JP2004035560A - ネイルエナメル - Google Patents

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Abstract

【課題】 良好な耐久性を有する被膜形成ポリマーを含むネイルエナメル、および当該ネイルエナメルを用いた爪のメイクアップまたはケア方法を提供する。
【解決手段】 化粧品に許容できる媒体中に、被膜形成ポリマーを含むネイルエナメルであって、23℃でテーバ式摩耗メータにより生成される摩耗を被膜に与えた場合に、0.5mg/分未満の質量損失速度を有する被膜を形成することが可能であることを特徴とする。
【選択図】 なし

Description

 本発明の主題は、良好な耐久力特性を有する被膜形成ポリマーを含むネイルエナメルである。また、本発明の主題は、爪のメイクアップまたはケア方法でもある。
 ネイルエナメル組成物は、エナメルベース(varnish base)として、爪のメイクアップ製品として、爪のメイクアップ製品の上に適用されるトップコートとも呼ばれる仕上げ組成物として、または爪の美容ケア製品として用いることができる。これらの組成物は、ヒトの爪または付け爪に適用することができる。
 ネイルエナメル組成物は、周知のように、有機溶媒または水性媒体中に被膜形成ポリマーを含む。このエナメルは、乾燥後に、爪の上に着色または無色の被膜を形成し、かくして、摩擦やかき傷などの外的な攻撃から爪を保護し美化することを可能にする。現在のところ、ネイルエナメルは、しばしば経時的に乏しい耐久性を示す:すなわち、被膜が、特にフレーキングまたは解離によって、1または2日後には劣化してしまう。かかる劣化は、しばしば爪の先端で起こる。エナメルが損傷を受けると、ユーザーはその損傷を受けたエナメルを取り除き、エナメルを適用し直す必要がある。ユーザーは、エナメルを部分的に適用することによって損傷を受けたエナメルを修正することもできるが、この種の修正は完全に美的なメイクアップをもたらすものではない。ユーザーが何もしなければ、損傷を受けたエナメルがメイクアップの美的外観を損ない、爪に対して良好な保護を与えない。
 他のネイルエナメル、例えば容易に剥がすことのできるエナメルまたは水で除去可能なエナメルは、いずれも経時的に良好な耐久力を与えない。
 それゆえ、美的でない欠点をを示すことなく、経時的に満足できる耐久力を有する、爪に堆積した被膜を得ることを可能にするネイルエナメルを利用可能とする必要がある。
 それゆえ、本発明の目的は、経時的に良好な耐久特性、特に摩擦、水およびフレーキングに対して良好な耐性を有するネイルエナメル組成物を提供することである。
 本発明者らは、摩耗の際に低い質量損失速度(rate of mass loss)を示すネイルエナメルが、経時的に良好な耐久性を有するエナメルを得ることを可能にすることを見出した。
 より正確には、本発明の主題は、化粧品に許容できる媒体中に、被膜形成ポリマーと有機溶媒とを含むネイルエナメル組成物であって、23℃でテーバ式摩耗メータ(Taber abrasimeter)により生成される摩耗を被膜に加えた場合に、0.5mg/分未満の質量損失速度を有する被膜を形成することが可能なネイルエナメル組成物である。
 また、本発明の主題は、上記ネイルエナメル組成物の少なくとも一つの層を爪に適用することを含む、爪のメイクアップまたは非治療的ケアのための美容処理方法である。
 本願では、表現“被膜形成ポリマー”は、20℃から30℃の範囲の温度で、それ自体で、もしくは被膜形成助剤の存在下で、爪に連続的かつ付着性の被膜を形成することが可能なポリマーを意味すると解される。
 このネイルエナメル被膜からの質量損失速度は、以下に記載するプロトコールに従って測定される。
 23±2℃および55±5%の相対湿度において24時間乾燥させて、約100μmの厚み(乾燥後)を有する被膜を得るように、金属(スチール)支持体上に組成物の層を堆積させる。この被膜を、Taber Industries社からCS10Fの商品名で市販されている二つの摩耗輪を備えたテーバ式摩耗メータ(リファレンス番号 5130 Abraser)を用いて、各摩耗輪に2.5Nの力をかけて、60分間摩耗する。摩耗操作の際に、被膜からの質量損失速度を60分間にわたって測定する。
 本発明に係るネイルエナメル被膜は、0.5mg/分未満、好ましくは0.2mg/分未満、さらに好ましくは0.1mg/分未満の質量損失速度を有する。
 有利に、ネイルエナメル被膜は、上記テーバ式摩耗メータで10秒間摩耗した後に、14%以下、好ましくは12%以下の光沢損失を有する。光沢損失は、(Bo−B)/Bo比(%)に相当し、ここでBは摩耗後の被膜の光沢を示し、Boは摩耗前の被膜の光沢を示す。被膜の光沢は、Byk-Gardner光沢計を用いて、60゜の光線角度で測定する。
 本発明のある実施態様によれば、被膜形成ポリマーは、特に、−150℃から0℃の範囲、好ましくは−80℃から0℃の範囲の、少なくとも一つのガラス転移温度(Tg)を有する。
 被膜形成ポリマーは、0℃より高くかつ150℃以下、好ましくは10℃から100℃の範囲のさらなるガラス転移温度を有することもできる。
 ポリマーのガラス転移温度(Tg)の測定は、DMTA(Dynamical and Mechanical Temperature Analysis)によって行われる。
 ポリマーのガラス転移温度(Tg)を測定するために、粘弾性テスト(viscoelasticimetry test)を、23℃および50−55%の相対湿度において24時間乾燥させた後の約150±50μmの厚み、5mmの幅、および10mmの長さのポリマー被膜のサンプルに対して、Polymer TA Instruments社のDMTA装置(モデル DMA2980)を用いて行う。このサンプルに引っ張り応力をかける。このサンプルに0.01Nの静的な力をかけ、それに1Hzの周波数で±8μmのシヌソイド変位(sinusoidal displacement)が重ねられる。かくして、この作業は、低い変形レベルで、線形領域において行われる。この引っ張り応力を、−150℃から+220℃までの温度で、1分当たり3℃の温度変化でサンプルに適用する。
 テストポリマーの複素弾性率E=E’+iE”を、温度の関数として測定する。
 動的貯蔵弾性率E’および動的損失弾性率E”、および減衰力(damping power):tgδ=E”/E’を、これらの測定から導く。
 温度の関数としてのtgδ値の曲線を照合する;この曲線は少なくとも一つのピークを有する。ポリマーのガラス転移温度Tgは、このピークの頂上が位置する温度に相当する。
 曲線が少なくとも二つのピークを有する場合(この場合には、ポリマーは少なくとも2つのTgを有する)、曲線が最も高い振幅のピークを有する温度(すなわち最も高いtgδ値に相当する;この場合“優性”TgのみがテストポリマーのTg値と考えられる)が、テストポリマーのTg値とされる。
 本発明のある実施態様によれば、本発明に係るネイルエナメルは、10から200MPaの範囲、好ましくは10から100MPaの範囲、さらに好ましくは10から50MPaの範囲のヤング率を有する被膜を形成することが可能である。
 ネイルエナメル被膜の機械特性は、単調な引っ張り応力(monotonic tensile stress)の負荷の下に、STM規格、ボリューム06.01 D 2370-92“Standard Test Method for Tensile Properties of Organic Coatings(有機コーティングの引っ張り特性の標準試験法)”に従って測定される。テフロン(登録商標)鋳型の上に堆積させたネイルエナメル層を、23±2℃および55±5%の相対湿度において48時間乾燥させて得られた150±50μmの厚みを有するフリーの被膜から、試験片を切断する。この試験片はダンベル状であり、有効長が33mmで、有効幅が6mmである。この試験片の断面積(s)を以下のように定義する:s=幅x厚さ(mm)。この断面積(s)は応力を計算するために使用する。
 この試験は、変位の測定のための光学伸び計を備えた引っ張り強度試験機であって、Zwick Z010の商品名で市販されている装置で行う。この測定を、乾燥と同じ温度および湿度条件下、すなわち23±2℃の温度および55±5%の相対湿度で行う。この試験片を、50mm/分の変位速度で引っ張る。
 それゆえ変位速度が負荷され、試験片の長さ(L)と、その長さにするために必要な力(f)とを同時に測定する。長さ(L)は、ダンベル状の試験片に配置された付着パッドを用いて光学伸び計で測定する。これら二つのパッド間の最初の距離は、%で表されるひずみε=(L/Lo)x100を算出するために用いられる有効長Loを定義する。
 応力曲線σ(=f/s)は、かくして、ひずみεの関数として得られる。この試験は、試験片が破断するまで行われる。
 MPaで表されるヤング率(弾性の係数)は、曲線σ=f(ε)の傾きに対応し、この曲線の最初の部分(この試験の最初)において考慮される。
 有利に、本発明に係るネイルエナメルは、220x10から1000x10J/mの範囲、好ましくは240x10から1000x10J/mの範囲の破断エネルギーWrを有する被膜を形成することが可能である。
 J/mで表される破断エネルギーWrは、応力の関数としての応力曲線の下の面積に対応し、この面積は以下の式で定義される:
Figure 2004035560
 ここで、
−fは、被膜試験片に適用される力を示す;
−sは、被膜試験片の断面積を示す;
−Loは、ひずみを加える前の被膜試験片の最初の長さを示す;
−lmaxは、引っ張り段階の最後の試験片の最大長さである。
 本発明の特定の実施態様によれば、本発明に係るネイルエナメルは、300から2000%、好ましくは500から2000%の範囲の破断ひずみεを有する被膜を形成することができる。この破断ひずみεは、ブレークポイント前のサンプルの最大ひずみ(%)である。
 有利に、被膜形成ポリマーは25℃で水に不溶性であり、すなわち25℃では水に1重量%未満しか溶けない(1重量%未満の可溶性)。ポリマーは、好ましくは有機溶媒、例えばエチルアセタートまたはブチルアセタートに可溶性である(25℃で90重量%以上の可溶性)。
 被膜形成ポリマーは、特に300000以下、および好ましくは10000から150000の範囲の数平均分子量を有する。
 摩耗耐性のエナメルを得ることを可能にする被膜形成ポリマーは、フリーラジカルポリマー、重縮合物、好ましくは重縮合物から選択することができる。特に、ポリマーは非架橋のものである。
 特に、ポリマーは重縮合物とすることができ、特にポリウレタン、ポリウレア、ポリウレア−ウレタン、およびこれらの混合物から選択することができる。
 重縮合物は、好ましくは、
 −直鎖状または分枝状C−C12、好ましくはC−Cアルキルジイソシアナート、C−C20シクロアルキルジイソシアナート、C−C20アリールジイソシアナートから選択される少なくとも一つのジイソシアナート;
 −500から50000の範囲、好ましくは1000から3000の範囲、好ましくは500から8000の範囲の数平均分子量を有する、不安定な水素原子を含む少なくとも2つの官能基を含む少なくとも一つのプレポリマー、特にジオールまたは第一級または第二級ジアミン;
 −500未満、特に50以上かつ500未満、好ましくは75以上かつ500未満の分子量を有する、不安定な水素原子を含む2つの官能基を含む少なくとも一つのカップラー、特にジオールまたは第一級または第二級ジアミンまたはアミノアルコール;
の重縮合から形成されたものから選択される。
 ジイソシアナートは、例えば、ヘキサメチレンジイソシアナート、イソホロンジイソシアナート、ジシクロヘキシルメタンジイソシアナート、トルエンジイソシアナート、ジフェニルメタンジイソシアナート、ジシクロヘキシルメタンジイソシアナート、またはテトラメチルキシリレンジイソシアナートであってもよい。
 上記プレポリマーは、例えば、10から80のテトラメチレンオキシド単位を有する(ポリ(テトラメチレンオキシド))ジオール;(C−C)アルキレンアミノ(C−C)アルキルタイプまたはC−C8 ω-ヒドロキシアルキルタイプの末端基を含むポリジメチルシロキサン;ヒドロキシル末端基を有する水素化ポリブタジエンとすることができる。
 カップラーは、好ましくはジオールであり、特に4から12の炭素原子、好ましくは4から8の炭素原子を有するジオールである。カップラーとしては、ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、アミノエタノール、プロピレングリコール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、またはシクロヘキサンジメタノールを挙げることができる。
 プレポリマーは、好ましくは非水溶性である(プレポリマーが25℃で1重量%未満の水溶性を有する)。
 有利には、上記プレポリマーおよびカップラーが、プレポリマー/カップラーのモル比が1から1/5の範囲であり、かつ(プレポリマー+カップラー)/ジイソシアナートのモル比が0.9から1.1の範囲であるような量で、ポリウレタン中に存在する。
 (プレポリマー+カップラー)/ジイソシアナートの重量比が1未満である場合には、フリーのイソシアナート基が、エタノールのような不安定な水素原子を含む化合物との反応によりブロックされている。
 好ましくはポリマーは、プレポリマー、ジイソシアナート、およびカップラーが、ポリマー中に以下のモル比:
 プレポリマー:1
 ジイソシアナート:2から6
 カップラー:1から5
で存在するものである。
 被膜形成ポリマーは、組成物の全重量に対して0.1から60重量%、好ましくは0.1から40重量%の範囲の量でネイルエナメル組成物中に存在することができる。
 本発明に係るネイルエナメルは、スルホンアミド樹脂、アルキド樹脂、およびセルロースエステル、例えばセルロースアセトブチラート、セルロースアセタート、セルロースアセトプロピオナートのような一般に樹脂と呼ばれる付加的な被膜形成ポリマーをさらに含むことができる。
 前記付加的な被膜形成ポリマーは、組成物の全重量に対して、0.01から50重量%の範囲、好ましくは1から30重量%の範囲の量で存在することができる。
 本発明に係るネイルエナメル組成物は、エナメルの被膜形成特性を改良するための被膜形成助剤を含むことができる。
 被膜形成助剤は、所望の機能を満たすことができる、当業者に公知のあらゆる化合物、特に可塑剤から選択することができる。
 可塑剤の例としては、以下:
 シトラート、例えばトリエチルシトラート、トリブチルシトラート、トリエチルアセチルシトラート、トリブチルアセチルシトラート、2-トリエチルヘキシルアセチルシトラート、
 フタラート、例えばジエチルフタラート、ジブチルフタラート、ジオクチルフタラート、ジペンチルフタラート、ジメトキシエチルフタラート、
 トリクレシルホスファート、ベンジルベンゾアート、トリブチルホスファート、ブチルアセチルリシノレアート、グリセリルアセチルリシノレアート、ブチルグリコラート、トリブトキシエチルホスファート、トリフェニルホスファート、ジブチルタートラート、カンファー、グリセリルトリアセタート、N-エチル-o,p-トルエンスルホンアミド、およびこれらの混合物を挙げることができる。
 可塑剤は、組成物の全重量に対して、0.01から10重量%、好ましくは0.1から5重量%の範囲の量で組成物中に存在することができる。有利には、可塑剤は、被膜形成ポリマー/可塑剤の重量比が1.5から3の範囲となるように組成物中に存在する。
 本発明に係る組成物は、水性媒体または有機溶媒、好ましくは有機溶媒を含むことができる。特に無水とすることができる。
 組成物の水性媒体は、本質的に水からなるものとすることができる。組成物中の水分含量は、組成物の全重量に対して、10から95重量%、好ましくは40から90重量%、さらに好ましくは60から85重量%の範囲とすることができる。
 組成物は、特に組成物の全重量に対して0.1から15重量%の範囲とすることができる量で、水と混和性の溶媒、例えば1から5の炭素原子を有する低級モノアルコール、2から8の炭素原子を有するグリコール、C−Cケトン、C−Cアルデヒドを含むこともできる。
 組成物が水性媒体を含む場合には、被膜形成ポリマーは、水性媒体中に分散した固形粒子の形態で存在する。かかる分散物は、ラテックスまたは擬ラテックス(pseudolatex)の名称で知られており、当業者に周知の技術に従って調製することができる。
 組成物の有機溶媒は、以下:
 −室温で液状のケトン、例えばメチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、ジイソブチルケトン、イソホロン、シクロヘキサノン、アセトン;
 −室温で液状のアルコール、例えばエタノール、イソプロパノール、n-プロパノール、n-ブタノール、ジアセトンアルコール、2-ブトキシエタノール、シクロヘキサノール;
 −室温で液状のグリコール、例えばエチレングリコール、プロピレングリコール、ペンチレングリコール、グリセロール;
 −室温で液状のプロピレングリコールエーテル、例えばプロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセタート、ジプロピレングリコールモノ-n-ブチルエーテル;
 −短鎖エステル(全部で3から8の炭素原子を有する)、例えばエチルアセタート、メチルアセタート、プロピルアセタート、n−ブチルアセタート、イソペンチルアセタート;
 −室温で液状のエーテル、例えばジエチルエーテル、ジメチルエーテルまたはジクロロジエチルエーテル;
 −室温で液状のアルカン、例えばデカン、ヘプタン、ドデカン、イソドデカン、シクロヘキサン;
 −室温で液状の芳香族環式化合物、例えばトルエンおよびキシレン;
 −室温で液状のアルデヒド、例えばベンズアルデヒド、アセトアルデヒド;
 −これらの混合物
から選択される一以上の有機溶媒を含むことができる。
 組成物中の有機溶媒の含量は、組成物の全重量に対して、10から95重量%、好ましくは40から90重量%、さらに好ましくは60から85重量%の範囲とすることができる。
 組成物は、特に爪に対して組成物の良好な適用を可能にする粘稠度を組成物に付与する、増粘剤を含むことができる。増粘剤は、特に有機溶剤増粘剤であり、疎水性シリカ、例えばEP-A-898960に記載されているもの、および例えばDegussa社から“AEROSIL R812(登録商標)”、Cabot社から“CAB-O-SIL TS-530(登録商標)”、“CAB-O-SIL TS-610(登録商標)”、“CAB-O-SIL TS-720(登録商標)”、Degussa社から“AEROSIL R972(登録商標)”、“AEROSIL R974(登録商標)”の商品名で市販されているもの;モンモリロナイト、ステアラルコニウムヘクトライト、ステアラルコニウムベントナイトなどのクレー;多糖のアルキルエーテル(特に、そのアルキル基が1から24、好ましくは1から10、さらに好ましくは1から6、さらに好ましくは1から3の炭素原子を含むもの)、例えばEP-A-898958に記載されているもの、および例えばAqualon社から“N-HANCE-AG 200(登録商標)”および“N-HANCE AG 50(登録商標)”の名称で市販されているもの、から選択することができる。
 増粘剤は、本発明に係る組成物中に、組成物の全重量に対して0.05から10重量%、好ましくは0.1から3重量%の範囲の量で存在させることができる。
 また、組成物は、脂溶性着色剤、顔料、パールエッセント剤、および光沢剤から選択することができる着色物質を含むこともできる。
 脂溶性着色剤は、例えば、スーダンレッド、DCレッド17、DCグリーン6、β-カロテン、ダイズ油、スーダンブラウン、DCイエロー11、DCバイオレット2、DCオレンジ5、およびキノリンイエローとすることができる。これらは、一般に、本発明に係る組成物中に、組成物の全重量に対して0.01から6重量%、好ましくは0.01から3重量%の範囲の量で存在させることができる。
 顔料、パールエッセント剤、および光沢剤は、組成物、特にベースおよび/またはトップ組成物中に、組成物の重量に対して0.01から25重量%、好ましくは0.01から15重量%の範囲の量で存在させることができる。本発明で用いることができる無機顔料としては、チタニウム、ジルコニウム、またはセリウムの酸化物、および亜鉛、鉄またはクロムの酸化物およびフェリックブルーを挙げることができる。本発明で用いることができる有機顔料の中では、カーボンブラック、バリウム、ストロンチウム、カルシウムおよびアルミニウムラッカーを挙げることができる。パールエッセント剤の中では、酸化チタン、酸化鉄、天然顔料またはオキシ塩化ビスマスで被覆されたマイカ、例えば着色マイカチタンを挙げることができる。
 本発明に係る組成物、特にベースおよび/またはトップ組成物は、かかる組成物中に取り込むことができるとして当業者に公知であるあらゆる化粧品添加剤、例えば、フィラー、展着剤、湿潤剤、分散剤、消泡剤、防腐剤、UVスクリーニング剤、活性剤、界面活性剤、保湿剤、香料、中和剤、安定化剤および酸化防止剤をさらに含むことができる。もちろん、当業者であれば、本発明に係る組成物の有利な特性が企図した添加により損なわれない、または実質的に損なわれないように、これらの任意添加化合物および/またはその量を慎重に選択するであろう。
 本発明を、以下の実施例においてより詳細に例証する。
a)以下のポリウレタンを調製した:
 48.75g(1mol)の1400の分子量を有するポリテトラメチレンオキシド、12.55g(4mol)のブタンジオール、および33.3gのメチルエチルケトンを、窒素雰囲気下で、中央攪拌装置および凝縮装置を備えた500mlの反応器に導入した。
 この反応媒体を、室温で攪拌し、溶媒の還流温度で15分間加熱した。次いで、39.9g(5.15mol)のイソホロンジイソシアナートを、30分にわたり滴下して加えた。この反応を1時間進行させ、次いで5mlのメチルエチルケトンと0.1gのスズジブチルジラウラートの混合物を添加した。60gのメチルエチルケトンを加え、反応を1時間10分進行させ、さらに60gのメチルエチルケトンを加えた。20gのエタノールを加えて、残りのイソシアナート官能基を中和した。
 合成されたポリマーを石油エーテルから沈殿させ、無水リン酸の存在下で真空下で40℃で乾燥させた。
 このポリマーは以下の特徴を有する:
数平均分子量:62426g/mol
多分散率(polydispersity index):1.6
ガラス転移温度:−50℃および+60℃
b)以下の組成を有するネイルエナメルを調製した:
 得られた25gのポリマーを、ブチルアセタート/エチルアセタートが70/30の重量比の混合物70g中に溶解させた。
 次いで、得られた溶液を爪に適用した。乾燥後に、本願明細書において上述したプロトコールに従って測定して以下の特性を有するエナメル被膜を得た。
23℃において被膜にテーバ式摩耗メータで生成した摩耗を加えた場合の質量損失速度:<0.1mg/分
1時間後の光沢損失:3±1%
ヤング率=45±5MPa
破断エネルギー=250x10J/m
破断ひずみ=500±50%
 このエナメルは、爪に適用した後に良好な摩耗耐性を示す被膜を形成した。

Claims (30)

  1.  化粧品に許容できる媒体中に、被膜形成ポリマーを含むネイルエナメルであって、23℃でテーバ式摩耗メータにより生成される摩耗を被膜に加えた場合に、0.5mg/分未満の質量損失速度を有する被膜を形成することが可能なネイルエナメル。
  2.  ネイルエナメル被膜が、0.2mg/分未満、好ましくは0.1mg/分未満の質量損失速度を示すことを特徴とする、請求項1記載のネイルエナメル。
  3.  ポリマーが、−150℃から0℃の範囲の少なくとも一つのガラス転移温度を有することを特徴とする、請求項1または2記載のネイルエナメル。
  4.  ポリマーが、−80℃から0℃の範囲の少なくとも一つのガラス転移温度を有することを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか一項に記載のネイルエナメル。
  5.  被膜形成ポリマーが、0℃より大きく150℃以下の、好ましくは10℃から100℃の範囲のさらなるガラス転移温度を有することを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか一項に記載のネイルエナメル。
  6.  10から200MPaの範囲のヤング率を有する被膜を形成可能であることを特徴とする、請求項1ないし5のいずれか一項に記載のネイルエナメル。
  7.  被膜が10から100MPa、好ましくは10から50MPaの範囲のヤング率を有することを特徴とする、請求項6記載のネイルエナメル。
  8.  220x10から1000x10J/mの範囲の破壊エネルギーを有する被膜を形成可能であることを特徴とする、請求項1ないし7のいずれか一項に記載のネイルエナメル。
  9.  被膜が240x10から1000x10J/mの範囲の破壊エネルギーを有することを特徴とする、請求項8記載のネイルエナメル。
  10.  300から2000%の範囲の破断ひずみを有する被膜を形成可能であることを特徴とする、請求項1ないし9のいずれか一項に記載のネイルエナメル。
  11.  被膜が500から2000%の範囲の破断ひずみを有することを特徴とする、請求項10記載のネイルエナメル。
  12.  テーバ式摩耗メータを用いて10秒間摩耗した後に、14%以下、好ましくは10%以下、さらに好ましくは6%未満の光沢損失(光沢は摩耗付与から1時間後に測定)を有する被膜を形成可能であることを特徴とする、請求項1ないし11のいずれか一項に記載のネイルエナメル。
  13.  被膜形成ポリマーが、ポリウレタン、ポリウレア、ポリウレア−ウレタン、およびこれらの混合物から選択されることを特徴とする、請求項1ないし12のいずれか一項に記載のネイルエナメル。
  14.  被膜形成ポリマーが、
     −直鎖状または分枝状C−C12アルキルジイソシアナート、C−C20シクロアルキルジイソシアナート、C−C20アリールジイソシアナートから選択される少なくとも一つのジイソシアナート;
     −500から50000の範囲、好ましくは1000から3000の範囲、好ましくは500から8000の範囲の数平均分子量を有する、不安定な水素原子を含む少なくとも2つの官能基を含む少なくとも一つのプレポリマー、特にジオールまたは第一級または第二級ジアミン;
     −500未満、特に50以上かつ500未満、好ましくは75以上かつ500未満の分子量を有する、不安定な水素原子を含む2つの官能基を含む少なくとも一つのカップラー、特にジオールまたは第一級または第二級ジアミンまたはアミノアルコール;
    の重縮合から形成された重縮合物であることを特徴とする、請求項1ないし13のいずれか一項に記載のネイルエナメル。
  15.  ジイソシアナートが、ヘキサメチレンジイソシアナート、イソホロンジイソシアナート、ジシクロヘキシルメタンジイソシアナート、トルエンジイソシアナート、ジフェニルメタンジイソシアナート、ジシクロヘキシルメタンジイソシアナート、またはテトラメチルキシリレンジイソシアナートから選択されることを特徴とする、請求項14記載のネイルエナメル。
  16.  プレポリマーが、10から80のテトラメチレンオキシド単位を有する(ポリ(テトラメチレンオキシド))ジオール;(C−C)アルキレンアミノ(C−C)アルキルタイプまたはC−C8 ω-ヒドロキシアルキルタイプの末端基を含むポリジメチルシロキサン;ヒドロキシル末端基を有する水素化ポリブタジエンから選択されることを特徴とする、請求項14または15記載のネイルエナメル。
  17.  プレポリマーが非水溶性であることを特徴とする、請求項14ないし16のいずれか一項に記載のネイルエナメル。
  18.  カップラーが、ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、アミノエタノール、プロピレングリコール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、またはシクロヘキサンジメタノールから選択されることを特徴とする、請求項14ないし17のいずれか一項に記載のネイルエナメル。
  19.  プレポリマーおよびカップラーが、プレポリマー/カップラーのモル比が1から1/5の範囲であり、かつ(プレポリマー+カップラー)/ジイソシアナートのモル比が0.9から1.1の範囲であるような量で、ポリウレタン中に存在することを特徴とする、請求項14ないし18のいずれか一項に記載のネイルエナメル。
  20.  ポリマーが、プレポリマー、ジイソシアナート、およびカップラーが、ポリマー中に以下のモル比:
     プレポリマー:1
     ジイソシアナート:2から6
     カップラー:1から5
    で存在するものであることを特徴とする、請求項14ないし18のいずれか一項に記載のネイルエナメル。
  21.  (プレポリマー+カップラー)/ジイソシアナートの重量比が1未満である場合に、フリーのイソシアナート基が、エタノールのような不安定な水素原子を含む化合物との反応によりブロックされていることを特徴とする、請求項14ないし20のいずれか一項に記載のネイルエナメル。
  22.  被膜形成ポリマーが、300000以下、好ましくは10000から150000までの範囲の数平均分子量を有することを特徴とする、請求項1ないし21のいずれか一項に記載のネイルエナメル。
  23.  被膜形成ポリマーが、組成物の全重量に対して0.1から60重量%、好ましくは0.1から40重量%の範囲の量で存在することを特徴とする、請求項1ないし22のいずれか一項に記載のネイルエナメル。
  24.  スルホンアミド樹脂、アルキド樹脂、およびセルロースエステルから選択される付加的な被膜形成ポリマーを含むことを特徴とする、請求項1ないし23のいずれか一項に記載のネイルエナメル。
  25.  可塑剤を含むことを特徴とする、請求項1ないし24のいずれか一項に記載のネイルエナメル。
  26.  有機溶媒を含むことを特徴とする、請求項1ないし25のいずれか一項に記載のネイルエナメル。
  27.  無水であることを特徴とする、請求項26に記載のネイルエナメル。
  28.  水性媒体を含むことを特徴とする、請求項1ないし26のいずれか一項に記載のネイルエナメル。
  29.  増粘剤、着色物質、フィラー、展着剤、湿潤剤、分散剤、消泡剤、防腐剤、UVスクリーニング剤、活性剤、界面活性剤、保湿剤、香料、中和剤、安定化剤および酸化防止剤から選択される化粧品添加剤を含むことを特徴とする、請求項1ないし28のいずれか一項に記載のネイルエナメル。
  30.  請求項1ないし29のいずれか一項に記載のネイルエナメルの少なくとも一つの層を爪に適用することを含む、爪のメイクアップまたは非治療的ケアのための美容処理方法。
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