JP2004050728A - プライの貼付け方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】転写ドラムの径を小径化でき、貼付け時間を短縮可能なプライの貼付け方法を提供すること。
【解決手段】コンベアから転写ドラム12の外周面に帯状のカーカスプライ形成部材32を送り出し、1層目のカーカスプライ36と2層目のカーカスプライ38の総幅に対応する寸法に切断して周方向に順次貼り付ける。転写ドラム12を1回転させ、貼り付けたカーカスプライ形成部材32の中間部分をカッタで切断し、転写ドラム上にカーカスプライ36、及びカーカスプライ38の2枚のプライを得る。タイヤ成形ドラム10のインナーライナー上にカーカスプライ36、及びカーカスプライ38を順次貼り付ける。従来よりもカーカスプライ形成部材32の貼付け枚数が半減し、転写ドラム12の軸方向に2枚のカーカスプライを形成するので、短時間で貼付けができ、また、転写ドラム12の径を小さくできる。
【選択図】 図7
【解決手段】コンベアから転写ドラム12の外周面に帯状のカーカスプライ形成部材32を送り出し、1層目のカーカスプライ36と2層目のカーカスプライ38の総幅に対応する寸法に切断して周方向に順次貼り付ける。転写ドラム12を1回転させ、貼り付けたカーカスプライ形成部材32の中間部分をカッタで切断し、転写ドラム上にカーカスプライ36、及びカーカスプライ38の2枚のプライを得る。タイヤ成形ドラム10のインナーライナー上にカーカスプライ36、及びカーカスプライ38を順次貼り付ける。従来よりもカーカスプライ形成部材32の貼付け枚数が半減し、転写ドラム12の軸方向に2枚のカーカスプライを形成するので、短時間で貼付けができ、また、転写ドラム12の径を小さくできる。
【選択図】 図7
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プライの貼付け方法に係り、特に、生タイヤの形成を行うタイヤ成形ドラムに複数枚のカーカスプライを重ねて貼り付けるプライの貼付け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、生タイヤにカーカスプライを形成する製法として、幅狭の帯状のカーカスプライ形成部材を転写ドラム上に複数枚貼り付けてカーカスプライを形成し、転写ドラム上に形成したカーカスプライをタイヤ成形ドラムに予め貼り付けておいたインナーライナー上に転写(巻き付け)する方法がある。
【0003】
例えば、生タイヤ(製品タイヤ径が20インチ)に2枚のカーカスプライを巻き付ける場合、図9に示すように、直径が1100mm、長さが1000mmの転写ドラム100を用いていた。
【0004】
転写ドラム100の外周面には、周方向の略半分の領域に、複数枚(例えば20枚)の幅狭の帯上のカーカスプライ形成部材Pを一部分を重ねながら周方向に順次貼り付けて行き、1枚目のカーカスプライ102を得る。
【0005】
次に、先に得たカーカスプライ102に対して所定の隙間を開けて、残りの略半分の領域に、複数枚(例えば20枚)のカーカスプライ形成部材Pを一部分を重ねながら周方向に順次貼り付けて行き、2枚目のカーカスプライ104を得る。
【0006】
なお、カーカスプライ形成部材32は、予め大径のリール(図示せず)に巻き取られており、リールから転写ドラム上に供給され送り出されて、ドラム端に設けたカッタ(図示せず)で必要長さにカットされていた。そして、1枚目のカーカスプライ形成部材Pを貼り付けた後、一定角度転写ドラム100を回転し、次のカーカスプライ形成部材Pを貼り付けていた。
【0007】
このようにして、転写ドラム12の外周面に、周方向に1枚目のカーカスプライ102,及び2枚目のカーカスプライ104を形成した後、転写ドラム100を回転させて1枚目のカーカスプライ102を巻き出し、タイヤ成形ドラム106のインナーライナー(図示せず)の上に巻き付け、そして、転写ドラム100を更に回転させて2枚目のカーカスプライ104を巻き出し、2枚目のカーカスプライ104を先に巻き付けた1枚目のカーカスプライ102の上に巻き付けていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来の製造方法では、1枚目のカーカスプライ102と2枚目のカーカスプライ104を転写ドラム100の周方向に形成するため、転写ドラム100非常に大きくなる(例えば、直径1100mm、長さ1000mm)という問題があった。
【0009】
また、多数のカーカスプライ形成部材Pを得るための切断回数が多く(例えば、40枚分で40回)、少なくともカーカスプライ形成部材Pの貼付け枚数分は転写ドラム100を一定角度で回転させなければならず、貼付け時間が長くなる、という問題があった。
【0010】
本発明は、上記問題を解決すべく成されたもので、転写ドラムの径を小径化でき、貼付け時間を短縮可能なプライの貼付け方法を提供することが目的である。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、生タイヤの形成を行うタイヤ成形ドラムに複数枚のカーカスプライを重ねて貼り付けるプライの貼付け方法であって、転写ドラムの外周面に、長さが前記生タイヤに用いる複数枚のカーカスプライの総幅に対応する寸法に設定された複数の帯状のカーカスプライ形成部材を、長手方向を前記転写ドラムの軸方向に一致させると共に、周方向に順次連結して貼り付ける第1の工程と、前記転写ドラムの外周面に貼り付けた前記カーカスプライ形成部材を、前記カーカスプライ形成部材の貼付け途中、または貼り付け後に周方向に沿って切断して、生タイヤに用いる複数枚分のカーカスプライを得る第2の工程と、前記転写ドラムの外周面に得られた前記複数枚のカーカスプライを1枚づつ前記タイヤ形成ドラム側に転写する第3の工程と、を有し、前記第2の工程における前記切断は、前記転写ドラムを回転させて前記転写ドラム上で行う、ことを特徴としている。
【0012】
次に、請求項1に記載のプライの貼付け方法の作用を説明する。
【0013】
先ず、第1の工程では、転写ドラムの外周面に、長さが生タイヤに用いる複数枚のカーカスプライの総幅に対応する寸法に設定された複数の帯状のカーカスプライ形成部材を、長手方向を転写ドラムの軸方向に一致させて周方向に順次連結して貼り付ける。
【0014】
例えば、2層のカーカスプライを有する生タイヤを得る場合、1枚目のカーカスプライの幅(ラジアル方向)と、2枚目のカーカスプライの幅(ラジアル方向)とを足した寸法が、ここで言うカーカスプライの総幅となる。
【0015】
次の、第2の工程では、転写ドラムの外周面に貼り付けた複数のカーカスプライ形成部材を、カーカスプライ形成部材の貼付け途中、または全て貼り付けた後に周方向に沿って切断して、生タイヤに用いる複数枚分のカーカスプライを得る。なお、第2の工程における切断は、転写ドラムを回転させて転写ドラム上で行う。例えば、カッタをカーカスプライ形成部材の回転移動方向側に配置しておけば、転写ドラムを一定回転する毎に一定寸法づつ切断できる。また、複数のカーカスプライ形成部材を全て貼り付けた後では、カッタをカーカスプライ形成部材に押し付けて転写ドラムを1回転させるだけで、切断作業が簡単かつ短時間で終了できる。
【0016】
次の、第3の工程では、転写ドラムを回転させて1枚目のカーカスプライを巻き出してタイヤ形成ドラム側に転写し、その後、2枚目のカーカスプライを巻き出してタイヤ形成ドラム側に転写する。
【0017】
これによって、タイヤ成形ドラム側では、2枚のカーカスプライが重ねられたカーカスが得られる。
【0018】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のプライの貼付け方法において、前記第2の工程における切断は、前記転写ドラムの外周面に、周方向に沿って設けられた下刃と、前記転写ドラムの径方向外側に配置した上刃とで行う、ことを特徴としている。
【0019】
次に、請求項2に記載のプライの貼付け方法の作用を説明する。
【0020】
第2の工程では、転写ドラムの外周面に貼付けられたカーカスプライ形成部材は、転写ドラムの外周面に周方向に沿って設けられた下刃と、転写ドラムの径方向外側に配置した上刃とで切断される。
【0021】
下刃は、転写ドラムの外周面に周方向に沿って設けられている、即ち、環状に形成されているので、上刃を押し当てながら転写ドラムを回転させるのみで複数のカーカスプライ形成部材を容易に切断することができる。
【0022】
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のプライの貼付け方法において、前記第3の工程において、転写すべき前記転写ドラム上のカーカスプライと対向するように、タイヤ成形ドラムを前記転写ドラムの軸方向に移動する、ことを特徴としている。
【0023】
次に、請求項3に記載のプライの貼付け方法の作用を説明する。
【0024】
請求項2に記載のプライの貼付け方法では、第3の工程において、転写すべき転写ドラム上のカーカスプライと対向するように、タイヤ成形ドラムを転写ドラムの軸方向に移動する。
【0025】
例えば、1枚目のカーカスプライをタイヤ成形ドラムに転写する場合、タイヤ成形ドラムを転写ドラム上の1枚目のカーカスプライと対向する位置に配置し、転写作業を行う。
【0026】
次に、2枚目のカーカスプライをタイヤ形成ドラムに転写する場合、タイヤ成形ドラムを軸方向に沿って移動して、タイヤ成形ドラムを転写ドラム上の2枚目のカーカスプライと対向する位置に配置し、転写作業を行う。
【0027】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態を図面に従って以下に説明する。
【0028】
図1及び図2に示すように、生タイヤを形成するためのタイヤ成形ドラム10の近傍には、鋼製の転写ドラム12が配置されている。
【0029】
本実施形態の転写ドラム12は、直径20インチのタイヤに用いるカーカスプライを形成するものであり、直径が620mm、長さが2000mmである。
【0030】
図2及び図3に示すように、転写ドラム12の軸方向中央部分には、環状の溝14が形成されており、溝14の一方の側面には、環状の下刃16が取り付けられている。
【0031】
図2に示すように、転写ドラム12は、ベース18に設けられた軸受20に回転自在に支持されており、図示しないモータで回転するようになっている。
【0032】
ベース18は、床面22に配置されたレール24上をタイヤ成形ドラム10と接離する方向に移動可能とされている。なお、ベース18は、図示しないモータによって移動するようになっている。
【0033】
転写ドラム12の径方向外側には、上刃26が配置されている。
【0034】
上刃26は、円板形状であり、ホルダー28に回転自在に支持されている。
【0035】
なお、ホルダー28は、シリンダ30によって、転写ドラム12と接離する方工に移動可能となっている。
【0036】
図1に示すように、転写ドラム12の近傍には、図示しない大径のリールから送り出された幅狭の帯状のカーカスプライ形成部材32を搬送するコンベア34の排出口が配置されている。
【0037】
タイヤ成形ドラム10は、転写ドラム12と平行に設けられており、軸方向に沿って移動可能に設けられている。
【0038】
なお、本実施形態のタイヤ成形ドラム10は、一般的にフラットドラムと呼ばれる外周面が一定径とされた周知のタイヤ成形ドラムであるので、内部構造に関しての説明は省略する。
(作用)
次に、本実施形態の作用を説明する。
【0039】
ここでは、タイヤ成形ドラム10側に、2層のカーカスプライを形成する場合について話を進める。
【0040】
先ず最初に、図4に示すように、コンベア34から転写ドラム12の外周面に軸方向に沿って帯状のカーカスプライ形成部材32を送り出し、後述する1層目のカーカスプライ36と2層目のカーカスプライ38の総幅に対応する寸法(以後所定寸法という)に図示しないカッタで切断して貼り付ける。
【0041】
なお、本実施形態では、1層目のカーカスプライ36の幅が490mm、2層目のカーカスプライ38の幅が425mmであり、転写ドラム上に貼り付けられたカーカスプライ形成部材32の長さは915mmである。
【0042】
次に、転写ドラム12を矢印A方向に一定角度回転させ、先と同様にカーカスプライ形成部材32を送り出し、所定寸法にカッタで切断して貼り付ける。このとき、前に貼り付けたカーカスプライ形成部材32とは、一部分を重ねるようにして貼り付ける。
【0043】
以後、同様にして20枚のカーカスプライ形成部材32が順次周方向に1周弱貼り付けられる(図5参照)。
【0044】
次の工程では、上刃26を転写ドラム側へ移動して上刃26を下刃16に接触させ(図3参照)、転写ドラム12を1回転させる(図6参照)。
【0045】
これにより、転写ドラム12の外周面に貼り付けた複数のカーカスプライ形成部材32は、図7に示すように軸方向に2分割され、転写ドラム上にカーカスプライ36、及びカーカスプライ38の2枚のプライが得られる(図面の符号40は、切断面を示す)。
【0046】
次に、タイヤ成形ドラム10を、1層目となるカーカスプライ36と対向する位置に移動し、転写ドラム12をタイヤ成形ドラム10へ接近させ、そして、図8に示すように、タイヤ成形ドラム10、及び転写ドラム12を回転させて、転写ドラム12のカーカスプライ36をタイヤ成形ドラム10のインナーライナー42(予め貼り付けてある。)の外周面に転写し貼り付ける。
【0047】
次に、転写ドラム12をタイヤ成形ドラム10から一旦離し、タイヤ成形ドラム10を2層目となるカーカスプライ38と対向する位置に移動し、再び転写ドラム12をタイヤ成形ドラム10へ接近させる。
【0048】
そして、先と同様にタイヤ成形ドラム10、及び転写ドラム12を回転させて、転写ドラム12のカーカスプライ38をタイヤ成形ドラム10のカーカスプライ36の外周面に転写し貼り付ける。
【0049】
これにより、インナーライナーの上に、2層構造のカーカスが形成される。
【0050】
本実施形態では、転写ドラム12の軸方向に複数のカーカスプライを形成するので、従来技術よりも転写ドラム12の径を小さくできる。
【0051】
また、転写ドラム12では、プライ2枚分の長さのカーカスプライ形成部材32を従来の半分の枚数貼付けるのみで良く、複数枚のカーカスプライ形成部材32を、転写ドラム12を1回転させるだけでカーカスプライ36、及びカーカスプライ38に分割するので、従来技術よりも切断工数、および製造時間を大幅に低減できる。
【0052】
これによって、転写ドラム12へのカーカスプライ形成部材32の貼付け開始から、タイヤ成形ドラム10へ転写終了までを1サイクルとした場合、本実施形態のプライの貼付け方法によれば、従来対比で約40%のサイクルタイム短縮が可能となる。
[その他の実施形態]
上記実施形態では、全てのカーカスプライ形成部材32を転写ドラム12に貼り付けてから切断を行ったが、本発明はこれに限らず、他の方法で切断することも出来る。例えば、予め上刃26を下刃16に接触させておき、その状態でカーカスプライ形成部材32を順次貼り付けて行くと、カーカスプライ形成部材32の貼付けと、貼付けられたカーカスプライ形成部材32との切断とを同時に行うことができ、さらに切断時間を短縮することができる。
【0053】
また、上記実施形態では、転写ドラム12をタイヤ成形ドラム10と接離する方向に移動させ、タイヤ成形ドラム10を軸方向に沿って移動させたが、本発明はこれに限らず、タイヤ成形ドラム10を転写ドラム12と接離する方向に移動させ、転写ドラム12を軸方向に沿って移動させても良い。
【0054】
また、上記実施形態では、2枚のカーカスプライを形成する場合を説明したが、転写ドラム12の軸方向に延ばして下刃16を複数枚設けることで、3枚以上のカーカスプライを形成することも可能となる。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のプライの貼付け方法によれば、従来よりも転写ドラムの径を小径化でき、かつ貼付け時間を短縮することができる、という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】タイヤ成形ドラム、及び転写ドラムの斜視図である。
【図2】転写ドラムの正面図である。
【図3】転写ドラムの下刃付近の断面図である。
【図4】1枚目のカーカス形成部材を貼り付けたタイヤ成形ドラム、及び転写ドラムの斜視図である。
【図5】カーカス形成部材を必要枚数貼り付けたタイヤ成形ドラム、及び転写ドラムの斜視図である。
【図6】貼り付けたカーカス形成部材を切断しているところを示すタイヤ成形ドラム、及び転写ドラムの斜視図である。
【図7】貼り付けたカーカス形成部材の切断の終了した状態を示すタイヤ成形ドラム、及び転写ドラムの斜視図である。
【図8】転写ドラムのカーカスプライをタイヤ成形ドラムに転写している状態を示すタイヤ成形ドラム、及び転写ドラムの側面図である。
【図9】従来のプライ貼付け方法を示す、転写ドラム、及びタイヤ成形ドラムの側面図である。
【符号の説明】
10 タイヤ成形ドラム
12 転写ドラム
16 下刃
26 上刃
32 カーカス形成部材
36 カーカスプライ
38 カーカスプライ
【発明の属する技術分野】
本発明は、プライの貼付け方法に係り、特に、生タイヤの形成を行うタイヤ成形ドラムに複数枚のカーカスプライを重ねて貼り付けるプライの貼付け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、生タイヤにカーカスプライを形成する製法として、幅狭の帯状のカーカスプライ形成部材を転写ドラム上に複数枚貼り付けてカーカスプライを形成し、転写ドラム上に形成したカーカスプライをタイヤ成形ドラムに予め貼り付けておいたインナーライナー上に転写(巻き付け)する方法がある。
【0003】
例えば、生タイヤ(製品タイヤ径が20インチ)に2枚のカーカスプライを巻き付ける場合、図9に示すように、直径が1100mm、長さが1000mmの転写ドラム100を用いていた。
【0004】
転写ドラム100の外周面には、周方向の略半分の領域に、複数枚(例えば20枚)の幅狭の帯上のカーカスプライ形成部材Pを一部分を重ねながら周方向に順次貼り付けて行き、1枚目のカーカスプライ102を得る。
【0005】
次に、先に得たカーカスプライ102に対して所定の隙間を開けて、残りの略半分の領域に、複数枚(例えば20枚)のカーカスプライ形成部材Pを一部分を重ねながら周方向に順次貼り付けて行き、2枚目のカーカスプライ104を得る。
【0006】
なお、カーカスプライ形成部材32は、予め大径のリール(図示せず)に巻き取られており、リールから転写ドラム上に供給され送り出されて、ドラム端に設けたカッタ(図示せず)で必要長さにカットされていた。そして、1枚目のカーカスプライ形成部材Pを貼り付けた後、一定角度転写ドラム100を回転し、次のカーカスプライ形成部材Pを貼り付けていた。
【0007】
このようにして、転写ドラム12の外周面に、周方向に1枚目のカーカスプライ102,及び2枚目のカーカスプライ104を形成した後、転写ドラム100を回転させて1枚目のカーカスプライ102を巻き出し、タイヤ成形ドラム106のインナーライナー(図示せず)の上に巻き付け、そして、転写ドラム100を更に回転させて2枚目のカーカスプライ104を巻き出し、2枚目のカーカスプライ104を先に巻き付けた1枚目のカーカスプライ102の上に巻き付けていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来の製造方法では、1枚目のカーカスプライ102と2枚目のカーカスプライ104を転写ドラム100の周方向に形成するため、転写ドラム100非常に大きくなる(例えば、直径1100mm、長さ1000mm)という問題があった。
【0009】
また、多数のカーカスプライ形成部材Pを得るための切断回数が多く(例えば、40枚分で40回)、少なくともカーカスプライ形成部材Pの貼付け枚数分は転写ドラム100を一定角度で回転させなければならず、貼付け時間が長くなる、という問題があった。
【0010】
本発明は、上記問題を解決すべく成されたもので、転写ドラムの径を小径化でき、貼付け時間を短縮可能なプライの貼付け方法を提供することが目的である。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、生タイヤの形成を行うタイヤ成形ドラムに複数枚のカーカスプライを重ねて貼り付けるプライの貼付け方法であって、転写ドラムの外周面に、長さが前記生タイヤに用いる複数枚のカーカスプライの総幅に対応する寸法に設定された複数の帯状のカーカスプライ形成部材を、長手方向を前記転写ドラムの軸方向に一致させると共に、周方向に順次連結して貼り付ける第1の工程と、前記転写ドラムの外周面に貼り付けた前記カーカスプライ形成部材を、前記カーカスプライ形成部材の貼付け途中、または貼り付け後に周方向に沿って切断して、生タイヤに用いる複数枚分のカーカスプライを得る第2の工程と、前記転写ドラムの外周面に得られた前記複数枚のカーカスプライを1枚づつ前記タイヤ形成ドラム側に転写する第3の工程と、を有し、前記第2の工程における前記切断は、前記転写ドラムを回転させて前記転写ドラム上で行う、ことを特徴としている。
【0012】
次に、請求項1に記載のプライの貼付け方法の作用を説明する。
【0013】
先ず、第1の工程では、転写ドラムの外周面に、長さが生タイヤに用いる複数枚のカーカスプライの総幅に対応する寸法に設定された複数の帯状のカーカスプライ形成部材を、長手方向を転写ドラムの軸方向に一致させて周方向に順次連結して貼り付ける。
【0014】
例えば、2層のカーカスプライを有する生タイヤを得る場合、1枚目のカーカスプライの幅(ラジアル方向)と、2枚目のカーカスプライの幅(ラジアル方向)とを足した寸法が、ここで言うカーカスプライの総幅となる。
【0015】
次の、第2の工程では、転写ドラムの外周面に貼り付けた複数のカーカスプライ形成部材を、カーカスプライ形成部材の貼付け途中、または全て貼り付けた後に周方向に沿って切断して、生タイヤに用いる複数枚分のカーカスプライを得る。なお、第2の工程における切断は、転写ドラムを回転させて転写ドラム上で行う。例えば、カッタをカーカスプライ形成部材の回転移動方向側に配置しておけば、転写ドラムを一定回転する毎に一定寸法づつ切断できる。また、複数のカーカスプライ形成部材を全て貼り付けた後では、カッタをカーカスプライ形成部材に押し付けて転写ドラムを1回転させるだけで、切断作業が簡単かつ短時間で終了できる。
【0016】
次の、第3の工程では、転写ドラムを回転させて1枚目のカーカスプライを巻き出してタイヤ形成ドラム側に転写し、その後、2枚目のカーカスプライを巻き出してタイヤ形成ドラム側に転写する。
【0017】
これによって、タイヤ成形ドラム側では、2枚のカーカスプライが重ねられたカーカスが得られる。
【0018】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のプライの貼付け方法において、前記第2の工程における切断は、前記転写ドラムの外周面に、周方向に沿って設けられた下刃と、前記転写ドラムの径方向外側に配置した上刃とで行う、ことを特徴としている。
【0019】
次に、請求項2に記載のプライの貼付け方法の作用を説明する。
【0020】
第2の工程では、転写ドラムの外周面に貼付けられたカーカスプライ形成部材は、転写ドラムの外周面に周方向に沿って設けられた下刃と、転写ドラムの径方向外側に配置した上刃とで切断される。
【0021】
下刃は、転写ドラムの外周面に周方向に沿って設けられている、即ち、環状に形成されているので、上刃を押し当てながら転写ドラムを回転させるのみで複数のカーカスプライ形成部材を容易に切断することができる。
【0022】
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のプライの貼付け方法において、前記第3の工程において、転写すべき前記転写ドラム上のカーカスプライと対向するように、タイヤ成形ドラムを前記転写ドラムの軸方向に移動する、ことを特徴としている。
【0023】
次に、請求項3に記載のプライの貼付け方法の作用を説明する。
【0024】
請求項2に記載のプライの貼付け方法では、第3の工程において、転写すべき転写ドラム上のカーカスプライと対向するように、タイヤ成形ドラムを転写ドラムの軸方向に移動する。
【0025】
例えば、1枚目のカーカスプライをタイヤ成形ドラムに転写する場合、タイヤ成形ドラムを転写ドラム上の1枚目のカーカスプライと対向する位置に配置し、転写作業を行う。
【0026】
次に、2枚目のカーカスプライをタイヤ形成ドラムに転写する場合、タイヤ成形ドラムを軸方向に沿って移動して、タイヤ成形ドラムを転写ドラム上の2枚目のカーカスプライと対向する位置に配置し、転写作業を行う。
【0027】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態を図面に従って以下に説明する。
【0028】
図1及び図2に示すように、生タイヤを形成するためのタイヤ成形ドラム10の近傍には、鋼製の転写ドラム12が配置されている。
【0029】
本実施形態の転写ドラム12は、直径20インチのタイヤに用いるカーカスプライを形成するものであり、直径が620mm、長さが2000mmである。
【0030】
図2及び図3に示すように、転写ドラム12の軸方向中央部分には、環状の溝14が形成されており、溝14の一方の側面には、環状の下刃16が取り付けられている。
【0031】
図2に示すように、転写ドラム12は、ベース18に設けられた軸受20に回転自在に支持されており、図示しないモータで回転するようになっている。
【0032】
ベース18は、床面22に配置されたレール24上をタイヤ成形ドラム10と接離する方向に移動可能とされている。なお、ベース18は、図示しないモータによって移動するようになっている。
【0033】
転写ドラム12の径方向外側には、上刃26が配置されている。
【0034】
上刃26は、円板形状であり、ホルダー28に回転自在に支持されている。
【0035】
なお、ホルダー28は、シリンダ30によって、転写ドラム12と接離する方工に移動可能となっている。
【0036】
図1に示すように、転写ドラム12の近傍には、図示しない大径のリールから送り出された幅狭の帯状のカーカスプライ形成部材32を搬送するコンベア34の排出口が配置されている。
【0037】
タイヤ成形ドラム10は、転写ドラム12と平行に設けられており、軸方向に沿って移動可能に設けられている。
【0038】
なお、本実施形態のタイヤ成形ドラム10は、一般的にフラットドラムと呼ばれる外周面が一定径とされた周知のタイヤ成形ドラムであるので、内部構造に関しての説明は省略する。
(作用)
次に、本実施形態の作用を説明する。
【0039】
ここでは、タイヤ成形ドラム10側に、2層のカーカスプライを形成する場合について話を進める。
【0040】
先ず最初に、図4に示すように、コンベア34から転写ドラム12の外周面に軸方向に沿って帯状のカーカスプライ形成部材32を送り出し、後述する1層目のカーカスプライ36と2層目のカーカスプライ38の総幅に対応する寸法(以後所定寸法という)に図示しないカッタで切断して貼り付ける。
【0041】
なお、本実施形態では、1層目のカーカスプライ36の幅が490mm、2層目のカーカスプライ38の幅が425mmであり、転写ドラム上に貼り付けられたカーカスプライ形成部材32の長さは915mmである。
【0042】
次に、転写ドラム12を矢印A方向に一定角度回転させ、先と同様にカーカスプライ形成部材32を送り出し、所定寸法にカッタで切断して貼り付ける。このとき、前に貼り付けたカーカスプライ形成部材32とは、一部分を重ねるようにして貼り付ける。
【0043】
以後、同様にして20枚のカーカスプライ形成部材32が順次周方向に1周弱貼り付けられる(図5参照)。
【0044】
次の工程では、上刃26を転写ドラム側へ移動して上刃26を下刃16に接触させ(図3参照)、転写ドラム12を1回転させる(図6参照)。
【0045】
これにより、転写ドラム12の外周面に貼り付けた複数のカーカスプライ形成部材32は、図7に示すように軸方向に2分割され、転写ドラム上にカーカスプライ36、及びカーカスプライ38の2枚のプライが得られる(図面の符号40は、切断面を示す)。
【0046】
次に、タイヤ成形ドラム10を、1層目となるカーカスプライ36と対向する位置に移動し、転写ドラム12をタイヤ成形ドラム10へ接近させ、そして、図8に示すように、タイヤ成形ドラム10、及び転写ドラム12を回転させて、転写ドラム12のカーカスプライ36をタイヤ成形ドラム10のインナーライナー42(予め貼り付けてある。)の外周面に転写し貼り付ける。
【0047】
次に、転写ドラム12をタイヤ成形ドラム10から一旦離し、タイヤ成形ドラム10を2層目となるカーカスプライ38と対向する位置に移動し、再び転写ドラム12をタイヤ成形ドラム10へ接近させる。
【0048】
そして、先と同様にタイヤ成形ドラム10、及び転写ドラム12を回転させて、転写ドラム12のカーカスプライ38をタイヤ成形ドラム10のカーカスプライ36の外周面に転写し貼り付ける。
【0049】
これにより、インナーライナーの上に、2層構造のカーカスが形成される。
【0050】
本実施形態では、転写ドラム12の軸方向に複数のカーカスプライを形成するので、従来技術よりも転写ドラム12の径を小さくできる。
【0051】
また、転写ドラム12では、プライ2枚分の長さのカーカスプライ形成部材32を従来の半分の枚数貼付けるのみで良く、複数枚のカーカスプライ形成部材32を、転写ドラム12を1回転させるだけでカーカスプライ36、及びカーカスプライ38に分割するので、従来技術よりも切断工数、および製造時間を大幅に低減できる。
【0052】
これによって、転写ドラム12へのカーカスプライ形成部材32の貼付け開始から、タイヤ成形ドラム10へ転写終了までを1サイクルとした場合、本実施形態のプライの貼付け方法によれば、従来対比で約40%のサイクルタイム短縮が可能となる。
[その他の実施形態]
上記実施形態では、全てのカーカスプライ形成部材32を転写ドラム12に貼り付けてから切断を行ったが、本発明はこれに限らず、他の方法で切断することも出来る。例えば、予め上刃26を下刃16に接触させておき、その状態でカーカスプライ形成部材32を順次貼り付けて行くと、カーカスプライ形成部材32の貼付けと、貼付けられたカーカスプライ形成部材32との切断とを同時に行うことができ、さらに切断時間を短縮することができる。
【0053】
また、上記実施形態では、転写ドラム12をタイヤ成形ドラム10と接離する方向に移動させ、タイヤ成形ドラム10を軸方向に沿って移動させたが、本発明はこれに限らず、タイヤ成形ドラム10を転写ドラム12と接離する方向に移動させ、転写ドラム12を軸方向に沿って移動させても良い。
【0054】
また、上記実施形態では、2枚のカーカスプライを形成する場合を説明したが、転写ドラム12の軸方向に延ばして下刃16を複数枚設けることで、3枚以上のカーカスプライを形成することも可能となる。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のプライの貼付け方法によれば、従来よりも転写ドラムの径を小径化でき、かつ貼付け時間を短縮することができる、という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】タイヤ成形ドラム、及び転写ドラムの斜視図である。
【図2】転写ドラムの正面図である。
【図3】転写ドラムの下刃付近の断面図である。
【図4】1枚目のカーカス形成部材を貼り付けたタイヤ成形ドラム、及び転写ドラムの斜視図である。
【図5】カーカス形成部材を必要枚数貼り付けたタイヤ成形ドラム、及び転写ドラムの斜視図である。
【図6】貼り付けたカーカス形成部材を切断しているところを示すタイヤ成形ドラム、及び転写ドラムの斜視図である。
【図7】貼り付けたカーカス形成部材の切断の終了した状態を示すタイヤ成形ドラム、及び転写ドラムの斜視図である。
【図8】転写ドラムのカーカスプライをタイヤ成形ドラムに転写している状態を示すタイヤ成形ドラム、及び転写ドラムの側面図である。
【図9】従来のプライ貼付け方法を示す、転写ドラム、及びタイヤ成形ドラムの側面図である。
【符号の説明】
10 タイヤ成形ドラム
12 転写ドラム
16 下刃
26 上刃
32 カーカス形成部材
36 カーカスプライ
38 カーカスプライ
Claims (3)
- 生タイヤの形成を行うタイヤ成形ドラムに複数枚のカーカスプライを重ねて貼り付けるプライの貼付け方法であって、
転写ドラムの外周面に、長さが前記生タイヤに用いる複数枚のカーカスプライの総幅に対応する寸法に設定された複数の帯状のカーカスプライ形成部材を、長手方向を前記転写ドラムの軸方向に一致させると共に、周方向に順次連結して貼り付ける第1の工程と、
前記転写ドラムの外周面に貼り付けた前記カーカスプライ形成部材を、前記カーカスプライ形成部材の貼付け途中、または貼り付け後に周方向に沿って切断して、生タイヤに用いる複数枚分のカーカスプライを得る第2の工程と、
前記転写ドラムの外周面に得られた前記複数枚のカーカスプライを1枚づつ前記タイヤ形成ドラム側に転写する第3の工程と、を有し、
前記第2の工程における前記切断は、前記転写ドラムを回転させて前記転写ドラム上で行う、ことを特徴とするプライの貼付け方法。 - 前記第2の工程における切断は、前記転写ドラムの外周面に、周方向に沿って設けられた下刃と、前記転写ドラムの径方向外側に配置した上刃とで行う、ことを特徴とする請求項1に記載のプライの貼付け方法。
- 前記第3の工程において、転写すべき前記転写ドラム上のカーカスプライと対向するように、タイヤ成形ドラム、及び前記転写ドラムの少なくとも一方を軸方向に移動する、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のプライの貼付け方法。
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---|---|---|---|
JP2002213765A JP2004050728A (ja) | 2002-07-23 | 2002-07-23 | プライの貼付け方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007160719A (ja) * | 2005-12-14 | 2007-06-28 | Bridgestone Corp | タイヤの製造方法 |
JP2013529565A (ja) * | 2010-06-30 | 2013-07-22 | ピレリ・タイヤ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ | タイヤ製造用の半加工要素の配置を制御するための方法および装置 |
CN111267381A (zh) * | 2015-07-30 | 2020-06-12 | Vmi荷兰公司 | 轮胎成型鼓及其使用方法 |
-
2002
- 2002-07-23 JP JP2002213765A patent/JP2004050728A/ja active Pending
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