FD(フレキシブルディスク)やHD(ハードディスク)等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD等の光ディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM、EPROM、EEPROM、フラッシュROM等による半導体メモリを含む固定的にプログラムを担持する媒体であってもよい。
【0064】
また、本発明の音楽配信システムは、インターネットを含む通信ネットワークと接続可能なシステム構成であるので、通信ネットワークからプログラムをダウンロードするように流動的にプログラムを担持する媒体であってもよい。なお、このように通信ネットワークからプログラムをダウンロードする場合には、そのダウンロード用プログラムは予めシステム本体に格納しておくか、あるいは別の記録媒体からインストールされるものであってもよい。なお、記録媒体に格納されている内容としてはプログラムに限定されず、データであってもよい。
【0065】
さらに、本発明では、プログラム自体として、図3に示されているCPU30aで実行される処理そのものであってもよいし、あるいはインターネットを含む通信ネットワークをアクセスすることで取り込める、あるいは取り込めたものであってもよいし、こちらから送り出すものであってもよい。さらには、この取り込んだプログラムに基づいて、上記音楽配信システム内で処理された結果、つまり生成されたものであってもよい。あるいは、こちらから送り出す際に上記音楽配信システム内で処理された結果、つまり生成されたものであってもよい。なお、これらのものはプログラムに限定されず、データであってもよい。
【0066】
【発明の効果】
本発明の音楽配信システム、楽曲データ入出力装置、音楽配信方法、音楽配信プログラム及び音楽配信プログラムを記録した記録媒体によれば、ユーザは、自分の嗜好に従い、聞きたい音楽を選択できる新しい鑑賞方法を提供することができる。この場合、ユーザが、任意のジャンルまたは作曲者、もしくは任意のアーティストに関する楽曲群を聞きたいといった曖昧な検索条件による曲選択を行った場合では、その検索条件に従って該当する曲を選択し、ユーザに提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の音楽配信システムの一実施の形態を示す説明図である。
【図2】図1に示す音楽配信システムを構成する楽曲データ入出力装置の外観構成を示す説明図である。
【図3】図1に示す音楽配信システムを構成する楽曲データ入出力装置の機能ブロック図である。
【図4】図1に示す音楽配信システムを構成する音楽サーバの構成例を示す機能ブロック図である。
【図5】図1に示す音楽配信システムを構成する課金サーバの構成例を示す機能ブロック図である。
【図6】図1に示す音楽配信システムの動作例を示すフローチャートである。
【図7】図1に示す音楽配信システムの動作例を示すフローチャートである。
【図8】図3に示す楽曲データ入出力装置の表示部に表示される検索リスト入力画面の一例を示す説明図である。
【図9】図3に示す楽曲データ入出力装置の表示部に表示される詳細情報表示画面の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 音楽サーバ
1a データベース群
1b 通信部
1c CPU
1d ROM
1e RAM
2 課金サーバ
2a 通信部
2b CPU
2c RAM
4 ネットワーク
31 第1楽曲データ入出力装置
32 第2楽曲データ入出力装置
33 第3楽曲データ入出力装置
30a 入力部
30b 表示部
30c 通信部
30d CPU
30e RAM
30f 補助記憶装置
30g 音データ出力部
30h ROM
【発明の属する技術分野】
本発明は、ユーザが任意のジャンル・年代・作詞家・作曲家等の情報を基に楽曲群を鑑賞したい場合やユーザの気分に合う楽曲群を鑑賞したい場合に、キーワード(検索条件)を入力することによって該当する楽曲を抽出し、配信するとともに、配信に伴う課金処理も行う音楽配信システム、楽曲データ入出力装置、音楽配信方法、音楽配信プログラムおよび音楽配信プログラムを記録した記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の音楽配信システム、即ち、有線放送等に見られる音楽配信システムでは、ジャンル別にチャンネルを設定し、楽曲を放送している。また、ユーザが任意の楽曲を聞きたい場合には電話でリクエストするといった形態をとっている。さらに、課金に関しては、ユーザが定額料金を支払うことで、提供者は利益を得ていた。
【0003】
一方、インターネットの分野では、ユーザが検索エンジン等を用いて曲を検索し、インターネットに接続された通信端末等に一曲ずつ曲をダウンロードすることにより任意の楽曲を入手しており、課金に関しては、ダウンロードされた曲のみに対して行われていた。
【0004】
従来の音楽配信システムの一例として、特開2001−175269号公報に開示されている音楽配信システムがある。この音楽配信システムでは、楽曲全体を複数の断片に分割し、これらの断片を、断片にアクセスするためのURL(Uniform Resource Locator)またはアドレス情報等とともにサーバに保管しておき、ユーザが入力したURLまたはアドレス情報に基づき、ユーザが指定した楽曲の断片をプレーヤーに向けてダウンロードするといった手順で音楽配信を行っている。
【0005】
また、従来の音楽配信システムの他の例として、特開2001−125906号公報に開示されている情報処理装置がある。この情報処理装置は、楽曲演奏時間、曲目および演奏者等を示すデータをユーザに送信することにより、楽曲演奏時間に基づき記録に要する容量を予め知らせて、効率よく記憶媒体に楽曲を記録するといったものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した有線放送等に見られる音楽配信システムは、片方向の音楽配信にすぎず、さらに、ユーザがあるチャンネルを選ぶことでのみ、嗜好する楽曲を聞くといったものである。また、リクエストに基づく曲提供についても、ユーザは楽曲が放送される時間を指定できないため、リクエストした曲が放送されるまで待たなければならないといった問題があった。
【0007】
一方、インターネットでの楽曲配信においては、ジャンルやアーティスト名に基づき抽出された複数の楽曲を連続演奏することが困難であるといった問題があった。この問題は、前述した特開2001−175269号公報に開示されている音楽配信システムおよび特開2001−125906号公報に開示されている情報処理装置においても、同様に生じていた問題であった。
【0008】
本発明はこのような問題を解決すべく創案されたものであり、双方向で音楽を配信することができる音楽配信システムを提供し、かつ、ユーザが入力した検索条件に基づき、嗜好する楽曲を複数選択し、送信することによって、ユーザが、任意のジャンルまたは作曲者、もしくは任意のアーティストに関する楽曲群(複数の楽曲)を聞きたいといった曖昧な曲選択を行った場合にも対応可能な音楽配信システム、楽曲データ入出力装置、音楽配信方法、音楽配信プログラムおよび音楽配信プログラムを記録した記録媒体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の音楽配信システムは、複数の楽曲に関するデータ、および各楽曲の複数項目にわたる分類を示すデータを蓄積した音楽サーバを備えており、前記音楽サーバは、ユーザによって検索条件が指定されたとき、指定された検索条件に該当する分類に関連付けられている全ての楽曲からなる楽曲群の検索を行い、検索した楽曲群のデータを出力することを特徴としている。この発明によれば、音楽サーバは、1つの楽曲に対し、例えば曲名、年代、ロックやポップスといった音楽ではアーティスト名、クラシックやジャズといった音楽では演奏者名、作詞者名、作曲者名、編曲者名、曲のイメージなどといった楽曲データのリストを作成し、これを蓄積している。これにより、音楽サーバは、ユーザが入力したこれら項目に基づく検索条件に基づき、嗜好する楽曲を複数選択し、ユーザに対して出力することができる。
【0010】
このような検索を可能とするため、音楽サーバは、楽曲に関するデータおよび分類を示すデータからなるデータベース群を多数蓄積したデータベース群記憶手段を有していてもよい。この場合には、楽曲の検索を容易に実施することができる。
【0011】
また、このような検索機能を実現するため、音楽サーバは、指定された検索条件に基づき、データベース群から該当する楽曲を類推し抽出する動作を実行するプログラムを記憶するプログラム記憶手段と、指定された検索条件の受信と検索した楽曲に関するデータの送信とを通信ネットワークを介して行う通信手段と、ユーザ情報および使用履歴を蓄積する顧客情報記憶手段とをさらに有している。
これにより、ユーザが入力した検索条件に基づき、データベース群から検索条件に該当する楽曲を抽出し、通信手段により通信ネットワークを介して、抽出した楽曲をユーザに送信することができる。また、検索条件を入力したユーザの情報や、ユーザによる使用履歴は顧客情報記憶手段に随時蓄積され、例えば後述する課金処理等に利用される。
【0012】
このような通信を実現するため、音楽サーバには、通信ネットワークを介してユーザの使用する楽曲データ入出力装置が接続されている。この楽曲データ入出力装置は、検索条件の入力を行う入力手段と、入力内容および音楽サーバから送信されてきた楽曲群の表示を行う表示手段と、検索条件の送信と楽曲群の受信とを行う通信手段と、受信した楽曲群を出力する音データ出力手段とを有している。この場合、楽曲データ入出力装置は、入力手段より入力された検索条件で検索された楽曲を表示手段に表示するようにしてもよい。
【0013】
また、楽曲データ入出力装置は、受信した楽曲の複数項目にわたる分類を楽曲情報として表示手段に表示するとともに、表示された楽曲情報に基づき、ダウンロードする楽曲を取捨選択する際に用いられる選択入力手段をさらに有している。これにより、ユーザは、検索条件の入力や、入力した検索条件によって抽出され、表示手段に表示された複数の楽曲情報の中から、所望の楽曲情報を選択することができる。この場合、楽曲データ入出力装置は、表示手段に表示された楽曲から前記選択入力手段を用いて選択することにより、選択された楽曲がダウンロードされ、聴取可能となるようにしてもよい。
【0014】
また、楽曲データ入出力装置は、楽曲情報の中から所望の楽曲を選択することにより、その楽曲の詳細情報を表示手段に表示するようにしてもよい。この場合、表示手段に表示される詳細情報には画像データが含まれる。さらに、この画像データは、表示された楽曲に関連する画像データとする。さらにまた、表示手段に表示される詳細情報にはURL情報が含まれており、このURL情報から直接アクセス可能に設けられていてもよい。
【0015】
また、音楽サーバには、通信ネットワークを介して課金サーバが接続されている。この課金サーバは、検索状況やダウンロード状況のデータを通信ネットワークを介して音楽サーバから受信する受信手段と、これらのデータに基づいてユーザが検索を行った回数と送信された楽曲群の中から所望の楽曲をダウンロードした回数とをカウントするカウント手段と、このカウント手段のカウント結果に従って課金する課金手段と、ユーザ情報を通信ネットワークを介して音楽サーバから受信し、カウント結果と関連付けて蓄積する顧客情報蓄積手段とを有している。これにより、ユーザが楽曲データ入出力装置を利用して音楽サーバに接続し、所望の楽曲をダウンロードした場合に、課金サーバによって確実に課金処理を行うことができる。
【0016】
また、本発明の音楽配信方法は、複数の楽曲に関するデータおよび各楽曲の複数項目にわたる分類を示すデータを蓄積したデータベースを備えており、ユーザに対して検索条件の指定を促す段階と、検索条件が指定されたとき、指定された検索条件に該当する分類に関連付けられている全ての楽曲からなる楽曲群を前記データベースから検索する段階と、検索した楽曲群のデータをユーザ側に送信するとともに、送信した楽曲の試聴を可能とし、かつ、ダウンロードする楽曲の選択を促す段階と、ダウンロードする楽曲が選択されたとき、該当する楽曲をユーザに送信する段階とを備えたことを特徴としている。
【0017】
また、本発明の音楽配信方法は、この方法を実現するためのプログラムによって実現することができる。すなわち、本発明の音楽配信プログラムは、通信ネットワークを介して音楽の配信を行うコンピュータ読み取り可能な音楽配信プログラムであって、ユーザに対して検索条件の指定を促すステップと、検索条件が指定されたとき、指定された検索条件に該当する分類に関連付けられている全ての楽曲からなる楽曲群を、複数の楽曲に関するデータおよび各楽曲の複数項目にわたる分類を示すデータを蓄積したデータベースから検索するステップと、検索した楽曲群のデータをユーザ側に送信するとともに、送信した楽曲の試聴を可能とし、かつ、ダウンロードする楽曲の選択を促すステップと、ダウンロードする楽曲が選択されたとき、該当する楽曲をユーザに送信するステップとを備えたことを特徴としている。また、この音楽配信プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して提供することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0019】
図1は、本発明の音楽配信システムの一実施の形態を示す説明図である。
【0020】
この音楽配信システムは、データベース群1aを含む音楽サーバ1と、課金サーバ2と、複数の楽曲データ入出力装置(ここでは第1楽曲データ入出力装置31、第2楽曲データ入出力装置32および第3楽曲データ入出力装置33が図示されている。)とから構成されており、これら音楽サーバ1、課金サーバ2、第1楽曲データ入出力装置31、第2楽曲データ入出力装置32および第3楽曲データ入出力装置33は、それぞれインターネット等の通信ネットワーク4に接続されている。
【0021】
図2は、図1に示す音楽配信システムを構成する楽曲データ入出力装置の構成例を示す外観図であり、図3は楽曲データ入出力装置の機能ブロック図である。
【0022】
第1楽曲データ入出力装置31、第2楽曲データ入出力装置32および第3楽曲データ入出力装置33それぞれは、例えばキーボードやマウス等で構成されており、検索語の入力および検索した楽曲データの取捨選択を行うための入力部30aと、例えばCRT(Cathode Ray Tube)または液晶表示装置等で構成されており、送られてきた楽曲のリストや入力事項等を表示する表示部30bと、音楽サーバ1や課金サーバ2にアクセスし、データをダウンロードすることや試聴することを可能とする通信部30cと、各部の制御や演算処理を行うCPU(central processing unit)30dと、送られてきたデータを保存する記憶領域であるRAM(Random Access Memory)30eと、ダウンロードした楽曲をMD(Mini Disc)やCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)といったメディアに保存する際に使用される補助記憶装置30fと、例えばスピーカ等で構成されており、楽曲データを出力する音データ出力部30gと、本楽曲データ入出力装置の動作・制御に用いられるプログラムを格納しているROM(Read Only Memory)30hとを備えている。なお、図3に示す通信部30c、CPU30d、RAM30eおよびROM30hは、図2に示す筐体30i内に収納されている。
【0023】
図4は、図1に示す音楽配信システムを構成する音楽サーバ1の構成例を示すブロック図である。
【0024】
音楽サーバ1は、楽曲に関するデータ(楽曲データ)とともに、各楽曲の、複数項目にわたる分類を示すデータ(楽曲情報)、例えば、曲名、演奏者名、作詞家、作曲家、年代、ジャンル、イメージおよびアーティスト情報等を閲覧するためのURL等といったデータを蓄積しているデータベース群1aと、第1楽曲データ入出力装置31、第2楽曲データ入出力装置32および第3楽曲データ入出力装置33からの楽曲検索要求の受信や、楽曲データおよび楽曲情報の送信を行う通信部1bと、音楽サーバ1の各部の動作制御および演算処理を行うCPU1cと、楽曲の検索およびイメージ検索を行う際に使用されるプログラムを格納するためのROM1dと、ユーザID(Identification)、個人情報(ユーザ情報)および使用履歴等のデータを格納するためのRAM1eとを備えている。
【0025】
図5は、図1に示す音楽配信システムを構成する課金サーバ2の構成例を示すブロック図である。
【0026】
課金サーバ2は、音楽サーバ1から送信されてきたユーザの検索状況を示す情報およびダウンロード状況を示す情報を受信し、さらに、第1楽曲データ入出力装置31、第2楽曲データ入出力装置32および第3楽曲データ入出力装置33へ課金結果等の情報を送信する通信部2aと、課金サーバ2の動作制御および演算処理を行うCPU2bと、各ユーザIDに基づき、課金情報を蓄積するための可変保存領域を有するRAM2cと、ユーザが検索を行った回数と送信された楽曲群の中から所望の楽曲とをダウンロードした際のダウンロード回数とをカウントし、これらの回数に従って課金し、ユーザに課金結果を通知するといった動作を実行する際に用いられるプログラムを格納するためにROM2dとを備えている。
【0027】
続いて、このような構成を有する音楽配信システムの動作例について、図面を参照しつつ説明する。
【0028】
図6および図7は、図1に示す音楽配信システムの動作例を示すフローチャートである。
【0029】
なお、図6は、ユーザ登録に関わる手順を示すフローチャートであり、図7は、ユーザ登録後に実施される配信サービスに関わる手順を示すフローチャートである。また、図7の領域A内に示した手順は各楽曲データ入出力装置31,32,33において実施される手順であり、領域B内に示した手順は音楽サーバ1において実施される手順であり、領域C内に示した手順は課金サーバ2において実施される手順である。
【0030】
ここでは、ユーザが第1楽曲データ入出力装置31、第2楽曲データ入出力装置32および第3楽曲データ入出力装置33のうちの1つの楽曲データ入出力装置(例えば31)を用いて入力した検索要求に基づき、音楽サーバ1から第1楽曲データ入出力装置31へ楽曲が提供され、第1楽曲データ入出力装置31において出力されるまでの手順について説明する。
【0031】
まず、ユーザはサービスを受けるために楽曲データ入力装置31を用いて音楽サーバ1へアクセスする(ステップS1)。
【0032】
このアクセスに基づき、音楽サーバ1から楽曲データ入力装置31に向けて、ユーザ登録が済んでいるか否かを問い合わせるデータが送信され、ユーザ登録が済んでいるか否かを問い合わせる表示が楽曲データ入力装置31の表示部30bに表示される(ステップS2)。もし、ユーザがユーザ登録が済んでいることを示す入力を楽曲データ入力装置31の入力部30aを用いて行った場合(ステップS2での判断結果がYESである場合)には、処理を終了する。
【0033】
一方、ユーザがユーザ登録がまだ実施されていないことを示す入力を楽曲データ入力装置31の入力部30aを用いて行った場合(ステップS2での判断結果がNOである場合)には、音楽サーバ1から楽曲データ入力装置31に向けて、ユーザ登録を行うか否かを問い合わせるデータが送信され、ユーザ登録を行うか否かを問い合わせる表示が楽曲データ入力装置31の表示部30bに表示される(ステップS3)。もし、ユーザがユーザ登録を行わないことを示す入力を行った場合(ステップS3での判断結果がNOである場合)には、処理を終了する。
【0034】
一方、ユーザがユーザ登録を行うことを示す入力を行った場合(ステップS3での判断結果がYESである場合)には、楽曲データ入力装置31の表示部30bにユーザ登録画面が表示されるので、ユーザは、第1楽曲データ入出力装置31の入力部30aを用いて、氏名、住所および電話番号等といった個人情報のデータの他に、楽曲の配信に伴う費用の支払いを通信ネットワークを介して行う場合には、その引き落とし口座の口座番号等に関するデータも順次入力する(ステップS4)。このステップS4は、全てのデータ入力が完了するまで(ステップS5での判断結果がNOからYESに変わるまで)繰り返し実施される。
【0035】
そして、全てのデータの入力が完了すると(ステップS5での判断結果がYESになると)、入力されたデータが、既存のネットワーク4を経由して、音楽サーバ1へ送信される。音楽サーバ1は、入力されたデータを用いてIDの発行と登録とを行うとともに、既存のネットワーク4を使って登録したIDを課金サーバ2へ送信し(ステップS6)、課金サーバ2は受信したデータを用いて、課金情報シートを作成する(ステップS7)。
【0036】
ここで、ユーザが登録のみでサービスを終了する場合(ステップS8での判断結果がYESである場合)には処理を終了し、一方、継続して音楽配信サービスを受ける場合(ステップS8での判断結果がNOである場合)には、音楽配信サービスを実施するために図7のステップS11に進む(ステップS9)。
【0037】
音楽配信サービスを受けるには、まず、ユーザが音楽配信サービスを受けることを示す入力を第1楽曲データ入出力装置31の入力部30aを用いて行うと、楽曲データ入力装置31の表示部30bに、例えば図8に示すような検索リスト入力画面21が表示される。そして、ユーザは、検索リストの、曲名、アーティスト、演奏者、作詞者、作曲者、編曲、ジャンル、年代(発売日)およびイメージ等といった入力欄に検索語を入力し、「送信」ボタン21aをクリックする等して音楽サーバ1へ検索語を送信する(ステップS11)。
【0038】
例えば、検索リストのアーティスト入力欄に「山下達郎」といった検索語が入力されると、音楽サーバ1へこの検索語が送信される。
【0039】
また、ジャンルの分類としては、データベース作成時に、音楽サーバ1内のROM1dに格納されているプログラムによって、曲のリズムによりバラード、ジャズ、ハードロック、ヘヴィメタル、R&B(リズム アンド ブルース)またはゴスペル等といった分類をしてもよいし、データベース作成時に入力したジャンルデータに基づき分類してもよい。そして、検索リストにジャンルを入力する際には、表示されている分類項目の中からユーザが所望のジャンルを選択することによって入力を行ってもよく、また、ユーザが空欄に所望のジャンルを記入することによって入力を行ってもよい。
【0040】
さらにまた、イメージの分類としては、データベース作成時に、音楽サーバ1内のROM1dに格納されているプログラムによって、リズムからその曲のイメージを読み取って設定してもよいし、データベース作成時に入力したジャンルデータに基づき分類してもよい。そして、検索リストにイメージを入力する際には、表示されている分類項目の中からユーザが所望のイメージを選択することによって入力を行ってもよく、また、ユーザが以前に曲を聞いたときに感じたフィーリングを思い出し空欄に所望のイメージを記入することによって入力を行ってもよい。
【0041】
その後、検査リストへの入力が完了すると(ステップS12での判断結果がYESになると)、検索語を示すデータが音楽サーバ1へ送信される。もし、入力漏れがあった場合(ステップS12での判断結果がNOである場合)には、ステップS11が再び実施される。
【0042】
一方、入力が完了した場合(ステップS12での判断結果がYESである場合)には、音楽サーバ1は、検索語とデータベース群1aに蓄積されている楽曲情報とを照合し、該当する楽曲(即ち、検索語に一致する分類に関連付けられた楽曲)を検索する(ステップS21)。
【0043】
もし、該当曲が無かった場合(ステップS22での判断結果がNOであった場合)には、ステップS11に戻り、ユーザは第1楽曲データ入出力装置31を用いて再び検索語の入力を行う。
【0044】
一方、該当曲が有った場合(ステップS22での判断結果がYESであった場合)には、ネットワーク4を通じて音楽サーバ1から第1楽曲データ入出力装置31へ、該当した楽曲群と楽曲情報とを示すデータが送信され、さらに、ネットワーク4を通じて音楽サーバ1から課金サーバ2へ検索があったことを示す情報が送信される(ステップS23)、この情報を受信した課金サーバ2は、検索カウントを+1した後(ステップS25)、検索カウント数が設定値(N)よりも大きいか否かを判断し、検索カウント数が設定値(N)よりも大きい場合には課金データを更新する(ステップS26)。なお、課金データ2は、例えば表1に示す料金表に基づき更新される。ここでは、10回から19回検索が行われた場合には料金が100円になり、20回から29回検索が行われた場合には料金が200円になる。
【0045】
【表1】
また、第1楽曲データ入出力装置31が楽曲群と楽曲情報とを示すデータを受信する(ステップS13)と、表示部30bに楽曲情報(送信されてきた楽曲数分の曲名、ジャンル、アーティスト、作詞、作曲、年代およびイメージに関するデータからなる表(表2参照))が表示され(ステップS14)、さらに、音データ出力部30gから楽曲が順次出力され、演奏が開始される(ステップS15)。
【0046】
【表2】
このような手順を実施することによって、ユーザは、聞きたい楽曲に関連する語(曲名、アーティスト、演奏者、作詞者、作曲者、編曲、ジャンル、年代(発売日)およびイメージ等)を入力部から入力するだけで、試聴を行うことができる。
【0047】
その後、ユーザは、入手したいと思っていた曲や、楽曲情報を参照することや演奏を聞くことによって気に入った曲等を、楽曲情報を参照しつつ選択してダウンロードする(ステップS16での判断結果がYESになり、ステップS17へ進む)こともできる。
【0048】
この選択手順の一例としては、ユーザが入力部30aなどを用いて、表2に示すような楽曲情報のうち所望の楽曲に関する情報を表示している欄をクリックして、表示部30bに所望の楽曲の詳細情報を表示させ、正しい楽曲が選択できたことが確認できた時点で詳細情報とともに表示されている「入力」ボタンをクリックするといった手順がある。なお、楽曲の詳細情報としては、例えば、図9に示すような、アーティスト名、曲名、作詞、作曲、ジャンル、年代、イメージ、URLおよび画像データ(PHOTO)からなる詳細情報と、「入力」ボタン22aとから構成された詳細情報表示画面22があり、ここでは下線で示した空欄部に楽曲の詳細情報が表示される。また、本実施の形態では、画像データとしては、楽曲に関連したイメージ画像やアーティストの顔写真などが考えられる。また、ここに表示されたURLを直接クリックすることにより、そのURLの頁にアクセスできるようになっている。
【0049】
また、ダウンロードすることなく(ステップS16での判断結果がNOになる)、受信した楽曲データ群をBGM(Back Ground Music)として放送し続ける(ステップS18での判断結果がYESになる)ことも可能である。なお、受信した楽曲データ群の放送を続行しない場合(ステップS18での判断結果がNOである場合)には、後述のステップS19へ進む。
【0050】
ステップS17では、受信した楽曲データ群と楽曲情報との少なくとも一部分をユーザの選択に基づきダウンロードして、第1楽曲データ入出力装置31のRAM30e等に記憶する。これにより、以後、自由に楽曲の聴取が可能となる。
このとき、複数の楽曲データをダウンロードする場合には、現在ダウンロードされている楽曲データが何番目の楽曲であるかを表示部30bに表示するようにしてもよい。これにより、複数の楽曲データをダウンロードしているときに、ユーザはダウンロードがどこまで進んだかを容易に知ることができる。
【0051】
一方、このステップS17でのダウンロードが実施されると、課金サーバ2において、ダウンロード数のカウントが行われた後(ステップS27)、前述のステップS16に戻る。
【0052】
ステップS19では、ユーザが入力した終了要求が、ネットワーク4を通じて第1楽曲データ入出力装置31から音楽サーバ1に送信される。
【0053】
この終了要求を受けて、ネットワーク4を通じて音楽サーバ1から課金サーバ2へ、使用状況を第1楽曲データ入出力装置31へ送信する旨の要求が送信される(ステップS24)。
【0054】
続いて、音楽サーバ1では、課金データとダウンロード回数とに基づき料金の合計の計算が行われ、ネットワーク4を通じて課金サーバ2から第1楽曲データ入出力装置31へ料金の合計が送信される(ステップS28)。なお、ダウンロード回数に応じた料金の計算は、例えば表3に示す料金表に基づき行われる。ここでは、1回から10回ダウンロードが行われた場合には料金が1000円になり、11回から20回ダウンロードが行われた場合には料金が2000円になる。
【0055】
【表3】
そして、料金の合計が送信されると、この料金の合計が第1楽曲データ入出力装置31の表示部30bに表示されるとともに、音楽サーバ1および課金サーバ2との接続が切断され(ステップS20)、第1楽曲データ入出力装置31、音楽サーバ1および課金サーバ2での処理が終了する。
【0056】
最後に、課金された料金を電子決済で支払う場合の一実施例について説明する。
【0057】
電子決済を利用する場合、例えば課金サーバ2から月に1度(例えば、月末等)、個々のユーザの楽曲データ入出力装置31〜33に対して当月の利用金額を表記した決済画面が送信されてくるので、ユーザは、この決済画面を確認し、利用金額に間違いがなければ、決済画面に表示される、例えば「確認」と記載されたボタンをマウス等でクリックする。これにより、決済情報が課金サーバ2に送信されるので、課金サーバ2では、通信ネットワーク4を介して該当する銀行等の図示しない電子システムにアクセスし、ユーザ登録時に予め登録されている個人口座からの利用料金の引き落としを依頼する。当該銀行等の電子システムは、この依頼に基づいて、該当する個人の口座から利用料金を引き落とし、予め登録されている課金サーバ2の管理者の口座に利用料金を振り込む処理を行うことになる。
【0058】
このような決済処理を実現するためには、ユーザと、当該銀行等と、管理サーバ2の管理者との三者の間で電子決済の実施契約が締結されていることが前提であり、当該銀行等の電子システムと管理サーバ2とがシステム的に処理可能な状態に構築されている必要があることは当然である。
【0059】
本発明の音楽配信システムにおいて、楽曲データ入出力装置としては、前述のような機能・動作を実現しうるものであれば利用可能であり、例えば、携帯電話機、携帯端末機、一般加入電話機、ゲーム機またはテレビを用いてもよい。また、ネットワークから楽曲データ入出力装置の通信部へデータを読み込む手段としては、LAN(Local Area Network)によるデータ回線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線、ISDN(Integrated Services Digital Network)回線、FTTH(Fiber To The Home)、CATV(Cable Television)網、無線によるデータ回線、または記憶装置を接続された通信線等といったデータを通信する全ての回線が利用可能である。
【0060】
以上説明した音楽配信方法は音楽配信プログラムによって実現されている。
【0061】
発明の対象とするのは、このプログラムそのものであってもよいし、このプログラムがコンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納されているものであってもよい。
【0062】
本発明では、この記録媒体として、図3に示されているCPU30aで処理が行われるために必要なメモリ、例えばROM30hのようなものそのものがプログラムメディアであってもよいし、また、補助記憶装置30fに記録媒体を挿入することで読み取り可能なプログラムメディアであってもよい。いずれの場合においても、格納されているプログラムはCPU30aがアクセスして実行させる構成であってもよいし、あるいはいずれの場合もプログラムを読み出し、読み出されたプログラムをRAM30eのプログラム記憶エリアにロードして、そのプログラムが実行される方式であってもよい。このロード用のプログラムは予めシステム本体に格納されているものとする。
【0063】
ここで、上記プログラムメディアは、本体の分離可能に構成される記録媒体であり、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、FD(フレキシブルディスク)やHD(ハードディスク)等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD等の光ディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM、EPROM、EEPROM、フラッシュROM等による半導体メモリを含む固定的にプログラムを担持する媒体であってもよい。
【0064】
また、本発明の音楽配信システムは、インターネットを含む通信ネットワークと接続可能なシステム構成であるので、通信ネットワークからプログラムをダウンロードするように流動的にプログラムを担持する媒体であってもよい。なお、このように通信ネットワークからプログラムをダウンロードする場合には、そのダウンロード用プログラムは予めシステム本体に格納しておくか、あるいは別の記録媒体からインストールされるものであってもよい。なお、記録媒体に格納されている内容としてはプログラムに限定されず、データであってもよい。
【0065】
さらに、本発明では、プログラム自体として、図3に示されているCPU30aで実行される処理そのものであってもよいし、あるいはインターネットを含む通信ネットワークをアクセスすることで取り込める、あるいは取り込めたものであってもよいし、こちらから送り出すものであってもよい。さらには、この取り込んだプログラムに基づいて、上記音楽配信システム内で処理された結果、つまり生成されたものであってもよい。あるいは、こちらから送り出す際に上記音楽配信システム内で処理された結果、つまり生成されたものであってもよい。なお、これらのものはプログラムに限定されず、データであってもよい。
【0066】
【発明の効果】
本発明の音楽配信システム、楽曲データ入出力装置、音楽配信方法、音楽配信プログラム及び音楽配信プログラムを記録した記録媒体によれば、ユーザは、自分の嗜好に従い、聞きたい音楽を選択できる新しい鑑賞方法を提供することができる。この場合、ユーザが、任意のジャンルまたは作曲者、もしくは任意のアーティストに関する楽曲群を聞きたいといった曖昧な検索条件による曲選択を行った場合では、その検索条件に従って該当する曲を選択し、ユーザに提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の音楽配信システムの一実施の形態を示す説明図である。
【図2】図1に示す音楽配信システムを構成する楽曲データ入出力装置の外観構成を示す説明図である。
【図3】図1に示す音楽配信システムを構成する楽曲データ入出力装置の機能ブロック図である。
【図4】図1に示す音楽配信システムを構成する音楽サーバの構成例を示す機能ブロック図である。
【図5】図1に示す音楽配信システムを構成する課金サーバの構成例を示す機能ブロック図である。
【図6】図1に示す音楽配信システムの動作例を示すフローチャートである。
【図7】図1に示す音楽配信システムの動作例を示すフローチャートである。
【図8】図3に示す楽曲データ入出力装置の表示部に表示される検索リスト入力画面の一例を示す説明図である。
【図9】図3に示す楽曲データ入出力装置の表示部に表示される詳細情報表示画面の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 音楽サーバ
1a データベース群
1b 通信部
1c CPU
1d ROM
1e RAM
2 課金サーバ
2a 通信部
2b CPU
2c RAM
4 ネットワーク
31 第1楽曲データ入出力装置
32 第2楽曲データ入出力装置
33 第3楽曲データ入出力装置
30a 入力部
30b 表示部
30c 通信部
30d CPU
30e RAM
30f 補助記憶装置
30g 音データ出力部
30h ROM
Claims (18)
- 複数の楽曲に関するデータ、および各楽曲の複数項目にわたる分類を示すデータを蓄積した音楽サーバを備えており、前記音楽サーバは、ユーザによって検索条件が指定されたとき、指定された検索条件に該当する分類に関連付けられている全ての楽曲からなる楽曲群の検索を行い、検索した楽曲群のデータを出力することを特徴とする音楽配信システム。
- 前記音楽サーバは、前記楽曲に関するデータおよび分類を示すデータからなるデータベース群を多数蓄積したデータベース群記憶手段を有することを特徴とする請求項1記載の音楽配信システム。
- 前記音楽サーバは、指定された検索条件に基づき、データベース群から該当する楽曲を類推し抽出する動作を実行するプログラムを記憶するプログラム記憶手段と、指定された検索条件の受信と検索した楽曲に関するデータの送信とを通信ネットワークを介して行う通信手段と、ユーザ情報および使用履歴を蓄積する顧客情報記憶手段とをさらに有することを特徴とする請求項2記載の音楽配信システム。
- 楽曲データ入出力装置が通信ネットワークを介して前記音楽サーバに接続されており、前記音楽サーバは、検索した音楽群のデータを前記通信ネットワークを介して前記楽曲データ入出力装置に送信することを特徴とする請求項1記載の音楽配信システム。
- 検索状況やダウンロード状況のデータを前記通信ネットワークを介して前記音楽サーバから受信する受信手段と、これらのデータに基づいてユーザが検索を行った回数と送信された楽曲群の中から所望の楽曲をダウンロードした回数とをカウントするカウント手段と、このカウント手段のカウント結果に従って課金する課金手段と、ユーザ情報を前記通信ネットワークを介して前記音楽サーバから受信し、前記カウント結果と関連付けて蓄積する顧客情報蓄積手段とを有する課金サーバをさらに備えたことを特徴とする請求項3記載の音楽配信システム。
- 楽曲データ入出力装置と前記課金サーバとが通信ネットワークを介して接続されており、前記楽曲データ入出力装置は、前記課金サーバでの課金情報を表示手段に表示することを特徴とする請求項5に記載の音楽配信システム。
- 音楽サーバと通信ネットワークを介して接続するとともに検索条件の送信と楽曲群の受信とを行う通信手段と、前記検索条件の入力を行う入力手段と、入力内容および前記音楽サーバから送信されてきた楽曲群の表示を行う表示手段と、受信した楽曲群を出力する音楽データ出力手段とを備えたことを特徴とする楽曲データ入出力装置。
- 前記表示手段は、受信した楽曲の複数項目にわたる分類を楽曲情報として表示するとともに、表示された楽曲情報に基づき、ダウンロードする楽曲を取捨選択する際に用いられる選択入力手段をさらに備えたことを特徴とする請求項7記載の楽曲データ入出力装置。
- 前記表示手段は、前記入力手段より入力された検索条件で検索された楽曲群を表示することを特徴とする請求項7記載の楽曲データ入出力装置。
- 前記表示手段に表示された楽曲群から前記選択入力手段を用いて選択することにより、選択された楽曲がダウンロードされ、聴取可能となることを特徴とする請求項8記載の楽曲データ入出力装置。
- 前記表示手段に表示された楽曲群から前記選択入力手段を用いて所望の楽曲を選択することにより、その楽曲の詳細情報が前記表示手段に表示されることを特徴とする請求項8記載の楽曲データ入出力装置。
- 前記表示手段に表示される詳細情報には画像データが含まれることを特徴とする請求項11記載の楽曲データ入出力装置。
- 前記画像データが、表示された楽曲に関連する画像データであることを特徴とする請求項12記載の楽曲データ入出力装置。
- 前記表示手段に表示される詳細情報にはURL情報が含まれることを特徴とする請求項11記載の楽曲データ入出力装置。
- 前記URL情報から直接アクセス可能に設けられていることを特徴とする請求項14記載の楽曲データ入出力装置。
- コンピュータシステムにより音楽の配信を行う音楽配信方法において、複数の楽曲に関するデータおよび各楽曲の複数項目にわたる分類を示すデータを蓄積したデータベースを備えており、
ユーザに対して検索条件の指定を促す段階と、
検索条件が指定されたとき、指定された検索条件に該当する分類に関連付けられている全ての楽曲からなる楽曲群を前記データベースから検索する段階と、
検索した楽曲群のデータをユーザ側に送信するとともに、送信した楽曲の試聴を可能とし、かつ、ダウンロードする楽曲の選択を促す段階と、
ダウンロードする楽曲が選択されたとき、該当する楽曲をユーザに送信する段階とを備えたことを特徴とする音楽配信方法。 - 通信ネットワークを介して音楽の配信を行うコンピュータ読み取り可能な音楽配信プログラムであって、
ユーザに対して検索条件の指定を促すステップと、
検索条件が指定されたとき、指定された検索条件に該当する分類に関連付けられている全ての楽曲からなる楽曲群を、複数の楽曲に関するデータおよび各楽曲の複数項目にわたる分類を示すデータを蓄積したデータベースから検索するステップと、
検索した楽曲群のデータをユーザ側に送信するとともに、送信した楽曲の試聴を可能とし、かつ、ダウンロードする楽曲の選択を促すステップと、
ダウンロードする楽曲が選択されたとき、該当する楽曲をユーザに送信するステップとを備えたことを特徴とする音楽配信プログラム。 - 請求項17に記載の音楽配信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002208541A JP2004053755A (ja) | 2002-07-17 | 2002-07-17 | 音楽配信システム、楽曲データ入出力装置、音楽配信方法、音楽配信プログラムおよび音楽配信プログラムを記録した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002208541A JP2004053755A (ja) | 2002-07-17 | 2002-07-17 | 音楽配信システム、楽曲データ入出力装置、音楽配信方法、音楽配信プログラムおよび音楽配信プログラムを記録した記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004053755A true JP2004053755A (ja) | 2004-02-19 |
Family
ID=31932664
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2002208541A Pending JP2004053755A (ja) | 2002-07-17 | 2002-07-17 | 音楽配信システム、楽曲データ入出力装置、音楽配信方法、音楽配信プログラムおよび音楽配信プログラムを記録した記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2004053755A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2002
- 2002-07-17 JP JP2002208541A patent/JP2004053755A/ja active Pending
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