JP2004048613A - テレビ放送受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】記憶媒体に記憶された音声映像データの視聴や整理を容易に行なえるようにする。
【解決手段】HDドライブ(記憶手段)25に記憶された複数の音声映像データの再生予約を、操作部(予約手段)24を用いた設定操作で1回で行なえるようにする。OSD処理部18は、予約された音声映像データの予約情報を予約表示画面3の、該音声映像データの取得日時データに対応した位置に表示する。予約表示画面3に表示される予約情報は、過去の出力の有無や、複数の音声映像データを出力する際の個々の音声映像データの再生順序を含む。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、番組の受信、録画、再生を予約するための番組予約表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、テレビ放送においては、これまで主として用いられてきた地上波のアナログ放送技術に代えて、地上波のデジタル放送の他、通信衛星(CS;Communications Satellite)や放送衛星(BS;Broadcast Satellite)を介してデジタル信号を伝送するデジタル放送技術が急速に普及しつつある。
【0003】
デジタル放送では、画像データや音声データ等を圧縮すると共に多重化して放送するので、チャンネル数および番組数が極めて多い。一方、デジタル放送では、各々のチャンネルに対応する画像データや音声データ等と共に、放送する番組のジャンルや放送時間などに関する電子番組ガイド(EPG;Electrical Program Guide)や文字放送等の情報も送信される。
【0004】
一方、テレビ放送を受信して録画、再生するためのテレビ放送受信装置では、ハードディスク(HD)やDVD―RW、DVD+RWといったディスク型の記録媒体にテレビ放送の音声信号、画像信号を記録して録画する形態のものが普及するようになった。これらディスク型の記録媒体は、ランダムアクセスによる信号の読み書きが可能であり、録画内容を容易に確認できるという特長がある。
【0005】
ディスク型記録媒体の特長を生かし、EPG等を利用して、放送を視聴、録画するための操作をユーザが容易に行なえるよう、放送の受信、録画の内容を表示するための番組予約表示装置がこれまでに提供されている。
【0006】
例えば、特開2001−54042、特開2001−339696には、テレビ等の画像出力装置に録画予約した番組や録画した番組の一覧をEPGをもとに表示する番組予約表示機能を有したテレビ放送受信装置が開示されている。しかし、これらのテレビ放送受信装置では、録画予約した番組及び録画した番組は、一覧では実際に録画される順番に関係なく録画予約された順番に番組が表示されており、ユーザが番組の録画日時を速やかに認識することができなかった。
【0007】
また、特開2000−278639には、EPGをもとにして画像出力装置にカレンダーを表示し、このカレンダー上に録画予約した番組や録画した番組を表示するテレビ放送受信装置が開示されている。しかし、このテレビ放送受信装置では、番組の録画実績は表示されるが、録画した番組の再生実績については表示されなかった。そのため、記録媒体上に多数の番組を録画した場合には、録画した番組のうち、再生済みの番組と未再生の番組とが表示では区別できず、記録媒体に記憶された音声データ、画像データの整理が煩雑になるという問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、テレビ放送受信装置により音声映像データが取得された番組の視聴や、記憶媒体に記憶された音声映像データの整理を容易にすることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、このような課題を解決するために、次のような特徴を備えている。なお、次に示す手段の説明中、括弧書きにより実施の形態に対応する構成を一例として示す。符号等は、後述する図面参照符号等である。
【0010】
請求項1に記載の発明は、音声映像データを含んで送信されるテレビ放送信号を受信し、該音声映像データの記憶及び出力を行なうテレビ放送受信装置において、
前記音声映像データを含んで送信されるテレビ放送信号を受信する受信手段(例えば、図1に示すチューナ12)と、
前記テレビ放送信号から前記音声映像データを取得する取得手段(例えば、図1に示すデマルチプレクサ15)と、
前記取得手段が取得した音声映像データを記憶する記憶手段(例えば、図1に示すHDドライブ25)と、
前記取得手段による前記音声映像データの取得と前記記憶手段による該音声映像データの記憶とを予約するための第一予約情報と、前記記憶手段に記憶された音声映像データの出力を予約するための第二予約情報と、を取得する予約手段(例えば、図1に示す操作部24)と、
前記第一予約情報に基づいて前記取得手段による前記音声映像データの取得及び前記記憶手段による該音声画像データの記憶を行ない、且つ前記第二予約情報に基づいて前記記憶手段による前記音声映像データの出力を行なう制御手段(例えば、図1に示すシステム制御部23)と、
時間軸により規定された領域(例えば、図2〜図6に示すカレンダー部100)に前記第一予約情報及び前記第二予約情報を表示する予約表示画面(例えば、図2〜図6に示す予約表示画面3)を作成して出力する予約表示画面作成手段(例えば、図1に示すOSD処理部18)と、
前記時間軸の時間幅と起点とを設定する時間軸設定手段(例えば、図1に示す操作部24)と、を備え、
前記第一予約情報は、前記音声映像データの取得日時データを含み、
前記予約表示画面作成手段は、前記第一予約情報及び前記第二予約情報を、前記領域内の該当する音声映像データの取得日時データに対応した位置に表示する形態で前記予約表示画面を作成し、
前記予約手段は、前記予約表示画面作成手段が前記予約表示画面を出力している時に前記第二予約情報を取得するとともに、
前記第二予約情報は、前記音声映像データの過去の出力の有無を示す出力有無データと、複数の音声映像データの出力が予約されている場合に個々の音声映像データを出力する順序を示す出力順データと、を含むことを特徴とするテレビ放送受信装置。
【0011】
請求項1に記載の発明によれば、第一予約情報及び第二予約情報は時間軸に規定された領域の該当する音声映像データの取得日時に対応した位置に表示されるので、ユーザが音声映像データの取得や再生の予約時、第一予約情報及び第二予約情報を速やか且つ正確に認識することができる。
【0012】
また、上記時間軸は、時間軸設定手段によって変更自在なので、ユーザは第一予約情報及び第二予約情報を目視しやすい形態に時間軸を設定することで、より速やかにこれらの予約情報を認識できる。
【0013】
また、ユーザは、予約表示画面で記憶手段に記憶された音声映像データが既に出力されているか否かといった情報を認識しながら音声映像データの再生予約や音声映像データの削除を行なうことができる。このことで、上記音声映像データの視聴や整理の際、音声映像データを既に視聴したかどうかといった事項を、ユーザは容易且つ正確に認識することができる。
【0014】
それに加えて、請求項1に記載の発明に係るテレビ放送受信装置では、1度に複数の音声映像データの再生を、個々の音声映像データの再生順序を指定して予約できるので、例えば、ドラマ番組の様な内容の連続した番組を容易に視聴することができる。さらに、上記再生順序は予約表示画面の、音声映像データの取得日時に対応した位置に表示されるので、複数の音声映像データの再生予約を容易且つ正確に行なうことができる。
【0015】
これらのことにより、請求項1に記載の発明によれば、テレビ放送受信装置により音声映像データが取得された番組の視聴や、記憶媒体に記憶された音声映像データの整理を容易に行なうことができる。
【0016】
請求項2に記載の発明は、音声映像データを含んで送信されるテレビ放送信号を受信し、該音声映像データの記憶及び出力を行なうテレビ放送受信装置において、
前記音声映像データを含んで送信されるテレビ放送信号を受信する受信手段(例えば、図1に示すチューナ12)と、
前記テレビ放送信号から前記音声映像データを取得する取得手段(例えば、図1に示すデマルチプレクサ15)と、
前記取得手段が取得した音声映像データを記憶する記憶手段(例えば、図1に示すHDドライブ25)と、
前記取得手段による前記音声映像データの取得と前記記憶手段による該音声映像データの記憶とを予約するための第一予約情報と、前記記憶手段に記憶された音声映像データの出力を予約するための第二予約情報と、を取得する予約手段(例えば、図1に示す操作部24)と、
前記第一予約情報に基づいて前記取得手段による前記音声映像データの取得及び前記記憶手段による該音声画像データの記憶を行ない、且つ前記第二予約情報に基づいて前記記憶手段による前記音声映像データの出力を行なう制御手段(例えば、図1に示すシステム制御部23)と、
時間軸により規定された領域(例えば、図2〜図6に示すカレンダー部100)に前記第一予約情報及び前記第二予約情報を表示する予約表示画面(例えば、図2〜図6に示す予約表示画面3)を作成して出力する予約表示画面作成手段(例えば、図1に示すOSD処理部18)と、を備え、
前記第一予約情報は、前記音声映像データの取得日時データを含み、
前記予約表示画面作成手段は、前記第一予約情報及び前記第二予約情報を、前記領域内の該当する音声映像データの取得日時データに対応した位置に表示する形態で前記予約表示画面を作成するとともに、
前記第二予約データは、前記音声映像データの過去の出力の有無を示す出力有無データと、複数の音声映像データの出力が予約されている場合に個々の音声映像データを出力する順序を示す出力順データと、を含むことを特徴とするテレビ放送受信装置。
【0017】
請求項2に記載の発明によれば、第一予約情報及び第二予約情報は時間軸に規定された領域の音声映像データの取得日時データに対応した位置に表示される。そのため、ユーザは音声映像データの取得や再生の予約時、第一予約情報及び第二予約情報を速やか且つ正確に認識することができる。それに加えて、1度に複数の音声映像データの再生を、個々の音声映像データの再生順序を指定して予約できる。
【0018】
これらのことにより、請求項2に記載の発明によれば、テレビ放送受信装置により音声映像データが取得された番組の視聴や、記憶媒体に記憶された音声映像データの整理を容易に行なうことができる。
【0019】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のテレビ放送受信装置において、前記時間軸の時間幅と起点とを設定する時間軸設定手段(例えば、図1に示すOSD処理部18)を備えることを特徴とする。
【0020】
請求項3に記載の発明によれば、ユーザは第一予約情報や第二予約情報を目視しやすい形態に時間軸を設定することで、より速やかに予約情報を認識できる。
【0021】
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載のテレビ放送受信装置において、前記予約手段は、前記予約表示画面作成手段が前記予約表示画面を出力している時に前記前記第二予約情報を取得することを特徴とする。
【0022】
請求項4に記載の発明によれば、ユーザは、音声映像データの第一予約情報及び第二予約情報を目視で認識しながら音声映像データの再生予約や音声映像データの削除を行なうことができる。このことで、記憶手段に記憶された音声映像データの視聴や整理を容易に行なうことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明のテレビ放送受信装置を適用したデジタルSTB(Settop Box)1のブロック図である。
【0024】
本発明を適用したデジタルSTB1は、デジタルテレビ放送の電波をテレビ放送信号として受信し、このテレビ放送信号から音声映像データを取得し、録画、視聴、再生を行なう装置である。
【0025】
ここで、録画とは、上記テレビ放送信号から取得された音声映像データをハードディスクのような記憶媒体に記憶させる動作である。視聴とは、取得された音声映像データをハードディスクに記憶させることなくテレビ受像機2のような出力装置に向けて出力する動作である。再生とは、ハードディスクに記憶された音声映像データを読み出して上記出力装置に向けて出力する動作である。
【0026】
デジタルSTB1は、テレビアンテナ11、チューナ12、復調及びFEC部13、デスクランブラ14、デマルチプレクサ15、メモリ16、番組情報復調部17、OSD処理部18、音声デコーダ19、映像デコーダ20、フレームメモリ21、信号変換回路22、システム制御部23、操作部24、HDドライブ25等を備えて構成される。
【0027】
テレビアンテナ11は放送電波を受信する。チューナ12は受信手段を形成する。チューナ12はテレビアンテナ11が受信した放送電波の中から特定のチャンネルのテレビ放送信号を選択する。
【0028】
復調及びFEC部13は、テレビアンテナ11が受信したデータ信号の復調及び誤りの訂正処理を行なう。デスクランブラ14は復調されたデジタル放送信号に負荷されている不正視聴防止用のスクランブル信号を解除する。デマルチプレクサ15は取得手段であり、音声データと映像データとからなる音声映像データ、番組情報等が多重化されているテレビ放送信号から各データを分離抽出することで、音声映像データを取得する。
【0029】
音声デコーダ19は音声映像データから音声データを取得し、デジタル圧縮された音声データをアナログ音声信号にデコードしてテレビ受像機2に出力する。映像デコーダ20は音声映像データから映像データを取得し、デジタル圧縮された映像データを展開してRGB信号にデコードする。フレームメモリ21は映像デコーダ20から出力されるRGB信号を1フレーム分格納する。信号変換回路22はRGB信号を例えばコンポジットビデオ信号にダウンコンバートしてテレビ受像機2に出力する。
【0030】
HDドライブ25は記憶手段であり、ハードディスクやヘッドを備えて構成され、デマルチプレクサ15で取得された音声映像データをハードディスクに記憶したり、該ハードディスクに記憶された音声映像データを読み取ってテレビ受像機2に向けて出力したりする。HDドライブ25はデータの読み取り専用のヘッドと、データの書き込み専用のヘッドとを有しており、ハードディスクへのデータの書き込みと、データの読み取りとを併行して行なうことができる構成となっている。この構成により、デジタルSTB1では、録画中の番組を、該番組の放送から遅れて再生するいわゆる追いかけ再生を行なうことができる。
【0031】
番組情報復調部17はデマルチプレクサ15で分離された番組情報(SI;Service Information)を復調する。メモリ16は例えばICカードからなる。メモリ16は番組情報や、第一予約情報、第二予約情報等が記憶される。なお、本明細書では、第一予約情報及び第二予約情報を予約情報と総称する。
【0032】
ここで、第一予約情報とは、デジタルSTB1での音声映像データの取得に係る情報である。第一予約情報は、音声映像データの取得開始日時と取得終了日時とを示す取得日時データと、音声映像データの取得の有無が完了したか否かを示す取得有無データと、を含んで構成される。
【0033】
また、第二予約情報とは、HDドライブ25に記憶された音声映像データの出力に係る情報である。第二予約情報は、HDドライブ25に記憶された音声映像データの出力の予約があるか否かを示す出力予約有無データと、該音声映像データの出力開始日時と出力終了日時とを示す出力日時データと、該音声映像データの過去の出力の有無を示す出力有無データと、複数の音声映像データのデジタルSTB1での出力を予約した場合の個々の音声映像データの出力順序を示す出力順データと、を含んで構成される。
【0034】
OSD処理部18は予約画面作成手段であり、メモリ16に記憶された予約情報をもとに図2〜図6に例示する予約表示画面3を作成してテレビ受像機2に向けて出力する。システム制御部23はCPU等を備えて構成され、デジタルSTB1の各構成要素の制御に必要な演算を行なうとともに上記構成要素を制御する。
【0035】
操作部24は予約手段及び時間軸設定手段であり、リモートコントローラとして構成される。操作部24はキーやジョグダイアル(登録商標)といった周知の入力素子を備えており、ユーザがこれらの入力素子を用いてカーソル操作、アイコン指定、数字入力といった操作を行なうことによって、番組の録画、再生を予約するための予約情報の取得や後述する時間軸の時間幅及び起点の設定等を実施できる。ユーザが上記入力素子を用いて入力した事項は、例えば赤外線によってシステム制御部23に送信される。
【0036】
本実施形態のデジタルSTB1では、操作部24からのチャンネル選択の入力操作に伴ないシステム制御部23がデスクランブラ14やデマルチプレクサ15に制御信号を出力し、該制御信号に基づきデスクランブラ14やデマルチプレクサ15で選択チャンネルの音声映像データを抽出して取得する。取得された音声映像データはHDドライブ25のハードディスクに記憶されるか、音声デコーダ19および映像デコーダ20でデコードされて、該チャンネルの音声信号や映像信号としてテレビ受像機2に出力される。
【0037】
また、HDドライブ25に記憶された音声映像データは、操作部24による操作によってデマルチプレクサ15に出力され、音声デコーダ19および映像デコーダ20を経てテレビ受像機2によって出力される。
【0038】
次に、OSD処理部18によって作成され、テレビ受像機2で出力される予約表示画面3について図面を参照して説明する。予約表示画面3は、カレンダー部100、時計部200、時間軸設定部400等を含んで構成される。ここで、図2〜図5の予約表示画面3は、2002年3月8日(金)午前8時5分に表示されているものとして描図を行なっている。
【0039】
時計部200は現在の日付および時刻を表示する。カレンダー部100は時間軸に規定された領域であり、ユーザが時間軸設定部400を用いて設定した時間軸に従って予約情報を表示する。
【0040】
ここで、図2の予約表示画面3は「8日間表示」の1例であり、2002年3月8日から3月15日までのほぼ1週間にわたる音声映像データの取得履歴が表示されている。ここでは、3月8日の午前7時から午前7時30分にかけて放送された教育番組を既に録画し、午前11時から午前11時30分にかけて放送される連続ドラマ(例えば月曜日から土曜日といった連続した日の決まった時刻に放送される形態のドラマ番組)と、午後7時から午後9時にかけて放送されるスポーツ中継の録画を予約しているとともに、3月9日以降については録画予約はしていない場合を例に取って描図を行なっている。
【0041】
カレンダー部100は、時間軸によって規定された領域であり、各音声映像データの予約情報を示す番組アイコン111、111、…が各番組の音声映像データの取得日時データに対応した位置に配置され、表示されている。
【0042】
「8日間表示」の場合には、カレンダー部100は縦方向に8個の区画110、110、…に分割され、上の区画110から下の区画110に移るに従って後の日付の事項を表示するようにして各区画110、110、…に日付が振られている。また、区画110では、左端を午前0時、右端を午後12時(翌日の午前0時)に設定し、区画110における横方向の位置で時刻を表示することができる。
【0043】
番組アイコン111、111、…は、個々の音声映像データに係る予約情報を示す構成要素であり、略矩形の枠を有する。ここで、本明細書において、不特定の番組アイコンを指す場合には、「番組アイコン111」と表記し、特定の番組アイコンを指す場合には、適宜ローマ字を付して例えば「番組アイコン111a」といった表記をする。
【0044】
番組アイコン111の枠の左辺は番組の録画開始時刻を示し、上記枠の右辺は番組の録画終了時刻を示す。例えば午前7時から午前7時30分にかけて録画された教育番組の属性を示す番組アイコン111aは、3月8日の区画110の、午前7時00分に対応する位置に左辺が、午前7時30分に対応する位置に右辺がそれぞれ設けられて表示される。番組アイコン111を上述のような位置、形状で表示することで、番組アイコン111はカレンダー部100の該当する音声映像データの取得日時データに対応した位置に表示される。
【0045】
また、番組アイコン111では、番組情報に基づいて番組の種類を示す文字又は記号が、該当する番組アイコン111の形状に応じて表示されている。図2の場合、番組アイコン111aでは、教育番組を示す「教」という文字が表示され、番組アイコン111bでは連続ドラマを示す「連」という文字が表示され、番組アイコン111cではスポーツ中継を示す「スポーツ」という文字が表示されている。
【0046】
さらに、番組アイコン111、111、…は、枠の形状によって番組の音声映像データの予約情報のうち、取得有無データや出力有無データを表示する。
【0047】
デマルチプレクサ15での取得が予約された音声映像データは、取得有無データに関して「視聴/録画予約」又は「録画完了」に区分される。「視聴/録画予約」とは、該当する音声映像データのデマルチプレクサ15による音声映像データの取得が予約されており、まだ上記音声映像データの取得が開始されていないか、現在取得中の状態を指す。「録画完了」とは、該当する音声映像データのデマルチプレクサ15による取得が完了し、この音声映像データがHDドライブ25に記憶された状態である。
【0048】
HDドライブ25に記憶された音声映像データは、出力有無データに関して「視聴未了」又は「視聴完了」に区分される。「視聴未了」とは、HDドライブ25に記憶された後、まだ出力されていないか、現在出力中の状態である。「視聴完了」とは、HDドライブ25に記憶され、且つ出力が完了した状態である。
【0049】
本実施形態の予約表示画面3では、HDドライブ25に音声映像データの取得が予約された番組のうち、「録画/視聴予約」の区分の番組を直線状の枠で示す。また、「録画完了」の区分の番組のうち、「視聴未了」の区分の番組を波線の枠で、「視聴完了」の区分の番組を一点鎖線の枠でそれぞれ示す。よって、図2では、午前7時から午前7時30分にかけて放送された教育番組が波線の枠の番組アイコン111aで表示され、午前11時から午前11時30分にかけて放送される連続ドラマと、午後2時から午後4時にかけて放送される映画がそれぞれ直線状の枠の番組アイコン111b、111cで表示されている。
【0050】
時間軸設定部400は複数の時間幅アイコン410、410、…及び日時アイコン420を有して構成される。
【0051】
時間幅アイコン410、410、…は、カレンダー部100に表示される時間軸の時間幅を設定するための構成要素である。個々の時間幅アイコン410、410、…には例えば「8日間表示」、「本日分表示」、「前日分表示」、「翌日分表示」、「12時間表示」、「6時間表示」といった項目名が表示されており、ユーザが所望の時間幅アイコン410を選択することで、カレンダー部100に表示される時間幅が指定される。また、日時アイコン420は、カレンダー部100に表示される時間軸の起点を設定するための構成要素である。
【0052】
図2では、時間幅アイコン410には「8日間表示」に対応するものを選択し、日時アイコン420で表示する時間の起点を「2002年3月8日(金)」に設定している。このことで、図2の予約表示画面3では2002年3月8日(金)から2002年3月15日(金)にかけての8日間に音声映像データが取得されたか、取得が予約された番組が表示されている。
【0053】
ここで、日時アイコン420を「2002年3月3日」に設定した場合には、図3に示すように2002年3月3日(日)から2002年3月10日(日)の8日間に録画されたか、録画/視聴が予約された番組が表示されている。ここでは、3月8日の番組の他に、3月3日の午後0時から午後0時30分にかけてニュース番組を録画し、3月3日の午後0時30分から午後2時にかけてドラマ番組を録画したとともに既に再生し、3月4日から3月7日までの毎日、午前11時から午前11時30分にかけて連続ドラマを録画したものとして描図を行なっている。
【0054】
該当する音声映像データの出力履歴を表示するため、図3では、3月3日、午後0時〜午後0時30分のニュース番組の番組アイコン111d(ニュースを示す「N」という文字を表示)、及び3月4日から3月7日までの連続ドラマの番組アイコン111f、111g、111h、111iは、「視聴未了」を示す波線の枠で表示されている。一方、3月3日午後0時30分〜午後2時のドラマの番組アイコン111e(「ドラマ」という文字を表示)は「視聴完了」を示す一点鎖線の枠で表示されている。
【0055】
図4に示すのは、日時アイコン420を「2002年2月28日」に設定した場合の予約表示画面3である。ここでは、2月28日の午前8時から午前9時にかけてドラマ番組が録画され、3月1日、3月2日については番組の録画がなかったか、若しくは番組の音声映像データがハードディスクから消去されたものとして描図を行なっている。2002年2月28日から同年3月9日は10日間となるが、本実施例に係るOSD処理部18は、既に経過した日のうち、ハードディスクに音声映像データが記憶されていない日については省略して表示しているので、この場合では1枚の予約表示画面3に上記10日間の予約情報が表示されている。この様にすることで、例えば10日や1ヶ月といった過去に遡った音声映像データの予約情報を閲覧することを容易且つ迅速に行なうことができる。
【0056】
なお、番組アイコン111f、111g、…に隣接して、「再1」、「再2」、…といった形態の再生設定アイコン511f、511g、…が表示されているが、この再生設定アイコン511f、511g、…については後述する。
【0057】
「本日分表示」、「前日分表示」、「翌日分表示」の時間幅アイコン410、410、…は24時間の時間幅に対応している。例えば、「本日分表示」の時間幅アイコン410を選択すると、図5に示すように、2002年3月8日の午前0時から午後12時までの予約情報が表示される。ここで、午後7時00分から午後9時00分にかけて取得が予約されているスポーツ番組の番組アイコン111cはカレンダー部100の割り付けの関係で前後に分断されて表示されている。
【0058】
「前日分表示」の時間幅アイコン410を選択した場合には3月8日の前日である3月7日の午前0時から午後12時までの予約情報がカレンダー部100に表示される。そして「翌日分表示」の時間幅アイコン410を選択すると、3月9日の午前0時から午後12時までの予約情報がカレンダー部100に表示される。
【0059】
それに加えて、「本日分表示」、「前日分表示」、「翌日分表示」のいずれかの時間幅アイコン410を選択した後、日時アイコン420で日付を設定することで、任意の年月日の午前0時から午後0時までの間に取得が予約されているか、取得された音声映像データの予約情報を予約表示画面3で表示させることができる。
【0060】
また、「12時間表示」の時間幅アイコン410を選択し、日時アイコン420で「2002年3月8日6:00AM」と設定した場合には、図6に示すように2002年3月8日の午前6時から同日午後6時までの12時間に音声映像データが取得されたか、取得が予約された番組の予約情報が表示される。さらに、「6時間表示」の時間幅アイコン410を選択すると、6時間の時間幅にわたって予約情報が表示される。
【0061】
再生設定部500は再生設定アイコン511、511、…を有して構成される。ここで、本明細書では、不特定の再生設定アイコンを指す場合には、「再生設定アイコン511」と表記し、特定の再生設定アイコンを指す場合には、適宜ローマ字を付して「再生設定アイコン511a」といった表記を行なう。
【0062】
再生設定アイコン511は図6に示すように「再」という文字と数字とを組み合わせて表示され、ユーザが操作部24を用いて再生する番組を指定した際に、指定された番組の番組アイコン111に近接して表示される。HDドライブ25に記憶された個々の音声映像データの出力予約有無データは該当する番組アイコン111に近接して再生設定アイコン511が表示されているか否かで表示される。また、音声映像データの出力順データは、該当する番組アイコン111に近接して表示される再生設定アイコン511において「再」という文字と組み合わされる数字で表示される。
【0063】
ここで、図4に示すのは、2002年2日から10日の間に録画されたか、もしくは録画が予約された複数の番組について、再生の予約を行なった例である。ここでは、3月4日から3月7日までに録画された連続ドラマと、3月8日に録画が予約されている連続ドラマを、日付順に再生する場合を例に取って描図している。
【0064】
ユーザが操作部24を用いて、再生する番組、再生開始日時を入力すると、再生が予約された音声映像データに対応する番組アイコン111f、111g、111h、111i、111bに隣接して、再生設定アイコン511f、511g、511h、511i、511bが表示される。ここで、再生設定アイコン511を構成する文字のうち、「再」に隣接する数字は再生順を示す。
【0065】
図4の場合では、3月4日に録画された、番組アイコン111fに対応する連続ドラマが1番目に再生されるので、番組アイコン111fに隣接した再生設定アイコン511fは「再1」という表示となる。そして、再生設定アイコン511gは「再2」、再生設定アイコン511hは「再3」と表示され、最後である5番目に再生される3月8日録画予定の連続ドラマに対応する再生設定アイコン511bは「再5」と表示される。
【0066】
次に、デジタルSTB1で番組の視聴、録画を予約した場合のデジタルSTB1の動作を説明する。
【0067】
ユーザは操作部24を操作し、デマルチプレクサ15によって抽出され、取得される番組情報を周知の方法によってテレビ受像機2に表示させる。ユーザはこうして表示された番組情報を閲覧しながら操作部24を適宜操作して番組を選択することで番組の視聴又は録画を予約する。この時、視聴又は録画が予約された番組の予約情報が、システム制御部23によって番組情報から抽出されてメモリ16に記憶される。
【0068】
ユーザが操作部24を操作し、予約表示画面3にテレビ受像機2に映し出されるよう切り換えを行なうと、OSD処理部18は予約表示画面3を作成してテレビ受像機2に出力する。この時、視聴又は録画が予約された番組の予約情報は、直線枠の番組アイコン111、111、…として、カレンダー部100の、該当する音声映像データの取得日時データに対応した位置に表示される。
【0069】
システム制御部23は、メモリ16に記憶された予約情報に基づいてチューナ12、デマルチプレクサ15、HDドライブ25といった構成要素を制御する。視聴/録画を予約した番組の取得開始時刻になると、システム制御部23はチューナ12やデマルチプレクサ15を作動させ、予約された番組の音声映像データを取得する。番組の視聴を予約した場合には、システム制御部23はこの音声映像データをデマルチプレクサ15から音声デコーダ19、映像デコーダ20を介してテレビ受像機2に出力する。一方、番組の録画を予約した場合には、システム制御部23はHDドライブ25を作動させ、取得された音声映像データをハードディスクに記憶させる。
【0070】
視聴/録画を予約した番組の取得終了時間になると、システム制御部23はデマルチプレクサ15の作動を停止させる。番組の録画を予約した場合には、さらにHDドライブ25の作動を停止させる。こうして1つの番組についての音声映像データの取得が終了する。
【0071】
番組の視聴を予約した場合には、該番組の音声映像データの取得が終了するとメモリ16から該番組の予約情報が消去される。上記消去後、テレビ受像機2の画面を予約表示画面3に切り替えた際、OSD処理部18は該音声映像データに対応する番組アイコン111を表示せずに予約表示画面3を作成して出力する。
【0072】
一方、番組の録画を予約した場合には、該番組の音声映像データの取得が終了するとメモリ16に記憶された該音声映像データの取得有無データは、「視聴/録画予約」から「録画完了」に書き替えられる。上記書き替え後、テレビ受像機2の画面を予約表示画面3に切り替えた際、OSD処理部18は該番組に対応する番組アイコン111を、「録画完了」に対応した波線の枠とした予約表示画面3を作成して出力する。
【0073】
次に、デジタルSTB1のHDドライブ25に記憶された音声映像データの再生を予約する手順と、上記再生を予約した際のデジタルSTB1の動作について図7のフローチャートを参照して説明する。
【0074】
番組の再生の予約の際、ユーザは操作部24を操作して予約表示画面3をテレビ受像機2に映し出させる。引き続きユーザは必要に応じて操作部24を操作して時間幅アイコン410の選択(S1、S2)や、日時アイコン420に表示されている日時の設定(S3、S4)を行ない、再生を行なう番組の番組アイコン111、111、…が見易く表示されるよう、カレンダー部100の時間軸を調整する。
【0075】
カレンダー部100の時間軸を調整後、ユーザは操作部24を適宜操作してカレンダー部100に表示されている番組アイコン111、111、…のなかから、視聴を希望する番組アイコン111の選択する(S5)。ユーザが視聴を希望する番組アイコン111を選択すると、システム制御部23は再生が選択された番組の録画が完了しているかどうかを判断する(S6)。
【0076】
選択された番組の録画が完了した場合には、ユーザはこの番組について、再生設定を行なうか(S15)、削除するか(S17)の選択を行なう。再生設定を行なう場合には、ユーザは操作部24で再生開始日時を入力して再生設定を行なう(S16)。このとき、システム制御部23は、上記再生開始日時と該当する音声映像データの再生時間とに基づいて出力日時データを作成し、メモリ16に記憶させる。そして再生設定後、ステップS9へ移行する。
【0077】
ステップS9で、ユーザは番組選択が完了したか否かの入力を行なう。番組選択が完了していない場合には、ステップS1に移行し、ユーザは次の番組の選択を行なう。
【0078】
一方、番組の選択が完了した場合、システム制御部23は、既に再生が予約された音声映像データを含め、再生予約が設定された全ての音声映像データについて出力日時データを比較し、再生時間の重なりの有無を調べる(S10)。そして、複数の音声映像データについて再生時間の重なりがない場合には、システム制御部23は各音声映像データの出力開始日時の順番に基づいて出力順データを生成し、各予約情報に付与する(S11)。こうして再生予約に係る処理が終了する(S12)。
【0079】
一方、複数の音声映像データについて再生時間の重なりがあった場合には、ステップS6に移行する(S10)。このとき、ユーザは再生時間の重なりを解消するよう、再生開始時刻を再設定する。
【0080】
ステップS17で番組の削除をユーザが選択した場合には、システム制御部23は削除が選択された番組の音声映像データを対応する予約情報とともにハードディスクから消去して削除する。こうして削除すると、OSD処理部18は削除された番組に対応する番組アイコン111がカレンダー部100から消去された予約表示画面3を作成してテレビ受像機2に出力する。
【0081】
選択された番組の録画が完了していない場合には、まずユーザによって設置された、該当する番組の再生開始時刻と該番組の録画開始時刻とを比較する(S8)。上記比較の結果、録画開始時刻が再生開始時刻より後の場合には、ステップS9に移行する。
【0082】
一方、該当する番組の再生開始時刻が該番組の録画開始時刻より前の場合には、該番組の再生は現実に不可能なので、ユーザは該当する予約情報の削除を選択(S14)してステップ9に移行するか、録画開始時刻を設定し直して(S13)ステップS6に移行するかする。
【0083】
一連の再生設定処理が完了した後に予約表示画面3をテレビ受像機2に映し出す時には、OSD処理部18は再生が予約された番組に対応する番組アイコン111、111、…に隣接して、再生順序すなわち各番組の出力順データに対応した「再1」、「再2」、…と表記された再生設定アイコン511、511、…が表示された形態の予約表示画面3を作成してテレビ受像機2に出力する。
【0084】
こうして再生設定処理をした後、音声映像データの再生開始時刻になると、システム制御部23はHDドライブ25を起動し、再生終了時刻までの間、再生が予約された番組の音声映像データをテレビ受像機2に向けて出力する。予約された番組の音声映像データの出力が完了すると、システム制御部23は、メモリ16にアクセスし、出力が完了した音声映像データの出力有無データを「視聴完了」に書き替える。
【0085】
出力が完了した後、テレビ受像機2に予約表示画面3が映し出されるよう操作部24を操作すると、OSD処理部18は、出力が完了した音声映像データに対応する番組アイコン111を、「視聴完了」を示す一点鎖線の枠で表示するよう予約表示画面3を作成する。このとき、この番組アイコン111に対応する再生設定アイコン511は表示されない。また、OSD処理部18は出力が完了していない音声映像データに対応する設定アイコン511については、「再」の字に隣接して表示する数字が順次若い数字となるようにして予約表示画面3を作成する。
【0086】
なお、本発明に係るテレビ放送受信装置は、上述の実施例に限らない。本発明に係るテレビ放送受信装置はデジタルSTB1に限らず、DVD−RW、DVD+RWといったランダムアクセスが可能な記憶媒体にテレビ放送信号から取得された音声映像データを記憶させる形態のいかなる装置にも適用可能である。
【0087】
また、テレビ放送受信装置により受信されるテレビ放送信号はデジタル信号とは限らず、アナログ信号であってもよい。さらに、ユーザが番組の録画、視聴を予約する際の取得日時データを入力する方法は、例えば操作部24を用いてGコード(登録商標)を入力する方法や、ユーザが印刷された番組表を見なが操作部24のキーを押して入力する方法としてもよい。
【0088】
なお、本発明に係るテレビ放送受信装置では、予約表示画面において、予約情報のうち、取得有無データ及び出力有無データを番組アイコン111の枠の形状でなく、例えば枠の色や地の色などで表示することとしてもよい。また、上記データは、該当する番組アイコン111の選択時に、OSD表示部18で新たにウインドウを作成し、このウインドウ内部で表示する構成としてもよい。また、再生設定アイコン511の形状、色、表示形式についても設計事項であり、ユーザが音声映像データの出力予約の有無や出力順序を容易に認識できるよう適宜設定される。
【0089】
なお、本発明に係るテレビ放送受信装置では、複数の番組の音声映像データの取得や出力が同じ時間に重なって設定された場合の、個々の音声映像データの優先順位を含むこととしてもよい。上記優先順位は、ユーザが音声映像データの取得、出力を予約する毎に設定しても良いし、予めユーザがメモリ16等に入力した優先規準に従ってシステム制御部23が自動的に設定することとしてもよい。
【0090】
このことで、ユーザが同じ時間に放送される複数の番組の録画を誤って設定した場合、ユーザにとって重要な番組を優先して録画して、番組の録画に係る失敗を回避することができる。また、複数の音声映像データの再生時間が重なるようにして設定を行なった場合には、この重なった時間では優先順位の高い音声映像データの再生を行なうようにすることで、ユーザが再生時間を再設定する煩雑さを解消することができる。
【0091】
なお、本発明に係るテレビ放送受信装置は、予約手段及び時間軸設定手段として、リモートコントローラではなく、例えばマウスやトラックボール(登録商標)といった周知の他の形態の入力装置を備える構成としてもよい。
【0092】
【発明の効果】
本発明によれば、音声映像データの予約情報をユーザが容易に目視できるようにすることで、音声映像データの再生や整理を容易且つ正確に行なうことができる。特に、音声映像データの過去の出力の有無を容易に目視できるようにすることで、音声映像データの再生や整理をさらに容易にすることができる。
【0093】
それに加えて、本発明に係るテレビ放送受信装置では、1度に複数の音声映像データの再生を、個々の音声映像データの再生順序を指定して予約できるとともに、上記再生順序が容易に目視できるように表示されるので、例えば、ドラマ番組の様な内容の連続した番組を容易に視聴することができる。
【0094】
これらのことにより、本発明によれば、テレビ放送受信装置により音声映像データが取得された番組の視聴や、記憶媒体に記憶された音声映像データの整理を容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデジタルSTB1の構成の概略を示すブロック図である。
【図2】デジタルSTB1のOSD処理部18が作成する「8日間表示」の予約表示画面3の1例を示す図である。
【図3】「8日間表示」の予約表示画面3の別の例を示す図である。
【図4】複数の番組の再生が予約された状態における予約表示画面3の1例を示す図である。
【図5】「本日分表示」の予約表示画面3の一例を示す図である。
【図6】「12時間分表示」の予約表示画面3の一例を示す図である。
【図7】デジタルSTB1で記憶された音声映像データの再生の予約や音声映像データの削除を行なう際の処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1          デジタルSTB
2          テレビ受像機
3          予約表示画面
12        チューナ
15        デマルチプレクサ
16        メモリ
18        OSD処理部
19        音声デコーダ
20        映像デコーダ
23        システム制御部
24        操作部
25        HDドライブ
100            カレンダー部
111、111a、…番組アイコン
200      時計部
400            時間軸設定部
410            時間幅アイコン
420            日時アイコン
500            再生設定部
511、511a、…再生設定アイコン

Claims (4)

  1. 音声映像データを含んで送信されるテレビ放送信号を受信し、該音声映像データの記憶及び出力を行なうテレビ放送受信装置において、
    前記音声映像データを含んで送信されるテレビ放送信号を受信する受信手段と、
    前記テレビ放送信号から前記音声映像データを取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得した音声映像データを記憶する記憶手段と、
    前記取得手段による前記音声映像データの取得及び前記記憶手段による該音声映像データの記憶を予約するための第一予約情報と、前記記憶手段に記憶された音声映像データの出力を予約するための第二予約情報と、を取得する予約手段と、
    前記第一予約情報に基づいて前記取得手段による前記音声映像データの取得及び前記記憶手段による該音声画像データの記憶を行ない、且つ前記第二予約情報に基づいて前記記憶手段による前記音声映像データの出力を行なう制御手段と、時間軸により規定された領域に前記第一予約情報及び前記第二予約情報を表示する予約表示画面を作成して出力する予約表示画面作成手段と、
    前記時間軸の時間幅と起点とを設定する時間軸設定手段と、を備え、
    前記第一予約情報は、前記音声映像データの取得日時データを含み、
    前記予約表示画面作成手段は、前記第一予約情報及び前記第二予約情報を、前記領域内の該当する音声映像データの取得日時データに対応した位置に表示する形態で前記予約表示画面を作成し、
    前記予約手段は、前記予約表示画面作成手段が前記予約表示画面を出力している時に前記第二予約情報を取得するとともに、
    前記第二予約情報は、前記音声映像データの過去の出力の有無を示す出力有無データと、複数の音声映像データの出力が予約されている場合に個々の音声映像データを出力する順序を示す出力順データと、を含むことを特徴とするテレビ放送受信装置。
  2. 音声映像データを含んで送信されるテレビ放送信号を受信し、該音声映像データの記憶及び出力を行なうテレビ放送受信装置において、
    前記音声映像データを含んで送信されるテレビ放送信号を受信する受信手段と、
    前記テレビ放送信号から前記音声映像データを取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得した音声映像データを記憶する記憶手段と、
    前記取得手段による前記音声映像データの取得及び前記記憶手段による該音声映像データの記憶を予約するための第一予約情報と、前記記憶手段に記憶された音声映像データの出力を予約するための第二予約情報と、を取得する予約手段と、
    前記第一予約情報に基づいて前記取得手段による前記音声映像データの取得及び前記記憶手段による該音声画像データの記憶を行ない、且つ前記第二予約情報に基づいて前記記憶手段による前記音声映像データの出力を行なう制御手段と、時間軸により規定された領域に前記第一予約情報及び前記第二予約情報を表示する予約表示画面を作成して出力する予約表示画面作成手段と、を備え、
    前記第一予約情報は、前記音声映像データの取得日時データを含み、
    前記予約表示画面作成手段は、前記第一予約情報及び前記第二予約情報を、前記領域内の該当する音声映像データの取得日時データに対応した位置に表示する形態で前記予約表示画面を作成するとともに、
    前記第二予約データは、前記音声映像データの過去の出力の有無を示す出力有無データと、複数の音声映像データの出力が予約されている場合に個々の音声映像データを出力する順序を示す出力順データと、を含むことを特徴とするテレビ放送受信装置。
  3. 前記時間軸の時間幅と起点とを設定する時間軸設定手段を備えることを特徴とする請求項2に記載のテレビ放送受信装置。
  4. 前記予約手段は、前記予約表示画面作成手段が前記予約表示画面を出力している時に前記第二予約情報を取得することを特徴とする請求項2に記載のテレビ放送受信装置。
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