JP2004038677A - 通信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】宛先の環境とファイルの属性に基づいて、宛先が効率的にファイルの受信方法を選択することを可能にする。
【解決手段】発信者端末装置2では、アップロード部21がサーバ装置1にファイル24をアップロードすると、サーバ装置1からファイル24を格納した格納部12のアドレスを示すアドレス識別子を受信する。通知生成部22は、アップロードしたこととアドレスを示す電子メール25を生成して、通知送信部23によって宛先の装置に送信させる。通知生成部22は、ファイル24のサイズとファイル24をストリーミング受信するのに適した帯域幅に関する、宛先の装置の内部で自動解釈可能な形式の情報部分を電子メール25に添付するか含める。
【選択図】 図2
【解決手段】発信者端末装置2では、アップロード部21がサーバ装置1にファイル24をアップロードすると、サーバ装置1からファイル24を格納した格納部12のアドレスを示すアドレス識別子を受信する。通知生成部22は、アップロードしたこととアドレスを示す電子メール25を生成して、通知送信部23によって宛先の装置に送信させる。通知生成部22は、ファイル24のサイズとファイル24をストリーミング受信するのに適した帯域幅に関する、宛先の装置の内部で自動解釈可能な形式の情報部分を電子メール25に添付するか含める。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、宛先の装置がサーバ装置からファイルをダウンロード受信またはストリーム受信することを選択することを容易にする送信元の通信装置、およびサーバ装置からファイルをダウンロード受信またはストリーム受信することを選択する宛先の通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ネットワークを介して、動画像またはその他のサイズの大きいファイルを交換するための研究が進んでいる。例えば、国際公開公報WO97/38510号には、ネットワークに接続されサーバ機能を持つネットファクシミリ装置がファクシミリデータを宛先の装置に送信する技術を開示する。ネットファクシミリ装置は、送信元の装置からファクシミリ画像データを受信すると、ストレージに蓄積し、宛先の装置に電子メールを送信してアクセスを促す。宛先の装置から転送要求を受信すると、ネットファクシミリ装置は、宛先の装置にファクシミリ画像データを送信する。ファクシミリデータは、本質的に宛先の装置に全て転送されるべきであるので、受信者が受信形式を選択する必要はない。
【0003】
他方、他の種類のサイズの大きいファイル、例えば動画像ファイル(ビデオファイル)または音楽ファイルの転送については、ストリーム受信またはファイルの一括ダウンロードを受信者が選択できるようなインターネットサイトが多く存在する。かかるサイトのサーバ装置は、ファイルのサイズ、転送のための帯域幅、転送に要する時間、およびストリーム受信とダウンロードの選択肢がある旨をアクセスしたコンピュータに通知し、コンピュータの画像表示装置にこれらの情報を表示させる。
【0004】
利用者は、これらの情報を視認し、自身の環境(ハードディスクの空き領域容量、ネットワークへのアクセスに利用する帯域幅や課金方法)に応じて、最適な受信方法を選択することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来のファイル転送は以上のように行われていたので、利用者が自身の環境と獲得しようとするファイルの属性に基づいて、受信方法を選択するのが面倒であるなどの課題があった。
【0006】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、宛先の装置の環境とファイルの属性に基づいて、宛先の装置が効率的にファイルの受信方法を選択することを可能にする送信元の通信装置を得ることを目的とする。
【0007】
また、この発明は効率的にサーバ装置からファイルをダウンロード受信またはストリーム受信することを選択することが可能な宛先の通信装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る通信装置は、サーバ装置にファイルをアップロードするとともに、前記サーバ装置から前記ファイルを格納した格納部のアドレスを示すアドレス識別子を受信する通信部と、前記通信部が前記アドレス識別子を受信すると、前記ファイルをアップロードしたことと前記アドレスを示す通知を生成して、前記通信部によって宛先の装置に送信させる通知生成部とを備え、前記通知生成部は、前記ファイルのサイズと前記ファイルをストリーミング受信するのに適した帯域幅に関する、前記宛先の装置が内部で自動解釈可能な形式の情報部分を前記通知に添付するか含めることを特徴とするものである。
【0009】
この発明に係る通信装置は、サーバ装置にネットワークを介してアクセスする通信部と、データを格納する格納装置と、前記格納装置の空き領域容量を調査する調査部と、前記サーバ装置に格納された一つのファイルに由来するデータを取得する前に、前記通信部がネットワークを利用する帯域幅と前記ファイルをストリーム受信するのに適した帯域幅とを比較する第1の比較部と、前記サーバ装置に格納された一つのファイルに由来するデータを取得する前に、前記格納装置の空き領域容量と前記ファイルのサイズとを比較する第2の比較部と、前記第1の比較部と前記第2の比較部の比較結果に基づいて、前記サーバ装置からの前記ファイルの取得形式を選択して、前記サーバ装置に取得形式に応じた送信を要求する読出要求部とを備え、前記通信部がネットワークを利用する帯域幅が前記ファイルをストリーム受信するのに適した帯域幅よりも大きく、前記格納装置の空き領域容量が前記ファイルのサイズより小さい場合に、前記読出要求部は前記サーバ装置から前記ファイルをストリーム受信することを選択し、前記格納装置の空き領域容量が前記ファイルのサイズ以上である場合に、読出要求部は前記サーバ装置から前記ファイルをダウンロード受信することを選択することを特徴とするものである。
【0010】
この発明に係る通信装置は、ファイルの送信元の装置から、前記ファイルをサーバ装置にアップロードしたことと前記サーバ装置における前記ファイルを格納した格納部のアドレスを示す通知を受信する通知受信部と、前記通知に添付されているか含まれている前記ファイルのサイズと前記ファイルをストリーミング受信するのに適した帯域幅に関する情報部分を自動解釈して、前記ファイルをストリーム受信するのに適した帯域幅を第1の比較部に告知し、前記ファイルのサイズを第2の比較部に告知する通知解釈部とを備えることを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1はこの発明に係る通信装置を含むネットワークの構成を示す概略図である。図において、1はサーバ装置、2は発信者端末装置(通信装置)、3は受信者端末装置(通信装置)、4はインターネットエクスチェンジ(IX)、5,6はインターネットサービスプロバイダ(ISP)を示す。
【0012】
端末装置2,3は、ともにインターネットを利用した送受信機能を備えた情報処理端末であるが、ここでは、便宜的に送信元としての端末装置2から宛先としての端末装置3にファイルを送信すると仮定し、端末装置2を発信者端末装置と呼び、端末装置3を受信者端末装置と呼ぶ。
【0013】
発信者端末装置2はその利用者が契約したISP5を介してIX4に接続し、受信者端末装置3はその利用者が契約したISP6を介してIX4に接続する。受信者端末装置3はローカルエリアネットワーク7を介してISP6に接続してもよい。同様なことは発信者端末装置2にもいえる。
【0014】
IX4には、ファイルの転送のために設けられたサーバ装置1が接続されている。図1には示さないが、サーバ装置はファイルを一時的に格納する格納部を有する。インターネットに接続した端末装置(例えば発信者端末装置2)は、サーバ装置1にアクセスし、送信元としてファイルを格納部にアップロードすることができる。また、インターネットに接続した他の端末装置(例えば受信者端末装置3)は、サーバ装置1にアクセスし、宛先としてファイルを格納部からダウンロードまたはストリーム受信することができる。
【0015】
インターネット環境では、装置間を接続するラインの帯域幅は様々である。例えば、ISP5,6およびサーバ装置1はIX4に100Mbpsの速度でアクセス可能であるが、発信者端末装置2はISP5に10Mbpsで、受信者端末装置3はISP6に64Kbpsでアクセスする。
【0016】
次に動作について説明する。図2は、図1に示されたネットワークのサーバ装置1、発信者端末装置2、および受信者端末装置3の詳細を示すブロック図である。図において、21はアップロード部(通信部)、22は通知生成部、23は通知送信部(通信部)を示す。発信者端末装置2は、その中央情報処理装置の機能モジュールとして、アップロード部21、通知生成部22および通知送信部23を備える。
【0017】
アップロード部21は、サーバ装置1に例えばビデオファイルなどのファイル24をアップロードする。ビデオファイルに限らず、音楽ファイル、静止画像ファイルまたはその他のサイズの大きいファイルについて、この発明を応用することも可能である。アップロード部21がサーバ装置1にアップロードするファイル24は、この発信者端末装置2で作成されたものでもよいし、他の装置で作成されて発信者端末装置2に保存されたものでもよい。
【0018】
アップロード後、アップロード部21は、アップロードされたファイル24を格納した格納部12のアドレスを示すアドレス識別子、すなわちURL(Uniform Resource Locator)をサーバ装置1から受信する。アップロード部21がアドレス識別子を受信すると、通知生成部22は電子メール25を生成する。電子メール25は、ファイル24をアップロードしたことと、アップロードされたファイル24を格納した格納部12のアドレスを、宛先の装置の利用者が読み取ることのできるテキストを含む。
【0019】
さらに、通知生成部22は、ファイル24のサイズとファイル24を宛先の装置がストリーミング受信するのに適した帯域幅に関する情報部分を自動的に電子メール25に添付するかその内部に含める。この情報部分は、宛先の装置が内部で自動解釈可能な形式であって、人間が読解することを目的とするものではない。通知生成部22は、この情報部分をファイル24の種類および/またはサイズに応じて付加してもよい。例えば、ビデオファイル、音楽ファイル、静止画像ファイルには情報部分を付加するが文書ファイルには情報部分を付加しないとか、サイズがある閾値より大きいファイルにのみ情報部分を付加することも可能である。
【0020】
ファイル24を宛先の装置がストリーミング受信するのに適した帯域幅は、ファイルの種類またはその他の属性によって異なる。例えば、一般的にビデオファイルは音楽ファイルよりも広い帯域幅を要するであろうし、ビデオファイルについては表示画面領域および解像度によって必要な帯域幅が異なるであろう。また、情報部分で指定される帯域幅は、予測される伝送遅延に基づいた余裕を有する。情報部分で指定される帯域幅は、発信者端末装置2の利用者が計算してあらかじめ発信者端末装置2に保存しておいてもよいが、ファイル24の上記の属性に基づいて通知生成部22が自動計算すると好ましい。
【0021】
通知生成部22は、このようにして情報部分を持った電子メール25を生成すると、情報部分を持った電子メール25を通知送信部23に渡す。すると、通知送信部23は情報部分を持った電子メール25を宛先の装置に送信する。より正確には、電子メール25はインターネット上のメールサーバ(図示せず)に蓄積され、宛先の装置がメールサーバに問い合わせるとメールサーバから宛先の装置に転送される。
【0022】
このようにして、例えば受信者端末装置3などの宛先の装置は電子メール25を受信することができ、電子メール25によってその利用者は自分のためのファイルがアップロードされたことと、アップロードされたファイル24を格納した格納部12のアドレスを知ることができる。
【0023】
サーバ装置1は、登録部11、格納部12、読出部13、およびストリームサーバ14を備える。格納部12はサーバ装置1が転送するデータを格納する格納装置であり、登録部11、読出部13、およびストリームサーバ14は、サーバ装置1の中央情報処理装置の機能モジュールである。
【0024】
登録部11は、例えば発信者端末装置2などの送信元の装置のアップロード部21からの要求に応じて、ビデオファイルなどのファイル24を格納部12に格納すなわち登録する。また、登録部11は、このようにしてアップロードされたファイル24を格納した格納部12のアドレスを示すアドレス識別子、すなわちURLをアップロード部21に返信する。
【0025】
読出部13は、例えば受信者端末装置3などの宛先の装置の送信要求に応じて、宛先の装置が要求したファイル24を格納部12から読み出す。送信要求には、目的のファイルおよび送信形式(ダウンロードまたはストリーム)が指定されている。送信要求がダウンロードを要求する場合には、読出部13は受信者端末装置3にファイル24を一括してダウンロード送信する。従って、受信者端末装置3は、要求したファイル24を蓄積することができる。
【0026】
一方、送信要求がストリーミングを要求する場合には、読出部13はストリームサーバ14にファイル24を渡す。また、読出部13は、受信者端末装置3にストリームサーバ14のURLを通知し、受信者端末装置3がストリームサーバ14に接続するように促す。ストリームサーバ14は、読出部13から渡されたファイル24を受信者端末装置3にストリーム送信する。従って、ビデオファイルの場合には、受信者端末装置3の利用者はビデオファイルを受信者端末装置3に蓄積することはできないが、動画を視聴して楽しむことができる。音楽ファイルの場合には、受信者端末装置3の利用者は音楽ファイルを受信者端末装置3に蓄積することはできないが、音楽を聴取して楽しむことができる。
【0027】
受信者端末装置3は、通知受信部31、格納装置32、表示部33、入力インタフェイス(入力IF)34、読出要求部(調査部、第1の比較部、第2の比較部、通知解釈部)35、受信部(通信部)36、およびスピーカ37を備える。格納装置32は受信者端末装置3が利用するデータを格納する格納装置、例えばハードディスクであり、通知受信部31、読出要求部35、および受信部36は、受信者端末装置3の中央情報処理装置の機能モジュールである。表示部33は中央情報処理装置の処理に応じて画像を表示し、スピーカ37は中央情報処理装置の処理に応じて音を発する。入力IF34は例えばキーボードおよびポインティングデバイスを有しており、利用者が中央情報処理装置に指示を与えるために使用する。
【0028】
通知受信部31は、受信者端末装置3を宛先とする電子メールがあるか否かを図示しないメールサーバに問い合わせる。上述した発信者端末装置2が作成し情報部分を持った電子メール25は、発信者端末装置2がメールサーバに問い合わせるとメールサーバから発信者端末装置2に転送される。通知受信部31は電子メールを受信し、それに含まれるテキストを表示部33に表示させる。従って、受信者端末装置3の利用者は自分のためのファイル24がアップロードされたことと、アップロードされたファイル24を格納した格納部12のアドレスを知ることができる。
【0029】
また、電子メールが上述した情報部分を持った電子メール25である場合には、通知受信部31は情報部分を抽出し、情報部分を読出要求部35に渡す。読出要求部35は通知解釈部として機能し、この情報部分を自動解釈して、そこに示されているファイル24をストリーム受信するのに適した帯域幅と、ファイル24のサイズを認識する。通知受信部31は、電子メール25を受信したら直ちに情報部分の抽出を自動的に行ってもよい。あるいは、情報部分が電子メール25の添付ファイルである場合には、利用者が入力IF34を操作して添付ファイルを開くと、通知受信部31が情報部分を自動的に抽出するようにしてもよい。
【0030】
利用者は、電子メール25で通知されたファイル24に由来するデータを取得したいと望む場合には、格納部12のアドレスを参照して、入力IF34を操作し、インターネットを介して受信者端末装置3をサーバ装置1にアクセスする。これにより、読出要求部35は、目的のファイル24が格納されたサイトにリンクする。
【0031】
次に、読出要求部35は、調査部として機能し、格納装置32の空き領域容量を調査する。また、読出要求部35は、第1の比較部として機能し、受信者端末装置3がインターネットを利用する帯域幅とファイル24をストリーム受信するのに適した帯域幅とを比較する。さらに、読出要求部35は、第2の比較部として機能し、格納装置32の空き領域容量とファイル24のサイズとを比較する。
【0032】
これらの比較結果に基づいて、読出要求部35は、サーバ装置1からのファイル24の取得形式(ダウンロード受信またはストリーム受信)を選択して、サーバ装置1に取得形式に応じた送信を要求する。読出要求部35は、目的のファイルおよび送信形式(ダウンロードまたはストリーム)を送信要求に指定する。
【0033】
この送信要求を受信するとサーバ装置1は上記のように動作し、送信要求に従って、ファイル24をダウンロード送信またはストリーム送信し、受信者端末装置3では受信部36がデータを受信する。ファイル24をダウンロード受信する場合には、受信部36はファイル24を格納装置32に格納する。従って、受信者端末装置3は、要求したファイル24を格納装置32に蓄積することができる。
【0034】
ファイル24に由来したデータをストリーム受信する場合には、受信部36は受信したデータを逐次再生処理する。ビデオファイルの場合には、受信したデータに基づいて、受信部36は表示部33の画面を逐次制御して動画像を表示させる。音楽ファイルの場合には、受信したデータに基づいて、受信部36はスピーカ37を逐次制御して楽音を奏でさせる。従って、ファイル24を格納装置32に蓄積することはできないが、受信者端末装置3の利用者は動画像または音楽を楽しむことができる。
【0035】
図3は、読出要求部35による受信形式の選択手順を示す。この選択手順においては、まずステップST1で、受信者端末装置3がインターネットを利用する帯域幅とファイル24をストリーム受信するのに適した帯域幅とを比較する。利用帯域幅がストリーム受信するのに適した帯域幅以下である場合には、手順はステップST2に進む。
【0036】
ステップST2では、格納装置32の空き領域容量とファイル24のサイズとを比較する。空き領域容量がファイルサイズより大きい場合には、手順はステップST3に進み、ダウンロード受信を選択する。これは、広い帯域幅を受信者端末装置3が利用していなくても、長い時間さえかければ、ファイル24を一括してダウンロード受信することは可能だからである。ステップST3では、目的のファイルをダウンロード受信することを利用者に知らせるメッセージを表示部33に表示させて、その後、ダウンロード受信を指定した送信要求をサーバ装置1に送るとよい。表示部33上のメッセージは、帯域幅不足のためストリーム受信はできない旨を表してもよい。
【0037】
但し、ステップST2で、空き領域容量がファイルサイズ以下であると判断された場合には、手順はステップST4に進み、受信をしないことを選択する。これはファイル24を格納する余地がないからである。ステップST4では、表示部33にメッセージを表示させて、格納装置32の空き領域容量が不足し、かつストリーミングもできないので、目的のファイルのデータが得られないことを利用者に知らせる。また、サーバ装置1には受信しないことを通知する。
【0038】
ステップST1で、利用帯域幅がストリーム受信するのに適した帯域幅よりも大きいと判断された場合には、手順はステップST5に進む。ステップST5では、予測されるダウンロードに要する時間が閾値未満か否か判断する。ダウンロードに要する時間は、ファイル24のサイズを受信者端末装置3がインターネットを利用する帯域幅で除算すれば得ることができる。
【0039】
ステップST5の判断結果が否定的であることは、ダウンロードに要する時間が長いことを意味する。この場合には、手順はステップST6に進み、ストリーム受信を選択する。ステップST6では、目的のファイルをストリーム受信することを利用者に知らせるメッセージを表示部33に表示させて、その後、ストリーム受信を指定した送信要求をサーバ装置1に送るとよい。表示部33上のメッセージは、ダウンロードに要する時間が長すぎる旨を表してもよい。
【0040】
ステップST5の判断結果が肯定的であることは、ダウンロードに要する時間が短いことを意味する。この場合には、手順はステップST7に進み、格納装置32の空き領域容量とファイル24のサイズとを比較する。
【0041】
ステップST7で、空き領域容量がファイルサイズ以下であると判断された場合には、手順はステップST6に進み、ストリーム受信を選択する。ステップST6では、目的のファイルをストリーム受信することを利用者に知らせるメッセージを表示部33に表示させて、その後、ストリーム受信を指定した送信要求をサーバ装置1に送るとよい。表示部33上のメッセージは、格納装置32の空き領域容量不足のためダウンロード受信はできない旨を表してもよい。
【0042】
ステップST7で、空き領域容量がファイルサイズより大きいと判断された場合には、手順はステップST8に進み、ダウンロード受信を選択する。ステップST8では、目的のファイルをダウンロード受信することを利用者に知らせるメッセージを表示部33に表示させて、その後、ダウンロード受信を指定した送信要求をサーバ装置1に送るとよい。
【0043】
ステップST8の状況では、受信者端末装置3はストリーム受信する能力もダウンロード受信する能力も有する。従って、別の実施の形態として、実際の受信開始前に、受信者端末装置3の利用者に受信方式の選択を促すこともできる。具体的には、ストリーム受信とダウンロード受信の選択肢を示すダイアログボックスまたはテキストを表示部33に表示させ、入力IF34から利用者の選択指示が入力されるのを待機する。そして、選択指示が入力されたら、その指示に応じてダウンロード受信またはストリーム受信を指定した送信要求をサーバ装置1に送る。このように、利用者が受信方式を選択できるようにしてもよい。
【0044】
また、予測されるダウンロードに要する時間が長いために、ストリーム受信する場合(ステップST5からステップST6に手順が進んだ場合)には、受信者端末装置3はストリーム受信する能力もダウンロード受信する能力も有する可能性がある。そこで、さらに別の実施の形態では、受信者端末装置3の利用者に受信方式の選択を促すこともできる。具体的には、ダウンロードに要する時間が長すぎる旨を表すメッセージに加えて、ストリーム受信とダウンロード受信の選択肢を示すダイアログボックスまたはテキストを表示部33に表示させ、入力IF34から利用者の選択指示が入力されるのを待機する。そして、ストリーム受信の選択指示が入力されたら、ストリーム受信を指定した送信要求をサーバ装置1に送る。逆にダウンロード受信の選択指示が入力されたら、手順はステップST7に進み、格納装置32の空き領域容量とファイル24のサイズとを比較する。
【0045】
以上のように、この実施の形態1によれば、サーバ装置1にアップロードされたファイル24のサイズとファイル24をストリーミング受信するのに適した帯域幅に関する、宛先の装置が内部で自動解釈可能な形式の情報部分を発信者端末装置2の通知生成部22が電子メール25に添付するか含める。従って、宛先の装置が情報部分を自動解釈して、効率的にファイルの受信方法を選択することが可能であるという効果が得られる。
【0046】
また、受信者端末装置3では読出要求部35が、利用帯域幅と推奨帯域幅とファイルサイズと格納装置32の空き領域容量に基づいて、サーバ装置1からのファイル24の取得形式を自動的に選択して、サーバ装置に取得形式に応じた送信を要求する。従って、受信者端末装置3は、効率的にファイルの受信方法を自動選択することが可能である。
【0047】
さらに、受信者端末装置3では、通知受信部31で受信した電子メールに添付されているか含まれている情報部分を読出要求部35が自動解釈して、ファイル24のサイズとファイル24をストリーミング受信するのに適した帯域幅を認識し、ファイルの受信方式の選択にこれらを役立てる。従って、受信者端末装置3は、さらに効率的にファイルの受信方法を自動選択することが可能である。
【0048】
上述した実施の形態に関しては、以下のような変更を加えてもよい。
特定の利用者だけがサーバ装置1にアップロードされたファイル24を利用できるように、パスワード、指紋、声紋、虹彩、顔などの認証をサーバ装置1が行うようにしてもよい。認証を行うには、例えば、あらかじめ決められた限定された利用者の認証情報をサーバ装置1が格納していてもよい。また、個々のファイル24につき送信者がパスワードを決定し、サーバ装置1にファイル24をアップロードするときに、パスワードをサーバ装置1に通知してもよい。
【0049】
宛先の装置がサーバ装置1にアップロードされたファイル24にアクセスしたか否かを送信者が確認できるように、個々のファイル24のアクセス状況を示す識別機能をサーバ装置1に設けてもよい。そして、宛先の装置がアクセスした場合には、そのファイル24の識別子を変更して、発信者端末装置2がサーバ装置1にアクセスしたら、宛先の装置が識別子を確認できるようにしてもよいし、宛先の装置がアクセスした場合には、サーバ装置1が電子メールを自動作成し、これを発信者端末装置2に送信してもよい。
【0050】
サーバ装置1の格納部12上の個々のファイル24に有効アクセス期限を設定し、期限経過後にファイルを自動的に削除してもよい。この場合には、サーバ装置1の登録部11は有効アクセス期限をアップロード部21に通知し、通知生成部22が対応する電子メール25に有効アクセス期限を記入するとよい。宛先の装置の利用者は電子メール25によって有効アクセス期限を知ることができる。
【0051】
サーバ装置1にアップロードされた一つのファイル24を複数の利用者が利用できるようにしてもよい。例えば、そのファイルに対応する電子メール25を通知送信部23は複数の宛先に送信するとよい。
【0052】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、宛先の装置の環境とファイルの属性に基づいて、宛先の装置が効率的にファイルの受信方法を選択することが可能であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る通信装置を含むネットワークの構成を示す概略図である。
【図2】図1に示されたネットワークのサーバ装置、発信者端末装置、および受信者端末装置の詳細を示すブロック図である。
【図3】図2に示された受信者端末装置の読出要求部によるファイルの受信形式の選択手順を示す。
【符号の説明】
1 サーバ装置、2 発信者端末装置(通信装置)、3 受信者端末装置(通信装置)、4 インターネットエクスチェンジ、5,6 インターネットサービスプロバイダ、7 ローカルエリアネットワーク、11 登録部、12 格納部、13 読出部、14 ストリームサーバ、21 アップロード部(通信部)、22 通知生成部、23 通知送信部(通信部)、24 ファイル、25 電子メール、31 通知受信部、32 格納装置、33 表示部、34 入力インタフェイス、35 読出要求部(調査部、第1の比較部、第2の比較部、通知解釈部)、36 受信部(通信部)、37 スピーカ。
【発明の属する技術分野】
この発明は、宛先の装置がサーバ装置からファイルをダウンロード受信またはストリーム受信することを選択することを容易にする送信元の通信装置、およびサーバ装置からファイルをダウンロード受信またはストリーム受信することを選択する宛先の通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ネットワークを介して、動画像またはその他のサイズの大きいファイルを交換するための研究が進んでいる。例えば、国際公開公報WO97/38510号には、ネットワークに接続されサーバ機能を持つネットファクシミリ装置がファクシミリデータを宛先の装置に送信する技術を開示する。ネットファクシミリ装置は、送信元の装置からファクシミリ画像データを受信すると、ストレージに蓄積し、宛先の装置に電子メールを送信してアクセスを促す。宛先の装置から転送要求を受信すると、ネットファクシミリ装置は、宛先の装置にファクシミリ画像データを送信する。ファクシミリデータは、本質的に宛先の装置に全て転送されるべきであるので、受信者が受信形式を選択する必要はない。
【0003】
他方、他の種類のサイズの大きいファイル、例えば動画像ファイル(ビデオファイル)または音楽ファイルの転送については、ストリーム受信またはファイルの一括ダウンロードを受信者が選択できるようなインターネットサイトが多く存在する。かかるサイトのサーバ装置は、ファイルのサイズ、転送のための帯域幅、転送に要する時間、およびストリーム受信とダウンロードの選択肢がある旨をアクセスしたコンピュータに通知し、コンピュータの画像表示装置にこれらの情報を表示させる。
【0004】
利用者は、これらの情報を視認し、自身の環境(ハードディスクの空き領域容量、ネットワークへのアクセスに利用する帯域幅や課金方法)に応じて、最適な受信方法を選択することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来のファイル転送は以上のように行われていたので、利用者が自身の環境と獲得しようとするファイルの属性に基づいて、受信方法を選択するのが面倒であるなどの課題があった。
【0006】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、宛先の装置の環境とファイルの属性に基づいて、宛先の装置が効率的にファイルの受信方法を選択することを可能にする送信元の通信装置を得ることを目的とする。
【0007】
また、この発明は効率的にサーバ装置からファイルをダウンロード受信またはストリーム受信することを選択することが可能な宛先の通信装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る通信装置は、サーバ装置にファイルをアップロードするとともに、前記サーバ装置から前記ファイルを格納した格納部のアドレスを示すアドレス識別子を受信する通信部と、前記通信部が前記アドレス識別子を受信すると、前記ファイルをアップロードしたことと前記アドレスを示す通知を生成して、前記通信部によって宛先の装置に送信させる通知生成部とを備え、前記通知生成部は、前記ファイルのサイズと前記ファイルをストリーミング受信するのに適した帯域幅に関する、前記宛先の装置が内部で自動解釈可能な形式の情報部分を前記通知に添付するか含めることを特徴とするものである。
【0009】
この発明に係る通信装置は、サーバ装置にネットワークを介してアクセスする通信部と、データを格納する格納装置と、前記格納装置の空き領域容量を調査する調査部と、前記サーバ装置に格納された一つのファイルに由来するデータを取得する前に、前記通信部がネットワークを利用する帯域幅と前記ファイルをストリーム受信するのに適した帯域幅とを比較する第1の比較部と、前記サーバ装置に格納された一つのファイルに由来するデータを取得する前に、前記格納装置の空き領域容量と前記ファイルのサイズとを比較する第2の比較部と、前記第1の比較部と前記第2の比較部の比較結果に基づいて、前記サーバ装置からの前記ファイルの取得形式を選択して、前記サーバ装置に取得形式に応じた送信を要求する読出要求部とを備え、前記通信部がネットワークを利用する帯域幅が前記ファイルをストリーム受信するのに適した帯域幅よりも大きく、前記格納装置の空き領域容量が前記ファイルのサイズより小さい場合に、前記読出要求部は前記サーバ装置から前記ファイルをストリーム受信することを選択し、前記格納装置の空き領域容量が前記ファイルのサイズ以上である場合に、読出要求部は前記サーバ装置から前記ファイルをダウンロード受信することを選択することを特徴とするものである。
【0010】
この発明に係る通信装置は、ファイルの送信元の装置から、前記ファイルをサーバ装置にアップロードしたことと前記サーバ装置における前記ファイルを格納した格納部のアドレスを示す通知を受信する通知受信部と、前記通知に添付されているか含まれている前記ファイルのサイズと前記ファイルをストリーミング受信するのに適した帯域幅に関する情報部分を自動解釈して、前記ファイルをストリーム受信するのに適した帯域幅を第1の比較部に告知し、前記ファイルのサイズを第2の比較部に告知する通知解釈部とを備えることを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1はこの発明に係る通信装置を含むネットワークの構成を示す概略図である。図において、1はサーバ装置、2は発信者端末装置(通信装置)、3は受信者端末装置(通信装置)、4はインターネットエクスチェンジ(IX)、5,6はインターネットサービスプロバイダ(ISP)を示す。
【0012】
端末装置2,3は、ともにインターネットを利用した送受信機能を備えた情報処理端末であるが、ここでは、便宜的に送信元としての端末装置2から宛先としての端末装置3にファイルを送信すると仮定し、端末装置2を発信者端末装置と呼び、端末装置3を受信者端末装置と呼ぶ。
【0013】
発信者端末装置2はその利用者が契約したISP5を介してIX4に接続し、受信者端末装置3はその利用者が契約したISP6を介してIX4に接続する。受信者端末装置3はローカルエリアネットワーク7を介してISP6に接続してもよい。同様なことは発信者端末装置2にもいえる。
【0014】
IX4には、ファイルの転送のために設けられたサーバ装置1が接続されている。図1には示さないが、サーバ装置はファイルを一時的に格納する格納部を有する。インターネットに接続した端末装置(例えば発信者端末装置2)は、サーバ装置1にアクセスし、送信元としてファイルを格納部にアップロードすることができる。また、インターネットに接続した他の端末装置(例えば受信者端末装置3)は、サーバ装置1にアクセスし、宛先としてファイルを格納部からダウンロードまたはストリーム受信することができる。
【0015】
インターネット環境では、装置間を接続するラインの帯域幅は様々である。例えば、ISP5,6およびサーバ装置1はIX4に100Mbpsの速度でアクセス可能であるが、発信者端末装置2はISP5に10Mbpsで、受信者端末装置3はISP6に64Kbpsでアクセスする。
【0016】
次に動作について説明する。図2は、図1に示されたネットワークのサーバ装置1、発信者端末装置2、および受信者端末装置3の詳細を示すブロック図である。図において、21はアップロード部(通信部)、22は通知生成部、23は通知送信部(通信部)を示す。発信者端末装置2は、その中央情報処理装置の機能モジュールとして、アップロード部21、通知生成部22および通知送信部23を備える。
【0017】
アップロード部21は、サーバ装置1に例えばビデオファイルなどのファイル24をアップロードする。ビデオファイルに限らず、音楽ファイル、静止画像ファイルまたはその他のサイズの大きいファイルについて、この発明を応用することも可能である。アップロード部21がサーバ装置1にアップロードするファイル24は、この発信者端末装置2で作成されたものでもよいし、他の装置で作成されて発信者端末装置2に保存されたものでもよい。
【0018】
アップロード後、アップロード部21は、アップロードされたファイル24を格納した格納部12のアドレスを示すアドレス識別子、すなわちURL(Uniform Resource Locator)をサーバ装置1から受信する。アップロード部21がアドレス識別子を受信すると、通知生成部22は電子メール25を生成する。電子メール25は、ファイル24をアップロードしたことと、アップロードされたファイル24を格納した格納部12のアドレスを、宛先の装置の利用者が読み取ることのできるテキストを含む。
【0019】
さらに、通知生成部22は、ファイル24のサイズとファイル24を宛先の装置がストリーミング受信するのに適した帯域幅に関する情報部分を自動的に電子メール25に添付するかその内部に含める。この情報部分は、宛先の装置が内部で自動解釈可能な形式であって、人間が読解することを目的とするものではない。通知生成部22は、この情報部分をファイル24の種類および/またはサイズに応じて付加してもよい。例えば、ビデオファイル、音楽ファイル、静止画像ファイルには情報部分を付加するが文書ファイルには情報部分を付加しないとか、サイズがある閾値より大きいファイルにのみ情報部分を付加することも可能である。
【0020】
ファイル24を宛先の装置がストリーミング受信するのに適した帯域幅は、ファイルの種類またはその他の属性によって異なる。例えば、一般的にビデオファイルは音楽ファイルよりも広い帯域幅を要するであろうし、ビデオファイルについては表示画面領域および解像度によって必要な帯域幅が異なるであろう。また、情報部分で指定される帯域幅は、予測される伝送遅延に基づいた余裕を有する。情報部分で指定される帯域幅は、発信者端末装置2の利用者が計算してあらかじめ発信者端末装置2に保存しておいてもよいが、ファイル24の上記の属性に基づいて通知生成部22が自動計算すると好ましい。
【0021】
通知生成部22は、このようにして情報部分を持った電子メール25を生成すると、情報部分を持った電子メール25を通知送信部23に渡す。すると、通知送信部23は情報部分を持った電子メール25を宛先の装置に送信する。より正確には、電子メール25はインターネット上のメールサーバ(図示せず)に蓄積され、宛先の装置がメールサーバに問い合わせるとメールサーバから宛先の装置に転送される。
【0022】
このようにして、例えば受信者端末装置3などの宛先の装置は電子メール25を受信することができ、電子メール25によってその利用者は自分のためのファイルがアップロードされたことと、アップロードされたファイル24を格納した格納部12のアドレスを知ることができる。
【0023】
サーバ装置1は、登録部11、格納部12、読出部13、およびストリームサーバ14を備える。格納部12はサーバ装置1が転送するデータを格納する格納装置であり、登録部11、読出部13、およびストリームサーバ14は、サーバ装置1の中央情報処理装置の機能モジュールである。
【0024】
登録部11は、例えば発信者端末装置2などの送信元の装置のアップロード部21からの要求に応じて、ビデオファイルなどのファイル24を格納部12に格納すなわち登録する。また、登録部11は、このようにしてアップロードされたファイル24を格納した格納部12のアドレスを示すアドレス識別子、すなわちURLをアップロード部21に返信する。
【0025】
読出部13は、例えば受信者端末装置3などの宛先の装置の送信要求に応じて、宛先の装置が要求したファイル24を格納部12から読み出す。送信要求には、目的のファイルおよび送信形式(ダウンロードまたはストリーム)が指定されている。送信要求がダウンロードを要求する場合には、読出部13は受信者端末装置3にファイル24を一括してダウンロード送信する。従って、受信者端末装置3は、要求したファイル24を蓄積することができる。
【0026】
一方、送信要求がストリーミングを要求する場合には、読出部13はストリームサーバ14にファイル24を渡す。また、読出部13は、受信者端末装置3にストリームサーバ14のURLを通知し、受信者端末装置3がストリームサーバ14に接続するように促す。ストリームサーバ14は、読出部13から渡されたファイル24を受信者端末装置3にストリーム送信する。従って、ビデオファイルの場合には、受信者端末装置3の利用者はビデオファイルを受信者端末装置3に蓄積することはできないが、動画を視聴して楽しむことができる。音楽ファイルの場合には、受信者端末装置3の利用者は音楽ファイルを受信者端末装置3に蓄積することはできないが、音楽を聴取して楽しむことができる。
【0027】
受信者端末装置3は、通知受信部31、格納装置32、表示部33、入力インタフェイス(入力IF)34、読出要求部(調査部、第1の比較部、第2の比較部、通知解釈部)35、受信部(通信部)36、およびスピーカ37を備える。格納装置32は受信者端末装置3が利用するデータを格納する格納装置、例えばハードディスクであり、通知受信部31、読出要求部35、および受信部36は、受信者端末装置3の中央情報処理装置の機能モジュールである。表示部33は中央情報処理装置の処理に応じて画像を表示し、スピーカ37は中央情報処理装置の処理に応じて音を発する。入力IF34は例えばキーボードおよびポインティングデバイスを有しており、利用者が中央情報処理装置に指示を与えるために使用する。
【0028】
通知受信部31は、受信者端末装置3を宛先とする電子メールがあるか否かを図示しないメールサーバに問い合わせる。上述した発信者端末装置2が作成し情報部分を持った電子メール25は、発信者端末装置2がメールサーバに問い合わせるとメールサーバから発信者端末装置2に転送される。通知受信部31は電子メールを受信し、それに含まれるテキストを表示部33に表示させる。従って、受信者端末装置3の利用者は自分のためのファイル24がアップロードされたことと、アップロードされたファイル24を格納した格納部12のアドレスを知ることができる。
【0029】
また、電子メールが上述した情報部分を持った電子メール25である場合には、通知受信部31は情報部分を抽出し、情報部分を読出要求部35に渡す。読出要求部35は通知解釈部として機能し、この情報部分を自動解釈して、そこに示されているファイル24をストリーム受信するのに適した帯域幅と、ファイル24のサイズを認識する。通知受信部31は、電子メール25を受信したら直ちに情報部分の抽出を自動的に行ってもよい。あるいは、情報部分が電子メール25の添付ファイルである場合には、利用者が入力IF34を操作して添付ファイルを開くと、通知受信部31が情報部分を自動的に抽出するようにしてもよい。
【0030】
利用者は、電子メール25で通知されたファイル24に由来するデータを取得したいと望む場合には、格納部12のアドレスを参照して、入力IF34を操作し、インターネットを介して受信者端末装置3をサーバ装置1にアクセスする。これにより、読出要求部35は、目的のファイル24が格納されたサイトにリンクする。
【0031】
次に、読出要求部35は、調査部として機能し、格納装置32の空き領域容量を調査する。また、読出要求部35は、第1の比較部として機能し、受信者端末装置3がインターネットを利用する帯域幅とファイル24をストリーム受信するのに適した帯域幅とを比較する。さらに、読出要求部35は、第2の比較部として機能し、格納装置32の空き領域容量とファイル24のサイズとを比較する。
【0032】
これらの比較結果に基づいて、読出要求部35は、サーバ装置1からのファイル24の取得形式(ダウンロード受信またはストリーム受信)を選択して、サーバ装置1に取得形式に応じた送信を要求する。読出要求部35は、目的のファイルおよび送信形式(ダウンロードまたはストリーム)を送信要求に指定する。
【0033】
この送信要求を受信するとサーバ装置1は上記のように動作し、送信要求に従って、ファイル24をダウンロード送信またはストリーム送信し、受信者端末装置3では受信部36がデータを受信する。ファイル24をダウンロード受信する場合には、受信部36はファイル24を格納装置32に格納する。従って、受信者端末装置3は、要求したファイル24を格納装置32に蓄積することができる。
【0034】
ファイル24に由来したデータをストリーム受信する場合には、受信部36は受信したデータを逐次再生処理する。ビデオファイルの場合には、受信したデータに基づいて、受信部36は表示部33の画面を逐次制御して動画像を表示させる。音楽ファイルの場合には、受信したデータに基づいて、受信部36はスピーカ37を逐次制御して楽音を奏でさせる。従って、ファイル24を格納装置32に蓄積することはできないが、受信者端末装置3の利用者は動画像または音楽を楽しむことができる。
【0035】
図3は、読出要求部35による受信形式の選択手順を示す。この選択手順においては、まずステップST1で、受信者端末装置3がインターネットを利用する帯域幅とファイル24をストリーム受信するのに適した帯域幅とを比較する。利用帯域幅がストリーム受信するのに適した帯域幅以下である場合には、手順はステップST2に進む。
【0036】
ステップST2では、格納装置32の空き領域容量とファイル24のサイズとを比較する。空き領域容量がファイルサイズより大きい場合には、手順はステップST3に進み、ダウンロード受信を選択する。これは、広い帯域幅を受信者端末装置3が利用していなくても、長い時間さえかければ、ファイル24を一括してダウンロード受信することは可能だからである。ステップST3では、目的のファイルをダウンロード受信することを利用者に知らせるメッセージを表示部33に表示させて、その後、ダウンロード受信を指定した送信要求をサーバ装置1に送るとよい。表示部33上のメッセージは、帯域幅不足のためストリーム受信はできない旨を表してもよい。
【0037】
但し、ステップST2で、空き領域容量がファイルサイズ以下であると判断された場合には、手順はステップST4に進み、受信をしないことを選択する。これはファイル24を格納する余地がないからである。ステップST4では、表示部33にメッセージを表示させて、格納装置32の空き領域容量が不足し、かつストリーミングもできないので、目的のファイルのデータが得られないことを利用者に知らせる。また、サーバ装置1には受信しないことを通知する。
【0038】
ステップST1で、利用帯域幅がストリーム受信するのに適した帯域幅よりも大きいと判断された場合には、手順はステップST5に進む。ステップST5では、予測されるダウンロードに要する時間が閾値未満か否か判断する。ダウンロードに要する時間は、ファイル24のサイズを受信者端末装置3がインターネットを利用する帯域幅で除算すれば得ることができる。
【0039】
ステップST5の判断結果が否定的であることは、ダウンロードに要する時間が長いことを意味する。この場合には、手順はステップST6に進み、ストリーム受信を選択する。ステップST6では、目的のファイルをストリーム受信することを利用者に知らせるメッセージを表示部33に表示させて、その後、ストリーム受信を指定した送信要求をサーバ装置1に送るとよい。表示部33上のメッセージは、ダウンロードに要する時間が長すぎる旨を表してもよい。
【0040】
ステップST5の判断結果が肯定的であることは、ダウンロードに要する時間が短いことを意味する。この場合には、手順はステップST7に進み、格納装置32の空き領域容量とファイル24のサイズとを比較する。
【0041】
ステップST7で、空き領域容量がファイルサイズ以下であると判断された場合には、手順はステップST6に進み、ストリーム受信を選択する。ステップST6では、目的のファイルをストリーム受信することを利用者に知らせるメッセージを表示部33に表示させて、その後、ストリーム受信を指定した送信要求をサーバ装置1に送るとよい。表示部33上のメッセージは、格納装置32の空き領域容量不足のためダウンロード受信はできない旨を表してもよい。
【0042】
ステップST7で、空き領域容量がファイルサイズより大きいと判断された場合には、手順はステップST8に進み、ダウンロード受信を選択する。ステップST8では、目的のファイルをダウンロード受信することを利用者に知らせるメッセージを表示部33に表示させて、その後、ダウンロード受信を指定した送信要求をサーバ装置1に送るとよい。
【0043】
ステップST8の状況では、受信者端末装置3はストリーム受信する能力もダウンロード受信する能力も有する。従って、別の実施の形態として、実際の受信開始前に、受信者端末装置3の利用者に受信方式の選択を促すこともできる。具体的には、ストリーム受信とダウンロード受信の選択肢を示すダイアログボックスまたはテキストを表示部33に表示させ、入力IF34から利用者の選択指示が入力されるのを待機する。そして、選択指示が入力されたら、その指示に応じてダウンロード受信またはストリーム受信を指定した送信要求をサーバ装置1に送る。このように、利用者が受信方式を選択できるようにしてもよい。
【0044】
また、予測されるダウンロードに要する時間が長いために、ストリーム受信する場合(ステップST5からステップST6に手順が進んだ場合)には、受信者端末装置3はストリーム受信する能力もダウンロード受信する能力も有する可能性がある。そこで、さらに別の実施の形態では、受信者端末装置3の利用者に受信方式の選択を促すこともできる。具体的には、ダウンロードに要する時間が長すぎる旨を表すメッセージに加えて、ストリーム受信とダウンロード受信の選択肢を示すダイアログボックスまたはテキストを表示部33に表示させ、入力IF34から利用者の選択指示が入力されるのを待機する。そして、ストリーム受信の選択指示が入力されたら、ストリーム受信を指定した送信要求をサーバ装置1に送る。逆にダウンロード受信の選択指示が入力されたら、手順はステップST7に進み、格納装置32の空き領域容量とファイル24のサイズとを比較する。
【0045】
以上のように、この実施の形態1によれば、サーバ装置1にアップロードされたファイル24のサイズとファイル24をストリーミング受信するのに適した帯域幅に関する、宛先の装置が内部で自動解釈可能な形式の情報部分を発信者端末装置2の通知生成部22が電子メール25に添付するか含める。従って、宛先の装置が情報部分を自動解釈して、効率的にファイルの受信方法を選択することが可能であるという効果が得られる。
【0046】
また、受信者端末装置3では読出要求部35が、利用帯域幅と推奨帯域幅とファイルサイズと格納装置32の空き領域容量に基づいて、サーバ装置1からのファイル24の取得形式を自動的に選択して、サーバ装置に取得形式に応じた送信を要求する。従って、受信者端末装置3は、効率的にファイルの受信方法を自動選択することが可能である。
【0047】
さらに、受信者端末装置3では、通知受信部31で受信した電子メールに添付されているか含まれている情報部分を読出要求部35が自動解釈して、ファイル24のサイズとファイル24をストリーミング受信するのに適した帯域幅を認識し、ファイルの受信方式の選択にこれらを役立てる。従って、受信者端末装置3は、さらに効率的にファイルの受信方法を自動選択することが可能である。
【0048】
上述した実施の形態に関しては、以下のような変更を加えてもよい。
特定の利用者だけがサーバ装置1にアップロードされたファイル24を利用できるように、パスワード、指紋、声紋、虹彩、顔などの認証をサーバ装置1が行うようにしてもよい。認証を行うには、例えば、あらかじめ決められた限定された利用者の認証情報をサーバ装置1が格納していてもよい。また、個々のファイル24につき送信者がパスワードを決定し、サーバ装置1にファイル24をアップロードするときに、パスワードをサーバ装置1に通知してもよい。
【0049】
宛先の装置がサーバ装置1にアップロードされたファイル24にアクセスしたか否かを送信者が確認できるように、個々のファイル24のアクセス状況を示す識別機能をサーバ装置1に設けてもよい。そして、宛先の装置がアクセスした場合には、そのファイル24の識別子を変更して、発信者端末装置2がサーバ装置1にアクセスしたら、宛先の装置が識別子を確認できるようにしてもよいし、宛先の装置がアクセスした場合には、サーバ装置1が電子メールを自動作成し、これを発信者端末装置2に送信してもよい。
【0050】
サーバ装置1の格納部12上の個々のファイル24に有効アクセス期限を設定し、期限経過後にファイルを自動的に削除してもよい。この場合には、サーバ装置1の登録部11は有効アクセス期限をアップロード部21に通知し、通知生成部22が対応する電子メール25に有効アクセス期限を記入するとよい。宛先の装置の利用者は電子メール25によって有効アクセス期限を知ることができる。
【0051】
サーバ装置1にアップロードされた一つのファイル24を複数の利用者が利用できるようにしてもよい。例えば、そのファイルに対応する電子メール25を通知送信部23は複数の宛先に送信するとよい。
【0052】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、宛先の装置の環境とファイルの属性に基づいて、宛先の装置が効率的にファイルの受信方法を選択することが可能であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る通信装置を含むネットワークの構成を示す概略図である。
【図2】図1に示されたネットワークのサーバ装置、発信者端末装置、および受信者端末装置の詳細を示すブロック図である。
【図3】図2に示された受信者端末装置の読出要求部によるファイルの受信形式の選択手順を示す。
【符号の説明】
1 サーバ装置、2 発信者端末装置(通信装置)、3 受信者端末装置(通信装置)、4 インターネットエクスチェンジ、5,6 インターネットサービスプロバイダ、7 ローカルエリアネットワーク、11 登録部、12 格納部、13 読出部、14 ストリームサーバ、21 アップロード部(通信部)、22 通知生成部、23 通知送信部(通信部)、24 ファイル、25 電子メール、31 通知受信部、32 格納装置、33 表示部、34 入力インタフェイス、35 読出要求部(調査部、第1の比較部、第2の比較部、通知解釈部)、36 受信部(通信部)、37 スピーカ。
Claims (3)
- サーバ装置にファイルをアップロードするとともに、前記サーバ装置から前記ファイルを格納した格納部のアドレスを示すアドレス識別子を受信する通信部と、
前記通信部が前記アドレス識別子を受信すると、前記ファイルをアップロードしたことと前記アドレスを示す通知を生成して、前記通信部によって宛先の装置に送信させる通知生成部とを備え、
前記通知生成部は、前記ファイルのサイズと前記ファイルをストリーミング受信するのに適した帯域幅に関する、前記宛先の装置が内部で自動解釈可能な形式の情報部分を前記通知に添付するか含めることを特徴とする通信装置。 - サーバ装置にネットワークを介してアクセスする通信部と、
データを格納する格納装置と、
前記格納装置の空き領域容量を調査する調査部と、
前記サーバ装置に格納された一つのファイルに由来するデータを取得する前に、前記通信部がネットワークを利用する帯域幅と前記ファイルをストリーム受信するのに適した帯域幅とを比較する第1の比較部と、
前記サーバ装置に格納された一つのファイルに由来するデータを取得する前に、前記格納装置の空き領域容量と前記ファイルのサイズとを比較する第2の比較部と、
前記第1の比較部と前記第2の比較部の比較結果に基づいて、前記サーバ装置からの前記ファイルの取得形式を選択して、前記サーバ装置に取得形式に応じた送信を要求する読出要求部とを備え、
前記通信部がネットワークを利用する帯域幅が前記ファイルをストリーム受信するのに適した帯域幅よりも大きく、前記格納装置の空き領域容量が前記ファイルのサイズより小さい場合に、前記読出要求部は前記サーバ装置から前記ファイルをストリーム受信することを選択し、
前記格納装置の空き領域容量が前記ファイルのサイズ以上である場合に、読出要求部は前記サーバ装置から前記ファイルをダウンロード受信することを選択することを特徴とする通信装置。 - ファイルの送信元の装置から、前記ファイルをサーバ装置にアップロードしたことと前記サーバ装置における前記ファイルを格納した格納部のアドレスを示す通知を受信する通知受信部と、
前記通知に添付されているか含まれている前記ファイルのサイズと前記ファイルをストリーミング受信するのに適した帯域幅に関する情報部分を自動解釈して、前記ファイルをストリーム受信するのに適した帯域幅を第1の比較部に告知し、前記ファイルのサイズを第2の比較部に告知する通知解釈部とを備えることを特徴とする請求項2記載の通信装置。
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JP2009200765A (ja) * | 2008-02-21 | 2009-09-03 | Yamaha Corp | 中継装置 |
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