JP2004049316A - 歯科用インスツルメントホルダー - Google Patents

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Abstract

【課題】歯科治療において術者が使用するインスツルメントのヘッド部を、非使用時、薬液内に浸漬しておき、より衛生的な歯科治療が行えるようにする。
【解決手段】歯科用インスツルメントホルダー3は、歯科治療用インスツルメント4のハンドピース部4aが載置されるハンドピース部載置部3aと、該ハンドピース部載置部3aに続く液槽部3bとを有する。ハンドピース部載置部3aにインスツルメント4のハンドピース部4aが載置された時に、該インスツルメント4のヘッド部4aに装着された刃物9及び/又はヘッド部4aが前記薬液槽の薬液に浸漬される。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、歯科治療用インスツルメントホルダー、より詳細には、歯科治療用インスツルメントをインスツルメントホルダー上に載置した時に、該インスツルメントのヘッド部及び/又は該ヘッド部に装着された刃物が、薬液中に浸漬されるようにし、もって、歯科治療用インスツルメントのヘッド部及び/又は該ヘッド部に装着された刃物を殺菌し、より衛生的な歯科治療を行うことができるようにした歯科治療用インスツルメントホルダーに関する。
【0002】
【従来の技術】
図2は、歯科治療ユニットの一例を示す全体構成図で、図中、10は歯科治療用ユニットで、該ユニット10は、治療椅子1,ワークテーブル2,インスツルメントホルダー3,歯科治療を行うための各種(エアータービン,マイクロエンジン,シリンジ,スケーラー等)ドクター用インスツルメント4,各インスツルメント4に水,エアー,電気等を供給するためのインスツルメントホース5,アシスタント用インスツルメンツホルダー6,アシスタント用インスツルメント7等を有し、周知のように、歯科治療に当り、患者は椅子1に座り、頭を安頭台8に固定して治療を受ける。治療中、術者は治療椅子1を上下動、倒起動、傾斜動等させて、患者を治療しやすい姿勢にし、インスツルメント4を用いて種々所望の歯科治療を行う。また、アシスタントは、バキューム管,排唾管等のアシスタント用のインスツルメント7を用いて、患者の口腔内に生じる汚液,唾液等を吸引,排出する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、従来の歯科治療ユニットにおいては、術者用のインスツルメント4はインスツルメントホルダー3の上に水平に載置されており、歯科治療に当って、術者は、該インスツルメントホルダー3上に載置されているインスツルメント4を引き出して使用するが、これらインスツルメント4のヘッド部は、常時は、周囲の雰囲気中に露出されており、そのため、ヘッド部や該ヘッド部に装着されている刃物に周囲雰囲気中に浮遊している塵埃や細菌等が付着し、特に、これらヘッド部や刃物は患者の口腔内に入れられて使用されるものであるため、非衛生的であった。
【0004】
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、特に、歯科治療において術者が使用するインスツルメントのヘッド部を、非使用時、薬液内に浸漬しておき、より衛生的な歯科治療が行えるようにすることを目的としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、歯科治療用インスツルメントのハンドピース部が載置されるハンドピース部載置部と、該ハンドピース部載置部に続く薬液槽部とを有し、前記ハンドピース部載置部に前記インスツルメントのハンドピース部が載置された時に、該インスツルメントのヘッド部に装着された刃物及び/又はヘッド部が前記薬液槽の薬液に浸漬されることを特徴としたものである。
【0006】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記薬液槽の上部に液吐出口部を有し、該液吐出口部より洗浄液又は薬液を前記インスツルメントのヘッド部へ噴射するようにしたことを特徴としたものである。
【0007】
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記ハンドピース部載置部は、ハンドピース取り出し側に設けられていることを特徴としたものである。
【0008】
請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれかの発明において、前記ハンドピース部載置部の下部に、インスツルメントホースを支持するアームを有することを特徴としたものである。
【0009】
請求項5の発明は、請求項4の発明において、前記アームは、前記ハンドピースの載置方向と平行の方向に回動可能であることを特徴としたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明による歯科用インスツルメントホルダーの一実施例を説明するための要部構成図で、図中、3はインスツルメントホルダー,4はドクター用インスツルメント,5はインスツルメントホースで、ドクター用インスツルメント4及びインスツルメントホース5の構成は、図2に示した従来のインスツルメント4及びインスツルメントホース5と全く同じであるが、インスツルメントホルダー3への載置の仕方が異なっている。すなわち、本発明においては、インスツルメント4の載置方向が、従来とは逆になっており、図1に示すように、ハンドピース部4aがインスツルメント取り出し側(手前)に、ヘッド部4bが奥側になるように載置されるようになっている。インスツルメントホルダー3は、インスツルメント4のハンドピース部4aが載置されるハンドピース部載置部3aと、ヘッド部4bに対応した液槽部3bとよりなり、インスツルメント4は、インスツルメントホルダー3上に載置されている時(つまり、インスツルメント非使用時)、ヘッド部4b(及びヘッド部4bに刃物9が装着されている時は、刃物9も共に)が液槽部3b内の薬液に浸漬されるようになっている。
【0011】
液槽部3bの上部には、各インスツルメント4に対応して液吐出口3cが設けられており、該液吐出口3cより時々(例えば、1日に1回)洗浄液(具体的には、水道水,熱湯,過熱蒸気等)を噴射してインスツルメント4のヘッド部4bを洗浄し又は殺菌する。また、液槽部3bの下部には排水ホース3dが設けられており、液槽部3b内の薬液(殺菌水,オゾン水)、及び、液吐出口3cより噴射された洗浄水,熱湯等を排出し、液槽部3b内を清潔に保ち、かつ、液槽部3b内の薬液の交換を可能にしている。
【0012】
インスツルメントホルダー3の各ハンドピース部載置部3aの下部には、インスツルメントホース5を支持するインスツルメントホース支持アーム11が設けられており、インスツルメント使用時、使用中のインスツルメントに対するインスツルメントホース5を該インスツルメントホース支持アーム11により支えるようにしている。すなわち、図2に示した従来のインスツルメントホルダーによると、インスツルメント4を引き出した時に、引き出されたインスツルメントのインスツルメントホース5は、インスツルメントホルダー3上にあるため、術者には、引き出されたインスツルメントホースの長さに相当(比例)する荷重がかかることになるが、図1に示した、本発明によるインスツルメントホルダーによると、もし、後述するインスツルメントホース支持アーム11がないとすると、インスツルメントをインスツルメントホルダーから引き出した時、インスツルメントホース5の約半分の長さに相当(比例)する荷重がかかることになり、インスツルメントを操作する術者の手にかかる荷重(インスツルメントホースによる荷重)が大きく、術者の負担が大きい。
【0013】
インスツルメントホース支持アーム11は、上述のごときインスツルメントホース5の荷重が術者のインスツルメントを持つ手にかかるのを軽減するためのもので、インスツルメント使用時、該インスツルメントホース支持アーム11を、インスツルメントホルダー3の下部前方に展開し、引き出したインスツルメントのインスツルメントホースを該インスツルメント支持アーム11の上に載せるようにし、ここで、インスツルメントホースの荷重を一旦支えるようにして、術者の手元にかかる荷重を軽減するようにしている。なお、このインスツルメント支持アーム11は、インスツルメントホルダー3のハンドピース部載置部3aの下部に、各インスツルメントに対応して設けられており、好ましくは、インスツルメント非使用時は、矢印Aにて示される方向に回動されて、ハンドピース部載置部3aの下部に収納され,使用時のみ、図示のように、引き出されて使用されるようになっているが、必ずしも、回動式にする必要はなく、図に示した状態に固定しておくようにしてもよい。
【0014】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によると、歯科治療におけるインスルツルメントのヘッド部を、非使用時、薬液中に浸しておくようにしたので、該ヘッド部及び該ヘッド部に装着した刃物等に細菌等が付着するおそれがなく、衛生的な歯科診療を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による歯科用インスツルメントホルダーの一実施例を説明するための要部概略構成図である。
【図2】本発明が適用される一例としての歯科治療ユニットの全体構成を示す要部概略構成図である。
【符号の説明】
3…インスツルメントホルダー,3a…ハンドピース部載置部、3b…液槽部、3c…液吐出口、3d…排水ホース、4…インスツルメント、4a…ハンドピース部、4b…ヘッド部、5…インスツメントホース、9…刃物、11…インスツルメントホース支持アーム。

Claims (5)

  1. 歯科治療用インスツルメントのハンドピース部が載置されるハンドピース部載置部と、該ハンドピース部載置部に続く液槽部とを有し、前記ハンドピース部載置部に前記インスツルメントのハンドピース部が載置された時に、該インスツルメントのヘッド部に装着された刃物及び/又はヘッド部が前記液槽部内の薬液に浸漬されることを特徴とする歯科用インスツルメントホルダー。
  2. 前記液槽部の上部に液吐出口部を有し、該液吐出口部より洗浄液又は薬液を前記インスツルメントのヘッド部へ噴射するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の歯科用インスツルメントホルダー。
  3. 前記ハンドピース部載置部は、ハンドピース取り出し側に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の歯科用インスツルメントホルダー。
  4. 前記ハンドピース部載置部の下部に、インスツルメントホースを支持するアームを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の歯科治療用インスツルメントホルダー。
  5. 前記アームは、前記ハンドピースの載置方向と平行の方向に回動可能であることを特徴とする請求項4に記載の歯科治療用インスツルメントホルダー。
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