JP2004038102A - リアプロジェクタ装置 - Google Patents

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Ryuji Takauchi
高内 龍治
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Fujitsu General Ltd
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Abstract

【課題】リアプロジェクタ装置の奥行きを短縮する。
【解決手段】LCD1で生成された映像は、投射レンズ2から発射され、ミラー3で反射され、背面投射用のスクリーン4に背面から投射される。投射レンズ2は、光軸5がスクリーン4の上下の中心6より下方、例えば、下端になるように配置し、LCD1は映像表示面の中心が光軸5より下方になるように配置する。これでミラー3とスクリーン4とのなす角θ1 が狭まり、D1が短縮され、装置の奥行きを短縮できる。または、投射レンズ2を光軸5がスクリーン4に下方から斜めになるように配置すれば、θ1 はさらに狭まり、D1がより一層短縮される。この場合、投射レンズのフォーカスポイントはスクリーンの中心6付近に合わせるか、または、LCD1の光軸側と反対側の端部を投射レンズ方向に適宜に傾け、スクリーンの全面でフォーカスを合わせる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はリアプロジェクタ装置に係り、装置の奥行きを短縮するものに関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶パネル(LCD)や陰極線受像管(CRT)等の映像表示デバイスにより生成された映像を透過型のスクリーンに背面から投射して表示するリアプロジェクタ装置は、例えば、特開昭58−57120 や特開昭60−173533に開示されているように、図7に示す概略図の如く、LCD1′で生成された映像を投射レンズ2′でスクリーン4に投射するものであるが、これでは装置の奥行きが大きなものになってしまうため、投射レンズ2′とスクリーン4の間に全反射型のミラー3を配設し、LCD1や投射レンズ2等をスクリーン4の下方または上方(図は下方の例)に配置し、投射レンズ2からの投射光線をミラー3で反射させてスクリーン4に投射することにより、装置の奥行き寸法を短縮している。この場合、投射レンズ2(2′)は光軸5がスクリーン4の中心に垂直になるように配置し、LCD1(1′)は中心を光軸5におき、その面が光軸5に垂直になるように配置している。スクリーン4とミラー3のなす角はθ0 で、装置の奥行きを決める要因となる寸法はD0となる。なお、実際には、光源からの白色光線をダイクロイックミラー等を用いた色分解光学系で赤、緑、青の三色光線に分解し、各色用のLCD1で映像信号により変調して映像光線とし、ダイクロイックミラー等を用いた色合成光学系で合成し、投射レンズ2でスクリーンに投射する。これらLCD1や投射レンズ2、および各種光学系部品等がスクリーン4より前方にはみ出さないようにするため、図示しないミラーを適宜に用いて構成する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、装置の奥行きを決める要因となる寸法D0は、スクリーン4の縦のサイズやスクリーン4とミラー3のなす角θ0 等が主な要因となって決まるが、LCD1やスクリーン4の中心を投射レンズ2の光軸5上におき、かつ、それぞれの面を光軸5に垂直に配置したのでは装置の奥行き寸法に限界がある。本発明は、スクリーン4とミラー3のなす角を小さくすることにより、装置の奥行き寸法を短縮することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、映像表示デバイスで生成された映像を投射レンズにより透過型のスクリーンに背面から投射するリアプロジェクタ装置において、前記投射レンズとスクリーンの間に少なくとも一枚のミラーを設け、前記投射レンズを光軸が前記スクリーンの中心より上方でスクリーンに垂直となる位置に配置すると共に、前記映像表示デバイスを中心が前記光軸の上方で映像表示面が光軸に垂直となる位置に配置する、または、前記投射レンズを光軸が前記スクリーンの中心より下方でスクリーンに垂直となる位置に配置すると共に、前記映像表示デバイスを中心が前記光軸の下方で映像表示面が光軸に垂直となる位置に配置する。
【0005】
また、前記投射レンズを、前記スクリーン面に対して同投射レンズの光軸を下方に傾ける、または上方に傾けて同スクリーン面に非垂直となるように配置してもよい。
【0006】
この場合、前記投射レンズは、投射される映像のフォーカスポイントがスクリーンの略センターとなるようにする。
【0007】
または、前記映像表示デバイスを、前記光軸の側と反対側の端部を前記投射レンズの方向に傾斜させて配置し、前記スクリーンの全面で映像のフォーカスが得られるようにする。
【0008】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態を実施例に基づき図面を参照して説明する。
図1は本発明によるリアプロジェクタ装置の一実施例の側面から見た概略図で、図の1はLCD(映像表示デバイス)、2は投射レンズ、3はミラー、4は背面投射用の透過型のスクリーン、5は投射レンズ2の光軸、6はスクリーン4の上下のセンター、θ1 はミラー3とスクリーン4のなす角、D1はスクリーン4とミラー3間の最大寸法(装置の奥行きを決める要因となる)である。この図はミラー3を反射面が下向きになるように傾けて配置し、LCD1および投射レンズ2をミラー3およびスクリーン4の下方に配置した例であるが、ミラー3を上向きにし、LCD1および投射レンズ2をミラー3およびスクリーン4の上方に配置してもよい。なお、点線で示すLCD1′および投射レンズ2′は、ミラー3がないと仮定した場合のスクリーン4に投射する位置の関係を示したものである(以降の図2〜図4も同じ)。
【0009】
図1の例では、投射レンズ2は、その光軸5がスクリーン4の下端付近にスクリーン面に垂直になるように配置され、LCD1は、映像表示面が光軸5に対して垂直で、中心が光軸5より下方となる位置に配置する。これにより、スクリーン4のサイズや投射レンズ2が図7(従来例)と同じ場合、ミラー3とスクリーン4のなす角θ1 は図7に示した従来例のθ0 より小さくなり、寸法D1は従来例の寸法D0より短くなり、プロジェクタ装置の奥行きが短縮される。なお、投射映像はスクリーン4の全面で最良フォーカスが得られるが、投射レンズ2からの光路長はスクリーン4の上方に寄るにつれて長くなるため、投射画面は上方向および左右方向に広がる台形歪みを生じる。このため、LCD1により、上方向に対しては走査線の間引きや圧縮を、左右方向に対しては画素の間引きや圧縮を適宜に行い、スクリーン4上の投射映像が正形になるように台形歪み補正を行う。また、スクリーン4には映像光線が背後から上向きに投射されるため、スクリーン4を透過した光線は上向きに出射されることになり、スクリーン4を正面から見た場合に特に上方寄りの映像の輝度が低下する。そこで、スクリーン4の背面に配置されるフレネルレンズを、例えば、図6に正面図で示す如く、平凸レンズを薄板状に形成するための同心円の中心がスクリーン4の中心より下方にあるものを用い、背面からの入射光線が下方に屈折されてスクリーン4から略水平に出射されるようにし、映像の輝度むらが生じにくいようにする。図1の場合は光軸5がスクリーン4の面に垂直でスクリーン4の下端付近にあるため、フレネルレンズの同心円の中心をスクリーン4の下端の中心付近にしたものを用いる。
【0010】
図2は、他の実施例の側面から見た概略図で、θ2 はミラー3とスクリーン4のなす角、D2はスクリーン4とミラー3間の最大寸法(装置の奥行きを決める要因となる)で、その他の符号は図1と同じである。図2では、投射レンズ2は光軸5とスクリーン4の面とのなす下側の角が鋭角になるように配置する。この例では、スクリーン4のサイズや投射レンズ2が図1および図7(従来例)と同じでも、スクリーン4の面に対する光軸5の角度が垂直位置から下方に傾くため、ミラー3とスクリーン4のなす角θ2 は図1のθ1 よりさらに小さくなり、スクリーン4とミラー3の間の最大寸法D2は図1のD1よりも縮まり、プロジェクタ装置の奥行きは図1の場合よりも更に短縮できる。この場合、投射レンズ2には、図3に示すスクリーン4の上端から下端までがフォーカス範囲に入るもの(焦点深度の深いもの)を用い、かつ、フォーカスポイントがスクリーン4のセンター付近になるように調整する。なお、投射画面の形状はスクリーン4の上方に寄るに従って図1の場合以上に上方向および左右方向に広がる台形歪みとなるので、LCD1により、上方向に対しては走査線の間引きや圧縮を、左右方向に対しては画素の間引きや圧縮を適宜に行い、スクリーン4上の投射映像が正形になるように台形歪み補正を行う。また、スクリーン4の背面に配置されるフレネルレンズには、同心円の中心がスクリーン4の下端より下方にあるものを用い、スクリーン4の正面から見た映像の輝度むらが生じにくいようにする。なお、図2および図3の場合も、図示しないが、ミラー3を反射面を上向きに傾け、LCD1および投射レンズ2をミラー3およびスクリーン4の上方に配置してもよい。
【0011】
図4は、投射レンズ2とミラー3とスクリーン4の位置関係は図2と同じであるが、LCD1の映像表示面を、光軸5側と反対側の端部を投射レンズ2の方向に傾斜させて配置し、スクリーン4の全面で投射映像が最良フォーカスとなるようにした例である。すなわち、図5に示す如く、LCD1が液晶a(実線で示す)の位置の場合、投射映像は、像a(実線)の如く光軸と垂直の位置で結像する(最良フォーカスとなる)が、LCD1が液晶b(点線)の位置の場合、投射映像のフォーカスポイント(結像点)は光軸から離れるにつれて遠くなり、像b(点線)の如く前方に傾斜した位置で結像する(最良フォーカスとなる)。すなわち、図4に示す如く光軸5がスクリーン4の面に対して下方に傾いている場合、LCD1の下方(光軸5から離れた方)を適宜に前方に傾斜させること(図5の液晶bに相当する)により、スクリーン4上の全面で最良フォーカスの映像(図5の像bに相当する)を得ることができる。なお、図4の場合も、図示しないが、ミラー3を反射面を上向きに傾け、LCD1および投射レンズ2をミラー3およびスクリーン4の上方に配置してもよい。
【0012】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明によるリアプロジェクタ装置によれば、投射レンズを光軸がスクリーンのセンターから外れた位置になるように配置し、さらには、投射レンズを光軸がスクリーンに対して非垂直となるようにすることにより、スクリーンとミラーのなす角が従来より小さくなり、スクリーンとミラーの間の寸法を縮めることができるので、これにより、リアプロジェクタ装置の奥行きが短縮される。なお、投射レンズの光軸がスクリーン面に垂直でない場合、投射レンズのフォーカスポイントがスクリーンセンターになるように投射レンズを調整するか、または、LCDを光軸側と反対側の端部を投射レンズの方に傾けることにより、投射映像はスクリーンの全面でフォーカスが合うようにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるリアプロジェクタ装置の一実施例の概略図である。
【図2】本発明によるリアプロジェクタ装置の他の実施例の概略図である。
【図3】図2の場合のフォーカス調整の説明図である。
【図4】図2のLCD1を傾けてフォーカスを合わせる場合の説明図である。
【図5】図4のLCD1を傾けた場合の結像位置の説明図である。
【図6】フレネルレンズの一例の正面図である。
【図7】従来のリアプロジェクタ装置の一例の概略図である。
【符号の説明】
1、1′ LCD
2、2′ 投射レンズ
3 ミラー
4 スクリーン
5 投射レンズ2の光軸
6 スクリーン4の中心

Claims (4)

  1. 映像表示デバイスで生成された映像を投射レンズにより透過型のスクリーンに背面から投射するリアプロジェクタ装置において、前記投射レンズとスクリーンの間に少なくとも一枚のミラーを設け、前記投射レンズを光軸が前記スクリーンの中心より上方でスクリーンに垂直となる位置に配置すると共に、前記映像表示デバイスを中心が前記光軸の上方で映像表示面が光軸に垂直となる位置に配置する、または、前記投射レンズを光軸が前記スクリーンの中心より下方でスクリーンに垂直となる位置に配置すると共に、前記映像表示デバイスを中心が前記光軸の下方で映像表示面が光軸に垂直となる位置に配置するようにしたことを特徴とするリアプロジェクタ装置。
  2. 前記投射レンズを、前記スクリーン面に対して同投射レンズの光軸を下方に傾ける、または上方に傾けて同スクリーン面に非垂直となるように配置したことを特徴とする請求項1記載のリアプロジェクタ装置。
  3. 前記投射レンズは、投射される映像のフォーカスポイントが前記スクリーンの略センターとなるようにしてなることを特徴とする請求項2記載のリアプロジェクタ装置。
  4. 前記映像表示デバイスを、前記光軸の側と反対側の端部を前記投射レンズの方向に傾斜させて配置することにより、前記スクリーンの全面で映像のフォーカスが得られるようにしたことを特徴とする請求項2記載のリアプロジェクタ装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005292299A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Toppan Printing Co Ltd 透過型スクリーン及び背面投射型ディスプレイ装置
JP2006084904A (ja) * 2004-09-17 2006-03-30 Seiko Epson Corp スクリーン及びプロジェクタ
JP2006154719A (ja) * 2004-11-01 2006-06-15 Hitachi Ltd 画像表示装置、及び、それに用いるフレネルレンズシート並びにスクリーン
JP2011175293A (ja) * 2004-11-01 2011-09-08 Hitachi Ltd 画像表示装置、及び、それに用いるフレネルレンズシート並びにスクリーン

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