JP2004028317A - Linear motion mechanism - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、半導体製造装置や搬送装置などを製作する際の部材として用いられる直線運動機構に関し、詳しくは直線運動機構を構成し摩擦を減ずる鋼球を保持するリテーナーと呼ばれる部品の形状に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、半導体製造装置や搬送装置などを製作する際の部材として、直線運動を反復して行う動作のために直線運動機構と呼ばれるものが用いられる。この直線運動機構は、シャフトに沿って運動する外筒体の内周面に取り付けられるリテーナーが、複数個の鋼球を保持し、これらの鋼球がシャフトと接触して回転することで、運動にともなう摩擦が軽減される。
【0003】
この直線運動体には、複数の種類があり、鋼球がシャフトの長手方向に形成された溝の中を走行することで、直線運動だけでなくシャフト周りのトルクも負荷できるもの、鋼球の保持形態に平面(鋼球が接触するシャフトの位置に接する平面)上の方向性を無くすることで、直線運動だけでなくシャフト周りの運動も可能にしたもの、直線運動だけに重点をおいて設計されたもの、外筒体の外形が円柱状のもの、直方体状のもの、などがある。
いずれの種類も、鋼球がシャフト側へ露出するために、リテーナーには窓部が形成される。
【0004】
複数の窓部の形成などでリテーナーは複雑な形状を有するものになり、一般には、金属射出成形によって製造される。すなわち、材料の金属の粉体を練り込んだペーストを、金型内部に射出成形により注入し、金型を開いて成形体を取り出し、焼結する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、多数のリテーナーを製造するためには、金型を多数回、開閉しなければならず、この回数を表すショット数が多くなるにつれ、金型には摩耗が生じバリの発生がある。またショット数が少なくても、リテーナーの種類や形状によっては、バリの発生が避けられないこともある。
【0006】
このようなバリは、特に精密な寸法が要求される窓部に発生すると、リテーナーの性能に影響を与えてしまうので、除去しなければならない。ところが従来は、この窓部の縁の断面形状は、先端が鋭いテーパー形状であるエッジ形状になっていたので、バリが発生しても、窓部の縁との区別が付き難かった。
【0007】
例えば図5(A)(B)に示すように、シャフト101の外周側に配置され鋼球102を保持するリテーナー103に形成された窓部105は、縁の断面形状が、先端が鋭いテーパー形状となっており、最先端の厚さt1は鋼球径の1%未満であった。同図(C)に示すように、この先端にバリ107が発生すると、バリ107の厚さt2は鋼球径の0〜数%であり、窓部105の縁とバリ107の区別が付き難かった。
【0008】
また、大きなバリ107が発生すると直ぐに、鋼球102の露出が足りなくなったり、バリによって鋼球の動きが妨げられたりして、リテーナー103の性能を満たさなくなってしまうものであった。
この発明は、以上の課題を解決するためになされたもので、リテーナーの窓部の縁にバリが発生しても、バリの区別が容易で除去し易く、リテーナーの性能を満たす許容量を大きくすることができる直線運動機構を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するために、第一の発明は、直線運動をガイドするシャフトと、このシャフトに沿って運動する外筒体と、この外筒体の内周面に取り付けられ金属射出成形されるリテーナーと、このリテーナーによって保持されて前記シャフトと接触して回転する鋼球と、この鋼球の保持を鋼球の列がエンドレスに移動可能に行うループ状の溝と、このループ状の溝のうち二つのコーナー部分と一方の直線部分に形成され鋼球が前記シャフト側へ露出するための窓部と、この窓部のうち前記二つのコーナー部分およびこれら各コーナー部分に連続する直線部分の一部における縁の断面形状で、先端のテーパー形状がカットされて形成された崖状部分と、前記リテーナーを金属射出成形する際に、前記窓部の縁に通常発生するバリの厚さよりも十分に大きい前記崖状部分の厚さと、を有することを特徴とする直線運動機構である。
また、第二発明は、さらに、前記崖状部分の厚さは、前記鋼球の径の6%の数倍以上とすることを特徴とする直線運動機構である。
【0010】
【発明の実施の形態】
この発明の実施の形態を、図1〜図4に示す。
図2(A)に示すように、この実施形態の直線運動機構1は、円形断面のシャフト3に沿って、円柱状の外形を有する外筒体5が直線運動するものである。シャフト3周りの回転運動も可能であるが、主に直線運動だけに重点をおいて設計されたものである。
【0011】
図2(B)(C)に示すように、外筒体5の内周面の断面形状は、リテーナー7の外形断面形状と同様に、正方形の角部を大きく丸めた非円形となっており、これにより両者5、7の周方向の位置決めがなされ、また、図示しない他の手段で軸方向の位置決めがなされて、外筒体5に対するリテーナー7の取付がなされる。
【0012】
リテーナー7の外周面には、複数の鋼球9が一列に並んで回転しながらエンドレス状態で移動できる溝11すなわち鋼球無限循環路が、ループ状に形成される。このループ状の溝11は、リテーナー7の周方向に等間隔に4つ形成される。
【0013】
各ループ状の溝11は、陸上競技のトラックやサーキットのように、二つの直線部分11A、11Bを、二つのコーナー部分11C、11Dがつないだ形になっている。そして、一方の直線部分11Bと、この直線部分の両端に連続するコーナー部分11C、11Dには、並んだ状態の各鋼球9の下の一部がシャフト3側へ露出するため窓部13が、形成され、負荷を受ける負荷部となる。この露出した鋼球9はシャフト3に接触して回転し、シャフト3との摩擦を軽減する。他の直線部分11Aは無負荷部となる。
【0014】
なお、図2(B)の溝11に、特にバリの発生しやすい部位を斜線で示す。この部位は、窓部のうち二つのコーナー部分、およびこれら各コーナー部分に連続する直線部分の一部である。
【0015】
図1(A)(B)に示すように、リテーナー7に形成された窓部13は、縁の断面形状において、先端のテーパー形状(従来例の図5参照)をカットされて崖状部分15が形成される。これにより窓部13の縁の周囲に、環状で、垂直に近い面としての崖状部分15が存在することになる。
【0016】
図1(C)に示すように、カットされた厚さTは、バリ17の厚さtに比べて十分に大きいものとする。この大きさは、崖状部分15の厚さTが、リテーナー7を金属射出成形する際に窓部13の縁に通常発生するバリ17の厚さtよりも十分に大きいものとし、好ましくはバリ17の厚さtの数倍以上とする。すなわち、少なくとも2倍以上あればバリの区別が可能であり、できれば3倍以上、望ましくは4倍以上で、大きいほど区別が容易となる。
【0017】
図3に示すように、リテーナー7を製造するために金型を開閉するショット数が多くなるにつれ、金型の摩耗により、窓部13の縁に発生するバリ17は大きく成長する。このとき、例えば、リテーナー7の材料はステンレスの粉末が用いられ、金型を締める力は250〜500kN、射出充填圧力は50〜150MPaである。
【0018】
そして、金型が廃棄されるショット数100、000付近になると、バリ17は鋼球径の6%近くになる。そこで、崖状部分15の厚さTを、鋼球径の6%を越えるものとすることで、金型が摩耗しバリ17が大きく成長する時期になっても、崖状部分15とバリの区別が容易になる。この区別を明確にするためには、厚さTを鋼球径の6%の数倍以上にすることが望ましい。
【0019】
(実施形態の作用効果)
図1(C)(D)に示すように、カットすることで形成された崖状部分15の厚さTが、発生するバリ17の厚さtよりも十分に大きいものとすることで、バリ17の区別が容易となる。よってバリを除去し易くなる。
【0020】
図4に示すように、また、窓部13の縁をカットすることで、窓幅(窓部の幅のこと、以下同じ)を大きくでき、したがってバリ17が発生してもリテーナー7の機能を満たすことができるため許容量を大きくできる。
【0021】
すなわち一般に、窓幅が鋼球径の50%以下になると、鋼球の露出が足りなくなり、また鋼球9の動きが妨げられて摩擦軽減の機能(ベアリング機能)を果たさなくなる。また、92.5%以上になると、鋼球9との摩耗により窓部13の縁が削れ、鋼球9が落ちてしまう可能性が出る。
【0022】
従来(旧形状)は、窓部13の縁がエッジ形状(図5参照)であり、このため窓幅が鋼球径の70%しかなかった(バリが発生しない状態で)ので、バリ17が鋼球径9の10%以上発生すると(窓部の両側で合計20%以上発生する)、実質上の窓幅は50%以下になる。したがってショット数が多くなりバリが成長するようになると、直ぐにベアリング機能を果たさなくなる。
【0023】
これに対し、この実施形態(新形状)では、窓部13の縁をカットすることで、窓幅を85%にできたので、バリ17が鋼球径の17%に成長しても(窓部13の両側で合計34%)、実質上の窓幅は50%以上になり、ベアリング機能を果たす。このことは、バリ17の除去作業でも、完全にはバリ17が除去できないので、仮に除去が不完全でも許容される許容量が大きくなったことを意味する
。
【0024】
(他の実施形態)
以上の実施形態においては、ループ状の溝11は、リテーナー7の周方向に等間隔に4つ形成されるものであったが、他の実施形態においては、不等間隔に形成されるものや、3つ形成されるもの、あるいは5つ以上形成されるものであっても構わない。
【0025】
また、以上の実施形態においては、直線運動機構1は、直線運動だけに重点をおいて設計されたものであり、外筒体5の外形は円柱状のものであったが、他の実施形態においては、鋼球がシャフトの長手方向に形成された溝の中を走行してシャフト周りのトルクも負荷できるもの、鋼球の保持形態に方向性を無くすることで、シャフト周りの運動も可能にしたもの、外筒体の外形が直方体状のもの、などであってもかまわない。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように、第一、または第二の発明によれば、リテーナーが鋼球を保持する窓部の縁の断面形状で、先端がカットされた崖状部分とすることで、この崖状部分にバリが発生しても、バリの区別が容易で、よって除去し易くなる。
【0027】
また、カットされた分だけ、鋼球の露出は十分であり、ある程度のバリが発生しても鋼球の動きを妨げることが無く、リテーナーの性能を満たすことになるので、バリの許容量を大きくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は、この発明の一実施形態に係る直線運動機構の要部を示す横断面拡大図(B)は、(A)のバリが発生しない状態でのB部拡大図
(C)は、(A)のバリが発生した状態でのC部拡大図である。
【図2】(A)は、この発明の一実施形態に係る直線運動機構の全体斜視図
(B)は、(A)の直線運動機構を構成するリテーナーのみを実線で示す拡大側面図
(C)は、(B)のC−C横断面図である。
【図3】図2(B)のリテーナーを金属射出成形で製造するために金型を開閉するショット数と、窓部の縁に発生するバリの成長との関係を示すグラフを示す図である。
【図4】リテーナーの窓幅が、バリ発生量(ショット数にともなって成長する)によって小さくなっていく様子を説明するグラフを示す図である。
【図5】
(A)は、従来例の直線運動機構の要部を示す横断面拡大図
(B)は、(A)のバリが発生しない状態でのB部拡大図
(C)は、(A)のバリが発生した状態でのC部拡大図である。
【符号の説明】
1 直線運動機構
3 シャフト
5 外筒体
7 リテーナー
9 鋼球
11 ループ状の溝
11A、B 直線部分
11C、D コーナー部分
13 窓部
15 崖状部分
T 崖状部分の厚さ
17 バリ
t バリの厚さ[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a linear motion mechanism used as a member when manufacturing a semiconductor manufacturing apparatus, a transport apparatus, and the like, and more particularly, to a shape of a part called a retainer that constitutes a linear motion mechanism and holds a steel ball that reduces friction.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, a member called a linear motion mechanism for an operation of repeatedly performing a linear motion is used as a member when manufacturing a semiconductor manufacturing device, a transport device, or the like. In this linear motion mechanism, a retainer attached to the inner peripheral surface of an outer cylinder that moves along a shaft holds a plurality of steel balls, and the steel balls rotate in contact with the shaft. The friction associated with it is reduced.
[0003]
There are a plurality of types of linear motion bodies, and a steel ball travels in a groove formed in the longitudinal direction of the shaft, so that not only linear motion but also torque around the shaft can be loaded. By eliminating the directivity of the holding form on the plane (plane in contact with the position of the shaft where the steel ball contacts), not only linear movement but also movement around the shaft is possible, with emphasis on linear movement only There are a designed one, an outer cylindrical body having a columnar shape, a rectangular parallelepiped shape, and the like.
In any case, since the steel ball is exposed to the shaft side, a window is formed in the retainer.
[0004]
The retainer has a complicated shape due to the formation of a plurality of windows and the like, and is generally manufactured by metal injection molding. That is, the paste into which the metal powder of the material is kneaded is injected into the mold by injection molding, the mold is opened, the molded body is taken out, and sintered.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in order to manufacture a large number of retainers, the mold must be opened and closed many times, and as the number of shots indicating the number of times increases, the mold is worn and burrs occur. Also, even if the number of shots is small, burrs may be unavoidable depending on the type and shape of the retainer.
[0006]
Such burrs must be removed because they affect the performance of the retainer, particularly when they occur in windows where precise dimensions are required. However, conventionally, the cross-sectional shape of the edge of the window portion has an edge shape having a sharp tapered tip, so that even if burrs are generated, it is difficult to distinguish the edge from the edge of the window portion.
[0007]
For example, as shown in FIGS. 5A and 5B, a
[0008]
Immediately after the generation of the
The present invention has been made in order to solve the above problems, and even if burrs are generated on the edge of the window portion of the retainer, the burrs can be easily distinguished and removed, and the allowable amount satisfying the performance of the retainer is increased. It is an object of the present invention to provide a linear motion mechanism that can perform the motion.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, a first invention is directed to a shaft that guides a linear motion, an outer cylinder that moves along the shaft, and a metal injection molding attached to the inner peripheral surface of the outer cylinder. A steel ball held by the retainer and rotating in contact with the shaft; a loop-shaped groove for holding the steel ball so that a row of steel balls can move endlessly; and a loop-shaped groove. A window portion formed at two corner portions and one straight portion for exposing the steel ball to the shaft side, and a straight portion continuous with the two corner portions and each of these corner portions of the window portion. The cross-sectional shape of the edge in a part, the cliff-shaped portion formed by cutting the tapered tip, and the thickness of the burr that usually occurs at the edge of the window when the retainer is subjected to metal injection molding. The thickness of the sufficiently large the Gakejo moiety is a linear movement mechanism, characterized in that it comprises a.
Further, the second invention is a linear motion mechanism, characterized in that the thickness of the cliff portion is several times or more of 6% of the diameter of the steel ball.
[0010]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
An embodiment of the present invention is shown in FIGS.
As shown in FIG. 2A, in the
[0011]
As shown in FIGS. 2B and 2C, the cross-sectional shape of the inner peripheral surface of the
[0012]
On the outer peripheral surface of the
[0013]
Each loop-
[0014]
In the
[0015]
As shown in FIGS. 1 (A) and 1 (B), the
[0016]
As shown in FIG. 1C, it is assumed that the cut thickness T is sufficiently larger than the thickness t of the
[0017]
As shown in FIG. 3, as the number of shots for opening and closing the mold for manufacturing the
[0018]
When the number of shots at which the mold is discarded reaches around 100,000, the
[0019]
(Operation and Effect of Embodiment)
As shown in FIGS. 1 (C) and 1 (D), the thickness T of the cliff-shaped
[0020]
As shown in FIG. 4, by cutting the edge of the
[0021]
That is, generally, when the window width becomes 50% or less of the steel ball diameter, the exposure of the steel ball becomes insufficient, and the movement of the
[0022]
In the conventional (old shape), the edge of the
[0023]
On the other hand, in this embodiment (new shape), by cutting the edge of the
[0024]
(Other embodiments)
In the above embodiment, four loop-shaped
[0025]
In the above embodiment, the
[0026]
【The invention's effect】
As described above, according to the first or second aspect of the present invention, the retainer is formed into a cliff-shaped portion having a cross-sectional shape of an edge of a window portion holding a steel ball and having a tip cut. Even if burrs are generated in the portion, the burrs can be easily distinguished and thus easily removed.
[0027]
In addition, the exposed steel ball is enough for the cut, and even if a certain amount of burr occurs, it does not hinder the movement of the steel ball and satisfies the performance of the retainer. Can be larger.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1A is an enlarged cross-sectional view showing a main part of a linear motion mechanism according to an embodiment of the present invention, and FIG. 1B is an enlarged view of a portion B in FIG. (C) is an enlarged view of a portion C in a state where burrs of (A) are generated.
FIG. 2A is an overall perspective view of a linear motion mechanism according to an embodiment of the present invention, and FIG. 2B is an enlarged side view showing only a retainer constituting the linear motion mechanism of FIG. () Is a CC cross-sectional view of (B).
FIG. 3 is a graph showing a relationship between the number of shots for opening and closing a mold for manufacturing the retainer of FIG. 2 (B) by metal injection molding and the growth of burrs generated at the edge of a window. .
FIG. 4 is a graph illustrating a state in which the window width of the retainer is reduced according to the amount of burr generated (grows with the number of shots).
FIG. 5
(A) is an enlarged cross-sectional view showing a main part of a conventional linear motion mechanism, (B) is an enlarged view of (B) in a state where no burr is generated in (A), and (C) is a burr of (A). FIG. 6 is an enlarged view of a portion C in a state where the occurrence of the occurs.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (2)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002189851A JP2004028317A (en) | 2002-06-28 | 2002-06-28 | Linear motion mechanism |
Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (3)
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-
2002
- 2002-06-28 JP JP2002189851A patent/JP2004028317A/en active Pending
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