JP2004032304A - 携帯電話機の充電制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】携帯電話機1の電源14に充電を行っている間に、他の通信機器と通信を行うための通信系統機器6a及び他の通信機器との通信以外の機能を実行する非通信系統機器7aが作動している場合には、その作動に要した消費電流を電源14に供給する充電電流に加算する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話機に行う充電を制御する充電制御装置及び充電制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7は、従来の携帯電話機の一構成例を示すブロック図である。
【0003】
図7に示した従来の携帯電話機101は、音声データ及び通信データを送受信するアンテナ102と、音声データまたは通信データの送受信を行う無線送受信部103と、音声データの処理を行うベースバンド処理部104と、受話器及び送話器105と、これらの通信系統機器103、104、105の制御を行う通信系統制御部106と、音楽再生やゲームなどの非通信系統のアプリケーションデバイス108と、各種データを入力するためのキーその他の入力手段からなるデータ入力部109と、液晶表示装置その他の表示手段からなる表示部110と、データを記憶しておくためのメモリ111と、着信音を鳴らすスピーカ112と、これらの非通信系統機器108、109、110、111の制御を行う非通信系統制御部107と、通信系統機器及び非通信系統機器の各ブロックに対して電流を供給を行う電源制御回路113と、電源制御回路113に対して電流を供給する電池パック114と、電池パック114への充電を行う充電回路115と、から構成されている。
【0004】
電池パック114にはリチウムイオン電池が収納されている。
【0005】
携帯電話機101に対して充電を行うときは、充電回路115に充電器116が接続される。
【0006】
図中の太線の矢印は電流の流れを、細線の矢印は信号の流れをそれぞれ示している。
【0007】
図7に示した従来の携帯電話機101において、電池パック114の電池容量が不足し、電池パック114に対して充電を行う場合には、先ず、充電器116が充電回路115に接続される。充電器116の接続をトリガーとして、充電回路115は電池パック114内のリチウムイオン電池の電圧を検出し、充電を開始する。
【0008】
図8(A)は充電時間Tと充電電流ICHGとの関係を示すグラフであり、図8(B)は充電時間Tと充電電圧VCHGとの関係を示すグラフである。
【0009】
図8(A)に示すように、充電開始の当初は、電池パック114の電圧が規定の電圧値になるまで、定電流充電により充電が行われる。この定電流充電により充電の間、図8(B)に示すように、電池パック114の電圧は徐々に上昇する。
【0010】
電池パック114の電圧が規定の電圧Vaに達した後においては、図8(A)に示すように、電圧Vaを維持しながら(図8(B)参照)、充電電流値が減少していく定電圧充電が行われる。電池パック114の規定の電圧Vaは、一般的には、4.1Vまたは4.2Vである。
【0011】
定電圧充電が進むと、充電電流値が減少していき、所定の電流値以下になると充電が完了する。
【0012】
従来の携帯電話機101の充電方法によれば、定電流充電における充電電流値は、充電ラインに対して直列に接続された定抵抗間の電位差を基準電圧として、一意的に決められている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
今日、携帯電話機は高性能化及び多機能化が進み、その電力消費量も増大の一途をたどっている。
【0014】
特に、今日の携帯電話機には、本来の通信機能の他に、音楽を再生する機能、ゲームを行う機能、ディジタル写真を撮像する機能など種々の機能が付加されている。これらの機能はいずれも多くの電流を消費する。
【0015】
図9は、電池パック114の充電中にゲーム、音楽再生などの高い消費電力機能を動作させた場合における充電電流と充電時間Tとの関係を示すグラフである。
【0016】
上述のように、従来の充電方法においては、定抵抗に流れる電流値ICHG(実線120)は常に一定である。
【0017】
これに対して、ゲーム、音楽再生などの高い消費電力機能は電流値IDD(一点鎖線140)を消費するものとする。
【0018】
このため、電池パック114の充電中にゲーム、音楽再生などといった高い消費電力機能を動作させた場合、充電電流ICHGの一部はこれらの機能を実行するための電流として消費されるため、実際に電池パック114に供給される電流ICHGaの値は、定抵抗に流れる電流値ICHG(実線120)からゲームなどの機能が消費する電流値IDD(一点鎖線140)を差し引いた値(点線130)になる。
【0019】
この結果として、電池パック114への充電量は少なくなり、その分、充電時間は長くなる。
【0020】
本発明は、このような従来の携帯電話機の充電方法における問題点に鑑みてなされたものであり、携帯電話機の充電中に電流を消費する機能が実行された場合であっても、充電時間の延長を防止することができる携帯電話機の充電制御装置及び携帯電話機の充電制御方法を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本発明は、携帯電話機の電源に充電を行っている間に、他の通信機器と通信を行うための通信系統機器及び他の通信機器との通信以外の機能を実行する非通信系統機器の少なくとも何れか一方が作動している場合には、その作動に要した消費電流を前記電源に供給する充電電流に加算するものである携帯電話機の充電制御装置を提供する。
【0022】
さらに、本発明は、他の通信機器と通信を行うための通信系統機器と、他の通信機器との通信以外の機能を実行する非通信系統機器と、前記通信系統機器の動作を制御する第一制御部と、前記非通信系統機器の動作を制御する第二制御部と、前記通信系統機器及び前記非通信系統機器に電流を供給する電源と、を備える携帯電話機に用いる充電制御装置であって、前記充電制御装置は、前記電源に対して充電を行う充電回路を備え、前記充電回路は、前記第一制御部及び前記第二制御部から、前記通信系統機器及び前記非通信系統機器の動作状況を示す動作状況信号を受信し、前記動作状況信号に基づいて前記通信系統機器及び前記非通信系統機器における消費電流を推定し、推定された消費電流を前記電源に供給する電流に加算するものである携帯電話機の充電制御装置を提供する。
【0023】
前記充電回路は、例えば、前記通信系統機器及び前記非通信系統機器の各動作に対応して予め定められた動作レベルに対応する消費電流を示すテーブルを備えることができ、前記充電回路は前記テーブルを参照して、前記消費電流を推定することができる。
【0024】
前記充電回路は、例えば、前記電源の電圧を検出する電圧検出手段と、充電時における充電電流を検出する充電電流検出手段と、前記動作状況信号を受信し、前記動作状況信号に基づいて前記充電電流を制御する充電電流制御手段と、定電流充電を行うときに充電電流を制御する定電流充電制御手段と、定電圧充電を行うときに充電電圧を制御する定電圧充電制御手段と、を備えるものとして構成することができる。
【0025】
例えば、前記充電回路は、前記第一制御部及び前記第二制御部の少なくとも一方に対して、前記通信系統機器及び前記非通信系統機器の各動作状況を確認するための動作状況確認信号を送信し、前記第一制御部及び前記第二制御部は前記動作状況確認信号を受信した後、前記通信系統機器及び前記非通信系統機器の各動作状況を示す動作状況報告信号を前記充電回路に送信し、前記充電回路は、前記通信系統機器及び前記非通信系統機器の各動作状況に変化がないことが確認された場合には、一定時間後に、前記動作状況確認信号を再送信する。
【0026】
例えば、前記充電回路は、前記第一制御部及び前記第二制御部の少なくとも一方に対して、前記通信系統機器及び前記非通信系統機器の各動作状況を確認するための動作状況確認信号を一回のみ送信し、前記第一制御部及び前記第二制御部は前記動作状況確認信号を受信した後、前記通信系統機器及び前記非通信系統機器の各動作状況に変化があった場合のみ、前記動作状況を示す動作状況報告信号を前記充電回路に送信する。
【0027】
また、本発明は、他の通信機器と通信を行うための通信系統機器と、他の通信機器との通信以外の機能を実行する非通信系統機器と、前記通信系統機器の動作を制御する第一制御部と、前記非通信系統機器の動作を制御する第二制御部と、前記通信系統機器及び前記非通信系統機器に電流を供給する電源と、前記電源に対して充電を行う充電回路と、を備える携帯電話機における充電制御方法であって、前記充電回路が、前記第一制御部及び前記第二制御部の少なくとも一方に対して、前記通信系統機器及び前記非通信系統機器の各動作状況を確認するための動作状況確認信号を送信する第一の過程と、前記第一制御部及び前記第二制御部が、前記通信系統機器及び前記非通信系統機器の各動作状況を示す動作状況報告信号を前記充電回路に送信する第二の過程と、前記動作状況報告信号に示される動作状況が以前の動作状況と比較して変化している場合に、前記充電回路が前記電源に供給する充電電流の増減量を決定する第三の過程と、前記増減量を加えた充電電流を前記電源に供給する第四の過程と、を備える携帯電話機における充電制御方法を提供する。
【0028】
前記充電回路は、例えば、前記通信系統機器及び前記非通信系統機器の各動作に対応して予め定められた動作レベルに対応する消費電流を示すテーブルを備えており、前記充電回路は、前記第三の過程において、前記テーブルを参照して、前記消費電流の増減量を決定することができる。
【0029】
本方法は、前記充電回路が、前記第二の過程において前記第一制御部及び前記第二制御部から受信した前記動作状況確認信号により、前記通信系統機器及び前記非通信系統機器の各動作状況に変化がないことが確認された場合には、一定時間後に、前記動作状況確認信号を再送信する過程を備えることが好ましい。
【0030】
例えば、前記充電回路は、前記第一の過程において、前記動作状況確認信号を一回のみ送信し、前記第一制御部及び前記第二制御部は前記動作状況確認信号を受信した後、前記通信系統機器及び前記非通信系統機器の各動作状況に変化があった場合のみ、前記第二の過程において、前記動作状況報告信号を前記充電回路に送信するようにすることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の第一の実施形態に係る充電制御装置を搭載した携帯電話機1の構造を示すブロック図である。
【0032】
携帯電話機1は、音声データ及び通信データを送受信するアンテナ2と、音声データまたは通信データの送受信を行う無線送受信部3と、音声データの処理を行うベースバンド処理部4と、受話器及び送話器5と、これらの通信系統機器3、4、5の制御を行う通信系統制御部6と、音楽再生やゲームなどの非通信系統のアプリケーションデバイス8と、各種データを入力するためのキーその他の入力手段からなるデータ入力部9と、液晶表示装置その他の表示手段からなる表示部10と、データを記憶しておくためのメモリ11と、着信音を鳴らすスピーカ12と、これらの非通信系統機器8、9、10、11の制御を行う非通信系統制御部7と、通信系統機器及び非通信系統機器の各ブロックに対して電流を供給を行う電源制御回路13と、電源制御回路13に対して電流を供給する電池パック14と、電池パック14への充電を行う、本発明の第一の実施形態に係る充電制御装置としての充電回路15と、から構成されている。
【0033】
電池パック14にはリチウムイオン電池が収納されている。
【0034】
携帯電話機1に対して充電を行うときは、充電回路15に充電器16が接続される。
【0035】
充電回路15は、電池パック14の電池電圧をモニタする電池電圧検出手段151と、充電時の充電電流のモニタを行う充電電流検出手段152と、通信系統制御部6と非通信系統制御部7から送信される通信系統機器及び非通信系統機器の動作状況の情報に基づいて、充電電流の制御と選択を行う充電電流制御手段153と、定電流充電の制御を行う定電流充電制御部154と、定電圧充電の制御を行う定電圧充電制御部155と、から構成されている。
【0036】
図1の太線の矢印は電流の流れを、細線の矢印は信号の流れをそれぞれ示している。
【0037】
また、図1において、点線で囲まれるブロック6aは通信系統制御部6によって制御されるデバイス3、4、5を有する通信系統ブロック、実線によって囲まれるブロック7aは非通信系統制御部7によって制御されるデバイス9、10、11、12を有する非通信系統ブロックであり、これらのブロック6a、7aの動作状況は各ブロック6a、7aに対応している通信系統制御部6及び非通信系統制御部7によって把握されている。
【0038】
図2は、通信系統制御部6または非通信系統制御部7から充電回路15の充電電流制御手段153への信号の流れを示すブロック図である。
【0039】
充電電流制御手段153は、通信系統制御部6及び非通信系統制御部7に対して、通信系統ブロック6a及び非通信系統ブロック7aの動作状況の報告を要求する信号20を発信する。
【0040】
信号20を受けた通信系統制御部6及び非通信系統制御部7は、充電電流制御手段153に対して、通信系統ブロック6a及び非通信系統ブロック7aの動作状況を示す信号21を送信する。
【0041】
例えば、通信系統制御部6からは、「通話中」、「データ通信中」、「待ち受け中」などの動作情報を信号21として充電電流制御手段153に送出する。また、非通信系統制御部7からは、「音楽再生中」「ゲーム中」「スリープ中」などの動作情報を信号21として充電電流制御手段153に送出する。
【0042】
充電電流制御手段153は、通信系統ブロック6a及び非通信系統ブロック7aの動作状況を示す信号21を受信した後、その動作情報に基づいて、通信系統ブロック6a及び非通信系統ブロック7aの消費電流を推定する。この消費電流の推定は、後述するように、電流値推定テーブルを用いて行われる。
【0043】
充電電流制御手段153は、推定した消費電流値に基づいて、定電流充電時の充電電流値の値を決定し、定充電電流値を変更する信号として充電電流制御信号22を定電流充電制御部154に送信する。
【0044】
定電流充電制御部154は、充電電流制御信号22を受信した後、基準電圧値を変更することにより、あるいは、他の方法により、定電流充電電流の制御を行う。
【0045】
以上のように、充電電流制御手段153は、通信系統ブロック6a及び非通信系統ブロック7aの動作状況を示す信号21に基づいて、定電流充電電流の増減量を決定し、定電流充電制御部154は、この定電流充電電流の増減量に応じて、基準電圧を段階的に切り替える。
【0046】
図3は、本発明の第一の実施形態に係る充電制御装置を搭載した携帯電話機1において、電池パック14に供給する充電電流の値を決定するプロセスにおける各過程を示すフローチャートである。
【0047】
電池パック14への充電が開始されると、充電回路15の充電電流制御手段153は、通信系統制御部6及び非通信系統制御部7の双方またはいずれか一方に対して、通信系統ブロック6a及び非通信系統ブロック7aの動作状況を確認するための信号20を送信する(ステップA1)。
【0048】
充電回路15の充電電流制御手段153は、通信系統ブロック6a及び非通信系統ブロック7aの動作状況を示す信号21を通信系統制御部6及び非通信系統制御部7から受信すると(ステップA2)、信号21に示される通信系統ブロック6a及び非通信系統ブロック7aの動作状況がそれ以前の動作状況と比較して変化しているか否かを判定する(ステップA3)。
【0049】
通信系統ブロック6a及び非通信系統ブロック7aの動作状況がそれ以前の動作状況に対して変化していない場合には(ステップA3のNO)、充電電流制御手段153は、一定時間をおいて、再度、通信系統ブロック6a及び非通信系統ブロック7aの動作状況を確認するための信号20を送信し(ステップA1)、通信系統制御部6及び非通信系統制御部7から信号21を受信する(ステップA2)。通信系統ブロック6a及び非通信系統ブロック7aの動作状況がそれ以前の動作状況に対して変化するまで、信号20の送信及び信号21の受信を繰り返す。
【0050】
通信系統ブロック6a及び非通信系統ブロック7aの動作状況がそれ以前の動作状況に対して変化している場合には(ステップA3のYES)、充電電流制御手段153は充電電流の増減量を決定する(ステップA4)。
【0051】
この充電電流の増減量の決定は充電回路15に格納されている電流値推定テーブルを用いて行われる。
【0052】
図4に電流値推定テーブルの一例を示す。
【0053】
この電流値推定テーブルにおいては、図4(A)に示すように、通信系統ブロック6aに属する無線送受信部3、ベースバンド処理部4及び送話器/受話器5並びに非通信系統ブロック7aに属するアプリケーションデバイス8、データ入力部9、表示部10、メモリ11及びスピーカ12がそれぞれ動作したときの電流消費量を示す動作レベルとしてレベル0からレベル15までの16段階のレベルが設定されており、各動作レベルに対応して充電電流の増加分が予め定められている。すなわち、レベルNに対応する充電電流の増加分は20Nミリアンペアである。
【0054】
また、図4(B)に示すように、通信系統ブロック6aに属する無線送受信部3、ベースバンド処理部4及び送話器/受話器5がそれぞれ動作したときの動作レベルが規定されている。
【0055】
例えば、通信系統ブロック6aが音声通信を行っている場合、すなわち、携帯電話機1が「通話中」である場合には、その動作レベルはレベル10に相当する。また、この場合、図4(A)に示すように、充電電流の増加分は200ミリアンペアである。
【0056】
同様に、図4(C)に示すように、非通信系統ブロック7aに属するアプリケーションデバイス8、データ入力部9、表示部10、メモリ11及びスピーカ12がそれぞれ動作したときの動作レベルが規定されている。
【0057】
例えば、表示部10がデータの表示を行っている場合には、その動作レベルはレベル3に相当し、この場合の充電電流の増加分は、図4(A)に示すように、60ミリアンペアである。
【0058】
また、通信系統ブロック6aがデータ通信を行っており、かつ、非通信系統ブロック7aが音楽再生を同時に行っている場合には、「データ通信」の動作レベルはレベル8、「音楽再生」の動作レベルはレベル10であるため、それぞれ充電電流の増加分は160ミリアンペア、200ミリアンペアである。従って、充電電流の増加分の総和は360ミリアンペアである。
【0059】
以上のようにして、充電電流制御手段153が充電電流の増減量を決定すると(ステップA4)、充電電流制御手段153は、決定した充電電流の増減量を示す信号22を定電流充電制御部154に送信する(ステップA5)。
【0060】
充電電流制御手段153から信号22を受信した定電流充電制御部154は、信号22が示す充電電流の増減量に従って、充電電流を制御する(ステップA6)。充電電流の制御は、例えば、基準電圧の切り替えによって行われる。
【0061】
図5は、充電中における充電電流と充電時間との関係を示すグラフである。
【0062】
図5に示すように、定抵抗を流れる電流すなわち充電電流ICHG(実線121)は通信系統ブロック6aまたは非通信系統ブロック7aが消費する電流値IDD(一点鎖線140)に応じて増加しており、このため、実際に電池パック14に供給される電流ICHGaの値(点線131)は一定値になっている。
【0063】
以上のように、本実施形態に係る充電制御装置を搭載した携帯電話機1においては、携帯電話機1の動作状態に応じて、電池パック14に供給される充電電流が変動する。このため、電池パック14に実際に充電される電流値はほぼ一定になり、充電時間の延長を防止することができる。
【0064】
また、定電流充電における定電流値を任意の電流値に変えることができるので、定電流充電時における上記のように充電電流を制御することによって、容量の異なる電池パックに対しても同様の効果を得ることができる。
【0065】
図6は、本発明の第一の実施形態に係る充電制御装置を搭載した携帯電話機1において、電池パック14に供給する充電電流の値を決定する第二のプロセスにおける各過程を示すフローチャートである。
【0066】
電池パック14への充電が開始されると、充電回路15の充電電流制御手段153は、通信系統制御部6及び非通信系統制御部7の双方またはいずれか一方に対して、通信系統ブロック6a及び非通信系統ブロック7aの動作状況を確認するための信号20を送信する(ステップB1)。
【0067】
通信系統制御部6及び非通信系統制御部7は信号20を受信すると、通信系統ブロック6a及び非通信系統ブロック7aの動作状況がそれ以前の動作状況と比較して変化しているか否かを判定する(ステップB2)。
【0068】
通信系統ブロック6a及び非通信系統ブロック7aの動作状況がそれ以前の動作状況に対して変化していない場合には(ステップB2のNO)、通信系統ブロック6a及び非通信系統ブロック7aの動作状況が変化するまで、通信系統制御部6及び非通信系統制御部7は待機する。
【0069】
通信系統ブロック6a及び非通信系統ブロック7aの動作状況がそれ以前の動作状況と比較して変化があった場合には(ステップB2のYES)、通信系統制御部6及び非通信系統制御部7は、通信系統ブロック6a及び非通信系統ブロック7aの動作状況を示す信号21を充電電流制御手段153に送信する(ステップB3)。
【0070】
これ以降は、図3に示したステップA4、A5、A6と同様に、充電電流の増減量の決定(ステップB4)、決定した充電電流の増減量を示す信号22の定電流充電制御部154への送信(ステップB5)、充電電流の制御(ステップB6)を実施する。
【0071】
図3に示したフローチャートにおいては、通信系統ブロック6a及び非通信系統ブロック7aの動作状況がそれ以前の動作状況に対して変化していない場合には(ステップA3のNO)、充電電流制御手段153は、一定時間をおいて、繰り返して、通信系統ブロック6a及び非通信系統ブロック7aの動作状況を確認するための信号20を通信系統制御部6及び非通信系統制御部7に送信していた(ステップA1)。
【0072】
これに対して、図6に示すフローチャートにおいては、充電電流制御手段153は、通信系統制御部6及び非通信系統制御部7に対して、通信系統ブロック6a及び非通信系統ブロック7aの動作状況を確認するための信号20を一回のみ送信する(ステップB1)。信号20を受信した通信系統制御部6及び非通信系統制御部7は、通信系統ブロック6a及び非通信系統ブロック7aの動作状況がそれ以前の動作状況と比較して変化があった場合にのみ(ステップB2のYES)、通信系統ブロック6a及び非通信系統ブロック7aの動作状況を示す信号21を充電電流制御手段153に送信する(ステップB3)。
【0073】
図3に示した第一のプロセスにおいては、通信系統ブロック6a及び非通信系統ブロック7aの動作状況が変化してから信号21が発せられるまでに時間のギャップがあったが、図6に示した第二のプロセスにおいては、通信系統ブロック6a及び非通信系統ブロック7aの動作状況が変化した時点において、通信系統ブロック6a及び非通信系統ブロック7aの動作状況を示す信号21が充電電流制御手段153に送信されるため、時間のギャップなしに、ただちに電池パック14に供給する充電電流の制御を開始することができる。
【0074】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る充電制御装置または充電制御方法によれば、携帯電話機の動作状態に応じて、電源に供給される充電電流が変動する。このため、電源に実際に充電される電流値はほぼ一定になり、充電時間の延長を防止することができる。
【0075】
また、定電流充電における定電流値を任意の電流値に変えることができるので、定電流充電時における充電電流を制御することによって、容量の異なる電源に対しても上記と同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態に係る充電制御装置を搭載した携帯電話機の構造を示すブロック図である。
【図2】通信系統制御部または非通信系統制御部から充電回路への信号の流れを示すブロック図である。
【図3】本発明の第一の実施形態に係る充電制御装置を搭載した携帯電話機において、電池パックに供給する充電電流の値を決定するプロセスにおける各過程を示すフローチャートである。
【図4】電流値推定テーブルの一例を示す概念図である。
【図5】本発明の第一の実施形態に係る充電制御装置を搭載した携帯電話機において、充電中における充電電流と充電時間との関係を示すグラフである。
【図6】本発明の第一の実施形態に係る充電制御装置を搭載した携帯電話機において、電池パックに供給する充電電流の値を決定する第二のプロセスにおける各過程を示すフローチャートである。
【図7】従来の携帯電話機の一構成例を示すブロック図である。
【図8】図8(A)は従来の携帯電話機における充電時間Tと充電電流ICHGとの関係を示すグラフであり、図8(B)は従来の携帯電話機における充電時間Tと充電電圧VCHGとの関係を示すグラフである。
【図9】電池パックの充電中に電力消費量の大きい機能を動作させた場合における充電電流と充電時間Tとの関係を示すグラフである。
【符号の説明】
2 アンテナ
3 無線送受信部
4 ベースバンド処理部
5 受話器及び送話器
6 通信系統制御部
7 非通信系統制御部
8 アプリケーションデバイス
9 データ入力部
10 表示部
11 メモリ
12 スピーカ
13 電源制御回路
14 電池パック
15 充電回路
16 充電器
151 電池電圧検出手段
152 充電電流検出手段
153 充電電流制御手段
154 定電流充電制御部
155 定電圧充電制御部
Claims (11)
- 携帯電話機の電源に充電を行っている間に、他の通信機器と通信を行うための通信系統機器及び他の通信機器との通信以外の機能を実行する非通信系統機器の少なくとも何れか一方が作動している場合には、その作動に要した消費電流を前記電源に供給する充電電流に加算するものである携帯電話機の充電制御装置。
- 他の通信機器と通信を行うための通信系統機器と、
他の通信機器との通信以外の機能を実行する非通信系統機器と、
前記通信系統機器の動作を制御する第一制御部と、
前記非通信系統機器の動作を制御する第二制御部と、
前記通信系統機器及び前記非通信系統機器に電流を供給する電源と、
を備える携帯電話機に用いる充電制御装置であって、
前記充電制御装置は、前記電源に対して充電を行う充電回路を備え、
前記充電回路は、前記第一制御部及び前記第二制御部から、前記通信系統機器及び前記非通信系統機器の動作状況を示す動作状況信号を受信し、前記動作状況信号に基づいて前記通信系統機器及び前記非通信系統機器における消費電流を推定し、推定された消費電流を前記電源に供給する電流に加算するものである携帯電話機の充電制御装置。 - 前記充電回路は、前記通信系統機器及び前記非通信系統機器の各動作に対応して予め定められた動作レベルに対応する消費電流を示すテーブルを備えており、前記充電回路は前記テーブルを参照して、前記消費電流を推定することを特徴とする請求項2に記載の携帯電話機の充電制御装置。
- 前記充電回路は、
前記電源の電圧を検出する電圧検出手段と、
充電時における充電電流を検出する充電電流検出手段と、
前記動作状況信号を受信し、前記動作状況信号に基づいて前記充電電流を制御する充電電流制御手段と、
定電流充電を行うときに充電電流を制御する定電流充電制御手段と、
定電圧充電を行うときに充電電圧を制御する定電圧充電制御手段と、
を備えることを特徴とする請求項2または3に記載の携帯電話機の充電制御装置。 - 前記充電回路は、前記第一制御部及び前記第二制御部の少なくとも一方に対して、前記通信系統機器及び前記非通信系統機器の各動作状況を確認するための動作状況確認信号を送信し、
前記第一制御部及び前記第二制御部は前記動作状況確認信号を受信した後、前記通信系統機器及び前記非通信系統機器の各動作状況を示す動作状況報告信号を前記充電回路に送信し、
前記充電回路は、前記通信系統機器及び前記非通信系統機器の各動作状況に変化がないことが確認された場合には、一定時間後に、前記動作状況確認信号を再送信することを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の携帯電話機の充電制御装置。 - 前記充電回路は、前記第一制御部及び前記第二制御部の少なくとも一方に対して、前記通信系統機器及び前記非通信系統機器の各動作状況を確認するための動作状況確認信号を一回のみ送信し、
前記第一制御部及び前記第二制御部は前記動作状況確認信号を受信した後、前記通信系統機器及び前記非通信系統機器の各動作状況に変化があった場合のみ、前記動作状況を示す動作状況報告信号を前記充電回路に送信することを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の携帯電話機の充電制御装置。 - 請求項1乃至6の何れか一項に記載の充電制御装置を搭載した携帯電話機。
- 他の通信機器と通信を行うための通信系統機器と、
他の通信機器との通信以外の機能を実行する非通信系統機器と、
前記通信系統機器の動作を制御する第一制御部と、
前記非通信系統機器の動作を制御する第二制御部と、
前記通信系統機器及び前記非通信系統機器に電流を供給する電源と、
前記電源に対して充電を行う充電回路と、
を備える携帯電話機における充電制御方法であって、
前記充電回路が、前記第一制御部及び前記第二制御部の少なくとも一方に対して、前記通信系統機器及び前記非通信系統機器の各動作状況を確認するための動作状況確認信号を送信する第一の過程と、
前記第一制御部及び前記第二制御部が、前記通信系統機器及び前記非通信系統機器の各動作状況を示す動作状況報告信号を前記充電回路に送信する第二の過程と、
前記動作状況報告信号に示される動作状況が以前の動作状況と比較して変化している場合に、前記充電回路が前記電源に供給する充電電流の増減量を決定する第三の過程と、
前記増減量を加えた充電電流を前記電源に供給する第四の過程と、
を備える携帯電話機における充電制御方法。 - 前記充電回路は、前記通信系統機器及び前記非通信系統機器の各動作に対応して予め定められた動作レベルに対応する消費電流を示すテーブルを備えており、前記充電回路は、前記第三の過程において、前記テーブルを参照して、前記消費電流の増減量を決定することを特徴とする請求項8に記載の携帯電話機の充電制御方法。
- 前記充電回路は、前記第二の過程において前記第一制御部及び前記第二制御部から受信した前記動作状況確認信号により、前記通信系統機器及び前記非通信系統機器の各動作状況に変化がないことが確認された場合には、一定時間後に、前記動作状況確認信号を再送信する過程を備えることを特徴とする請求項8または9に記載の携帯電話機の充電制御方法。
- 前記充電回路は、前記第一の過程において、前記動作状況確認信号を一回のみ送信し、
前記第一制御部及び前記第二制御部は前記動作状況確認信号を受信した後、前記通信系統機器及び前記非通信系統機器の各動作状況に変化があった場合のみ、前記第二の過程において、前記動作状況報告信号を前記充電回路に送信することを特徴とする請求項8または9に記載の携帯電話機の充電制御方法。
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