JP2004050249A - 接合装置の可動電極制御方法 - Google Patents

接合装置の可動電極制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】可動電極の動作を接合部毎に自動的に切り換えることのできる接合装置の可動電極制御方法を提供する。
【解決手段】可動電極5の動作条件を接合部WP毎に設定し、得られた設定値のそれぞれに接合部WPを特定可能な識別値を付与して設定値と識別値とを対とした個別の動作データを形成して記憶し、ついで記憶されている各動作データの識別値を接合順に組み合わせることにより可動電極5の動作条件の設定値を接合順に実行可能な動作パターンを形成して記憶し、その後接合動作を実行する際に、動作パターンに基づいて可動電極5の動作条件を接合部WP毎に切換制御する。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、人手による被接合材の操作が行われるとともに、可動電極により被接合材の接合部を加圧した状態で接合を行うことのできる接合装置の可動電極制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から加圧状態で被接合材である部品の接合を行うことのできる接合装置が知られている。このような接合装置としては、スポット溶接(点溶接)およびシーム溶接(縫合わせ溶接)などに用いられる抵抗溶接装置、リフローソルダリング装置などがある。
【0003】
一方の抵抗溶接装置は、例えば、小型の電子機器の部品、詳しくは小型の組み電池における板厚0.15mm程度のタブによる複数の電池の電極間の接合、小さいモータやコイル巻き線の接合など小型の電子部品に代表される小物部品の接合に用いられているものであり、接合する金属からなる部品を重ね合わせたりあるいは突き合わせたりさせ、その接合部に単数あるいは複数の可動電極を所定の加圧力をもって当接させて可動電極と固定電極との間、あるいは複数の可動電極の相互間に通電することにより、接合部に電流(溶接電流)を流し、そのとき得られる抵抗発熱を利用して接合部を溶融・加圧し接合するようにされている。
【0004】
他方のリフローソルダリング装置は、例えば、携帯電話などの小型の電子機器に使用されるICリードやLCDのフラットケーブルの基板への電気的な接続に用いられているものであり、電子部品の端子をプリント基板の対応するランドに合わせ、その上から加圧ヘッドとしての加熱チップ(可動電極)を所定の加圧力をもって当接させてランド上のハンダを溶融させることにより、端子とランドとがハンダ付けされ、両者が電気的かつ物理的に接合するようにされている。
【0005】
このような接合装置においては、電極(可動電極)を接合部に当接させる際の加圧力が重要になる。すなわち、加圧力が大きすぎると、接合部が位置ずれを生じたり、接合部が凹んだり、甚だしくは接合部に孔があくという不都合を生じる。したがって、所定の加圧力を接合部に正しく加えることのできる技術が必要とされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の接合装置は、大量生産を行う場合には、被接合材であるワークに応じた専用設計の専用機を用いることができるため何ら問題は生じないものの、多品種少量生産やライフサイクルの短い製品の接合を行う場合には、人手によるワークの操作が行われる汎用性のある一般的な設計仕様の小型で安価なものが用いられている。
【0007】
しかしながら、従来の人手によるワークの操作が行われる接合装置においては、接合に供するワークに素材あるいは接合部の厚さが異なる複数個所の接合部がある場合には、接合個所がかわる毎に、操作者が接合部に加える加圧力の設定、すなわち可動電極の動作条件の設定値を変更しなければならず、手間がかかるという問題点があった。
【0008】
そこで、可動電極の動作を接合部毎に自動的に切り換えることのできる接合装置の可動電極制御方法が求められている。
【0009】
本発明はこの点に鑑みてなされたものであり、可動電極の動作を接合部毎に自動的に切り換えることのできる接合装置の可動電極制御方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するため特許請求の範囲の請求項1に係る本発明の接合装置の可動電極制御方法の特徴は、複数の電極のうちの少なくとも一つが可動電極であり、可動電極駆動手段により前記可動電極を移動させ、加圧手段を介して前記可動電極が被接合材の接合部を所定の加圧力で加圧するとともに、前記可動電極と他の電極との間に前記接合部を介して電流を供給し、接合を行う接合装置の可動電極制御方法において、前記可動電極の動作条件を接合部毎に設定し、得られた設定値のそれぞれに接合部を特定可能な識別値を付与して設定値と識別値とを対とした個別の動作データを形成して記憶し、ついで記憶されている各動作データの識別値を接合順に組み合わせることにより前記可動電極の動作条件の設定値を接合順に実行可能な動作パターンを形成して記憶し、その後接合動作を実行する際に、前記動作パターンに基づいて前記可動電極の動作条件を接合部毎に切換制御する点にある。そして、このような構成を採用したことにより、可動電極の動作条件を接合部毎に接合順に順次切換制御することができるので、可動電極の動作を接合部毎に自動的に切り換えることができる。
【0011】
また、請求項2に係る本発明の接合装置の可動電極制御方法の特徴は、可動電極駆動手段により可動電極を移動させ、加圧手段を介して可動電極が被接合材の接合部を加圧するとともに、前記可動電極に電流を供給し、前記可動電極を加熱して接合を行う接合装置の可動電極制御方法において、前記可動電極の動作条件を接合部毎に設定し、得られた設定値のそれぞれに接合部を特定可能な識別値を付与して設定値と識別値とを対とした個別の動作データを形成して記憶し、ついで記憶されている各動作データの識別値を接合順に組み合わせることにより前記可動電極の動作条件の設定値を接合順に実行可能な動作パターンを形成して記憶し、その後接合動作を実行する際に、前記動作パターンに基づいて前記可動電極の動作条件を接合部毎に切換制御する点にある。そして、このような構成を採用したことにより、可動電極の動作条件を接合部毎に接合順に順次切換制御することができるので、可動電極の動作を接合部毎に自動的に切り換えることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示す実施形態により説明する。
【0013】
図1は本発明に係る接合装置の可動電極制御方法の実施形態の要部を示すフローチャートである。
【0014】
本実施形態の接合装置の可動電極制御方法(以下、単に可動電極制御方法と記す)は、ワークとして可動電極の動作が異なる複数の接合部を有する場合を例示している。
【0015】
図1に示すように、本実施形態の可動電極制御方法が開始されると、まず、ステップST01において、可動電極の動作条件を接合部毎に設定し、得られた設定値のそれぞれに接合部を特定可能な識別値を付与して設定値と識別値とを対とした個別の動作データを形成して記憶し、つぎのステップST02に進行する。
【0016】
ついで、ステップST02において、記憶されている各動作データの識別値を接合順に組み合わせることにより可動電極の動作条件の設定値を接合順に実行可能な動作パターンを形成して記憶し、つぎのステップST03に進行する。
【0017】
ついで、ステップST03において、接合動作を実行する際に、動作パターンに基づいて可動電極の動作条件を接合部毎に切換制御することにより、本実施形態の可動電極制御方法が終了する。
【0018】
なお、可動電極の動作条件の設定値としては、可動電極の始点位置、可動電極によるワークの接合部の加圧力、可動電極によってワークの接合部を所定の加圧力で保持する保持時間、可動電極の移動速度などを例示できる。
【0019】
このような構成からなる本実施形態の可動電極制御方法によれば、可動電極の動作条件を接合部毎に接合順に順次切換制御することができるので、可動電極の動作を接合部毎に自動的に切り換えることができる。
【0020】
ここで、本実施形態の可動電極制御方法を適用した接合装置の実施形態について説明する。
【0021】
図2は本発明に係る可動電極制御方法が適用される接合装置の実施形態を示すものである。本実施形態の接合装置は、被接合材としての小物の部品たるワークの接合部に低加圧力を付与して接合を行うものであり、2つの電極のうちの一方を固定電極、他方を可動電極とし、ワークの操作が人手によって行われる抵抗溶接装置を例示している。
【0022】
図2に示すように、本実施形態の可動電極制御方法が適用される接合装置としての抵抗溶接装置1は、ヘッド本体2と溶接電源3とを有している。
【0023】
一方のヘッド本体2には、少なくとも固定電極4と、可動電極5と、可動電極移動手段6と、可動電極駆動手段7と、制御部8とが配設されている。
【0024】
前記固定電極4と可動電極5とは、被接合材としての小物の部品の部品たるワークWの接合部WPの接合たる溶接に必要な電流(溶接電流)を流すための導体であり、それぞれの先端が相互に対向するように配置されている。
【0025】
前記可動電極移動手段6は、前記可動電極5をワークWの接合部WPに対して接離動作させるためのものであり、可動電極5を固定電極4に対して接離動作させることができるようになっている。また、可動電極移動手段6には、可動電極5によりワークWの接合部WPを所定の加圧力で加圧する加圧手段9が配設されており、可動電極5は加圧手段9を介して可動電極移動手段6に接続されている。なお、加圧手段9としては、弾性部材、例えば加圧ばねが一般的に用いられている。また、加圧手段9には、可動電極5による加圧力が所定の値に達したタイミングを検出するマイクロスイッチなどからなる設定加圧力検出センサを設けたり、加圧力を直接かつリアルタイムで検出することのできるロードセルなどからなる加圧力検出センサを設けることが、ワークWの種類にかかわりなく可動電極5による加圧力を確実かつ微細に制御することが容易にできるという意味で好ましい。
【0026】
前記可動電極駆動手段7は、可動電極移動手段6を駆動するためのものである。この可動電極駆動手段7は制御部8に電気的に接続されており、制御部8から送出される制御指令によって所定のタイミングで駆動されるようになっている。また、可動電極駆動手段7としては、モータ、詳しくは電気式サーボモータが可動電極5をワークWの接合部WPに対してソフトに当接させることができ、しかも可動電極5の移動方向を動作の途中で変更することが容易にできるなどの理由により好ましい。
【0027】
前記制御部8は、CPU10と、適宜な容量のROM、RAMなどにより構成されたメモリ11と、抵抗溶接装置1の各部との接続に用いるI/Oインターフェース(図示せず)とを有している。そして、制御部8には、可動電極駆動手段7、操作手段12、操作パネル13および溶接電源3などが電気的に接続されている。
【0028】
前記操作手段12は、可動電極駆動手段7の動作を指示する信号を送出するためのものである。この操作手段12としては、操作者による足踏み操作が可能な2段式足踏みスイッチや、操作者の手による操作が可能な操作スイッチなどが用いられる。なお、操作スイッチを用いる場合には、操作スイッチを操作パネル13に配置してもよい。
【0029】
前記操作パネル13は、少なくとも装置の動作状況や可動電極5の動作設定および動作状況の表示などに用いられるものであり、入力手段、表示手段および制御電源スイッチ、非常停止スイッチなどの各種のスイッチ類が配設されている。そして、入力手段としては、エンコーダと押しボタンスイッチの機能を兼ね備えたジョグ、あるいは0〜9の数値キーと、+,−などの各種の記号キーを組み合わせた入力キーなどが用いられている。さらに、表示手段としては、オン、オフおよび点滅可能なLEDなどからなる複数の表示灯あるいは液晶表示パネルなどが用いられる。
【0030】
前記制御部8のメモリ11は、各種の制御プログラムおよび各種の接合データを記憶するためのものであり、メモリ11には、少なくとも制御電源投入時のイニシャライズ動作を行うのに必要なプログラム、可動電極5の動作条件を設定するのに必要なプログラム、前述した可動電極制御方法を実行するのに必要なプログラムなどが記憶されている。
【0031】
なお、外部記憶装置を設け、この外部記憶装置に各種の接合データを記憶するように構成してもよい。
【0032】
前記可動電極5の動作条件の設定値としては、可動電極5を原点位置からワークWの接合部WPから離間した始点位置に位置させるために必要な可動電極駆動手段7の駆動量および駆動速度、可動電極5を始点位置からワークWの接合部WPに所定の加圧力をもって当接した接合位置の手前に設けられた一時停止位置に位置させるために必要な可動電極駆動手段7の駆動量および駆動速度、可動電極5をワークWの接合部WPに所定の加圧力をもって当接した接合位置に位置させるために必要な可動電極駆動手段7の駆動量および駆動速度、可動電極5によるワークWの加圧力、可動電極5によってワークWの接合部WPを所定の加圧力で保持する保持時間、接合たる溶接を終了した後の可動電極5を接合位置から一時停止位置を間において始点位置へ移動させるために必要な可動電極駆動手段7の駆動量および駆動速度などを例示できる。
【0033】
他方の溶接電源3は、ワークWの接合たる溶接に必要な電流である溶接電流を固定電極4と可動電極5との間に接合部WPを介して供給するためのものであり、単相交流式、トランジスタ式、コンデンサ式あるいはインバータ式など、必要に応じていずれの溶接電源を用いてもよい。本実施形態では所定の電流値を得るための変圧器14を有しているが、トランジスタ式溶接電源を使用する場合は、この変圧器14は不要である。この変圧器14には一対の出力端が設けられており、一方の出力端には固定電極4が電気的に接続されており、他方の出力端には可動電極5が電気的に接続されている。また、溶接電源3には、接合部WPに応じた通電条件を設定して通電データとして記憶することができるように形成されており、前記制御部8から送出されるスタート信号などの制御指令に基づいて、選択された通電データに基づいた通電条件で、所定の電流値の電流を所定のタイミングで所定の時間だけ通電することができるように形成されている。なお、通電データを制御部8のメモリ11あるいは外部記憶装置に記憶するようにしてもよい。
【0034】
前記固定電極4および可動電極5の配置としては、設計コンセプトなどの必要に応じて可動電極5の移動方向を例えば水平方向などの任意の方向とするように構成できる。そして、固定電極4あるいは可動電極5の数を2以上の複数としてもよい。
【0035】
つぎに、前述した実施形態の抵抗溶接装置1における可動電極制御方法について、固定電極4および可動電極5からなる2つの電極によって、厚さの異なる2個所の接合部WPを有するワークWの接合を行う場合を例示して具体的に説明する。
【0036】
図3はワークの接合例を電極とともに示す要部の概略斜視図である。
【0037】
図3に示すように、ワークWAは、図3下方に示すほぼ平板状に形成された第1部品WAaと、第1部品WAaの上面の左側に接合されるほぼ平帯状に形成された第2部品WAbと、第1部品WAaの上面の右側に接合されるほぼ平帯状に形成された第3部品WAcとにより形成されている。また、第1部品WAaの上面に接合される第2および第3部品WAb,WAcは、ともに同一素材により形成されているとともに、第2部品WAbの厚さが第3部品WAcの厚さより薄く形成されている。そして、固定電極4および可動電極5による接合は、図3の実線で示す固定電極4および可動電極5による第1部品WAaと第2部品WAbとが重なった第1接合部WPA1と、図3の破線で示す固定電極4および可動電極5による第1部品WAaと第3部品WAcとが重なった第2接合部WPA2との2個所が、人手によるワークWAの操作によってこの順に行われるようになっている。
【0038】
前記ワークWAを用いた場合における可動電極制御方法は、入力手段を操作して操作パネル13の表示部に、第1接合部WPA1を特定可能な識別値としての条件番号、例えば「01」を表示する。その後、入力手段を操作して第1接合部WPA1の接合に必要な可動電極5の動作条件の設定を行う。ここで得られた第1接合部WPA1の接合に必要な可動電極5の動作条件の設定値と、第1接合部WPA1を特定可能な識別値としての条件番号「01」とは、制御部8により、第1接合部WPA1の接合に必要な可動電極5の設定値と「01」とを対とした動作データとしてメモリ11に記憶する。なお、外部記憶装置を設け、この外部記憶装置に動作データを記憶してもよい。
【0039】
ついで、入力手段を操作して操作パネル13の表示部に、第2接合部WPA2を特定可能な識別値としての条件番号、例えば「02」を表示する。その後、入力手段を操作して第2接合部WPA2の接合に必要な可動電極5の動作条件の設定を行う。ここで得られた第2接合部WPA2の接合に必要な可動電極5の動作条件の設定値と、第2接合部WPA2を特定可能な識別値としての条件番号「02」とは、制御部8により、第2接合部WPA2の接合に必要な可動電極5の設定値と「02」とを対とした動作データとしてメモリ11に記憶する。
【0040】
すなわち、可動電極5の動作条件を各接合部WPA1,WPA2毎に設定し、得られた設定値のそれぞれに各接合部WPA1,WPA2を特定可能な識別値である条件番号を付与して設定値と識別値とを対とした個別の動作データを形成して記憶する。
【0041】
なお、溶接電源3側で設定される通電条件の通電データを動作データと対としてメモリ11に記憶することが、条件番号に基づいて可動電極5の動作条件と通電条件とをセットにして切換制御することができるという意味で好ましい。
【0042】
ついで、入力手段を操作して操作パネル13の表示部に、動作パターンの設定番号、例えば「S1」を表示する。その後、入力手段を操作して条件番号を接合順、例えば「01」、「02」の順に設定・入力することで動作パターンを形成し、メモリ11に記憶する。
【0043】
これにより、メモリ11に記憶されている各動作データの識別値を接合順に組み合わせることができる。その結果、可動電極5の動作条件の設定値を接合順に実行可能な動作パターンを容易かつ確実に形成できる。
【0044】
ついで、入力手段を操作して操作パネル13の表示部に、動作パターンの設定番号「S1」を表示する。この状態で、人手による操作をもってワークWAの第1接合部WPA1の下面を固定電極4上に載置し、操作手段12をオン操作する。
【0045】
すると、可動電極5の動作条件が条件番号「01」となり、第1接合部WPA1の接合に必要な可動電極5の動作条件の設定値がメモリ11から呼び出され、この設定値に基づいて、可動電極駆動手段7が駆動し、可動電極5は、第1接合部WPA1に接するまで降下する。この時、可動電極駆動手段7は、可動電極5による第1接合部WPA1への加圧力が設定値に到達するまで駆動する。
【0046】
ついで、可動電極5による第1接合部WPA1への加圧力が設定値に到達すると可動電極駆動手段7が停止し、制御部8は溶接電源3に第1接合部WPA1の接合に必要な溶接電流の通電を指示する制御指令であるスタート信号を送出する。
【0047】
ついで、溶接スタート信号を受けた溶接電源3は、第1接合部WPA1の溶接に必要な通電条件による通電を開始する。そして、通電が終了すると溶接が終了し、所定の保持時間が経過した後、可動電極駆動手段7が駆動し、可動電極5は始点に向かって上昇を開始する。
【0048】
ついで、可動電極5が始点位置に復帰すると、可動電極5の動作条件が条件番号「02」となり、第2接合部WPA2の接合に必要な可動電極5の動作条件に切り替わる。この時、溶接電源3における通電条件も第2接合部WPA2の溶接に必要な通電条件に切り替わる。
【0049】
この状態で、人手による操作をもってワークWAを移動することで、ワークWAの第2接合部WPA2の下面を図3の破線にて示す固定電極4上に載置し、操作手段12をオン操作する。すると、前述した第1接合部WPA1の接合動作と同様の接合動作が実行される。そして、第2接合部WPA2の接合が終了し、可動電極5が始点位置に復帰すると、可動電極5の動作条件が条件番号「01」となり、第1接合部WPA1の接合に必要な可動電極5の動作条件に切り替わる。これによりつぎのワークWAの接合が可能になる。
【0050】
このように、動作パターンの設定番号「S1」は、動作条件の目次の機能をもっており、制御部8は、動作パターンの設定番号「S1」に基づいて、予め設定された可動電極5の動作条件を予め設定された順序(「01」→「02」)で呼び出すことができるようになっている。また、接合部WPを特定可能な識別値としての条件番号「01」、「02」は、動作データとして条件番号「01」、「02」と対になって記憶されている可動電極5の動作条件の設置値を呼び出すための鍵の機能をもっており、制御部8は、各条件番号「01」、「02」に応じた可動電極5の動作条件の設定値を呼び出して可動電極5の動作を制御するようになっている。
【0051】
したがって、可動電極5の動作条件を接合部WP毎に接合順に順次切換制御することができるので、可動電極5の動作を接合部WP毎に自動的に切り換えることができる。
【0052】
なお、可動電極5の動作条件を切り換えるタイミングとしては、保持時間が経過した後や、可動電極5が復路の一時停止位置に戻った時などの、溶接電流の通電が終了してから、可動電極5が接合部WPから離間して始点位置に復帰するまでの任意のタイミングで行うことができる。
【0053】
また、3以上の複数の接合部WPを一つの動作パターンに設定することができる。
【0054】
図4はワークの他の接合例を示すものであり、この接合例におけるワークWBは、図4(a)で示されるように、ほぼ長方体状に形成された第1部品WBaと、第1部品WBaの図4(a)の上面に接合されるほぼ平帯状に形成された第2部品WBbと、第1部品WBaの図4(a)の右側面に接合されるほぼ平帯状に形成された第3部品WBcとにより形成されている。また、第2および第3部品WBb,WBcは、同一素材により同一厚さに形成されている。さらに、本接合例のワークWBの接合は、相互に平行に配設された2本の可動電極5Bを用いて行われている。
【0055】
このように、第1部品WBaに対して接合させる第2および第3部品WBb,WBcが同一で、図4(a)に示す第1部品WBaと第2部品WBbとの接合が行われる第1接合部WPB1における可動電極5Bの高さ位置と、図4(b)に示す第1部品WBaと第3部品WBcとの接合が行われる第2接合部WPB2における可動電極5Bの高さ位置とが異なる場合には、通電条件をかえる必要はなく、各接合部WPB1,WPB2毎に可動電極5Bの駆動条件のみを切り換えるようにすればよい。
【0056】
したがって、第1接合部WPB1における可動電極5Bの動作条件を、例えば条件番号「21」とし、第2接合部WPB2における可動電極5Bの動作条件を、例えば条件番号「22」とし、動作パターンの設定番号、例えば「S2」に、条件番号を接合順、例えば「21」、「22」の順に設定・入力することで図4(a)に示す第1接合部WPB1の溶接と、図4(b)に示す第2接合部WPB2の溶接とをこの順に行う動作パターンを形成し、メモリ11に記憶する。そして、接合動作を実行するときに、可動電極5Bの動作条件を、ワークWB毎に「21」→「22」の順に切り換えることにより、可動電極5Bの動作を各ワークWBの各接合部WPB1,WPB2毎に自動的に切り換えることが容易かつ確実にできる。このことは、従来の接合個所がかわる毎に、操作者が接合部に加える加圧力の設定、すなわち可動電極5Bの動作条件の設定値を変更するという手間の係る動作を行う必要がないので、操作者の負担の低減および生産性の向上を図ることができる。
【0057】
図5はワークのさらに他の接合例を電極とともに示す要部の概略斜視図である。この接合例のワークWCは、図5(a)で示されるように、ほぼ長方体状に形成された第1部品WCaと、第1部品WC右側に接合されるほぼ平帯状に形成された第2部品WCbと、第1部品WCaの左側に接合されるほぼ平帯状に形成された第3部品WCcと、第1部品WCaの左側面に接合されるほぼ平帯状に形成された第4部品WCdとにより形成されている。また、第2および第3部品WCb,WCcは、同一素材により同一厚さに形成されており、第4部品WCdは、第2および第3部品WCb,WCcと同一素材であるが異なる厚さに形成されている。さらに、本実施例のワークWCの接合は、相互に平行に配設された2本の可動電極5Cを用いて行われている。
【0058】
したがって、図5(a)に示す第1部品WCaと第2部品WCbとの第1接合部WPC1における可動電極5Cの高さ位置と、図5(b)に示す第1部品WCaと第3部品WCcとの第2接合部WPC2における可動電極5Cの高さ位置とが同一であるが、図5(c)に示す第1部品WCaと第4部品WCdとの第3接合部WPC3における可動電極5Cの高さ位置は前記2個所の接合部WPC1,WPC2と異なる。このような場合には、第1および第2接合部WPB1,WPB2は同一の可動電極5Cの駆動条件および通電条件で接合を行い、第3接合部WPB3の可動電極5Cの駆動条件および通電条件は他の条件に切り換えて接合をするようにすればよい。
【0059】
したがって、第1接合部WPC1における可動電極5Cの動作条件を、例えば条件番号「31」とし、第2接合部WPC2における可動電極5Cの動作条件を、例えば条件番号「32」とし、第3接合部WPC3における可動電極5Cの動作条件を、例えば条件番号「33」とし、動作パターンの設定番号、例えば「S3」に、条件番号を接合順、例えば「31」、「32」、「33」の順に設定・入力することで図5(a)に示す第1接合部WPC1の溶接と、図5(b)に示す第2接合部WPC2の溶接と、図5(c)に示す第3接合部WPC3の溶接とをこの順に行う動作パターンを形成し、メモリ11に記憶する。そして、接合動作を実行するときに、可動電極5Cの動作条件を、ワークWC毎に、「31」→「32」→「33」の順に切り換えることにより、可動電極5Cの動作および通電条件を各ワークWCの接合部WPC1,WPC2,WPC3毎に自動的に切り換えることが容易かつ確実にできる。
【0060】
なお、第1および第2接合部WPB1,WPB2は、可動電極5Cの駆動条件および通電条件が同一なので、動作パターンの設定番号、例えば「S3」に、条件番号を接合順、例えば「31」、「31」、「33」の順に設定・入力することで動作パターンを形成したり、カウンタを用いて「31」を2回繰り返した後で「33」となるように設定することで動作パターンを形成したりすることができる。
【0061】
なお、本発明の可動電極制御方法を適用する接合装置としては、可動電極としての加熱チップにより、ワークの接合部をハンダ付けするリフローソルダリング装置が例示できる。この場合の可動電極たる加熱チップとしては、上部がスリットあるいは絶縁部材によって左右に区分されており、それぞれの上部には、電源装置からの電力が供給される構成のものが一般的に用いられる。
【0062】
また、本発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々変更することができる。例えば、回転(ローラ)電極を用いたシーム溶接にも本発明を適用することが可能である。
【0063】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の接合装置の可動電極制御方法によれば、可動電極の動作条件を接合部毎に接合順に順次切換制御することができるので、可動電極の動作を接合部毎に自動的に切り換えることができるなどの極めて優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る接合装置の可動電極制御方法の実施形態の要部を示すフローチャート
【図2】本発明に係る接合装置の可動電極制御方法を適用した接合装置の実施形態の要部を示すブロック図
【図3】本発明に係る接合装置の可動電極制御方法を適用した接合装置により接合されるワークの接合例を電極とともに示す要部の概略斜視図
【図4】発明に係る接合装置の可動電極制御方法を適用した接合装置により接合されるワークの他の接合例であり、(a)は第1接合部の接合状態を電極とともに示す要部の概略斜視図、(b)は第2接合部の接合状態を電極とともに示す要部の概略斜視図
【図5】発明に係る接合装置の可動電極制御方法を適用した接合装置により接合されるワークのさらに他の接合例であり、(a)は第1接合部の接合状態を電極とともに示す要部の概略斜視図、(b)は第2接合部の接合状態を電極とともに示す要部の概略斜視図、(c)は第3接合部の接合状態を電極とともに示す要部の概略斜視図
【符号の説明】
1 抵抗溶接装置
2 ヘッド本体
3 溶接電源
4 固定電極
5、5B、5C 可動電極
6 可動電極移動手段
7 可動電極駆動手段
8 制御部
9 加圧手段
10 CPU
11 メモリ
12 操作手段
13 操作パネル
14 変圧器
W、WA、WB、WC ワーク
WAa、WBa、WCa 第1部品
WAb、WBb、WCb 第2部品
WAc、WBc、WCc 第3部品
WCd 第4部品
WP 接合部
WPA1、WPB1、WPC1 第1接合部
WPA2、WPB2、WPC2 第2接合部
WPC3 第3接合部

Claims (2)

  1. 複数の電極のうちの少なくとも一つが可動電極であり、可動電極駆動手段により前記可動電極を移動させ、加圧手段を介して前記可動電極が被接合材の接合部を所定の加圧力で加圧するとともに、前記可動電極と他の電極との間に前記接合部を介して電流を供給し、接合を行う接合装置の可動電極制御方法において、
    前記可動電極の動作条件を接合部毎に設定し、得られた設定値のそれぞれに接合部を特定可能な識別値を付与して設定値と識別値とを対とした個別の動作データを形成して記憶し、ついで記憶されている各動作データの識別値を接合順に組み合わせることにより前記可動電極の動作条件の設定値を接合順に実行可能な動作パターンを形成して記憶し、その後接合動作を実行する際に、前記動作パターンに基づいて前記可動電極の動作条件を接合部毎に切換制御することを特徴とする接合装置の可動電極制御方法。
  2. 可動電極駆動手段により可動電極を移動させ、加圧手段を介して可動電極が被接合材の接合部を加圧するとともに、前記可動電極に電流を供給し、前記可動電極を加熱して接合を行う接合装置の可動電極制御方法において、
    前記可動電極の動作条件を接合部毎に設定し、得られた設定値のそれぞれに接合部を特定可能な識別値を付与して設定値と識別値とを対とした個別の動作データを形成して記憶し、ついで記憶されている各動作データの識別値を接合順に組み合わせることにより前記可動電極の動作条件の設定値を接合順に実行可能な動作パターンを形成して記憶し、その後接合動作を実行する際に、前記動作パターンに基づいて前記可動電極の動作条件を接合部毎に切換制御することを特徴とする接合装置の可動電極制御方法。
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