JP2004041398A - 遊技球流下ホース - Google Patents

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Akira Fujita
藤田 明
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Kuraray Plastics Co Ltd
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Abstract

【課題】流下する遊技球の衝撃を緩和することができ、かつ自在な長さに切断が可能で、遊技機設置島裏側の限られた空間でも配管が容易なフレキシブル遊技球流下ホースを提供すること。
【解決手段】上記の目的は、軟質樹脂からなる肉部とリング状または螺旋状の硬質樹脂からなる芯材とが、共押出しまたは溶融接着によって一体化されたホースであって、芯材がホース内面に凸部を形成し、かつ凸部が一定ピッチ間隔で配置されている、遊技球流下ホース。
【選択図】        図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ遊技機に使用する遊技球を流下案内する遊技球流下ホースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、パチンコ遊技機の懸賞球は、遊技機上部に設けたタンクより排出されている。一方、遊技機設置島の内部下方にはリザーブタンクが設置され「大当たり」の連続などにより、上部タンク懸賞球不足が予想される場合、リザーブタンクより揚送されて球補充される。この時、上部タンクにおいては余剰球が発生することが考えられ、余剰球は、ホースに導かれてリザーブタンクへ落下返却されている。この落下衝撃を緩和する目的で、ホース内部に特殊螺旋部材を挿入してなる特開平11−235459の「遊技球落下管及び遊技球落下管を備えた遊技機設置島」が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなホースは、勢いよく流下してくる遊技球の衝撃を緩和し、ホース下の経時破壊を防止することを可能としたが、スパイラル状の減速部材、固定材など、多くの部材を組み合わせる必要があり、そのためにパーラーの設置状況に合わせて、現地でホースを自在に切断して長さ調節する事ができなかった。本発明は、流下する遊技球の衝撃を緩和し、遊技機設置島裏側の限られた空間でも配管を容易にでき、かつフレキシブル性を有し、さらに自在に切断して長さ調節が可能な、遊技球流下ホースを提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的は、軟質樹脂からなる肉部とリング状または螺旋状の硬質樹脂からなる芯材とが、共押出しまたは溶融接着によって一体化されたホースであって、芯材がホース内面に凸部を形成し、かつ凸部が一定ピッチ間隔で配置されている、遊技球流下ホースを提供することによって達成される。
また、上記目的は、ホースの下端を、ホース内面の凸部螺旋構造と係合するネジ山を有する封止材を用いて、封止および固定し、かつ封止材の上部のホース側部に切孔を設けた上記の遊技球流下ホースを提供することによって、より好適に達成される。
【0005】
【発明の実施の形態】
次に、本発明を図面により説明する。
図1は、本発明の一例を示すものであり、軟質樹脂からなる肉部1と螺旋状の硬質樹脂からなる芯材2によるホース内面の凸部が一定ピッチ間隔で配置された、遊技球流下ホース3において、雌ネジ構造の封止材5をねじ込むことによりホース下端を封止および固定し、その上部に遊技球7を排出するホース切孔6を設けた、一部断面4a・4bを含む側面図である。
【0006】
遊技球流下ホースは、遊技機設置島裏側において上部タンクと下部リザーブタンク間に設置されるものであり、限られた空間における配管の容易性および遊技球移送能力が要求されるものであるが、本発明の遊技球流下ホース3はこの要求をいずれも十分満足するものである。これらの要求球をより好適に満足するためには、内面の凸部頂上間の内径が10〜200mm、さらには30〜100mmであることが好ましい。
【0007】
さらに、前述した限られた空間における配管の容易性の点から、遊技球流下ホースはフレキシブルであることが必要であり、そのためには芯材2によるホース内面の凸部の高さが、5〜50mm、さらには10〜30mmであることが好適であり、また、ホースのフレキシブル性、遊技球の落下衝撃を緩和するためには、芯材の凸部は、凸部間のピッチ間隔が10〜100mm、さらには15〜50mmになるように、規則的に配置されていることが好適である。また、芯材はその断面が円形であることが好適であるが、楕円形、半円形、三角形などでもよく、また芯材の断面の径は円形の場合は、1〜20mm、さらには5〜8mmの範囲であることが好適である。
【0008】
ホース肉部を構成する軟質樹脂は、軟質樹脂であればいずれも使用できるが、軟質塩化ビニル系樹脂(PVC)、各種熱可塑性エラストマー(スチレン系エラストマー、オレフイン系エラストマーなど)、各種ゴムなどが好適に使用される。また、芯材を構成する硬質樹脂としては、硬質樹脂であればいずれも使用できるが、硬質塩化ビニル系樹脂(PVC)、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、アクリルニトリル−ブタジエン−スチレン系共重合樹脂(ABS)などが好適に使用される。
【0009】
本発明のホースは、螺旋状またはリング状の芯材を押出しながら、その上にテープ状に軟質樹脂を螺旋状に巻回しながら共押出しするか、または螺旋状またはリング状の芯材を作成し、その上にテープ状の軟質樹脂を螺旋状に巻回し加熱しながら溶融接着することにより得られる。このようにして得られたホースは肉部と芯材とが強固に接着されている。
【0010】
封止材5の材質は、上記した軟質樹脂、硬質樹脂の他、あらゆる樹脂(ソリッドまたは発泡樹脂)が使用できるが、耐久性と衝撃緩衝性を考えると独立気泡の発泡ゴム素材であることが好ましい。この封止材の形状は、ホース内面の螺旋状の芯材の凸部に係合する雌ネジ形状であることが好適である。芯材は螺旋状であることが、封止材とホースをネジ構造に強固に固定でき、さらに遊技球の落下衝撃をより緩和させることができることから好適である。封止材はホースの内面に設けることが最良であるが、ホースの外面に設けることもできる。
【0011】
遊技球7を排出するためのホース切孔6は、ネジ込まれた封止材5の上部のホース側部に設けることが、重要である。切孔の形態は、特に限定されるものではなく、円形、長方形、三角形など、あらゆる形状の孔が考えられるが、ホース内にネジ込んだ封止材とホースとの保持性を考慮すると、ホース外周の1/2以上を切孔にしないことが好適である。
【0012】
本発明の遊技球流下ホースは、特開平11−235459号公報に示されているホースと比較して、スパイラル状の減速部材、および、固定部材を使用せず、部材点数を減らすことにより作業を簡便化することが可能である。さらには、特定形状の減速部材を必要としないことで、現場状況に合わせ、最適長に切断して容易に配管することができ、配管の自由度とロス低減をはかることができる。また、本発明のホースにおいて、ホース内面の凸部が螺旋状に配置されている場合は、ホース本体を回転させることにより、凸部螺旋構造にそって管内の遊技球を水平方向に移送することもできる。
【0013】
【発明の効果】
本発明は、流下する遊技球の衝撃を緩和することができ、かつ自在な長さに切断が可能で、遊技機設置島裏側の限られた空間でも配管が容易なフレキシブル遊技球流下ホースである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の遊技球落下ホースの一部断面を含む側面図である。
【符号の説明】
1  肉部
2  芯材
3  遊技球落下ホース
4a 一部断面
4b 一部断面
5  封止材
6  切孔
7  遊技球

Claims (4)

  1. 軟質樹脂からなる肉部とリング状または螺旋状の硬質樹脂からなる芯材とが、共押出しまたは溶融接着によって一体化されたホースであって、芯材がホース内面に凸部を形成し、かつ凸部が一定ピッチ間隔で配置されている、遊技球流下ホース。
  2. ホース内面の凸部頂上間の内径が10〜200mmであり、凸部の高さが5〜50mm以下であり、凸部間のピッチ間隔が10〜100mmである、請求項1記載の遊技球流下ホース。
  3. 遊技球流下ホースが、ホース内面の凸部が螺旋構造をなし、該螺旋構造をネジ山として利用してホースの下端の封止および固定が可能なホースである請求項1〜2のいずれかに記載の遊技球流下ホース。
  4. ホースの下端を、ホース内面の凸部螺旋構造と係合するネジ山を有する封止材を用いて、封止および固定し、かつ封止材の上部のホース側部に切孔を設けた請求項1〜3のいずれかに記載の遊技球流下ホース。
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