JP2004046726A - モニタ装置、モニタシステムおよびモニタ方法 - Google Patents

モニタ装置、モニタシステムおよびモニタ方法 Download PDF

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Abstract

【課題】一連の時系列情報の推移を示すことができ、かつその推移を携帯電話機によって判読させることが可能なモニタ装置、モニタシステムおよびモニタ方法を提供する。
【解決手段】本発明は、時系列情報の推移を携帯電話機の仮想マシンによってモニタさせるモニタ装置であって、特定の携帯電話機から、マシンリクエストに関する情報を受信することにより、前記携帯電話機に仮想マシンをインストールする仮想マシンダウンロード手段と、前記携帯電話機の仮想マシンから、設定様式のデータリクエストに関する情報を受信すると、時系列情報が蓄積されたデータベースを検索することにより、該当する補充データを前記仮想マシンに転送して、携帯電話機における保存データの不足分を補充させる時系列情報配信手段とを備えている。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、モニタ装置、モニタシステムおよびモニタ方法に係り、たとえば、環境放射線データのリモート監視などに適用可能なモニタ装置、モニタシステムおよびモニタ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、放射線研究施設の安全管理室などにおいて、遠隔地の環境放射線量に関するデータを監視するシステムが知られている。たとえば、iモード(商標)などの通信ネットワークによって携帯電話機をシステムサーバと接続させ、警報メッセージを転送するものがある。このシステムでは、環境放射線データの監視が広域において行なえる環境を提供することにより、日頃から防災関係者が現場環境に対する影響の有無を判断できるとともに、万一の緊急時などには、同報通信によって迅速な対応処理を展開できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述したような従来技術においては、次のような課題があった。
環境放射線を適切に監視するためには、たとえば、外来のα粒子や一般機器由来の電磁波による瞬時値に惑わされることなく、また、自然放射線による局地的な暗ノイズ成分の影響を除いて、相対的に、かつ時間的な推移として影響を判断することが求められる。前記システムでは、パケット交換による通信ネットワークを介してインターネットと接続することにより、安全管理室などのローカルエリアネットワークから、iモード対応の携帯電話機に対してテキスト形式による文書を送信している。このようにテキスト形式の電子メールや数表を携帯電話機で受信するようにしても、現場の慌しさに紛れる場合には、個々の数字から環境放射線データの推移を直ちに判読することが困難であった。
【0004】
本発明は、上記事情に鑑みて為されたもので、一連の時系列情報の推移を示すことができ、かつその推移を携帯電話機によって判読させることが可能なモニタ装置、モニタシステムおよびモニタ方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1記載のモニタ装置は、時系列情報の推移を携帯電話機の仮想マシンによってモニタさせるモニタ装置であって、特定の携帯電話機から、マシンリクエストに関する情報を受信することにより、前記携帯電話機に仮想マシンをインストールする仮想マシンダウンロード手段と、
前記携帯電話機の仮想マシンから、設定様式のデータリクエストに関する情報を受信すると、時系列情報が蓄積されたデータベースを検索することにより、該当する補充データを前記仮想マシンに転送して、携帯電話機における保存データの不足分を補充させる時系列情報配信手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】
請求項1に記載の発明においては、モニタ装置へのアクセスに伴って携帯電話機からマシンリクエストが送信されると、仮想マシンダウンロード手段により、そのマシンリクエストが解読されて仮想マシンが携帯電話機にインストールされる。たとえば、システムサーバのファイル装置に、あらかじめ仮想マシンのダウンロードファイルを格納すればよく、さらに、常に正当な出所から最新版のファイルをダウンロードすることが可能となる。
また、仮想マシンがモニタ装置にアクセスしてデータリクエストを送信すると、時系列情報配信手段により、データリクエストの内容が解読され、該当するデータベースと、その検索キーなどとを設定することにより、仮想マシンが要求する補充データを転送する。これにより、データベース検索、モニタ装置との接続手順などを登録ユーザが意識することなく、携帯電話機に所要の補充データを転送することができる。そして、補充データが保存データの不足分を充足することにより、設定時間内の時系列情報が一連のものとして整えられ、時系列情報の推移を示すように編成される。このように一連の時系列情報について、設定時間内の推移を各携帯電話機によりモニタさせる場合に、処理負担が各携帯電話機に分散されるので、モニタ装置の負担を軽減させることが期待できる。このようなモニタ装置として、同一の通信ネットワーク上に設けられたものと、たとえば移動体通信の通信サーバを介して、インターネット上に設けるものとが挙げられる。
【0007】
請求項2記載のモニタ装置は、請求項1記載の装置において、前記時系列情報は、環境放射線に関するデータであって、時間経過とともに推移するグラフとして表示されることを特徴とする。
【0008】
請求項2記載の発明においては、外乱の排除が重要になる環境放射線の観測において、グラフによるトレンド表示を実現することができる。
【0009】
請求項3記載のモニタ装置は、請求項1または2記載の装置において、前記時系列情報は、気象観測に関するデータであって、時間経過とともに推移するグラフとして表示されることを特徴とする。
【0010】
請求項3記載の発明においては、気象観測における観測データにつき、グラフによるトレンド表示を実現することができる。
【0011】
請求項4記載のモニタ装置は、請求項1〜3のいずれかに記載の装置において、前記仮想マシンダウンロード手段は、登録ユーザの個人情報が蓄積された別のデータベースに、あらかじめ携帯電話機に固有の情報を登録しておくことにより、インストールされる携帯電話機を特定していることを特徴とする。
【0012】
請求項4記載の発明においては、あらかじめモニタ装置における別のデータベースに、登録ユーザの個人情報と対応付けて携帯電話機に固有の情報を登録しておく。登録ユーザが、携帯電話機からモニタ装置にアクセスしてマシンリクエストを送信すると、前記別のデータベースにおいて、仮想マシンダウンロード手段により、その携帯電話機に固有の情報が登録ユーザのものであるか照合する。これにより、携帯電話機によるアクセスを登録ユーザに限って許可し、たとえば、モニタ装置の管理者が書類審査を行なう段階などを別途に設ければ、オンライン処理によるバーチャルな審査に頼らない非登録ユーザ利用制限を行なうこともできる。
【0013】
請求項5記載のモニタ装置は、請求項1〜4のいずれかに記載の装置において、前記時系列情報配信手段は、仮想マシンがマップイメージから選択したモニタ対象につき、その時系列情報を補充データに含んでいることを特徴とする。
【0014】
請求項5記載の発明においては、モニタ対象を登録ユーザに視覚的に指示させ、かつ、これが仮想マシンにより的確に通知されるので、緊急時などにおける登録ユーザの操作負担を軽減させることができる。
【0015】
請求項6記載のモニタシステムは、請求項1〜5のいずれかに記載のモニタ装置が、デジタル通信ネットワークを通じて、少なくとも一つの携帯電話機と接続可能であることを特徴とする。
【0016】
請求項6記載の発明においては、このような携帯電話機として、デジタル通信ネットワークに接続可能なものに適用でき、たとえば、パケット交換による移動体通信の対応機が挙げられる。
【0017】
本発明の請求項7記載のモニタ方法は、時系列情報の推移を携帯電話機の仮想マシンによってモニタさせるモニタ方法であって、
特定の携帯電話機から、マシンリクエストに関する情報を受信することにより、前記携帯電話機に仮想マシンをインストールする仮想マシンダウンロードステップと、
前記携帯電話機の仮想マシンから、設定様式のデータリクエストに関する情報を受信すると、時系列情報が蓄積されたデータベースを検索することにより、該当する補充データを前記仮想マシンに転送して、携帯電話機における保存データの不足分を補充させる時系列情報配信ステップとを備えたことを特徴とする。
【0018】
請求項7に記載の発明においては、携帯電話機から、アクセスに伴ってマシンリクエストが送信されると、仮想マシンダウンロードステップにおいて、そのマシンリクエストが解読されて仮想マシンが携帯電話機にインストールされる。たとえば、システムサーバのファイル装置に、あらかじめ仮想マシンのダウンロードファイルを格納すればよく、さらに、携帯電話機に解凍機能を設ければ、圧縮ファイルによるダウンロードも可能となる。
また、アクセスに伴って仮想マシンがデータリクエストを送信すると、時系列情報配信ステップにおいて、データリクエストの内容が解読され、該当するデータベースと、その検索キーなどとを設定することにより、仮想マシンが要求する補充データを転送する。これにより、データベース検索、モニタ方法との接続手順などを登録ユーザが意識することなく、携帯電話機に所要の補充データを転送することができる。そして、補充データが保存データの不足分を充足することにより、設定時間内の時系列情報が一連のものとして整えられ、時系列情報の推移を示すように編成される。これにより、一連の時系列情報につき、各携帯電話機による設定時間内の推移をモニタさせても、データベース検索、データ転送、通信管理など、システム管理上の負担を能率的に軽減でき、したがって、パケット交換による移動体通信において、時系列情報の推移が、たとえばグラフのトレンド表示としてモニタ可能になる。
このようなモニタ方法を実現するための装置として、同一の通信ネットワーク上に、また、たとえば移動体通信の通信サーバを介したインターネット上に、それぞれ備えられたシステムサーバに設けるものが挙げられる。その場合に、このシステムサーバを、通信量などの制約条件に応じてWEBサーバと一体化することが望ましい。
【0019】
請求項8記載のモニタ方法は、請求項7記載の方法において、前記時系列情報は、環境放射線に関するデータであって、時間経過とともに推移するグラフとして表示されることを特徴とする。
【0020】
請求項8記載の発明においては、外乱の排除が重要になる環境放射線の観測において、グラフによるトレンド表示を実現することができる。
【0021】
請求項9記載のモニタ方法は、請求項7または8記載の方法において、前記時系列情報は、気象観測に関するデータであって、時間経過とともに推移するグラフとして表示されることを特徴とする。
【0022】
請求項9記載の発明においては、気象観測における観測データにつき、グラフによるトレンド表示を実現することができる。
【0023】
請求項10記載のモニタ方法は、請求項7〜9のいずれかに記載の方法において、前記仮想マシンダウンロードステップは、登録ユーザの個人情報が蓄積された別のデータベースに、あらかじめ携帯電話機に固有の情報を登録しておくことにより、インストールされる携帯電話機を特定していることを特徴とする。
【0024】
請求項10記載の発明においては、あらかじめデータベースに、登録ユーザの個人情報とともに携帯電話機に固有の情報を登録しておく。登録ユーザが、携帯電話機からアクセスしてマシンリクエストを送信すると、仮想マシンダウンロードステップにおいて、携帯電話機に固有の情報を別のデータベースにおいて登録ユーザのものと照合する。これにより、携帯電話機によるアクセスを登録ユーザに限って許可し、たとえば、管理者が書類審査を行なう段階などを別途に設ければ、オンライン処理によるバーチャルな審査に頼らない高いセキュリティ保護を保障することもできる。
【0025】
請求項11記載のモニタ方法は、請求項7〜10のいずれかに記載の方法において、前記時系列情報配信ステップは、仮想マシンがマップイメージから選択したモニタ対象につき、その時系列情報を補充データに含んでいることを特徴とする。
【0026】
請求項11記載の発明においては、モニタ対象を登録ユーザに視覚的に指示させ、かつ、これが仮想マシンにより的確に通知されるので、緊急時などにおける登録ユーザの操作負担を軽減させることができる。
【0027】
請求項12記載のプログラムは、請求項7〜11のいずれかに記載の方法をコンピューターに実行させるためのプログラムである。
【0028】
請求項12記載の発明においては、請求項7〜11のいずれかに記載の方法をコンピューターに実行させることができる。
【0029】
請求項13記載の記録媒体は、請求項7〜11のいずれかに記載の方法をコンピューターに実行させるためのプログラムが記録されていることを特徴とするコンピューター読み取り可能な記録媒体である。
【0030】
請求項13記載の発明においては、請求項7〜11のいずれかに記載の方法をコンピューターに実行させることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態に係るモニタシステムの概略構成例を説明するための図である。
本システムは、放射線研究施設などの環境監視員や防災関係者が、パケット交換の通信ネットワーク20を通じて、所持する携帯電話機10をインターネット40と接続させることにより、ローカルエリアネットワーク(LAN)60上のシステムサーバ(モニタ装置)70にアクセス可能になっている。このシステムサーバ70には、WEBサーバが一体化して構成されているが、通信量などの制約条件に応じて、WEBサーバを別体化してもよい。ローカルエリアネットワーク60は、放射線研究施設の安全管理室に設けたものであって、この通信ネットワーク上に環境放射線データベースサーバ(データベース)80a、80bが構築されているが、さらに別のローカルエリアネットワークを通じて接続させた構成でもよい。これらのローカルエリアネットワーク60として、たとえば当該放射線研究施設または安全管理室のイントラネット、エクストラネットなどがある。
【0032】
携帯電話機10は、パケット交換による移動体通信に適用可能なものであって、たとえばiモード(商標)対応機が挙げられる。この場合には、通信ネットワーク20に設けたiモードサーバ30を介することにより、iアプリ(商標)によるHTTP(HyperText Transfer Protocol)通信を行うとともに、インターネット40上のWEBサーバ50を通じて携帯電話機10をシステムサーバ70と接続させている。iアプリは、米国のSunMicrosystems社が開発したJ2ME(Java2 p1atform,Micro Edition) CLDC(Connected LimitedDevice Configuration)と、DoCoMo社が開発したiモード拡張ライブラリ(iモード対応Javaプロファイル)とで構成され、DoCoMo社製のiモード対応機(503シリーズ以降)で動作するJava(登録商標)プログラムをいう。また、iモード対応機のブラウザとなるネイティブアプリケーションインターフェイス上で仮想マシンとして運用される。J2ME CLDCは、家電製品や機器組込みデバイス向けのプラットフォームとなる。このiモード拡張ライブラリには、iモード対応のユーザインターフェース、HTTP通信のためのネットワーキング、HTMLのテキスト変換およびデータ用のスクラッチパッドなどの機能を含んでいる。HTTP通信は、TCP/IPの上位プロトコルとしてハイパーテキストを転送するための通信をいう。
【0033】
システムサーバ70は、図2に示すとおり、あらかじめ申請に基づいて登録された携帯電話機10に対し、環境監視員からの要求に応じてHTTP通信によりモニタマシン(仮想マシン)をダウンロードするモニタマシンダウンロード手段(仮想マシンダウンロード手段)71と、ダウンロードが許される環境監視員を認証するユーザ認証手段74と、環境監視員が必要とする環境放射線データ(時系列情報)を携帯電話機10に配信する環境放射線データ配信手段(時系列情報配信手段)75と、環境放射線データベースサーバ80a、80bから環境放射線データを収集するデータ収集手段78とを有している。モニタマシンダウンロード手段71は、モニタマシンのダウンロードファイルを転送するファイル転送部72と、その転送制御につき携帯電話機10による受付を行なうマシンリクエスト部73とを有している。ファイル転送部72は、ダウンロードファイルのためのファイル装置を備えている。現状では、モニタマシンがダウンロードソース以外のサーバにアクセスすることは認められないが、将来、これが認められる場合には、モニタマシンダウンロード手段71を専用サーバに設けてもよい。ユーザ認証手段74には、登録ユーザの個人情報を蓄積しておく登録ユーザデータベース(別のデータベース)741が含まれる。環境放射線データ配信手段75は、携帯電話機10に実装されたモニタマシンに応答するデータリクエスト部76と、モニタマシンに対するデータ転送部77とを有している。データ収集手段78は、環境放射線データベースサーバ80aごとに、所定の検索パラメータにより検索が行なわれるデータベース(DB)検索部79を含んでいる。たとえば、このようなデータベース(DB)検索部79として、マイクロソフト社が提供するActiveX技術要素群が挙げられる。
【0034】
システムサーバ70に対するユーザ登録内容は、環境放射線データを環境監視員のみに提供するセキュリティ確保のために、環境監視員の携帯電話機に関する携帯電話情報と、最小限の個人情報とを有している。このうち、携帯電話情報として、当該携帯電話機10に固有の識別符号(固有の情報)、携帯電話機の電話番号およびメールアドレスがあり、たとえば、iモードサーバ30により接続確認に用いる携帯電話機の製造番号、IDなどを識別符合とすれば、環境監視員に所定の接続手順以外の操作を課すことが無いばかりか、万一の人為的な改ざんなどのおそれもない。また、ユーザ情報として、当該環境監視員の氏名、所属機関および部課を示す所属、連絡先の内線番号、インターネット上の電子メールアドレス、希望する配信対象の環境放射線データベースサーバ80a、80bを示す希望データベース、および備考からなっている。
【0035】
図3は、システムサーバにおけるユーザ登録画面の表示例を示す図である。ユーザ登録画面742は、これら識別符号などの名称を表示する名称欄742a、各名称と対応させてキー入力内容を表示する入力欄742b、内容例および文字数を表示する案内欄742c、これらキー入力内容を登録ユーザデータベースに格納するための登録ボタン743、全てのキー入力内容を消去するためのリセットボタン744を有している。また、希望データベースの入力欄742bには、環境放射線データベースサーバ80a、80bごとにチェックボックスが設けられ、備考の入力欄742bには、安全管理室向けの要望事項などを自由に記述できるメッセージボックスが設けてある。このようなユーザ登録を、システムサーバ70の管理者が、付属端末70aからまとめてキー入力するが、登録資格の審査を必要とする場合には、環境監視員が所定の申請手続きとともに直接に行なう構成にしてもよい。
【0036】
次に、本実施の形態に係るモニタ方法の一例を説明する。先ず、モニタマシンのダウンロード処理について、図4に示すフローチャートの一例および図2に示すブロック図を参照しつつ説明する。
システムサーバ70が、環境監視員の携帯電話機10から新規のユーザアクセスを検出すると(ステップST11)、iモードサーバ30から携帯電話情報を取得し(ステップST12)、携帯電話機10のIDに基づいて登録ユーザデータベース741の登録内容と照合する(ステップST13)。そして、ユーザ登録済みの携帯電話機10であることが確認できた場合にのみ、ユーザアクセスに伴うマシンリクエストに関する情報(以下、マシンリクエストという。)に応答して、携帯電話機10のためのアクセスキーを生成する(ステップST14)。また、モニタマシンのダウンロードファイルを編成して転送し、携帯電話機10にインストールをする(ステップST15)。このときに、アクセスキーを携帯電話情報と対応付けて登録ユーザデータベース741に保存するとともに、当該携帯電話機10のモニタ画面に表示して環境監視員に通知する。
【0037】
続いて、携帯電話機10におけるモニタ処理について、図5に示す一例のフローチャート、図6に示す表示処理例のフローチャートおよび図1の概略構成例を参照しつつ説明する。
モニタマシンが起動すると、環境監視員により携帯電話機10に保存されたアクセスキーを検索する(ステップST21)。これをシステムサーバ70に転送し(ステップST22)、登録ユーザデータベース741に基づくアクセス許可を取得する(ステップST23)。これにより、あらかじめ設定または転送されたエリアマップ(マップイメージ)群から、一つまたは複数をモニタ画面に表示して、環境監視員が希望するモニタリング(局)などを指定させ(ステップST24)、その環境放射線データのトレンドグラフ(グラフ)を表示する(ステップST30)。このときに、現時点における環境放射線データの数値を、併せてテキスト形式で記述させてもよい(ステップST26)。
【0038】
トレンドグラフの表示(トレンド表示)(ステップST30)では、該当する実行コマンドをモニタマシンが検出すると(ステップST31)、たとえば、その時点における時刻データに基づいてタイムスタンプを参照することにより、携帯電話機10のデータストレージ(iアプリにおけるスクラッチパッド)において、取得済みの保存データを検索する(ステップST32)。未だ取得されていなかった最新版または過去ログの不足分については、その旨のデータリクエストに関する情報(以下、データリクエストという)を編成して補充データを要求する(ステップST33)。システムサーバ70から、この補充データを正常に取得できると(ステップST34)、スクラッチパッドにおいて、これら保存データおよび補充データに基づいて、モニタ画面上にグラフイメージを展開する(ステップST35)。これにより、メモリ容量が許容する長期間のトレンド表示を実現することができる。
【0039】
図7は、モニタ画面におけるエリアマップの表示例を、また、図8は、同じくグラフイメージの表示例をそれぞれ説明するための図である。
このエリアマップ101では、あらかじめメモリ容量や通信速度に配慮しつつ、トレンド表示すべき局数をグルーピングして(図では7局)複数地区に配分しておく。各グループについて、その地区のモニタエリア101aが模式的に描画できると、実際の局位置が容易に想起可能なように、各局101b、101b・・・のアイコンを配置する。番号入力キーなどの操作によって、カーソル102を特定の局101bに移動することにより、この局のグラフイメージを選択的に表示させることができる。
【0040】
グラフイメージ103には、たとえば、γ線量率の1分積算値の推移を表示欄103aに、また、同じ時間軸において雨量の推移を表示欄103bに表示している。また、時間軸上において、縦線および三角マークのカーソル106を移動することにより、現在および過去の年月日、時刻にさかのぼって特定の時点を指定し、そのときの数値を表示欄103cにテキスト形式で記述させ、また、風向を矢印などで表示するとともに、風速を数値で記述させることができる。たとえば、現時点から遡って半日程度のグラフイメージを表示することにより、携帯電話機10のメモリ容量を節約しつつ実用的なモニタを行なえるが、全てのメモリ領域を消費可能であれば2ヶ月分程度のものを表示させることができる。また、環境放射線データとして、中性子線量率、大気中および排水中放射能濃度を、いずれか一つまたは複数対比させながら表示することが望ましい。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項1記載のモニタ装置によれば、携帯電話機に仮想マシンをインストールさせることにより、一連の時系列情報について、携帯電話機の保存データに対する補充データを取得でき、設定期間内における推移を表示させることができる。したがって、データベース検索などについて、登録ユーザが具体的な操作を必要とせずに、その推移の判読に専念することが可能になる。
【0042】
請求項2記載のモニタ装置によれば、請求項1と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、環境放射線データについて、トレンド表示による視覚的な判読が可能になる。
【0043】
請求項3記載のモニタ装置によれば、請求項1または2と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、気象観測データについて、トレンド表示による視覚的な判読が可能になる。
【0044】
請求項4記載のモニタ装置によれば、請求項1〜3のいずれかと同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、実用性の高いセキュリティ保護を保障することが可能になる。
【0045】
請求項5記載のモニタ装置によれば、請求項1〜4のいずれかと同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、視覚的な操作によって、迅速なモニタをさせることができるようになる。
【0046】
請求項6記載のモニタシステムによれば、請求項1〜5のいずれかと同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、デジタル通信ネットワークを通じて携帯電話機と接続できるようになる。
【0047】
本発明の請求項7記載のモニタ方法によれば、携帯電話機に仮想マシンをインストールさせることにより、一連の時系列情報について、携帯電話機の保存データに対する補充データを取得でき、設定期間内における推移を表示させることができる。したがって、データベース検索などについて、登録ユーザが具体的な操作を必要とせずに、その推移の判読に専念することが可能になる。
【0048】
請求項8記載のモニタ方法によれば、請求項7と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、環境放射線データについて、トレンド表示による視覚的な判読が可能になる。
【0049】
請求項9記載のモニタ方法によれば、請求項7または8と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、気象観測データについて、トレンド表示による視覚的な判読が可能になる。
【0050】
請求項10記載のモニタ方法によれば、請求項7〜9のいずれかと同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、実用性の高いセキュリティ保護を保障することが可能になる。
【0051】
請求項11記載のモニタ方法によれば、請求項7〜10のいずれかと同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、視覚的な操作によって、迅速なモニタをさせることができるようになる。
【0052】
請求項12記載のプログラムによれば、請求項7〜11のいずれかに記載の方法をコンピューターにより実行させることができる。
【0053】
請求項13の記録媒体によれば、請求項7〜11のいずれかに記載の方法をコンピューターにより実行させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るモニタシステムの概略構成例を説明するための図である。
【図2】同、モニタ装置のブロック図である。
【図3】同、システムサーバにおけるユーザ登録画面の表示例を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るモニタ方法の工程例を示すもので、モニタマシンのダウンロード処理について、その工程の一例を示すフローチャートである。
【図5】同、携帯電話機におけるモニタ処理について、その工程の一例を示すフローチャートである。
【図6】同、表示処理について、その工程の一例を示すフローチャートである。
【図7】同、モニタ画面におけるエリアマップの表示例を説明するための図である。
【図8】同、グラフイメージの表示例を説明するための図である。
【符号の説明】
10 携帯電話機
20 通信ネットワーク
30 iモードサーバ
40 インターネット
60 ローカルエリアネットワーク(LAN)
70 システムサーバ(モニタ装置)
70a 付属端末
71 モニタマシンダウンロード手段(仮想マシンダウンロード手段)
72 ファイル転送部
73 マシンリクエスト部
74 ユーザ認証手段
75 環境放射線データ配信手段(時系列情報配信手段)
76 データリクエスト部
77 データ転送部
78 データ収集手段
79 データベース(DB)検索部
80a、80b 環境放射線データベースサーバ(データベース)
741 登録ユーザデータベース(別のデータベース)

Claims (13)

  1. 時系列情報の推移を携帯電話機の仮想マシンによってモニタさせるモニタ装置であって、
    特定の携帯電話機から、マシンリクエストに関する情報を受信することにより、前記携帯電話機に仮想マシンをインストールする仮想マシンダウンロード手段と、
    前記携帯電話機の仮想マシンから、設定様式のデータリクエストに関する情報を受信すると、時系列情報が蓄積されたデータベースを検索することにより、該当する補充データを前記仮想マシンに転送して、携帯電話機における保存データの不足分を補充させる時系列情報配信手段とを備えたことを特徴とするモニタ装置。
  2. 前記時系列情報は、環境放射線に関するデータであって、時間経過とともに推移するグラフとして表示されることを特徴とする請求項1記載のモニタ装置。
  3. 前記時系列情報は、気象観測に関するデータであって、時間経過とともに推移するグラフとして表示されることを特徴とする請求項1または2記載のモニタ装置。
  4. 前記仮想マシンダウンロード手段は、登録ユーザの個人情報が蓄積された別のデータベースに、あらかじめ携帯電話機に固有の情報を登録しておくことにより、インストールされる携帯電話機を特定していることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のモニタ装置。
  5. 前記時系列情報配信手段は、仮想マシンがマップイメージから選択したモニタ対象につき、その時系列情報を補充データに含んでいることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のモニタ装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載のモニタ装置が、デジタル通信ネットワークを通じて、少なくとも一つの携帯電話機と接続可能であることを特徴とするモニタシステム。
  7. 時系列情報の推移を携帯電話機の仮想マシンによってモニタさせるモニタ方法であって、
    特定の携帯電話機から、マシンリクエストに関する情報を受信することにより、前記携帯電話機に仮想マシンをインストールする仮想マシンダウンロードステップと、
    前記携帯電話機の仮想マシンから、設定様式のデータリクエストに関する情報を受信すると、時系列情報が蓄積されたデータベースを検索することにより、該当する補充データを前記仮想マシンに転送して、携帯電話機における保存データの不足分を補充させる時系列情報配信ステップとを備えたことを特徴とするモニタ方法。
  8. 前記時系列情報は、環境放射線に関するデータであって、時間経過とともに推移するグラフとして表示されることを特徴とする請求項7記載のモニタ方法。
  9. 前記時系列情報は、気象観測に関するデータであって、時間経過とともに推移するグラフとして表示されることを特徴とする請求項7または8記載のモニタ方法。
  10. 前記仮想マシンダウンロードステップは、登録ユーザの個人情報が蓄積された別のデータベースに、あらかじめ携帯電話機に固有の情報を登録しておくことにより、インストールされる携帯電話機を特定していることを特徴とする請求項7〜9のいずれかに記載のモニタ方法。
  11. 前記時系列情報配信ステップは、仮想マシンがマップイメージから選択したモニタ対象につき、その時系列情報を補充データに含んでいることを特徴とする請求項7〜10のいずれかに記載のモニタ方法。
  12. 請求項7〜11のいずれかに記載の方法をコンピューターに実行させるためのプログラム。
  13. 請求項7〜11のいずれかに記載の方法をコンピューターに実行させるためのプログラムが記録されていることを特徴とするコンピューター読み取り可能な記録媒体。
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