JP2004041881A - 厨房用油吸着材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】合成繊維又は天然繊維から形成され、0.3kPa以下の圧力で透液率が60%以上である。この油吸着材は、含油排水の油分の吸着率が70%以上であることがい。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、排水に含まれる油脂類を除去するために使用される厨房用油吸着材に関する。
【0002】
【従来の技術】
飲食店の厨房から排出される排水をそのまま下水に排出させると、排水に含まれる油脂類により管の閉塞が生じるので、例えば、流し台の下に油吸着材を備えたグリース阻集器を配置し、その内部に隔壁を設けて流入してくる排水の速度を落とし、比重分離法により排水中に含まれる油脂分を阻集することが行われている。このグリース阻集器では、油脂分離室上面に浮上させて分離した油脂類を油吸着材に吸収させ、この油吸着材を定期的に回収し、新たな油吸着材と交換している。油吸着材としては、例えば合成繊維又は天然繊維からなるシート状の不織布あるいは織布が使用されている(特開平7−51518号、特開平7−148080号等参照)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに従来の油吸着材は、油吸着効率が40〜70%程度にとどまり、特に排水が阻集器内に流入するまでの管路が長い場合には、排水温度が低下し、油脂類の凝固温度より下がるので、油脂類を吸着し難くなり、十分な吸着効果が得られないという問題がある。また吸着材は、隔壁の上面に浮上させておくので、油脂類は吸着材の表面だけの吸着となり、十分な吸着効果が得られないまま放置されるという問題がある。
【0004】
従って本発明の目的は、上記の問題点を解消して、排水が高温、高濃度である間に効率よく油脂類を阻集できる厨房用油吸着材を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の厨房用油吸着材は、合成繊維又は天然繊維で形成され、0.3kPa(水頭0.03m)以下の圧力で透液率が60%以上されていることを特徴とするものである。
【0006】
本発明の厨房用油吸着材は、含油排水の油脂分の吸着率が70%以上であることが好ましい。さらに本発明の厨房用油吸着材は、油吸着機能が飽和した時に、0.3kPa以下の圧力で透液性が消失することがより好ましい。
【0007】
本発明によれば、0.3kPa以下の圧力で透液率が60%以上とされるので、排水温度が低下しても十分な吸着効果が得られる。また油吸着機能が飽和した時に、0.3kPa以下の圧力で透液性が消失することにより、吸着材全域に亘って均等に溶液を供給できるので、長期に亘って高い吸着効率を維持することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下本発明の詳細を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態に係わる厨房用油吸着材の走査型電子顕微鏡による繊維の形状を示す写真である。本発明の厨房用油吸着材は、図1に示すような合成繊維又は天然繊維からなる不織布を所定厚さに積層して形成したシート状部材である。図1(a)はポリプロピレン繊維からなる不織布の写真(16倍)、図1(b)は同写真(200倍)、図1(c)は天然繊維からなる不織布の写真(16倍)、図1(d)は同写真(200倍)である。
この不織布は、例えば、ポリエステルあるいはポリオレフィン(ポリエチレン、ポリプロピレン等)からなる連続長繊維から形成することができる。この不織布は、繊維径が5〜50μm、繊維長が10〜100mmの繊維を用いて、目付量が3〜80×10−3kg/m2、厚さが0.1〜10mmになるように形成したものが好ましい。また連続長繊維の代わりに繊維径が5〜50μm、繊維長が10〜100mmの乾式短繊維を用いて、目付量が10〜80×10−3kg/m2、厚さが0.1〜10mmになるように形成したものを用い得る。また排水性を維持するために、樹脂に親水剤を練り込むことや不織布の原反を親水剤を含む水溶液で処理することで親水性を付与することが好ましく、親水剤としては、グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシプロピレン等の水溶液を用いればよい。また本発明の厨房用油吸着材は、不織布で形成することが好ましいが、上述した透液率を有するものであれば、不織布以外にも例えば織布で形成することができる。また本発明の厨房用油吸着材は、吸着材内部まで油吸着ができるものであればシート状に特に限定されるものではなく、リボン状、うどん状またはチューブ状であってもよい。
【0009】
本発明の油吸着材は、高い吸着性能を得るために、図2に示す評価装置により測定された0.3kPa以下の圧力で透液率が60%以上であることが必要とされる。また本発明の油吸着材は、図2に示す装置により測定された含油排水の油脂分の吸着率が70%以上であることが好ましい。さらに本発明の油吸着材は、油吸着機能が飽和した時に、0.3kPa以下の圧力で透液性が消失することがより好ましい。図2の装置は、クランプ治具75のアーム部の先端に設けられたパイプバンド73と、バンド73に吸着供試材76を介して保持された透明管72(内径0.088m、断面積6.1×10−3m2)と、透明管72の下方に設置されたロードセル74上に戴置された受け皿71で構成されている。この評価装置によれば、次のようにして透液率が測定される。透明管72の上部開口側の高さ0.1mの位置から内壁を伝わるように温水(容積0.1L、温度:50±2℃)を静かに投入する。透明管72内に温水を投入した時の水頭は約0.016mである。5分経過後の初期段階において、受け皿71に流入した透過水量、透明管72に残留した不透過水量及び吸着供試材76に吸収された吸水量を測定することにより、透液率{透過水量/投入量×100(%)}が算出される。
【0010】
上記の評価装置によれば、次のようにして油脂分の吸着率が測定される。ラード0.01Lに上記の温水0.09Lを加えた10%ラード溶液0.1Lを5分おきに9回に分けて、透明管72に投入する。各回毎に受け皿74に流出したラード量を測定することにより吸着効率{(投入ラード量−受け皿に流出したラード量)/投入ラード量×100(%)}と延べ吸着効率{(延べ投入ラード量−延べ受け皿に流出したラード量)/延べ投入ラード量×100(%)}を算出することができる。受け皿に流出したラード量は、受け皿に流出した10%ラード溶液を5℃以下に冷却し、ラードを裏ごし用の金網(線径0.3mm、20メッシュ)で掬い取り十分に水切りを行った後に測定すればよい。
【0011】
さらに本発明者の実験によれば、油吸着材は、油が吸着されるに従って油吸着機能が低下するが、その機能が飽和した時に、油吸着部材の材質や性状により、異なった挙動を示し、油吸着機能が終了した時に透液性が消失するものとそうでないものとに大別されることが確認された。また油吸着機能が飽和した時に透液性が消失しないものは、油を吸着しないまま溶液を透過し続けるので、本発明では使用できない。本発明において透液性が消失するとは、具体的には0.3kPa以下の圧力で5分間放置後、投入容量比で80%以上の溶液が透過しないことを示すものである。
【0012】
本発明の油吸着材は、油吸着受けに組み込まれ、油吸着受けはグリース阻集装置に装着して使用することができる。図3及び図4にグリース阻集装置の正面図及び側面図を、図5及び図6に油吸着受けの平面図及び側面図を示す。グリース阻集装置1は、厨房流し台11の下方にあるバスケット収容部24に装着されたバスケット12と、その下方に配置され、第1排水カップ31を介して接続された油吸着材充填容器13と、第2排水カップ32及び第1流入管15を介して油吸着材充填容器13に接続されかつ下流側に排水管18が接続されたグリース阻集器19とを備えている。また厨房流し台11の下方には、空になった食器を洗浄する洗浄槽21が設置され、第2流入管16を介してグリース阻集器19に接続されている。吸着材受け51は、例えばステンレス鋼により形成され、第1外壁58及び第2外壁59と両者の間を仕切る壁板57を含む箱型形状の容器と、第2外壁59と壁板57とで囲まれた領域に敷設された油吸着材14とを備え、箱型容器の底部にはパンチング穴56が形成されている。油吸着受け51は、それを油吸着材充填容器13のレール53に差し込み、次いで第2外壁59の外側に設けられた位置決め用突起52を油吸着材充填容器13の内側に設けられた位置決め用凹部65に嵌装することにより、グリース阻集装置1の所定位置に組み込まれる。吸着材受け51は水平面に対して微小角度(例えば2°)傾くようにセットされる。箱型容器の下流側に設けられた壁板57の高さを、油吸着材14の厚みよりも大としかつ第2外壁59と第1外壁58の高さよりも低くしておくことにより、排水を排水口62から排水ガイド61に沿って下方に流出させることができる。
【0013】
上記のグリース阻集装置1による排水処理操作は次の通りである。食器内の残り汁や食物の残さをバスケット12に捨てると、高濃度のラード油を含む残り汁は、バスケット12から第1排水カップ31を通過し、その直下に配置された吸着材受け51に流入し、そこで油吸着材14により油水分離が行われる。一方、第1排水カップ31から流下した排水は、油吸着材14に接液すると直ちにその深層方向(厚さ方向)に浸透し、油分のみが吸着材に捕捉され、水分は透過して、パンチング穴56から下方に滴り落ちる。この分離動作は、深層方向へのろ過処理であるため、排水処理量の増加に伴い、ある時点で吸着効果は飽和する。しかし本発明の油吸着材は、油吸着機能終了時に透液性が消失するため、上記の如く油吸着材を水平面に対して微小角度(例えば2°)傾くようにセットしておけば、飽和状態により処理されなかった排水は下り勾配の下流側に存在する未飽和領域へと放射状に徐々に広がり、油吸着材全域に油を吸着することが可能となり、従来の油吸着材に比べて高い吸着効率を得ることができる。更に処理排水量が増加すると、排水は、吸着材受け51の下流側に位置する壁板57付近まで達する。この壁板57により、下り勾配方向に流れる排水は一旦堰き止められ、そこに排水が溜められることにより吸着材面積の全体に亘って深層ろ過が行われる。壁板57の高さを、例えば0.03m以下に設定することにより、溶液だまりの水頭を0.03mm以下とすることができる。
【0014】
【実施例】
本発明の厨房用油吸着材を以下の実施例により更に具体的に説明する。
図1(a)(b)に示すポリプロピレン繊維製不織布からなる吸着材(実施例1、厚さ4mm、嵩密度0.1×10−3kg/cm3)、図1(c)(d)に示す天然繊維製織布からなる吸着材(実施例2、厚さ7mm、嵩密度0.028×10−3kg/cm3)及びポリプロピレン繊維製不織布からなる吸着材(実施例3、厚さ5mm、嵩密度0.15×10−3kg/cm3)と、従来のポリプロピレン繊維製不織布からなる吸着材(比較例1、厚さ6mm、嵩密度0.033×10−3kg/cm3)、従来のポリプロピレン繊維製不織布からなる吸着材(比較例2、厚さ4mm、嵩密度0.1×10−3kg/cm3)及びカポック繊維製不織布からなる吸着材(比較例3、厚さ4mm、嵩密度0.05×10−3kg/cm3)を準備し、図2の評価装置により各吸着材の透液性を測定した。その結果を表1に示す。
【0015】
【表1】
【0016】
表1から実施例1〜3及び比較例1の吸着材は、高い透液率を有するが、比較例2及び3の吸着材はほとんど透液性を示さないことがわかる。比較例2及び3の吸着材は海上に敷設しそこに浮遊する油を吸着する場合には有効と思われるが、本発明の如く油水混合液を一方の面から投入してその反対側の面から水分を透液する用途には適していないといえる。なお、比較例1の吸着材は、高い透液率を有するが、下記の如く延べ吸着効率が低いので厨房に使用すると、高い吸着効率を得ることができない。
【0017】
図2の装置により、実施例1〜3及び比較例1の吸着材の吸着効率と延べ吸着効率を測定した。その結果を図7及び表2に示す。図7から実施例1〜3の吸着材は、吸着面積5×10−3m2当たり2杯(0.2L)の油水混合液を処理した時に70%以上の吸着効率を有することがわかる。これに対して比較例1の吸着材は本発明のような高い吸着効率は得られないことがわかる。本実験は吸着面積が5×10−3m2と小さいが、例えば0.3m×0.5m(0.15m2)の吸着材を3段使用すると、その総面積は0.45m2となり、本実験の約90倍の容量(18L)の油水混合液を70%の吸着効率で処理することが可能となり、十分実用に供し得る。
【0018】
【表2】
【0019】
図2の装置により、油吸着機能が飽和した実施例1の吸着材の透液性を測定した。その結果を図8に示す。図8から実施例1の吸着材は、3杯目から受け皿への溶液流入が徐々に減少し、4杯目では投入容量比で100%の溶液が不透過であり、油吸着機能が飽和したことにより透液性を示さないことがわかる。
【0020】
図2の装置に実施例1〜3及び比較例1の吸着材を装着して、10%油水混合液0.1L(1杯)を5分間隔で210杯処理する排水処理実験を行った。その結果を表3に示す。
【0021】
【表3】
【0022】
表3において、ノルマルヘキサン抽出物質は、排水の油分濃度を示す指標である。表3から、処理前の排水の油分濃度は、平均89000mg/Lであったのに対し、吸着材面積0.276m2で処理を行った後の排水の油分濃度は、平均653mg/Lであり、約99%以上の油分を分離処理できることがわかる。従って本発明の吸着材をグリース阻集器と併用することによりそれに掛かる負荷を大幅に軽減することができる。
【0023】
【発明の効果】
以上に記述の如く本発明によれば、低圧力で初期透液率が高くかつ油吸着機能が飽和すると透液性を示さないので、吸着材全域に亘って均等に溶液を供給でき、長期に亘って高い吸着効率を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わる厨房用油吸着材の走査型電子顕微鏡による繊維の形状を示す写真{(a)(b)(c)(d)}である。
【図2】油吸着材の評価装置の一例を示す正面図である。
【図3】阻集装置の一例を示す正面図である。
【図4】図3の側面図である。
【図5】吸着材受けの一例を示す平面図である。
【図6】図5の断面図である。
【図7】本発明及び従来の油吸着材の吸着効率の測定結果を示す図である。
【図8】本発明及び従来の油吸着材の透液性の測定結果を示す図である。
【符号の説明】
1:阻集装置
11:厨房流し台
12:バスケット
13:吸着材充填容器
14:油吸着材
15:第1流入管
16:第2流入管
18:排水管
19:グリース阻集器
21:洗浄槽
24:バスケット収容部
31:第一排水カップ
32:第二排水カップ
51:吸着受け
52:位置決め用部材
53:レール
56:パンチング穴
57:壁板
58:第1外壁
59:第2外壁
61:排水ガイド
62:排水口
65:位置決め用部材
71:受け皿
72:透明管
73:パイプバンド
74:ロードセル
75:クランプ治具
76:供試吸着材
Claims (3)
- 合成繊維又は天然繊維で形成され、0.3kPa以下の圧力で透液率が60%以上であることを特徴とする厨房用油吸着材。
- 含油排水の油脂分の吸着率が70%以上であることを特徴とする請求項1記載の厨房用油吸着材。
- 油吸着機能が飽和した時に、0.3kPa以下の圧力で透液性が消失することを特徴とする請求項2記載の厨房用油吸着材。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2002201067A JP2004041881A (ja) | 2002-07-10 | 2002-07-10 | 厨房用油吸着材 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2002201067A JP2004041881A (ja) | 2002-07-10 | 2002-07-10 | 厨房用油吸着材 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2004041881A true JP2004041881A (ja) | 2004-02-12 |
Family
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JP2002201067A Pending JP2004041881A (ja) | 2002-07-10 | 2002-07-10 | 厨房用油吸着材 |
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Country | Link |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2004041882A (ja) * | 2002-07-10 | 2004-02-12 | Shimoda-Ecotech Co Ltd | 油水分離装置 |
JP2005334732A (ja) * | 2004-05-25 | 2005-12-08 | Mitsui Chemicals Inc | 下水道排水用の油吸着具および油の回収方法 |
WO2017208545A1 (ja) * | 2016-05-31 | 2017-12-07 | 株式会社クレハ | 油捕集体 |
JPWO2017150740A1 (ja) * | 2016-03-04 | 2019-02-14 | エム・テックス株式会社 | 油脂吸着マット及びその製造方法 |
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2002
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