JP2004038941A - ユニバーサル・マルチメディア・フレームワークの端末装置、サーバ、及びゲートウエイのコンテンツ適合方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】コンテンツ適合を行うユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク端末の装置を提供する。
【解決手段】本装置は、ある一定の規格に準拠するコンテンツ復号化ツールで端末を構築するステップと、DIA記述を用いて端末を記述するステップと、端末にDIA記述を添付するステップと、コンテンツの一部を検索するためにサーバにDIA記述を送り、実行依頼するステップと、サーバがDIA記述を構文解析して処理し、端末によって実行依頼されたDIA記述に一致したフォーマットのコンテンツを選択するステップと、端末にそのコンテンツを伝達するステップとを含む、コンテンツ適合を行う。
【選択図】 図3
【解決手段】本装置は、ある一定の規格に準拠するコンテンツ復号化ツールで端末を構築するステップと、DIA記述を用いて端末を記述するステップと、端末にDIA記述を添付するステップと、コンテンツの一部を検索するためにサーバにDIA記述を送り、実行依頼するステップと、サーバがDIA記述を構文解析して処理し、端末によって実行依頼されたDIA記述に一致したフォーマットのコンテンツを選択するステップと、端末にそのコンテンツを伝達するステップとを含む、コンテンツ適合を行う。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、異なるフォーマットのマルチメディア・コンテンツをアクセスできる統一マルチメディア端末に関し、かつ異なるマルチメディア端末、ネットワーク、使用環境を取扱うことができる統一マルチメディア・フレームワークに関する。
【0002】
【従来の技術】
MPEGおよび他の規格体は、効率的な方法である場所から別の場所へのコンテンツ転送および配信、並びに限定された空間における大きな容量を伴うコンテンツ記憶を容易にするために、ビデオ、オーディオ、システム、通信プロトコル、コンテンツ提示、コンテンツ・パッケージング、等における多くの規格を生成した。
【0003】
その結果として、既存のコンテンツは、異なるソース符号化方法、MPEG1、MPEG2、MPEG4、DV,DVCPRO等による、異なるフォーマットで見受けられ、同時にデバイスおよび端末は、また、ある一定の標準に準拠するが別の標準には準拠しない異なる範囲で構築される。例えば、DTV STB(セットトップボックス)は、MPEG−2に準拠したコンテンツを復号化しかつ再生できるが、DVコンテンツ、またはMPEG−4コンテンツを再生することができない。
【0004】
どのようなフォーマットであってもコンテンツをアクセスし、かつ使用できる、普遍的なマルチメディア端末が存在することが望ましい。これを達成するための少数の方法が存在する。
【0005】
一つの方法は、全ての異なるフォーマットを理解しかつリアルタイムでそれらを復号化し、そしてリアルタイムで要求されたフォーマットにコンテンツをコード化するための強力な変換符号化器(トランスコーダ)の機能を有する端末を構築することである。しかし、そのようなリアルタイム多機能トランスコーダ機能を有すると、非常にコストが高くなる。DTV、またはDVDのようなデバイスに対しても、ポータブル端末に対して使用することは、まったく望ましくない。
【0006】
別の方法は、異なるフォーマットで同じコンテンツを予めトランスコードしかつ記憶するために、サービス・プロバイダ側/コンテンツ生成側、またはゲートウェイ・サイトにそのようなトランスコーダ機能を有することである。
【0007】
そのような場合には、コンテンツ提示フォーマットを記述する記述またはメタデータの組を生成し、かつ対応するコンテンツに添付できる。端末によって依頼された問合せを、サーバに記憶されたメタデータと一致させることによって、サーバは特定フォーマットのどのコンテンツが端末に配信されるのかを決定する。ここで、端末は、サーバが認識できる定義された記述またはメタデータの組を発生できるために、準拠した端末でなければならない。
【0008】
コンテンツ提示フォーマットをアドレス指定するための記述の組の他に、端末を記述するための記述の組、並びにネットワーク条件およびユーザ・プリファレンスを含んでいる他の使用環境を記述するための一組の記述を定義することもまた必要である。しかしながら、使用環境は、コンテンツ提示フォーマットおよび端末により異なり、かつそれは、変更可能かつ選択可能であり端末で符号化性能のように端末で固定されない。
【0009】
ここで、本発明は、記述および記述中の構造の組を定義すること、並びに異なる端末およびネットワーク間で用いられるマルチメディア・フレームワークに対する機構を定義することに焦点をおく。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、以下の問題の解決を試みる。
【0011】
ある一定のフォーマットの同じコンテンツまたはメディア・リソースは、異なるネットワーク条件および異なるユーザ・プリファレンスを有するマルチメディア端末によってアクセスされ、検索し、かつ使用できる。
【0012】
異なる復号化性能およびネットワーク条件を有する端末は、異なるデータ・フォーマットであるコンテンツまたはメディア・リソースをアクセスし、検索し、かつ消費できる。
【0013】
【課題を解決するための手段】
コンテンツ提示フォーマットに対する記述を規定することによって、コンテンツまたはメディア・リソースは、その符号化フォーマットおよびスタイルを反映すべく記述できる。このとき、この記述は、所定の符号化規格による符号化条件に基づき、そしてまたビット・ストリーム・ヘッダから抽出したパラメータに基づき定義される。
【0014】
端末に対する記述の組を定義することによって、端末は、準拠した復号化性能を反映するように記述できる。
【0015】
端末に対する記述の組を定義することによって、端末は、その処理パワー、メモリ、オペレーティング・システム等を反映するように記述できる。そのような記述は、サーバが正しい符号化フォーマットでコンテンツを配信する前に端末からサーバに送られる。
【0016】
ネットワークに対する記述の組を定義することによって、端末が接続されるネットワーク条件は、通信プロトコル、平均帯域幅、遅延状態、パケット損失状態等を反映するように記述できる。
【0017】
ユーザ・プリファレンスに対する記述の組を定義することによって、ユーザの関心および好み(プリファレンス)は、ユーザのチョイスおよびセレクションを反映すべく記述できる。
【0018】
上記記述の階層および構造を定義することによって、メルチメディア・フレームワークは、ネットワークを介して端末へコンテンツを配信するために構築できる。
【0019】
上記記述の階層および構造を定義することによって、端末は、限定された復号化性能を有するユニバーサル・マルチメディア端末を形成するように構築できる。
【0020】
メルチメディア・フレームワークを構築するために用いられた機構(仕組み)を定義することによって、既存および将来のアプリケーションの多くは、異なる端末および異なるネットワークを有するより多くのユーザに供される。
【0021】
【作用】
端末側では、
1)MPEG−21端末は、シンプル・プロファイルに対するMPEG−4ビデオ・デコーダのようなソース符号化ツールの一つを実装することによって構築される。
【0022】
2)MPEG−21端末は、MP4ファイル・フォーマットのようなソシステム符号化ツールの一つを実装することによって構築される。
【0023】
3)MPEG−21端末は、RTPのような伝送ツールの一つを実装することによって構築される。
【0024】
4)MPEG−21端末は、MPEG−21 DID(デジタル・アイテム・デクラレーション)、REL(権利表現言語)、RDD(権利データ記述)、IPMP(知的財産権管理および保護)、およびDIA(デジタル・アイテム適合)パーサを実装することによって構築される。
【0025】
5)MPEG−21端末は、より詳細な記述がビット・レート、ディスプレイ・ウィンドウ・サイズ、バッファ・サイズ、等のような、各タイプの符号化フォーマットに含まれるような、テーブルがXMLスキーマまたはSDL(構文記述言語)構文で表現できるような、ソース符号化フォーマット、システム・レイヤ符号化フォーマット、伝送フォーマットを含んでいる準拠した復号化フォーマットのような端末の特性を記述すべくテーブルをセットアップすることによって構築される。
【0026】
コンテンツ・サーバ側:
1)ある一定のデータ・フォーマットであるコンテンツまたはメディア・リソースは、MPEG−21 DIA定義された構造により各タイプのフォーマットを記述すべくその定義されたメタデータまたは一組の定義されたDIA記述で異なるデータ・フォーマットに予めトランス・コーディングされる。
【0027】
2)MPEG−21 デジタル・アイテム(DI)は、シーン構造を構築することにより生成される。ここでは、対応するDID/IPMP/REL/RDD/DIA記述が、構造的に一緒にリンクされ、デジタル・アイテムの内容、およびメディア・リソースの所在、保護形態、DIを用いる権利の内容、および、利用可能な端末およびネットワーク適合を示す。この適合は、メディアリソースを「チョイス」する形で列挙され、ユーザにより配信され、使用される。これは、双方向インタラクティブ・アプリケーションに用いられる。
【0028】
3)放送のような一方向アプリケーションに対して、MPEG−21 デジタル・アイテムは、端末から受け取った特定の端末およびネットワーク条件により生成される。
【0029】
なお、用語の定義は以下に示す通りである。
デジタル・アイテム:デジタル・アイテムは、ISO/IEC 21000フレームワークにおける標準表現、識別表示、及びメタデータを備える。また、このエンティティは、このフレームワークの流通及び取引の基本的なユニットである。
デジタル・アイテム適合:デジタル・アイテムがリソース適合エンジン及び/又はディスクリプタ・エンジンの対象とされる処理であって、それによって適合デジタル・アイテムを生成する。
【0030】
コンテンツ・デジタル・アイテム:リソースの配信に用いられるデジタル・アイテムである。
【0031】
【発明の実施の形態】
従来技術が、図1および図2に示されており、あるデータ・フォーマットのコンテンツが異なる端末によって再生できない現在の状況を説明する。
【0032】
図1では、一方向でMPEG−2MP@MLコンテンツがモジュール1.1のメルチメディア・サーバからユーザに配信され、かつモジュール1.4のDTVSTBだけが再生できるということが示されている。モジュール1.2、1.3、および1.5の他の端末は、コンテンツを演奏(上映)できない。
【0033】
図2では、インタラクティブ双方向でMPEG−2MP@MLコンテンツがモジュール2.1のメルチメディア・サーバからユーザに配信され、かつモジュール2.4のDTV STBだけが再生できることが示されている。モジュール2.2、2.3、および2.5の他の端末は、コンテンツを演奏(上映)できない。
【0034】
上記例から、そのような状況は、より広い範囲の端末およびネットワークによるコンテンツ・アクセス性を制限するということが理解される。
【0035】
他方、端末は、非常にコストがかかるため、コンテンツの全ての異なるフォーマットを復号化可能なようには構築できない。
【0036】
以下の実施形態は、二つの主要部分で構成される。すなわち、インタラクティブ双方向または一方向アプリケーションで用いられる、異なる端末への適合と、異なるネットワークへのリアルタイム・ストリーミング適合に対する、階層DIA記述(Descriptions)という二つの主要部分で構成される。
【0037】
インタラクティブ双方向アプリケーションの場合
DTVインタラクティブ・データ放送、インターネット・ベース・サービス、インタラクティブDVD、携帯電話によるインタラクティブ・データ・アクセス等、インタラクティブ・アプリケーションは、既存の世界では非常に人気がある。
【0038】
この双方向アプリケーションに対する一般的なモデルは、サーバがユーザによって視聴されるレイヤ構造化メニューを提供し、ユーザがクライアント端末からサーバに要求を送ることによってユーザが検索したい事項を選択し、かつサーバが要求を処理して、クライアント端末に要求されたコンテンツを配信することである。
【0039】
ここで、コンテンツは、MPEG−21でメディア・リソースと呼ばれる。
【0040】
図3に示すように、MPEG−21 マルチメディア・サーバは、モジュール3.1に示されている。一組のDIA記述が添付された、コンテンツまたはメディア・リソースが記憶される。
【0041】
モジュール3.11では、MPEG−21端末が示されている。MPEG−21端末は、モジュール3.10のソース符号化ツール、モジュール3.9のシステム・レイヤ符号化ツール、モジュール3.8の伝送プロトコル、モジュール3.7のMPEG−21 DIAパーサ、および、DIA記述の組で構成される。端末は、モジュール3.6のTCP/IP、UDP、ATM、または他のネットワークに接続される。
【0042】
ここで説明しているケースは、ケース2の、図3に示す双方向インタラクティブ・アプリケーションに対応する。最初に、端末またはユーザは、デジタル・アイテムを閲覧し、モジュール3.5でユーザが選択する事項に基づきDID/IPMP/REL/RDDおよびDIA記述を構文解析する。サーバは、モジュール3.4で、端末によってなされた選択により、一致したデータ・フォーマットのコンテンツを端末に配信する。
【0043】
上記インタラクティブ処理では、サーバによって受け取られた情報は、二つのタイプ、すなわち、ユーザ関連情報、およびユーザ非関連情報で構成される。
【0044】
1)ユーザ関連情報:ユーザ・プリファレンスのような、閲覧中にユーザによってなされた要求または選択
【0045】
2)ユーザ非関連情報:DIA記述が端末のDIAパーサを通して構文解析された際に自動的に端末から送信された端末特性。
【0046】
一方向放送アプリケーションの場合
この方法では、端末は、双方向アプリケーションのようにインタラクティブにサーバと通信することが想定されていない。
【0047】
ケース1の一方向アプリケーションについて図3に示されているように、モジュール3.2で、端末は、DIA記述の組を有する要求を送信することにより、コンテンツ配信を初期化し、身元と能力をサーバに知らせる必要がある。サーバは、その要求およびDIA記述の組を所有し、モジュール3.3で、一致したフォーマットのコンテンツを伝送する。
【0048】
DIA記述には二つのタイプが存在する。一方のタイプは、端末準拠復号化フォーマット、端末処理パワー等の、端末特性に関する。このタイプの記述は、端末で固定されかつユーザによって選択されない。他方のタイプは、端末で固定されていないネットワーク条件およびユーザ・プリファレンスに関する。これらは、異なるネットワーク条件および異なるユーザ・プリファレンスに変更可能である。
【0049】
一方向または双方向アプリケーションのいずれでも、端末の特性に関するこれらのDIA記述は、ユーザによってではなく、端末により、サーバに送信されなければならない。一方向アプリケーションに対してDIA記述は、通信開始期間中にサーバに実行依頼することができ、双方向アプリケーションに対してDIA記述は、インタラクティブ通信の開始または中間地点でサーバに実行依頼できる。ネットワーク条件およびユーザ・プリファレンスに関するそれらのDIA記述は、伝達処理中に通信で用いられるネットワーク・プロトコルまたはユーザによって与えることができる。
【0050】
各符号化レイヤに対する階層記述
図4に示すように、モジュール4.1の汎用メディア・リソースは、モジュール4.2でソース符号化フォーマットとして考慮される、テキスト、グラフィックス、静止画像、オーディオ、ビデオの形式でありうる。
【0051】
オーディオおよびビデオが組み合わされている場合には、モジュール4.3に示すようなシステム符号化が要求され、製品において広く用いられているMPEG−2 トランスポート・システムおよびプログラム・システムのような、オーディオおよびビデオを同期させる。
【0052】
リアルタイム伝送のような、ある伝送目的を実現する、モジュール4.4に示す伝送プロトコルが要求されることがある。
【0053】
そのようなメディア・リソースは、様々なタイプの符号化フォーマットを用いて形成され、かつ記述の組は、MPEG−21 DIA記述と呼ばれる、モジュール4.5に示すように、メディア・リソースの符号化構造を告げるために生成される。
【0054】
そのような記述および異なるレイヤ中のレイヤ構造は、XMLまたはSDL(構文記述言語)の形式のMPEG−21 ファイル・フォーマットで表すことができる。ここでは、考えられる解の一つとしてそのようなDIA記述を記述するためにXMLベース・スキーマを用いる(スキーマの構造を図5および図6に示しかつ詳細なスキーマをこのセクションの終りに見出すことができる)。
【0055】
図5および図6のスキーマ構造では、我々は、「汎用」記述(5.1)、「ハードウェア」(5.2)、「ソフトウェア」(5.3)、および「システム」(5.4)特性を含んでいる余すところのない端末記述を定義する。端末符号化能力の階層記述は、「符号化能力」(CodingCapability)(5.5)で見ることができる。
【0056】
汎用端末記述では、端末ベンダー、モデル、およびエンコーダ、デコーダ、ゲートウェイ、ルータ、PC、PDA、プリンタ、携帯電話等のような、そのタイプ/クラスが記述される。
【0057】
ハードウェアおよびソフトウェア・コンポーネントは、端末能力を示すための二つの重要な要素である。これら二つの部分に関する各要素の簡単な記述を以下に掲げる。
【0058】
CPU:ベンダー、モデル、デバイスCPUのスピード、例えば、インテル ペンティアム(登録商標)III 1.13GHz;
【0059】
メモリ:ベンダー、モデル、デバイス・メモリのサイズ、例えば、インテル SDRAM PC133 128M;
【0060】
スピーカ:ベンダー、デバイス・スピーカのタイプ、例えば、ヤマハ YMF753;
【0061】
キーボード:ベンダー、デバイス・キーボードのタイプ、例えば、東芝 85−キー エルゴノミック・キーボード;
【0062】
画面:端末画面のより詳細を与える。「サイズ」:水平および垂直値で構成された、画素単位でのデバイス画面サイズ;「サイズ文字」:水平および垂直値で構成されかつデバイスの標準フォントによって決定された、文字単位でのデバイス画面サイズ;「画素毎のビット」:デバイスが画面に表示できるグレーのカラーまたはシェードの数に関する、画素毎のカラーまたはグレースケール情報のビット数;「位置決め解像度」デバイス画面によってサポートされる位置決め付属機構の解像度のタイプ。
【0063】
ハードウェア・サポート:端末が「カラー」(カラー表示)、「テキスト入力」(テキスト入力)、「画像入力」(画像表示)、「音声入力」(あらゆる形式の音声入力)、「ソフトキー」(プログラム・ソフト・キー)および「サウンド出力」(外部スピーカを介するサウンド出力)をサポートするかどうかを示す。全てのこれらのサポートを示すために、ブール・タイプが用いられる、例えば、「カラー」サポートに対する「はい」は、 デバイスの表示がカラーをサポートすることを意味する。
【0064】
アシスト・ハードウェア:セキュリティ機能性をサポートしているアシスタント・ハードウェア、「スマートカード」、「ハードキー」、
【0065】
OS:ベンダー、名前、バージョン、端末のオペレーティング・システムの通し番号、例えば、アップル マック OS、9.0、12345678、
【0066】
VM:ベンダー、名前、デバイスに組込まれた仮想マシンのバージョン、例えば、SunJRE1.2、
【0067】
ファームウェア:ベンダー、名前、デバイスの低レベル・ソフトウェアが準拠するファームウェアのバージョン、
【0068】
ソフトウェアサポート:端末が「その名前およびバージョンを有する、「ソフトウェア・ダウンロード」、「ブラウザ」をサポートするかどうかを示す。
【0069】
また、システム特性も端末記述に対して重要な形態である。
【0070】
端末システムの汎用記述は、「モジュール」を処理すること、例えば、ある特殊機能性の実行に対するエクストラ端末ツール、「コンポーネント」の相互接続および「構成」オプションのサポートを含んでいる。MPEG−21 マルチメディア・フレームワークに対して、特殊システム特性「IPMP」が供給されるべきである。IPMPシステム記述は、それらのツール(Tool)IDおよびRDD/RELのサポートを有する常駐IPMP_Toolsを含む。
【0071】
端末符号化性能は、コンテンツ・タイプ(オーディオ、ビデオ、画像/グラフィック、テキスト)および各符号化タイプ(例えば、MPEG、ITU)による構造化モードで記述される。各符号化タイプでは、更に分類しかつ拡張するためにプロファイルおよびレベルが用いられる。これらの符号化フォーマット記述の他に、画像サイズ、表示ウィンドウ・サイズ、ビット・レート、フレーム・レート、バッファ・サイズ、等のような符号化パラメータ(「コントローリング・ターム」)は、符号化フォーマットを記述するために用いる可能な制御アイテムである。詳細は、以下のビデオ符号化システム構造化説明および端末スキーマ記述で見出すことができる。
【0072】
また、ビデオを記述するために要求される可能なアイテムまたはパラメータが何であるかを説明するためにビデオに対する詳細な構造化を図4に示す。
【0073】
MPEG−nビデオ符号化フォーマットに対するように、MPEG1ビデオ、MPEG2ビデオ、MPEG4ビデオ、そしてまたMPEG4 AVC(アドバンス・ビデオ符号化)が存在する。各MPEGビデオ符号化フォーマットに関してプロファイル、レベル、準拠レベルをを告げるためのバージョンが存在する。
【0074】
所与のメディア・リソースに対して、そのビデオ符号化フォーマットをちょうど記述するためにプロファイルが何か、レベルが何か、およびバージョンが何かを与えなければならない。図4のモジュール4.6、4.7および4.8においてそれぞれ示されているように、レベル1およびバージョン1を有するシンプル(Simple)・プロファイルがビデオ符号化に対して示されている。
【0075】
そのトップには、また、画像サイズ:W/H(幅および高さ)、表示ウィンドウ・サイズ:W/H、ビット・レート、フレーム・レート、バッファ・サイズ、および、もしあればその他の事項がビデオ符号化フォーマットを記述するために用いるべく可能なアイテムであるような、モジュール4.9に示される、DIAビデオ符号化記述に含まれるべく符号化パラメータが要求される。
【0076】
ここで、ビデオは、CCIR601 4:2:2、各カラー・コンポーネントに対して8ビットを有するRGB、等のような、異なるビデオ・フォーマットの主要ビデオを含むことができる。
【0077】
また、ビデオ・フォーマットは、DVカメラで用いられるDV(デジタル・ビデオ(Digital Video))フォーマット、DVCPRO−25、DVCPRO−50、DVPRO−HDを含むDVxxxもカバーする。これらは、オリジナル・コンテンツで見出されかつデジタル・カメラによってキャプチャされる人気があるフォーマットである。
【0078】
H.26xは、H.261およびH.263で構成され、かつテレビ会議製品で主に用いられる。
【0079】
M−JPEGは、モーションJPEGである。
【0080】
WMVは、PCの世界で広く用いられるウィンドウ・メディア・ビデオ(Window Media Video)である。
【0081】
リアル・ビデオ(Real Video)は、リアル・ネットワーク(Real Network)の製品に用いられる別のタイプのビデオ・フォーマットである。
【0082】
ビデオと同じ方法で、オーディオおよびスピーチも異なるフォーマット:MPEGレイヤ 2のようなMPEG−nオーディオ 、MP3、MPEG2−AAC、MPEG4−AAC、およびG.721/2、G.723、G.726、G.729等のようなGシリーズをカバーする必要がある。画像およびグラフィックスは、JPEG、JPEG−2000、GIF、TIFF、XBM、PICT、等のような、様々なタイプのフォーマットをカバーする。
【0083】
コンテンツ構造および端末を記述するためのDIA記述を図7に示す。
【0084】
モジュール6.1では、DIA記述は、メディア・リソースを記述するためにリストされ、モジュール6.2では、DIA記述は、メルチメディア端末を記述するためにリストされる。
【0085】
コンテンツ構造の前方には、モジュール6.3に示すように、コンテンツの詳細な符号化構造を記述することによって一組のDIA記述が常に添付される。
【0086】
他方、所与の端末に対して、一組のDIA記述は、モジュール6.4に示すように、端末復号化性能およびその処理パワーを記述すべく端末に実装されることが常に要求される。
【0087】
図7から、モジュール6.1および6.2の二つのフォーマットは一致せず、かつ、メディア・リソースに対して同じコンテンツが端末で使用できるようにするために適合が必要であるということが明らかである。
【0088】
理想的な適合は、トランスコーディング・モジュールを含むリアルタイム適合ゲートウェイに依存することである。一旦、適合ゲートウェイがモジュール6.1にリストしたようなDIA記述を受け取ると、適合ゲートウェイは、符号化フォーマットを変換し、またはトランスコーディングし、端末で使用するため、モジュール6.2に列挙されたDIA記述に一致させる。この場合には、ソース符号化レイヤに対して、MPEG−2 AACは、MPEG−4 AACにトランスコードされ、かつMPEG−2 ビデオMP@ML(主要プロファイルおよび主要レベル)は、レベル(Level)1およびバージョン(Version)1を有するMPEG−4 ビデオ・シンプル・プロファイル(Simple Profile)にトランスコードされる。システム符号化レイヤ(System Coding Layer)に対して、MPEG−2 トランスポート・システム(Transport System)は、MP4ファイル・フォーマットに変換されかつトランスコードされる。2組のDIA記述において、「符号化パラメータ」に示す2つのサイドに関し、サポートされている「画像サイズ」が異なっていることから、MPEG−2ビデオから、MPEG−4ビデオフォーマットへの符号化の前に、ダウンサイズ処理が必要になる。
【0089】
上記の解法を説明するために、適合ゲートウェイが図8に示されている。それは、一つのフォーマットから別のフォーマットに変換しかつ端末に再配信するためにDIAパーサおよびトランスコーディング・モジュールで構成される。
【0090】
図8に示すように、モジュール7.1では、適合ゲートウェイのDIAパーサは、サーバから受け取った入力DIA記述を処理し、モジュール7.1の後では、処理した結果は、モジュール7.2で端末によって作成された端末のDIA記述と比較される。モジュール7.2における結果に基づき、ソース符号化レイヤおよびシステム符号化レイヤは、オーディオ、ビデオ、およびシステム符号化フォーマットに対してそれぞれモジュール7.3、7.4および7.5で実行される。
【0091】
しばしば計算時間を節約するために、変換またはトランスコーディングは、ビット・ストリーム・レベルで行うことができる。そのようなインテリジェント・トランスコーディング・ツールは、端末でも実装することができる。実装は、状況に応じて異なりうる。これらは、実施する者に託され、それらの端末の処理能力およびアプリケーションに応じて考慮する。
【0092】
目的にかなう別のより良い方法が存在する。有用なワーキング・モデルは、サーバ側の処理能力に依存すべきである。より重要な点は、メディア・リソースを予めコード化しかつマルチメディア・サーバまたはライブラリに記憶するアプリケーションの方針である。そのような場合には、同じコンテンツを予めトランスコードして異なる符号化フォーマットに記憶でき、人気がありかつ広く用いられる場合に適合できる。
【0093】
実施形態の一つとして、一般的なブロック図を図9に示す。そのDIA記述を有するMPEG−21端末モジュール8.1は、図7のモジュール6.2に示す端末準拠符号化フォーマットを記述するDIA記述の組とともに、コンテンツ要求を、サーバに送っている。サーバは、モジュール8.2で受け取ったDIA記述を処理し、かつモジュール8.3で要求されたコンテンツに対して一致した符号化フォーマットを探索する。そして、要求に適合した符号化フォーマットのコンテンツが、サーバから端末に配信されている。これは、放送に似た一方向アプリケーションの場合である。
【0094】
インタラクティブ・アプリケーションについての別の実施形態を、図10に示す。モジュール9.1の端末は、(1)においてDID/REL/RDD/IPMP/DIAで記述されるデジタル・アイテムを閲覧する。サーバは、異なる「チョイス」を与えて、(2)において端末特性、ネットワーク条件、またはユーザ・プリファレンスを示す。
【0095】
サーバが端末特性を獲得する二つの方法が存在する。ユーザが、一旦、図10に示す(3)において、ユーザに表示された「端末特性」を選択した場合には、端末は、サーバにそのDIA記述を自動的に送信する。別の方法は、ユーザがいずれかの手段によってそれらの端末について知っている場合に端末特性をユーザに決定させる。そして、適合したメディア・リソースとして、一致した符号化フォーマットを有するコンテンツは、(4)において端末に配信される。
【0096】
端末特性は、準拠した符号化能力、および、その処理パワー/メモリ/オペレーティング・システム等をも含む。端末の準拠した符号化能力は、メディア・リソースを記述するのに用いられるコンテンツ提示フォーマットに対応している。それらは、同じ記述であるが、異なるターゲット・オブジェクト(端末またはコンテンツ/メディア・リソース)に対して異なる語を用いている。
【0097】
異なるネットワークへのリアル・タイム・ストリーミング適合
上述したように、二つの異なるタイプのDIA記述が存在する。すなわち、固定されかつ変更できない端末特性を記述する固定記述、および、端末により固定されない、ネットワーク条件およびユーザ・プリファレンスを記述する変更可能記述(Changeable Descriptions)である。DIA記述は、使用されるネットワークまたはユーザ・プリファレンスが異なるか変更されれば異なる。
【0098】
適合を指示する階層構造および機構を有する前者の記述は、上のセクションにおいて説明されている。後者の記述およびサーバとクライアント端末との間に信号を送る機構は、このセクションに記載されている。
【0099】
同じ符号化フォーマットがメディア・リソースおよび端末に対して用いられると仮定する。帯域幅が異なるといった、異なるネットワーク条件により、何らかの手段により、変更可能な条件に適合する必要がある。この手段は、ソース符号化レイヤおよびまたアプリケーション・ネットワーク・レイヤにおいてスケーラブル符号化技法の使用を含む。
【0100】
変更可能なネットワークに適合すべくリアルタイムでビット・レートを変更する多くの方法が存在する。これらは、SNRスケーラブル符号化、ビット・レート・コントローラ調整、フレーム・レートの低減、エンハンスメント・レイヤに対するビット切り捨て、Qof(サービス品質)の利用等を含む。これらの全ては、異なる種類の適合ツールとして考えられ、かつそれらは、場合に応じて異なる。
【0101】
図11では、リアルタイム適合フレームワークを示す。これは、ストリーミングの場合を示しており、ネットワーク条件およびユーザ・プリファレンスが常にサーバにフィードバックされる。それにより、サーバはそのような情報を使用して、どのような種類のメディアリソースが端末に配信されて、適切なビットレートに適合するかを決定できる。
【0102】
図11に示すように、DIAパーサ、適合ツール、およびメディア・リソースが含まれるモジュール10.1に、MPEG−21マルチメディア・サーバが示される。MPEG−21端末は、モジュール10.5のDIA記述発生器を伴うモジュール10.2で示されており、モジュール10.3のネットワーク条件およびユーザ10.4のユーザ・プリファレンスに応じて、DIA記述を生成する。
【0103】
モジュール10.6では、記述の組は、サーバに実行依頼するのに必要な、考えられるアイテムが何であるかを示す例として列挙されている。
【0104】
サーバのモジュール10.7のDIAパーサは、クライアント端末から受け取ったDIA記述を処理し、モジュール10.8の適合ツール・プラグインからの適切な適当な適合ツールの選択を決定する。モジュール10.9のメディア・リソースは、適合ツールによって変換され、DIA記述によって記述される要求された適当なネットワーク条件およびユーザ・プリファレンスに適合する。そして、要求されたメディア・リソースは、サーバからクライアント端末に受け渡される。
【0105】
一般的な適合フレームワークを図12に示す。図12は、限定された復号化能力、異なるネットワーク条件およびユーザ・プリファレンスを有する所与の端末に対して、どのように適合が実行されるかを示す。
【0106】
MPEG−21 マルチメディア・サーバを、DIAパーサを有するモジュール11.1に示す。異なる適合ツールは、サーバ側でプラグ−イン・ツールとして実装され、または用いられる。コンテンツは、要求に基づき検索されかつユーザに受け渡されるべきメディア・リソースとしてサーバに記憶される。
【0107】
モジュール11.6にその復号化能力および処理能力を記述するためのDIA記述、並びにモジュール11.5にネットワーク条件およびユーザ・プリファレンスのDIA記述を発生するDIA記述オン−ライン発生モジュールを含む、モジュール11.2にMPEG−21クライアント端末を示す。
【0108】
通信の起動の間、端末は、コンテンツ配信を開始するために、「a」の矢印で示すように、サーバに端末性能の一組のDIA記述を送る。
【0109】
モジュール11.3のネットワーク条件およびモジュール11.4のユーザ・プリファレンスは、それが要求された場合にはいつでもDIA記述オン−ラインを発生するためにモジュール11.5に実際のネットワーク条件およびユーザ・プリファレンスをフィードバックする。端末は、「b」の矢印で示すように、サーバにネットワーク条件およびユーザ・プリファレンスの一組のDIA記述を送る。
【0110】
ユーザ・プリファレンスを得るためにモジュール11.10にユーザ・インタフェースを示す。ネットワーク条件は、ネットワーク・プロトコル、またはモジュール11.11の適当な方法から得ることができ、かつユーザ・インタフェースを介してユーザによって与えられることもまた可能である。
【0111】
モジュール11.7に示すように、サーバ側のDIAパーサは、端末から受け取ったDIA記述を処理し、かつ端末性能および適当なネットワーキング条件およびユーザ・プリファレンスに一致すべく要求されたメディア・リソースを一致したメディア・リソースに変換しかつトランスコードすべくサーバからある一定の適合ツールまたはプラグ−イン・ツールを選択する。
【0112】
適合ツールは、サーバ側のモジュール11.8に示され、かつそれは、また、図8に示すように中間適合ゲートウェイに実装することもできる。モジュール11.9に示したメディア・リソースは、サーバに記憶され、かつそれは、同時に多くのユーザに対するリアルタイム・トランスコーディングを回避するために、複数の人気がある符号化フォーマットをターゲットすべく予めトランスコードされ、サーバに記憶できる。
【0113】
以下に、詳細な端末記述スキーマを示す。
【0114】
【発明の効果】
定義された仕組みで構築されたマルチメディア・フレームワークは、コンテンツ検索、コンテンツ配信、ビデオ・オン・デマンド、デジタル・ライブラリ・サービス等で用いられる、異なる端末およびネットワーク間でコンテンツの異なるフォーマットに適合できる。
【0115】
定義された構造化DIA記述で構築された端末は、異なるフォーマットのコンテンツをアクセスし、検索し、かつ消費することができる。そして端末は、その有用性を拡張するために異なるアプリケーションおよび異なるネットワーク条件で用いることができる。
【0116】
定義された構造化DIA記述で構築された適合ゲートウェイは、サポートされた端末で使用される要求されたフォーマットに一致するために別のフォーマットにコンテンツを変換すべく、そのDIA記述を有する入力コンテンツをパーズしかつ処理できる。
【0117】
定義された構造化DIA記述で構築されたサーバは、それがそのビジネススケールを拡張するために様々な端末に対してサーブできるように、端末によって要求されたフォーマットに一致するために、一つのフォーマットから別のフォーマットにコンテンツを変換するために適合ツールを選択できる。
【0118】
本発明は、以下に示す様々な態様をとることができる。本発明の第1態様のユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク端末装置のコンテンツ適合方法は、所定の規格に準拠するコンテンツ復号化ツールで端末を構築するステップと、DIA(デジタル・アイテム適合)記述を用いて前記端末を記述するステップと、
前記端末に前記DIA記述を添付するステップと、
コンテンツの一部を検索するために、サーバに前記DIA記述を送り、実行依頼するステップであって、前記サーバが前記DIA記述を構文解析して処理するステップと、
前記端末によって実行依頼された前記DIA記述に一致したフォーマットのコンテンツを選択するステップと、
前記端末に前記コンテンツを配信するステップと
を含む。
【0119】
本発明の第2態様のユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク端末装置のコンテンツ適合方法は、所定の規格に準拠するコンテンツ符号化ツールで端末を構築するステップと、
DIA(デジタル・アイテム適合)記述を用いて前記端末を記述するステップと、
前記端末に前記DIA記述を添付するステップと、
前記端末にDIA記述発生器を実装して、オンラインでDIA記述を生成可能にするステップと、
前記端末のネットワーク・プロトコル、他のツール、またはユーザ・プリファレンスに基づいて、ネットワーク条件およびユーザ・プリファレンスを記述したDIA記述をオンラインで生成するステップと、
コンテンツの一部を検索するために、サーバに前記DIA記述を送り、実行依頼するステップであって、前記サーバが前記DIA記述を構文解析して処理するステップと、
前記端末によって実行依頼された前記DIA記述に一致したフォーマットのコンテンツを選択するステップと、
前記端末に前記コンテンツを配信するステップと
を含む。
【0120】
本発明の第3態様のユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク端末装置のコンテンツ適合方法は、所定の規格に準拠するコンテンツ符号化ツールで端末を構築するステップと、
DIA(デジタル・アイテム適合)記述を用いて前記端末を記述するステップと、
前記端末に前記DIA記述を添付するステップと、
前記端末にDIA記述発生器を実装して、オンラインでDIA記述を生成可能にするステップと、
前記端末のネットワーク・プロトコル、他のツール、またはユーザ・プリファレンスに基づいて、ネットワーク条件およびユーザ・プリファレンスを記述したDIA記述をオンラインで生成するステップと、
前記端末のDIDパーサ、IPMPパーサ、RELパーサ、RDDパーサ、およびDIAパーサを実装して、DID(デジタル・アイテム・デクラレーション)、IPMP(知的財産権管理および保護)、REL(権利表現言語)、RDD(権利データ辞書)、およびDIA記述を構文解析するステップと、
そのDID,IPMP、REL、RDD、およびDIA記述でDI(デジタル・アイテム)を閲覧するステップと、
前記端末によってDIDメニューの「チョイス」ノートを選択するステップと、
前記DIDメニューにIPMP、REL、RDD、およびDIA記述が現されている場合には、前記端末のDIDメニューのIPMP、REL、RDD、およびDIA記述を構文解析するステップと、
前記DIDメニューに、適合したDIAノートが存在するときには、コンテンツを検索するために、前記端末、前記ネットワーク条件、および、前記ユーザ・プリファレンスを記述するのに用いた前記DIA記述を、サーバに実行依頼するステップであって、前記サーバが前記DIA記述を構文解析して処理するステップと、
前記端末によって実行依頼された前記DIA記述に一致したフォーマットであるコンテンツを選択するステップと、
前記端末に前記コンテンツを配信するステップと
を含む。
【0121】
本発明の第4態様のユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク・ゲートウェイ装置のコンテンツ適合方法は、トランスコーディング機能を有する適合ゲートウェイを構築するステップと、
DIAパーサを有する適合ゲートウェイを構築するステップと、
端末に添付されたDIA(デジタル・アイテム適合)記述を用いて、前記端末を記述するステップと、
前記適合ゲートウェイによってサポートされると想定されている前記端末の各々について、前記適合ゲートウェイに前記DIA記述を登録するステップと、
前記適合ゲートウェイにおいて、そのDIA記述を有するコンテンツを受け取るステップと、
前記適合ゲートウェイにおいて、前記DIAパーサにより、前記コンテンツを記述するのに用いた、受け取ったDIA記述を構文解析するステップと、
前記コンテンツについて記述するのに用いた、構文解析された前記DIA記述を、前記端末を記述するのに用いた前記DIA記述と比較するステップと、
上記ステップにおける前記比較結果により示された、符号化フォーマットに関して一致がない場合には、前記コンテンツをトランスコーディングするステップと、
前記ステップによりトランスコーディングされたフォーマットで、前記コンテンツを記述する、新たなDIA記述の組を生成するステップと、
前記トランスコーディングされたフォーマットの前記コンテンツに、前記DIA記述の組を添付するステップと、
前記適合ゲートウェイにより、トランスコーディングされた異なる符号化フォーマットを有するコンテンツを、サポートする前記端末に送信するステップと
を含む。
【0122】
本発明の第5態様のユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク・サーバ装置のコンテンツ適合方法は、記憶したマルチメディア・コンテンツでマルチメディア・サーバを構築するステップと、
前記コンテンツの各々に対してDIA記述を生成するステップと、
前記DIA記述を、前記対応するコンテンツに添付するステップと、
前記サーバにDIAパーサを実装するステップと、
前記サーバに適合ツールを実装またはプラグインして、異なるマルチメディアフォーマット間でトランスコーディング機能を実行可能にするステップと、
所定の手段を介して、端末からDIA記述の組を受け取るステップであって、前記DIA記述の組は、前記端末の復号化能力、使用されるネットワークの条件、および、ユーザ・プリファレンスを記述するのに用いられるステップと、
前記サーバによって前記DIA記述の組を構文解析するステップと、
上記ステップにおける構文解析の結果に応じて、前記適合ツールを選択して、トランスコーディングを行い、前記サーバ内で、あるフォーマットから別のフォーマットに変換するステップと、
トランスコーディングされた前記コンテンツを記述する、新たなDIA記述の組を生成するステップと、
メタデータとして、前記新たなDIA記述の組を、前記トランスコーディングされたコンテンツに添付するステップと、
を含む。
【0123】
本発明の第6態様のユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク・サーバ装置のコンテンツ適合方法は、記憶したマルチメディア・コンテンツでマルチメディア・サーバを構築するステップと、
前記コンテンツの各々に対してDIA記述を生成するステップと、
前記DIA記述を、前記対応するコンテンツに添付するステップと、
前記サーバにDIAパーサを実装するステップと、
前記サーバに適合ツールを実装またはプラグインして、異なるマルチメディアフォーマット間でトランスコーディング機能を実行可能にするステップと、
前記サーバにおいて、前記コンテンツを、前記適合ツールを用いて人気がある複数の符号化フォーマットに予めトランスコーディングし、記憶するステップと、
所定の手段を介して、端末からDIA記述の組を受け取るステップであって、前記DIA記述の組は、前記端末の復号化能力、使用されるネットワークの条件、および、ユーザ・プリファレンスを記述するのに用いられるステップと、
前記サーバによって前記DIA記述の組を構文解析するステップと、
前記サーバ内に記憶されたコンテンツであって、前記端末により実行依頼された前記DIA記述を用いて記述された、必要なフォーマットのコンテンツを選択するステップと、
トランスコーディングされた前記コンテンツを記述する、新たなDIA記述の組を生成するステップと、
メタデータとして、前記新たなDIA記述の組を、前記トランスコーディングされたコンテンツに添付するステップと、
一致した符号化フォーマット、ネットワーク条件およびユーザ・プリファレンスを有する前記コンテンツを、前記端末に配信するステップと、
を含む。
【0124】
本発明の第7態様のユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク・サーバ装置のコンテンツ適合方法は、記憶したマルチメディア・コンテンツでマルチメディア・サーバを構築するステップと、
前記コンテンツの各々に対してDIA記述を生成するステップと、
前記DIA記述を、前記対応するコンテンツに添付するステップと、
前記サーバにDIAパーサを実装するステップと、
前記サーバに適合ツールを実装またはプラグインして、異なるマルチメディアフォーマット間でトランスコーディング機能を実行可能にするステップと、
視聴およびセレクトのため、ユーザに対して、DIDメニューにIPMP、REL、RDD、およびDIA記述を提供するステップと、
端末を使用する前記ユーザにより、前記DIDメニューからのチョイスを行うステップと、
前記チョイス中に前記端末からDIA記述の組を受け取るステップであって、前記DIA記述の組が、前記端末復号化能力を記述するのに用いられるステップと、
前記チョイス中に、前記端末からDIA記述の組を受け取るステップであって、前記DIA記述の組は、前記ネットワーク条件およびユーザ・プリファレンスを記述するの用いられるステップと、
前記サーバにより、前記DIA記述の組を構文解析するステップと、
上記ステップにおける構文解析の結果に応じて、前記適合ツールを選択して、トランスコーディングを行い、前記サーバ内で、あるフォーマットから別のフォーマットに変換するステップと、
トランスコーディングされた前記コンテンツを記述する、新たなDIA記述の組を生成するステップと、
メタデータとして、前記新たなDIA記述の組を、前記トランスコーディングされたコンテンツに添付するステップと、
一致した符号化フォーマット、ネットワーク条件およびユーザ・プリファレンスを有する前記コンテンツを、前記端末に配信するステップと
を含む。
【0125】
本発明の第8態様のユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク・サーバ装置のコンテンツ適合方法は、マルチメディア・コンテンツでマルチメディア・サーバを構築するステップと、
前記コンテンツの各々に対してDIA記述を生成するステップと、
前記DIA記述を、前記対応するコンテンツに添付するステップと、
前記サーバにDIAパーサを実装するステップと、
前記サーバに適合ツールを実装またはプラグインして、異なるマルチメディアフォーマット間でトランスコーディング機能を実行可能にするステップと、
前記サーバにおいて、前記コンテンツを、前記適合ツールを用いて人気がある複数の符号化フォーマットに予めトランスコーディングし、記憶するステップと、
視聴およびセレクトのため、ユーザに対して、DIDメニューにIPMP、REL、RDD、およびDIA記述を提供するステップと、
端末を使用する前記ユーザにより、前記DIDメニューからのチョイスを行うステップと、
前記チョイス中に前記端末からDIA記述の組を受け取るステップであって、前記DIA記述の組が、前記端末復号化能力を記述するのに用いられるステップと、
前記チョイス中に、前記端末からDIA記述の組を受け取るステップであって、前記DIA記述の組は、前記ネットワーク条件およびユーザ・プリファレンスを記述するの用いられるステップと、
前記サーバにより、前記DIA記述の組を構文解析するステップと、
前記端末によって実行依頼された前記DIA記述によって記述される前記要求されたフォーマットである、前記サーバで前記記憶されたコンテンツを選択するステップと、
トランスコーディングされた前記コンテンツを記述する、新たなDIA記述の組を生成するステップと、
メタデータとして、前記新たなDIA記述の組を、前記トランスコーディングされたコンテンツに添付するステップと、
一致した符号化フォーマット、ネットワーク条件およびユーザ・プリファレンスを有する前記コンテンツを、前記端末に配信するステップと
を含む。
【0126】
本発明の第9態様のユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク端末装置のコンテンツ適合方法は、前記ユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク端末装置のコンテンツ適合方法であって、
DIA記述を用いて前記端末を記述するステップが、
端末の一般的特徴、端末ハードウェア、端末ソフトウェア、端末システム、および、第1のレイヤとして、端末復号化能力を含む、階層構造を用いて前記端末を記述するステップと、
主要コンテンツ、ソース復号化レイヤ、システム復号化レイヤ、伝送レイヤと異なる符号化レイヤにおいて、前記DIA記述で前記端末復号化能力を記述するステップと、
符号化および復号化パラメータを含む符号化レイヤの各々において、詳細な記述を規定して、前記復号化処理で用いられる異なるパラメータに対して、前記端末によりサポートされる最大範囲を示すステップと、
上述のDIA記述で用いる制御語であって、共通語の組であり、前記端末と前記サーバとの間で信号を出すのに用いられる制御語を規定するステップと
を含む。
【0127】
本発明の第10態様のユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク端末装置のコンテンツ適合方法は、前記ユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク端末装置のコンテンツ適合方法であって、
DIA記述を用いて前記端末を記述するステップが、
端末の一般的特徴、端末ハードウェア、端末ソフトウェア、端末システム、および第1のレイヤとして端末復号化能力を含む、階層構造を用いて前記端末を記述するステップと、
主要コンテンツ、ソース復号化レイヤ、システム復号化レイヤ、伝送レイヤと異なる符号化レイヤにおいて、前記DIA記述で前記端末復号化能力を記述するステップと、
符号化および復号化パラメータを含む符号化レイヤの各々において、詳細な記述を規定して、前記復号化処理で用いられる異なるパラメータに対して、前記端末によりサポートされる最大範囲を示すステップと、
上述のDIA記述で用いる制御語であって、共通語の組であり、前記端末と前記サーバとの間で信号を出すのに用いられる制御語を規定するステップと
拡張性のために、XMLで前記DIA記述を表現するステップと
を含む。
【0128】
本発明の第11の態様のユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク端末装置のコンテンツ適合方法は、前記ユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク端末装置のコンテンツ適合方法であって、
DIA記述を用いて前記端末を記述するステップが、
端末の一般的特徴、端末ハードウェア、端末ソフトウェア、端末システム、および、第1のレイヤとして、端末復号化能力を含む、階層構造を用いて前記端末を記述するステップと、
主要コンテンツ、ソース復号化レイヤ、システム復号化レイヤ、伝送レイヤと異なる符号化レイヤにおいて、前記DIA記述で前記端末復号化能力を記述するステップと、
符号化および復号化パラメータを含む符号化レイヤの各々において、詳細な記述を規定して、前記復号化処理で用いられる異なるパラメータに対して、前記端末によりサポートされる最大範囲を示すステップと、
上述のDIA記述で用いる制御語であって、共通語の組であり、前記端末と前記サーバとの間で信号を出すのに用いられる制御語を規定するステップと
SDL(構文記述言語)の形式で前記DIA記述を生成するステップと
を含む。
【0129】
本発明の第12の態様のユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク端末装置のコンテンツ適合方法は、前記ユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク端末装置のコンテンツ適合方法であって、前記端末内にDIA記述生成部を実装して、オンラインでDIA記述を生成するステップを有し、
帯域幅、遅延およびパケット損失の制御語を規定することにより、コンテンツフォーマット適合に関連するネットワーク条件を記述し、
品質、色、大きさ、ストリーミング、ダウンローディング、それらの属性によるフィルタリングの制御語を規定することにより、コンテンツ・フォーマット適合に関するユーザ・プリファレンスを記述し、さらに、
ネットワーク・プロトコル、他のプライベート・ツール、またはユーザ入力から、前記端末においてネットワーク条件を受け取るステップと、
上述のステップにおいて規定された前記制御語を用いることにより、前記端末において、ネットワーク条件に関する、受け取ったパラメータを、前記DIA記述に変換するステップと、
前記端末において、ユーザ・インタフェースからのユーザ・プリファレンスを受け取るステップと、
上述のステップにおいて規定された前記制御語を用いることにより、前記端末において、ユーザ・プリファレンスに関する、受け取ったパラメータを、前記DIA記述に変換するステップと
を含む。
【0130】
本発明の第13の態様のユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク端末装置は、ネットワークに接続されたユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク端末装置であって、
コンテンツ複合化ツールが記録されているメモリ装置と、
DIA記述を用いて前記端末を記述するDIA記述生成器と、
DIA記述を前記端末に添付する添付部と、
一つのコンテンツを検索するために前記DIA記述とコンテンツ要求とをサーバに配信する伝送器と、
前記サーバで選択され、前記サーバから配信された前記コンテンツを受信する受信機と
を備える。
【0131】
本発明の第14の態様のユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク・ゲートウエイは、端末とサーバとの間に設けられたユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク・ゲートウエイであって、
メモリ装置と、
DIA記述を用いて前記端末を記述するDIA記述生成器と、
DIA記述を前記端末に添付する第1添付部と、
前記端末に添付されているDIA記述を前記メモリ装置に登録するレジスタと、
前記端末によるコンテンツ要求に対応するコンテンツを前記サーバから受信する受信機と、
前記コンテンツに添付され、受信したDIA記述を構文解析するDIAパーサと、
構文解析されたDIA記述を前記端末についての前記DIA記述と比較する比較器と、
前記コンテンツのフォーマットと前記端末のDIA記述に記載されたフォーマットとのミスマッチがある場合には、前記コンテンツのフォーマットを前記端末のDIA記述に記載されたフォーマットにトランスコードするトランスコーダと、
前記トランスコードされたコンテンツを記述する新たなDIA記述の組を生成する生成器と、
前記新たなDIA記述の組を前記トランスコードされたコンテンツに第2添付部と、
前記コンテンツを前記端末に配信する伝送器と
を備える。
【0132】
本発明の第15の態様のユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク・サーバは、ネットワークを介して端末に接続されているユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク・サーバであって、
マルチメディアコンテンツが記録されているメモリ装置と、
各コンテンツについてのDIA記述を生成するDIA生成器と
対応するコンテンツに前記DIA記述を添付する第1添付部と、
端末の復号化能力、ネットワーク条件、及びユーザ・プリファレンスについて記述するために用いられるDIA記述の組を前記端末から受信する受信機と、
前記受信した前記端末に関するDIA記述の組を構文解析するDIAパーサと、
前記コンテンツを異なるマルチメディア・フォーマット間でトランスコードする適合ツールと、
前記構文解析した結果に従ってトランスコードして一つのフォーマットから他のフォーマットに変換する一つの適合ツールを選択するセレクタと、
前記トランスコードされたコンテンツを記述する新たなDIA記述の組を生成する生成器と、
前記新たなDIA記述の組を前記トランスコードされたコンテンツにそのメタデータとして添付する第2添付部と、
前記コンテンツを前記端末に配信する配信部と
を備える。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術1−異なるタイプの端末を有するユーザへ、一方向でコンテンツを配信する図である。
【図2】従来技術2−異なるタイプの端末を有するユーザへ、双方向でコンテンツを検索し、アクセスする図である。
【図3】MPEG−21DIA記述およびMPEG−21DIAパーサを有する端末を示す図である。
【図4】メディア・リソースを記述する、各層に対する階層DIA記述を示す図である。
【図5】端末記述XMLスキーマのアーキテクチャを示す図である。
【図6】端末記述XMLスキーマのアーキテクチャを示す図である。
【図7】メディア・リソースおよび端末に対するDIA記述を示す図である。
【図8】そのDIA記述を有する一つのフォーマットからそのDIA記述を有する別のフォーマットへの適合ゲートウェイ/端末を示す図である。
【図9】一方向アプリケーションで用いられるDIA記述を有するMPEG−21端末を示す図である。
【図10】双方向インタラクティブ・アプリケーションで用いられるDIA記述を有するMPEG−21端末を示す図である。
【図11】ストリーミング・コンテンツ配信に対するリアルタイム適合フレームワークを示す図である。
【図12】異なるネットワーク条件およびユーザ・プリファレンスを有する端末への包括的な適合フレームワークを示す図である。
【発明の属する技術分野】
本発明は、異なるフォーマットのマルチメディア・コンテンツをアクセスできる統一マルチメディア端末に関し、かつ異なるマルチメディア端末、ネットワーク、使用環境を取扱うことができる統一マルチメディア・フレームワークに関する。
【0002】
【従来の技術】
MPEGおよび他の規格体は、効率的な方法である場所から別の場所へのコンテンツ転送および配信、並びに限定された空間における大きな容量を伴うコンテンツ記憶を容易にするために、ビデオ、オーディオ、システム、通信プロトコル、コンテンツ提示、コンテンツ・パッケージング、等における多くの規格を生成した。
【0003】
その結果として、既存のコンテンツは、異なるソース符号化方法、MPEG1、MPEG2、MPEG4、DV,DVCPRO等による、異なるフォーマットで見受けられ、同時にデバイスおよび端末は、また、ある一定の標準に準拠するが別の標準には準拠しない異なる範囲で構築される。例えば、DTV STB(セットトップボックス)は、MPEG−2に準拠したコンテンツを復号化しかつ再生できるが、DVコンテンツ、またはMPEG−4コンテンツを再生することができない。
【0004】
どのようなフォーマットであってもコンテンツをアクセスし、かつ使用できる、普遍的なマルチメディア端末が存在することが望ましい。これを達成するための少数の方法が存在する。
【0005】
一つの方法は、全ての異なるフォーマットを理解しかつリアルタイムでそれらを復号化し、そしてリアルタイムで要求されたフォーマットにコンテンツをコード化するための強力な変換符号化器(トランスコーダ)の機能を有する端末を構築することである。しかし、そのようなリアルタイム多機能トランスコーダ機能を有すると、非常にコストが高くなる。DTV、またはDVDのようなデバイスに対しても、ポータブル端末に対して使用することは、まったく望ましくない。
【0006】
別の方法は、異なるフォーマットで同じコンテンツを予めトランスコードしかつ記憶するために、サービス・プロバイダ側/コンテンツ生成側、またはゲートウェイ・サイトにそのようなトランスコーダ機能を有することである。
【0007】
そのような場合には、コンテンツ提示フォーマットを記述する記述またはメタデータの組を生成し、かつ対応するコンテンツに添付できる。端末によって依頼された問合せを、サーバに記憶されたメタデータと一致させることによって、サーバは特定フォーマットのどのコンテンツが端末に配信されるのかを決定する。ここで、端末は、サーバが認識できる定義された記述またはメタデータの組を発生できるために、準拠した端末でなければならない。
【0008】
コンテンツ提示フォーマットをアドレス指定するための記述の組の他に、端末を記述するための記述の組、並びにネットワーク条件およびユーザ・プリファレンスを含んでいる他の使用環境を記述するための一組の記述を定義することもまた必要である。しかしながら、使用環境は、コンテンツ提示フォーマットおよび端末により異なり、かつそれは、変更可能かつ選択可能であり端末で符号化性能のように端末で固定されない。
【0009】
ここで、本発明は、記述および記述中の構造の組を定義すること、並びに異なる端末およびネットワーク間で用いられるマルチメディア・フレームワークに対する機構を定義することに焦点をおく。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、以下の問題の解決を試みる。
【0011】
ある一定のフォーマットの同じコンテンツまたはメディア・リソースは、異なるネットワーク条件および異なるユーザ・プリファレンスを有するマルチメディア端末によってアクセスされ、検索し、かつ使用できる。
【0012】
異なる復号化性能およびネットワーク条件を有する端末は、異なるデータ・フォーマットであるコンテンツまたはメディア・リソースをアクセスし、検索し、かつ消費できる。
【0013】
【課題を解決するための手段】
コンテンツ提示フォーマットに対する記述を規定することによって、コンテンツまたはメディア・リソースは、その符号化フォーマットおよびスタイルを反映すべく記述できる。このとき、この記述は、所定の符号化規格による符号化条件に基づき、そしてまたビット・ストリーム・ヘッダから抽出したパラメータに基づき定義される。
【0014】
端末に対する記述の組を定義することによって、端末は、準拠した復号化性能を反映するように記述できる。
【0015】
端末に対する記述の組を定義することによって、端末は、その処理パワー、メモリ、オペレーティング・システム等を反映するように記述できる。そのような記述は、サーバが正しい符号化フォーマットでコンテンツを配信する前に端末からサーバに送られる。
【0016】
ネットワークに対する記述の組を定義することによって、端末が接続されるネットワーク条件は、通信プロトコル、平均帯域幅、遅延状態、パケット損失状態等を反映するように記述できる。
【0017】
ユーザ・プリファレンスに対する記述の組を定義することによって、ユーザの関心および好み(プリファレンス)は、ユーザのチョイスおよびセレクションを反映すべく記述できる。
【0018】
上記記述の階層および構造を定義することによって、メルチメディア・フレームワークは、ネットワークを介して端末へコンテンツを配信するために構築できる。
【0019】
上記記述の階層および構造を定義することによって、端末は、限定された復号化性能を有するユニバーサル・マルチメディア端末を形成するように構築できる。
【0020】
メルチメディア・フレームワークを構築するために用いられた機構(仕組み)を定義することによって、既存および将来のアプリケーションの多くは、異なる端末および異なるネットワークを有するより多くのユーザに供される。
【0021】
【作用】
端末側では、
1)MPEG−21端末は、シンプル・プロファイルに対するMPEG−4ビデオ・デコーダのようなソース符号化ツールの一つを実装することによって構築される。
【0022】
2)MPEG−21端末は、MP4ファイル・フォーマットのようなソシステム符号化ツールの一つを実装することによって構築される。
【0023】
3)MPEG−21端末は、RTPのような伝送ツールの一つを実装することによって構築される。
【0024】
4)MPEG−21端末は、MPEG−21 DID(デジタル・アイテム・デクラレーション)、REL(権利表現言語)、RDD(権利データ記述)、IPMP(知的財産権管理および保護)、およびDIA(デジタル・アイテム適合)パーサを実装することによって構築される。
【0025】
5)MPEG−21端末は、より詳細な記述がビット・レート、ディスプレイ・ウィンドウ・サイズ、バッファ・サイズ、等のような、各タイプの符号化フォーマットに含まれるような、テーブルがXMLスキーマまたはSDL(構文記述言語)構文で表現できるような、ソース符号化フォーマット、システム・レイヤ符号化フォーマット、伝送フォーマットを含んでいる準拠した復号化フォーマットのような端末の特性を記述すべくテーブルをセットアップすることによって構築される。
【0026】
コンテンツ・サーバ側:
1)ある一定のデータ・フォーマットであるコンテンツまたはメディア・リソースは、MPEG−21 DIA定義された構造により各タイプのフォーマットを記述すべくその定義されたメタデータまたは一組の定義されたDIA記述で異なるデータ・フォーマットに予めトランス・コーディングされる。
【0027】
2)MPEG−21 デジタル・アイテム(DI)は、シーン構造を構築することにより生成される。ここでは、対応するDID/IPMP/REL/RDD/DIA記述が、構造的に一緒にリンクされ、デジタル・アイテムの内容、およびメディア・リソースの所在、保護形態、DIを用いる権利の内容、および、利用可能な端末およびネットワーク適合を示す。この適合は、メディアリソースを「チョイス」する形で列挙され、ユーザにより配信され、使用される。これは、双方向インタラクティブ・アプリケーションに用いられる。
【0028】
3)放送のような一方向アプリケーションに対して、MPEG−21 デジタル・アイテムは、端末から受け取った特定の端末およびネットワーク条件により生成される。
【0029】
なお、用語の定義は以下に示す通りである。
デジタル・アイテム:デジタル・アイテムは、ISO/IEC 21000フレームワークにおける標準表現、識別表示、及びメタデータを備える。また、このエンティティは、このフレームワークの流通及び取引の基本的なユニットである。
デジタル・アイテム適合:デジタル・アイテムがリソース適合エンジン及び/又はディスクリプタ・エンジンの対象とされる処理であって、それによって適合デジタル・アイテムを生成する。
【0030】
コンテンツ・デジタル・アイテム:リソースの配信に用いられるデジタル・アイテムである。
【0031】
【発明の実施の形態】
従来技術が、図1および図2に示されており、あるデータ・フォーマットのコンテンツが異なる端末によって再生できない現在の状況を説明する。
【0032】
図1では、一方向でMPEG−2MP@MLコンテンツがモジュール1.1のメルチメディア・サーバからユーザに配信され、かつモジュール1.4のDTVSTBだけが再生できるということが示されている。モジュール1.2、1.3、および1.5の他の端末は、コンテンツを演奏(上映)できない。
【0033】
図2では、インタラクティブ双方向でMPEG−2MP@MLコンテンツがモジュール2.1のメルチメディア・サーバからユーザに配信され、かつモジュール2.4のDTV STBだけが再生できることが示されている。モジュール2.2、2.3、および2.5の他の端末は、コンテンツを演奏(上映)できない。
【0034】
上記例から、そのような状況は、より広い範囲の端末およびネットワークによるコンテンツ・アクセス性を制限するということが理解される。
【0035】
他方、端末は、非常にコストがかかるため、コンテンツの全ての異なるフォーマットを復号化可能なようには構築できない。
【0036】
以下の実施形態は、二つの主要部分で構成される。すなわち、インタラクティブ双方向または一方向アプリケーションで用いられる、異なる端末への適合と、異なるネットワークへのリアルタイム・ストリーミング適合に対する、階層DIA記述(Descriptions)という二つの主要部分で構成される。
【0037】
インタラクティブ双方向アプリケーションの場合
DTVインタラクティブ・データ放送、インターネット・ベース・サービス、インタラクティブDVD、携帯電話によるインタラクティブ・データ・アクセス等、インタラクティブ・アプリケーションは、既存の世界では非常に人気がある。
【0038】
この双方向アプリケーションに対する一般的なモデルは、サーバがユーザによって視聴されるレイヤ構造化メニューを提供し、ユーザがクライアント端末からサーバに要求を送ることによってユーザが検索したい事項を選択し、かつサーバが要求を処理して、クライアント端末に要求されたコンテンツを配信することである。
【0039】
ここで、コンテンツは、MPEG−21でメディア・リソースと呼ばれる。
【0040】
図3に示すように、MPEG−21 マルチメディア・サーバは、モジュール3.1に示されている。一組のDIA記述が添付された、コンテンツまたはメディア・リソースが記憶される。
【0041】
モジュール3.11では、MPEG−21端末が示されている。MPEG−21端末は、モジュール3.10のソース符号化ツール、モジュール3.9のシステム・レイヤ符号化ツール、モジュール3.8の伝送プロトコル、モジュール3.7のMPEG−21 DIAパーサ、および、DIA記述の組で構成される。端末は、モジュール3.6のTCP/IP、UDP、ATM、または他のネットワークに接続される。
【0042】
ここで説明しているケースは、ケース2の、図3に示す双方向インタラクティブ・アプリケーションに対応する。最初に、端末またはユーザは、デジタル・アイテムを閲覧し、モジュール3.5でユーザが選択する事項に基づきDID/IPMP/REL/RDDおよびDIA記述を構文解析する。サーバは、モジュール3.4で、端末によってなされた選択により、一致したデータ・フォーマットのコンテンツを端末に配信する。
【0043】
上記インタラクティブ処理では、サーバによって受け取られた情報は、二つのタイプ、すなわち、ユーザ関連情報、およびユーザ非関連情報で構成される。
【0044】
1)ユーザ関連情報:ユーザ・プリファレンスのような、閲覧中にユーザによってなされた要求または選択
【0045】
2)ユーザ非関連情報:DIA記述が端末のDIAパーサを通して構文解析された際に自動的に端末から送信された端末特性。
【0046】
一方向放送アプリケーションの場合
この方法では、端末は、双方向アプリケーションのようにインタラクティブにサーバと通信することが想定されていない。
【0047】
ケース1の一方向アプリケーションについて図3に示されているように、モジュール3.2で、端末は、DIA記述の組を有する要求を送信することにより、コンテンツ配信を初期化し、身元と能力をサーバに知らせる必要がある。サーバは、その要求およびDIA記述の組を所有し、モジュール3.3で、一致したフォーマットのコンテンツを伝送する。
【0048】
DIA記述には二つのタイプが存在する。一方のタイプは、端末準拠復号化フォーマット、端末処理パワー等の、端末特性に関する。このタイプの記述は、端末で固定されかつユーザによって選択されない。他方のタイプは、端末で固定されていないネットワーク条件およびユーザ・プリファレンスに関する。これらは、異なるネットワーク条件および異なるユーザ・プリファレンスに変更可能である。
【0049】
一方向または双方向アプリケーションのいずれでも、端末の特性に関するこれらのDIA記述は、ユーザによってではなく、端末により、サーバに送信されなければならない。一方向アプリケーションに対してDIA記述は、通信開始期間中にサーバに実行依頼することができ、双方向アプリケーションに対してDIA記述は、インタラクティブ通信の開始または中間地点でサーバに実行依頼できる。ネットワーク条件およびユーザ・プリファレンスに関するそれらのDIA記述は、伝達処理中に通信で用いられるネットワーク・プロトコルまたはユーザによって与えることができる。
【0050】
各符号化レイヤに対する階層記述
図4に示すように、モジュール4.1の汎用メディア・リソースは、モジュール4.2でソース符号化フォーマットとして考慮される、テキスト、グラフィックス、静止画像、オーディオ、ビデオの形式でありうる。
【0051】
オーディオおよびビデオが組み合わされている場合には、モジュール4.3に示すようなシステム符号化が要求され、製品において広く用いられているMPEG−2 トランスポート・システムおよびプログラム・システムのような、オーディオおよびビデオを同期させる。
【0052】
リアルタイム伝送のような、ある伝送目的を実現する、モジュール4.4に示す伝送プロトコルが要求されることがある。
【0053】
そのようなメディア・リソースは、様々なタイプの符号化フォーマットを用いて形成され、かつ記述の組は、MPEG−21 DIA記述と呼ばれる、モジュール4.5に示すように、メディア・リソースの符号化構造を告げるために生成される。
【0054】
そのような記述および異なるレイヤ中のレイヤ構造は、XMLまたはSDL(構文記述言語)の形式のMPEG−21 ファイル・フォーマットで表すことができる。ここでは、考えられる解の一つとしてそのようなDIA記述を記述するためにXMLベース・スキーマを用いる(スキーマの構造を図5および図6に示しかつ詳細なスキーマをこのセクションの終りに見出すことができる)。
【0055】
図5および図6のスキーマ構造では、我々は、「汎用」記述(5.1)、「ハードウェア」(5.2)、「ソフトウェア」(5.3)、および「システム」(5.4)特性を含んでいる余すところのない端末記述を定義する。端末符号化能力の階層記述は、「符号化能力」(CodingCapability)(5.5)で見ることができる。
【0056】
汎用端末記述では、端末ベンダー、モデル、およびエンコーダ、デコーダ、ゲートウェイ、ルータ、PC、PDA、プリンタ、携帯電話等のような、そのタイプ/クラスが記述される。
【0057】
ハードウェアおよびソフトウェア・コンポーネントは、端末能力を示すための二つの重要な要素である。これら二つの部分に関する各要素の簡単な記述を以下に掲げる。
【0058】
CPU:ベンダー、モデル、デバイスCPUのスピード、例えば、インテル ペンティアム(登録商標)III 1.13GHz;
【0059】
メモリ:ベンダー、モデル、デバイス・メモリのサイズ、例えば、インテル SDRAM PC133 128M;
【0060】
スピーカ:ベンダー、デバイス・スピーカのタイプ、例えば、ヤマハ YMF753;
【0061】
キーボード:ベンダー、デバイス・キーボードのタイプ、例えば、東芝 85−キー エルゴノミック・キーボード;
【0062】
画面:端末画面のより詳細を与える。「サイズ」:水平および垂直値で構成された、画素単位でのデバイス画面サイズ;「サイズ文字」:水平および垂直値で構成されかつデバイスの標準フォントによって決定された、文字単位でのデバイス画面サイズ;「画素毎のビット」:デバイスが画面に表示できるグレーのカラーまたはシェードの数に関する、画素毎のカラーまたはグレースケール情報のビット数;「位置決め解像度」デバイス画面によってサポートされる位置決め付属機構の解像度のタイプ。
【0063】
ハードウェア・サポート:端末が「カラー」(カラー表示)、「テキスト入力」(テキスト入力)、「画像入力」(画像表示)、「音声入力」(あらゆる形式の音声入力)、「ソフトキー」(プログラム・ソフト・キー)および「サウンド出力」(外部スピーカを介するサウンド出力)をサポートするかどうかを示す。全てのこれらのサポートを示すために、ブール・タイプが用いられる、例えば、「カラー」サポートに対する「はい」は、 デバイスの表示がカラーをサポートすることを意味する。
【0064】
アシスト・ハードウェア:セキュリティ機能性をサポートしているアシスタント・ハードウェア、「スマートカード」、「ハードキー」、
【0065】
OS:ベンダー、名前、バージョン、端末のオペレーティング・システムの通し番号、例えば、アップル マック OS、9.0、12345678、
【0066】
VM:ベンダー、名前、デバイスに組込まれた仮想マシンのバージョン、例えば、SunJRE1.2、
【0067】
ファームウェア:ベンダー、名前、デバイスの低レベル・ソフトウェアが準拠するファームウェアのバージョン、
【0068】
ソフトウェアサポート:端末が「その名前およびバージョンを有する、「ソフトウェア・ダウンロード」、「ブラウザ」をサポートするかどうかを示す。
【0069】
また、システム特性も端末記述に対して重要な形態である。
【0070】
端末システムの汎用記述は、「モジュール」を処理すること、例えば、ある特殊機能性の実行に対するエクストラ端末ツール、「コンポーネント」の相互接続および「構成」オプションのサポートを含んでいる。MPEG−21 マルチメディア・フレームワークに対して、特殊システム特性「IPMP」が供給されるべきである。IPMPシステム記述は、それらのツール(Tool)IDおよびRDD/RELのサポートを有する常駐IPMP_Toolsを含む。
【0071】
端末符号化性能は、コンテンツ・タイプ(オーディオ、ビデオ、画像/グラフィック、テキスト)および各符号化タイプ(例えば、MPEG、ITU)による構造化モードで記述される。各符号化タイプでは、更に分類しかつ拡張するためにプロファイルおよびレベルが用いられる。これらの符号化フォーマット記述の他に、画像サイズ、表示ウィンドウ・サイズ、ビット・レート、フレーム・レート、バッファ・サイズ、等のような符号化パラメータ(「コントローリング・ターム」)は、符号化フォーマットを記述するために用いる可能な制御アイテムである。詳細は、以下のビデオ符号化システム構造化説明および端末スキーマ記述で見出すことができる。
【0072】
また、ビデオを記述するために要求される可能なアイテムまたはパラメータが何であるかを説明するためにビデオに対する詳細な構造化を図4に示す。
【0073】
MPEG−nビデオ符号化フォーマットに対するように、MPEG1ビデオ、MPEG2ビデオ、MPEG4ビデオ、そしてまたMPEG4 AVC(アドバンス・ビデオ符号化)が存在する。各MPEGビデオ符号化フォーマットに関してプロファイル、レベル、準拠レベルをを告げるためのバージョンが存在する。
【0074】
所与のメディア・リソースに対して、そのビデオ符号化フォーマットをちょうど記述するためにプロファイルが何か、レベルが何か、およびバージョンが何かを与えなければならない。図4のモジュール4.6、4.7および4.8においてそれぞれ示されているように、レベル1およびバージョン1を有するシンプル(Simple)・プロファイルがビデオ符号化に対して示されている。
【0075】
そのトップには、また、画像サイズ:W/H(幅および高さ)、表示ウィンドウ・サイズ:W/H、ビット・レート、フレーム・レート、バッファ・サイズ、および、もしあればその他の事項がビデオ符号化フォーマットを記述するために用いるべく可能なアイテムであるような、モジュール4.9に示される、DIAビデオ符号化記述に含まれるべく符号化パラメータが要求される。
【0076】
ここで、ビデオは、CCIR601 4:2:2、各カラー・コンポーネントに対して8ビットを有するRGB、等のような、異なるビデオ・フォーマットの主要ビデオを含むことができる。
【0077】
また、ビデオ・フォーマットは、DVカメラで用いられるDV(デジタル・ビデオ(Digital Video))フォーマット、DVCPRO−25、DVCPRO−50、DVPRO−HDを含むDVxxxもカバーする。これらは、オリジナル・コンテンツで見出されかつデジタル・カメラによってキャプチャされる人気があるフォーマットである。
【0078】
H.26xは、H.261およびH.263で構成され、かつテレビ会議製品で主に用いられる。
【0079】
M−JPEGは、モーションJPEGである。
【0080】
WMVは、PCの世界で広く用いられるウィンドウ・メディア・ビデオ(Window Media Video)である。
【0081】
リアル・ビデオ(Real Video)は、リアル・ネットワーク(Real Network)の製品に用いられる別のタイプのビデオ・フォーマットである。
【0082】
ビデオと同じ方法で、オーディオおよびスピーチも異なるフォーマット:MPEGレイヤ 2のようなMPEG−nオーディオ 、MP3、MPEG2−AAC、MPEG4−AAC、およびG.721/2、G.723、G.726、G.729等のようなGシリーズをカバーする必要がある。画像およびグラフィックスは、JPEG、JPEG−2000、GIF、TIFF、XBM、PICT、等のような、様々なタイプのフォーマットをカバーする。
【0083】
コンテンツ構造および端末を記述するためのDIA記述を図7に示す。
【0084】
モジュール6.1では、DIA記述は、メディア・リソースを記述するためにリストされ、モジュール6.2では、DIA記述は、メルチメディア端末を記述するためにリストされる。
【0085】
コンテンツ構造の前方には、モジュール6.3に示すように、コンテンツの詳細な符号化構造を記述することによって一組のDIA記述が常に添付される。
【0086】
他方、所与の端末に対して、一組のDIA記述は、モジュール6.4に示すように、端末復号化性能およびその処理パワーを記述すべく端末に実装されることが常に要求される。
【0087】
図7から、モジュール6.1および6.2の二つのフォーマットは一致せず、かつ、メディア・リソースに対して同じコンテンツが端末で使用できるようにするために適合が必要であるということが明らかである。
【0088】
理想的な適合は、トランスコーディング・モジュールを含むリアルタイム適合ゲートウェイに依存することである。一旦、適合ゲートウェイがモジュール6.1にリストしたようなDIA記述を受け取ると、適合ゲートウェイは、符号化フォーマットを変換し、またはトランスコーディングし、端末で使用するため、モジュール6.2に列挙されたDIA記述に一致させる。この場合には、ソース符号化レイヤに対して、MPEG−2 AACは、MPEG−4 AACにトランスコードされ、かつMPEG−2 ビデオMP@ML(主要プロファイルおよび主要レベル)は、レベル(Level)1およびバージョン(Version)1を有するMPEG−4 ビデオ・シンプル・プロファイル(Simple Profile)にトランスコードされる。システム符号化レイヤ(System Coding Layer)に対して、MPEG−2 トランスポート・システム(Transport System)は、MP4ファイル・フォーマットに変換されかつトランスコードされる。2組のDIA記述において、「符号化パラメータ」に示す2つのサイドに関し、サポートされている「画像サイズ」が異なっていることから、MPEG−2ビデオから、MPEG−4ビデオフォーマットへの符号化の前に、ダウンサイズ処理が必要になる。
【0089】
上記の解法を説明するために、適合ゲートウェイが図8に示されている。それは、一つのフォーマットから別のフォーマットに変換しかつ端末に再配信するためにDIAパーサおよびトランスコーディング・モジュールで構成される。
【0090】
図8に示すように、モジュール7.1では、適合ゲートウェイのDIAパーサは、サーバから受け取った入力DIA記述を処理し、モジュール7.1の後では、処理した結果は、モジュール7.2で端末によって作成された端末のDIA記述と比較される。モジュール7.2における結果に基づき、ソース符号化レイヤおよびシステム符号化レイヤは、オーディオ、ビデオ、およびシステム符号化フォーマットに対してそれぞれモジュール7.3、7.4および7.5で実行される。
【0091】
しばしば計算時間を節約するために、変換またはトランスコーディングは、ビット・ストリーム・レベルで行うことができる。そのようなインテリジェント・トランスコーディング・ツールは、端末でも実装することができる。実装は、状況に応じて異なりうる。これらは、実施する者に託され、それらの端末の処理能力およびアプリケーションに応じて考慮する。
【0092】
目的にかなう別のより良い方法が存在する。有用なワーキング・モデルは、サーバ側の処理能力に依存すべきである。より重要な点は、メディア・リソースを予めコード化しかつマルチメディア・サーバまたはライブラリに記憶するアプリケーションの方針である。そのような場合には、同じコンテンツを予めトランスコードして異なる符号化フォーマットに記憶でき、人気がありかつ広く用いられる場合に適合できる。
【0093】
実施形態の一つとして、一般的なブロック図を図9に示す。そのDIA記述を有するMPEG−21端末モジュール8.1は、図7のモジュール6.2に示す端末準拠符号化フォーマットを記述するDIA記述の組とともに、コンテンツ要求を、サーバに送っている。サーバは、モジュール8.2で受け取ったDIA記述を処理し、かつモジュール8.3で要求されたコンテンツに対して一致した符号化フォーマットを探索する。そして、要求に適合した符号化フォーマットのコンテンツが、サーバから端末に配信されている。これは、放送に似た一方向アプリケーションの場合である。
【0094】
インタラクティブ・アプリケーションについての別の実施形態を、図10に示す。モジュール9.1の端末は、(1)においてDID/REL/RDD/IPMP/DIAで記述されるデジタル・アイテムを閲覧する。サーバは、異なる「チョイス」を与えて、(2)において端末特性、ネットワーク条件、またはユーザ・プリファレンスを示す。
【0095】
サーバが端末特性を獲得する二つの方法が存在する。ユーザが、一旦、図10に示す(3)において、ユーザに表示された「端末特性」を選択した場合には、端末は、サーバにそのDIA記述を自動的に送信する。別の方法は、ユーザがいずれかの手段によってそれらの端末について知っている場合に端末特性をユーザに決定させる。そして、適合したメディア・リソースとして、一致した符号化フォーマットを有するコンテンツは、(4)において端末に配信される。
【0096】
端末特性は、準拠した符号化能力、および、その処理パワー/メモリ/オペレーティング・システム等をも含む。端末の準拠した符号化能力は、メディア・リソースを記述するのに用いられるコンテンツ提示フォーマットに対応している。それらは、同じ記述であるが、異なるターゲット・オブジェクト(端末またはコンテンツ/メディア・リソース)に対して異なる語を用いている。
【0097】
異なるネットワークへのリアル・タイム・ストリーミング適合
上述したように、二つの異なるタイプのDIA記述が存在する。すなわち、固定されかつ変更できない端末特性を記述する固定記述、および、端末により固定されない、ネットワーク条件およびユーザ・プリファレンスを記述する変更可能記述(Changeable Descriptions)である。DIA記述は、使用されるネットワークまたはユーザ・プリファレンスが異なるか変更されれば異なる。
【0098】
適合を指示する階層構造および機構を有する前者の記述は、上のセクションにおいて説明されている。後者の記述およびサーバとクライアント端末との間に信号を送る機構は、このセクションに記載されている。
【0099】
同じ符号化フォーマットがメディア・リソースおよび端末に対して用いられると仮定する。帯域幅が異なるといった、異なるネットワーク条件により、何らかの手段により、変更可能な条件に適合する必要がある。この手段は、ソース符号化レイヤおよびまたアプリケーション・ネットワーク・レイヤにおいてスケーラブル符号化技法の使用を含む。
【0100】
変更可能なネットワークに適合すべくリアルタイムでビット・レートを変更する多くの方法が存在する。これらは、SNRスケーラブル符号化、ビット・レート・コントローラ調整、フレーム・レートの低減、エンハンスメント・レイヤに対するビット切り捨て、Qof(サービス品質)の利用等を含む。これらの全ては、異なる種類の適合ツールとして考えられ、かつそれらは、場合に応じて異なる。
【0101】
図11では、リアルタイム適合フレームワークを示す。これは、ストリーミングの場合を示しており、ネットワーク条件およびユーザ・プリファレンスが常にサーバにフィードバックされる。それにより、サーバはそのような情報を使用して、どのような種類のメディアリソースが端末に配信されて、適切なビットレートに適合するかを決定できる。
【0102】
図11に示すように、DIAパーサ、適合ツール、およびメディア・リソースが含まれるモジュール10.1に、MPEG−21マルチメディア・サーバが示される。MPEG−21端末は、モジュール10.5のDIA記述発生器を伴うモジュール10.2で示されており、モジュール10.3のネットワーク条件およびユーザ10.4のユーザ・プリファレンスに応じて、DIA記述を生成する。
【0103】
モジュール10.6では、記述の組は、サーバに実行依頼するのに必要な、考えられるアイテムが何であるかを示す例として列挙されている。
【0104】
サーバのモジュール10.7のDIAパーサは、クライアント端末から受け取ったDIA記述を処理し、モジュール10.8の適合ツール・プラグインからの適切な適当な適合ツールの選択を決定する。モジュール10.9のメディア・リソースは、適合ツールによって変換され、DIA記述によって記述される要求された適当なネットワーク条件およびユーザ・プリファレンスに適合する。そして、要求されたメディア・リソースは、サーバからクライアント端末に受け渡される。
【0105】
一般的な適合フレームワークを図12に示す。図12は、限定された復号化能力、異なるネットワーク条件およびユーザ・プリファレンスを有する所与の端末に対して、どのように適合が実行されるかを示す。
【0106】
MPEG−21 マルチメディア・サーバを、DIAパーサを有するモジュール11.1に示す。異なる適合ツールは、サーバ側でプラグ−イン・ツールとして実装され、または用いられる。コンテンツは、要求に基づき検索されかつユーザに受け渡されるべきメディア・リソースとしてサーバに記憶される。
【0107】
モジュール11.6にその復号化能力および処理能力を記述するためのDIA記述、並びにモジュール11.5にネットワーク条件およびユーザ・プリファレンスのDIA記述を発生するDIA記述オン−ライン発生モジュールを含む、モジュール11.2にMPEG−21クライアント端末を示す。
【0108】
通信の起動の間、端末は、コンテンツ配信を開始するために、「a」の矢印で示すように、サーバに端末性能の一組のDIA記述を送る。
【0109】
モジュール11.3のネットワーク条件およびモジュール11.4のユーザ・プリファレンスは、それが要求された場合にはいつでもDIA記述オン−ラインを発生するためにモジュール11.5に実際のネットワーク条件およびユーザ・プリファレンスをフィードバックする。端末は、「b」の矢印で示すように、サーバにネットワーク条件およびユーザ・プリファレンスの一組のDIA記述を送る。
【0110】
ユーザ・プリファレンスを得るためにモジュール11.10にユーザ・インタフェースを示す。ネットワーク条件は、ネットワーク・プロトコル、またはモジュール11.11の適当な方法から得ることができ、かつユーザ・インタフェースを介してユーザによって与えられることもまた可能である。
【0111】
モジュール11.7に示すように、サーバ側のDIAパーサは、端末から受け取ったDIA記述を処理し、かつ端末性能および適当なネットワーキング条件およびユーザ・プリファレンスに一致すべく要求されたメディア・リソースを一致したメディア・リソースに変換しかつトランスコードすべくサーバからある一定の適合ツールまたはプラグ−イン・ツールを選択する。
【0112】
適合ツールは、サーバ側のモジュール11.8に示され、かつそれは、また、図8に示すように中間適合ゲートウェイに実装することもできる。モジュール11.9に示したメディア・リソースは、サーバに記憶され、かつそれは、同時に多くのユーザに対するリアルタイム・トランスコーディングを回避するために、複数の人気がある符号化フォーマットをターゲットすべく予めトランスコードされ、サーバに記憶できる。
【0113】
以下に、詳細な端末記述スキーマを示す。
【0114】
【発明の効果】
定義された仕組みで構築されたマルチメディア・フレームワークは、コンテンツ検索、コンテンツ配信、ビデオ・オン・デマンド、デジタル・ライブラリ・サービス等で用いられる、異なる端末およびネットワーク間でコンテンツの異なるフォーマットに適合できる。
【0115】
定義された構造化DIA記述で構築された端末は、異なるフォーマットのコンテンツをアクセスし、検索し、かつ消費することができる。そして端末は、その有用性を拡張するために異なるアプリケーションおよび異なるネットワーク条件で用いることができる。
【0116】
定義された構造化DIA記述で構築された適合ゲートウェイは、サポートされた端末で使用される要求されたフォーマットに一致するために別のフォーマットにコンテンツを変換すべく、そのDIA記述を有する入力コンテンツをパーズしかつ処理できる。
【0117】
定義された構造化DIA記述で構築されたサーバは、それがそのビジネススケールを拡張するために様々な端末に対してサーブできるように、端末によって要求されたフォーマットに一致するために、一つのフォーマットから別のフォーマットにコンテンツを変換するために適合ツールを選択できる。
【0118】
本発明は、以下に示す様々な態様をとることができる。本発明の第1態様のユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク端末装置のコンテンツ適合方法は、所定の規格に準拠するコンテンツ復号化ツールで端末を構築するステップと、DIA(デジタル・アイテム適合)記述を用いて前記端末を記述するステップと、
前記端末に前記DIA記述を添付するステップと、
コンテンツの一部を検索するために、サーバに前記DIA記述を送り、実行依頼するステップであって、前記サーバが前記DIA記述を構文解析して処理するステップと、
前記端末によって実行依頼された前記DIA記述に一致したフォーマットのコンテンツを選択するステップと、
前記端末に前記コンテンツを配信するステップと
を含む。
【0119】
本発明の第2態様のユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク端末装置のコンテンツ適合方法は、所定の規格に準拠するコンテンツ符号化ツールで端末を構築するステップと、
DIA(デジタル・アイテム適合)記述を用いて前記端末を記述するステップと、
前記端末に前記DIA記述を添付するステップと、
前記端末にDIA記述発生器を実装して、オンラインでDIA記述を生成可能にするステップと、
前記端末のネットワーク・プロトコル、他のツール、またはユーザ・プリファレンスに基づいて、ネットワーク条件およびユーザ・プリファレンスを記述したDIA記述をオンラインで生成するステップと、
コンテンツの一部を検索するために、サーバに前記DIA記述を送り、実行依頼するステップであって、前記サーバが前記DIA記述を構文解析して処理するステップと、
前記端末によって実行依頼された前記DIA記述に一致したフォーマットのコンテンツを選択するステップと、
前記端末に前記コンテンツを配信するステップと
を含む。
【0120】
本発明の第3態様のユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク端末装置のコンテンツ適合方法は、所定の規格に準拠するコンテンツ符号化ツールで端末を構築するステップと、
DIA(デジタル・アイテム適合)記述を用いて前記端末を記述するステップと、
前記端末に前記DIA記述を添付するステップと、
前記端末にDIA記述発生器を実装して、オンラインでDIA記述を生成可能にするステップと、
前記端末のネットワーク・プロトコル、他のツール、またはユーザ・プリファレンスに基づいて、ネットワーク条件およびユーザ・プリファレンスを記述したDIA記述をオンラインで生成するステップと、
前記端末のDIDパーサ、IPMPパーサ、RELパーサ、RDDパーサ、およびDIAパーサを実装して、DID(デジタル・アイテム・デクラレーション)、IPMP(知的財産権管理および保護)、REL(権利表現言語)、RDD(権利データ辞書)、およびDIA記述を構文解析するステップと、
そのDID,IPMP、REL、RDD、およびDIA記述でDI(デジタル・アイテム)を閲覧するステップと、
前記端末によってDIDメニューの「チョイス」ノートを選択するステップと、
前記DIDメニューにIPMP、REL、RDD、およびDIA記述が現されている場合には、前記端末のDIDメニューのIPMP、REL、RDD、およびDIA記述を構文解析するステップと、
前記DIDメニューに、適合したDIAノートが存在するときには、コンテンツを検索するために、前記端末、前記ネットワーク条件、および、前記ユーザ・プリファレンスを記述するのに用いた前記DIA記述を、サーバに実行依頼するステップであって、前記サーバが前記DIA記述を構文解析して処理するステップと、
前記端末によって実行依頼された前記DIA記述に一致したフォーマットであるコンテンツを選択するステップと、
前記端末に前記コンテンツを配信するステップと
を含む。
【0121】
本発明の第4態様のユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク・ゲートウェイ装置のコンテンツ適合方法は、トランスコーディング機能を有する適合ゲートウェイを構築するステップと、
DIAパーサを有する適合ゲートウェイを構築するステップと、
端末に添付されたDIA(デジタル・アイテム適合)記述を用いて、前記端末を記述するステップと、
前記適合ゲートウェイによってサポートされると想定されている前記端末の各々について、前記適合ゲートウェイに前記DIA記述を登録するステップと、
前記適合ゲートウェイにおいて、そのDIA記述を有するコンテンツを受け取るステップと、
前記適合ゲートウェイにおいて、前記DIAパーサにより、前記コンテンツを記述するのに用いた、受け取ったDIA記述を構文解析するステップと、
前記コンテンツについて記述するのに用いた、構文解析された前記DIA記述を、前記端末を記述するのに用いた前記DIA記述と比較するステップと、
上記ステップにおける前記比較結果により示された、符号化フォーマットに関して一致がない場合には、前記コンテンツをトランスコーディングするステップと、
前記ステップによりトランスコーディングされたフォーマットで、前記コンテンツを記述する、新たなDIA記述の組を生成するステップと、
前記トランスコーディングされたフォーマットの前記コンテンツに、前記DIA記述の組を添付するステップと、
前記適合ゲートウェイにより、トランスコーディングされた異なる符号化フォーマットを有するコンテンツを、サポートする前記端末に送信するステップと
を含む。
【0122】
本発明の第5態様のユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク・サーバ装置のコンテンツ適合方法は、記憶したマルチメディア・コンテンツでマルチメディア・サーバを構築するステップと、
前記コンテンツの各々に対してDIA記述を生成するステップと、
前記DIA記述を、前記対応するコンテンツに添付するステップと、
前記サーバにDIAパーサを実装するステップと、
前記サーバに適合ツールを実装またはプラグインして、異なるマルチメディアフォーマット間でトランスコーディング機能を実行可能にするステップと、
所定の手段を介して、端末からDIA記述の組を受け取るステップであって、前記DIA記述の組は、前記端末の復号化能力、使用されるネットワークの条件、および、ユーザ・プリファレンスを記述するのに用いられるステップと、
前記サーバによって前記DIA記述の組を構文解析するステップと、
上記ステップにおける構文解析の結果に応じて、前記適合ツールを選択して、トランスコーディングを行い、前記サーバ内で、あるフォーマットから別のフォーマットに変換するステップと、
トランスコーディングされた前記コンテンツを記述する、新たなDIA記述の組を生成するステップと、
メタデータとして、前記新たなDIA記述の組を、前記トランスコーディングされたコンテンツに添付するステップと、
を含む。
【0123】
本発明の第6態様のユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク・サーバ装置のコンテンツ適合方法は、記憶したマルチメディア・コンテンツでマルチメディア・サーバを構築するステップと、
前記コンテンツの各々に対してDIA記述を生成するステップと、
前記DIA記述を、前記対応するコンテンツに添付するステップと、
前記サーバにDIAパーサを実装するステップと、
前記サーバに適合ツールを実装またはプラグインして、異なるマルチメディアフォーマット間でトランスコーディング機能を実行可能にするステップと、
前記サーバにおいて、前記コンテンツを、前記適合ツールを用いて人気がある複数の符号化フォーマットに予めトランスコーディングし、記憶するステップと、
所定の手段を介して、端末からDIA記述の組を受け取るステップであって、前記DIA記述の組は、前記端末の復号化能力、使用されるネットワークの条件、および、ユーザ・プリファレンスを記述するのに用いられるステップと、
前記サーバによって前記DIA記述の組を構文解析するステップと、
前記サーバ内に記憶されたコンテンツであって、前記端末により実行依頼された前記DIA記述を用いて記述された、必要なフォーマットのコンテンツを選択するステップと、
トランスコーディングされた前記コンテンツを記述する、新たなDIA記述の組を生成するステップと、
メタデータとして、前記新たなDIA記述の組を、前記トランスコーディングされたコンテンツに添付するステップと、
一致した符号化フォーマット、ネットワーク条件およびユーザ・プリファレンスを有する前記コンテンツを、前記端末に配信するステップと、
を含む。
【0124】
本発明の第7態様のユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク・サーバ装置のコンテンツ適合方法は、記憶したマルチメディア・コンテンツでマルチメディア・サーバを構築するステップと、
前記コンテンツの各々に対してDIA記述を生成するステップと、
前記DIA記述を、前記対応するコンテンツに添付するステップと、
前記サーバにDIAパーサを実装するステップと、
前記サーバに適合ツールを実装またはプラグインして、異なるマルチメディアフォーマット間でトランスコーディング機能を実行可能にするステップと、
視聴およびセレクトのため、ユーザに対して、DIDメニューにIPMP、REL、RDD、およびDIA記述を提供するステップと、
端末を使用する前記ユーザにより、前記DIDメニューからのチョイスを行うステップと、
前記チョイス中に前記端末からDIA記述の組を受け取るステップであって、前記DIA記述の組が、前記端末復号化能力を記述するのに用いられるステップと、
前記チョイス中に、前記端末からDIA記述の組を受け取るステップであって、前記DIA記述の組は、前記ネットワーク条件およびユーザ・プリファレンスを記述するの用いられるステップと、
前記サーバにより、前記DIA記述の組を構文解析するステップと、
上記ステップにおける構文解析の結果に応じて、前記適合ツールを選択して、トランスコーディングを行い、前記サーバ内で、あるフォーマットから別のフォーマットに変換するステップと、
トランスコーディングされた前記コンテンツを記述する、新たなDIA記述の組を生成するステップと、
メタデータとして、前記新たなDIA記述の組を、前記トランスコーディングされたコンテンツに添付するステップと、
一致した符号化フォーマット、ネットワーク条件およびユーザ・プリファレンスを有する前記コンテンツを、前記端末に配信するステップと
を含む。
【0125】
本発明の第8態様のユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク・サーバ装置のコンテンツ適合方法は、マルチメディア・コンテンツでマルチメディア・サーバを構築するステップと、
前記コンテンツの各々に対してDIA記述を生成するステップと、
前記DIA記述を、前記対応するコンテンツに添付するステップと、
前記サーバにDIAパーサを実装するステップと、
前記サーバに適合ツールを実装またはプラグインして、異なるマルチメディアフォーマット間でトランスコーディング機能を実行可能にするステップと、
前記サーバにおいて、前記コンテンツを、前記適合ツールを用いて人気がある複数の符号化フォーマットに予めトランスコーディングし、記憶するステップと、
視聴およびセレクトのため、ユーザに対して、DIDメニューにIPMP、REL、RDD、およびDIA記述を提供するステップと、
端末を使用する前記ユーザにより、前記DIDメニューからのチョイスを行うステップと、
前記チョイス中に前記端末からDIA記述の組を受け取るステップであって、前記DIA記述の組が、前記端末復号化能力を記述するのに用いられるステップと、
前記チョイス中に、前記端末からDIA記述の組を受け取るステップであって、前記DIA記述の組は、前記ネットワーク条件およびユーザ・プリファレンスを記述するの用いられるステップと、
前記サーバにより、前記DIA記述の組を構文解析するステップと、
前記端末によって実行依頼された前記DIA記述によって記述される前記要求されたフォーマットである、前記サーバで前記記憶されたコンテンツを選択するステップと、
トランスコーディングされた前記コンテンツを記述する、新たなDIA記述の組を生成するステップと、
メタデータとして、前記新たなDIA記述の組を、前記トランスコーディングされたコンテンツに添付するステップと、
一致した符号化フォーマット、ネットワーク条件およびユーザ・プリファレンスを有する前記コンテンツを、前記端末に配信するステップと
を含む。
【0126】
本発明の第9態様のユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク端末装置のコンテンツ適合方法は、前記ユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク端末装置のコンテンツ適合方法であって、
DIA記述を用いて前記端末を記述するステップが、
端末の一般的特徴、端末ハードウェア、端末ソフトウェア、端末システム、および、第1のレイヤとして、端末復号化能力を含む、階層構造を用いて前記端末を記述するステップと、
主要コンテンツ、ソース復号化レイヤ、システム復号化レイヤ、伝送レイヤと異なる符号化レイヤにおいて、前記DIA記述で前記端末復号化能力を記述するステップと、
符号化および復号化パラメータを含む符号化レイヤの各々において、詳細な記述を規定して、前記復号化処理で用いられる異なるパラメータに対して、前記端末によりサポートされる最大範囲を示すステップと、
上述のDIA記述で用いる制御語であって、共通語の組であり、前記端末と前記サーバとの間で信号を出すのに用いられる制御語を規定するステップと
を含む。
【0127】
本発明の第10態様のユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク端末装置のコンテンツ適合方法は、前記ユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク端末装置のコンテンツ適合方法であって、
DIA記述を用いて前記端末を記述するステップが、
端末の一般的特徴、端末ハードウェア、端末ソフトウェア、端末システム、および第1のレイヤとして端末復号化能力を含む、階層構造を用いて前記端末を記述するステップと、
主要コンテンツ、ソース復号化レイヤ、システム復号化レイヤ、伝送レイヤと異なる符号化レイヤにおいて、前記DIA記述で前記端末復号化能力を記述するステップと、
符号化および復号化パラメータを含む符号化レイヤの各々において、詳細な記述を規定して、前記復号化処理で用いられる異なるパラメータに対して、前記端末によりサポートされる最大範囲を示すステップと、
上述のDIA記述で用いる制御語であって、共通語の組であり、前記端末と前記サーバとの間で信号を出すのに用いられる制御語を規定するステップと
拡張性のために、XMLで前記DIA記述を表現するステップと
を含む。
【0128】
本発明の第11の態様のユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク端末装置のコンテンツ適合方法は、前記ユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク端末装置のコンテンツ適合方法であって、
DIA記述を用いて前記端末を記述するステップが、
端末の一般的特徴、端末ハードウェア、端末ソフトウェア、端末システム、および、第1のレイヤとして、端末復号化能力を含む、階層構造を用いて前記端末を記述するステップと、
主要コンテンツ、ソース復号化レイヤ、システム復号化レイヤ、伝送レイヤと異なる符号化レイヤにおいて、前記DIA記述で前記端末復号化能力を記述するステップと、
符号化および復号化パラメータを含む符号化レイヤの各々において、詳細な記述を規定して、前記復号化処理で用いられる異なるパラメータに対して、前記端末によりサポートされる最大範囲を示すステップと、
上述のDIA記述で用いる制御語であって、共通語の組であり、前記端末と前記サーバとの間で信号を出すのに用いられる制御語を規定するステップと
SDL(構文記述言語)の形式で前記DIA記述を生成するステップと
を含む。
【0129】
本発明の第12の態様のユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク端末装置のコンテンツ適合方法は、前記ユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク端末装置のコンテンツ適合方法であって、前記端末内にDIA記述生成部を実装して、オンラインでDIA記述を生成するステップを有し、
帯域幅、遅延およびパケット損失の制御語を規定することにより、コンテンツフォーマット適合に関連するネットワーク条件を記述し、
品質、色、大きさ、ストリーミング、ダウンローディング、それらの属性によるフィルタリングの制御語を規定することにより、コンテンツ・フォーマット適合に関するユーザ・プリファレンスを記述し、さらに、
ネットワーク・プロトコル、他のプライベート・ツール、またはユーザ入力から、前記端末においてネットワーク条件を受け取るステップと、
上述のステップにおいて規定された前記制御語を用いることにより、前記端末において、ネットワーク条件に関する、受け取ったパラメータを、前記DIA記述に変換するステップと、
前記端末において、ユーザ・インタフェースからのユーザ・プリファレンスを受け取るステップと、
上述のステップにおいて規定された前記制御語を用いることにより、前記端末において、ユーザ・プリファレンスに関する、受け取ったパラメータを、前記DIA記述に変換するステップと
を含む。
【0130】
本発明の第13の態様のユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク端末装置は、ネットワークに接続されたユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク端末装置であって、
コンテンツ複合化ツールが記録されているメモリ装置と、
DIA記述を用いて前記端末を記述するDIA記述生成器と、
DIA記述を前記端末に添付する添付部と、
一つのコンテンツを検索するために前記DIA記述とコンテンツ要求とをサーバに配信する伝送器と、
前記サーバで選択され、前記サーバから配信された前記コンテンツを受信する受信機と
を備える。
【0131】
本発明の第14の態様のユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク・ゲートウエイは、端末とサーバとの間に設けられたユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク・ゲートウエイであって、
メモリ装置と、
DIA記述を用いて前記端末を記述するDIA記述生成器と、
DIA記述を前記端末に添付する第1添付部と、
前記端末に添付されているDIA記述を前記メモリ装置に登録するレジスタと、
前記端末によるコンテンツ要求に対応するコンテンツを前記サーバから受信する受信機と、
前記コンテンツに添付され、受信したDIA記述を構文解析するDIAパーサと、
構文解析されたDIA記述を前記端末についての前記DIA記述と比較する比較器と、
前記コンテンツのフォーマットと前記端末のDIA記述に記載されたフォーマットとのミスマッチがある場合には、前記コンテンツのフォーマットを前記端末のDIA記述に記載されたフォーマットにトランスコードするトランスコーダと、
前記トランスコードされたコンテンツを記述する新たなDIA記述の組を生成する生成器と、
前記新たなDIA記述の組を前記トランスコードされたコンテンツに第2添付部と、
前記コンテンツを前記端末に配信する伝送器と
を備える。
【0132】
本発明の第15の態様のユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク・サーバは、ネットワークを介して端末に接続されているユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク・サーバであって、
マルチメディアコンテンツが記録されているメモリ装置と、
各コンテンツについてのDIA記述を生成するDIA生成器と
対応するコンテンツに前記DIA記述を添付する第1添付部と、
端末の復号化能力、ネットワーク条件、及びユーザ・プリファレンスについて記述するために用いられるDIA記述の組を前記端末から受信する受信機と、
前記受信した前記端末に関するDIA記述の組を構文解析するDIAパーサと、
前記コンテンツを異なるマルチメディア・フォーマット間でトランスコードする適合ツールと、
前記構文解析した結果に従ってトランスコードして一つのフォーマットから他のフォーマットに変換する一つの適合ツールを選択するセレクタと、
前記トランスコードされたコンテンツを記述する新たなDIA記述の組を生成する生成器と、
前記新たなDIA記述の組を前記トランスコードされたコンテンツにそのメタデータとして添付する第2添付部と、
前記コンテンツを前記端末に配信する配信部と
を備える。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術1−異なるタイプの端末を有するユーザへ、一方向でコンテンツを配信する図である。
【図2】従来技術2−異なるタイプの端末を有するユーザへ、双方向でコンテンツを検索し、アクセスする図である。
【図3】MPEG−21DIA記述およびMPEG−21DIAパーサを有する端末を示す図である。
【図4】メディア・リソースを記述する、各層に対する階層DIA記述を示す図である。
【図5】端末記述XMLスキーマのアーキテクチャを示す図である。
【図6】端末記述XMLスキーマのアーキテクチャを示す図である。
【図7】メディア・リソースおよび端末に対するDIA記述を示す図である。
【図8】そのDIA記述を有する一つのフォーマットからそのDIA記述を有する別のフォーマットへの適合ゲートウェイ/端末を示す図である。
【図9】一方向アプリケーションで用いられるDIA記述を有するMPEG−21端末を示す図である。
【図10】双方向インタラクティブ・アプリケーションで用いられるDIA記述を有するMPEG−21端末を示す図である。
【図11】ストリーミング・コンテンツ配信に対するリアルタイム適合フレームワークを示す図である。
【図12】異なるネットワーク条件およびユーザ・プリファレンスを有する端末への包括的な適合フレームワークを示す図である。
Claims (15)
- 所定の規格に準拠するコンテンツ復号化ツールで端末を構築するステップと、
DIA(デジタル・アイテム適合)記述を用いて前記端末を記述するステップと、
前記端末に前記DIA記述を添付するステップと、
コンテンツの一部を検索するために、サーバに前記DIA記述を送り、実行依頼するステップであって、前記サーバが前記DIA記述を構文解析して処理するステップと、
前記端末によって実行依頼された前記DIA記述に一致したフォーマットのコンテンツを選択するステップと、
前記端末に前記コンテンツを配信するステップと
を含む、ユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク端末装置のコンテンツ適合方法。 - 所定の規格に準拠するコンテンツ符号化ツールで端末を構築するステップと、
DIA(デジタル・アイテム適合)記述を用いて前記端末を記述するステップと、
前記端末に前記DIA記述を添付するステップと、
前記端末にDIA記述発生器を実装して、オンラインでDIA記述を生成可能にするステップと、
前記端末のネットワーク・プロトコル、他のツール、またはユーザ・プリファレンスに基づいて、ネットワーク条件およびユーザ・プリファレンスを記述したDIA記述をオンラインで生成するステップと、
コンテンツの一部を検索するために、サーバに前記DIA記述を送り、実行依頼するステップであって、前記サーバが前記DIA記述を構文解析して処理するステップと、
前記端末によって実行依頼された前記DIA記述に一致したフォーマットのコンテンツを選択するステップと、
前記端末に前記コンテンツを配信するステップと
を含む、ユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク端末装置のコンテンツ適合方法。 - 所定の規格に準拠するコンテンツ符号化ツールで端末を構築するステップと、
DIA(デジタル・アイテム適合)記述を用いて前記端末を記述するステップと、
前記端末に前記DIA記述を添付するステップと、
前記端末にDIA記述発生器を実装して、オンラインでDIA記述を生成可能にするステップと、
前記端末のネットワーク・プロトコル、他のツール、またはユーザ・プリファレンスに基づいて、ネットワーク条件およびユーザ・プリファレンスを記述したDIA記述をオンラインで生成するステップと、
前記端末のDIDパーサ、IPMPパーサ、RELパーサ、RDDパーサ、およびDIAパーサを実装して、DID(デジタル・アイテム・デクラレーション)、IPMP(知的財産権管理および保護)、REL(権利表現言語)、RDD(権利データ辞書)、およびDIA記述を構文解析するステップと、
そのDID,IPMP、REL、RDD、およびDIA記述でDI(デジタル・アイテム)を閲覧するステップと、
前記端末によってDIDメニューの「チョイス」ノートを選択するステップと、
前記DIDメニューにIPMP、REL、RDD、およびDIA記述が現されている場合には、前記端末のDIDメニューのIPMP、REL、RDD、およびDIA記述を構文解析するステップと、
前記DIDメニューに、適合したDIAノートが存在するときには、コンテンツを検索するために、前記端末、前記ネットワーク条件、および、前記ユーザ・プリファレンスを記述するのに用いた前記DIA記述を、サーバに実行依頼するステップであって、前記サーバが前記DIA記述を構文解析して処理するステップと、
前記端末によって実行依頼された前記DIA記述に一致したフォーマットであるコンテンツを選択するステップと、
前記端末に前記コンテンツを配信するステップと
を含む、ユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク端末装置のコンテンツ適合方法。 - トランスコーディング機能を有する適合ゲートウェイを構築するステップと、
DIAパーサを有する適合ゲートウェイを構築するステップと、
端末に添付されたDIA(デジタル・アイテム適合)記述を用いて、前記端末を記述するステップと、
前記適合ゲートウェイによってサポートされると想定されている前記端末の各々について、前記適合ゲートウェイに前記DIA記述を登録するステップと、
前記適合ゲートウェイにおいて、そのDIA記述を有するコンテンツを受け取るステップと、
前記適合ゲートウェイにおいて、前記DIAパーサにより、前記コンテンツを記述するのに用いた、受け取ったDIA記述を構文解析するステップと、
前記コンテンツについて記述するのに用いた、構文解析された前記DIA記述を、前記端末を記述するのに用いた前記DIA記述と比較するステップと、
上記ステップにおける前記比較結果により示された、符号化フォーマットに関して一致がない場合には、前記コンテンツをトランスコーディングするステップと、
前記ステップによりトランスコーディングされたフォーマットで、前記コンテンツを記述する、新たなDIA記述の組を生成するステップと、
前記トランスコーディングされたフォーマットの前記コンテンツに、前記DIA記述の組を添付するステップと、
前記適合ゲートウェイにより、トランスコーディングされた異なる符号化フォーマットを有するコンテンツを、サポートする前記端末に送信するステップと
を含む、ユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク・ゲートウェイ装置のコンテンツ適合方法。 - 記憶したマルチメディア・コンテンツでマルチメディア・サーバを構築するステップと、
前記コンテンツの各々に対してDIA記述を生成するステップと、
前記DIA記述を、前記対応するコンテンツに添付するステップと、
前記サーバにDIAパーサを実装するステップと、
前記サーバに適合ツールを実装またはプラグインして、異なるマルチメディアフォーマット間でトランスコーディング機能を実行可能にするステップと、
所定の手段を介して、端末からDIA記述の組を受け取るステップであって、前記DIA記述の組は、前記端末の復号化能力、使用されるネットワークの条件、および、ユーザ・プリファレンスを記述するのに用いられるステップと、
前記サーバによって前記DIA記述の組を構文解析するステップと、
上記ステップにおける構文解析の結果に応じて、前記適合ツールを選択して、トランスコーディングを行い、前記サーバ内で、あるフォーマットから別のフォーマットに変換するステップと、
トランスコーディングされた前記コンテンツを記述する、新たなDIA記述の組を生成するステップと、
メタデータとして、前記新たなDIA記述の組を、前記トランスコーディングされたコンテンツに添付するステップと、
を含む、ユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク・サーバ装置のコンテンツ適合方法。 - 記憶したマルチメディア・コンテンツでマルチメディア・サーバを構築するステップと、
前記コンテンツの各々に対してDIA記述を生成するステップと、
前記DIA記述を、前記対応するコンテンツに添付するステップと、
前記サーバにDIAパーサを実装するステップと、
前記サーバに適合ツールを実装またはプラグインして、異なるマルチメディアフォーマット間でトランスコーディング機能を実行可能にするステップと、
前記サーバにおいて、前記コンテンツを、前記適合ツールを用いて人気がある複数の符号化フォーマットに予めトランスコーディングし、記憶するステップと、
所定の手段を介して、端末からDIA記述の組を受け取るステップであって、前記DIA記述の組は、前記端末の復号化能力、使用されるネットワークの条件、および、ユーザ・プリファレンスを記述するのに用いられるステップと、
前記サーバによって前記DIA記述の組を構文解析するステップと、
前記サーバ内に記憶されたコンテンツであって、前記端末により実行依頼された前記DIA記述を用いて記述された、必要なフォーマットのコンテンツを選択するステップと、
トランスコーディングされた前記コンテンツを記述する、新たなDIA記述の組を生成するステップと、
メタデータとして、前記新たなDIA記述の組を、前記トランスコーディングされたコンテンツに添付するステップと、
一致した符号化フォーマット、ネットワーク条件およびユーザ・プリファレンスを有する前記コンテンツを、前記端末に配信するステップと、
を含む、ユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク・サーバ装置のコンテンツ適合方法。 - 記憶したマルチメディア・コンテンツでマルチメディア・サーバを構築するステップと、
前記コンテンツの各々に対してDIA記述を生成するステップと、
前記DIA記述を、前記対応するコンテンツに添付するステップと、
前記サーバにDIAパーサを実装するステップと、
前記サーバに適合ツールを実装またはプラグインして、異なるマルチメディアフォーマット間でトランスコーディング機能を実行可能にするステップと、
視聴およびセレクトのため、ユーザに対して、DIDメニューにIPMP、REL、RDD、およびDIA記述を提供するステップと、
端末を使用する前記ユーザにより、前記DIDメニューからのチョイスを行うステップと、
前記チョイス中に前記端末からDIA記述の組を受け取るステップであって、前記DIA記述の組が、前記端末復号化能力を記述するのに用いられるステップと、
前記チョイス中に、前記端末からDIA記述の組を受け取るステップであって、前記DIA記述の組は、前記ネットワーク条件およびユーザ・プリファレンスを記述するの用いられるステップと、
前記サーバにより、前記DIA記述の組を構文解析するステップと、
上記ステップにおける構文解析の結果に応じて、前記適合ツールを選択して、トランスコーディングを行い、前記サーバ内で、あるフォーマットから別のフォーマットに変換するステップと、
トランスコーディングされた前記コンテンツを記述する、新たなDIA記述の組を生成するステップと、
メタデータとして、前記新たなDIA記述の組を、前記トランスコーディングされたコンテンツに添付するステップと、
一致した符号化フォーマット、ネットワーク条件およびユーザ・プリファレンスを有する前記コンテンツを、前記端末に配信するステップと
を含む、ユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク・サーバ装置のコンテンツ適合方法。 - 記憶したマルチメディア・コンテンツでマルチメディア・サーバを構築するステップと、
前記コンテンツの各々に対してDIA記述を生成するステップと、
前記DIA記述を、前記対応するコンテンツに添付するステップと、
前記サーバにDIAパーサを実装するステップと、
前記サーバに適合ツールを実装またはプラグインして、異なるマルチメディアフォーマット間でトランスコーディング機能を実行可能にするステップと、
前記サーバにおいて、前記コンテンツを、前記適合ツールを用いて人気がある複数の符号化フォーマットに予めトランスコーディングし、記憶するステップと、
視聴およびセレクトのため、ユーザに対して、DIDメニューにIPMP、REL、RDD、およびDIA記述を提供するステップと、
端末を使用する前記ユーザにより、前記DIDメニューからのチョイスを行うステップと、
前記チョイス中に前記端末からDIA記述の組を受け取るステップであって、前記DIA記述の組が、前記端末復号化能力を記述するのに用いられるステップと、
前記チョイス中に、前記端末からDIA記述の組を受け取るステップであって、前記DIA記述の組は、前記ネットワーク条件およびユーザ・プリファレンスを記述するの用いられるステップと、
前記サーバにより、前記DIA記述の組を構文解析するステップと、
前記端末によって実行依頼された前記DIA記述によって記述される前記要求されたフォーマットである、前記サーバで前記記憶されたコンテンツを選択するステップと、
トランスコーディングされた前記コンテンツを記述する、新たなDIA記述の組を生成するステップと、 メタデータとして、前記新たなDIA記述の組を、前記トランスコーディングされたコンテンツに添付するステップと、
一致した符号化フォーマット、ネットワーク条件およびユーザ・プリファレンスを有する前記コンテンツを、前記端末に配信するステップと
を含む、ユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク・サーバ装置のコンテンツ適合方法。 - 請求項1に記載のユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク端末装置のコンテンツ適合方法であって、
DIA記述を用いて前記端末を記述するステップが、
端末の一般的特徴、端末ハードウェア、端末ソフトウェア、端末システム、および、第1のレイヤとして、端末復号化能力を含む、階層構造を用いて前記端末を記述するステップと、
主要コンテンツ、ソース復号化レイヤ、システム復号化レイヤ、伝送レイヤと異なる符号化レイヤにおいて、前記DIA記述で前記端末復号化能力を記述するステップと、
符号化および復号化パラメータを含む符号化レイヤの各々において、詳細な記述を規定して、前記復号化処理で用いられる異なるパラメータに対して、前記端末によりサポートされる最大範囲を示すステップと、
上述のDIA記述で用いる制御語であって、共通語の組であり、前記端末と前記サーバとの間で信号を出すのに用いられる制御語を規定するステップと
を含む、ユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク端末装置のコンテンツ適合方法。 - 請求項1に記載のユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク端末装置のコンテンツ適合方法であって、
DIA記述を用いて前記端末を記述するステップが、
端末の一般的特徴、端末ハードウェア、端末ソフトウェア、端末システム、および第1のレイヤとして端末復号化能力を含む、階層構造を用いて前記端末を記述するステップと、
主要コンテンツ、ソース復号化レイヤ、システム復号化レイヤ、伝送レイヤと異なる符号化レイヤにおいて、前記DIA記述で前記端末復号化能力を記述するステップと、
符号化および復号化パラメータを含む符号化レイヤの各々において、詳細な記述を規定して、前記復号化処理で用いられる異なるパラメータに対して、前記端末によりサポートされる最大範囲を示すステップと、
上述のDIA記述で用いる制御語であって、共通語の組であり、前記端末と前記サーバとの間で信号を出すのに用いられる制御語を規定するステップと
拡張性のために、XMLで前記DIA記述を表現するステップと
を含む、ユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク端末装置のコンテンツ適合方法。 - 請求項1に記載のユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク端末装置のコンテンツ適合方法であって、
DIA記述を用いて前記端末を記述するステップが、
端末の一般的特徴、端末ハードウェア、端末ソフトウェア、端末システム、および、第1のレイヤとして、端末復号化能力を含む、階層構造を用いて前記端末を記述するステップと、
主要コンテンツ、ソース復号化レイヤ、システム復号化レイヤ、伝送レイヤと異なる符号化レイヤにおいて、前記DIA記述で前記端末復号化能力を記述するステップと、
符号化および復号化パラメータを含む符号化レイヤの各々において、詳細な記述を規定して、前記復号化処理で用いられる異なるパラメータに対して、前記端末によりサポートされる最大範囲を示すステップと、
上述のDIA記述で用いる制御語であって、共通語の組であり、前記端末と前記サーバとの間で信号を出すのに用いられる制御語を規定するステップと
SDL(構文記述言語)の形式で前記DIA記述を生成するステップと
を含む、ユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク端末装置のコンテンツ適合方法。 - 請求項2に記載のユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク端末装置のコンテンツ適合方法であって、前記端末内にDIA記述生成部を実装して、オンラインでDIA記述を生成するステップを有し、
帯域幅、遅延およびパケット損失の制御語を規定することにより、コンテンツフォーマット適合に関連するネットワーク条件を記述し、
品質、色、大きさ、ストリーミング、ダウンローディング、それらの属性によるフィルタリングの制御語を規定することにより、コンテンツ・フォーマット適合に関するユーザ・プリファレンスを記述し、さらに、
ネットワーク・プロトコル、他のプライベート・ツール、またはユーザ入力から、前記端末においてネットワーク条件を受け取るステップと、
上述のステップにおいて規定された前記制御語を用いることにより、前記端末において、ネットワーク条件に関する、受け取ったパラメータを、前記DIA記述に変換するステップと、
前記端末において、ユーザ・インタフェースからのユーザ・プリファレンスを受け取るステップと、
上述のステップにおいて規定された前記制御語を用いることにより、前記端末において、ユーザ・プリファレンスに関する、受け取ったパラメータを、前記DIA記述に変換するステップと
を含む、ユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク端末装置のコンテンツ適合方法。 - ネットワークに接続されたユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク端末装置であって、
コンテンツ複合化ツールが記録されているメモリ装置と、
DIA記述を用いて前記端末を記述するDIA記述生成器と、
DIA記述を前記端末に添付する添付部と、
一つのコンテンツを検索するために前記DIA記述とコンテンツ要求とをサーバに配信する伝送器と、
前記サーバで選択され、前記サーバから配信された前記コンテンツを受信する受信機と
を備えたユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク端末装置。 - 端末とサーバとの間に設けられたユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク・ゲートウエイであって、
メモリ装置と、
DIA記述を用いて前記端末を記述するDIA記述生成器と、
DIA記述を前記端末に添付する第1添付部と、
前記端末に添付されているDIA記述を前記メモリ装置に登録するレジスタと、
前記端末によるコンテンツ要求に対応するコンテンツを前記サーバから受信する受信機と、
前記コンテンツに添付され、受信したDIA記述を構文解析するDIAパーサと、
構文解析されたDIA記述を前記端末についての前記DIA記述と比較する比較器と、
前記コンテンツのフォーマットと前記端末のDIA記述に記載されたフォーマットとのミスマッチがある場合には、前記コンテンツのフォーマットを前記端末のDIA記述に記載されたフォーマットにトランスコードするトランスコーダと、
前記トランスコードされたコンテンツを記述する新たなDIA記述の組を生成する生成器と、
前記新たなDIA記述の組を前記トランスコードされたコンテンツに第2添付部と、
前記コンテンツを前記端末に配信する伝送器と
を備えるユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク・ゲートウエイ。 - ネットワークを介して端末に接続されているユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク・サーバであって、
マルチメディアコンテンツが記録されているメモリ装置と、
各コンテンツについてのDIA記述を生成するDIA生成器と
対応するコンテンツに前記DIA記述を添付する第1添付部と、
端末の復号化能力、ネットワーク条件、及びユーザ・プリファレンスについて記述するために用いられるDIA記述の組を前記端末から受信する受信機と、
前記受信した前記端末に関するDIA記述の組を構文解析するDIAパーサと、
前記コンテンツを異なるマルチメディア・フォーマット間でトランスコードする適合ツールと、
前記構文解析した結果に従ってトランスコードして一つのフォーマットから他のフォーマットに変換する一つの適合ツールを選択するセレクタと、
前記トランスコードされたコンテンツを記述する新たなDIA記述の組を生成する生成器と、
前記新たなDIA記述の組を前記トランスコードされたコンテンツにそのメタデータとして添付する第2添付部と、
前記コンテンツを前記端末に配信する配信部と
を備えるユニバーサル・マルチメディア・フレームワーク・サーバ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003120259A JP2004038941A (ja) | 2002-04-26 | 2003-04-24 | ユニバーサル・マルチメディア・フレームワークの端末装置、サーバ、及びゲートウエイのコンテンツ適合方法 |
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JP2003120259A JP2004038941A (ja) | 2002-04-26 | 2003-04-24 | ユニバーサル・マルチメディア・フレームワークの端末装置、サーバ、及びゲートウエイのコンテンツ適合方法 |
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