JP2004046556A - 画像領域分離方法および印刷装置 - Google Patents

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松本 昭浩
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Abstract

【課題】比較的簡単な回路追加で特定の画像領域を分離処理することである。
【解決手段】入力される画像データに付加されている1ページ分の画像データ中で異なる画像処理を施す画像領域を分離するためのユニット単位のヘッダ情報を任意個数含むヘッダ情報列を解析して、1ページ中の任意の単位で画像データを複数の画像処理単位毎に”0”と”1”の並びで画像領域を分離する構成を特徴とする。
【選択図】   図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ページ単位の画像データに対して所定の画像処理を施して異なる画像処理領域を分離する画像処理装置のデータ処理方法および印刷装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の画像処理装置において、ビットマップ画像の領域を各処理単位で分離する方法として画素に対して属性情報を付けて処理をすることが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この方法であると処理をする画像データ量が多く、それを処理する回路もかなりの規模になる場合が多かった。
【0004】
また、最近ではASICの内部コアがIP化され、そこで用いられる処理データフォーマットは変更不可能または変更できたとしてもそこでの回路変更は大掛かりなものとなってしまう場合が多かった。
【0005】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、本発明の目的は、比較的簡単な回路追加で特定の画像領域を分離処理できる画像領域分離方法および印刷装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る第1の発明は、処理の種類、圧縮された領域情報、圧縮の終端コード、及び繰り返し情報からなる複数のユニットを含むヘッダ情報と画像データとを入力し、前記繰り返し情報に基づき、前記圧縮された領域情報を伸張し、伸張結果が特定値である場合に前記処理の種類で指定される画像処理を選択し、選択された画像処理を画像データに施し、画像処理の施された画像データを印字部に出力することを特徴とする。
【0007】
本発明に係る第2の発明は、処理の種類、圧縮された領域情報、圧縮の終端コード、及び繰り返し情報からなる複数のユニットを含むヘッダ情報と画像データとを入力する手段と、前記繰り返し情報に基づき、前記圧縮された領域情報を伸張する手段(伸張制御部507に相当)と、伸張結果が特定値である場合に前記処理の種類で指定される画像処理を選択する手段(画像処理セレクト部511に相当)と、選択された画像処理を画像データに施す手段(画像処理部513に相当)と、画像処理の施された画像データを印字する印字部とを有することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態を示す画像処理装置の構成を説明するブロック図である。
【0009】
図1において、801は演算処理を行うCPU(中央処理演算器)である。802は入力部で、外部ホストより印字データを取り込む。803はRAM(ランダムアクセス・メモリ)で、入力部802より取り込まれた印字データや最終的に印字部へ送られるビットマップデータの格納及びCPU801の作業領域等として使われる。
【0010】
804はROM(リードオンリー・メモリ)で、CPU801のプログラム及びフォントデータ等の各種データを格納する。805は各種バス(アドレス、データ、制御)をあらわしている。
【0011】
806は描画部で、取り込まれた印字データを加工して、最終的に1ページ分のビットマップイメージデータを生成するところである。807はメモリ制御部で、DMAC(ダイレクト・メモリアクセス制御)等のメモリへのアクセスのバンドシェイク及び各種制御信号の出力を行う。
【0012】
808は転送部で、描画部806が生成したビットマッブイメージデータを印字部815へ転送する働きをするが、本実施形態では、その送られるビットマップイメージデータに対してさらに幾つかの画像領域に分割してその領域に適した処理を施すことを明確に示すために転送部808と実際の印刷を行う印字部815との間に画像処理部810が備えられている。
【0013】
このことにより、801〜808までを1個のASICとして、画像処理部810を別のASICと考えてもよいし、印字部815を除く他をすべてを1個のASICとする場合には転送部808と画像処理部810は1つのブロックとして考えてもよい。
【0014】
バス(アドレス、データ、制御)814は画像処理部810に接続されている。これらのバス814の制御は画像処理部810が行い、そのバスに一時的にデータを記憶するFIFO(ファーストイン・ファーストアウトメモリ)またはレジスタとして機能するFIFO/レジスタ811、後述するヘッダ情報を記憶するRAM812、画像データ(ビットマップデータ)を記憶するRAM813が接続されている。
【0015】
図2,図3は、本発明に係る画像処理装置における画像領域分離処理状態を説明する模式図である。
【0016】
図2は1ページの印字状態を示しており、文字領域T1,T2と画像領域I1,I2とがあり、通常の文字領域T1,T2では、例えばエッジスムージング等のデフォルトの処理P1を行い、画像領域I1では処理P2(例えば、文字領域が600線出力で画像領域I1で画質向上のために200線で出力するなど)、画像領域I2では処理P3(グラデーションデータでの筋状のノイズをとる処理など)と各領域によって適切な処理を施したい場合の領域分割の方法を示している。
【0017】
図2で示すようにデフォルトの処理P1を施す領域はライン単位で”0”情報で示し、デフォルトの処理P1以外の領域は”1”情報で各領域を示す。図3は1ページをバンティング処理で印字する場合の例を示している。
【0018】
1ページを、例えば4バンドで印字する場合に、バンドB1の先頭ラインaからバンドB3のラインbまでと、バンドB3のラインbからラインcまで、ラインcからバンドB4のラインdまで、あとバンドB4の残りの4区間に領域情報を分割することができる。各区間ではライン単位で同じ情報である。各バンドの領域情報は各バンドの画像データの先頭にヘッダ情報として付加する。
【0019】
図4は、本発明に係る画像処理装置におけるバンド単位の領域情報のデータ構造を説明する図であり、特に、図3において説明した各バンドの画像データの先頭にヘッダ情報のデータ構造に対応する。
【0020】
図4において、データ構造の基本は、図4の(a)に示すようにユニット単位(基本ユニット301〜303)で、この幾つかの集合で1バンドのヘッダ情報を構成する。
【0021】
さらに、基本ユニット301〜303の構造は先頭から”処理の種類”、”圧縮された領域情報”、”圧縮の終端コード”、”繰り返し情報”と大きく3つの部分で構成される。なお、終端コードは圧縮データの一部とする。
【0022】
以下、各部分の内容を説明する。
【0023】
図4の(b)は、処理の種類が5ビットで示される場合の例である。ゼロビット目のビット「b0」ではそのバンドのヘッダ情報を取得するかの判断に使用する。ビット「b0」が”0”であれば取得し、ビット「b0」が”1”であれば前回のヘッダ情報を再利用することを示している。
【0024】
例えば図3のバンドB2はバンドB1のヘッダ情報を利用すればよく、バンドB3ではさらに他の画像領域が加わるので新たにヘッダ情報を取得する必要がある。
【0025】
2番目のビット「b1」はRAM812に書き込む各ユニットの先頭アドレスを保持するかどうかを判断するフラグである。ビット「b1」が”0”であれば無視し、ビット「b1」が”1”であれば保持する。ここで、ゼロビット目である「b0」が意味をもつのは各バンドの先頭ユニットのみであり、次のユニットからは「b0」はなくてもよい(あっても無視すればよい)。
【0026】
また、3,4番目のビット「b2」,「b3」では、2ビット目で処理内容を定義する。当然処理の種類に応じて必要ビット数を変えるのは言うまでもない。ここでは、(0,0)が処理P2(デフォルト処理がP1としているため)、(0,1)が処理P3,(1,0)が処理P4,(1,1)が未定義としている。最後に5番目のビット「b4」は領域分離情報がどのような圧縮方法であるのかを示すビットである。
【0027】
この例では1ビットを設け、2種類の圧縮を判断しているが、1種類しか使わない場合には、このビットを割り振る必要はない。
【0028】
図4に示す基本ユニット301〜303で、2番目の部分である圧縮された領域情報の部分は”0”と”1”の並びのデータであるのでこれに適した圧縮方法(回路)であればどんな方法でもかまわない。但し、明確な終端コードを有する圧縮方法である必要がある。(例えば、バイトランレングスであるパックビッツ圧縮方法であって、この場合終端コードは「0x80h」である。)
図4の(c)は終端コードに引き続き”繰り返し情報”をこの例では12ビッとして表している。
【0029】
このうち下位2ビットが(0,0)の場合は繰り返しモードで所定の回数の繰り返しが済んだら処理を完了して次のページの受け入れのための初期化を行う。
【0030】
また、(0,1)の場合は、繰り返しモードで前記と同様に処理し、終了とともに現バンドの終了であり、次のライン処理から次のヘッダ情報を使い、処理を行う。
【0031】
さらに、(1,0)の場合は、やはり繰り返しモードであるが、まだ現バンド未終了であり、引き続き次のユニットへ進み処理を行う。
【0032】
最後に(1,1)であれば、繰り返しなしでこの区間の処理が終了したら次のユニットへ進み処理を続行する。
【0033】
なお、(1,0)と(1,1)は最終的に(0,0)か(0,1)が来るまで処理は終了しないことになる。
【0034】
残り10ビットはラインの繰り返し長を表している。この場合最大1024ラインまでの繰り返しが可能である。
【0035】
ユニットについて図2を参照すると、ライン102では処理P2のみなので1個のユニットがあるライン分繰り返されることになる。また、ライン103では処理P2,P3が絡むので2個のユニットがあるライン繰り返される。ここで、もしも画像領域I1と画像領域I2が同じ処理であった場合には、ライン103は2つの終端コード1,2を持つ必要はなく、1個のユニットであらわされることになる。
【0036】
なお、本実施形態では、ここまでの処理はホストからの文字データの位置情報とそこに貼り付ける画像領域の位置情報からソフト的に生成することを前提としている。
【0037】
図5は、本発明に係る画像処理装置における領域分離処理例を説明するブロック図であり、転送部401、画像処理部402及び印字部403間の主な信号(本発明に関係する)のやり取りを表した状態に相当する。
【0038】
まず、画像処理部402と印字部403間の信号としては、1ページの垂直方向の同期信号であるVSync信号、水平方向の同期信号であるHSync信号、印字データを転送するための同期クロックCK2信号、印字データを転送するデータバスDataからなる。
【0039】
転送部401と画像処理部402間の信号は、各ラインの基点を示す水平同期のためのTSync信号、印字データをやり取りするための同期クロックCK1信号、バンド処理の終了を示すBEnd信号、印字データを転送するデータバスDataからなる。
【0040】
図6は、図5に示した画像処理部402の詳細構成を説明するブロック図であり、図5と同一のものには同一の符号を付してある。
【0041】
図6において、505はコントロール部で、起動部501を介して転送部401からのバンド処理の終了を示すBEnd信号,印字部403から同期信号VSync,HSyncを取り込み、各ラインの基点を示す水平同期のためのTSync信号を転送部401に出力する。504はヘッダカウンタで、ヘッダ情報を取り込む。502はヘッダ情報判断部で、各バンドのヘッダ情報の先頭のデータの下位2ビットの状態を判断する。
【0042】
512はラインメモリで、画像データを記憶する。509は水平カウンタで、1ラインの水平方向のアドレスをカウントする。507は伸長制御部で、ヘッダ情報を取り込んで圧縮データを伸長して領域の分離を行う。511は画像処理セレクト部で、画像処理領域判定部508の判定結果に基づき各画像領域での処理を選択する。513は画像処理部で、第1から第4の画像処理を行う。514はアドレス保持レジスタで、各バンドのユニット1のアドレスを保持する。
【0043】
510は繰り返しカウンタで、繰り返し情報が伸長制御部507からコントロール部505へ渡されてセットされる。506はFIFOメモリで、ヘッダ情報領域503−1に取得されるヘッダ情報を逐次取り込む。
【0044】
以下、図7に示すフローチャートを参照して、図5,図6に示した画像処理部402の画像データ処理動作について説明する。
【0045】
図7は、本発明に係る画像処理装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、(601)〜(614)は各ステップを示す。
【0046】
まず、ページ処理を開始して(601)、印字部403よりVSync信号が来ると(602)、画像処理部402は1ページの処理がスタートし、この信号により画像処理部513は受け入れ体制を準備して水平同期信号であるHSync信号を待つ(603)。ここで、印字部403からのHSync信号が来たら必ず画像処理部402は同期クロックCK1に基づき同期を取って転送部401へ渡すものとする。
【0047】
特に初回のHSync信号及び自身が出力するTSync信号でバンド1のヘッダ情報の読み取りを開始する(604)。転送部401はそのページ初回のTSync信号でまず、バンドB1のヘッダ情報の転送を行う。そして、ヘッダカウンタ504の値が「0」かどうかを判定して、NOならばステップ(604)へ戻り、YESならばステップ(606)へ移行し、その処理を開始する。
【0048】
すなわち、ステップ(601)〜(605)の処理により、具体的には、図3に示すようにバンドB1のヘッダ情報はそのページの上部余白であるTOPマージン区間で読み取る。
【0049】
なお、図6に示す回路例では起動部501にVSync信号が入力されると、コントローラ部505が処理を開始し、ヘッダカウンタ504をセットして、次のHSync信号からのヘッダ情報を取り込む準備を行うわけである。ここで、本実施形態ではヘッダカウンタ504にセットする値は固定長とした。この値は例えばヘッダ情報の先頭に付加して渡してもよい。
【0050】
このようにして取り込まれたヘッダ情報は、ヘッダ情報領域503−1に逐次書き込まれる。またそれと同時に、ステップ(606)で、各バンドのヘッダ情報の先頭のデータはヘッダ情報判断部502へ入力され、図4の(b)で説明したように下位2ビットが解釈される。
【0051】
なお、必ず、バンドB1のヘッダ情報は取得され、また各バンドのユニット301のアドレスはアドレス保持レジスタ514に保持されなければならない。
【0052】
このようにしてヘッダ情報が必要数取得されると、伸長制御部507が起動してヘッダ情報領域503−1からFIFO506へ逐次取り込まれて伸長処理の準備が開始される。
【0053】
この際、図4の(b)のビット「b4」の内容に従い圧縮方法が選択されて、ビット「b3」,「b2」が画像処理領域判定部508を介して画像処理セレクト部511へ渡されて、画像処理判定部508からの判定フラグ(「0」及び「1」)によってデフォルトの処理P1以外のどの処理を行うかがセットされる。
【0054】
そして、TOPマージン区間が終了して、VSync信号が非アクティブになると、次のHSync及びTSync信号から画像データを水平カウンタ509に同期して画像データ領域(ラインメモリ512)への取り込みを開始して、必要数のラインが満たされればコントロール部505より伸長制御部507への起動信号が出力されて画像処理が開始される(607)。
【0055】
ここで、画像処理部513で伸長結果が”0”であると判断されれば、画像処理セレクト部511でデフォルトの処理P1が選択され、伸長結果が”1”と判断されればそのユニットで要求された処理P2,P3,P4のいずれかの処理が施され、画像処理部513を介して印字部へ印字データが転送される。
【0056】
次に、1ラインの処理が終了して終端コードの次の繰り返し情報によって次のラインからの動作が決定される。
【0057】
まず、繰り返し情報が伸長制御部507からコントロール部505へ渡されて繰り返しカウンタ510がセットされる。
【0058】
そして、繰り返しカウンタ510の内容である、繰り返し情報の内容がステップ(608),(609),(610),(611)で判定され、ステップ(608)で、繰り返し情報の内容が(1,1)であると判定された場合、繰り返しなしでステップ(613)へ進み、次のユニットを読み込み、ステップ(606)へ戻る。
【0059】
一方、ステップ(609)〜(610)の判定がYESの場合には、ステップ(612)で繰り返しカウンタがゼロと判定されるまで、ステップ(607)を繰り返し、該繰り返し分終了した後に、ステップ(613)に進み、同様に次のユニットの解析処理を行う。
【0060】
ステップ(611)の判定がYESの場合には、ステップ(614)へ進み、繰り返しカウンタ値がゼロでなければステップ(613)で次のユニットを読み込み同様な処理を繰り返す。ステップ(614)でカウンタ値がゼロであればステップ(615)に進み処理を終了する。
【0061】
なお、ステップ(613)の繰り返し情報の内容が(1,1)や(1,0)の場合、次のユニットの”処理の種類”部分(図4の(b))でアドレスを保持する必要があればアドレス保持レジスタ514へそのユニットに先頭アドレスを保持しなければならない。
【0062】
なお、ステップ(608)で、繰り返し情報が(1,1)であると判断された場合は、図3に示すbラインで1ライン中に複数のユニットが存在する場合に来るコードである。
【0063】
また、ステップ(609)で、繰り返し情報が(1,0)であると判断された場合は、まだそのバンドの処理が終了しておらず、図3に示すcラインの終わりに来るコードである。
【0064】
さらに、ステップ(610)で、繰り返し情報(0,1)であると判断された場合は、繰り返し終了が現バンドの終了で引き続き次のHSync信号に同期して次のバンドの処理に移行する。これは図3に示す各バンドの境目となる。
【0065】
また、ステップ(611)で、繰り返し情報(0,0)であると判断された場合は、繰り返し終了と同時に現ページの終了となり、ステップ(612)の判定がYESとなって、ページEndとして(614)、次のページへの初期化処理に入る。
【0066】
図8は、本発明に係る画像処理装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、ヘッダ情報の取り込み処理手順に対応する。なお、(701)〜(708)は各ステップを示す。
【0067】
先ず、ステップ(701)で、ページ処理を開始すると、ページの開始を示すVSync信号がきた後に(702)、初回のHSync信号に同期して(703)、バンドB1のヘッダ情報をヘッダ情報503−1へ取り込むとともに(704)、現バンドの画像データの転送処理が終了すると、転送部401よりBEnd信号が起動部501に入力されて(705)、コントロール部505へイベントが発生して、次のバンドのヘッダ情報をヘッダ情報領域503−2へ取り込む(706)。
【0068】
このようにして、最終バンドまでヘッダ情報領域503−1及びヘッダ情報領域503−2を交互に用いて取り込む。そして、ステップ(707)で、現バンドの処理の繰り返し情報が(0,0)以外であると判断された場合は、再びステップ(705)へ戻り、BEnd信号を待つ。
【0069】
一方、ステップ(707)で、現バンドの繰り返し情報が(0,0)であると判断された場合は、ステップ(708)で、現ページのヘッダ情報の取り込みは終了する。なお、以後のページ処理は、上記動作の繰り返しによって各ページが処理されるものとする。
【0070】
〔第2実施形態〕
上記第1実施形態では、1ページをバンティンク処理での例でヘッダ情報は各バンドのヘッダとして付加する処理例について説明したが、メモリ503の容量が許すのであれば、1ページのヘッダ情報として予めすべて準備しておいてもよい。
【0071】
この場合、図6に示したヘッダ情報領域503−1(メモリ1),503−2(メモリ2)の区別は不要でそれらを交互に処理する必要もないので回路はもつと簡単に構成できる。
【0072】
また、上記第1実施形態では、圧縮単位をライン単位としているが、例えばデフォルトの処理P1以外に1種類だけであれば、ヘッダ情報は任意のライン単位(バンド単位又はページ単位など)で圧縮してユニットの個数は最低1個でもかまわない。但し、複数のラインを単位とする場合には伸長処理と水平カウンタ509を連動して処理をしなければならない。
【0073】
以下、図9に示すメモリマップを参照して本発明に係る画像処理装置で読み出し可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
【0074】
図9は、本発明に係る画像処理装置で読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【0075】
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0076】
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
【0077】
本実施形態における図7,図8に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0078】
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0079】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0080】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM等を用いることができる。
【0081】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0082】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0083】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、比較的簡単な回路追加で特定の画像領域を分離処理できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す画像処理装置の構成を説明するブロック図である。
【図2】1ページ内での各領域に対して領域分離のための”0”と”1”の並びを示した図である。
【図3】バンディング処理で1ページを処理する状況を示した図である。
【図4】画像領域を分離するヘッダ情報の最小単位であるユニットの内容を示した図である。
【図5】転送部、画像処理部及び印字部の本発明に関わる信号の接続を示した図である。
【図6】画像処理部の内部ブロック図である。
【図7】本実施例の処理の流れを示したフォローチャートである。
【図8】ヘッダ情報を取り込む流れを示したフローチャートである。
【図9】本発明に係る画像処理装置で読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【符号の説明】
501 起動部
502 ヘッダ情報判断部
503 ヘッダ情報領域
504 ヘッダカウンタ
505 コントロール部
507 伸長制御部
509 水平カウンタ
511 画像処理セレクト部
512 ラインメモリ
513 画像処理部

Claims (2)

  1. 処理の種類、圧縮された領域情報、圧縮の終端コード、及び繰り返し情報からなる複数のユニットを含むヘッダ情報と画像データとを入力し、
    前記繰り返し情報に基づき、前記圧縮された領域情報を伸張し、
    伸張結果が特定値である場合に前記処理の種類で指定される画像処理を選択し、選択された画像処理を画像データに施し、
    画像処理の施された画像データを印字部に出力することを特徴とする画像領域分離方法。
  2. 処理の種類、圧縮された領域情報、圧縮の終端コード、及び繰り返し情報からなる複数のユニットを含むヘッダ情報と画像データとを入力する手段と、
    前記繰り返し情報に基づき、前記圧縮された領域情報を伸張する手段と、
    伸張結果が特定値である場合に前記処理の種類で指定される画像処理を選択する手段と、
    選択された画像処理を画像データに施す手段と、
    画像処理の施された画像データを印字する印字部とを有することを特徴とする印刷装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010103422A (ja) * 2008-10-27 2010-05-06 Kyocera Mita Corp 集積回路及びこれを備えた回路基板、画像形成装置

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