JP2004029357A - 現像装置 - Google Patents

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JP2004029357A
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JP2002185181A
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Noriyuki Ito
伊藤 伯志
Atsushi Ota
太田 温
Takayuki Yoshii
吉井 孝之
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

【課題】耐久性を向上させ、高寿命化を図ることができる現像装置を提供する。
【解決手段】感光体上の静電潜像にトナーを付着させて現像する現像ローラ1と、現像ローラ1にトナーを供給するトナー供給ローラ2と、現像ローラに付着するトナーの量を規制してトナー薄層を形成するトナー規制ローラ4とを備えた現像装置において、トナー規制ローラ4は、金属製の円筒状芯金4−1と、該円筒状芯金の外周に形成された弾性発泡体層4−2とを備えている。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真装置の現像装置に関するもので、特に現像装置に配されたローラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
1成分現像装置においては、カブリやゴースト等の発生を防ぎ、画像品質を維持するためには、▲1▼トナーを高く・均一に帯電させることが必須であり、トナーと接触し摩擦帯電させる部品の表面材質の選定が重要となる。一方、近年の環境問題より、装置の長寿命化が命題となっているが、そのためには、▲2▼トナー規制部材上、現像ローラ表面へのトナー凝集・固着の発生、▲3▼現像ローラ表面、トナー規制部材表面のキズ、亀裂、剥離等の劣化、に対応していく必要がある。また、現像装置としては長期間での使用に対して▲4▼トナー漏れや飛散による画像形成装置内部の汚染に対応していく必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
特開平5−142938号公報等に示される技術では、平板(ブレード)形状であるトナー規制部材を振動させる機構を設け、同様のトナー凝集の発生を防止する手段が提案されている。
【0004】
この方式では、ブレードを振動させるための構成部品が多数必要であり、現像ユニットが非常に煩雑で大掛かりな構成となる。また、ブレード方式では、現像ローラとの接触部分が限定されるため、機械的な摩耗による劣化のために十分な寿命を得ることができない。
【0005】
又、特開平11−84867号公報に示される技術では、トナー規制部材をローラとし、非現像時に所定のタイミングで回転させることでトナーの凝集・固着を防ぐ構成が提案されている。トナー規制部材をローラとすることは、前記ブレード方式と比較し、現像ローラとの接触部分が増加するため(使用面積の増加)、機械的な摩耗を防ぐためには有効な手段である。
【0006】
しかし、現像ローラは現像時も非現像時も常に一定方向に回転しており、また、トナー規制ローラは現像ローラと同方向に回転させるために、楔部分に堆積したトナーに対しさらに下流へ移行させる方向の圧力を加える方式となるため、楔部分のトナー凝集に対しては有効な手段と言えない。従って、これは6千枚程度の作像回数に対応しており、さらに高寿命化を達成するには不充分である。
【0007】
本発明は、耐久性を向上させ、高寿命化を図ることができる現像装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、感光体上の静電潜像にトナーを付着させて現像する現像ローラと、現像ローラにトナーを供給するトナー供給ローラと、現像ローラに付着するトナーの量を規制してトナー薄層を形成するトナー規制ローラとを備えた現像装置において、トナー規制ローラは、金属製の円筒状芯金と、該円筒状芯金の外周に形成された弾性発泡体層とを備えている現像装置を最も主要な特徴とする。
【0009】
請求項2記載の発明は、トナー規制ローラの弾性発泡体層の外周に弾性非発泡体層が形成されている請求項1記載の現像装置を主要な特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面により本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態に係る現像装置の構成図である。現像ローラ1、芯軸の周囲にスポンジを形成してなるトナー供給ローラ2、トナー搬送部材3は、ケース5の側板に軸支されている。またトナー規制ローラ4は、金属バネ6のバネ圧によって現像ローラ1に当接配置される。
【0011】
トナーはトナー搬送部材3、及びトナー供給ローラ2を介して現像ローラ1の表面に供給される。現像ローラ1上に供給されたトナーは、さらに、トナー規制ローラ4の当接圧によって所定量に薄層化され、現像ローラ1を回転させることによって図示しない感光体に搬送される。現像ローラ1は感光体に平行して接触し、感光体の帯電電位と光書き込み後(露光後)残留電位のほぼ中間のバイアス電圧が印加されている。
【0012】
現像ローラ1上のトナーが感光体との接触部に搬送され、感光体電位と現像バイアスによる現像電界に応じて、帯電したトナーが感光体に付着し静電潜像が可視像化される。トナー規制ローラ4は上記の現像動作時には静止した状態で現像ローラ1に当接しているが、非現像時に1プリントの現像動作に1回の頻度で所定のタイミングで連れ回りするようになっている。
【0013】
本実施形態での現像ローラ1は、φ26mmのアルミローラに、ポリエステル樹脂とグアナミン硬化剤と導電粒子としてITOとを分散した塗料をスプレー塗装後硬化させることにより、10μmの表面層を形成しているものを用いた。現像ローラ1の表面粗さはRz2μm以下の平滑面とした。グアナミンはアミノ基を含有する物質であり、マイナス帯電トナーと逆極性を示す物質である。ITOはアルミナ粉をベースとし、この表面にインジウムドープ酸化錫をコーティングしたものである。
【0014】
また、トナー供給ローラ2は、金属芯軸の周囲に導電性発泡体を形成したもので、抵抗値は10^6Ω、芯軸には現像バイアスと同電位が印加されている。
【0015】
本発明は、トナー規制ローラ4の構造に特徴がある。図2は本発明のトナー規制ローラの構造図である。本発明のトナー規制ローラ4は、金属製の円筒状芯金4−1と、該円筒状芯金4−1の外周に形成された弾性発泡体層4−2とを備えている。さらに、弾性発泡体層4−2の外周に弾性非発泡体層4−3が形成されている。
【0016】
以下に本発明のトナー規制ローラ4の実施例を示す。なお、トナー規制ローラ4は、完成品として中央部は外径φ14、両端部はφ13.75(ゴム部全長300mm)、外径差で250μmのクラウンとなるように弾性層の研削加工を実施した。弾性発泡体層4−2と芯金4−1とは接着している。研削用砥石は全てC/GC−#80を使用した。
【0017】
(実施例1)
<構成>弾性層:発泡ニトリルゴム 表面層:フッソ樹脂/膜厚20μm
<加工>発泡ニトリルゴムの弾性層を研削にてクラウン加工し、さらに表面層加工。
【0018】
(実施例2)
<構成>弾性層:発泡ニトリルゴム(内層)+ニトリルゴム(非発泡、外層)表面層:フッソ樹脂/膜厚20μm
<加工>発泡ニトリルゴムの弾性層を研削にてクラウン加工し、厚み300μmの加硫したニトリルゴムチューブ(非発泡、外層)を発泡ニトリルゴム(内層)へ圧入加工し、さらに表面層加工。
【0019】
(実施例3)
<構成>弾性層:発泡ニトリルゴム(内層)+ニトリルゴム(非発泡、外層)表面層:フッソ樹脂/膜厚20μm
<加工>発泡ニトリルゴムの弾性層を研削にてクラウン加工し、厚み300μmの加硫したニトリルゴムチューブ(非発泡、外層)を外層側へ接着剤を塗布した発泡ニトリルゴム(内層)へ圧入加工し、さらに表面層加工。
【0020】
(実施例4)
<構成>弾性層:発泡ニトリルゴム(内層)+ニトリルゴム(非発泡、外層)表面層:フッソ樹脂/膜厚20μm
<加工>発泡ニトリルゴム(内層)とニトリルゴム(非発泡、外層)は2層押出し加工後、連続加硫にて2層の弾性層として成形。
その後、研削にてクラウン加工し、さらに表面層加工。
【0021】
(比較例1)
<構成>弾性層:ニトリルゴム 表面層:フッソ樹脂/膜厚20μm
【0022】
以上の実施例1〜4および比較例1のトナー規制ローラ(表面層は共通)4を用い、現像ローラ1への当接はトナー規制ローラ4の芯金ジャーナル部へのバネ加圧(片側10N)にて実施した。
トナー規制ローラ4の連れ回り性、トナー薄層の均一性及び画像濃度均一性について評価した。
結果を表1に示す。
【0023】
【表1】
Figure 2004029357
【0024】
表1より、まず、トナー規制ローラ4の弾性層として、発泡体とすることにより、トナー規制ローラ4の連れ回り性、トナー薄層の均一性及び画像濃度均一性について有利となることがわかる。また、トナー規制ローラ4の弾性発泡体層4−2の外周部に弾性非発泡体層4−3を設けたことにより、特にトナー薄層の均一性及び画像濃度均一性について有利となることがわかる。
【0025】
これは弾性非発泡体層を表面層との中間に設けることにより、より、トナー規制ローラ表面の表面粗さ、うねりの均一性が向上することによる。さらにトナー規制ローラ4の弾性発泡体層4−2と弾性非発泡体層4−3の接着により、トナー規制ローラ4の連れ回り性、トナー薄層の均一性及び画像濃度均一性について特に耐久性が向上することがわかる。
【0026】
なお、上記はバネ圧、クラウン量固定での評価であるが、本発明では、バネ圧変量、クラウン量変量に対するトナー規制ローラ4の連れ回り性、トナー薄層の均一性及び出力画像での均一性について有利となることを合わせて確認した (バネ圧8、12N時 実施例4では表1の全項目で○、比較例では8N時、薄層均一性及び画像濃度均一性で初期時より×) 。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のトナー規制ローラは、金属製の円筒状芯金と、該円筒状芯金の外周に形成された弾性発泡体層とを備えさらに、弾性発泡体層の外周に弾性非発泡体層が形成されている。従ってトナー規制ローラの低硬度化、バネ圧の低減、トナー規制ローラのクラウン形状精度に対する余裕度向上を図り耐久性を向上させることができる。また、トナー薄層の均一化による画像濃度の均一化を達成でき、現像装置の信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る現像装置の構成図である。
【図2】本発明のトナー規制ローラの構造図である
【符号の説明】
4 トナー規制ローラ
4−1 芯金
4−2 弾性発泡体層
4−3 弾性非発泡体層

Claims (2)

  1. 感光体上の静電潜像にトナーを付着させて現像する現像ローラと、現像ローラにトナーを供給するトナー供給ローラと、現像ローラに付着するトナーの量を規制してトナー薄層を形成するトナー規制ローラとを備えた現像装置において、トナー規制ローラは、金属製の円筒状芯金と、該円筒状芯金の外周に形成された弾性発泡体層とを備えていることを特徴とする現像装置。
  2. トナー規制ローラの弾性発泡体層の外周に弾性非発泡体層がさらに形成されていることを特徴とする請求項1記載の現像装置。
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