JP2004045929A - 分散補償器および波長分散補償装置 - Google Patents

分散補償器および波長分散補償装置 Download PDF

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Abstract

【課題】放射モードによる損失の問題を解消し、広帯域で低挿入損失かつ小型で低コストの分散補償器を提供すること。
【解決手段】いろいろな波長の光が反射するように屈折率変調されたファイバ回折格子からなり、ファイバ回折格子のコア部が、光の入射側から長軸方向Zに向けて反射波長が連続的に短くなり、かつ互いに長軸方向の位置の異なる複数の屈折率変調部A、B、Cと、これらの屈折率変調部の間に設けられて、反射波長が不連続に長波長側にシフトする不連続部Dとを有する。このようなファイバ回折格子に光サーキュレータなどを用いて光を入出射させる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、波長分散の補償法に関し、特に光ファイバ通信に用いられる波長分散補償器および波長分散補償装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、光ファイバ通信の光加入者系への導入が進められている。低伝送損失である1.5ミクロン帯の光を用いる場合、17ps/km・nmの波長分散があるため、伝送速度が高速になるに従って分散を補償する必要がある。また、加入者系への導入を考慮した場合、光の伝送距離が加入者ごとに異なるため、個々の伝送距離に応じた補償を行う必要がある。
【0003】
従来の分散補償器は、通常の光ファイバの分散特性と逆分散の特性を持つ分散補償ファイバを用いて波長分散を補償している。このような手段では、分散を補償するための分散補償ファイバが数km以上必要であり、装置を小型にできないといった欠点がある。
【0004】
一方、光ファイバのコア部に回折格子を形成したファイバ回折格子は、ある波長の光を反射する特徴を持ち、光ファイバの長軸方向に向かって回折格子の周期を変化させた回折格子を形成することによって、光の波長により反射位置が異なる特徴を持った素子になる。この特性を利用してコンパクトな分散補償を実現できる波長分散補償装置が、特開平7−128524号公報に記載されている。この波長分散補償装置の構成を図7に示す。
【0005】
図7において、方向性結合器71の入射端面および出射端面にはそれぞれ端子72、73、74が接続されている。端子72の他端には光ファイバ75が接続され、端子73の他端には、連続的に格子間隔が変化する回折格子が形成されたファイバ回折格子76が接続されている。ファイバ回折格子76は、支持部材77により支持されている。このファイバ回折格子76と支持部材77とで波長分散補償器78が構成されている。
【0006】
以下、この図においてその動作を説明する。光ファイバ75から波長分散した信号光が端子72を通じて方向性結合器71に入力し、端子73から出力されて波長分散補償器78に入力する。波長分散補償器78は、光入出力端76aから入力した信号光の波長分散に対して逆の極性を有し、波長分散の全体値が逆同一に調整されたものを使用する。従って、波長分散補償器78で発生する波長分散は、端子72から入力した光信号の波長分散を補償し、波長分散が補償された信号光は、波長分散補償器78の光入出力端76aから出力され、端子73から方向性結合器71に入力した後、端子74から出力される。こうして波長分散が補償された光信号が得られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、光伝送路に用いられているシングルモードファイバの波長帯1.5μmでの分散は、短波長側が速く、長波長側が遅い。このため、ファイバ回折格子を用いた分散補償の場合、長波長側の反射点が短波長側の反射点より光の入出力端に近くなるようにファイバ回折格子を接続しなければならない。シングルモードファイバ中に形成されたファイバ回折格子は、回折格子周期に対応したブラッグ波長(λb)より短い、ある波長以下の連続した波長帯に対し放射モードと呼ばれる通過損失を生じる。ファイバ回折格子のコアの屈折率をnco、クラッドの屈折率をncl、回折格子の周期をΛ、放射モードの番号をpとすると、通過損失を生じ始める波長λは、
λ=Λ(p)・(nco−ncl(p))
で表され、λ以下の波長は通過損失を受ける。このため、連続的に格子間隔が変化するファイバ回折格子に光を入射すると、短波長側の波長帯では放射モードの通過損失を受けしまう。この結果、100%近い反射率が得られる帯域は1nm程度であり、閉じ込めが大きくλb−λが比較的大きい特殊なファイバでも数nm程度である。また、放射モードの通過損失を生じないファイバも研究されているが、高価なだけでなくシングルモードファイバとの整合性が悪く、結合損失を生じてしまう。光通信に用いるDFBレーザなどのチャープ量は約0.02nm〜0.05nmなので、ファイバ回折格子で可能な帯域1nmでも十分であるが、レーザ個々の波長のばらつきが約5nmあるので、この帯域を高い反射率で確保しなければならない。
【0008】
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、広帯域かつ低損失でコンパクトかつ低コストな分散補償器および波長分散補償装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の分散補償器は、ファイバ回折格子を有する分散補償器であって、前記ファイバ回折格子のコア部が、光の入射側から長軸方向に向けて反射波長が連続的に短くなり、かつ互いに長軸方向の位置の異なる複数の屈折率変調部と、前記複数の屈折率変調部の間に設けられて、反射波長が不連続に長波長側にシフトする不連続部とを有することを特徴とするものである。この構成により、従来のファイバ回折格子を用いた分散補償の課題であった放射モードによる損失の問題を解消し、広帯域で低挿入損失かつコンパクトで低コストの分散補償器を実現することができる。
【0010】
また、本発明の分散補償器は、前記屈折率変調部における回折格子のピッチが前記長軸方向に向けて次第に小さくなることを特徴とするものであり、上記効果に加えて、より大きい分散量を補償することができる。
【0011】
また、本発明の分散補償器は、前記屈折率変調部における回折格子のピッチが前記長軸方向に向けて次第に小さくなるとともに、前記屈折率変調部における有効屈折率が連続的に変化することを特徴とするものであり、屈折率変調部における有効屈折率を連続的に変化させることにより、ピッチの変化率で決まる分散量とは異なった分散量の分散補償器を実現することができる。
【0012】
また、本発明の分散補償器は、前記屈折率変調部における回折格子のピッチが前記長軸方向に向けて一定で、かつ前記屈折率変調部における有効屈折率が連続的に変化しているような屈折率変調部を複数有することを特徴とするものであり、有効屈折率の変化に従って反射波長が変わるという原理に基づき、微少なチャープ量の回折格子として機能するので、大きい分散量を補償することができる。
【0013】
また、本発明の分散補償器は、前記不連続部が屈折率変調しない部分を含むことを特徴とするものであり、不連続部に屈折率変調のない部分があっても本発明を実施することができる。
【0014】
また、本発明の分散補償器は、前記ファイバ回折格子に長軸方向に張力を付加する機構を備えたことを特徴とするものであり、ファイバ回折格子に長軸方向の張力を加えることにより、不連続部の反射波長を長波長側へ所定量だけシフトできるので、不連続部における波長を使用する場合でも、分散を補償することができる。
【0015】
また、本発明の分散補償器は、前記ファイバ回折格子にファイバの温度を調整する機構を備えたことを特徴とするものであり、ファイバ回折格子を加熱して膨張させることにより、不連続部の反射波長を長波長側へ所定量だけシフトできるので、不連続部における波長を使用する場合でも、分散を補償することができる。
【0016】
また、本発明の波長分散補償装置は、入出力端子を1つ有する3端子の光サーキュレータと、上記した分散補償器のいずれかを1個備え、前記分散補償器のファイバ回折格子の入出力端に、前記光サーキュレータの入出力端子を接続したことを特徴とするものである。この構成により、広帯域で放射モードによる通過損失のない波長分散補償装置を実現することができる。
【0017】
また、本発明の波長分散補償装置は、入出力端子を2つ有する4端子の光サーキュレータと、上記した分散補償器のいずれかを2個備え、前記2個の分散補償器のそれぞれのファイバ回折格子の入出力端に、前記光サーキュレータのそれぞれの入出力端子を接続したことを特徴とするものである。この構成により、広帯域で放射モードによる通過損失のない波長分散補償装置を実現することができる。
【0018】
また、本発明の波長分散補償装置は、方向性結合器と、上記した分散補償器のいずれかを少なくとも1個備え、前記分散補償器のファイバ回折格子の入出力端に、前記方向性結合器の入出力端子を接続したことを特徴とするものである。この構成により、広帯域で放射モードによる通過損失のない波長分散補償装置を低コストで実現することができる。
【0019】
また、本発明の波長分散補償装置は、前記ファイバ回折格子のコア部に反射型の波長フィルタ機能を有する屈折率変調部を少なくとも1箇所設けたことを特徴とするものである。この構成により、ファイバ回折格子の反射不連続帯域を避けることができ、広帯域で放射モードによる通過損失のない波長分散補償装置を低コストで実現することができる。
【0020】
また、本発明の波長分散補償装置は、前記ファイバ回折格子の入出力端に接続された波長フィルタを備えたことを特徴とするものである。この構成により、特定の波長の光を波長フィルタで2方向に分岐することで、ファイバ回折格子の反射不連続帯域を避けることができ、広帯域で放射モードによる通過損失のない波長分散補償装置を実現することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態における波長分散補償装置の全体構成の概略を示している。図1において、光サーキュレータ1は、入力端子1a、入出力端子1b、出力端子1cを有する3端子の光サーキュレータである。分散補償器を構成するファイバ回折格子2は、周囲をクラッドで囲まれたコア部2aに複数の屈折率変調部を有し、コア部2aの光サーキュレータ1側の端面が入出力端2bとなっている。張力付加機構3は、ファイバ回折格子2に長軸方向Zに張力を加えるものである。
【0022】
以上のような構成において、以下分散補償動作について説明する。通常のシングルモードファイバは、波長差1nmで約17psの分散量を持ち、信号光をxkm伝送すると、短波長側の伝送速度が速く、17xps/nmの遅延時間を生じる。このように波長分散している光は、光サーキュレータ1の入力端子1aに入力され、入出力端子1bから出射してファイバ回折格子2の入出力端2bに入射する。ファイバ回折格子2に入射した光は、コア部2aの屈折率変調部の作用により、波長によって異なる反射位置zで反射する。
【0023】
図2はファイバ回折格子2における反射位置と反射波長の関係を示したものである。ファイバ回折格子2のコア部2aには、光の入出力端2bから長軸方向Zに向けて反射波長が連続的に短くなり、かつ互いに長軸方向Zの位置の異なる複数の屈折率変調部A、B、Cが、反射波長が不連続に長波長側にシフトする不連続部Dを介して設けられている。従来例では、回折格子は図のA’、B’、Cで示すように一直線状に連続していた。しかしながら、このような構成では、回折格子Cがもたらす放射モードの通過損失が回折格子A’とB’の反射率を減少させてしまうといった影響を及ぼしてきた。しかしながら、本実施の形態では、回折格子をA、B、Cのように不連続に配置し、B’をBのようにCよりも入出射端側に設けることで、Cの放射損失を避けることができる。同様にA’をBよりもさらに入出力端側に設けることにより、回折格子CとBの放射モード損失を避けることができる。このようにしてA、B、Cのつなぎ目に当たる不連続部Dの波長を除けば、ファイバ回折格子の屈折率変調部A、B、Cで反射された光は、それぞれ遅延時間が相殺されるので、分散が補償されることになる。
【0024】
ここで、本実施の形態における遅延時間と波長の関係について説明する。反射波長λと反射位置zの関係は、
λ=R(z)
(Rは関数)
で表せるとする。
反射位置zと反射位置の違いによって生じる遅延時間τの関係は、
τ=2・(n/c)・z
(nは屈折率、cは光速)
なので、この関係を分散補償に必要な遅延時間と波長の関係に置き換えると、
τ=2・(n/c)・R−1(λ)
(R−1はRの逆関数)
となる。
【0025】
図3は本実施の形態において試作した分散補償器の遅延時間と波長の関係を示している。このグラフから単位波長あたりの遅延時間は−350.8ps/nmであり、伝送距離約20.6km用の分散補償器であることが分かる。分散補償できる波長は、不連続部の1557.2nm、1558.7nmを除く1555.7〜1559.8nmの範囲である。図4は本実施の形態において試作した分散補償器のファイバ回折格子2における反射強度を示している。分散補償できる波長帯域1555.7〜1559.8nmにおいて高い反射率を実現し、短波長側に放射モードの通過損失の影響が全くないことが分かる。
【0026】
次に、不連続部の波長1557.2nm、1558.7nmを使用する場合について説明する。本実施の形態における分散補償器のファイバ回折格子2は、張力付加機構3を備えている。張力付加機構3は、ファイバ回折格子2をその両端を保持して長軸方向Zに引っ張ることにより、ファイバ回折格子2に張力を加えるものである。ファイバ回折格子2は、張力を加えられると回折格子周期が大きくなり、約0.0133nm/g重の割合で波長がシフトする。従って、約30g重の張力を印加すれば、波長帯が約0.4nm長波長にシフトさせることができ、不連続部の波長1557.2nm、1558.7nmを使用する場合においても、分散を補償することができる。
【0027】
このように、本実施の形態1によれば、ファイバ回折格子のコア部に、光の入出力端から長軸方向Zに向けて反射波長が連続的に短くなる複数の屈折率変調部A、B、Cを、反射波長が不連続に長波長側にシフトする不連続部Dを介して設けたので、ファイバ回折格子を用いた分散補償の課題であった放射モードによる損失の問題を解消し、広帯域で低挿入損失かつ小型で低コストの分散補償器が可能となる。
【0028】
なお、本実施の形態1において、ファイバ回折格子2の反射波長と反射位置の関係は、図2のグラフに示すように、屈折率変調部A、B、Cの間に不連続部Dを2カ所含むものとしたが、不連続部は屈折率変調部の間に設けるので、不連続部の数は、屈折率変調部の数に依存し、屈折率変調部の数が多くなればそれに応じて多くなる。また、ファイバ回折格子2は、1個用いるものとしたが、ファイバ回折格子2を長軸方向Zに繋げて複数配置しても、1個として扱うことができる。
【0029】
また、本実施の形態1において、分散を補償する屈折率変調部でリップルの少ない分散曲線を得るために、長波長側から反射率を徐々に大きくし、短波長側で徐々に小さい形状のアボダイズを施す場合にも有効である。この場合、アボダイズを施すと分散を補償する複数の屈折率変調部での不連続になる波長付近で反射率が小さくなってしまう。そこで張力付加機構3で不連続波長を回避する場合と同様に、張力付加機構3で張力を印加して反射率が小さい波長をシフトさせればよい。
【0030】
また、本実施の形態1において、ファイバ回折格子2として、屈折率変調部における回折格子のピッチが、入出力端2bから長軸方向Zに向けて次第に小さくなる、いわゆるチャープ回折格子を複数箇所配置したものであって、隣接するチャープ回折格子毎のピッチの変化は、長軸方向Zに向けて順次不連続に大きくなるものを用いてもよい。この場合、より大きい分散量を補償することができる。また、屈折率変調部における有効屈折率を連続的に変化させるようにしてもよい。この場合は、周期の変化率で決まる分散量とは異なった分散量の分散補償素子を提供することができる。また、屈折率変調部の回折格子のピッチが一定のものを複数箇設け、周期が一定の範囲において有効屈折率が連続的に変化しているものを用いてもよい。この場合は、有効屈折率の変化に従って反射波長が変わるという原理を利用するため、微少なチャープ量の回折格子として機能するので、大きい分散量を補償することができる。また、ファイバ回折格子2は、隣接する屈折率変調部の間の不連続部において、屈折率変調のない部分が含まれていてもかまわない。不連続部に屈折率変調作用の部分があっても、本発明の実施には差し支えない。
【0031】
また、本実施の形態1において、不連続部における波長分散ができない問題を回避するために張力付加機構3を用いたが、その代わりに温度制御機構を取り付け、ファイバ回折格子2を加熱して膨張させることにより、不連続部の波長を長波長側へずらすようにしてもよい。温度制御機構としては、回折格子が形成してあるファイバにヒータを取り付けたり、ペルチェ素子を搭載するような手段を用いることができる。また、不連続部の波長の異なるファイバ回折格子を予め用意し、入力される光源の波長に応じて光サーキュレータに付け替えても良い。また、予め入力される光の波長が不連続部の波長と異なっている場合は、不連続部の波長をずらす張力付加機構3を用いなくてもよい。
【0032】
また、本実施の形態1において、光の入出力に3端子の光サーキュレータ1を用いたが、この代わりに方向性結合器を用いてもよい。また、3端子の光サーキュレータ1の代わりに4端子の光サーキュレータを用いて、2個のファイバ回折格子2の入出力端に、光サーキュレータのそれぞれの入出力端子を接続するようにしてもよい。この場合の補償量は、光サーキュレータの2つの入出力端子におけるファイバ回折格子の分散補償量の合計が補償量となる。
【0033】
(実施の形態2)
図5は本発明の第2の実施の形態における波長分散補償装置の全体構成の概略を示している。図5において、光サーキュレータ51は、入力端子51a、2つの入出力端子51b、51c、出力端子51dを有する4端子の光サーキュレータである。第1のファイバ回折格子52は、コア部52aが5個の屈折率変調部53a、53b、53c、53d、53eを有し、入出力端52bは、光サーキュレータ51の第1の入出力端子51bに接続されている。第2のファイバ回折格子54は、コア部54aが5個の屈折率変調部55a、55b、55c、55d、55eを有し、入出力端54bは、光サーキュレータ51の第2の入出力端子51cに接続されている。
【0034】
第1のファイバ回折格子52の屈折率変調部53a、53c、53eは、実施の形態1の図2と同様に、光の入出力端52bから長軸方向Zに向けて反射波長が連続的に短くなり、かつ互いに長軸方向Zの位置が異なる屈折率変調部であり、波長分散を補償するための時間遅延を与える。これらの屈折率変調部53a、53c、53eにおける変調周期すなわち回折格子のピッチは、長軸方向Zに向けて次第に小さくなっている。また、これらの屈折率変調部53a、53c、53eの間には、ピッチが一定で波長分散を生じない屈折率変調部53b、53dが、変調のない部分d1、d2を介して形成されている。
【0035】
第2のファイバ回折格子54の屈折率変調部55b、55dは、実施の形態1の図2と同様に、光の入出力端54bから長軸方向Zに向けて反射波長が連続的に短くなり、かつ互いに長軸方向Zの位置が異なる屈折率変調部であり、波長分散を補償するための時間遅延を与える。これらの屈折率変調部55b、55dにおける変調周期は、長軸方向Zに向けて次第に小さくなっている。また、これらの屈折率変調部55b、55dの前後には、ピッチが一定で波長分散を生じない、波長フィルタ機能を有する屈折率変調部55a、55c、55eが、変調のない部分d3、d4、d5を介して形成されている。
【0036】
以上のような構成において、以下分散補償動作について説明する。第2の実施の形態では、分散補償すべき光は異なる波長の複数の光で、いわゆる波長多重であり、個々の波長は固定されている。ここでの説明に用いるそれぞれの光の波長を短波長側よりλ1、λ2〜λ13とする。波長分散している各波長λの光は、光サーキュレータ51の入力端子51aに入力され、入出力端子51bから第1のファイバ回折格子52の入出力端52bに入射する。第1のファイバ回折格子52に入射した光は、コア部52aの屈折率変調作用により、波長によって異なる反射位置zで反射する。ここで屈折率変調部53aでは、長軸方向Zにλ3、λ2、λ1の光の分散が補償され、屈折率変調部53cでは、長軸方向Zにλ8、λ7、λ6の光の分散が補償され、屈折率変調部53eでは、長軸方向Zにλ13、λ12、λ11の光の分散が補償される。屈折率変調部53aと屈折率変調部53cとの間の屈折率変調部53bで、波長λ4、λ5の光は分散を補償されることなく反射される。同様に、屈折率変調部53cと屈折率変調部53eとの間の屈折率変調部53dで、波長λ9、λ10の光は分散を補償されることなく反射される。もちろん、各波長の光は図2に示す原理に従ってグレーティングの放射モードの通過損失を受けないように、屈折率変調部が配置されている。
【0037】
このようにして第1のファイバ回折格子52で反射したλ1〜λ13の光は、再び入出力端子52bから光サーキュレータ51の第1の入出力端子51bに入射された後、第2の入出力端子51cから第2のファイバ回折格子54の入出力端54bに入射する。ここでは分散の補償されていない光(λ4、λ5とλ9、λ10)に対して、それぞれ屈折率変調部55bと屈折率変調55dとで分散補償を行い、屈折率変調部55aと55cと55dとでは波長分散を与えることなく、それぞれλ1、λ2、λ3の光とλ6、λ7、λ8の光とλ11、λ12、λ13の光を反射する。ここでも、各波長の光は図2の原理に従いグレーティングの放射モードの通過損失を受けない屈折率変調部の配置になっている。こうしてファイバ回折格子54で反射された光λ1〜λ13は、どの波長も分散が補償され、入出力端54bから光サーキュレータ51の第2の入出力端子51cに入射し、出力端子51dから出射される。
【0038】
このように、本実施の形態2によれば、光サーキュレータ51からの波長分散された光を2個のファイバ回折格子52、54によって逆の分散を与え、さらに放射損失の影響を受けないように屈折率変調部を配置した2個のファイバ回折格子52、54を用いることで、従来のファイバ回折格子を用いた場合の放射モードによる損失の問題を解消し、広帯域で低挿入損失かつコンパクトで低コストの分散補償器を実現することができる。
【0039】
なお、本実施の形態2において、分散を補償する屈折率変調部でリップルの少ない分散曲線を得るために、長波長側から反射率を徐々に大きくし、短波長側で徐々に小さい形状のアボダイズを施す場合にも有効である。アボダイズを施すと分散を補償する屈折率変調部53a、53c、53e、55b、55d部分での不連続部となる波長付近で反射率が小さくなるので、不連続部付近の波長は補償せずに反射させて、他方のファイバ回折格子で補償すればよいので、本実施の形態2のようなファイバ回折格子を2個で補償する構成が有効である。
【0040】
また、本実施の形態2において、第1のファイバ回折格子52および第2のファイバ回折格子54の屈折率変調部を、それぞれ5個としたが、2個以上であれば何個配置してもかまわない。また、光の入出力に4端子の光サーキュレータ51を用いたが、この代わりに4端子の方向性結合器を用いてもよい。
【0041】
また、本実施の形態2において、ファイバ回折格子52、54として、屈折率変調部53a、53c、53e、55b、55dの周期が、入出力端52b、54bから長軸方向Zに向けて次第に小さくなる、いわゆるチャープ回折格子を複数箇所配置したものを用いたが、それぞれの屈折率変調部における有効屈折率を連続的に変化させてもよい。この場合は周期の変化率で決まる分散量と異なった分散量の分散補償器を実現することができる。また、屈折率変調部53a、53c、53e、55b、55dの変調周期が一定で、かつ、有効屈折率が連続的に変化しているものを用いてもよい。この場合は、有効屈折率の変化に従って反射波長が変わるという原理を利用するため、微少なチャープ量の回折格子として機能するので、大きい分散量を補償することができる。また、その際、複数の屈折率変調部は、互いに異なる変調周期とし、長軸方向Zに向けて有効屈折率を大きくしてもよい。また、ファイバ回折格子52、54は、隣接する屈折率変調部の間の不連続部において、屈折率変調のない部分が含まれていてもかまわない。
【0042】
(実施の形態3)
図6は本発明の第3の実施の形態における分散補償器の全体構成の概略を示している。図6において、光サーキュレータ61は、入力端子61a、入出力端子61b、出力端子61cを有する3端子の光サーキュレータである。第1のファイバ回折格子62は、コア部62aが3個の屈折率変調部63a、63b、63cを有し、入出力端62bは、波長フィルタ66を介して光サーキュレータ61の入出力端子61bに接続されている。第2のファイバ回折格子64は、コア部64aが2個の屈折率変調部65a、65bを有し、入出力端64bは、波長フィルタ66を介して光サーキュレータ61の入出力端子61bに接続されている。
【0043】
第1のファイバ回折格子62の屈折率変調部63a、63b、63cは、実施の形態1の図2と同様に、光の入出力端62bから長軸方向Zに向けて反射波長が連続的に短くなり、かつ互いに長軸方向Zの位置が異なる屈折率変調部であり、波長分散を補償するための時間遅延を与える。これらの屈折率変調部63a、63b、63cにおける変調周期すなわち回折格子のピッチは、長軸方向Zに向けて次第に小さくなっている。また、これらの屈折率変調部63a、63b、63cの間には、変調のない部分d1、d2が形成されている。
【0044】
第2のファイバ回折格子64の屈折率変調部65a、65bは、実施の形態1の図2と同様に、光の入出力端64bから長軸方向Zに向けて反射波長が連続的に短くなり、かつ互いに長軸方向Zの位置が異なる屈折率変調部であり、波長分散を補償するための時間遅延を与える。これらの屈折率変調部65a、65bにおける変調周期すなわち回折格子のピッチは、長軸方向Zに向けて次第に小さくなっている。また、これらの屈折率変調部65a、65bの間には、変調のない部分d3が形成されている。
【0045】
以上のような構成において、以下分散補償動作について説明する。第3の実施の形態は第2の実施の形態と同様、分散補償される光は異なる波長の複数の光で、いわゆる波長多重であり、個々の波長は固定されている。ここでの説明に用いるそれぞれの光の波長を短波長側よりλ1、λ2〜λ13とする。
【0046】
本実施の形態3は、上記実施の形態2と比較すると、ファイバ回折格子62、64中の屈折率変調は、分散を補償するための時間遅延を与える屈折率変調部63a、63b、63cおよび65a、65bのみであり、ピッチが一定で時間遅延を与えない反射の屈折率変調部は存在しない代わりに、光サーキュレータ61とファイバ回折格子62、64の間に波長フィルタ66を配置してある。ファイバ回折格子62、64の反射波長の不連続な波長の光を避けるように波長フィルタ66で2方向に分けられ、λ1、 λ2、 λ3、 λ6、 λ7、 λ8、 λ11、 λ12、 λ13は第1のファイバ回折格子62に入射し、λ4、 λ5、 λ9、 λ10は第2のファイバ回折格子64に入射する。ファイバ回折格子62およびファイバ回折格子64に入射した光は、実施の形態2と同様にそれぞれファイバ回折格子中の屈折率変調の作用により反射して分散が補償される。もちろん各波長の光は、回折格子の放射モードの通過損失を受けることのないように、各屈折率変調部が図2に示すような原理に基づいて配置されている。ファイバ回折格子62、64で分散が補償された各波長の光は、再び波長フィルタ66に入射し、光サーキュレータ61の入出力端子61bを経て、出力端子61cから出射される。
【0047】
このように、本実施の形態3によれば、分散を補償するための時間遅延を与える屈折率変調部を有する2個のファイバ回折格子62、64と、ファイバ回折格子62、64の反射波長の不連続な波長の光を避けるように、光を2方向に分岐する波長フィルタ66とを用いることにより、ファイバ回折格子62、64の反射不連続帯域を避けることができ、種々の波長の光を分散補償することができるので、ファイバ回折格子の放射損失の影響を受けずに低挿入損失かつコンパクトで低コストの分散補償器を実現することができる。
【0048】
なお、本実施の形態3において、屈折率変調部にアボダイズをして用いることもできる。また、ファイバ回折格子62、64の屈折率変調部は、2個以上であれば何個配置してもかまわない。また、光の入出力に3端子の光サーキュレータ61の代わりに、方向性結合器を用いてもよい。
【0049】
また、本実施の形態3において、ファイバ回折格子62、64は、屈折率変調部63a、63b、63c、65a、65bの周期が、入出力端62b、64bから長軸方向Zに向けて次第に小さくなる、いわゆるチャープ回折格子を複数箇所配置したものを用いているが、これらの屈折率変調部における有効屈折率を連続的に変化させるようにしてもよい。この場合は周期の変化率で決まる分散量と異なった分散量の分散補償素子を提供することができる。また、ファイバ回折格子62、64は、隣接する屈折率変調部の間の不連続部において、屈折率変調のない部分が含まれていてもかまわない。
【0050】
【発明の効果】
以上のように、本発明の分散補償器および波長分散補償装置は、ファイバ回折格子のコア部が、光の入射側から長軸方向に向けて反射波長が連続的に短くなり、かつ互いに長軸方向の位置の異なる複数の屈折率変調部と、こららの屈折率変調部の間に設けられた、反射波長が不連続に長波長側にシフトする不連続部とを有するので、従来のファイバ回折格子を用いた分散補償の課題であった放射モードによる損失の問題を解消し、広帯域で低挿入損失かつコンパクトで低コストの分散補償器および波長分散補償装置を実現することができ、その実用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における波長分散補償装置の全体構成を示すの概略構成図
【図2】本発明の各実施の形態におけるファイバ回折格子における反射位置と反射波長の関係を示す原理図
【図3】本発明の実施の形態1において試作した分散補償器の遅延時間と波長の関係を示す特性図
【図4】本発明の実施の形態1において試作した分散補償器に搭載のファイバ回折格子の反射強度を示す特性図
【図5】本発明の第2の実施の形態における波長分散補償装置の全体構成を示す概略構成図
【図6】本発明の第3の実施の形態における波長分散補償装置の全体構成を示す概略構成図
【図7】従来例における波長分散補償装置の構成を示す概略構成図
【符号の説明】
1 光サーキュレータ
1a 入力端子
1b 入出力端子
1c 出力端子
2 ファイバ回折格子
2a コア部
2b 入出力端
3  張力付加機構
51 光サーキュレータ
51a 入力端子
51b 入出力端子
51c 入出力端子
51d 出力端子
52、54 ファイバ回折格子
52a、54a  コア部
52b、54b 入出力端
53a、53b、53c、53d、53e 屈折率変調部
55a、55b、55c、55d、55e 屈折率変調部
61 光サーキュレータ
61a 入力端子
61b 入出力端子
61c 出力端子
62、64 ファイバ回折格子
62a、64a  コア部
62b、64b 入出力端
63a、63b、63c 屈折率変調部
65a、65b 屈折率変調部
66 波長フィルタ
71 方向性結合器
72、73、74 端子
75 光ファイバ
76 ファイバ回折格子
76a 光入出力端
77 支持部材
78 波長分散補償器

Claims (12)

  1. ファイバ回折格子を有する分散補償器であって、前記ファイバ回折格子のコア部が、光の入射側から長軸方向に向けて反射波長が連続的に短くなり、かつ互いに長軸方向の位置の異なる複数の屈折率変調部と、前記複数の屈折率変調部の間に設けられて、反射波長が不連続に長波長側にシフトする不連続部とを有することを特徴とする分散補償器。
  2. 前記屈折率変調部における回折格子のピッチが前記長軸方向に向けて次第に小さくなることを特徴とする請求項1記載の分散補償器。
  3. 前記屈折率変調部における回折格子のピッチが前記長軸方向に向けて次第に小さくなるとともに、前記屈折率変調部における有効屈折率が連続的に変化することを特徴とする請求項1記載の分散補償器。
  4. 前記屈折率変調部における回折格子のピッチが前記長軸方向に向けて一定で、かつ前記屈折率変調部における有効屈折率が連続的に変化しているような屈折率変調部を複数有することを特徴とする請求項1記載の分散補償器。
  5. 前記不連続部が屈折率変調しない部分を含むことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の分散補償器。
  6. 前記ファイバ回折格子に長軸方向に張力を付加する機構を備えたことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の分散補償器。
  7. 前記ファイバ回折格子にファイバの温度を調整する機構を備えたことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の分散補償器。
  8. 入出力端子を1つ有する3端子の光サーキュレータと、請求項1から7のいずれかに記載の分散補償器を1個備え、前記分散補償器のファイバ回折格子の入出力端に、前記光サーキュレータの入出力端子を接続したことを特徴とする波長分散補償装置。
  9. 入出力端子を2つ有する4端子の光サーキュレータと、請求項1から7のいずれかに記載の分散補償器を2個備え、前記2個の分散補償器のそれぞれのファイバ回折格子の入出力端に、前記光サーキュレータのそれぞれの入出力端子を接続したことを特徴とする波長分散補償装置。
  10. 方向性結合器と、請求項1から7のいずれかに記載の分散補償器を少なくとも1個備え、前記分散補償器のファイバ回折格子の入出力端に、前記方向性結合器の入出力端子を接続したことを特徴とする波長分散補償装置。
  11. 前記ファイバ回折格子のコア部に反射型の波長フィルタ機能を有する屈折率変調部を少なくとも1箇所設けたことを特徴とする請求項8から10のいずれかに記載の波長分散補償装置。
  12. 前記ファイバ回折格子の入出力端に接続された波長フィルタを備えたことを特徴とする請求項8から10のいずれかに記載の波長分散補償装置。
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