JP2004028201A - 直動案内レール及びその加工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】2対以上の転動溝をレール素材に形成する際に、加工効率を向上させて加工コストの低減化を図る直動案内レールの加工方法を提供する。
【解決手段】一対の転造加工用の回転ダイス10が、レール素材Wを側部から挟み込むように向かい合って設置されている。各回転ダイス10のダイス外周面には、転造すべきリニアガイドレールの軌道溝の形状に合わせた凸形状の加工部が形成されている。本発明では、2対の軌道溝2を備えた(一方の側面に2本の軌道溝2、2を備えた)2溝タイプの直動案内レールを形成するので、一対の回転ダイス10のダイス外周面には、2つの凸状加工部T1,T2が特定の間隔をあけて形成されている。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、本発明は、直動案内レール及びその加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、直動案内レールであるリニアガイドレールの製造は、前工程においてレール形状のワークを引き抜き加工により形成し、熱処理を施した後、後工程において軌道溝などを切削加工、研削加工により形成していた。
しかし、従来のリニアガイドレールの製造は、加工精度や面粗さが仕上げ精度として不十分なため、高精度を必要としない製品に対しても仕上げ工程として研削加工が必要となり、そのために加工時間が長く、加工コストが高くなるという問題があった。
【0003】
すなわち、引き抜き加工では加工精度が十分でなく、研削加工に際して研削取代を多めに設ける必要があり、そのために研削時間が長くかかる。かといって、引抜き加工でできるだけ精度良く加工するには引抜き回数を多くしなければならず、結局、加工コストが高くつき、精度もあまり良くないという問題点がある。そこで、本願出願人は、先に出願した特開2001−227539号公報(以下、先願技術と称する)で示すように、直動案内レールの軌道溝の加工に転動技術を適用することで、1工程で精度の良い軌道溝等を形成するようにした。このようにすると、従来の引抜き、切削、研削という複数の工程を要するものに比べて加工時間、加工コストを削減することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、負荷容量が向上したリニアガイドを開発する手段の一つとして、リニアガイドレールの軌道溝の数を増大し、それら軌道溝を転動して負荷を受ける転動体の個数を増やすことが考えられる。
しかし、複数対の軌道溝(一方の側面と他方の側面とに複数対の軌道溝)を有したリニアガイドレールを形成するために前述した先願技術を利用すると、先願技術は一条の凸条加工部を備えた一対の回転ダイスを使用しているので、加工効率が低下してしまうおそれがある。すなわち、上記回転ダイスを使用してリニアガイドレールとなるワークに複数対の軌道溝を形成するには、回転ダイスを少なくとも2往復、垂直位置を変更しながら移動させなければならないので、加工効率が低下してしまうのである。
【0005】
本発明は、このような従来技術の未解決の課題に着目してなされたものであり、2対以上の転動溝をレール素材に形成する際に、加工効率を向上させて加工コストの低減化を図ることができるととともに、必要精度を確保することが可能な直動案内レール及びその加工方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1記載の直動案内レールは、レール素材に、転動体が転動する少なくとも2対の軌道溝を転造加工により形成した部材である。
また、請求項2記載の発明は、レール素材に、転動体が転動する少なくとも2対の軌道溝を形成する直動案内レールの加工方法であって、前記軌道溝の形状に合わせた2つ以上の凸状の加工部を有した少なくとも一つの回転ダイスを使用し、回転する前記回転ダイスに沿って前記レール素材を通過させることで、該レール素材の外周に2対以上の前記軌道溝を転造加工する方法である。
【0007】
また、請求項3記載の発明は、請求項2記載の直動案内レールの加工方法において、一対の前記回転ダイスを前記レール素材の側部から挟み込むように配置し、回転する前記一対の回転ダイスの間に前記レール素材を通過させることで、前記レール素材の両側に2対以上の前記軌道溝を転動加工するようにした。
さらに、請求項4記載の発明は、請求項2記載の直動案内レールの加工方法において、前記回転ダイスを前記レール素材の上部に配置し、回転する前記回転ダイスに沿って前記レール素材を通過させるようにした。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る直動案内レール及びその加工方法の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、直動案内レールとしてのリニアガイドレールの軌道溝の転造加工装置の要部を示す第1実施形態の概略正面図であり、図2は第1実施形態の平面図である。
【0009】
2つの転造加工用の回転ダイス10が、リニアガイドレールの素材である横断面矩形状のワーク(レール素材)Wを側部から挟み込むように向かい合って設置されている。
各回転ダイス10は円柱形状の丸ダイスであり、その回転軸の方向がワークWの軸の方向に対して直角に配設されており、ダイス外周面には、転造すべきリニアガイドレールの軌道溝の形状に合わせた凸形状、例えば半円形(単一R形)凸形状またはゴシックアーチ形凸形状などに整えられた凸状加工部が形成されている。
【0010】
本実施形態では、2対の軌道溝2を備えた(一方の側面に2本の軌道溝2、2を備えた)2溝タイプのガイドレールを形成するので、各回転ダイス10のダイス外周面には、2つの凸状加工部T1,T2が特定の間隔をあけて形成されている。
各回転ダイス10には、駆動装置であるダイス回転用のモータ11がそれぞれに付設されており、回転ダイス10はこのモータ11によりベルト12を介して回転駆動される。また、回転ダイス10をそのモータ11と共にワークWに向けて図2の矢印Aのように移動させることで回転ダイス10をワークWに押し付けることが可能な移動加圧機構(図示せず)を備えている。
【0011】
この移動加圧機構により加圧位置に送り出された回転ダイス10は、ストッパ(図示せず)に突き当てて位置決めするか、または油圧NC、BS駆動等の公知の位置決め送り機構を有して位置決めを行うようになっている。
次に、上述した転造加工装置を使用したリニアガイドレールの軌道溝の加工手順について説明する。
【0012】
先ず、対向している一対の回転ダイス10を、移動加圧機構により加圧位置に送り出し、ストッパに突き当てるなどして位置決めする。そして、ダイス間距離Lを、ワークWの両側の軌道溝2、2間の既知寸法Mに対応させて予め設定しておく。次いで、回転ダイス10を回転させるとともに、ワークWを矢印B方向に一回だけ送って回転ダイス10間を通過させることで、2対の軌道溝2をワークWの側面に転造形成する。
【0013】
この第1実施形態によれば、1工程の転造のみで2溝タイプのリニアガイドレールを精度良く転造加工することができる。高精度を必要としないリニアガイドレールの場合、そのまま十分に使用に供することができる。もし、極めて高い精度が要求される場合は、必要に応じて、研削加工を施すことも可能である。
また、本実施形態によれば、従来のリニアガイドレールの加工方法に比べて次のような種々の作用効果が得られる。
【0014】
第1に、軌道溝2を回転ダイス10を用いて転造するので、従来の固定ダイスを用いる引き抜きより加工力が小さく、装置の剛性や強度が小さくてすむ。また一つの装置で融通性がある。設備費が少なくてすむ。
第2に、回転ダイス10の転がり接触で加工されるから、回転ダイス10の摩耗が少なく工具寿命が長い。
【0015】
第3に、ワークWの転造面に、転造特有の連続した加工繊維組織が得られるので強度が増し、材質が良好になる。
第4に、1工程の転造加工のみで、一方の側面に2本の軌道溝2、2を備えた2溝タイプのガイドレールが得られるので加工時間を短縮することができ、加工効率が向上して加工コストの低減化を図ることができる。
【0016】
第5に、回転ダイス10が回転接触するので、加工面に潤滑剤を導入しやすい。
次に、図3に示すものは、ニアガイドレールの軌道溝を転造加工する装置の第2実施形態の装置要部を示すものであり、横断面矩形状のワークWを側部から挟み込んで配置した2つの転造加工用の回転ダイス20のみを示している。
【0017】
本実施形態では、ワークW上面の角部に左右一対の1/4円弧の軌道溝2A、その1/4円弧の軌道溝2Aの下方に半円形の軌道溝2を備えた2溝タイプのガイドレールを形成するものである。
各回転ダイス20は円柱形状の丸ダイスであり、その回転軸の方向がワークWの軸の方向に対して直角に配設されており、ダイス外周面には、1/4円弧の軌道溝2Aを形成する凸状加工部T3と、この凸状加工部T3の下方に半円形の軌道溝2を形成する凸状加工部T4が形成されている。
【0018】
本実施形態も、対向している一対の回転ダイス20を回転させるとともに、ワークWを紙面の表裏方向に一回だけ送って回転ダイス20間を通過させることで、2溝タイプの(軌道溝2A、2を備えた)ガイドレールを転造加工することができる。
したがって、本実施形態も、1工程の転造加工のみで、軌道溝2A、2を備えた2溝タイプのガイドレールが得られるので加工時間を短縮することができ、加工効率が向上して加工コストの低減化を図ることができるとともに、第1実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
【0019】
次に、図4に示すものは、リニアガイドレールの軌道溝を転造加工する装置の第3実施形態の装置要部を示すものであり、横断面矩形状のワークWを側部から挟み込んで配置した2つの転造加工用の回転ダイス30のみを示している。
本実施形態では、ワークW上面の角部に左右一対の1/4円弧の軌道溝2A、その1/4円弧の軌道溝2Aの下方に半円形の軌道溝2、さらに、その軌道溝2の下方に半円形の軌道溝2を備えた3溝タイプのガイドレールを形成するものである。
【0020】
各回転ダイス30は円柱形状の丸ダイスであり、その回転軸の方向がワークWの軸の方向に対して直角に配設されており、ダイス外周面には、1/4円弧の軌道溝2Aを形成する凸状加工部T5と、この凸状加工部T5の下方に半円形の軌道溝2を形成する凸状加工部T6と、さらに半円形の軌道溝2を形成する凸状加工部T7とが形成されている。
【0021】
本実施形態も、対向している一対の回転ダイス30を回転させるとともに、ワークWを紙面の表裏方向に一回だけ送って回転ダイス30間を通過させることで、3溝タイプの(軌道溝2A、2、2を備えた)ガイドレールを転造形成することができる。
したがって、本実施形態も、1工程の転造加工のみで、軌道溝2A、2、2を備えた3溝タイプのガイドレールが得られるので加工時間を短縮することができ、加工効率が向上して加工コストの低減化を図ることができるとともに、第1実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
【0022】
また、図5及び図6も、本実施形態に係る第4及び第5実施形態の装置要部を示すものである。
図5に示す第4実施形態では、横断面矩形状の側面に括れ部W1を設けて高さ方向の略中央部の幅寸法が小さい形状のワークWをリニアガイドレールの素材とし、このワークWの上面の角部に左右一対の1/4円弧の軌道溝2Aを形成し、括れ部W1の最上部に左右一対の1/4円弧の軌道溝2Bを形成した2溝タイプのガイドレールを形成するものである。
【0023】
本実施形態では、図3で示した回転ダイスと略同形状の回転ダイス20を使用し、ダイス外周面に形成した凸状加工部T3で1/4円弧の軌道溝2Aを形成し、凸状加工部T4で1/4円弧の軌道溝2Bを形成している。
また、図6に示す第5実施形態も、横断面矩形状の側面に括れ部W2を設けて高さ方向の略中央部の幅寸法が小さい形状のワークWをリニアガイドレールの素材としている。そして、括れ部W2の最上部に左右一対の1/4円弧の軌道溝2Aを形成し、括れ部W2の最下部に左右一対の1/4円弧の軌道溝2Bを形成した2溝タイプのガイドレールを形成するものである。
【0024】
そして、図3で示した回転ダイスと略同形状の回転ダイス20を使用し、ダイス外周面に形成した凸状加工部T3で1/4円弧の軌道溝2Aを形成し、凸状加工部T4で1/4円弧の軌道溝2Bを形成している。
これら第4及び第5実施形態も、1工程の転造加工のみで、軌道溝2A、2Bを備えた2溝タイプのガイドレールが得られるので加工時間を短縮することができ、加工効率が向上して加工コストの低減化を図ることができるとともに、第1実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
【0025】
次に、図7に示す6実施形態は、リニアガイドレールの素材とされる横断面矩形状のワークWの上面の左右端部側に一対の半円形の軌道溝2を形成し、ワークWの側面に半円形の軌道溝2を形成した2溝タイプのガイドレールを形成するものである。
本実施形態では、ワークWを側部から挟み込むように一対の転造加工用の第1回転ダイス40が設置されているとともに、ワークWの上部に位置するように一つの転造加工用の第2回転ダイス42が設置されている。
【0026】
一対の第1回転ダイス40は円柱形状の丸ダイスであり、その回転軸の方向がワークWの軸方向に対して直角に配設されており、ダイス外周面には、半円形の軌道溝2を形成する凸状加工部T8が形成されている。
第2回転ダイス42も円柱形状の丸ダイスであり、その回転軸の方向が、ワークWの軸方向及び第1回転ダイス40の回転軸の両者に直角となるように配設されており、ダイス外周面には、半円形の軌道溝2を形成する2箇所の凸状加工部T9、T9が形成されている。なお、第2回転ダイス42に対向するワークWの下部には荷重受けダイス44が配設されている。
【0027】
本実施形態も、一対の第1回転ダイス40及び第2回転ダイス42を回転させるとともに、ワークWを紙面の表裏方向に一回だけ送って第1回転ダイス40及び第2回転ダイス42の間を通過させることで、2溝タイプの(軌道溝2、2を備えた)ガイドレールを転造加工することができる。
したがって、本実施形態も、1工程の転造加工のみで、上面に軌道溝2を備え、側面にも軌道溝2を備えた2溝タイプのガイドレールが得られるので加工時間を短縮することができ、加工効率が向上して加工コストの低減化を図ることができるとともに、他の実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
【0028】
さらに、図8に示す7実施形態は、横断面矩形状の側面に括れ部W3を設けて高さ方向の略中央部の幅寸法が小さい形状のワークWをリニアガイドレールの素材とし、このワークWの上面の左右端部側に一対の半円形の軌道溝2を形成し、ワークWの側面の括れ部W3の最上部に半円形の軌道溝2を形成した2溝タイプのガイドレールを形成するものである。
【0029】
本実施形態では、ワークWを側部から挟み込むように一対の転造加工用の第1回転ダイス50が設置されているとともに、ワークWの上部に位置するように一つの転造加工用の第2回転ダイス52が設置されている。
一対の第1回転ダイス50は円柱形状の丸ダイスであり、その回転軸の方向がワークWの軸方向に対して直角に配設されており、且つ、一対の第1回転ダイス50の回転軸同士は、ワークWの軸を含んで鉛直方向に延在する仮想面に対して対称位置に延在している。そして、これら一対の第1回転ダイス50のダイス外周面には、半円形の軌道溝2を形成する凸状加工部T10が形成されている。
【0030】
第2回転ダイス52も円柱形状の丸ダイスであり、その回転軸の方向が、ワークWの軸方向及び第1回転ダイス50の回転軸の両者に直角となるように配設されており、ダイス外周面には、半径形の軌道溝2を形成する2箇所の凸状加工部T11、T11が形成されている。なお、第2回転ダイス52に対向するワークWの下部には荷重受けダイス44が配設されている。
【0031】
本実施形態も、一対の第1回転ダイス50及び第2回転ダイス52を回転させるとともに、ワークWを紙面の表裏方向に一回だけ送って第1回転ダイス50及び第2回転ダイス52の間を通過させることで、上面の左右端部側に一対の半円形の軌道溝2を形成し、ワークWの側面の括れ部W3の最上部に半円形の軌道溝2を形成した2溝タイプの(軌道溝2、2を備えた)ガイドレールを転造加工することができる。
【0032】
したがって、本実施形態も、1工程の転造加工のみで、上面に軌道溝2Aを備え、側面に軌道溝2を備えた2溝タイプのガイドレールが得られるので、図7で示した第6実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
なお、以上の実施形態では、いずれもワークWを側部から挟み込むように一対の回転ダイスを配置する例を示したが、一対の回転ダイスを配置せずに、一方に荷重受けダイスを配置し、他方に2つ以上の凸条加工部を有する回転ダイスを配置し、先ず、これらのダイス間にワークWを送って一方の側面に軌道溝を形成し、次いで、ワークWの他の側面を回転ダイスに向け、再びダイス間に通すことによってワークWの他の側面に軌道溝を形成することもできる。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、2対以上の転動溝をレール素材に形成する際に、直動案内レールの軌道溝の加工に転造技術を適用し、少ない工程で精度の良い軌道溝等を成形するため、加工効率を向上させて加工コストの低減化を図ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態の直動案内レールの転造加工装置の要部を示す概略正面図である。
【図2】第1実施形態の概略平面図である。
【図3】本発明に係る第2実施形態の直動案内レールの転造加工装置の要部を示す概略正面図である。
【図4】本発明に係る第3実施形態の直動案内レールの転造加工装置の要部を示す概略正面図である。
【図5】本発明に係る第4実施形態の直動案内レールの転造加工装置の要部を示す概略正面図である。
【図6】本発明に係る第5実施形態の直動案内レールの転造加工装置の要部を示す概略正面図である。
【図7】本発明に係る第6実施形態の直動案内レールの転造加工装置の要部を示す概略正面図である。
【図8】本発明に係る第7実施形態の直動案内レールの転造加工装置の要部を示す概略正面図である。
【符号の説明】
2,2A,2B 軌道溝
10 ダイス
10,20,30,42、52 回転ダイス
T1,T2,T3,T4,75,76,T7、T9、T11 凸状加工部(凸状の加工部)
W ワーク(レール素材)

Claims (4)

  1. レール素材に、転動体が転動する少なくとも2対の軌道溝を転造加工により形成してなることを特徴とする直動案内レール。
  2. レール素材に、転動体が転動する少なくとも2対の軌道溝を形成する直動案内レールの加工方法であって、
    前記軌道溝の形状に合わせた2つ以上の凸状の加工部を有した少なくとも一つの回転ダイスを使用し、回転する前記回転ダイスに沿って前記レール素材を通過させることで、該レール素材の外周に2対以上の前記軌道溝を転造加工することを特徴とする直動案内レールの加工方法。
  3. 一対の前記回転ダイスを前記レール素材の側部から挟み込むように配置し、回転する前記一対の回転ダイスの間に前記レール素材を通過させることで、前記レール素材の両側に2対以上の前記軌道溝を転動加工することを特徴とする請求項2記載の直動案内レールの加工方法。
  4. 前記回転ダイスを前記レール素材の上部に配置し、回転する前記回転ダイスに沿って前記レール素材を通過させることを特徴とする請求項2記載の直動案内レールの加工方法。
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