JP2004031258A - コネクタホルダー - Google Patents

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connector
lock
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lock piece
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JP2002189226A
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Shigeru Nojima
野島 茂
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

【課題】コネクタのガタつき及び異音の発生を防止すると共に、コネクタホルダーの剛性を上げてコネクタの取付作業性を向上させる。
【解決手段】平板部10aよりコネクタ収容枠11とロック片12を間隔をあけて並設し、コネクタ収容枠11のロック片12に対向する外面にコネクタロック部11aを設け、ロック片12の一面側に設けたロック部12aはコネクタロック部11aと同方向を向いていると共に、コネクタロック部11aと対向するロック片12の他面側にはリブ12bを突出させ、コネクタ収容枠11とロック片12との間のコネクタ配置空間SにコネクタC1を挿入し、コネクタC1の被ロック部C1−1をコネクタロック部11aに係止すると共に、ロック片12のリブ12bをコネクタC1の被ロック部C1−1が設けられた面の反対面に当接させている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コネクタホルダーに関し、特に、自動車の車体に固定されるコネクタホルダーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車のカウルサイドパネルに取り付けて、狭小なスペースに配置するコネクタホルダーとして、図6(A)(B)に示すような平板状のコネクタホルダー1が提供されている。
コネクタホルダー1は、平板状の平板部4の側面にコネクタ収容枠2とロック片3とを間隔をあけて突設しており、コネクタ収容枠2とロック片3との間の空間をコネクタ配置空間5としている。
コネクタ収容枠2の内部には内部に収容されるコネクタC3を固定するためのロック部2bを設けていると共に、コネクタ収容枠2の外面には、コネクタ配置空間5に配置される幅広のコネクタC1(例えば、多極のコネクタ、レバー式コネクタ)を係止するためのコネクタロック部2aを備えている。
なお、平板部4の裏面には車体の係止孔(図示せず)に挿入係止されるクランプ部6が突設されている。
【0003】
そして、コネクタC3は被ロック部C3−1をコネクタ収容枠2のロック部2bに係止して内部に収容固定し、幅広のコネクタC1は被ロック部C1−1をコネクタ収容枠2の外面のロック部2aに係止固定し、コネクタC2はロック片3に係止固定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記コネクタC1は幅広であることもあり、コネクタC1の一端側に設けられた被ロック部C1−1をロック部2aに係止固定する1点支持のみでは、車体による振動によりコネクタC1がコネクタ配置空間5でガタついてしまい異音が生じる問題がある。
また、上記コネクタホルダー1は平板状であることより撓みが生じやすく、剛性に欠けると共に、ロック片3も平板部4より突設しているだけであるため剛性が弱く、コネクタC2のロック片3への取付は慎重に行わねばならず、作業性が低下する問題もある。
【0005】
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、コネクタホルダーに取り付けるコネクタのガタつき及び異音の発生を防止すると共に、コネクタホルダーの剛性を上げてコネクタの取付作業性を向上させることを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、平板状の平板部よりコネクタを内部に収容するコネクタ収容枠とロック片を間隔をあけて並設し、該コネクタ収容枠の上記ロック片に対向する外面にコネクタロック部を設け、
上記ロック片の一面側に設けたロック部は上記コネクタロック部と同方向を向いていると共に、上記コネクタロック部と対向する上記ロック片の他面側にはリブを突出させ、
上記コネクタ収容枠と上記ロック片との間の空間をコネクタ配置空間とし、該コネクタ配置空間にコネクタを挿入し、該コネクタの被ロック部を上記コネクタロック部に係止すると共に、上記ロック片の上記リブを上記コネクタの被ロック部が設けられた面の反対面に当接させていることを特徴とするコネクタホルダーを提供している。
【0007】
上記構成とすると、上記コネクタ収容枠の外面のコネクタロック部にロックされた上記コネクタ配置空間に位置するコネクタは、上記被ロック部が設けられた面の反対面に上記ロック片の上記リブを当接させているので、コネクタの両側面が支持されてコネクタのガタつきが無くなり、異音の発生も防止できる。なお、上記コネクタが幅広のもの(例えば、多極コネクタ、レバー式コネクタ)である程、ガタつき防止効果がより発揮される。
また、上記コネクタ収容枠と上記ロック片の間の空間(コネクタ配置空間)をコネクタが埋めることとなるので、平板状のコネクタホルダーの撓みを防いで剛性を向上させることができる。
【0008】
上記コネクタ収容枠と上記ロック片との間の上記コネクタ配置空間に位置する平板部の外面に第2のリブを突出し、
上記コネクタロック部に係止されコネクタ配置空間に位置するコネクタの外面に上記第2のリブを当接させる構成としている。
【0009】
上記構成とすると、上記コネクタの両側面(2面)を支持するだけでなく、上記第2のリブをコネクタの別の面に当接させることにより、コネクタを3点支持することができ、より安定してコネクタを支持して確実にガタつきを防止することができる。
【0010】
上記ロック片の一面側に設けたロック部は、コネクタのロック部としていると好適である。
つまり、上記ロック片が上記コネクタ配置空間に位置するコネクタと当接していることにより、ロック片は安定して撓みにくくなっているので、別のコネクタを上記ロック片のロック部にロック固定する際の作業性を向上させることができる。
【0011】
上記リブは、上記コネクタ配置空間に配置される上記コネクタの挿入側をテーパー形状としていると、コネクタを該コネクタ配置空間に挿入する際に、コネクタのハウジングが上記リブのテーパー部に滑らかにガイドされ、コネクタのハウジングがリブと干渉して挿入しにくくなることも無くなるので、コネクタのコネクタ配置空間への挿入作業性が良好になる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図5は本発明の実施形態を示し、コネクタホルダー10は自動車のカウルサイドパネルに取り付けて、複数のコネクタを保持するものである。
【0013】
上記コネクタホルダー10は、横長の平板状からなる平板部10aの一側面からコネクタ収容枠11とロック片12とを間隔をあけて突出している。
コネクタ収容枠11は、その内面にロック部11bを設けていると共に、コネクタ収容枠11の外面にはロック片12に対向する位置にコネクタロック部11aを設けている。
ロック片12は、コネクタ収容枠11に対向する面に、上端が傾斜したテーパー部12b−1を有する第1リブ12bを突出している一方、第1リブ12bのある面の反対面にはロック部12aを設けている。
【0014】
上記コネクタ収容枠11とロック片12との間の空間を幅広のコネクタC1を配置するコネクタ配置空間Sとし、平板部10aのコネクタ配置空間S側の側面には、上端が傾斜したテーパー部13aを有する第2リブ13が突出している。また、平板部10aの裏面にはカウルサイドパネル(図示せず)に設けた係止穴(図示せず)に挿入係止する固定用のクリップ部15が突出していると共に、平板部10aの所要位置にボルト締め用のボルト孔10bが穿設されている。
さらに、ロック片12の下方位置には、コネクタホルダー10に取り付けられたコネクタに接続された電線を方向規制するための電線ガイド部14を平板部10より突出して設けている。
【0015】
次に、コネクタホルダー10へのコネクタC1〜C3の固定動作について説明する。
まず、図2に示すように、幅広のコネクタ(例えば、多極のコネクタ、レバー式コネクタ)C1をコネクタ収容枠11とロック片12との間のコネクタ配置空間Sに挿入し、コネクタC1のハウジング外面の被ロック部C1−1をロック部11aに係止させる。
この際、第1リブ12bと第2リブ13の上側にはテーパー部12b−1、13aを設けているので、コネクタC1を滑らかにコネクタ配置空間Sに挿入可能となり、挿入作業性が向上する。
【0016】
コネクタC1がコネクタ配置空間Sに配置された状態では、図3に示すように、コネクタC1のハウジング外面に、第1リブ12bおよび第2リブ13が当接する。
このように、コネクタC1の側面はロック部11aと第1リブ12bと第2リブ13との3点で支持されるので、本実施形態のような幅広のコネクタC1であってもガタつきが無くなり異音の発生も防止できる。
【0017】
次いで、図4及び図5に示すように、コネクタC3の被ロック部C3−1をコネクタ収容枠11の内部のロック部11bに係止してコネクタ収容枠11内に収容固定すると共に、コネクタC2の被ロック部(図示せず)をロック部12aに取り付けて係止する。
この際、ロック片12がコネクタ配置空間Sに位置するコネクタC1と第1リブ12bで当接していることにより、ロック片12は安定して撓みにくくなっているので、コネクタC2をロック部12aにロック固定する際の作業性が向上する。
【0018】
また、第1リブ12bと第2リブ13とによりロック片12と平板部10aをコネクタC1に接触させて、コネクタ収容枠11とロック片12の間のコネクタ配置空間SをコネクタC1が埋めているので、平板状のコネクタホルダー10の撓みが防がれて剛性を向上させることができる。
【0019】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、本発明によれば、上記コネクタ収容枠の外面のコネクタロック部にロックされ、上記コネクタ配置空間に位置するコネクタは、そのロック箇所の反対面を上記ロック片の上記リブと当接させているので、コネクタの両側が支持され安定し、コネクタのガタつきおよび異音の発生を防止できる。さらに、上記コネクタ配置空間に位置する平板部の外面にも第2のリブを突出させて上記コネクタと当接させることで、より安定してコネクタを支持でき、ガタつきおよび異音の発生を確実に防止することができる。
また、上記コネクタ収容枠と上記ロック片の間のコネクタ配置空間をコネクタが埋めることとなるので、平板状のコネクタホルダーの撓みの防止が図られてコネクタホルダーの剛性を向上させることができる。
【0020】
また、上記ロック片が上記コネクタ配置空間に位置するコネクタと当接していることで、ロック片は安定し撓みにくくなっているので、別のコネクタを上記ロック片のロック部にロック固定する際の作業性が向上する。
さらに、上記リブは、上記コネクタ配置空間に挿入される上記コネクタの挿入側をテーパー形状としていることで、コネクタの挿入時に、コネクタのハウジングが上記リブのテーパー部に滑らかにガイドされ、挿入作業性が良好になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のコネクタホルダーを示す斜視図である。
【図2】コネクタホルダーにコネクタを取り付ける様子を示す斜視図である。
【図3】コネクタホルダーにコネクタをロックした状態を示す上面図である。
【図4】コネクタホルダーに別のコネクタを取り付ける様子を示す斜視図である。
【図5】コネクタホルダーに全てのコネクタをロックした状態を示す斜視図である。
【図6】(A)は従来のコネクタホルダーを示す斜視図、(B)はコネクタをロック係止した状態を示す上面図である。
【符号の説明】
10 コネクタホルダー
10a 平板部
10b ボルト穴
11 コネクタ収容枠
11a コネクタロック部
12 ロック片
12a ロック部
12b 第1リブ
12b−1、13a テーパー部
13 第2リブ
15 クリップ部
C1 コネクタ
C2、C3 コネクタ

Claims (4)

  1. 平板状の平板部よりコネクタを内部に収容するコネクタ収容枠とロック片を間隔をあけて並設し、該コネクタ収容枠の上記ロック片に対向する外面にコネクタロック部を設け、
    上記ロック片の一面側に設けたロック部は上記コネクタロック部と同方向を向いていると共に、上記コネクタロック部と対向する上記ロック片の他面側にはリブを突出させ、
    上記コネクタ収容枠と上記ロック片との間の空間をコネクタ配置空間とし、該コネクタ配置空間にコネクタを挿入し、該コネクタの被ロック部を上記コネクタロック部に係止すると共に、上記ロック片の上記リブを上記コネクタの被ロック部が設けられた面の反対面に当接させていることを特徴とするコネクタホルダー。
  2. 上記コネクタ収容枠と上記ロック片との間の上記コネクタ配置空間に位置する平板部の外面に第2のリブを突出し、
    上記コネクタロック部に係止されコネクタ配置空間に位置するコネクタの外面に上記第2のリブを当接させる構成としている請求項1に記載のコネクタホルダー。
  3. 上記ロック片の一面側に設けたロック部は、コネクタのロック部としている請求項1または請求項2に記載のコネクタホルダー。
  4. 上記リブは、上記コネクタ配置空間に配置される上記コネクタの挿入側をテーパー形状としている請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のコネクタホルダー。
JP2002189226A 2002-06-28 2002-06-28 コネクタホルダー Abandoned JP2004031258A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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