JP2004046867A - 二次的に定義される木構造を用いるネットワーク型文書処理装置および文書処理方法 - Google Patents

二次的に定義される木構造を用いるネットワーク型文書処理装置および文書処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】また、本発明は二次的な木構造を利用者に判り易く表示し、利用者によるネットワーク型文書の操作を簡便にすること。
【解決手段】文書管理手段(441)は、構成単位が文書の論理的なまとまりである論理単位であって、論理単位間の参照関係を規定する参照単位によって論理単位を関連づけた文書構造を管理し、表示対象木構造管理手段(442)は、文書構造の一部あるいは全体の表示を、階層構造で表現する表示対象木構造とし、その表示対象木構造と、表示される文書構造中の構造を関連づけて管理する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、二次的に定義される木構造を用いてネットワーク型文書の処理、出力を行なうネットワーク型文書処理装置および同装置による文書処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
文書構造として、文書の論理単位を参照関係によって関連づけたネットワーク構造を扱う文書編集装置に関わる従来技術には、ハイパーテキストと呼ばれる技術がある。
ハイパーテキスト技術は、例えば、
文献「Jakob Nielsen, Hypertext & Hypermedia, HBJ出版局, 1991」
に示されている。
【0003】
文書の論理単位を相互に関連付けた文書構造を扱う装置では、文書構造および論理単位を表示・編集する手段が設けられている。非常に単純な場合を除き、一度に文書構造の持つすべての情報を表示・編集することはできない。そのため、ある着眼点で情報を整理して表示・編集する手段や、部分構造を表示・編集する手段が用いられる。
【0004】
前者の手段には、例えば、ブラウザと呼ばれる装置があり、論理単位の参照関係を整理して表示する(例えば、特開平4−40559号公報)。この装置を用いることにより、文書構造の全体像を理解しやすくなる。しかし、この装置においては、内容中のどの位置から参照が行われているかは表示できない。また、この装置でネットワーク構造を表示することは困難である。
【0005】
後者の手段には、例えば、カード型のインターフェースを用いた装置がある。この装置では一つのウィンドウが一つの論理単位に対応し、内容と内容中に埋めこまれた参照単位を表示する。この装置では内容と参照単位の関係は明確に表せる。この装置にはネットワーク構造の表示が可能であるという長所もある。例えば、図6(a)のようなネットワーク構造を図6(b)(c)(d)のように、カード型のインターフェースを用いて自由に探索することができる。しかし、この方式では、一つのウィンドウに表示できる論理単位は一つだけで、参照関係は深さ1しか表現できない。このため、利用者が複雑なネットワーク構造の全体像を理解することは困難である。
【0006】
このことから、内容と関連づけたまま、任意の深さで構造を表示できる手段が必要とされてきた。この一つとして、アウトラインエディタと呼ばれる装置が発明されている(特開平3−148754号公報)。例えば、図7(a)のような構造を図8に示すように、内容と関連づけたまま、任意の深さで構造を表示できる。(a)(b)(c)(d)においてそれぞれ、参照単位を示すアイコンをポインティング・デバイスで選択し、図7(b)に示すようなメニューから「開く」「閉じる」を指示することで、任意の部分木構造を表示できる。さらに、「すべてを開く」を指示して、下位構造のすべてを表示することが簡便に行うことができる。論理単位の表示を行う矩形領域をそれぞれウィンドウであると考えると、アウトラインエディタではウィンドウの階層構造によって文書の部分構造を表示しているのである。
しかしながら、アウトラインエディタは文書の構造を木構造に限定しているため、そのままネットワーク構造に適用することはできない。例えば、ループがある場合に「すべてを開く」操作を実行できない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来、ネットワーク構造から二次的に単純な構造を生成し、ネットワーク構造の扱いを簡単にすることが行なわれていた。構造そのもの、あるいは、構造の生成方法、あるいは構造の管理方法が単純すぎたので、必要な情報の表現や、割り付け処理や、ウィンドウの適切な階層表示などが困難であった。
本発明はこの問題を解決するために、二次的な構造として木構造を適切に生成し、管理するネットワーク型文書処理装置を提供することを目的とする。
【0008】
また、本発明は二次的な木構造を利用者に判り易く表示し、利用者によるネットワーク型文書の操作を簡便にすることができるネットワーク型文書処理装置を提供することを目的とする。
【0009】
ウィンドウの階層構造はデータの部分的な構造を反映し、かつ、その構造を用いて操作を可能にする二次的な構造の一つである。しかしながら、従来のウィンドウの階層構造を生成する手法は、木構造の表示を行うためのものであって、ネットワーク構造にとって適切なものではなかった。
本発明は、ネットワーク構造中の任意の部分木構造を表示するウィンドウ階層の生成・管理を行うことのできるネットワーク型文書処理装置を得ることを目的とする。
【0010】
また、本発明は、複数の二次的木構造を明確に関連づけ、すべての構造を一元的に表現し、同時に表示することのできるネットワーク型文書処理装置を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段および作用】
本発明のネットワーク型文書処理装置は、ネットワーク構造から二次的な構造として木構造を定義し、その木構造を用いて処理を行なう。従来、ネットワーク構造から二次的に単純な構造を生成し、ネットワーク構造の扱いを簡単にすることは行なわれていたが、構造そのもの、あるいはその生成方法、あるいはその管理方法が単純すぎたために、必要な情報の表現や、割り付け処理や、ウィンドウの適切な階層表示などが困難であった。本発明によりこれらの問題点を解決できる。
【0012】
本発明(請求項1)のネットワーク型文書処理装置は、所定の構成単位を関係づけて構成した文書構造を処理する装置において、構成単位が文書の論理的なまとまりである論理単位であって、論理単位間の参照関係を規定する参照単位によって論理単位を関連づけた文書構造を管理する文書管理手段(図1の441、図2の452)と、文書構造の一部あるいは全体の表示を、階層構造で表現する表示対象木構造とし、その表示対象木構造と、表示される文書構造中の構造を関連づけて管理する表示対象木構造管理手段(図1の442、図2の455)を具備している。表示対象木構造は二次的な木構造であるが、従来技術においては一時的な情報としてしか管理されていなかった。そのため、一度編集を中断して再開する時、前回と同じ表示を得るために、階層をたどるための作業を繰り返す必要があった。本発明の表示対象木構造管理手段は、表示対象木構造と、表示される文書構造中の構造を関連づけて管理するようにしたので、一度編集を中断して再開するときに前回までの木構造表示の構造を保持することができ、1ステップで中断する前の表示を得ることができる。
【0013】
本発明(請求項2)のネットワーク型文書処理装置は、前記発明(請求項1)において、前記論理単位がその表示状態を表す表示情報(図3(a)(b)の463、468)を保有し、また、前記表示対象木構造管理手段が、利用者からの指示と表示情報とから、表示対象木構造を生成あるいは変更するものである。表示対象木構造としてはウィンドウ木がある(請求項3)。
表示情報は、例えば、論理単位が単独のウィンドウで表示される、あるいは表示されているものであるか、もしくは、階層的に組み合わせた論理単位表示ウィンドウで表示される、あるいは表示されているものであるかなどの情報である。表示対象木構造管理手段は、表示対象木構造を文書構造中のデータに反映させるように管理するので、編集を再開するときに編集終了時の表示対象木構造であるウィンドウの階層的な組合せを復元することができる。
【0014】
【実施例】
実施例によるネットワーク型文書処理装置の構成を図2に示す。
本実施例はネットワーク型文書において、任意の部分木構造をウィンドウの組合せによって、利用者に提示するとともに、その表示の状態を対話的に変更できる装置である。表示の状態は、ウィンドウ木としてデータ構造に関連づけて管理され、作業中断後に復元できるものである。
本実施例では、フィールドとアンカーによるデータ表現を行うが、このデータ表現は本発明において本質的なものではない。ノードとリンクによるデータ表現を採用してもよい。
本実施例のネットワーク型文書編集装置は、図2に示すように文書構造を格納するハードディスクなどの文書格納部451と、文書構造の管理を行うアンカー管理部4521およびフィールド管理部4522からなる文書管理部452と、装置外からの入力を扱うキーボードとマウスなどの入力部453と、入力部453からの指示でアンカーあるいはアンカーが参照しているフィールドを選択するアンカー・フィールド選択部454と、ウィンドウの階層構造をウィンドウ木として管理をするウィンドウ木管理部455と、フィールドを表示するウィンドウを生成するウィンドウ表示生成部456と、表示を行うディスプレイ装置など表示部457とを備えている。
【0015】
図3は、本実施例のデータ構造を示すもので、(a)はウィンドウ、(b)はアンカーのデータ構造を示している。なお、本実施例ではウィンドウ木のルートとなっているウィンドウをトップウィンドウ、それ以外のウィンドウをサブウィンドウと呼ぶことにする。
ウィンドウのデータ構造は図3(a)に示すように、ウィンドウを識別するためのウィンドウ識別子461と、対応するアンカーへのポインタである対応アンカー462と、トップウィンドウであるかサブウィンドウであるかのウィンドウの状態を示す表示状態463、ウィンドウの表示される領域を表す表示領域464、および子ウィンドウへのポインタのリスト465からなっている。
表示状態の「TOP」はトップウィンドウであることを示し、「SUB」はサブウィンドウであることを示す。
【0016】
アンカーのデータ構造は図3(b)に示すように、アンカーを識別するためのアンカー識別子466、アンカーを表示する時のラベルであるアンカー・ラベル467、アンカーが参照するフィールドの表示に関する情報である表示情報468、アンカーが参照するフィールドへのポインタである参照フィールド469からなっている。
表示情報の「TOP」はアンカーの参照するフィールドが、トップウィンドウ中で表示中であるかあるいは作業が中断する前には、トップウィンドウとして表示されていたことを示す。「SUB」はアンカーの参照するフィールドがサブウィンドウ中で表示されているかあるいは作業が中断する前には、サブウィンドウとして表示されていたことを示す。「OFF」はアンカーの参照するフィールドが表示されておらず、また、作業が中断する前も表示されていないことを示す。
【0017】
図4はウィンドウ木とアンカーの参照関係を示している。これは図10(a)の一部に対応する。「請求項1」のアンカーは表示されていないので表示状態はOFFになっている。図5は、図4に示されるウィンドウの表示領域の値と図63(a)の表示との関連を示している。
【0018】
本実施例は、ウィンドウの木構造を文書構造中のデータに反映させることによって、編集を再開するときに編集終了時のウィンドウ木が復元される機能を持つアウトラインエディタである。
図10(a)に示す表示が行われている時には、ウィンドウ木は図10(b)のようになる。この状態は図9に示すように、表示情報(TOP,SUB,OFF)としてデータ構造中に反映される。状態を記していないものはOFFであることを示している。
【0019】
マウスによってウィンドウ中のアンカーに対応するアイコンを選択し、クリックすることで図10(c)のメニューを開く。このメニューにおいて、「開く」を選択することで、サブウィンドウを開いてゆく。「閉じる」を選択することで、サブウィンドウを閉じてゆく。これらの操作によって、TOP,SUB,OFFの状態は変化する。なお、トップウィンドウを選択して「閉じる」を行うことですべてのウィンドウを閉じてプログラムを終了する。このときすべての表示状態はOFFになる。「中断」を選択すると、TOP,SUB,OFFの状態を変更することなく、プログラムを終了する。
【0020】
編集を再開した時にデータ構造中の表示情報を参照することで、編集中断時のウィンドウ木の状態を復元することが可能になる。
トップウィンドウまたはサブウィンドウを開く時に、下位に「SUB」の状態のアンカーがあれば、ひきつづきそのアンカーが参照するフィールドを表示するサブウィンドウを開く。
【0021】
本実施例では管理するウィンドウ木は一つである。また、各アンカーが一つの表示状態しかもたないので、同じアンカーあるいはフィールドを共有する状態を表現できない。複数のウィンドウ木やフィールドの共有の機能が必要ならば、図11(a)に示すように各表示ごとに状態を保持すればよい。この場合には図10(a)に示す表示とともに図11(b)に示す表示が表現できる。
【0022】
なお、TOPの情報を書き出さなくても、部分的なウィンドウ階層の復元は可能である。図12(a)に示すようにSUBの情報のみが記述されている場合には、「発明の説明」をアクセスすると必ず、下位のウィンドウにSUBが記述されている「請求項」と「実施例」に対応するフィールドを表示したウィンドウ木が生成される。図12(a)の例では同図(b)の表示になる。
【0023】
また、このメカニズムはウィンドウの階層構造によって部分木構造を表示するものであれば、アウトラインエディタ以外にも適用できる。例えば図12(c)に示すようにウィンドウ中に自由に配置されたサブウィンドウによる表示も、実施例に示した構成に簡単な変形を加えることで実現できる。この場合に必要な変形は、表示情報にウィンドウの領域情報を加えることである。
【0024】
次に、図13〜図14に示すフローチャートにより説明する。
図13はウィンドウ木管理部455の処理内容を表すウィンドウ木管理アルゴリズムのフローを示すものである。
【0025】
(ステップS5611)
処理が開始すると、まず状態がTOPのアンカーを選択する。
【0026】
(ステップS5612)
トップウィンドウを生成する。
【0027】
(ステップS5613)
生成したトップウィンドウ中で、選択しているアンカーが参照しているフィールドに対して図14のフィールド表示アルゴリズム(A)を適用し、フィールドを表示する。
【0028】
(ステップS5614)
利用者がマウスのクリックによるウィンドウの選択をすると、図10(c)に示すメニューが表示される。
【0029】
(ステップS5615)
メニューにより選択された項目に応じて、選択されたメニュー項目が「開く」のときは、ステップS5630へ、「閉じる」のときはステップS5640へ、「中断」のときはステップS5650へ進みそれぞれの処理を行う。
【0030】
(ステップS5630)
メニューの「開く」が選択された場合は、アンカーが選択されているか否かを調べる。アンカーが選択されていなかったときにはステップS5615へ戻る。
【0031】
(ステップS5631)
アンカーが選択されていたときには、アンカーの状態(表示情報468)をSUBに設定する。
【0032】
(ステップS5632)
選択ウィンドウの中で、選択しているアンカーに対応するフィールドについてフィールド表示アルゴリズム(A)の処理を呼び出し、再表示する。そして、次の選択の処理をするためステップS5615へ戻る。
【0033】
(ステップS5640)
メニューの「閉じる」が選択された場合は、選択ウィンドウとその下位にある全ウィンドウに対応するアンカーの状態をOFFにする。
【0034】
(ステップS5641)
選択ウィンドウとその下位にある全サブウィンドウを破棄する。
【0035】
(ステップS5642)
トップウィンドウか否かを判定し、トップウィンドウであれば、全てのウィンドウがすでに破棄されているので、処理を終了する。
トップウィンドウでなければ、ステップS5632へ行き再表示をする。
【0036】
(ステップS5650)
選択されたメニューが「中断」であったときは、選択ウィンドウとその下位にある全サブウィンドウを破棄し、終了する。
【0037】
図14はフィールド表示生成部456の処理内容を表すフィールド表示アルゴリズム(A)のフローを示すものである。このアルゴリズムは、ウィンドウとフィールドが与えられると、ウィンドウ中にフィールドを表示する処理を行う。
【0038】
(ステップS570)
与えられたフィールドのすべてのプリミティブを処理し終ったか否かを判定する、すべての処理が終了していれば、元のルーチンへ戻る。処理すべきプリミティブが残っていれば、以下のステップによりその処理を行う。
【0039】
(ステップと571)
処理が済んでいない最初のプリミティブを選択する。
【0040】
(ステップS572)
プリミティブはアンカーか否かを調べ、アンカーであればステップS573へ、アンカーでなければステップS578へ移る。
【0041】
(ステップS573)
アンカーの状態を図3(b)のアンカーのデータ構造における表示情報468により調べる。
【0042】
(ステップS574)
その表示情報の内容が「SUB」のときには、サブウィンドウを生成し、与えられたウィンドウ内に配置する。
【0043】
(ステップS575)
生成したサブウィンドウ内でアンカーが参照するフィールドに表示アルゴリズム(A)を適用表示する(再帰呼び出し)。
【0044】
(ステップS576)
ステップS573の判定でアンカーの表示情報468がOFFであったときには、アンカーに対応するアイコンを生成する。
【0045】
(ステップS577)
与えられたサブウィンドウ内にアイコンを配置する。
(ステップS578)
ステップS573の判定で、プリミティブがアンカーでなかったときには、プリミティブを与えられたサブウィンドウ内に配置する。
【0046】
本実施例によれば、ウィンドウ木管理部455は、表示対象木構造を文書構造中のデータに反映させるように管理するので、編集を再開するときに編集終了時のウィンドウ木を復元することができる。
【0047】
【発明の効果】
従来、ネットワーク構造から二次的に単純な二次的な構造を生成し、ネットワーク構造の扱いを簡単にすることは行なわれていたが、構造そのもの、あるいはその生成方法、あるいはその管理方法が単純すぎたのでために、必要な情報の表現や、割り付け処理や、ウィンドウの適切な階層表示などが困難であった。本発明によれば、これらの問題点を解決できる。
【0048】
即ち、本発明によれば、ネットワーク構造から二次的な木構造を抽出し、その二次的な木構造を用いることによって、ネットワーク型文書の処理を簡便に行うことができ、また、定義された二次的木構造を利用者に表示することによって、利用者によるネットワーク型文書の操作を簡便にすることができる。
【0049】
また、本発明によれば、ネットワーク構造中の任意の部分木構造を表示するウィンドウ階層の生成・管理を行うことができる。従って、従来木構造の編集にしか用いられなかったアウトラインエディタを、ネットワーク構造の編集に用いることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明に対応する構成を示す図
【図2】ウィンドウの組合せによる表示を行う実施例によるネットワーク型文書処理装置の構成を示す図
【図3】本実施例のデータ構造を示す図で、(a)はウィンドウ、(b)はアンカーのデータ構造
【図4】ウィンドウ木とアンカーの参照関係を示す図
【図5】ウィンドウの表示領域の例を示す図
【図6】従来のウィンドウを説明するための図で、(a)はネットワーク構造例、(b)〜(c)はカード型のウィンドウを示す
【図7】従来の階層型ウィンドウの説明をするための図で、(a)はネットワーク構造の例、(b)はノードを選択するためのメニュー
【図8】図7(a)のネットワーク構造の文書のウィンドウを階層的に表示して行く様子を示す図
【図9】表示情報(TOP、SUB、OFF)を含むネットワーク構造
を示す図
【図10】(a)は図9の表示情報とその構造から得られるウィンドウを示し、(b)はそれに対応するウィンドウ木を示し、(c)はメニューを示す図
【図11】複数のウィンドウ木やフィールドの共有がある場合であって、(a)は各表示ごとに状態を保持していることを示し、(b)はそのウィンドウ表示例を示す図。
【図12】(a)はSUBの情報のみが記述されたネットワーク構造、(b)はそのウィンドウ表示、(c)は領域の情報をも加えることにより表示領域が指定されたウィンドウ表示の例を示す図
【図13】ウィンドウ木管理部455の処理内容を表すウィンドウ木管理アルゴリズムのフローを示す図
【図14】フィールド表示生成部456の処理内容を表すフィールド表示アルゴリズム(A)のフローを示す図
【符号の説明】
441…文書管理手段、442…表示対象木構造管理手段、451…文書格納部、452…文書管理部、4521…アンカー管理部、4522…フィールド管理部、453…入力部、454…アンカー・フィールド選択部、456…フィールド表示生成部、457…表示部。

Claims (4)

  1. 所定の構成単位を関係づけて構成した文書構造を処理する装置において、
    構成単位が文書の論理的なまとまりである論理単位であって、論理単位間の参照関係を規定する参照単位によって論理単位を関連づけた文書構造を管理する文書管理手段と、
    文書構造の一部あるいは全体の表示を、階層構造で表現する表示対象木構造とし、その表示対象木構造と、表示される文書構造中の構造を関連づけて管理する表示木対象構造管理手段と
    を具備することを特徴とするネットワーク型文書処理装置。
  2. 前記論理単位がその表示状態を表す表示情報を保有し、
    前記表示対象木構造管理手段が、利用者からの指示と表示情報とから、表示対象木構造を生成あるいは変更することを特徴とする請求項1記載のネットワーク型文書処理装置。
  3. 表示対象木構造がウィンドウの階層構造であることを特徴とする請求項1または2記載のネットワーク型文書処理装置。
  4. 構成単位が文書の論理的なまとまりである論理単位であって、論理単位間の参照関係を規定する参照単位によって論理単位を関連づけた文書構造を管理する文書管理手段と、 文書構造の一部あるいは全体の表示を、階層構造で表現する表示対象木構造とし、その表示対象木構造と、表示される文書構造中の構造を関連づけて管理する表示木対象構造管理手段とを具備するネットワーク型文書処理装置による文書処理方法であって、
    トップウィンドウを生成するステップ(ステップS5611〜2)と、
    生成したトップウィンドウ中で、選択している参照単位が参照している論理単位の表示を行うステップ(ステップS5613)と、
    参照単位が選択されたときに、参照単位の状態を表す情報をサブウィンドウに設定するステップ(ステップS5631)と、
    選択ウィンドウの中で、選択している参照単位に対応する論理単位について論理単位表示処理により、再表示するステップ(ステップS5632)と
    を有することを特徴とする文書処理方法。
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