JP2004048402A - 動画情報提供システム及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】常時接続によるインターネット利用者に、データ転送の待ち時間に伴うストレスを感じさせることなく、動画の広告等を提供できるシステムおよびプログラムを提案する。
【解決手段】直近の入力信号からの経過時間を計測する無動作時間検知機能と、経過時間が一定時間を超えた場合に、サーバに動画データの送信を要求して、受信した動画データを記憶手段に格納する動画データ取込機能と、経過時間が前記一定時間を超えたあとの最初の入力信号が入力された場合に、動画データに基づく動画を画面表示できる動画表示機能とを、常時接続のコンピュータに実現させるためのプログラム。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、動画による広告やショッピング情報等を、データ配信のための待ち時間を生じることなくインターネット利用者に提供できるシステムに関し、また、インターネット利用者が興味を有する情報を個別的かつ選択的に提供できるシステムに関する。さらには、インターネット利用者が、広告などの視聴度合いに応じてインターネットを無料ないしは低料金で利用できるようにするシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来型のメディアであるテレビでは、各種の商品等情報を動画広告の形で一律に放送することにより無料放送がなされている。視聴者が得る情報は、それぞれの視聴者が好むと好まざるとに係わらず画一的であり、広告に要する費用の割には効果は限定的といわざるを得ない。
【0003】
一方、インターネット上にも様々な商品等の情報があふれているが、インターネット利用者は、必要な情報を得るためには自らの時間と費用を使ってインターネット上を探す必要がある。
【0004】
また、それらの商品等の情報の多くは文字や静止画情報にすぎない。動画による広告等はインパクトと魅力があるが、現在のインターネットでは実用的なレベルに達しているとはいえない。ブロードバンドによる常時接続の普及に伴い動画情報を提供する試みもなされているものの、データ配信に一定の時間を要するため、インターネット利用者は、データ配信の終了をコンピュータの前で待っていなければならない。
【0005】
また、インターネットを介して広告を表示する方法としては、ホームページやバナー広告を用いる方法や、特定のホームページにアクセスされた際にまず広告の表示を行ない、表示が終了してから目的のホームページを表示する試みがある。また、デジタル放送などの情報配給者と広告情報などの情報依頼主とをインターネット等の通信手段を介してホストコンピュータに接続し、情報配給者において情報放映時間帯の空き時間があったとき、情報依頼主の情報内容を表示手段に放映するシステムが、特開2002−044631号公報に開示されている。
【0006】
しかし、これらの広告表示方法では、インターネット利用者が見たくないときにも強制的に広告が表示されてしまうし、また、その内容も広告側の都合だけで選択され、それぞれのインターネット利用者にとって興味のあるものとは限らない。利用者の興味の度合いをバナー広告のクリック回数で評価する等のシステムも用いられているが、その精度は高いとはいえない。
【0007】
したがって、テレビなどと同様に、費用の割には広告の効果が限定的とならざるを得ないし、効果の客観的な評価を行なうのも困難なのが実情である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
常時接続によるインターネット利用者に、データ転送の待ち時間に伴うストレスを感じさせることなく、動画の広告やショッピング情報を提供できるシステムおよびそれを実現するためのプログラムを提案することを課題とする。好ましくは、利用者に都合の良い時間に広告を見ることができるシステム等を提案することを課題とする。さらに、各利用者に対し、興味のある分野の広告を重点的に配信することができるシステム等を提案することを課題とする。また、利用者の広告視聴度合を知ることができ、広告の費用対効果を高くできるシステム等を提案することを課題とする。また、利用者がインターネットを無料ないしは低料金で利用できるようにするシステム等を提案することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
発明の第1は、ネットワークに常時接続されているコンピュータに、直近に入力信号が入力されてからの経過時間を計測する無動作時間検知機能と、前記経過時間があらかじめ定められた一定時間を超えた場合に、前記ネットワークのサーバに対して動画データの送信を要求して、受信した動画データを記憶手段に格納する動画データ取込機能と、前記の経過時間が前記一定時間を超えたあとの最初の入力信号が入力された場合に、前記の動画データに基づく動画を画面表示できる動画表示機能とを、実現させるためのプログラムである。このプログラムをクライアント端末にインストールすることにより、システムの利用者がクライアント端末を操作していない間に動画データをデータ転送できるから、利用者が動画データの転送の際にコンピュータの前で待っている必要がない。また、しばらくクライアント端末を操作していなかったあと、新しく作業を開始する際に動画が表示されるから、利用者の他の作業を中断したり、邪魔になったりするおそれが小さい。
【0010】
また、さらに、動画の画面表示の前に、画面表示を直ちに行うか又は直ちには行なわないかが選択されうる表示提案機能を、コンピュータに実現させるためのプログラムであることは望ましい。この構成により、利用者が自分の都合で動画を直ちに表示させるか否かを選択できるから、利用者の作業の邪魔になるおそれが小さくなる。
【0011】
また、さらに、表示提案機能において画面表示を直ちには行わない旨が選択された場合に、その後の経過時間があらかじめ定めた一定時間を超えたあとの最初の入力信号が入力された後に、動画の画面表示を直ちに行なうか否かが選択されうる表示再提案機能を、コンピュータに実現させるためプログラムであることは望ましい。この構成により、利用者は自らの都合の良い時間に、動画広告等を見る機会を再び得ることができる。
【0012】
また、さらに、送信された動画データに対する利用者の視聴行動を管理サーバに報告する視聴結果報告機能を、コンピュータに実現させるためのプログラムであることは望ましい。この構成により、利用者の視聴行動を知ることができるから、人気のない動画を他の動画に差し替えたり、視聴時間や回数によって料金を変えたりすることが可能となる。
【0013】
ここで、視聴結果報告に、動画を表示する旨を選択されたか否かのデータと、動画の表示が選択された場合に、動画を表示した時間を動画ごとに計測したデータを含めるプログラムであることはより望ましい。この構成により、動画ごとに利用者の視聴行動を把握できるから、それぞれの利用者に適合したきめ細かい広告等を提供することができる。
【0014】
発明の第2は、上記のいずれかのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0015】
発明の第3は、動画データを特定するための情報を格納した動画特定情報記憶手段と、利用者を特定するための利用者情報記憶手段と、どの動画データをどの利用者の端末に送信したかに関する情報を格納する動画選択情報記憶手段と、利用者端末に送信された動画データに対するそれぞれの利用者の視聴行動に関する情報を格納する視聴結果情報記憶手段とを有し、動画特定情報と、利用者情報または視聴結果情報とに基づいて、利用者端末に送信する動画に関する情報をあらかじめ定められたルールに従って利用者ごとに選択して送信する動画選択送信手段を有する動画情報提供システムの管理サーバである。この構成により、動画の内容や目的に適合した利用者に効率よく動画広告等を配信することが可能となる。
【0016】
また、利用者端末に送信する動画に関する情報に、該動画を特定する情報と、ネットワーク上で該動画の動画データを提供している提供元サーバを特定する情報を含む管理サーバであることは望ましい。この構成により、動画データを各クライアント端末が直接動画データを提供する提供元サーバに取りに行くことが可能となり、管理サーバの負担が軽減するとともにネットワークのトラフィックの重複を避けることができる。
【0017】
また、利用者端末からの視聴結果情報に基づいて、動画ごとに利用者の視聴動向を統計処理し、それぞれの動画の提供元に報告する視聴結果処理部を有する管理サーバであることは望ましい。この構成により、利用者の個人情報等が、動画の提供元サーバの運営者に漏れることなく、動画に対する利用者の反応傾向などの情報を提供元サーバの運営者に伝えることができる。
【0018】
また、利用者端末からの視聴結果情報に基づき、あらかじめ定められたルールに従って、動画の提供元ごとに課金する料金処理部を有する管理サーバであることは望ましい。この構成により、動画の提供元が支払う料金で利用者に各種のサービスを行なうことが可能となる。
【0019】
また、利用者端末が、管理サーバ以外の他のプロバイダーサーバを経由してネットワークに常時接続している場合に、利用者の視聴結果情報に基づき、前記の利用者端末で表示した動画の数もしくは表示時間に応じて、前記他のプロバイダーのネットワーク接続料金の一部若しくは全部を立て替え処理する料金処理部を有する管理サーバであることは望ましい。この構成により、利用者が他のプロバイダーを使用していても、動画情報提供システムの料金面におけるメリットを享受することが可能となる。
【0020】
また、利用者端末が、管理サーバ若しくは管理サーバと同一視できるサーバを経由してネットワークに常時接続している場合に、利用者の視聴結果情報に基づき、前記の利用者端末で表示した動画の数もしくは表示時間があらかじめ定められた動画の数もしくは表示時間に足りない場合に、足りない動画の数もしくは表示時間に応じて、利用者にネットワーク接続料金を課金する料金処理部を有する管理サーバであることは望ましい。この構成により、利用者は動画情報提供システムの料金面でのメリットを享受することができる。また、料金面から動画広告等を見る動機づけを与えられる。
【0021】
発明の第4は、上記のいずれかに記載されたプログラムがインストールされ、ネットワークに常時接続された1または2以上のクライアントコンピュータと、上記のいずれかに記載された管理サーバと、動画データを提供する1または2以上の提供元サーバとが、前記ネットワークに接続された動画情報提供システムである。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明における一つの実施形態を図面を参照しながら説明する。図1は、発明の第4に記載した動画情報提供システムの全体構成例を示した図である。ネットワークとしてはインターネットを用い、c1〜c5がクライアント端末もしくはクライアントコンピュータであり、プロバイダ1〜3のプロバイダーサーバのいずれかが管理サーバである。管理サーバは、通常のプロバイダ1または3のように、クライアント端末に対してインターネットに常時接続するための接続サービスを提供していても良いが、プロバイダ2のように、それ自身がインターネットに接続しているだけで、クライアント端末に対する接続サービスを提供していないサーバであってもよい。ここでは、プロバイダ1が管理サーバである例について説明する。
【0023】
なお、本発明における常時接続とは、クライアント端末が1日のうちにネットワークに接続している時間の長さによらずに接続料金が発生する接続形態を言い、実際にクライアント端末が常にネットワークに接続しているか否かは問わない。ISDNやADSL、光ファイバー等による接続サービスは、常時接続の接続形態で行なわれる。
【0024】
また、図1において、AS1〜AS3は、動画を画面表示する際に必要な動画データを提供する提供元サーバである。いずれかの提供元サーバから提供された動画データを使ってクライアント端末に動画の広告やショッピング情報等を表示する。
【0025】
図2は、図1のクライアント端末と管理サーバ、それに提供元サーバの動作とそれらの間の情報流れを示した図である。まず、提供元サーバに、利用者にたいして広告情報若しくはショッピング情報等として提供したい動画データ(音声データを含む)が作成されて格納されると(P01)、その動画データを特定する情報と提供元サーバおよびそのサーバ内で動画データの格納位置を特定する情報(D01)とが管理サーバに送信される。この際、動画データそのものを一緒に送信しても良いが、この例では、動画を画面表示するための動画データそのものは管理サーバには送信していない。動画特定情報には、動画が提供する情報の商品・役務の分類や、どのような利用者層をターゲットとしているかに関するデータが含まれている。動画データとしては、データ転送に時間がかかるものも対象にできるから、画面の表示時間が10秒程度のものから15分程度のものまで各種のものを含めることができる。さらに、表示時間がより長い動画データを含めてもよい。
【0026】
動画特定情報と提供元特定情報を受信した管理サーバは、受信した情報を動画データベースに格納する(P02)。ネットワークに接続しているコンピュータから送信依頼があった場合に、管理サーバはクライアント端末用プログラムをアクセスしてきたコンピュータに送信する(D02)。そのコンピュータでは、受信したプログラムをインストールし(P03)、続いて管理サーバに対し、システム利用希望者の氏名、住所、e−mailアドレス、電話番号、接続形態、プロバイダー名、現状の常時接続料金等の利用希望者を特定する情報と、利用希望者の性別、年齢、職業、興味を持つ分野等の個人情報をまとめて、利用希望者の指示により管理サーバに送信する(D03)。これらの情報を受信した管理サーバは、これらの情報を利用者データベースに登録する(P04)。これにより、利用希望者のコンピュータは、動画情報提供システムのクライアント端末となり、利用希望者は利用者となる。
【0027】
なお、利用希望者のコンピュータが常時接続形態でない場合は、利用者データベースへの登録は拒否され、管理サーバから利用希望者のコンピュータにその旨が送信される。
【0028】
クライアント端末では、P03でインストールされたプログラムにより、利用者のキーストロークやマウスの操作が常に検知されており、利用者が一定時間以上キーやマウスの操作を行わない時間が経過すると(P05)、クライアント端末から管理サーバに対して、動画特定情報を送信せよとの命令が送信される(C01)。
【0029】
ここで、利用者が一定時間マウスなどの操作を行わない時間を検知しているのは、利用者がこの間コンピュータ操作以外の作業を行なっていると考えられることによる。つまり、この時間を利用して動画データを受信して、利用者がデータ受信のためにコンピュータの前で待たなくとも良いようにすることができるし、また、利用者のコンピュータを用いた別作業の進行に悪影響を与えないで済むからである。
【0030】
C01の命令を受信した管理サーバは、利用者の個人情報と過去の利用者の視聴行動情報、及び動画特定情報に含まれる動画広告等がターゲットとする利用者の範囲等に基づき、動画データベースから、利用者に関連性があり興味を持つと考えられる動画2つと、利用者との関連性はうすいが提供元が見せたい動画3つを選択して(P06)、それらの動画特定情報とそれぞれの動画の提供元情報をクライアント端末に送信する(D04)。なお、送信した情報の記録は、管理サーバのハードディスクに格納される。
【0031】
ここで、利用者と関連性が薄いと考えられる情報を含めているのは、その利用者が興味を有する新しい分野を常に探索するためと、利用者に意外感をもたせて新しい動画を見ることに対する期待を生じさせるためである。しかし、提供元は見せたいが利用者にとっては興味や関連性がない動画ばかりを選択すると、逆に、利用者が関心をなくしてしまうおそれがある。そこで、興味を引く動画と、関連性がない動画とを混在させるようにして選択する。
【0032】
管理サーバから動画特定情報と提供元情報を受信したクライアント端末は、
その情報を用いて、その動画の提供元サーバに対し、その動画を画面表示するための動画データを送信せよとの命令を送信する(C02)。提供元サーバが複数ある場合は、それぞれの提供元サーバに対して命令を送信する。命令を受信した提供元サーバは、そのクライアント端末に対して、命令で特定された動画データを送信する(D04)。
【0033】
ここで、管理サーバから直接動画データをクライアント端末に送信しないのは、管理サーバの負担を分散すると共にネットワークのトラフィックの重複を避けるためである。
【0034】
提供元サーバから動画データを受信すると、クライアント端末はそのデータをハードディスクに格納する。なお、データ転送の途中でクライアント端末において何らかのキー等の操作が行なわれた場合は、データ転送は取り消される。
【0035】
次に、クライアント端末で、利用者が一定時間以上キーやマウスの操作を行わない時間が経過し、データ転送後の最初のキー等の操作が行なわれると、その間にデータ転送された動画データによる動画について、どの動画を画面表示するか、またはいずれも表示しないかを利用者が選択できる動画表示の提案画面が表示される。いずれか若しくは全部を表示する旨が選択された場合は、動画をクライアント端末の画面に表示する(P05)。
【0036】
ここで、利用者が端末の操作を一定時間以上行なっていないあとの最初の操作のときに動画表示を提案するのは、利用者がコンピュータを用いた何らかの作業を継続している最中に提案しても利用者の邪魔をすることになってしまい、動画を見る可能性が低い一方、一定の空き時間の後に提案すれば、利用者は新しい作業にこれから入ろうとする段階であり、動画を見る可能性が高いからである。
【0037】
なお、動画を表示した際、どの動画が表示するように選択されたかと、その動画が表示された時間とが記録され、その記録が管理サーバに送信される(D05)。これにより、利用者の動画ごとの視聴行動を把握することが可能になる。
【0038】
また、動画を直ちには見ない旨が選択された場合は、再び、一定の空き時間の発生が検知され、空き時間が経過した後の最初の操作の直後に再び動画を表示する旨の再提案画面が表示される。この場合もいずれの動画も表示しない旨が選択された場合は、その旨が記録されて、それらの動画は再度提供元サーバからデータ転送されない限り、表示されなくなる。
【0039】
ここで、同じ動画に対して2回しか表示を提案しないのは、今見ないと二度と見るチャンスがなくなるとのプレッシャーを利用者に抱かせるためである。さらに、特定のホームページで、いつでも任意の動画を見れるようにしておき、見ない旨が選択された動画広告等に利用者があとからアクセスする道も開いておくことは望ましい。これにより、広告等としての本来の機能を発揮し得る機会を残すことになる。ただし、この場合、利用者にわざわざアクセスする手間をかけさせることにより、表示提案があったときに見ておこうという動機づけを利用者に与えるのが望ましい。
【0040】
管理サーバは、複数のクライアント端末においてどの動画が表示され、その表示時間は何分何秒であったかの利用者の視聴行動に関するデータと利用者の個人情報とを用い、動画の管理サーバの動画選択送信処理における選択回数と、動画ごとの視聴回数と、各動画の表示所要時間に対してどれだけの時間実際にクライアント端末に表示されたかのデータを用いて、一定時間ごと、動画ごとに統計処理を行なって、それぞれの動画に対する利用者の反応についての報告を作成する(P08)。管理サーバは、上記の報告をそれぞれの動画を提供した提供元サーバか、若しくはそれと同一視できるサーバに送信する(D06)。
【0041】
ここで、クライアント端末からの視聴結果報告のデータは、一定の統計処理を経てから提供元サーバに送信されるから、各利用者を特定する情報や個人情報、視聴行動に関する情報は管理サーバ内に留まり、提供元サーバには送信されない。したがって、個人情報等が公開されることはない。一方で、提供元サーバでは、動画ごとの利用者の反応を知ることができるから、人気のない動画の提供を直ちに中止して、別の動画に切り替えるなどの判断が容易に行なえる。つまり、コマーシャルごとの視聴率調査が実質的に可能となる。
【0042】
次に、管理サーバ若しくはそれと同一視できるサーバは、1日に1回、管理サーバの動画選択送信処理における動画ごとの選択回数に応じて、広告若しくはショッピング情報等提供のための料金を課金して、提供元サーバ若しくはそれと同一視できるサーバごとにまとめて課金情報を送信する(D07)。課金情報を受信した提供元サーバ等は、課金に対応する支払い処理を行なって、その結果を管理サーバ等に送信する(D09)。
【0043】
つまり、広告若しくはショッピング情報等を利用者が見るように提案する料金を、広告若しくはショッピング情報等を動画の提供元、すなわち広告主から徴収する。これにより、利用者のインターネット接続料金を減額するかゼロにし、利用者が本システムを利用する動機づけを与える。
【0044】
しかし、利用者が、広告等は見ないで、接続料金の減額若しくはゼロというメリットだけを利用するという事態を防ぐために、管理サーバの課金処理には提供元に対する課金だけではなく、利用者に対する以下の課金処理も設けている。
【0045】
すなわち、管理サーバは、利用者が動画情報提供システムに加入しなかった場合のインターネット接続料金を上限とし、利用者が動画による広告等を視聴した回数若しくは表示時間に応じて、インターネット接続料金を減額し、あらかじめ定めた視聴回数もしくは表示時間に達した以降は、接続料金を無料とする。そして、1ヶ月に1回、各月に利用者が負担すべき接続料金が発生した場合に、その旨をクライアント端末に送信する(D08)。
【0046】
ここで、管理サーバが、インターネットへの常時接続サービスを直接に提供しているクライアント端末の場合と、管理サーバ以外の他のプロバイダーサーバを経由してインターネットへの常時接続を行なっているクライアント端末の場合とで課金の仕組みが異なる。
【0047】
前者の場合、もともと利用者は管理サーバの管理者に接続料金を支払うべきなので、利用者の視聴結果に基づいて、クライアント端末で表示した動画の数もしくは表示時間があらかじめ定められた動画の数もしくは表示時間に足りない場合に、足りない動画の数もしくは表示時間に応じて、利用者にネットワークの接続料金を課金する。
【0048】
後者の場合、利用者のクライアント端末の常時接続の料金は他のプロバイダーに支払われているので、利用者の視聴結果情報に基づき、利用者のクライアント端末で表示した動画の数もしくは表示時間に応じて、前記他のプロバイダーのネットワーク接続料金の一部若しくは全部を立て替え処理する。
【0049】
このようにすることで、管理サーバの運営者は、利用者が動画を見ても見なくても、動画提供元か利用者かのいずれかから料金を安定して徴収できる。また、動画の提供元は、利用者の実際の視聴行動に基づいて広告等の支払いが発生するので、費用対効果が明確となる。
【0050】
次に、図3を用いて、管理サーバの構成例について説明する。管理サーバの記憶部200の提供元情報210には、広告やショッピング情報としての動画データを提供し、利用者に配信することを目的とする提供元を特定するための提供元ID番号、住所、提供元サーバアドレス、担当者名、担当者メールアドレス、電話番号等が格納されている。
【0051】
記憶部200の動画特定情報220には、動画を特定するための動画ID番号、提供元ID番号、動画の製作日付、タイトル、ジャンル、動画がPRする商品・役務の名称、動画の表示所要時間、対象となる年齢層・性別・職業種、提供元が動画データを提供する期間の始期と終期、利用者端末に対して選択・提案した場合の1回あたりの提供元が支払う料金等の各データが格納されている。
【0052】
記憶部200の利用者情報230には、動画情報提供システムの利用者のID番号、氏名、住所、e−mailアドレス、電話番号、接続形態、プロバイダー名、現状の常時接続料金等の利用者を特定する情報と、利用者の性別、年齢、職業、システム利用開始時の興味を持つ分野等の個人情報が格納されている。さらに視聴結果に基づいて興味を持つ分野等が随時追加・修正されて格納される。
【0053】
記憶部200の動画選択情報240には、管理サーバが各利用者に対してどの動画をいつ選択・提案したかのデータが格納されている。これに基づいて提供元に対する課金が行われる。
【0054】
記憶部200の視聴結果情報250には、利用者IDごとに、どの動画をいつ、どれだけの時間表示したかのデータが蓄積され、さらに、それらのデータ他を用いて一定時間ごと動画ごとに統計処理を行なって得た、それぞれの動画に対する利用者の反応に関する集計情報が格納されている。
【0055】
記憶部200の料金情報260には、各提供元ごとに管理サーバから請求した動画選択・提案料金のデータと、利用者に課金した場合の利用者ごとの請求金額データ、または、立替処理を行なった場合の立替金額データが、それらの根拠となる回数データ等と共に格納されている。
【0056】
記憶部200のプログラム情報270には、動画情報提供システムを利用者のクライアント端末で利用する際に必要な専用プログラムのデータが格納されている。
【0057】
次に、管理サーバの処理部100の説明を行なう。処理部100の動画データベース作成処理部110は、提供元サーバからの、提供元サーバが提供する動画データの追加または削除の通知に基づき、記憶部200の動画特定情報220の動画データベースを随時更新する。
【0058】
処理部100のプログラム送信部120は、動画情報提供システムの利用希望者のクライアント端末からの専用プログラムの送信要求を受信すると、記憶部200のプログラム情報270から必要なデータを読み出して、利用希望者のクライアント端末に送信する。
【0059】
処理部100の利用者データベース作成処理部130は、前記の専用プログラムをインストールしたシステムの利用希望者のクライアント端末からの、利用者登録要求を受信すると、利用希望者の接続形態が常時接続であるか否か等の確認を経て、新しい利用者IDを付し、利用者登録要求に含まれる利用者特定情報及び個人情報を記憶部200の利用者情報230に格納して、利用者データベースを作成または更新する。
【0060】
処理部100の動画選択送信部140は、利用者クライアント端末からの、動画特定情報送信命令を受信すると、利用者の個人情報と過去の利用者の視聴行動情報、及び動画特定情報に含まれる動画広告等が対象とする利用者の範囲等に基づき、動画データベースから、利用者に関連性があり興味を持つと考えられる動画2つと、利用者との関連性はうすいが提供元が見せたい動画3つを選択して、それらの動画特定情報とそれぞれの動画の提供元情報をクライアント端末に送信する。また、送信した情報の記録を、利用者を特定して記憶部200の動画選択情報240に格納する。
【0061】
処理部100の視聴結果処理部150は、一定時間ごと、動画ごとに、何回利用者のクライアント端末に対して動画選択送信を行なったかの選択情報と、端末においてそれぞれの動画が表示されたか否か、表示された場合は表示時間は何分何秒であったかの利用者の視聴行動に関するデータと利用者の個人情報とを用い、動画ごと、一定時間ごとにデータの統計処理を行なって、管理サーバにおけるすべての動画選択に対するそれぞれの動画の選択率のデータおよび利用者の反応についての報告データを作成し、それぞれの動画を提供した提供元サーバか、若しくはそれと同一視できるサーバに送信する
【0062】
処理部100の料金処理部160は、1日に1回、管理サーバの動画選択送信処理における動画ごとの選択回数に応じて、広告若しくはショッピング情報等提供のための料金を課金して、提供元サーバ若しくはそれと同一視できるサーバごとにまとめて課金情報を送信する。
【0063】
また、処理部100の料金処理部160は、管理サーバが、インターネットへの常時接続サービスを提供しているクライアント端末の場合に、その利用者の視聴結果に基づいて、クライアント端末で表示した動画の数もしくは表示時間があらかじめ定められた動画の数もしくは表示時間に足りない場合に、足りない動画の数もしくは表示時間に応じて、利用者にネットワークの接続料金を課金する。ただし、その課金の金額は、利用者が動画情報提供システムに加入しなかった場合のインターネット接続料金を上限とし、利用者が動画による広告等を視聴した回数若しくは表示時間が、あらかじめ定めた視聴回数もしくは表示時間に達した場合は、接続料金を無料とする。そして、1ヶ月に1回、各月に利用者が負担すべき接続料金が発生した場合に、その旨をクライアント端末に送信する。一方、管理サーバ以外の他のプロバイダーサーバを経由してインターネットへの常時接続を行なっているクライアント端末の場合には、利用者の視聴結果情報に基づき、利用者のクライアント端末で表示した動画の数もしくは表示時間に応じて、前記他のプロバイダーのネットワーク接続料金の一部若しくは全部を立て替え処理する。
【0064】
次に、動画情報提供システムの専用プログラムをインストールして構成された、利用者のクライアント端末の構成例について、図4を用いて説明する。利用者端末の記憶部500の画面情報510には、利用者端末のディスプレイに、提供元サーバからデータ転送した動画データを用いて動画を表示するか否かを提案し、表示する場合はどの動画を表示するかを選択できる動画表示選択画面の画面データ、この画面が表示された際には表示しない旨を選択した場合、もしくは表示しなかった動画が残っている場合に、一定条件が満たされた場合に再び動画を表示するか否かを提案する動画表示確認画面の画面データ、動画情報提供システムの利用希望者が管理サーバに利用希望者特定情報や個人情報を登録する際に画面入力するための画面データ、さらに、必要により、提供元から提供された動画を再生するために必要な専用若しくは汎用のソフトウェアのデータが格納されている。
【0065】
記憶部500の動画データ520には、管理サーバの選択に基づいて、それぞれの提供元サーバからデータ転送された動画データが格納されている。ここの動画データは、新しい動画データが転送されると更新されて、前のデータは消去される。
【0066】
記憶部500の設定空き時間情報530には、利用者がどれくらいの時間コンピュータを操作しないでいると、本システムの動画特定情報の送信依頼を行うか、すなわち操作の空き時間を、利用者が設定したデータが格納されている。プログラムをインストールした初期状態では30分に設定されている。
【0067】
次に、利用者端末の処理部400について説明する。処理部400の利用者情報送信処理部410は、専用プログラムをインストールした際に、利用希望者に対し、利用希望者が動画情報提供システムを利用するために管理サーバに登録すべき情報入力を促し、入力がなされた場合は、そのデータを管理サーバに送信する。
【0068】
処理部400の無動作時間検知部420から視聴結果報告部470の説明および動作を、図5〜7のフローチャートを用いて行う。図5のフローチャートは、利用者のクライアント端末が起動後に、クライアント端末内で専用プログラムが常駐して行なう動作の全体を示した図である。
【0069】
まず、クライアント端末が起動すると、直ちに経過時間計測のタイマーがゼロ秒からスタートし(S10)、端末に対するキー入力若しくはマウス操作などの入力操作がなされたかどうかを監視する(S20)。入力操作がなされた場合は、フローはS20ステップから左に分岐してS10ステップに戻り、タイマーがゼロ秒に戻って、そこから再び時間計測がスタートする。入力操作がなされなかった場合は、フローはS20ステップから下に分岐してあらかじめ定められ、上記のタイマーで計測された時間が、記憶部500の設定空き時間情報530に格納された空き時間に達したかどうかを判断する(S30)。達しない場合は、フローはS30ステップから右に分岐してS20ステップに戻り、入力がなされるか空き時間に達するかのいずれかの条件が満たされるまで、S20ステップとS30ステップを繰り返す。S30ステップでタイマーの計測時間があらかじめ定めた空き時間に達した場合は、フローはS30ステップから下に分岐して次のステップに移る。
【0070】
ここまでが、処理部400の無動作時間検知部430の動作であり、このようにすることで、利用者がクライアント端末を操作せずに他の作業を行っているであろう時間を検知することができる。
【0071】
続いて、図5のS50ステップの動画データ取込処理を行う。これを図6のフローチャートを用いて説明する。動画データ取り込み処理がスタートすると、まず、管理サーバに対して、クライアント端末に取り込むべき動画を選択するとともにその動画データを特定する情報と格納場所を指定せよとの動画特定情報の送信命令を送信する(S60)。続いて、管理サーバからの動画特定情報を受信すると、その動画特定情報で特定された動画データを、同じく動画特定情報で特定された提供元サーバに対して動画データ送信命令を送信する(S80)。動画特定情報に含まれる提供元サーバが複数ある場合は、各々の提供元サーバに対して、動画データ送信命令を送信する。提供元サーバから動画データを受信すると(S80)、その動画データを記憶部500の動画データ記憶部520に格納して(S100)、動画データ取込処理が終了する。
【0072】
これが処理部400の動画データ取込部430の動作である。このようにして、空き時間のうちに動画データを取込むことにより、利用者を動画データ転送のために待たせることがない。また、バックグラウンドでデータ転送をした場合のように、利用者がコンピュータを用いて同時平行に行なっている他の作業に悪影響が出たりするおそれがない。なお、データ転送の間にキー操作などが行なわれた場合は、動画データの転送は取り消され、あらためて空き時間が発生するまで待機することになる。
【0073】
動画データ取り込み処理が終了すると、続いて図5のS110ステップに入る。このステップでは、キー操作などの外部入力操作が行なわれるまでの入力待ちの状態となる。入力があった場合には、S110ステップから下に分岐してS120ステップに入る。S120ステップでは、利用者端末のディスプレイに、動画を直ちに表示するか否か、表示する場合はどの動画を表示するか、を選択できる動画表示提案画面を表示する。表示する旨が選択された場合は、S130ステップからフローは下に分岐する。ここまでが、処理部400の表示提案部440の動作である。
【0074】
続いて、S130ステップから下に分岐してあと、記憶部の画面情報510から動画表示用ソフトウェアのデータと利用者に選択された動画データ520が読み出されて画面表示される(S140)。これが、処理部400の動画表示部460の動作である。
【0075】
一方、S130ステップでいずれの動画も直ちには表示しない旨が選択されると、フローはS130ステップから右に分岐して、次の機会を待って動画表示を行なうか否かが選択できる動画の再表示提案処理ステップに入る(S150)。このステップを図7のフローチャートを用いて説明する。
【0076】
再表示提案処理がスタートすると、タイマーがゼロ秒から計測を開始する(S160)。続いて、キー入力やマウスの操作が行なわれたか否かを判断し(S170)、入力があった場合は、フローはS170ステップから左に分岐してS160に戻り、タイマーがゼロ秒に戻って、再び計測を開始する。S170ステップで入力がなかった場合は、タイマーが計測している時間があらかじめ設定された空き時間に達したか否かを判断する(S180)。達していない場合にはフローはS180ステップからS170ステップに戻り、以下、入力操作が行なわれるかまたはタイマーの計測時間があらかじめ設定された空き時間に達するかのいずれかの待ち状態となる。一定時間に達した場合には、待ち状態を脱してフローはS190から下に分岐して、新たにキー入力またはマウス操作等の外部入力操作待ちとなる(S190)。ここで入力操作があると、フローはS190から下に分岐し、動画表示確認画面を表示して、前回表示しなかった動画をここで直ちに表示するように再度提案する(S200)。ここで、表示する旨が選択されると動画が表示されて(S220)、処理が終了する。一方、S210ステップで表示しない旨が選択された場合は、表示せずにそのまま処理が終了する。この図7のフローの動作が、処理部400の表示再提案部450の動作である。
【0077】
ここで、再び図5のフローに戻り、S140若しくはS150のステップが終了すると、視聴結果報告ステップ(S230)に入る。この視聴結果報告ステップが、処理部400の視聴結果報告部470の動作である。視聴結果報告ステップS230では、利用者の動画広告等に対する視聴行動が管理サーバに報告される。具体的には、動画ごとに表示したか表示しなかったか、表示した場合には1回目の表示提案か2回目か、表示した場合の各動画の表示時間は何分何秒であったかが報告されて、フローはS230ステップからS10ステップに戻り、再び空き時間の検知状態に戻る。
【0078】
以上のように、動画情報提供システムの全体は、専用プログラムをインストールした複数の利用者端末、利用者の個人情報を管理し、かつ動画広告等の配信先を決定する少なくとも1の管理サーバ、費用を支払って広告等を行うことを目的とする動画データの1または2以上の提供元サーバにより構成されている。
【0079】
利用者端末にインストールされる専用プログラムは、CD−ROMのようなコンピュータ読み取り可能な媒体経由でインストールされてもよいことは言うまでもない。ここで、コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、フレキシブルディスク、光磁気ディクス、フラッシュメモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されうるか若しくは外付けのハードディスク等の記録装置のことを言う。
【0080】
また、それぞれのサーバは物理的に単一のサーバである必要はなく、実質的に同一視できる複数のサーバに機能を分散していても良い。ネットワークは、インターネットに限らず、LANやWANで構成された閉じたネットワークであっても良い。クライアント端末は、パーソナルコンピュータが望ましいが、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistance)であってもよく、さらにはネットワークの専用端末やネットワーク接続可能なゲーム機であってもよい。
【0081】
以上、この発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の思想を逸脱しない設計変更も含まれる。
【0082】
【発明の効果】
常時接続によるインターネット利用者が、動画データ転送の待ち時間に伴うストレスを感じることなく、動画の広告やショッピング情報を見ることできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】動画情報提供システムの全体構成を示した概念図である。
【図2】動画情報提供システムの動作全体の概略を示した図である。
【図3】管理サーバの構成例を示したブロック図である。
【図4】利用者のクライアント端末の構成例を示したブロック図である。
【図5】クライアント端末の概略動作を示したフローチャートである。
【図6】動画データ取込処理ステップにおける概略動作を示したフローチャートである。
【図7】再表示提案ステップにおける概略動作を示したフローチャートである。
【符号の説明】
(図1)AS1〜AS3 提供元サーバ、c1〜c5 利用者のクライアント端末

Claims (13)

  1. ネットワークに常時接続されているコンピュータに、直近に入力信号が入力されてからの経過時間を計測する無動作時間検知機能と、前記経過時間があらかじめ定められた一定時間を超えた場合に、前記ネットワークのサーバに対して動画データの送信を要求して、受信した動画データを記憶手段に格納する動画データ取込機能と、前記の経過時間が前記一定時間を超えたあとの最初の入力信号が入力された場合に、前記の動画データに基づく動画を画面表示できる動画表示機能とを、実現させるためのプログラム。
  2. さらに、動画の画面表示の前に、画面表示を直ちに行うか又は直ちには行なわないかが選択されうる表示提案機能を、コンピュータに実現させるための請求項1に記載のプログラム。
  3. さらに、表示提案機能において画面表示を直ちには行わない旨が選択された場合に、その後の経過時間があらかじめ定めた一定時間を超えたあとの最初の入力信号が入力された後に、動画の画面表示を直ちに行なうか否かが選択されうる表示再提案機能を、コンピュータに実現させるための請求項2に記載のプログラム。
  4. さらに、送信された動画データに対する利用者の視聴行動を管理サーバに報告する視聴結果報告機能を、コンピュータに実現させるための請求項1に記載のプログラム。
  5. 視聴結果報告に、動画を表示する旨を選択されたか否かのデータと、動画の表示が選択された場合に、動画を表示した時間を動画ごとに計測したデータを含める請求項4に記載のプログラム。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載のプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  7. 動画データを特定するための情報を格納した動画特定情報記憶手段と、利用者を特定するための利用者情報記憶手段と、どの動画データをどの利用者の端末に送信したかに関する情報を格納する動画選択情報記憶手段と、利用者端末に送信された動画データに対するそれぞれの利用者の視聴行動に関する情報を格納する視聴結果情報記憶手段とを有し、動画特定情報と、利用者情報または視聴結果情報とに基づいて、利用者端末に送信する動画に関する情報をあらかじめ定められたルールに従って利用者ごとに選択して送信する動画選択送信手段を有する動画情報提供システムの管理サーバ。
  8. 利用者端末に送信する動画に関する情報に、該動画を特定する情報と、ネットワーク上で該動画の動画データを提供している提供元サーバを特定する情報を含む請求項7に記載の管理サーバ。
  9. 利用者端末からの視聴結果情報に基づいて、動画ごとに利用者の視聴動向を統計処理し、それぞれの動画の提供元に報告する視聴結果処理部を有する請求項7に記載の管理サーバ。
  10. 動画選択情報若しくは視聴結果情報に基づき、あらかじめ定められたルールに従って、動画の提供元ごとに課金する料金処理部を有する請求項7に記載の管理サーバ。
  11. 利用者端末が、管理サーバ以外の他のプロバイダーサーバを経由してネットワークに常時接続している場合に、利用者の視聴結果情報に基づき、前記の利用者端末で表示した動画の数もしくは表示時間に応じて、前記他のプロバイダーのネットワーク接続料金の一部若しくは全部を立て替え処理する料金処理部を有する請求項7に記載の管理サーバ。
  12. 利用者端末が、管理サーバ若しくは管理サーバと同一視できるサーバを経由してネットワークに常時接続している場合に、利用者の視聴結果情報に基づき、前記の利用者端末で表示した動画の数もしくは表示時間があらかじめ定められた動画の数もしくは表示時間に足りない場合に、足りない動画の数もしくは表示時間に応じて、利用者にネットワーク接続料金を課金する料金処理部を有する請求項7に記載の管理サーバ。
  13. 請求項1〜5のいずれかに記載されたプログラムがインストールされ、ネットワークに常時接続された1または2以上の利用者端末と、請求項7〜12のいずれかに記載された管理サーバと、動画データを提供する1または2以上の提供元サーバとが、前記ネットワークで接続された動画情報提供システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008129780A (ja) * 2006-11-20 2008-06-05 Mediaseek Inc 広告提供システム、広告提供方法および広告提供プログラム
JP2012165473A (ja) * 2012-06-04 2012-08-30 Rakuten Inc 動画表示システム、動画表示方法及びプログラム

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