JP2004050767A - 被記録媒体識別装置、記録装置および被記録媒体識別テーブルの作成方法 - Google Patents

被記録媒体識別装置、記録装置および被記録媒体識別テーブルの作成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】記録装置に備えられた被記録媒体識別手段により被記録媒体の種類を自動的に識別する記録装置を提供する。
【解決手段】被記録媒体へ光を照射する発光手段と、該発光手段から照射され前記被記録媒体上で反射された異なる反射光成分を受光する複数の受光手段と、前記複数の受光手段のそれぞれが受光した各反射光成分の強度を入力情報とし、所定の演算処理を経て前記被記録媒体の種類を出力情報とするニューラルネットワークを含む被記録媒体識別手段とを備えることを特徴とする。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被記録媒体の光学特性を解析して被記録媒体の種類を識別する被記録媒体識別装置、記録装置および被記録媒体識別テーブルの作成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
記録装置において、一般に、被記録媒体の種類に応じて最適な記録方法は異なる。例えば、インクジェット記録装置において、普通紙とOHPシートでは各メディアのインク吸収速度が異なるため、記録速度等を変える必要がある。また、解像度の低い文字等を記録する場合と解像度の高い自然画像等を記録する場合とでは、単位面積当たりのインク打ち込み量は通常異なる。このように、記録装置において被記録媒体に記録を行う場合、被記録媒体の種類を適切に識別する必要がある。被記録媒体の種類を記録装置に設定するために、従来は、記録装置を使用するユーザーが、プリンタドライバ等を用いて被記録媒体の種類を適宜設定することにより、被記録媒体に最適な記録方法を選択することが可能であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の技術例では、ユーザーが被記録媒体を入れ換えるごとに、ドライバ等の設定を行う必要があり、ユーザーの手を煩わす原因となっている。また、被記録媒体単体をユーザーが目で見た場合、紙の種類を特定できず、適切にドライバ設定を行うことができない場合がある。
【0004】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、記録装置に備えられた被記録媒体識別手段により被記録媒体の種類を自動的に識別する記録装置を提供することである。これにより、識別された被記録媒体に最適な記録方式の選択が自動的に行われ、ユーザーの負担を軽減することができる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、本発明の被記録媒体識別装置は、被記録媒体へ光を照射する発光手段と、該発光手段から照射され前記被記録媒体上で反射された異なる反射光成分を受光する複数の受光手段と、前記複数の受光手段のそれぞれが受光した各反射光成分の強度を入力情報とし、所定の演算処理を経て前記被記録媒体の種類を出力情報とするニューラルネットワークを含む被記録媒体識別手段とを備えることを特徴とする。
【0006】
また、前記ニューラルネットワークは、複数種類の被記録媒体の種類に応じた前記異なる反射光成分の強度と、前記被記録媒体の種類とを繰り返し対応させることにより学習を行うことができる。
【0007】
本発明の記録装置は、前記被記録媒体識別装置と、該被記録媒体識別装置により識別された被記録媒体の種類に応じて、記録を行う記録ヘッドとを備えることができる。
【0008】
本発明の被記録媒体識別テーブルの作成方法は、複数種類の被記録媒体のそれぞれに光を照射し、該被記録媒体上で反射された異なる反射光成分を受光し、前記被記録媒体の種類に応じた前記異なる反射光成分の強度を入力情報として収集する入力情報収集ステップと、前記入力情報収集ステップにより得られた前記被記録媒体についての各反射光成分の強度を入力情報とし、前記被記録媒体の種類を出力情報とするニューラルネットワークを用いて、前記ニューラルネットワークの入力情報と出力情報とを繰り返し対応させる学習ステップと、該学習ステップの後、前記学習ステップにより得られた出力情報に基づき、被記録媒体識別テーブルを作成する識別テーブル作成ステップとを備えることを特徴とする。
【0009】
また、本発明の被記録媒体識別装置は、前記被記録媒体識別テーブルと、被記録媒体へ光を照射する発光手段と、前記発光手段から照射され前記被記録媒体上で反射された異なる反射光成分を受光する複数の受光手段と、前記複数の受光手段のそれぞれが受光した各反射光成分の強度に基づいて、前記被記録媒体識別テーブルを参照することにより被記録媒体の種類を識別する被記録媒体識別手段とを備えることができる。
【0010】
ここで、前記複数の受光手段は、前記被記録媒体上で反射される正反射光を受光する受光手段と、前記被記録媒体上で反射される乱反射光を受光する受光手段とを含むことができる。
【0011】
本発明の記録装置は、前記被記録媒体識別装置と、前記被記録媒体識別装置により識別された被記録媒体の種類に応じて、記録を行う記録ヘッドとを備えることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施例を説明する。
〔実施例1〕
図1は本発明の記録装置全体構成の断面を示したものである。この記録装置は、フルラインタイプの記録手段(記録デバイス)、すなわち被記録媒体の記録領域の全幅に渡って延在する記録手段を用いるタイプであり、このフルラインタイプの記録手段としては、ライン形状のインクジェット方式の記録手段、あるいはLED方式の記録手段などがある。このようなフルラインタイプの記録手段は、いずれも、そのライン形状の特徴を生かすことによって、高解像度の画像を高速記録することが可能である。
【0013】
フルラインタイプの記録ヘッドとしては、例えば、1記録ヘッドあたりのノズル数が7200ノズルある。そして、記録装置には画像形成するために、シアンインク、マゼンタインク、イエローインク、ブラックインクを吐出するヘッドが1本ずつ配置されている。
【0014】
まず、この図において、給紙部、搬送部、記録ヘッド部、排紙部の説明をする。
【0015】
給紙部は被記録媒体Pを積載する圧板と被記録媒体Pを給紙する給送回転体101がベース102に結合された回転軸を中心に回転可能で、圧板バネ103により給送回転体101に付勢される。圧板104には被記録媒体Pの重送を防止する摩擦係数の大きい不図示の分離パッドと記録紙を分離する不図示の分離爪がある。圧板104と給送回転体101の当接を解除する不図示のリリースカムが設けられている。
【0016】
上記構成において待機状態ではリリースカムが圧板104を押し下げている。これにより圧板104と給送回転体101の当接は解除されている。そして、この状態で搬送ローラー105の駆動力が、ギヤなどにより給送回転体101およびリリースカムに伝達されると、リリースカムが圧板104から離れ、圧板104は上昇し、給送回転体101と被記録媒体Pが当接し、給送回転体101の回転にともない被記録媒体Pはピックアップされ給紙を開始する。給送回転体101は被記録媒体Pを搬送部に送り込むまで回転する。
【0017】
搬送部は被記録媒体Pを吸着し、搬送する搬送ベルト106と不図示のPEセンサーを有している。
【0018】
搬送ベルト106は駆動ローラー107で駆動され、従動ローラーである搬送ローラー105および圧力ローラー108で巻架されている。駆動ローラー107はベルトモーター109が駆動源である。
【0019】
搬送ベルト106はポリエチレンなどの合成樹脂でできており、無端ベルト形状である。不図示の給電手段は約0.5kVから10kVの電圧を印加させ、被記録媒体Pを搬送ベルト106に密着させる。(給電手段と高電圧発生手段と高電圧制御手段の説明は省略する。)
搬送ベルト106は標準の記録モードでは170mm/Secの速度で動く。
【0020】
搬送する被記録媒体同士の距離(通称:紙−紙間距離)はA4サイズで、標準の記録モードであれば10cmである。
【0021】
搬送ローラー105と対抗する位置には搬送ベルト106と従動するピンチローラー110が当接している。搬送ローラー105の搬送方向下流には記録ヘッド111Y,111M,111C,111Kが設けられている。各記録ヘッドの間隔は10cmである。
【0022】
この記録ヘッドの解像度は600dpiである。搬送方向と直交する方向に複数のノズルが配列されたラインタイプのインクジェットの記録ヘッドである。
【0023】
これらの記録ヘッドはヒーター等によりインクに熱を与えることが可能になっている。この熱によりインクは膜沸騰し、この膜沸騰による気泡の成長または収縮によって生じる圧力変化によって、ノズルからインクが吐出され、被記録媒体P上に画像が形成される。
記録ヘッドの1本あたりの最大消費電力は200Wである。
【0024】
排紙部は排紙ローラー112と拍車113とによって構成され、画像形成された被記録媒体Pは不図示の排紙モーターで駆動される排紙ローラー112と拍車113とに挟まれ、搬送されて排紙トレー114に排出される。排紙ローラーの線速度も、搬送ベルト106の速度とほぼ同等の速度で、標準の記録モードでは170mm/Secの速度で動く。
【0025】
排紙センサー115は排紙部での被記録媒体Pの有無を調べる。分離センサー116はベルトの排紙口側に配置され、搬送紙の有無を調べる。なお、117はクリーニングローラーである。搬送ベルト106をクリーニングする場合に使用する。118は除電ローラーである。
【0026】
119は被記録媒体識別部である。図に示したように、記録ヘッドにより記録される前の位置で被記録媒体Pの種類を判別する。
【0027】
図2は本発明の第1の実施例を表すブロック図であり、1は被記録媒体Pに対し斜めから光を照射するための発光手段としての発光素子である。2,3はそれぞれ、1により発光された光が被記録媒体Pに照射されることにより生じる正・拡散反射光を受光するための受光手段としての正反射光受光素子、及び拡散反射(乱反射)光受光素子である。例えば、1の発光素子としてはLED、2,3の受光素子としてはフォトダイオードを用いることができるが、発光、または受光できる素子であればこれらに限定されない。
【0028】
被記録媒体識別手段である被記録媒体識別部を構成するニューラルネットワーク4は、2,3により測定された正・拡散反射光受光値に基づき、被記録媒体を識別するものである。
【0029】
5はメインCPUであり、被記録媒体識別部により求まる被記録媒体識別結果に応じて、被記録媒体に対する最適な記録モードを選択するよう、制御する。
【0030】
図3は、被記録媒体識別部119において、発光素子1、正反射光受光素子2、拡散反射光受光素子3、及び被記録媒体Pとの位置関係を表す模式図である。図3に示すように、記録媒体P上の1点を基準にして(180°−θ)の位置に発光素子1(0°<θ<90°)、θの位置に正反射光受光素子2、それ以外の位置に拡散反射光受光素子3を配置する。発光素子1より光が発光されると、その光は発光素子用レンズ6を通過し平行な光に変換され被記録媒体Pへと照射される。このとき、被記録媒体Pへと照射された光は、主に正反射する光と拡散反射する光とに分かれ、正反射光受光素子2、及び拡散反射光受光素子3へと達する。その際反射光を集光するためのレンズが受光素子の前にそれぞれ備えられている。正反射光受光素子2、及び拡散反射光受光素子3の各受光電圧の値は、被記録媒体識別部を構成するニューラルネットワーク4の入力情報として与えられる。正反射光受光素子2、及び拡散反射光受光素子3の出力電圧は、通常、値が一定とならずばらつくため、何かしらの基準を元に読み取る必要がある。例えば、ある一定時間の読取値の平均をその読取値とする、あるいはある一定時間の読取値の最大値をその読取値とする等である。
【0031】
一般的に、被記録媒体が異なると正反射光受光素子の出力電圧と拡散反射光受光素子の出力電圧、及びそれらの比が変化する。
【0032】
図4は被記録媒体識別手段を構成するニューラルネットワーク4の構成図である。ニューラルネットワークの一形態として、ここでは3層からなる階層型対向伝搬ネットワークを用いている。入力層、出力層のユニット数はそれぞれ3、1であり、中間層のユニット数は、学習の際に決定される。その詳細な動作方法、学習方法については、「Judith Dayhoff著、ニューラルネットワークアーキテクチャ入門(森北出版 1992)」に示されている。以下、これらの要点を説明する。
【0033】
対向伝搬ネットワークへの入力は、正反射光受光素子の出力電圧9、拡散反射光受光素子の出力電圧10を規格化することにより得られる、正反射受光素子の出力電圧に対応する規格化後の値11、拡散反射受光素子の出力電圧に対応する規格化後の値12、及び規格化により生じる第3の入力値13の3つの値を与える。規格化とは、対向伝搬ネットワークへの入力ベクトルの大きさが1となるように変換する演算を表す。その後、それらの値の伝搬とともに内部で積和演算を基本とする計算が実行され、最終的に対向伝搬ネットワークの出力として、被記録媒体の種類を出力14として得る。対向伝搬ネットワークは前述の通り計算を行うシステムであるので、被記録媒体の種類は、例えば普通紙は0、OHPシートは1というように、予め数字で対応付けられている。
【0034】
対向伝搬ネットワークは予め学習用入出力データを用いて学習を行わせることが必要である。学習用入出力データとは、被記録媒体識別部で識別させたい被記録媒体を数種類用意し、その被記録媒体から測定された正反射光受光素子の出力電圧10、拡散反射光受光素子の出力電圧11、及びその際の被記録媒体の種類(数字で対応付けしたもの)の組のことである。学習用入出力データを図5に示す。学習を成功させるために、学習用入出力データを一つの被記録媒体に対してより多く準備している。
【0035】
対向伝搬ネットワークの学習は、対向伝搬法に基づいて行われる。ここでは、そのアルゴリズムの要点を説明する。
(1)各パラメータ(中間層ユニット数等)の設定
(2)結合係数の初期化(一様乱数)
(3)学習用入出力データを提示
(4)中間層における勝者ユニットの算出
(5)ネットワーク前段部(入力層から中間層)結合係数の更新
(6)ネットワーク後段部(中間層から出力層)結合係数の更新
【0036】
上記(3)から(6)のステップを学習用入出力データを変えながら繰り返し実行することにより、最終的に、所望の被記録媒体識別結果を出力する対向伝搬ネットワークを構成することができる。なお、学習条件の一例を述べると、学習回数2500回、学習更新率0.01、中間層ユニット数40である。これらの条件は、ある程度、経験的に設定される値であり、実際の作業としては、パラメータを変えつつ試行錯誤的に決定される。特に、中間層ユニットの数については、想定される入力パターンに対して十分な中間層ユニットの数が確保される必要がある。
【0037】
上記の学習工程を対向伝搬ネットワークに対して行うことにより、学習用データとして準備した被記録媒体に対する所望の被記録媒体識別結果を得ることが可能となる被記録媒体識別部が完成する。図6は学習済み対向伝搬ネットワークによる出力を表す図である。学習用データとして選択しなかった被記録媒体に対して、この被記録媒体識別部はその被記録媒体の種類を識別することができないことは言うまでもない。
【0038】
なお、本実施例1で説明した対向伝搬ネットワークは、ソフトウェア、及びハードウェアのいずれで構成されていても構わない。ソフトウェアで構成した場合、各パラメータ等の修正、変更を容易に行うことが可能である。ハードウェアで構成した場合、ソフトウェアに比べ処理速度を高速化できるという特徴がある。
【0039】
本実施例1では階層型対向伝搬ネットワークを用いたが、用いるニューラルネットワークは階層型に限らない。用いる学習方法も対向伝搬法に限らず逆伝搬法等でもよい。その都度、ニューラルネットワークの型や実施条件に応じて適宜使用することができる。
【0040】
〔実施例2〕
図7は本発明の第2の実施例を表すブロック図であり、実施例1の被記録媒体識別部を構成するニューラルネットワークを、被記録媒体識別テーブル15で置き換えたものである。この被記録媒体識別テーブルは、別途実施例1と全く同じ方法で学習させた学習済みニューラルネットワークに対して想定され得る全ての入力を与え、その入力に対する出力を調べることにより作成できる。つまり、ここでの被記録媒体識別テーブルとは、図6そのものを表している。被記録媒体識別テーブルを格納するメモリ等の容量に制限がある場合は、想定され得る入力を必要に応じて量子化すればよい。
【0041】
なお、上記各実施形態では本発明をフルラインタイプの記録手段を用いる記録装置に応用したが、本発明はこれに限定されるものではなく、記録媒体を扱う装置全体に適用できる。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、被記録媒体の種類を識別する被記録媒体識別手段としてニューラルネットワークを用いることにより、被記録媒体の種類を識別することができる。これにより、記録装置のユーザーが行うドライバー等からの被記録媒体の種類の設定が不用となり、ユーザーの負担を軽減することが可能となる。
【0043】
また、ニューラルネットワークを用いると、受光素子の出力電圧と被記録媒体の種類との関係を定式化することなく被記録媒体識別手段を構築することができるので、従来行われてきた計算ステップを記述するプログラミング等が不必要であり、構成が非常に容易である。さらに、被記録媒体識別を行う際のニューラルネットワークに与える入力情報が増えた場合にも、入力ユニットの数をそれに合わせて増加させればよいだけなので、本発明の被記録媒体識別手段は拡張が容易であるという特徴がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録装置の全体構成断面図である。
【図2】本発明の第1の実施例を示すブロック図である。
【図3】本発明に係る発光素子及び受光素子の位置関係を表す模式図である。
【図4】本発明に係るニューラルネットワークの構造図である。
【図5】本発明に係る学習用入出力データを示す図である。
【図6】本発明に係るニューラルネットワークの出力の図である。
【図7】本発明の第2の実施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1   発光素子
2   正反射光受光素子
3   拡散反射光受光素子
4   ニューラルネットワーク
5   メインCPU
6   発光素子用レンズ
7   正反射光受光用レンズ
8   拡散反射光受光用レンズ
9   正反射光受光素子の出力電圧
10  拡散反射光受光素子の出力電圧
11  正反射光受光素子の出力電圧に対応する規格化後の値
12  拡散反射光受光素子の出力電圧に対応する規格化後の値
13  規格化により生じる入力値
14  被記録媒体の種類を示す出力値
15  被記録媒体識別テーブル
101 給送回転体
102 ベース
103 圧板バネ
104 圧板
105 搬送ローラー
106 搬送ベルト
107 駆動ローラー
108 圧力ローラー
109 ベルトモーター
110 ピンチローラー
112 排紙ローラー
113 拍車
114 排紙トレー
115 排紙センサー
116 分離センサー
119 被記録媒体識別部
111Y,111M,111C,111K 記録ヘッド
P  被記録媒体

Claims (7)

  1. 被記録媒体へ光を照射する発光手段と、
    該発光手段から照射され前記被記録媒体上で反射された異なる反射光成分を受光する複数の受光手段と、
    前記複数の受光手段のそれぞれが受光した各反射光成分の強度を入力情報とし、所定の演算処理を経て前記被記録媒体の種類を出力情報とするニューラルネットワークを含む被記録媒体識別手段と
    を備えることを特徴とする被記録媒体識別装置。
  2. 前記ニューラルネットワークは、複数種類の被記録媒体の種類に応じた前記異なる反射光成分の強度と、前記被記録媒体の種類とを繰り返し対応させることにより学習を行うことを特徴とする請求項1に記載の被記録媒体識別装置。
  3. 請求項1または2に記載の被記録媒体識別装置と、
    前記被記録媒体識別装置により識別された被記録媒体の種類に応じて、記録を行う記録ヘッドと
    を備えることを特徴とする記録装置。
  4. 複数種類の被記録媒体のそれぞれに光を照射し、該被記録媒体上で反射された異なる反射光成分を受光し、前記被記録媒体の種類に応じた前記異なる反射光成分の強度を入力情報として収集する入力情報収集ステップと、前記入力情報収集ステップにより得られた前記被記録媒体についての各反射光成分の強度を入力情報とし、前記被記録媒体の種類を出力情報とするニューラルネットワークを用いて、前記ニューラルネットワークの入力情報と出力情報とを繰り返し対応させる学習ステップと、
    該学習ステップの後、前記学習ステップにより得られた出力情報に基づき、被記録媒体識別テーブルを作成する識別テーブル作成ステップと
    を備えることを特徴とする被記録媒体識別テーブルの作成方法。
  5. 請求項4に記載の作成方法により作成された被記録媒体識別テーブルと、
    被記録媒体へ光を照射する発光手段と、
    前記発光手段から照射され前記被記録媒体上で反射された異なる反射光成分を受光する複数の受光手段と、
    前記複数の受光手段のそれぞれが受光した各反射光成分の強度に基づいて、前記被記録媒体識別テーブルを参照することにより被記録媒体の種類を識別する被記録媒体識別手段と
    を備えることを特徴とする被記録媒体識別装置。
  6. 前記複数の受光手段は、前記被記録媒体上で反射される正反射光を受光する受光手段と、前記被記録媒体上で反射される乱反射光を受光する受光手段とを含むことを特徴とする請求項5に記載の被記録媒体識別装置。
  7. 請求項5または6に記載の被記録媒体識別装置と、
    前記被記録媒体識別装置により識別された被記録媒体の種類に応じて、記録を行う記録ヘッドと
    を備えることを特徴とする記録装置。
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