JP2004053188A - 空気清浄機にある火災予防機構 - Google Patents
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Abstract
【課題】空気清浄機からの日常生活に密接したきめ細かい警報により迅速かつ確実な火災予防が実現できる空気清浄機にある火災予防機構を得る。
【解決手段】空気清浄機としての一つの個の中に、空気を清浄する機能の他に、その吸気部２に設けた各種センサー６と、このセンサー６により検出したものを火災か否かを判定する火災レベル判定回路７と、この火災レベル判定回路７が火災と判定したときに警報を出力する警報出力部８とを備えてなる。
【選択図】 図１
【解決手段】空気清浄機としての一つの個の中に、空気を清浄する機能の他に、その吸気部２に設けた各種センサー６と、このセンサー６により検出したものを火災か否かを判定する火災レベル判定回路７と、この火災レベル判定回路７が火災と判定したときに警報を出力する警報出力部８とを備えてなる。
【選択図】 図１
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、空気清浄機に内蔵される火災予防機構に関するものである。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】
空気清浄機は空気を吸い込んで浄化する（臭いや煙を取り除く）のであるが、吸い込んだ空気の中には臭いや煙の他にＣＯ，温度など火災の判断をするのに十分な多くのものが含まれているので、空気中のこれらを検出して火災か否かのレベル判定をすれば火災予防が可能になることは知られていない。
【０００３】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る空気清浄機にある火災予防機構はかかる点に着目してなされたもので、空気清浄機の吸気部に各種センサーを設けてこのセンサーにより空気中の臭いや煙，さらにはＣＯ，温度などを検出して火災か否かのレベル判定をして警報を出力することにより、空気清浄機からの日常生活に密接したきめ細かい警報により迅速かつ確実な火災予防が実現できる。
【０００４】
【発明の実施の形態】
この発明の一実施の形態を図１，図２について説明する。図１は本発明の火災予防機構を備えた空気清浄機を示す概略図、図２は図１のものを自動消火設備に連動した図である。
【０００５】
図において、１は空気清浄機の筐体、２は空気清浄機の吸気部、３は空気清浄機の排気部、４は空気清浄機の浄化部（フイルター）、５は空気清浄機の駆動部（ファン）、６は吸気部２に設けた各種センサー、７は各種センサー６により検出したものを火災か否かを判定する火災レベル判定回路、８は火災レベル判定回路７が火災と判定したときに警報を出力する警報出力部、９は警報出力部８の信号を受けて警報を発するブザー等、１０は警報出力部８が発信する火災信号（火災注意信号）、１１は自動消火設備で、空気清浄機からの火災信号１０により起動される。
【０００６】
今、空気清浄機の運転中では、駆動部５により吸気部２から空気を吸い込んで、その空気中の臭いや煙，さらにはチリやホコリ等を浄化部４で取り除き、排気部３から浄化された空気を吐き出している。
【０００７】
その際、例えば、各種センサー６として臭いセンサーを設けている場合に、この臭いセンサーが吸気部２から吸い込んだ空気中にタバコの臭いを検出したとすると、これが検出からだいたいタバコを吸い終わるまでの時間以上にタバコの臭いが継続すると、これを火災レベル判定回路７が判断して警報出力部８がタバコの不始末注意アラームを出すことになり、タバコの不始末による火災発生を未然に防ぐことができる。
【０００８】
また、各種センサー６として煙センサーを設けている場合に、この煙センサーを通して火災レベル判定回路７が煙の量の時間的変化によりタバコ乃至は調理の際に発生する煙と火災の初期段階に発生する煙とを区別して、警報出力部８が火災の注意を促す警報又は火災警報を発信することになる。
【０００９】
また、各種センサー６として一酸化炭素（ＣＯ）センサーを設けている場合に、この一酸化炭素センサーを通して火災レベル判定回路７がＣＯの濃度を監視してそのＣＯ濃度がある一定以上になったときに、警報出力部８が火災警報を発信することになる。
【００１０】
また、各種センサー６として温度センサーを設けている場合に、この温度センサーを通して火災レベル判定回路７が周囲温度の急激な変化を見極めると、警報出力部８が火災警報を発信することになる。
これらのセンサーを組み合わせることによって、さらに確実な火災の発生予防と火災の検出が可能となる。
【００１１】
さらに、これらの火災信号１０を利用して、図２に示すように自動消火設備１１を起動することができる。その際、火災の初期段階で確実な消火が行えるので、火災発生による人命損失に至る危険性を飛躍的に低下させることができる。痴呆症の老人や寝たきり老人の居る家庭に効果的である。なお、自動消火設備１１は筐体１と一体構造であっても良い。
【００１２】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば空気清浄機の吸気部に各種センサーを設けてこのセンサーにより空気中の臭いや煙，さらにはＣＯ，温度などを検出して火災か否かのレベル判定をして警報を出力するので、空気清浄機からの日常生活に密接したきめ細かい警報により迅速かつ確実な火災予防が実現できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の一実施の形態を示す概略図である。
【図２】図１のものを自動消火設備に連動した図である。
【符号の説明】
１ 筐体
２ 吸気部
３ 排気部
４ 浄化部
５ 駆動部
６ 各種センサー
７ 火災レベル判定回路
８ 警報出力部
９ ブザー等
１０ 火災信号
１１ 自動消火設備
【発明の属する技術分野】
この発明は、空気清浄機に内蔵される火災予防機構に関するものである。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】
空気清浄機は空気を吸い込んで浄化する（臭いや煙を取り除く）のであるが、吸い込んだ空気の中には臭いや煙の他にＣＯ，温度など火災の判断をするのに十分な多くのものが含まれているので、空気中のこれらを検出して火災か否かのレベル判定をすれば火災予防が可能になることは知られていない。
【０００３】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る空気清浄機にある火災予防機構はかかる点に着目してなされたもので、空気清浄機の吸気部に各種センサーを設けてこのセンサーにより空気中の臭いや煙，さらにはＣＯ，温度などを検出して火災か否かのレベル判定をして警報を出力することにより、空気清浄機からの日常生活に密接したきめ細かい警報により迅速かつ確実な火災予防が実現できる。
【０００４】
【発明の実施の形態】
この発明の一実施の形態を図１，図２について説明する。図１は本発明の火災予防機構を備えた空気清浄機を示す概略図、図２は図１のものを自動消火設備に連動した図である。
【０００５】
図において、１は空気清浄機の筐体、２は空気清浄機の吸気部、３は空気清浄機の排気部、４は空気清浄機の浄化部（フイルター）、５は空気清浄機の駆動部（ファン）、６は吸気部２に設けた各種センサー、７は各種センサー６により検出したものを火災か否かを判定する火災レベル判定回路、８は火災レベル判定回路７が火災と判定したときに警報を出力する警報出力部、９は警報出力部８の信号を受けて警報を発するブザー等、１０は警報出力部８が発信する火災信号（火災注意信号）、１１は自動消火設備で、空気清浄機からの火災信号１０により起動される。
【０００６】
今、空気清浄機の運転中では、駆動部５により吸気部２から空気を吸い込んで、その空気中の臭いや煙，さらにはチリやホコリ等を浄化部４で取り除き、排気部３から浄化された空気を吐き出している。
【０００７】
その際、例えば、各種センサー６として臭いセンサーを設けている場合に、この臭いセンサーが吸気部２から吸い込んだ空気中にタバコの臭いを検出したとすると、これが検出からだいたいタバコを吸い終わるまでの時間以上にタバコの臭いが継続すると、これを火災レベル判定回路７が判断して警報出力部８がタバコの不始末注意アラームを出すことになり、タバコの不始末による火災発生を未然に防ぐことができる。
【０００８】
また、各種センサー６として煙センサーを設けている場合に、この煙センサーを通して火災レベル判定回路７が煙の量の時間的変化によりタバコ乃至は調理の際に発生する煙と火災の初期段階に発生する煙とを区別して、警報出力部８が火災の注意を促す警報又は火災警報を発信することになる。
【０００９】
また、各種センサー６として一酸化炭素（ＣＯ）センサーを設けている場合に、この一酸化炭素センサーを通して火災レベル判定回路７がＣＯの濃度を監視してそのＣＯ濃度がある一定以上になったときに、警報出力部８が火災警報を発信することになる。
【００１０】
また、各種センサー６として温度センサーを設けている場合に、この温度センサーを通して火災レベル判定回路７が周囲温度の急激な変化を見極めると、警報出力部８が火災警報を発信することになる。
これらのセンサーを組み合わせることによって、さらに確実な火災の発生予防と火災の検出が可能となる。
【００１１】
さらに、これらの火災信号１０を利用して、図２に示すように自動消火設備１１を起動することができる。その際、火災の初期段階で確実な消火が行えるので、火災発生による人命損失に至る危険性を飛躍的に低下させることができる。痴呆症の老人や寝たきり老人の居る家庭に効果的である。なお、自動消火設備１１は筐体１と一体構造であっても良い。
【００１２】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば空気清浄機の吸気部に各種センサーを設けてこのセンサーにより空気中の臭いや煙，さらにはＣＯ，温度などを検出して火災か否かのレベル判定をして警報を出力するので、空気清浄機からの日常生活に密接したきめ細かい警報により迅速かつ確実な火災予防が実現できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の一実施の形態を示す概略図である。
【図２】図１のものを自動消火設備に連動した図である。
【符号の説明】
１ 筐体
２ 吸気部
３ 排気部
４ 浄化部
５ 駆動部
６ 各種センサー
７ 火災レベル判定回路
８ 警報出力部
９ ブザー等
１０ 火災信号
１１ 自動消火設備
Claims (1)
- 空気清浄機としての一つの個の中に、空気を清浄する機能の他に、その吸気部に設けた各種センサーと、このセンサーにより検出したものを火災か否かを判定する火災レベル判定回路と、この火災レベル判定回路が火災と判定したときに警報を出力する警報出力部とを備えたことを特徴とする空気清浄機にある火災予防機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002213540A JP2004053188A (ja) | 2002-07-23 | 2002-07-23 | 空気清浄機にある火災予防機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002213540A JP2004053188A (ja) | 2002-07-23 | 2002-07-23 | 空気清浄機にある火災予防機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004053188A true JP2004053188A (ja) | 2004-02-19 |
Family
ID=31936110
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002213540A Pending JP2004053188A (ja) | 2002-07-23 | 2002-07-23 | 空気清浄機にある火災予防機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004053188A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006084148A (ja) * | 2004-09-17 | 2006-03-30 | Max Co Ltd | 空気清浄化システム |
| CN109297154A (zh) * | 2018-11-22 | 2019-02-01 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种空调报警方法、装置、存储介质及空调 |
| JP2021135557A (ja) * | 2020-02-25 | 2021-09-13 | 王子ホールディングス株式会社 | 火災検出設備及び火災検出方法 |
-
2002
- 2002-07-23 JP JP2002213540A patent/JP2004053188A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006084148A (ja) * | 2004-09-17 | 2006-03-30 | Max Co Ltd | 空気清浄化システム |
| CN109297154A (zh) * | 2018-11-22 | 2019-02-01 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种空调报警方法、装置、存储介质及空调 |
| JP2021135557A (ja) * | 2020-02-25 | 2021-09-13 | 王子ホールディングス株式会社 | 火災検出設備及び火災検出方法 |
| JP7476565B2 (ja) | 2020-02-25 | 2024-05-01 | 王子ホールディングス株式会社 | 火災検出設備及び火災検出方法 |
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