JP2004039669A - 半導体製造装置用薬品容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】液体原料2中に進入する仕切板7が薬品容器1内に垂下されており、この容器1内は液体原料2を気化するバブリング室51と液体原料2の液面を一定の高さに保つための加圧室52とに仕切られている。バブリング室51にはバブリングガス4を原料液体2内に吹き込むためのバブリングガス導入管3と気化ガス6をバブリング室51から取り出すための気化ガス導出管5が設けられている。また、加圧室52には加圧ガス9を加圧室52内に導入するための加圧ガス導入管8が設けられている。バブリング室51及び加圧室52には、液体原料2の液面を検出する上限センサ10、下限センサ11及び下限センサ12が設置されている。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体製造装置用薬品容器に関し、特に半導体基板への不純物拡散工程又は気相成長による薄膜成膜工程において、常温で液体である原料液体を気化ガスとして供給するための半導体製造装置用薬品容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は従来の半導体製造装置用薬品容器102を示す。この半導体製造装置用薬品容器102においては、気密的に密閉可能な容器1の上壁から、この容器内の液体原料2中にバブリング用ガス導入管3を浸漬し、このバブリング用ガス導入管3から液体原料2中に不活性ガス4を吹込んで液体原料2をバブリングすることによって液体原料2の気化ガス6を得る。この気化ガス6は、容器1に設けた気化ガス導出管5から取り出され、半導体装置の製造工程に供給される。
【0003】
図5(a)乃至(c)は、この半導体製造装置用薬品容器102の動作を示す断面図である。先ず、図5(a)に示すように、ガス導入管3又は導出管5の何れかを介して液体原料2を密閉容器1内に一定量注入する。次に、図5(b)に示すように、バブリングガス導入管3から不活性ガス4を導入することにより液体原料2を気化させる。この気化ガス6は、気化ガス導出管5から外部に取り出され、不純物拡散装置又は気相成長装置に送られる。
【0004】
バブリング後の気化ガス6の濃度は、バブリング用不活性ガス4がバブリングガス導入管3の下端から液体原料2に吹き込まれ、液体原料2中を通過する距離と時間に比例し、従って気化ガス6の濃度は液体原料2の残量に依存する。よって、図5(c)に示すように、バブリングによる液体原料2の気化が進行して、液体原料2の残量が減少すると、容器1内における気化ガス6の濃度は次第に低下し、更に残量が少なくなると、気化ガス6は飽和濃度に達しない状態で容器1外に導出されるようになる。このように、気化ガス6の濃度が経時的に減少していく状態で半導体基板への不純物拡散工程又は気相成長による薄膜成膜工程を実施すると、不純物拡散量の経時的変化又は気相成長した薄膜の膜質変化等を引き起こし、後工程での加工精度の低下及びデバイス特性の劣化等、最終半導体製品の品質を低下させるという問題点がある。
【0005】
このような、従来の半導体製造装置用薬品容器102の問題点を解決する技術として、特開平4−177826号公報に開示された容器がある。図6は、この従来の半導体製造装置用薬品容器103を示す図である。この半導体製造装置用薬品容器103においては、気密的に密閉可能な容器1の内側を上部と下部に水平に2分割する仕切板7が設けられている。また、この容器1の上壁には、容器1内の仕切板7の上方に液体原料2を供給する原料導入管13が設けられている。また、この原料導入管13には容器1内を気密的に密閉するために栓15が装着される。仕切板7には、仕切板7上の液体原料2を仕切板7の下方の容器1内に供給して液体原料2を補充する補充管14が設けられている。バブリングガス導入管3は、容器1の上壁から仕切板7を挿通してその下部が容器1内の液体原料2中に浸漬されるようになっている。また、気化ガス導出管5は、容器1の上壁から仕切板7を挿通し、その下端が容器1内における仕切板7の下方の空間に挿入されている。
【0006】
図7(a)乃至(e)は、この従来の半導体製造用薬液容器103の動作を示す断面図である。先ず、図7(a)に示すように、液体原料導入管13を通して液体原料2を注入し、仕切板7より下方の容器1内を液体原料2で満たす。次に、図7(b)に示すように、液体原料導入管13より容器1の上部を排気し、液体原料補充管14を介して液体原料2の一部を仕切板7より上へ吸い上げる。次に、図7(c)に示すように、容器1下部の液体原料2が液体原料補充管14の下端まで達した状態で液体原料導入管13の上端を栓15で密封する。
【0007】
次に、図7(d)に示すように、バブリングガス導入管3より不活性ガス4を吹き込んで液体原料2をバブリングし、液体原料2を気化させる。液体原料2の気化ガス6は不活性ガス4と共に気化ガス導出管5より外部に取り出され、半導体基板の不純物拡散装置又は気相成長装置に送られる。
【0008】
更に、液体原料2のバブリングを継続して容器下部の液体原料2が減少すると、図7(e)に示すように、容器上部から液体原料補充管14を経由して液体原料2が容器1下部に流れ落ちて補充され、仕切板7より下の容器1下部の液体原料2の残量は常に一定に保たれる。従って、バブリング用不活性ガス4が液体原料2中を通過する距離及び時間が一定に保たれ、気化ガス6の濃度の変動を抑制することが可能となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の特開平4−177826号公報に開示された半導体製造装置用薬品容器103は、容器内の構造が極めて複雑であるため、半導体製品生産装置用部品として安定的に稼働させるのは困難である。また、このような複雑な構造では、容器の小型化、特に底面積の縮小は難しい。更に、この容器の仕切板7より下方の部分で液体原料2の液面を一定の高さに保持できる限界に達したときの液体原料の残量はかなり多く、生産に使用しない無駄な液体原料が必要となり、生産コストを上昇させてしまう。
【0010】
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、液体原料を不活性ガスでバブリングすることにより得られる気化ガスの濃度を一定に保ちながら容器内の液体原料を限界まで使用することを可能とする簡便な半導体製造装置用薬品容器を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る半導体製造装置用薬品容器は、気密的に密閉された容器と、この容器内に貯留された液体原料と、前記容器の上壁から前記液体原料中に進入するように垂下され容器内空間をバブリング室及び加圧室に仕切る仕切板と、前記バブリング室内の気化ガスを導出する気化ガス導出管と、前記バブリング室内の前記液体原料中に進入し外部から供給されるバブリングガスを前記液体原料中に吹き込むバブリングガス導入管と、前記加圧室内に加圧ガスを供給する加圧ガス導入管と、前記加圧ガスの圧力を調整して前記バブリング室内の前記液体原料の液面を所定範囲に保持する制御部とを有することを特徴とする。
【0012】
本発明においては、液体原料中に進入する仕切板を薬品容器内に垂下することにより、この容器内を液体原料を気化するバブリング室と液体原料の液面を一定の高さに保つための加圧室とに仕切る。そして、バブリングによる液体原料の気化が進行すると共に、加圧ガス導入管を介して加圧用ガスを導入して加圧室からバブリング室へ液体原料を移動させることにより、容器外部から薬液を補給することなく、バブリング室内の液体原料の液面の高さを一定に保つ。これにより、常に一定の濃度の気化ガスをバブリング室から気化ガス導出管を介して半導体基板の不純物拡散装置及び気相成長装置等の半導体製造工程に供給することができる。また、バブリング室の体積は、気化ガス飽和濃度を維持可能な限界まで縮小することができるため、処理後に容器内に残存する液体原料の量を著しく低減することができる。
【0013】
この場合に、前記制御部は、前記バブリング室内の液面の上限位置を検出する上限センサと、前記バブリング室内の液面の下限位置を検出する下限センサと、前記上限センサ及び下限センサの検出結果に基づいて前記加圧ガスの圧力を調整する調整部とを有することが好ましい。
【0014】
また、前記調整部は、前記下限センサが液面を検出したときに、前記加圧ガスの圧力を上げて前記バブリング室内の液面の位置を上昇させ、前記上限センサが液面を検出したときに、前記加圧ガスの圧力の上昇を停止させるように構成することができる。
【0015】
本発明においては、このバブリング室内の液体原料の液面を所定範囲に保持する制御部分及びこの制御部分を構成する調整部分を設けることにより、実際にバブリングされる液体原料の液面を厳密に一定の高さに保持することができる。これにより、常に一定の濃度の気化ガスをバブリング室から気化ガス導出管を介して供給することができる。
【0016】
更に、前記加圧室内に前記液体原料の液面の下限位置を検出する第2の下限センサを有し、この第2の下限センサが液面を検出したときに、前記バブリングガスの供給を停止して、処理を停止するように構成することができる。
【0017】
本発明においては、この第2の下限センサを加圧室内に設けることにより、この加圧室内に補充用の液体原料が常に一定量以上に満たされている状態を保ち、バブリングで消費された液体原料を安定してバブリング室内に補充することができる。これにより、常に一定の濃度の気化ガスをバブリング室から気化ガス導出管を通して半導体基板の不純物拡散装置及び気相成長装置等の半導体製造装置に供給することができる。
【0018】
なお、前記バブリングガス及び前記加圧ガスは、例えば、不活性ガスであることを特徴とする。
【0019】
本発明においては、このバブリング及び加圧ガスに不活性ガスを用いることにより、これらの用途に用いるガスがバブリング室及び加圧室内の液体原料と化学的に反応し、望まない化合物の気化ガスが発生することを防止できる。
【0020】
また、前記バブリング室内に設けた上限センサ及び下限センサの位置は、例えば、所望の気化ガス濃度に応じて設定される。
【0021】
本発明においては、これらの上限センサ及び下限センサの位置を上下に移動させることにより、バブリングガスが液体原料中を通る距離を任意に変えることができる。また、バブリングガス導入管の位置を上下に移動させることによっても、バブリングガスが液体原料中を通る距離を任意に変えることができる。これらの設定位置調整により、気化ガスを所望の濃度に調整することが可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例について添付の図面を参照して具体的に説明する。図1は、本発明の実施例に係る半導体製造装置用薬品容器101を示す断面図である。本実施例においては、図1に示すように、液体原料2中に進入する仕切板7が薬品容器1内に垂下されており、この容器1内は液体原料2を気化するバブリング室51と液体原料2の液面を一定の高さに保つための加圧室52とに仕切られている。バブリング室51にはバブリングガス4を原料液体2内に吹き込むためのバブリングガス導入管3と気化ガス6をバブリング室51から取り出すための気化ガス導出管5が設けられている。また、加圧室52には加圧ガス9を加圧室52内に導入するための加圧ガス導入管8が設けられている。更に、バブリング室51の液体原料2の液面を検出する上限センサ10及び下限センサ11が設置されており、上限センサ10及び下限センサ11は制御部(図示せず)に液面の検出信号を送出する。制御部は、上限センサ10及び下限センサ11の検出信号を基に、加圧ガス9の圧力を調整してバブリング室51内の液体原料2の液面を所定範囲の高さに保持する。一方、加圧室52には、加圧室52内の液体原料2の液面を検出する下限センサ12が設置されており、加圧室52内の液体原料2の液面を下限センサ12が検出すると、制御部はバブリングを停止する。この加圧室52内の液体原料2の下限値は、仕切板7の下端の位置により決まり、仕切板7の下端よりも液体原料2の液面が下がらないようにする。
【0023】
次に、本発明の実施例に係る半導体製造装置用薬品容器101の動作について説明する。図2(a)乃至(c)は、この半導体製造装置用薬品容器101の動作を示す断面図であり、図3は本発明の実施例に係る半導体製造装置用薬品容器101の動作を示すフローチャートである。先ず、図2(a)に示すように、バブリング室51に設置された上限センサ10により設定した位置まで容器1内を液体原料2で満たす。このとき、容器1内の液体原料2の液面の高さは、バブリング室51及び加圧室52で同一である。
【0024】
次に、図2(b)に示すように、バブリングガス導入管3を介してバブリング用不活性ガス4を液体原料2内に吹き込み、液体原料2を継続的にバブリングし、得られた気化ガス6を気化ガス導出管5を介して半導体基板の不純物拡散装置又は気相成長装置に供給する(ステップS1)。このバブリングにより液体原料2の液面が低下し、バブリング室51の下限センサ11が液体原料2の液面を検出する(ステップS2)と、制御部は加圧ガス導入管8から加圧用不活性ガス9を加圧室52内に導入する(ステップS3)。これにより、液体原料2が仕切板7の下方を経由して加圧室52からバブリング室51へ移動し、バブリング室51内の液体原料2の液面が上昇する(ステップS4)。次いで、上限センサ10がバブリング室51内の原料液体2の液面を検出する(ステップS5)と、制御部は加圧用不活性ガス9の加圧室52への導入を停止する(ステップS6)。このようにして、バブリング室51内の液体原料2の液面が一定範囲内に制御される。これにより、バブリング用不活性ガス4がバブリングガス導入管3の下端から液体原料2に吹き込まれた後、液体原料2中を通過する距離と時間を一定範囲に保持できる。
【0025】
更に、液体原料2のバブリングを継続すると、図2(c)に示すように、容器1内の液体原料2は減少し、加圧室52内を満たす液体原料2の液面は次第に低下する。そして、下限センサ12が加圧室52内の液体原料2の液面を検出すると、液体原料2の残量が下限値に達したので、制御部は加圧用不活性ガス9の導入を停止すると共に、バブリングを終了させる。
【0026】
本実施例によれば、バブリング室51に設置された上限センサ10及び下限センサ11によりバブリングされる液体原料2の液面の高さは常に一定に保持される。これにより、バブリング用不活性ガス4がバブリングガス導入管3の下端から液体原料2に吹き込まれ、液体原料2中を通過する距離と時間は一定に保持される。よって、バブリング室51内の気化ガス6の濃度は一定に保たれ、この気化ガス6によって半導体基板に拡散される不純物量及び気相成長される薄膜の膜質を一定とすることができる。したがって、これらの不純物拡散工程及び気相成長工程等により製造される半導体装置等の製品の品質を良好に維持することができる。
【0027】
なお、バブリング室51内のバブリングガス導入管3の下端位置に対する下限センサ11の相対的な位置は、原料液体2をバブリングした後に得られる気化ガス6を飽和濃度とするのに十分なものに設定すれば良い。また、上限センサ10及び下限センサ11の上下位置を調整することにより、気化ガス6の濃度を飽和濃度未満で安定させ、半導体基板の不純物拡散工程及び気相成長工程等に供給することもできる。
【0028】
また、バブリングガス4及び加圧ガス9に不活性ガスを用いているので、これらのガスがバブリング室51及び加圧室52内の液体原料2と化学的に反応し、望まない化合物の気化ガスが発生することはない。
【0029】
【発明の効果】
以上に説明したように本発明によれば、液体原料中に進入する仕切板を薬品容器内に垂下し、この容器内を液体原料を気化するバブリング室と液体原料の液面を一定の高さに保つための加圧室とに仕切る。そして、バブリングによる液体原料の気化が進行すると共に、加圧ガス導入管を介して加圧用ガスを導入して加圧室からバブリング室へ液体原料を移動させることにより、容器外部から薬液を補給することなく、バブリング室内の液体原料の液面の高さを一定範囲に保つことができる。これにより、常に一定の濃度の気化ガスをバブリング室から気化ガス導出管を介して半導体基板の不純物拡散装置及び気相成長装置等の半導体製造工程に供給することができる。また、バブリング室の体積は、気化ガスが飽和濃度を維持できる限界まで縮小することができるため、処理後に容器内に残存する液体原料の量を著しく低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る半導体製造装置用薬品容器を示す断面図である。
【図2】図1に示した本発明の実施例に係る半導体製造装置用薬品容器の動作を示す断面図である。
【図3】本実施例に係る動作のフローチャートである。
【図4】従来の半導体製造装置用薬品容器を示す断面図である。
【図5】図4に示した従来の半導体製造装置用薬品容器の動作を示す断面図である。
【図6】従来の半導体製造装置用薬品容器を示す断面図である。
【図7】図6に示した従来の半導体製造装置用薬品容器の動作を示す断面図である。
【符号の説明】
1;密閉容器
2;液体原料
3;バブリングガス導入管
4;バブリング用不活性ガス
5;気化ガス導出管
6;気化ガス
7;仕切板
8;加圧ガス導入管
9;加圧ガス
10;上限センサ
11;下限センサ
12;下限センサ
13;液体原料導入管
14;液体原料補充管
15;栓
51;バブリング室
52;加圧室
Claims (6)
- 気密的に密閉された容器と、この容器内に貯留された液体原料と、前記容器の上壁から前記液体原料中に進入するように垂下され容器内空間をバブリング室及び加圧室に仕切る仕切板と、前記バブリング室内の気化ガスを導出する気化ガス導出管と、前記バブリング室内の前記液体原料中に進入し外部から供給されるバブリングガスを前記液体原料中に吹き込むバブリングガス導入管と、前記加圧室内に加圧ガスを供給する加圧ガス導入管と、前記加圧ガスの圧力を調整して前記バブリング室内の前記液体原料の液面を所定範囲に保持する制御部とを有することを特徴とする半導体製造装置用薬品容器。
- 前記制御部は、前記バブリング室内の液面の上限位置を検出する上限センサと、前記バブリング室内の液面の下限位置を検出する下限センサと、前記上限センサ及び下限センサの検出結果に基づいて前記加圧ガスの圧力を調整する調整部とを有することを特徴とする請求項1に記載の半導体製造装置用薬品容器。
- 前記調整部は、前記下限センサが液面を検出したときに、前記加圧ガスの圧力を上げて前記バブリング室内の液面の位置を上昇させ、前記上限センサが液面を検出したときに、前記加圧ガスの圧力の上昇を停止させることを特徴とする請求項2に記載の半導体製造装置用薬品容器。
- 前記加圧室内の前記液体原料の液面の下限位置を検出する第2の下限センサを有し、この第2の下限センサが液面を検出したときに、前記バブリングガスの供給を停止して、処理を停止することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の半導体製造装置用薬品容器。
- 前記バブリングガス及び前記加圧ガスは不活性ガスであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の半導体製造装置用薬品容器。
- 前記上限センサ及び下限センサの位置は、得ようとする気化ガスの濃度に応じて設定されることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載の半導体製造装置用薬品容器。
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2002
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