JP2004040455A - 伝送再生方法、伝送方法、及びそのシステム - Google Patents

伝送再生方法、伝送方法、及びそのシステム Download PDF

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Masamitsu Kato
加藤 正光
Akihiro Hori
堀 明宏
Takeki Sakuma
佐久間 丈貴
Yasuhiro Murata
村田 康博
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Abstract

【解決すべき課題】立体映像において、右目用映像信号及び左目用映像信号から成る立体映像信号を夫々別々に送信し、立体映像を視聴できる受信機はもちろんのこと、立体映像を視聴できない受信機であっても通常の映像として鑑賞することができる技術を提供すること。
【課題を解決するための手段】伝送システム100から、L用関連情報の挿入されたL用映像信号が送信された後にR用関連情報の挿入されたR用映像信号が送信される。
一方、受信機200は、伝送システム100から送信されて来たL用映像信号を保存部203に保存させる。その後、伝送システム100から送信されて来たR用映像信号を受信した受信機200は、受信したR用映像信号に含まれているR用関連情報に基づいて、保存部203に保存されているL用映像信号を読み出し、この読み出したL用映像信号と受信したR用映像信号とを合成して立体映像を表示部210に表示させる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は立体映像の技術に関し、特に立体映像を生成する為の第1の映像信号(例えば左目用の映像信号)又は第2の映像信号(例えば右目用の映像信号)の一方を予め送信し、後に残りの一方を送信することで、立体映像としてだけでなく通常の映像としても鑑賞することができる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、映像サービスも多種にわたっており、立体映像のサービスも試みられている。その立体映像の代表的な方法として、左目用の映像信号と右目用の映像信号とを伝送し、受信側で特殊なメガネを用いることにより、立体映像を鑑賞する技術が知られている。このような観点から発明された技術として、例えば特開2000−92519号公報がある。この特開2000−92519号公報には、圧縮され、かつ多重化された右目用動画像データと左目用動画像データを受信して分離する分離部11と、分離部11によって得られる圧縮された右目用動動画像データを複合化する第1の圧縮画像複合化器4aと、分離部11によって得られる圧縮された左目用動動画像データを複合化する第2の圧縮画像複合化器4bとを具備する立体画像受信装置3の技術が開示されている。この立体画像受信装置3は、送信側6から送信されて来た右目用動画像データ及び左目用動画像データを多重化した多重化信号を受信すると、受信した多重化信号を分離部11で右目用動画像データと左目用動画像用データとに分離する。そして、分離した右目用動画像データ及び左目用動画像用データを圧縮画像復号器4a、4bで展開し、立体表示メガネ5で表示する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特開2000−92519号公報では、送信側6から送信されて来る映像信号が右目用動画像データと左目用動画像データとを圧縮して多重化した映像信号であることから、立体映像専用の受信装置が必要であった。
【0004】
また、送信されてくる映像信号は、上述した通り、右目用動画像データと左目用動画像データとが多重化された映像信号であるので、右目用動画像データと左目用動画像データとを分離する分離部がない通常の受信装置では、立体映像はもちろんのこと、通常の映像としても鑑賞することができなかった。
【0005】
そこで、本発明は上記課題を鑑みて発明されたものであって、右目用動画像データ(右目用映像信号)及び左目用動画像データ(左目用映像信号)から成る立体映像信号を夫々別々に送信し、立体映像を視聴できる受信機はもちろんのこと、立体映像を視聴できない受信機であっても通常の映像として鑑賞することのできる技術を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決する第1の発明は、立体映像を生成する為の第1の映像信号と前記第1の映像信号と相補関係にある第2の映像信号とを用いて、配信部から立体映像信号を伝送し、受信部で再生する伝送再生方法であって、
配信部において、前記第1の映像信号と前記第2の映像信号とを関連付ける関連情報を第1の映像信号及び第2の映像信号に挿入するステップと、
配信部において、前記関連情報の挿入された第1の映像信号を伝送するステップと、
受信部において、前記伝送された第1の映像信号を受信し、この受信した第1の映像信号を保存するステップと、
配信部において、前記第1の映像信号の伝送後の所定の期間経過後、前記関連情報の挿入された第2の映像信号を伝送するステップと、
受信部において、前記伝送された第2の映像信号を受信し、この受信した第2の映像信号に挿入されている関連情報に基づいて、この第2の映像信号に対応する第1の映像信号の関連情報を前記保存されている第1の映像信号の関連情報から検索し、検索された関連情報に対応する第1の映像信号を読み出すステップと、
受信部において、前記読み出した第1の映像信号と、前記受信した第2の映像信号とに基づいて、立体映像を再生するステップと
を有することを特徴とする。
【0007】
上記の課題を解決する第2の発明は、上記第1の発明において、前記伝送再生方法は、
配信部において、第1の映像信号のフレームと第2の映像信号のフレームとを同期させる同期情報を第1の映像信号と第2の映像信号とに挿入するステップと、
受信部において、前記受信した第2の映像信号に挿入されている同期情報と、前記読み出した第1の映像信号に挿入されている同期情報とに従って、第1の映像信号のフレームと第2の映像信号のフレームとを同期させるステップと
を更に有することを特徴とする。
【0008】
上記の課題を解決する第3の発明は、上記第1の発明又は第2の発明において、伝送再生方法は、
受信部において、前記第1の映像信号の伝送後の所定の期間経過後、配信部から送信されてきた第2の映像信号を受信し、この受信した第2の映像信号を保存するステップと、
受信部において、ユーザにより前記保存された第1の映像信号及び第2の映像信号から成る立体映像の再生が指示されると、前記保存されている第1の映像信号及び前記第2の映像信号を前記保存されている第1の映像信号及び第2の映像信号に挿入されている関連情報に基づいて、読み出すステップと、
受信部において、前記読み出した第1の映像信号と第2の映像信号とに基づいて、立体映像を再生するステップと
を更に有することを特徴とする。
【0009】
上記の課題を解決する第4の発明は、上記第1の発明又は第2の発明において、伝送再生方法は、
配信部において、前記関連情報に加え、前記第1の映像信号と前記第2の映像信号とから成る立体映像の内容を識別する為の識別情報を前記第1の映像信号及び前記第2の映像信号の少なくとも一方に挿入するステップと、
受信部において、前記第1の映像信号の伝送後の所定の期間経過後、配信部から送信されてきた第2の映像信号を受信し、この受信した第2の映像信号を保存するステップと、
受信部において、前記保存された第1の映像信号又は第2の映像信号に挿入されている識別情報に基づいて、受信部で現在再生可能な立体映像のリストを表示するステップと、
受信部において、ユーザにより前記リストから特定の立体映像が指定されると、この指定された立体映像を生成する為の第1の映像信号及び第2の映像信号を前記保存されている第1の映像信号及び第2の映像信号に挿入されている関連情報に基づいて、読み出すステップと、
受信部において、前記読み出した第1の映像信号と第2の映像信号とに基づいて、立体映像を再生するステップと
を更に有することを特徴とする。
【0010】
上記の課題を解決する第5の発明は、立体映像を生成する為の第1の映像信号と前記第1の映像信号と相補関係にある第2の映像信号とを伝送する伝送方法であって、
配信部において、前記第1の映像信号と前記第2の映像信号とを関連付ける関連情報を第1の映像信号及び第2の映像信号に挿入するステップと、
配信部において、前記関連情報の挿入された第1の映像信号を伝送するステップと、
配信部において、前記第1の映像信号の伝送後の所定の期間経過後、前記関連情報の挿入された第2の映像信号を伝送するステップと
を有することを特徴とする。
【0011】
上記の課題を解決する第6の発明は、上記第5の発明において、前記伝送方法は、
配信部において、第1の映像信号のフレームと第2の映像信号のフレームとを同期させる同期情報を第1の映像信号と第2の映像信号とに挿入するステップを更に有することを特徴とする。
【0012】
上記の課題を解決する第7の発明は、上記第5の発明又は第6の発明において、前記伝送方法は、
配信部において、前記関連情報に加え、前記第1の映像信号と前記第2の映像信号とから成る立体映像の種類を識別する為の識別情報を前記第1の映像信号及び前記第2の映像信号の少なくとも一方に挿入するステップを更に有することを特徴とする。
【0013】
上記の課題を解決する第8の発明は、配信部と受信部とを有し、立体映像を生成する為の第1の映像信号と前記第1の映像信号と相補関係にある第2の映像信号とを用いて、配信部から立体映像信号を伝送し、受信部で再生する伝送再生システムであって、
前記配信部は、
前記第1の映像信号と前記第2の映像信号とを関連付ける関連情報を生成する生成手段と、
前記生成された関連情報を前記第1の映像信号及び前記第2の映像信号に挿入する挿入手段と、
前記挿入手段によって前記関連情報が挿入された第1の映像信号を伝送し、前記第1の映像信号の伝送後の所定の期間経過後、前記挿入手段によって前記関連情報が挿入された第2の映像信号を伝送する伝送手段とを有し、
前記受信部は、
前記配信部から伝送されて来た第1の映像信号又は第2の映像信号を受信する受信手段と、
第1の映像信号が保存される保存手段と、
前記受信手段で受信した映像信号に挿入されている関連情報に基づいて、前記受信した映像信号が第1の映像信号又は第2の映像信号のいずれかであるかを判別する判別手段と、
前記受信した映像信号が前記判別手段により第1の映像信号と判別された場合、この第1の映像信号を前記保存手段に保存させる手段と、
前記受信した映像信号が前記判別手段により第2の映像信号と判別された場合、前記第2の映像信号に挿入されている関連情報に基づいて、この第2の映像信号と対応する第1の映像信号の関連情報を前記保存手段に保存されている第1の映像信号の関連情報から検索し、検索された関連情報に対応する第1の映像信号を読み出す手段と、
前記読み出した第1の映像信号と、前記受信した第2の映像信号とに基づいて、立体映像を再生する再生手段と
を有することを特徴とする。
【0014】
上記の課題を解決する第9の発明は、上記第8の発明において、前記配信部は、
第1の映像信号のフレームと第2の映像信号のフレームとを同期させる同期情報を生成する手段と、
前記生成した同期情報を第1の映像信号と第2の映像信号とに挿入する手段とを有し、
前記受信部は、
前記受信手段で受信した第2の映像信号に挿入されている同期情報と、前記保存手段から読み出された第1の映像信号に挿入されている同期情報とに基づいて、第1の映像信号のフレームと第2の映像信号のフレームとを同期させる手段を有することを特徴とする。
【0015】
上記の課題を解決する第10の発明は、上記第8の発明又は第9の発明において、前記受信部は、
前記保存手段に前記受信手段で受信した第2の映像信号が保存され、
ユーザにより前記保存手段に保存された第1の映像信号及び第2の映像信号から成る立体映像の再生が指示されると、前記第1の映像信号及び前記第2の映像信号を前記保存されている第1の映像信号及び第2の映像信号に挿入されている関連情報に基づいて、前記保存手段から読み出す手段と
を有することを特徴とする。
【0016】
上記の課題を解決する第11の発明は、上記第8の発明又は第9の発明において、前記配信部は、
前記第1の映像信号と前記第2の映像信号とから成る立体映像の種類を識別する為の識別情報を生成する手段と、
前記生成された識別情報を前記第1の映像信号及び前記第2の映像信号の少なくとも一方に挿入する手段とを有し、
前記受信部は、
前記保存手段に前記受信手段で受信した第2の映像信号が保存され、
前記保存手段に保存された第1の映像信号又は第2の映像信号に挿入されている識別情報に基づいて、受信部で現在再生可能な立体映像のリストを表示する表示手段と、
ユーザにより前記表示手段で表示されたリストから特定の立体映像が指定されると、この指定された立体映像を生成する為の第1の映像信号及び第2の映像信号を前記保存されている第1の映像信号及び第2の映像信号に挿入されている関連情報に基づいて、前記保存手段から読み出す手段と
を有することを特徴とする。
【0017】
上記の課題を解決する第12の発明は、立体映像を生成する為の第1の映像信号と前記第1の映像信号と相補関係にある第2の映像信号とを用いて、立体映像の映像信号を送信する送信システムであって、
前記第1の映像信号と前記第2の映像信号とを関連付ける関連情報を生成する生成手段と、
前記生成された関連情報を前記第1の映像信号及び前記第2の映像信号に挿入する挿入手段と、
前記挿入手段によって前記関連情報が挿入された第1の映像信号を伝送し、前記第1の映像信号の伝送後の所定の期間経過後、前記挿入手段によって前記関連情報が挿入された第2の映像信号を伝送する伝送手段と
を有することを特徴とする。
【0018】
上記の課題を解決する第13の発明は、上記第12の発明において、前記送信システムは、
第1の映像信号のフレームと第2の映像信号のフレームとを同期させる同期情報を生成する手段と、
前記生成した同期情報を第1の映像信号と第2の映像信号とに挿入する手段とを有することを特徴とする。
【0019】
上記の課題を解決する第14の発明は、上記第12の発明又は第13の発明において、前記送信システムは、
前記第1の映像信号と前記第2の映像信号とから成る立体映像の内容を識別する為の識別情報を生成する手段と、
前記生成された識別情報を前記第1の映像信号及び前記第2の映像信号の少なくとも一方に挿入する手段と
を更に有することを特徴とする。
【0020】
上記の課題を解決する第15の発明は、立体映像を生成する為の第1の映像信号と前記第1の映像信号と相補関係にある第2の映像信号とを用いて、立体映像信号を伝送し、受信機で再生する伝送再生システムの受信機であって、
第1の映像信号又は第2の映像信号を受信する受信手段と、
第1の映像信号が保存される保存手段と、
前記受信手段で受信した映像信号の関連情報に基づいて、前記受信した映像信号が第1の映像信号又は第2の映像信号のいずれかであるかを判別する判別手段と、
前記受信した映像信号が前記判別手段により第1の映像信号と判別された場合、この第1の映像信号を前記保存手段に保存する手段と、
前記受信した映像信号が前記判別手段により第2の映像信号と判別された場合、前記第2の映像信号に挿入されている関連情報に基づいて、この第2の映像信号に対応する第1の映像信号の関連情報を前記保存されている第1の映像信号の関連情報から検索し、検索された関連情報に対応する第1の映像信号を前記保存手段から読み出す手段と、
前記読み出した第1の映像信号と、前記受信した第2の映像信号とに基づいて、立体映像を再生する再生手段と
を有することを特徴とする。
【0021】
上記の課題を解決する第16の発明は、上記第15の発明において、前記受信機は、
前記受信手段で受信した第2の映像信号に挿入されている同期情報と、前記保存手段から読み出した第1の映像信号に挿入されている同期情報とに基づいて、第1の映像信号のフレームと第2の映像信号のフレームとを同期させる手段を有することを特徴とする。
【0022】
上記の課題を解決する第17の発明は、上記第15の発明又は第16の発明において、前記受信機は、
前記保存手段に前記受信手段で受信した第2の映像信号が保存され、
ユーザにより前記保存手段に保存された第1の映像信号及び第2の映像信号から成る立体映像の再生が指示されると、前記第1の映像信号及び前記第2の映像信号を前記保存されている第1の映像信号及び第2の映像信号に挿入されている関連情報に基づいて、前記保存手段から読み出す手段と
を有することを特徴とする。
【0023】
上記の課題を解決する第18の発明は、上記第15の発明又は第16の発明において、前記受信機は、
前記保存手段に前記受信手段で受信した第2の映像信号が保存され、
前記保存手段に保存された第1の映像信号又は第2の映像信号に挿入されている識別情報に基づいて、受信機で現在再生可能な立体映像のリストを表示する表示手段と、
ユーザにより前記表示手段で表示されたリストから特定の立体映像が指定されると、この指定された立体映像を生成する為の第1の映像信号及び第2の映像信号を前記保存手段で保存されている第1の映像信号及び第2の映像信号に挿入されている関連情報に基づいて、前記保存手段から読み出す手段と、
を有することを特徴とする。
【0024】
上記の課題を解決する第19の発明は、立体映像を生成する為の第1の映像信号と前記第1の映像信号と相補関係にある第2の映像信号とを用いて、立体映像信号をサーバから送信し、端末装置で立体映像を再生する立体映像配信システムであって、
前記システムは、サーバと端末装置と、前記サーバと端末装置とを接続する通信回線とを有し、
前記サーバは、
前記第1の映像信号と前記第2の映像信号とを関連付ける関連情報の挿入された第1の映像信号及び第2の映像信号が保存されている保存手段と、
前記保存手段に保存されている第1の映像信号を送信し、前記第1の映像信号の送信後の所定の期間経過後、前記保存手段に保存されている第2の映像信号を送信する送信手段とを有し、
前記端末装置は、
前記サーバから送信されて来た第1の映像信号又は第2の映像信号を受信する受信手段と、
第1の映像信号が保存される保存手段と、
前記受信手段で受信した映像信号の関連情報に基づいて、前記受信した映像信号が第1の映像信号又は第2の映像信号のいずれかであるかを判別する判別手段と、
前記受信した映像信号が前記判別手段により第1の映像信号と判別された場合、この第1の映像信号を前記保存手段に保存する手段と、
前記受信した映像信号が前記判別手段により第2の映像信号と判別された場合、この第2の映像信号と対応する第1の映像信号の関連情報を前記保存手段に保存されている第1の映像信号の関連情報から検索し、検索された関連情報に対応する第1の映像信号を前記保存手段から読み出す手段と、
前記読み出した第1の映像信号と、前記受信した第2の映像信号とに基づいて、立体映像を再生する再生手段と
を有することを特徴とする。
【0025】
上記の課題を解決する第20の発明は、上記第19の発明において、前記端末装置は、
前記保存手段に前記受信手段で受信した第2の映像信号が保存され、
ユーザにより前記保存手段に保存された第1の映像信号及び第2の映像信号から成る立体映像の再生が指示されると、前記第1の映像信号及び前記第2の映像信号を前記保存されている第1の映像信号及び第2の映像信号に挿入されている関連情報に基づいて、前記保存手段から読み出す手段と
を有することを特徴とする。
【0026】
上記の課題を解決する第21の発明は、上記第19の発明において、前記サーバの保存手段には、前記関連情報に加え、前記第1の映像信号と前記第2の映像信号とから成る立体映像の種類を識別する為の識別情報が挿入された第1の映像信号と第2の映像信号とが保存され、
前記端末装置は、
前記保存手段に第2の映像信号が保存され、
前記保存手段に保存されている第1の映像信号又は第2の映像信号に挿入されている識別情報に基づいて、受信部で現在再生可能な立体映像のリストを表示する表示手段と、
ユーザにより前記表示手段で表示されたリストから特定の立体映像が指定されると、この指定された立体映像を生成する為の第1の映像信号及び第2の映像信号を前記保存手段で保存されている第1の映像信号及び第2の映像信号に挿入されている関連情報に基づいて、前記保存手段から読み出す手段と、
前記読み出した第1の映像信号と第2の映像信号とに基づいて、立体映像を再生する再生手段と
を有することを特徴とする。
【0027】
上記の課題を解決する第22の発明は、立体映像を再生させる為の第1の映像信号と前記第1の映像信号と相補関係にある第2の映像信号とを用いて、サーバと通信回線で接続されている端末装置に立体映像を再生させる為、サーバから前記第1の映像信号と前記第2の映像信号とを別々に送信する立体映像配信システムのサーバであって、
前記第1の映像信号と前記第2の映像信号とを関連付ける関連情報の挿入された第1の映像信号及び第2の映像信号が保存されている保存手段と、
前記保存手段に保存されている第1の映像信号を送信し、前記第1の映像信号の送信後の所定の期間経過後、前記保存手段に保存されている第2の映像信号を送信する送信手段と
を有すること特徴とする。
【0028】
上記の課題を解決する第23の発明は、上記第22の発明において、前記サーバの保存手段は、前記関連情報に加え、少なくとも一方に前記第1の映像信号と前記第2の映像信号とから成る立体映像の種類を識別する為の識別情報が挿入された第1の映像信号及び第2の映像信号が保存されていることを特徴とする。
【発明の実施の形態】
第1の実施の形態について説明する。
【0029】
本発明で用いられる立体映像信号は、第1の立体映像信号と第2の立体映像信号とから成り、第1の立体映像信号を左目用の立体映像信号(以下、L用映像信号と称する)とし、第2の立体映像信号を右目用の立体映像信号(以下、R用映像信号と称する)として説明する。このように、一つの立体映像を鑑賞する為に必要な関係の信号を、相補関係にある信号という。尚、相補関係にある信号は、左右の映像信号に限らず、例えば、一方の映像信号が左目用の映像信号と右目用の映像信号との加算信号又は差信号である場合も相補関係にある信号であり、このような処理をされた信号を含む概念である。
【0030】
また、L用映像信号は、複数の左目用のフレーム(以下、L用フレームと称する)から成るものであり、R用映像信号は、複数の右目用のフレーム(以下、R用フレームと称する)から成るものである。
【0031】
また、本実施の形態においては、ディジタル放送を前提にして説明する。
【0032】
以下、第1の実施の形態を具体的に説明する。
【0033】
尚、第1の実施の形態における説明では、先にL用映像信号を伝送システムから送信する場合について説明する。
【0034】
図1は本願発明の伝送再生システムのブロック図である。
【0035】
本願発明の伝送再生システムは、伝送システム100と受信機200とを有し、伝送システム100は、先ずL用映像信号を送信する。このL用映像信号を受信した受信機200は、このL用映像信号を保存すると共に、立体映像ではない通常の映像として再生する。その後、伝送システム100は、R用映像信号を立体放送番組の映像信号として送信する。このR用映像信号を受信した受信機200は、受信したR用映像信号と、保存したL用映像信号とに基づいて、立体映像を合成して表示する。
【0036】
以下、伝送システム100及び受信機200の構成について説明する。
【0037】
まず、伝送システム100の構成について説明する。
【0038】
図2は伝送システム100のブロック図である。
【0039】
101は立体映像生成部である。この立体映像生成部101は、立体映像信号に必要なL用映像信号と、このL用映像信号と相補関係にあるR用映像信号とを生成するものである。
【0040】
102は同期情報生成部である。この同期情報生成部102は、複数のL用フレームと、複数のR用フレームとをフレーム毎に同期させる為の同期情報を生成するものである。ここで、同期情報は、例えばタイムコード、フレーム番号等が考えられる。
【0041】
尚、以下の説明では、同期情報としてフレーム番号を用いる場合について説明する。例えば、複数のL用フレームをL1,L2,L3・・・とし、複数のR用フレームをR1,R2,R3・・・とした場合、フレーム番号は、同一タイミングで表示させるL1とR1とにフレーム番号“1”、同一タイミングで表示させるL2とR2とにフレーム番号“2”、同一タイミングで表示させるL3とR3とにフレーム番号“3”・・・となる。
【0042】
103はL用同期情報挿入部である。このL用同期情報挿入部103は、同期情報生成部102で生成された同期情報をL用映像信号に挿入するものである。
【0043】
104はR用同期情報挿入部である。このR用同期情報挿入部104は、同期情報生成部102で生成された同期情報をR用映像信号に挿入するものである。
【0044】
105は立体表示用関連情報生成部である。この立体表示用関連情報生成部105は、L用関連情報及びR用関連情報を生成するものである。ここで、図3に示す如く、L用関連情報及びR用関連情報は、立体識別情報、信号識別情報、及びID番号から成る。
【0045】
立体識別情報は、自映像信号が立体映像用の映像信号であるか否かを識別する為の情報である。例えば、立体識別情報の値が、“0”の場合、自映像信号が立体映像用の映像信号で無いことを示し、“1”の場合、自映像信号が立体映像用の映像信号であることを示す。
【0046】
信号識別情報は、自映像信号がL用映像信号又はR用映像信号のいずれの映像信号であるかを識別する為の情報である。信号識別情報の値が、“0”の場合、自映像信号がL用映像信号であることを示し、“1”の場合、自映像信号がR用映像信号であることを示す。
【0047】
ID番号は、所定の立体映像を構成する映像信号であることを識別する為のID番号である。例えば、所定の立体映像を構成する映像信号がL用映像信号αとR用映像信号βとである場合、L用映像信号αのL用関連情報及びR用映像信号βのR用関連情報のID番号には“1234”が記述される。
【0048】
106はR用関連情報挿入部である。このR用関連情報挿入部106は、立体表示用関連情報生成部105で生成されたR用関連情報をR用映像信号に挿入するものである。
【0049】
107はL用関連情報挿入部である。このL用関連情報挿入部107は、立体表示用関連情報生成部105で生成されたL用関連情報をL用映像信号に挿入するものである。
【0050】
108は第1の符号化部である。この符号化部108は、R用関連情報挿入部106からのR用映像信号を符号化するものである。
【0051】
109は第2の符号化部である。この符号化部109は、L用関連情報挿入部107からのL用映像信号を符号化するものである。
【0052】
110は保存部である。この保存部110は、符号化部108で符号化されたR用映像信号を保存するものである。
【0053】
111は送信部である。この送信部111は、符号化部109で符号化されたL用映像信号を受信機200に送信し、所定の期間経過後、保存部110に保存されているR用映像信号を受信機200に送信するものである。
【0054】
次に、受信機200の構成について説明する。
【0055】
図4は受信機200のブロック図である。
【0056】
尚、以下で説明する受信機200は、立体映像及び立体映像でない通常の映像も視聴できる受信機である。
【0057】
201は受信部である。この受信部201は、伝送システム100から送信されて来る映像信号を受信するものである。
【0058】
202は関連情報抽出部である。この関連情報抽出部202は、受信部201で受信した映像信号に挿入されている関連情報を抽出し、この抽出した関連情報の立体識別情報及び信号識別情報に基づいて、受信した映像信号がL用映像信号又はR用映像信号のいずれの映像信号であるかを判別するものである。例えば、関連情報抽出部202は、受信した映像信号に挿入されている関連情報の立体識別情報の値を調べ、立体識別情報の値が“1”である場合、受信した映像信号が立体映像用の映像信号であることを判別する。そして、関連情報抽出部202は、受信した映像信号が立体映像用の映像信号であることを判別すると、更に関連情報の信号識別情報の値を調べ、信号識別情報の値が“0”である場合、受信した映像信号がL用映像信号であると判別する。
【0059】
また、関連情報抽出部202は、受信した映像信号がL用映像信号であると判別した場合、受信したL用映像信号を書込部204に送信すると共に、L用映像信号を復号化部206に送信し、受信した映像信号がR用映像信号であると判別した場合、受信したR用映像信号を復号化部206に送信すると共に、抽出したR用関連情報を検索部205に送信するものである。
【0060】
203は保存部である。この保存部203は、書込部204により書き込まれたL用映像信号を保存するものである。
【0061】
204は書込部である。この書込部204は、関連情報抽出部202からL用映像信号を受信すると、L用映像信号を保存部203に保存させるものである。
【0062】
205は検索部である。この検索部205は、関連情報抽出部202からR用関連情報を受信すると、受信したR用関連情報のID番号と同じID番号が記述されているL用関連情報を保存部203から検索し、この検索したL用関連情報が挿入されているL用映像信号を保存部203から読み出すものである。
【0063】
206は第1の復号化部である。この復号化部206は、関連情報抽出部202から送信されて来たL用映像信号又はR用映像信号を復号化するものである。
【0064】
207は第2の復号化部である。この復号化部207は、検索部205からのL用映像信号を復号化するものである。
【0065】
208は同期部である。この同期部208は、復号化部206で復号化されたR用映像信号と、復号化部207で復号化されたL用映像信号とが入力されると、R用映像信号のフレームとL用映像信号のフレームとに付されているフレーム番号に基づいてR用フレームとL用フレームとを同期させるものである。また、復号化部206のみから映像信号を受信した場合、同期部208は、受信した映像信号を合成部209に送信するものである。
【0066】
209は合成部である。この合成部209は、同期部208で同期の取られたL用フレームとR用フレームとを受信すると、L用フレームとR用フレームを合成し、立体映像として表示部210に表示させるものである。また、同期部208からL用映像信号又はR用映像信号のいずれかのみ送信されて来た場合、合成部209は、映像信号を通常の映像信号として表示部210に表示させるものである。
【0067】
210は表示部である。この表示部210は、合成部209で合成されたL用フレームとR用フレームとを立体映像として表示するものである。また。表示部210は、合成部209からのL用映像信号又はR用映像信号のいずれかを通常の映像信号として表示するものである。
【0068】
続いて、上記構成における動作について説明する。
【0069】
まず、伝送システム100の立体映像生成部101は、立体映像として必要なL用映像信号及びR用映像信号を生成し、L用映像信号をL用同期情報挿入部103に送信し、R用映像信号をR用同期情報挿入部104に送信する。
【0070】
一方、同期情報生成部102は、同期情報としてL用フレームとR用フレームとに付すフレーム番号を生成する。例えば、立体映像を構成する、複数のL用フレームをL1,L2,L3,・・・・とし、複数のR用フレームをR1,R2,R3,・・・・とした場合、同期情報生成部102は、同一タイミングで表示させるL1とR1とにフレーム番号“1”、同一タイミングで表示させるL2とR2とにフレーム番号“2”、同一タイミングで表示させるL3とR3とにフレーム番号“3”・・・を生成する。
【0071】
そして、同期情報生成部102は、生成したフレーム番号をL用同期情報挿入部103及びR用同期情報挿入部104に送信する。
【0072】
同期情報生成部102からフレーム番号を受信したL用同期情報挿入部103は、受信したフレーム番号をL用映像信号のフレームに挿入してL用関連情報挿入部107に送信する。
【0073】
同様に、同期情報生成部102からフレーム番号を受信したR用同期情報挿入部104は、受信したフレーム番号をR用映像信号のフレームに挿入してR用関連情報挿入部106に送信する。
【0074】
更に、立体表示用関連情報生成部105は、L用関連情報及びR用関連情報を生成する。例えば、複数のL用フレーム(L1,L2,L3・・・)から成るL用映像信号と、複数のR用フレーム(R1,R2,R3・・・)から成るR用映像信号とが相補関係にある場合、立体表示用関連情報生成部105は、L用映像信号に挿入する為のL用関連情報(立体識別情報“1”,信号識別情報“0”,ID番号“1234”)と、R用映像信号に挿入する為のR用関連情報(立体識別情報“1”,信号識別情報“1”、ID番号“1234”)とを生成する。
【0075】
そして、立体表示用関連情報生成部105は、R用関連情報をR用関連情報挿入部106に送信し、L用関連情報をL用関連情報挿入部107に送信する。
【0076】
立体表示用関連情報生成部105からR用関連情報を受信したR用関連情報挿入部106は、受信したR用関連情報をR用同期情報挿入部104からのR用映像信号に挿入し、このR用関連情報を挿入したR用映像信号を符号化部108に送信する。
【0077】
R用関連情報挿入部106からR用映像信号を受信した符号化部108は、受信したR用映像信号を符号化する。この符号化されたR用映像信号は、保存部110に保存される。
【0078】
一方、立体表示用関連情報生成部105からL用関連情報を受信したL用関連情報挿入部107は、受信したL用関連情報をL用同期情報挿入部103からのL用映像信号に挿入し、このL用関連情報が挿入されたL用映像信号を符号化部109に送信する。
【0079】
L用関連情報挿入部107からL用映像信号を受信した符号化部109は、受信したL用映像信号を符号化する。この符号化されたL用映像信号は、送信部111を介して受信機200に送信される。
【0080】
伝送システム100から送信された映像信号(L用映像信号)を受信した受信機200の受信部201は、受信した映像信号を関連情報抽出部202に送信する。
【0081】
そして、関連情報抽出部202は、受信部201から送信されて来た映像信号から関連情報(L用関連情報)を抽出し、この抽出した関連情報から受信した映像信号が、立体映像用のL用映像信号であることを判別する。例えば、関連情報抽出部202は、受信した映像信号から関連情報を抽出すると、この抽出した関連情報の立体識別情報の値を調べ、立体識別情報の値が“1”である場合、受信した映像信号が立体映像用の映像信号であると判別する。そして、関連情報抽出部202は、受信した映像信号が立体映像用の映像信号であると判別すると、更に抽出した関連情報の信号識別情報の値を調べ、信号識別情報の値が0である場合、受信した映像信号がL用映像信号であると判別する。
【0082】
この結果、関連情報抽出部202は、受信したL用映像信号を書込部204に送信すると共に、同一のL用映像信号を復号化部206に送信する。この送信されたL用映像信号を受信した書込部204は、受信したL用映像信号を保存部203に保存させる。
【0083】
一方、復号化部206は、関連情報抽出部202からのL用映像信号を復号化する。この復号化されたL用映像信号は、同期部208及び合成部209を介して表示部210で通常の映像として表示される。
【0084】
このように伝送システム100から送信されたL用映像信号は、立体映像を生成する際に用いられるだけでなく、立体映像の映像信号ではない通常の映像信号としても用いられる。
【0085】
ところで、立体映像の視聴できない通常の受信機は、その受信機が対応していないオプション情報が挿入されている場合、その情報は無視する。従って、通常の受信機では、L用映像信号に挿入されているL用関連情報が無視され、立体映像の映像信号ではない通常の映像信号として再生される。このようにして、立体映像の視聴できない受信機においても、L用映像信号を用いて通常の映像を鑑賞することができる。
【0086】
所定の期間経過後、伝送システム100は、保存部110に保存されているR用映像信号を、再放送番組の映像信号として、送信部111を介して受信機200に送信する。
【0087】
伝送システム100から送信されて来た映像信号(R用映像信号)を受信した受信機200の受信部201は、受信した映像信号を関連情報抽出部202に送信する。
【0088】
そして、関連情報抽出部202は、受信部201から送信されて来た映像信号から関連情報(R用関連情報)を抽出し、この抽出した関連情報から受信した映像信号が、立体映像用のR用映像信号であることを判別する。例えば、関連情報抽出部202は、受信した映像信号から関連情報を抽出すると、この抽出した関連情報の立体識別情報の値を調べ、立体識別情報の値が“1”である場合、受信した映像信号が立体映像用の映像信号であると判別する。そして、関連情報抽出部202は、受信した映像信号が立体映像用の映像信号であると判別すると、更に抽出した関連情報の信号識別情報の値を調べ、信号識別情報の値が1である場合、受信した映像信号がR用映像信号であると判別する。
【0089】
この結果、関連情報抽出部202は、抽出したR用関連情報を検索部205に送信し、受信したR用映像信号を復号化部206に送信する。この送信されたR用映像信号を受信した復号化部206は、受信したR用映像信号を復号化して同期部208に送信する。
【0090】
一方、関連情報抽出部202からR用関連情報を受信した検索部205は、受信したR用関連情報のID番号と同じID番号の記述されているL用関連情報を保存部203から検索する。例えば、検索部205は、受信したR用関連情報のID番号が“1234”である場合、このID番号“1234”と同じID番号“1234”の記述されたL用関連情報を保存部203から検索する。
【0091】
そして、検索部205は、検索したL用関連情報の挿入されているL用映像信号を保存部203から読み出し、この読み出したL用映像信号を復号化部207に送信する。
【0092】
検索部205からL用映像信号を受信した復号化部207は、受信したL用映像信号を復号化し、この復号化したL用映像信号を同期部208に送信する。
【0093】
そして、同期部208は、復号化部206で復号化されたR用映像信号と復号化部207で復号化されたL用映像信号とを受信すると、R用映像信号のフレームとL用映像信号のフレームとに付されているフレーム番号に基づいて、R用フレームとL用フレームとを同期させる。例えば、同期部208は、R用フレームに付されているフレーム番号を調べ、このフレーム番号が“1”であった場合、フレーム番号“1”の付されているL用フレームとを同期させ、更にR用フレームに付されているフレーム番号を調べ、このフレーム番号が“2”であった場合、フレーム番号“2”の付されているL用フレームとを同期させ、・・・R用映像信号のR用フレームとL用映像信号のL用フレームとを同期させる。
【0094】
そして、同期部208は、同期させたR用フレームとL用フレームとを合成部209に送信する。この結果、合成部209は、同期部208から送信されて来たL用フレームとR用フレームとを合成して表示部210に送信する。
【0095】
そして、表示部210は、合成部209で合成されたL用フレームとR用フレームとを立体映像として表示する。
【0096】
ところで、立体映像の視聴できない通常の受信機では、伝送システム100から再放送番組の映像信号として送信されて来たR用映像信号が受信されると、上述したL用映像信号と同様に、受信されたR用映像信号に挿入されているR用関連情報は無視され、通常の映像信号として再生される。このようにして、立体映像の視聴できない受信機においても、R用映像信号を用いて通常の映像を鑑賞することができる。
【0097】
尚、第1の実施の形態では、伝送システム100からL用映像信号を送信した後にR用映像信号を送信する場合について説明したが、この場合に限るものではない。例えば、R用映像信号を送信した後にL用映像信号を送信するようにしても良い。
【0098】
また、L用関連情報及びR用関連情報は、立体識別情報、信号識別情報、及びID番号から成る場合について説明したが、この場合に限るものではない。例えば、図5に示す如く、L用関連情報及びR用映像信号に、ID番号、立体識別情報、信号識別情報、及び相手のID番号を付すようにしても良い。
【0099】
第2の実施の形態について説明する。
【0100】
第1の実施の形態では、伝送システムから送信されて来たL用映像信号を受信機の保存部に保存させ、後日、伝送システムから再放送番組の映像信号として送信されて来たR用映像信号と、受信機の保存部に保存させたL用映像信号とを用いて立体映像を鑑賞する場合について説明した。
【0101】
しかしながら、第1の実施の形態では、伝送システムからのR用映像信号を受信すると、リアルタイムに立体映像が受信機で再生されてしまう為、その後、再び立体映像を鑑賞することができない。
【0102】
そこで、本発明では、後日、伝送システムから再放送番組の映像信号として送信されて来たR用映像信号も受信機の保存部に保存させ、ユーザの好きな時に、受信機の保存部に保存させたL用映像信号及びR用映像信号を用いて、立体映像を鑑賞することができるようにすることを特徴とする。
【0103】
以下、第2の実施の形態を具体的に説明する。
【0104】
まず、本実施の形態の構成について説明する。
【0105】
尚、第2の実施の形態にあっては、上述した第1の実施の形態で説明した構成と相異する、伝送システムの立体表示用関連情報生成部と、受信機の書込部、検索部、及び番組リスト表示制御部とについて説明し、その他の構成は同様であるから、詳細な説明は省略する。
【0106】
また、第2の実施の形態における説明では、第1の実施の形態と同様に、先にL用映像信号を伝送システムから送信する場合について説明する。
【0107】
まず、伝送システム100の構成について説明する。
【0108】
図6は伝送システム100のブロック図である。
【0109】
105Aは立体表示用関連情報生成部である。この立体表示用関連情報生成部105Aは、L用関連情報とR用関連情報とを生成するものである。
【0110】
尚、R用関連情報には、第1の実施の形態で説明した立体識別情報、信号識別情報、ID番号の他に、L用映像信号及びR用映像信号から成る立体映像の内容を識別する為の識別情報を加える。ここで、識別情報は、立体映像の番組の番組名及び放送日、Gコード等が考えられる。
【0111】
尚、以下の説明では、識別情報を番組名及び放送日として説明する。
【0112】
次に、受信機200の構成について説明する。
【0113】
図7は受信機200のブロック図である。図8は番組リストを説明する為の図である。
【0114】
204Aは書込部である。この書込部204Aは、第1の実施の形態で説明した書込部204の機能に加え、関連情報抽出部202からのR用映像信号を保存部203に保存させるものである。
【0115】
205Aは検索部である。この検索部205Aは、ユーザがリモコン等で表示部210に表示された番組リストから特定の番組名を指定すると、この指定された番組名が記述されているR用関連情報を保存部203から検索し、この検索したR用関連情報に基づいて、R用映像信号と相補関係にあるL用映像信号のL用関連情報を保存部203から検索するものである。また、検索部205Aは、検索したL用関連情報とR用関連情報とに基づいて、L用映像信号とR用映像信号とを保存部203から読み出す。
【0116】
211は番組リスト表示制御部である。この番組リスト表示制御部211は、ユーザがリモコン等の操作により、現在受信機200で再生可能な立体映像の番組リストを表示するよう指示すると、保存部203に保存されているR用関連情報及びL用関連情報に基づいて、現在立体映像として再生可能な映像信号が存在する否かを判断し、再生可能な映像信号が存在する場合、この再生可能な立体映像におけるR用映像信号のR用関連情報に記述されている番組名及び放送日を表示部210に表示させるものである。
【0117】
続いて、上記構成における動作について説明する。
【0118】
まず、伝送システム100の立体映像生成部101は、立体映像として必要なL用映像信号及びR用映像信号を生成すると、L用映像信号をL用同期情報挿入部103に送信し、R用映像信号をR用同期情報挿入部104に送信する。
【0119】
一方、同期情報生成部102は、L用映像信号のフレーム及びR用映像信号のフレームに付すフレーム番号を生成してL用同期情報挿入部103及びR用同期情報挿入部104に送信する。
【0120】
そして、L用同期情報挿入部103は、同期情報生成部102からのフレーム番号を立体映像生成部101からのL用映像信号に挿入してL用関連情報挿入部107に送信し、R用同期情報挿入部104は、同期情報生成部102からのフレーム番号を立体映像生成部101からのR用映像信号に挿入してR用関連情報挿入部106に送信する。
【0121】
更に、立体表示用関連情報生成部105Aは、L用関連情報及びR用関連情報を生成する。例えば、複数のL用フレーム(L1,L2,L3・・・)から成るL用映像信号と、複数のR用フレーム(R1,R2,R3・・・)から成るR用映像信号とが相補関係にある場合、立体表示用関連情報生成部105Aは、L用関連情報(立体識別情報“1”,信号識別情報“0”,ID番号“1234”)と、R用関連情報(立体識別情報“1”,信号識別情報“1”、ID番号“1234”,番組名“A”、放送日“1月1日”)とを生成する。
【0122】
そして、立体表示用関連情報生成部105Aは、R用関連情報をR用関連情報挿入部106に送信し、L用関連情報をL用関連情報挿入部107に送信する。
【0123】
立体表示用関連情報生成部105AからR用関連情報を受信したR用関連情報挿入部106は、受信したR用関連情報をR用同期情報挿入部104からのR用映像信号に挿入する。このR用関連情報の挿入されたR用映像信号は、符号化部108で符号化され保存部110に保存される。
【0124】
一方、立体表示用関連情報生成部105AからL用関連情報を受信したL用関連情報挿入部107は、受信したL用関連情報をL用同期情報挿入部103からのL用映像信号に挿入する。このL用関連情報の挿入されたL用映像信号は、符号化部109及び送信部111を介して受信機200に送信される。
【0125】
伝送システム100から送信された映像信号(L用映像信号)を受信した受信機200の受信部201は、受信した映像信号を関連情報抽出部202に送信する。
【0126】
そして、関連情報抽出部202は、受信部201から送信されて来た映像信号から関連情報(L用関連情報)を抽出し、この抽出した関連情報に基づいて、受信した映像信号がL用映像信号であることを判別する。例えば、関連情報抽出部202は、受信した映像信号から関連情報を抽出すると、この抽出した関連情報の立体識別情報の値を調べ、立体識別情報の値が“1”である場合、受信した映像信号が立体映像用の映像信号であると判別する。そして、関連情報抽出部202は、受信した映像信号が立体映像用の映像信号であると判別すると、更にL用関連情報の信号識別情報の値を調べ、信号識別情報の値が0である場合、受信した映像信号がL用映像信号であると判別する。
【0127】
この結果、関連情報抽出部202は、受信したL用映像信号を書込部204Aに送信する。この送信されたL用映像信号を受信した書込部204Aは、受信したL用映像信号を保存部203に保存させる。
【0128】
ところで、伝送システム100は、所定の期間経過後、保存部110に保存されているR用映像信号を再放送番組の映像信号として、送信部111を介して受信機200に送信する。
【0129】
伝送システム100から送信されて来た映像信号(R用映像信号)を受信した受信機200の受信部201は、受信した映像信号を関連情報抽出部202に送信する。
【0130】
そして、関連情報抽出部202は、受信部201から送信されて来た映像信号から関連情報(R用関連情報)を抽出し、この抽出した関連情報に基づいて、受信した映像信号がR用映像信号であることを判別する。例えば、関連情報抽出部202は、受信した映像信号から関連情報を抽出すると、この抽出した関連情報の立体識別情報の値を調べ、立体識別情報の値が“1”である場合、受信した映像信号が立体映像用の映像信号であると判別する。そして、関連情報抽出部202は、受信した映像信号が立体映像用の映像信号であると判別すると、更に受信した関連情報の信号識別情報の値を調べ、信号識別情報の値が1である場合、受信した映像信号がR用映像信号であると判別する。
【0131】
この結果、関連情報抽出部202は、受信したR用映像信号を書込部204Aに送信する。この送信されたR用映像信号を受信した書込部204Aは、R用映像信号を保存部203に保存させる。
【0132】
上述のように、立体映像を生成する際に必要となるL用映像信号とR用映像信号とが受信機200に保存される。
【0133】
ユーザがリモコン等の操作により、現在受信機200で立体映像として再生可能な番組リストを表示するよう指示した場合、番組リスト表示制御部211は、保存部203に保存されているR用関連情報及びL用関連情報に基づいて、立体映像として再生可能な映像信号(R用映像信号及びL用映像信号)が存在するか否かを判断する。例えば、L用映像信号(L用関連情報:立体識別情報“1”、信号識別情報“0”,ID番号“1234”)と、このL用映像信号と相補関係にあるR用映像信号(R用関連情報:立体識別情報“1”、信号識別情報“1”、ID番号“1234”、番組名“A”、放送日“1月1日”)とが受信機200の保存部203に保存されている場合、番組リスト表示制御部211は、保存部203に保存されている関連情報の信号識別情報に“1”が記述されている関連情報(R用関連情報)を検索し、この検索したR用関連情報のID番号“1234”と同じID番号“1234”、かつ、信号識別情報“0”の記述されている関連情報(L用関連情報)が保存部203に存在するか否かを判別する。このID番号と信号識別情報の記述されたL用関連情報が保存部203に存在する場合、番組リスト表示制御部211は、立体映像として再生可能なR用映像信号及びL用映像信号が保存部203に存在することを判別する。この結果、番組リスト表示制御部211は、図8に示す如く、R用関連情報の番組名及び放送日を表示部210に表示させる。
【0134】
ユーザがリモコン等の操作により、表示部210に表示された番組リストから受信機200に表示させたい番組名を指定すると、検索部205Aは、指定された番組名が記述されているR用関連情報を保存部203から検索し、この検索したR用関連情報に基づいて、L用関連情報を保存部203から検索する。例えば、ユーザが番組名“A”を選択した場合、検索部205Aは、選択された番組名“A”が記述されている関連情報(R用関連情報)を保存部203から検索し、検索したR用関連情報のID番号“1234”と同じID番号“1234”、かつ信号識別情報“0”が記述されている関連情報(L用映像信号)を保存部203から検索する。
【0135】
そして、検索部205Aは、検索したR用関連情報の挿入されているR用映像信号と、検索したL用関連情報の挿入されているL用映像信号とを保存部203から読み出す。
【0136】
更に、検索部205Aは、読み出したL用映像信号を復号化部207に送信し、読み出したR用映像信号を復号化部206に送信する。
【0137】
検索部205AからL用映像信号を受信した復号化部207は、受信したL用映像信号を復号化し、この復号化したL用映像信号を同期部208に送信する。
【0138】
同様に、検索部205AからR用映像信号を受信した復号化部206は、受信したR用映像信号を復号化し、この復号化したR用映像信号を同期部208に送信する。
【0139】
そして、同期部208は、復号化部206で復号化されたR用映像信号と復号化部207で復号化されたL用映像信号とを受信すると、R用映像信号のフレームとL用映像信号のフレームとに付されているフレーム番号に基づいて、R用フレームとL用フレームとを同期させて合成部209に送信する。この結果、合成部209は、同期部208から送信されて来たL用フレームとR用フレームとを合成し、この合成したL用フレームとR用フレームとを表示部210に送信する。
【0140】
そして、表示部210は、合成部209で合成されたL用フレームとR用フレームとを立体映像として表示する。
【0141】
このようにして、ユーザは、受信機200の保存部203に保存されているL用映像信号とR用映像信号とにより、随時、立体映像を鑑賞することができる。
【0142】
尚、第2の実施の形態では、L用関連情報が、立体識別情報、信号識別情報、及びID番号からなり、R用関連情報が、立体識別情報、信号識別情報、ID番号、番組名、及び放送日から成る場合について説明したが、この場合に限るものではない。例えば、R用関連情報が、立体識別情報、信号識別情報、及びID番号からなり、L用関連情報が、立体識別情報、信号識別情報、ID番号、番組名、及び放送日から成るようにしても良い。
【0143】
また、受信機において、L用映像信号又はR用映像信号に含まれている関連情報(L用関連情報又はR用関連情報)のいずれの関連情報らからでも相手の映像信号が検索できるようL用関連情報及びR用映像信号に、ID番号、立体識別情報、信号識別情報、相手のID番号、番組名、及び放送日から成るようにしても良い。
【0144】
また、第1の実施の形態及び第2の形態では、ディジタル放送について説明したが、この場合に限るものではない。例えば、アナログ放送の場合にも本発明を用いることが出来る。
【0145】
また、第2の実施の形態では、受信機で再生する立体映像を特定する為に番組リストを用いる場合について説明したが、この場合に限るものではない。例えば、受信機が1番組分の立体映像しか保存できない場合、番組リストを表示させず、ユーザから立体映像の再生が指示されると、保存されているL用映像信号とR用映像信号とに基づいて、立体映像を再生するようにしても良い。
【0146】
第3の実施の形態について説明する。
【0147】
第1の実施の形態では、ディジタル放送の場合について説明した。
【0148】
第3の実施の形態では、映像信号を送信するサーバと、映像信号を受信する端末装置とがネットワークで繋がれているシステムにおいて、サーバから立体映像信号のR用映像信号と、立体映像信号のL用映像信号とを別々に送信し、立体映像を視聴できる端末装置はもちろんのこと、立体映像を視聴できない端末装置でも通常の映像として鑑賞することができるようにすることを特徴とする。
【0149】
以下、第3の実施の形態を具体的に説明する。
【0150】
尚、第3の実施の形態における説明では、第1の実施の形態と同様に先にL用映像信号をサーバから送信する場合について説明する。
【0151】
図9は第3の実施の形態における立体映像配信システムのブロック図である。
【0152】
図9中、100Cはサーバであり、200Cは端末装置である。そして、サーバ100Cと端末装置200Cはネットワーク(例えば、インターネット)で繋がれている。
【0153】
先ず、サーバ100Cの構成について説明する。
【0154】
図10はサーバ100Cのブロック図である。
【0155】
サーバ100Cは、保存部110C、及び送信部111Cを有している。
【0156】
保存部110Cは、L用関連情報の挿入されたL用映像信号と、R用関連情報が挿入されたR用映像信号とが保存されている。
【0157】
尚、L用関連情報及びR用関連情報は、第1の実施の形態と同様に、立体識別情報、信号識別情報、及びID番号から成る。また、L用映像信号及びR用映像信号に挿入される同期情報は、第1の実施の形態と同様にフレーム番号を用いる場合について説明する。
【0158】
送信部111Cは、保存部110Cに保存されているL用映像信号を端末装置200Cに送信し、所定の期間経過後、保存部110Cに保存されているR用映像信号を端末装置200Cに送信するものである。
【0159】
次に、端末装置200Cの構成について説明する。
【0160】
図11は端末装置200Cのブロック図である。
【0161】
尚、以下で説明する端末装置200Cは、立体映像及び立体映像でない通常の映像も視聴できる端末装置である。
【0162】
端末装置200Cは、受信部201C、関連情報抽出部202C、保存部203C、書込部204C、検索部205C、第1の復号化部206C、第2の復号化部207C、同期部208C、同期部208C、合成部209C、及び表示部210Cを有する。
【0163】
関連情報抽出部202Cは、受信部201Cで受信した映像信号に挿入されている関連情報を抽出し、この抽出した関連情報の信号識別情報に基づいて、受信した映像信号がL用映像信号又はR用映像信号のいずれの映像信号であるかを判別するものである。また、関連情報抽出部202Cは、受信した映像信号がL用映像信号であると判別した場合、受信したL用映像信号を書込部204Cに送信すると共に、L用映像信号を復号化部206Cに送信し、受信した映像信号がR用映像信号であると判別した場合、受信したR用映像信号を復号化部206Cに送信すると共に、抽出したR用関連情報を検索部205Cに送信するものである。
【0164】
書込部204Cは、関連情報抽出部202CからL用映像信号を受信すると、L用映像信号を保存部203Cに保存させるものである。
【0165】
検索部205Cは、関連情報抽出部202CからR用関連情報を受信すると、受信したR用関連情報のID番号と同じID番号が記述されているL用関連情報を保存部203Cから検索し、この検索したL用関連情報が挿入されているL用映像信号を保存部203Cから読み出すものである。
【0166】
復号化部206Cは、関連情報抽出部202Cから送信されて来たL用映像信号又はR用映像信号を復号化するものである。
【0167】
復号化部207Cは、検索部205CからのL用映像信号を復号化するものである。
【0168】
同期部208Cは、復号化部206Cで復号化されたR用映像信号と、復号化部207で復号化されたL用映像信号とを受信すると、R用映像信号のフレームとL用映像信号のフレームとに付されているフレーム番号に基づいてR用フレームとL用フレームとを同期させるものである。また、復号化部206Cのみから映像信号を受信した場合、同期部208Cは、受信した映像信号を合成部209Cに送信するものである。
【0169】
合成部209Cは、同期部208Cで同期の取られたL用フレームとR用フレームとを受信すると、L用フレームとR用フレームを合成し、立体映像として表示部210Cに表示させるものである。また、同期部208CからL用映像信号又はR用映像信号のいずれかのみ送信されて来た場合、合成部209Cは、映像信号を通常の映像信号として表示部210Cに表示させるものである。
【0170】
続いて、上記構成における動作について説明する。
【0171】
尚、以下の説明では、L用関連情報に、立体識別情報“1”,信号識別情報“0”,ID番号“1234”が記述され、R用関連情報に、立体識別情報“1”,信号識別情報“1”、ID番号“1234”が記述されているものとして説明する。
【0172】
まず、サーバ100Cは、保存部110Cに保存されているL用映像信号を送信部111Cを介して端末装置200Cに送信する。
【0173】
そして、端末装置200Cの関連情報抽出部202Cは、受信部201Cを介して受信した映像信号(L用映像信号)から関連情報(L用関連情報)を抽出し、関連情報の立体識別情報の値を調べ、立体識別情報の値が“1”である場合、受信した映像信号が立体映像用の映像信号であると判別する。この結果、抽出した関連情報の信号識別情報の値を調べ、信号識別情報の値が0である場合、受信した映像信号がL用映像信号であると判別する。
【0174】
これにより、関連情報抽出部202Cは、受信したL用映像信号を書込部204Cに送信すると共に、同一のL用映像信号を復号化部206Cに送信する。この送信されたL用映像信号を受信した書込部204Cは、受信したL用映像信号を保存部203Cに保存させる。
【0175】
一方、復号化部206Cは、関連情報抽出部202CからのL用映像信号を復号化する。この復号化されたL用映像信号は、同期部208C及び合成部209Cを介して表示部210Cで通常の映像として表示される。
【0176】
所定の期間経過後、サーバ100Cは、保存部110Cに保存されているR用映像信号を、再放送番組の映像信号として、送信部111Cを介して端末装置200Cに送信する。
【0177】
そして、端末装置200Cの関連情報抽出部202Cは、受信部201Cを介して受信した映像信号(R用映像信号)から関連情報(R用関連情報)を抽出し、関連情報の立体識別情報の値を調べ、立体識別情報の値が“1”である場合、受信した映像信号が立体映像用の映像信号であると判別する。この結果、抽出した関連情報の信号識別情報の値を調べ、信号識別情報の値が1である場合、受信した映像信号がR用映像信号であると判別する。
【0178】
これにより、関連情報抽出部202Cは、抽出したR用関連情報を検索部205Cに送信し、受信したR用映像信号を復号化部206Cに送信する。この送信されたR用映像信号を受信した復号化部206Cは、受信したR用映像信号を復号化して同期部208Cに送信する。
【0179】
一方、関連情報抽出部202CからR用関連情報を受信した検索部205Cは、受信したR用関連情報のID番号と同じID番号の記述されているL用関連情報を保存部203Cから検索してL用関連情報の挿入されているL用映像信号を保存部203Cから読み出し、この読み出したL用映像信号を復号化部207Cに送信する。このL用映像信号を受信した復号化部207Cは、受信したL用映像信号を復号化して同期部208Cに送信する。
【0180】
そして、同期部208Cは、復号化部206Cで復号化されたR用映像信号と復号化部207Cで復号化されたL用映像信号とを受信すると、R用映像信号のフレームとL用映像信号のフレームとに付されているフレーム番号に基づいて、R用フレームとL用フレームとを同期させ、同期させたR用フレームとL用フレームとを合成部209Cに送信する。この結果、合成部209Cは、L用フレームとR用フレームとを合成して表示部210Cに送信する。
【0181】
そして、表示部210Cは、合成部209Cで合成されたL用フレームとR用フレームとを立体映像として表示する。
【0182】
第4の実施の形態について説明する。
【0183】
第3の実施の形態では、サーバからネットワークを介して送信されて来たL用映像信号を端末装置の保存部に保存させ、後日、サーバから再放送番組の映像信号として送信されて来たR用映像信号と、端末装置の保存部に保存させたL用映像信号とを用いて立体映像を鑑賞する場合について説明した。
【0184】
しかしながら、第3の実施の形態では、サーバからのR用映像信号を受信すると、リアルタイムに立体映像が端末装置で再生されてしまう為、その後、再び立体映像を鑑賞することができない。
【0185】
そこで、本発明では、後日、サーバからネットワークを介して送信されて来たR用映像信号も端末装置の保存部に保存させ、ユーザの好きな時に、端末装置の保存部に保存させたL用映像信号及びR用映像信号を用いて、立体映像を鑑賞することができるようにすることを特徴とする。
【0186】
以下、第4の実施の形態を具体的に説明する。
【0187】
まず、第4の実施の形態における構成について説明する。
【0188】
尚、第4の実施の形態にあっては、上述した第3の実施の形態で説明した構成と相異する、サーバの保存部と、端末装置の書込部、検索部、及び番組リスト表示制御部とについて説明し、その他の構成は同様であるから、詳細な説明は省略する。
【0189】
また、第4の実施の形態における説明では、第3の実施の形態と同様に、先にL用映像信号をサーバから送信する場合について説明する。
【0190】
まず、サーバ100Cの構成について説明する。
【0191】
図12はサーバ100Cのブロック図である。
【0192】
保存部110Dは、L用関連情報の挿入されたL用映像信号と、R用関連情報の挿入されたR用映像信号とが保存されている。尚、R用関連情報には、第3の実施の形態で説明したR用関連情報の情報の他に、識別情報(番組名及び放送日)が記述されている。
【0193】
次に、端末装置200Cの構成について説明する。
【0194】
図13は端末装置200Cのブロック図である。
【0195】
書込部204Dは、第3の実施の形態で説明した書込部204Cの機能に加え、関連情報抽出部202CからのR用映像信号を保存部203Cに保存させるものである。
【0196】
検索部205Dは、ユーザがキー操作で表示部210Cに表示された番組リストから特定の番組名を指定すると、この指定された番組名が記述されているR用関連情報を保存部203Cから検索し、この検索したR用関連情報に基づいて、R用映像信号と相補関係にあるL用映像信号のL用関連情報を保存部203Cから検索するものである。また、検索部205Dは、検索したL用関連情報とR用関連情報とに基づいて、L用映像信号とR用映像信号とを保存部203Cから読み出すものである。
【0197】
番組リスト表示制御部211Dは、ユーザがキー操作により、現在端末装置200Cで再生可能な立体映像の番組リストを表示するよう指示すると、保存部203Cに保存されているR用関連情報及びL用関連情報に基づいて、現在立体映像として再生可能な映像信号が存在する否かを判断し、再生可能な映像信号が存在する場合、この再生可能な立体映像におけるR用映像信号のR用関連情報に示されている番組名及び放送日を表示部210Cに表示させるものである。
【0198】
続いて、上記構成における動作について説明する。
【0199】
尚、以下の説明では、L用関連情報に、立体識別情報“1”,信号識別情報“0”,ID番号“1234”が記述され、R用関連情報に、立体識別情報“1”,信号識別情報“1”、ID番号“1234”、番組名“A”、放送日“1月1日”が記述されているものとして説明する。
【0200】
まず、サーバ100Cは、保存部110Dに保存されているL用映像信号を送信部111Cを介して端末装置200Cに送信する。
【0201】
そして、端末装置200Cの関連情報抽出部202Cは、受信部201Cを介して受信した映像信号(L用映像信号)から関連情報(L用関連情報)を抽出し、関連情報の立体識別情報の値を調べ、立体識別情報の値が“1”である場合、受信した映像信号が立体映像用の映像信号であると判別する。この結果、抽出した関連情報の信号識別情報の値を調べ、信号識別情報の値が0である場合、受信した映像信号がL用映像信号であると判別する。
【0202】
これにより、関連情報抽出部202Cは、受信したL用映像信号を書込部204Dに送信する。この送信されたL用映像信号を受信した書込部204Dは、受信したL用映像信号を保存部203Cに保存させる。
【0203】
ところで、サーバ100Cは、所定の期間経過後、保存部110Dに保存されているR用映像信号を再放送番組の映像信号として、送信部111Cを介して端末装置200Cに送信する。
【0204】
そして、端末装置200Cの関連情報抽出部202Cは、受信部201Cを介して受信した映像信号(R用映像信号)から関連情報(R用関連情報)を抽出し、関連情報の立体識別情報の値を調べ、立体識別情報の値が“1”である場合、受信した映像信号が立体映像用の映像信号であると判別する。この結果、抽出した関連情報の信号識別情報の値を調べ、信号識別情報の値が1である場合、受信した映像信号がR用映像信号であると判別する。
【0205】
これにより、関連情報抽出部202Cは、受信したR用映像信号を書込部204Dに送信する。この送信されたR用映像信号を受信した書込部204Dは、R用映像信号を保存部203Cに保存させる。
【0206】
上述のように、立体映像を生成する際に必要となるL用映像信号とR用映像信号とが端末装置200Cに保存される。
【0207】
ユーザがキー等の操作により、現在端末装置200Cで立体映像として再生可能な番組リストを表示するよう指示した場合、番組リスト表示制御部211Dは、保存部203Cに保存されている関連情報の信号識別情報に“1”が記述されている関連情報(R用関連情報)を検索し、この検索したR用関連情報のID番号“1234”と同じID番号“1234”、かつ、信号識別情報“0”の記述されている関連情報(L用関連情報)が保存部203Cに存在するか否かを判別する。このID番号と信号識別情報の記述されたL用関連情報が保存部203Cに存在する場合、番組リスト表示制御部211Dは、立体映像として再生可能なR用映像信号及びL用映像信号が保存部203Cに存在することを判別する。この結果、番組リスト表示制御部211Dは、R用関連情報の番組名及び放送日を表示部210Cに表示させる。
【0208】
更に、ユーザがキー等の操作により、表示部210Cに表示された番組リストから端末装置200Cに表示させたい番組名“A”を指定すると、検索部205Dは、選択された番組名“A”が記述されているR用関連情報を保存部203Cから検索し、検索したR用関連情報のID番号“1234”と同じID番号“1234”が記述されているL用関連情報を保存部203Cから検索する。
【0209】
そして、検索部205Dは、検索したR用関連情報の挿入されているR用映像信号と、検索したL用関連情報の挿入されているL用映像信号とを保存部203Cから読み出し、L用映像信号を復号化部207Cに、R用映像信号を復号化部206Cに送信する。このL用映像信号を受信した復号化部207Cは、受信したL用映像信号を復号化して同期部208Cに送信する。
【0210】
同様に、検索部205DからR用映像信号を受信した復号化部206Cは、受信したR用映像信号を復号化して同期部208Cに送信する。
【0211】
そして、同期部208Cは、復号化部206CからのR用映像信号と復号化部207CからのL用映像信号とを受信すると、R用映像信号のフレームとL用映像信号のフレームとに付されているフレーム番号に基づいて、R用フレームとL用フレームとを同期させて合成部209Cに送信する。この結果、合成部209Cは、L用フレームとR用フレームとを合成して表示部210Cに送信する。
【0212】
そして、表示部210Cは、合成部209Cで合成されたL用フレームとR用フレームとを立体映像として表示する。
【0213】
尚、第3の実施の形態、及び第4の形態では、サーバから送信されたL用映像信号及びR用映像信号を端末装置が受信して立体映像を再生する場合について説明したが、この場合に限るものではない。例えば、端末装置がサーバに対して所定の立体映像のL用映像信号及びR用映像信号の送信を要求し、この要求に対してサーバがL用映像信号及びR用映像信号を送信するようにしても良い。
【0214】
【発明の効果】
本発明によれば、左目用映像信号と右目用映像信号とを別々に送信する為、立体映像を視聴できない受信機においても、通常の映像として鑑賞することができる。
【0215】
また、本発明によれば、左目用映像信号と右目用映像信号を別々に送信する為、狭い帯域幅でも立体映像信号を送信することができるという優れた効果を奏する。
【0216】
また、本発明によれば、立体映像を視聴したいユーザは、同一番組を二度受信機に受信させる必要がある為、再放送番組の視聴率を向上させることができるという優れた効果を奏する。
【0217】
また、本発明によれば、受信機の保存部に左目用映像信号及び右目用映像信号を保存させ、立体映像の番組情報を表示できるようにすることで、いつでも、立体映像を鑑賞することができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】伝送再生システムのブロック図である。
【図2】伝送システムのブロック図である。
【図3】関連情報を説明する為の図である。
【図4】受信機のブロック図である。
【図5】関連情報を説明する為の図である。
【図6】伝送システムのブロック図である。
【図7】受信機のブロック図である。
【図8】番組リストを説明する為の図である。
【図9】立体映像配信システムのブロック図である。
【図10】サーバのブロック図である。
【図11】端末装置のブロック図である。
【図12】サーバのブロック図である。
【図13】端末装置のブロック図である。
【符号の説明】
101 立体映像生成部
102 同期情報生成部
103 L用同期情報挿入部
104 R用同期情報挿入部
105,105A 立体表示用関連情報生成部
106 R用関連情報挿入部
107 L用関連情報挿入部
108,109 符号化部
110 保存部
111 送信部
201 受信部
202 関連情報抽出部
203 保存部
204,204A 書込部
205,205A 検索部
206,207 復号化部
208 同期部
209 合成部
210 表示部
211D 番組リスト表示制御部
100C サーバ
200C 端末装置

Claims (23)

  1. 立体映像を生成する為の第1の映像信号と前記第1の映像信号と相補関係にある第2の映像信号とを用いて、配信部から立体映像信号を伝送し、受信部で再生する伝送再生方法であって、
    配信部において、前記第1の映像信号と前記第2の映像信号とを関連付ける関連情報を第1の映像信号及び第2の映像信号に挿入するステップと、
    配信部において、前記関連情報の挿入された第1の映像信号を伝送するステップと、
    受信部において、前記伝送された第1の映像信号を受信し、この受信した第1の映像信号を保存するステップと、
    配信部において、前記第1の映像信号の伝送後の所定の期間経過後、前記関連情報の挿入された第2の映像信号を伝送するステップと、
    受信部において、前記伝送された第2の映像信号を受信し、この受信した第2の映像信号に挿入されている関連情報に基づいて、この第2の映像信号に対応する第1の映像信号の関連情報を前記保存されている第1の映像信号の関連情報から検索し、検索された関連情報に対応する第1の映像信号を読み出すステップと、
    受信部において、前記読み出した第1の映像信号と、前記受信した第2の映像信号とに基づいて、立体映像を再生するステップと
    を有することを特徴とする伝送再生方法。
  2. 前記伝送再生方法は、
    配信部において、第1の映像信号のフレームと第2の映像信号のフレームとを同期させる同期情報を第1の映像信号と第2の映像信号とに挿入するステップと、
    受信部において、前記受信した第2の映像信号に挿入されている同期情報と、前記読み出した第1の映像信号に挿入されている同期情報とに従って、第1の映像信号のフレームと第2の映像信号のフレームとを同期させるステップと
    を更に有することを特徴とする請求項1に記載の伝送再生方法。
  3. 伝送再生方法は、
    受信部において、前記第1の映像信号の伝送後の所定の期間経過後、配信部から送信されてきた第2の映像信号を受信し、この受信した第2の映像信号を保存するステップと、
    受信部において、ユーザにより前記保存された第1の映像信号及び第2の映像信号から成る立体映像の再生が指示されると、前記保存されている第1の映像信号及び前記第2の映像信号を前記保存されている第1の映像信号及び第2の映像信号に挿入されている関連情報に基づいて、読み出すステップと、
    受信部において、前記読み出した第1の映像信号と第2の映像信号とに基づいて、立体映像を再生するステップと
    を更に有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の伝送再生方法。
  4. 伝送再生方法は、
    配信部において、前記関連情報に加え、前記第1の映像信号と前記第2の映像信号とから成る立体映像の内容を識別する為の識別情報を前記第1の映像信号及び前記第2の映像信号の少なくとも一方に挿入するステップと、
    受信部において、前記第1の映像信号の伝送後の所定の期間経過後、配信部から送信されてきた第2の映像信号を受信し、この受信した第2の映像信号を保存するステップと、
    受信部において、前記保存された第1の映像信号又は第2の映像信号に挿入されている識別情報に基づいて、受信部で現在再生可能な立体映像のリストを表示するステップと、
    受信部において、ユーザにより前記リストから特定の立体映像が指定されると、この指定された立体映像を生成する為の第1の映像信号及び第2の映像信号を前記保存されている第1の映像信号及び第2の映像信号に挿入されている関連情報に基づいて、読み出すステップと、
    受信部において、前記読み出した第1の映像信号と第2の映像信号とに基づいて、立体映像を再生するステップと
    を更に有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の伝送再生方法。
  5. 立体映像を生成する為の第1の映像信号と前記第1の映像信号と相補関係にある第2の映像信号とを伝送する伝送方法であって、
    配信部において、前記第1の映像信号と前記第2の映像信号とを関連付ける関連情報を第1の映像信号及び第2の映像信号に挿入するステップと、
    配信部において、前記関連情報の挿入された第1の映像信号を伝送するステップと、
    配信部において、前記第1の映像信号の伝送後の所定の期間経過後、前記関連情報の挿入された第2の映像信号を伝送するステップと
    を有することを特徴とする伝送方法。
  6. 前記伝送方法は、
    配信部において、第1の映像信号のフレームと第2の映像信号のフレームとを同期させる同期情報を第1の映像信号と第2の映像信号とに挿入するステップを更に有することを特徴とする請求項5に記載の伝送方法。
  7. 前記伝送方法は、
    配信部において、前記関連情報に加え、前記第1の映像信号と前記第2の映像信号とから成る立体映像の種類を識別する為の識別情報を前記第1の映像信号及び前記第2の映像信号の少なくとも一方に挿入するステップを更に有することを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の伝送方法。
  8. 配信部と受信部とを有し、立体映像を生成する為の第1の映像信号と前記第1の映像信号と相補関係にある第2の映像信号とを用いて、配信部から立体映像信号を伝送し、受信部で再生する伝送再生システムであって、
    前記配信部は、
    前記第1の映像信号と前記第2の映像信号とを関連付ける関連情報を生成する生成手段と、
    前記生成された関連情報を前記第1の映像信号及び前記第2の映像信号に挿入する挿入手段と、
    前記挿入手段によって前記関連情報が挿入された第1の映像信号を伝送し、前記第1の映像信号の伝送後の所定の期間経過後、前記挿入手段によって前記関連情報が挿入された第2の映像信号を伝送する伝送手段とを有し、
    前記受信部は、
    前記配信部から伝送されて来た第1の映像信号又は第2の映像信号を受信する受信手段と、
    第1の映像信号が保存される保存手段と、
    前記受信手段で受信した映像信号に挿入されている関連情報に基づいて、前記受信した映像信号が第1の映像信号又は第2の映像信号のいずれかであるかを判別する判別手段と、
    前記受信した映像信号が前記判別手段により第1の映像信号と判別された場合、この第1の映像信号を前記保存手段に保存させる手段と、
    前記受信した映像信号が前記判別手段により第2の映像信号と判別された場合、前記第2の映像信号に挿入されている関連情報に基づいて、この第2の映像信号と対応する第1の映像信号の関連情報を前記保存手段に保存されている第1の映像信号の関連情報から検索し、検索された関連情報に対応する第1の映像信号を読み出す手段と、
    前記読み出した第1の映像信号と、前記受信した第2の映像信号とに基づいて、立体映像を再生する再生手段と
    を有することを特徴とする伝送再生システム。
  9. 前記配信部は、
    第1の映像信号のフレームと第2の映像信号のフレームとを同期させる同期情報を生成する手段と、
    前記生成した同期情報を第1の映像信号と第2の映像信号とに挿入する手段とを有し、
    前記受信部は、
    前記受信手段で受信した第2の映像信号に挿入されている同期情報と、前記保存手段から読み出された第1の映像信号に挿入されている同期情報とに基づいて、第1の映像信号のフレームと第2の映像信号のフレームとを同期させる手段を有することを特徴とする請求項8に記載の伝送再生システム。
  10. 前記受信部は、
    前記保存手段に前記受信手段で受信した第2の映像信号が保存され、
    ユーザにより前記保存手段に保存された第1の映像信号及び第2の映像信号から成る立体映像の再生が指示されると、前記第1の映像信号及び前記第2の映像信号を前記保存されている第1の映像信号及び第2の映像信号に挿入されている関連情報に基づいて、前記保存手段から読み出す手段と
    を有することを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の伝送再生システム。
  11. 前記配信部は、
    前記第1の映像信号と前記第2の映像信号とから成る立体映像の種類を識別する為の識別情報を生成する手段と、
    前記生成された識別情報を前記第1の映像信号及び前記第2の映像信号の少なくとも一方に挿入する手段とを有し、
    前記受信部は、
    前記保存手段に前記受信手段で受信した第2の映像信号が保存され、
    前記保存手段に保存された第1の映像信号又は第2の映像信号に挿入されている識別情報に基づいて、受信部で現在再生可能な立体映像のリストを表示する表示手段と、
    ユーザにより前記表示手段で表示されたリストから特定の立体映像が指定されると、この指定された立体映像を生成する為の第1の映像信号及び第2の映像信号を前記保存されている第1の映像信号及び第2の映像信号に挿入されている関連情報に基づいて、前記保存手段から読み出す手段と
    を有することを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の伝送再生システム。
  12. 立体映像を生成する為の第1の映像信号と前記第1の映像信号と相補関係にある第2の映像信号とを用いて、立体映像の映像信号を送信する送信システムであって、
    前記第1の映像信号と前記第2の映像信号とを関連付ける関連情報を生成する生成手段と、
    前記生成された関連情報を前記第1の映像信号及び前記第2の映像信号に挿入する挿入手段と、
    前記挿入手段によって前記関連情報が挿入された第1の映像信号を伝送し、前記第1の映像信号の伝送後の所定の期間経過後、前記挿入手段によって前記関連情報が挿入された第2の映像信号を伝送する伝送手段と
    を有することを特徴とする送信システム。
  13. 前記送信システムは、
    第1の映像信号のフレームと第2の映像信号のフレームとを同期させる同期情報を生成する手段と、
    前記生成した同期情報を第1の映像信号と第2の映像信号とに挿入する手段とを有することを特徴とする請求項12記載の送信システム。
  14. 前記送信システムは、
    前記第1の映像信号と前記第2の映像信号とから成る立体映像の内容を識別する為の識別情報を生成する手段と、
    前記生成された識別情報を前記第1の映像信号及び前記第2の映像信号の少なくとも一方に挿入する手段と
    を更に有することを特徴とする請求項12又は請求項13に記載の送信システム。
  15. 立体映像を生成する為の第1の映像信号と前記第1の映像信号と相補関係にある第2の映像信号とを用いて、立体映像信号を伝送し、受信機で再生する伝送再生システムの受信機であって、
    第1の映像信号又は第2の映像信号を受信する受信手段と、
    第1の映像信号が保存される保存手段と、
    前記受信手段で受信した映像信号の関連情報に基づいて、前記受信した映像信号が第1の映像信号又は第2の映像信号のいずれかであるかを判別する判別手段と、
    前記受信した映像信号が前記判別手段により第1の映像信号と判別された場合、この第1の映像信号を前記保存手段に保存する手段と、
    前記受信した映像信号が前記判別手段により第2の映像信号と判別された場合、前記第2の映像信号に挿入されている関連情報に基づいて、この第2の映像信号に対応する第1の映像信号の関連情報を前記保存されている第1の映像信号の関連情報から検索し、検索された関連情報に対応する第1の映像信号を前記保存手段から読み出す手段と、
    前記読み出した第1の映像信号と、前記受信した第2の映像信号とに基づいて、立体映像を再生する再生手段と
    を有することを特徴とする伝送再生システムの受信機。
  16. 前記受信機は、
    前記受信手段で受信した第2の映像信号に挿入されている同期情報と、前記保存手段から読み出した第1の映像信号に挿入されている同期情報とに基づいて、第1の映像信号のフレームと第2の映像信号のフレームとを同期させる手段を有することを特徴とする請求項15に記載の伝送再生システムの受信機。
  17. 前記受信機は、
    前記保存手段に前記受信手段で受信した第2の映像信号が保存され、
    ユーザにより前記保存手段に保存された第1の映像信号及び第2の映像信号から成る立体映像の再生が指示されると、前記第1の映像信号及び前記第2の映像信号を前記保存されている第1の映像信号及び第2の映像信号に挿入されている関連情報に基づいて、前記保存手段から読み出す手段と
    を有することを特徴とする請求項15又は請求項16に記載の伝送再生システムの受信機。
  18. 前記受信機は、
    前記保存手段に前記受信手段で受信した第2の映像信号が保存され、
    前記保存手段に保存された第1の映像信号又は第2の映像信号に挿入されている識別情報に基づいて、受信機で現在再生可能な立体映像のリストを表示する表示手段と、
    ユーザにより前記表示手段で表示されたリストから特定の立体映像が指定されると、この指定された立体映像を生成する為の第1の映像信号及び第2の映像信号を前記保存手段で保存されている第1の映像信号及び第2の映像信号に挿入されている関連情報に基づいて、前記保存手段から読み出す手段と、
    を有することを特徴とする請求項15又は請求項16に記載の伝送再生システムの受信機。
  19. 立体映像を生成する為の第1の映像信号と前記第1の映像信号と相補関係にある第2の映像信号とを用いて、立体映像信号をサーバから送信し、端末装置で立体映像を再生する立体映像配信システムであって、
    前記システムは、サーバと端末装置と、前記サーバと端末装置とを接続する通信回線とを有し、
    前記サーバは、
    前記第1の映像信号と前記第2の映像信号とを関連付ける関連情報の挿入された第1の映像信号及び第2の映像信号が保存されている保存手段と、
    前記保存手段に保存されている第1の映像信号を送信し、前記第1の映像信号の送信後の所定の期間経過後、前記保存手段に保存されている第2の映像信号を送信する送信手段とを有し、
    前記端末装置は、
    前記サーバから送信されて来た第1の映像信号又は第2の映像信号を受信する受信手段と、
    第1の映像信号が保存される保存手段と、
    前記受信手段で受信した映像信号の関連情報に基づいて、前記受信した映像信号が第1の映像信号又は第2の映像信号のいずれかであるかを判別する判別手段と、
    前記受信した映像信号が前記判別手段により第1の映像信号と判別された場合、この第1の映像信号を前記保存手段に保存する手段と、
    前記受信した映像信号が前記判別手段により第2の映像信号と判別された場合、この第2の映像信号と対応する第1の映像信号の関連情報を前記保存手段に保存されている第1の映像信号の関連情報から検索し、検索された関連情報に対応する第1の映像信号を前記保存手段から読み出す手段と、
    前記読み出した第1の映像信号と、前記受信した第2の映像信号とに基づいて、立体映像を再生する再生手段と
    を有することを特徴とする立体映像配信システム。
  20. 前記端末装置は、
    前記保存手段に前記受信手段で受信した第2の映像信号が保存され、
    ユーザにより前記保存手段に保存された第1の映像信号及び第2の映像信号から成る立体映像の再生が指示されると、前記第1の映像信号及び前記第2の映像信号を前記保存されている第1の映像信号及び第2の映像信号に挿入されている関連情報に基づいて、前記保存手段から読み出す手段と
    を有することを特徴とする請求項19に記載の立体映像配信システム。
  21. 前記サーバの保存手段には、前記関連情報に加え、前記第1の映像信号と前記第2の映像信号とから成る立体映像の種類を識別する為の識別情報が挿入された第1の映像信号と第2の映像信号とが保存され、
    前記端末装置は、
    前記保存手段に第2の映像信号が保存され、
    前記保存手段に保存されている第1の映像信号又は第2の映像信号に挿入されている識別情報に基づいて、受信部で現在再生可能な立体映像のリストを表示する表示手段と、
    ユーザにより前記表示手段で表示されたリストから特定の立体映像が指定されると、この指定された立体映像を生成する為の第1の映像信号及び第2の映像信号を前記保存手段で保存されている第1の映像信号及び第2の映像信号に挿入されている関連情報に基づいて、前記保存手段から読み出す手段と、
    前記読み出した第1の映像信号と第2の映像信号とに基づいて、立体映像を再生する再生手段と
    を有することを特徴とする請求項19に記載の立体映像配信システム。
  22. 立体映像を再生させる為の第1の映像信号と前記第1の映像信号と相補関係にある第2の映像信号とを用いて、サーバと通信回線で接続されている端末装置に立体映像を再生させる為、サーバから前記第1の映像信号と前記第2の映像信号とを別々に送信する立体映像配信システムのサーバであって、
    前記第1の映像信号と前記第2の映像信号とを関連付ける関連情報の挿入された第1の映像信号及び第2の映像信号が保存されている保存手段と、
    前記保存手段に保存されている第1の映像信号を送信し、前記第1の映像信号の送信後の所定の期間経過後、前記保存手段に保存されている第2の映像信号を送信する送信手段と
    を有すること特徴とする立体映像配信システムのサーバ。
  23. 前記サーバの保存手段は、前記関連情報に加え、少なくとも一方に前記第1の映像信号と前記第2の映像信号とから成る立体映像の種類を識別する為の識別情報が挿入された第1の映像信号及び第2の映像信号が保存されていることを特徴とする請求項22に記載の立体映像配信システムのサーバ。
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