JP2004026408A - ワークのハンドリング装置 - Google Patents

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向山 悟
Takeo Kowari
小割 毅雄
Haruhiko Morishita
森下 治彦
Satoru Hanaoka
花岡 哲
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Abstract

【課題】続搬送されるワーク列からワークを抜き取る、又は、ワーク列にワークを挿入する場合のみに、ワーク間の間隔を広げることでその抜き取り及び挿入を容易にする。
【解決手段】ワーク2を列状に連続搬送する搬送手段3と、この搬送手段3に対しワーク2を抜き取る及び挿入する際にワーク間に所定の間隔4を形成する間隔形成手段5と、前記間隔4が形成されたことを検出する間隔検出手段6と、前記間隔検出手段6により検出された間隔4を有するワーク2を抜き取ると共に前記検出された間隔4にワーク2を挿入する出し入れ手段10とを有する。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、連続搬送されるワーク列からワークを抜き取る、又は、前記ワーク列にワークを挿入するワークのハンドリング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、工場内の物流システムなどにおいて、連続搬送されるワーク列からワーク(物品)を抜き取る場合には、例えば、アーム型ロボットのアーム先端にロボットハンドを設け、そのロボットハンドでワークを把持し、ピックアップするようにしている。
詳しくは、把持しようとするワークの両側の間隔(隙間)にロボットハンドの両先端が入り込み、その両先端でワークの頭頂部を挟み込んだ上で抜き取るようにしている。また、ワークをワーク列に払い戻す(挿入する)場合は、ロボットハンドでワークを把持した上でワーク列まで移送し、ワークとワークの間隔に把持しているワークを挿入している。
【0003】
これらの抜き取り、又は、挿入においては、ワーク間に間隔が必ず必要であり、特に挿入の場合には、その間隔はワークを挿入するに十分な広さでなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、各ワーク間に、抜き取り又は挿入のための間隔を常時形成しつつワークを搬送する方法であると、その搬送量が著しく低下することになる。逆に、搬送量を増やすために、各ワーク間の間隔を詰めて搬送を行うと、ワークの挿入が非常に困難になる等の問題が発生することになる。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、連続搬送されるワーク列からワークを抜き取る、又は、ワーク列にワークを挿入する場合のみに、ワーク間の間隔を広げることでその抜き取り及び挿入を容易にし、それ以外の場合は、各ワークを近接させ、その搬送量の低下を防ぐワークのハンドリング装置を提供するようにしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明における課題解決のための第1の具体的手段は、ワークを列状に連続搬送する搬送手段と、この搬送手段にワークを挿入する際にワーク間に所定の間隔を形成する間隔形成手段と、前記間隔が形成されたことを検出する間隔検出手段と、前記間隔検出手段により検出された間隔にワークを挿入する挿入手段とを有していることである。
これにより、連続搬送されるワーク列にワークを挿入する時のみ、間隔を形成することでその挿入を可能にし、それ以外の場合は、各ワークを近接させ搬送量を多くすることができる。
【0006】
本発明における課題解決のための第2の具体的手段は、ワークを列状に連続搬送する搬送手段と、この搬送手段からワークを抜き取る際にワーク間に所定の間隔を形成する間隔形成手段と、前記間隔が形成されたことを検出する間隔検出手段と、前記間隔検出手段により検出された間隔を有するワークを抜き取る抜き取り手段とを有していることである。
これにより、ワーク列からワークを抜き取る時のみ、ワークの両側に間隔を形成し、ロボットハンドの両先端をその間隔に差し込むことで、ワークの把持及び抜き取りができるようになる。また、それ以外の場合は、各ワークを近接させその搬送量を多くすることができる。
【0007】
本発明における課題解決のための第3の具体的手段は、ワークを列状に連続搬送する搬送手段と、この搬送手段に対しワークを抜き取る及び挿入する際にワーク間に所定の間隔を形成する間隔形成手段と、前記間隔が形成されたことを検出する間隔検出手段と、前記間隔検出手段により検出された間隔を有するワークを抜き取ると共に前記検出された間隔にワークを挿入する出し入れ手段とを有していることである。
これにより、ワーク列にワークを挿入する時に、間隔を形成することでワークの挿入が可能となる。さらに、ワークを抜き取る時にも、ワークの両側に間隔を形成し、ロボットハンドの両先端を差し込むことで、ワークの把持及び抜き取りができるようになる。それ以外の場合は、各ワークを近接させ、その搬送量の低下を防ぐことが可能となる。
【0008】
本発明における課題解決のための第4の具体的手段は、前記出し入れ手段は、アーム型ロボットで構成され、このロボットのアーム先端に設けられたロボットハンドを介して前記ワークの抜き取り及び挿入を行うことである。
これにより、一台のアーム型ロボットで、ワークの抜き取り、挿入が可能となるため、当該ハンドリング装置自体のコンパクト化が図れると共に、その製造コストダウンも図れる。
本発明における課題解決のための第5の具体的手段は、前記出し入れ手段は、前記搬送手段と併走しつつワークの抜き取り及び挿入を行うことである。
【0009】
これらにより、搬送手段を止めることなく、ワークの抜き取り、挿入を行うことが可能となり、搬送量の低下を防ぐことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜7は本発明のワーク2のハンドリング装置1の実施の一形態を示すものである。
図1において、図面左右方向にワーク2を搬送する搬送手段3が設けられている。この搬送手段3によりワーク2が上流側(図面右側)から下流側(図面左側)へ連続的に搬送されている。
【0011】
この搬送手段3の中流でその側方には、例えば、ワーク2の密閉性や割れなどの欠陥を検査する検査装置18が配置されている。この検査装置18上には出し入れ手段10が設けられ、ワーク2がピックアップされる。その後、検査装置18上に設けられた検査部19でワーク2の検査を行い、検査が終了したワーク2が、出し入れ手段10により搬送手段3のワーク列に挿入される(払い戻される)。
当該搬送手段3の上流側には、ワーク2の抜き取り及び挿入時のみに、ワーク間に間隔4を形成する間隔形成手段5が設けられている。
【0012】
加えて、この間隔形成手段5をワーク2が通過した後、ワーク2の抜き取りや挿入に必要かつ十分な広さの間隔4が形成されたことを検出する間隔検出手段6が備えられている。
当該搬送手段3の下流側には、その搬送手段3を駆動する駆動部21が備えられている。
前記搬送手段3は、詳しくは、長尺の無端帯状コンベアベルト20と、それを駆動する駆動部21とから構成されている。この駆動部21は、搬送手段3の下流側に設けられており、回転数可変式の電動モータ22等でコンベアベルト20を回転駆動するようにしている。このコンベアベルト20上には、ワーク2が列状に並べられ上流から下流へ連続して搬送される。
【0013】
コンベアベルト20の駆動軸23で、電動モータ22とは反対側の端には、後にその詳細を述べる搬送速度検出手段37が設けられている。
搬送されるワーク2は、本実施形態の場合においては、円筒状の形状のものであり、例えば、インスタントコーヒー瓶やクリーム瓶、茶筒等が考えられる。これらワーク2が一列となり約200〜300本/minの高速で搬送されている。この高搬送量を維持するために、通常、搬送されるワーク2は近接状態でありワーク間の隙間はほとんどない。
【0014】
前記搬送手段3の上流側には、ワーク間の間隔4を形成する前記間隔形成手段5が設けられている。詳しくは、この間隔形成手段5は、本出願人先願の特開2001−278444号公報に開示されているスペーシングデバイス26から構成されている。
すなわち、図1,2に示すように、スペーシングデバイス26は、平面視略円形のロータリ27に、複数の棒状のロータリストッパ28を略放射状に配置することで構成されている。デバイス駆動モータ29により、このロータリ27を上下方向に軸心が向く回転軸30回りに時計方向に回転させ、前記ロータリストッパ28をコンベアベルト20の搬送方向と同方向に送ることによりワーク2の移動を規制する。この規制動作により、各ワーク間に一定の間隔4が形成される。このとき、搬送手段3の搬送速度Vを遅くするなど変化させる必要はない。
【0015】
この間隔形成手段5の下流側で、且つ出し入れ手段10の上流側には、形成された間隔4が、ワーク2を抜き取る又は挿入するのに必要かつ十分な広さかを検出する間隔検出手段6が備えられている。
この間隔検出手段6は、図1,3に示すように、光学式の通過センサ31から構成されている。一般的に、光学式の通過センサは、検出光の投光部と受光部が別々の部位で対になって設けられている。投光部から投光された検出光が遮断されず受光部に到達する場合は、その間に通過する物体がなく、遮断され達しない場合は投光部と受光部の間に通過する物体が存在すると判定する。
【0016】
本実施形態の場合は、通過センサ31として一方が投光部及び受光部の両方を内蔵する投受光部34で、その対向には光反射板35を配置する構成のものを使用している。投光部から投射された検出光は、前記光反射板35により反射し、受光部へと入光する。投受光部34と光反射板35との間に物体があった場合は、検出光が遮られることでその存在がわかる。この投受光部一体型の通過センサ31は、光反射板35側から信号線等を引き出す必要がないため、その配線が簡略なものとなる。
【0017】
前記投受光部34は搬送手段3の検査装置18側に配置され、光反射板35は搬送装置3の検査装置18とは反対側に配置される。加えて、間隔検知手段6は、ワーク2の挿入等が可能な幅広の間隔4を検出する必要がある。そのため、図3に示すように、検出光が搬送方向に直角ではなく、斜め方向に投射されるように、投受光部34と光反射板35をコンベアベルト20に対して斜め約45度に配置するようにしている。
この配置により、ワーク2が近接し間隔4が全くない場合は、通過センサ31の検出光は常に遮断され間隔4が形成されていないと判定する。ワーク間に間隔4がある場合は、その間隔4を通過センサ31の検出光が通過することで間隔4が形成されていると判定することになる。
【0018】
特に、図3に示す如く、投受光部34と光反射板35の斜め配置のため、広い間隔4は検出するものの、狭い間隔4は検出しないようになる。したがって、距離を測る機能を有さない通過センサ31のみで、広く形成された間隔4のみを検出することが可能となる。
なお、本実施例の場合は、検出光を搬送方向に対して、約45度の角度で投光しているが、この投光角は、検出したい間隔4の広さにより任意に変更可能である。
【0019】
前記間隔検出手段6の下流で且つ搬送手段3の中流側には、例えば、ワーク2の開口部の密閉性を検査する検査装置18がある。この検査装置18上にはワーク2を取り込むための出し入れ手段10と、実際に検査を行う検査部19が備えられている。
本実施形態の出し入れ手段10は、搬送手段3からワーク2を抜き取る抜き取り手段8と、搬送手段3にワーク2を挿入することで払い戻す挿入手段7を兼ね備えている。詳しくは、この出し入れ手段10は、検査装置18に備えられたアーム型ロボット14のアーム15先端に取り付けられたロボットハンド16で構成されている。このロボットハンド16でワーク2の頭頂部をを把持し移送することで、ワーク列に対する抜き取りや挿入を行う。
【0020】
本実施形態の場合、前記アーム型ロボット14としては、垂直多関節形6軸ロボットを採用している。
このロボットハンド16で、ワーク2を抜き取る際には、ロボットハンド16の両先端16a,16bをワーク2の頭頂部両側に差し込み、ワーク2の頭頂部を挟み込むことで把持する。その上で、ロボットハンド16を上方へ上昇させることでワーク2を抜き取るようにしている。したがって、抜き取られるワーク2は、その両側にロボットハンド16の両先端16a,16bが挿入されるだけの間隔4(隙間)を有している必要があり、その間隔4は、前述の間隔形成手段5により形成される。
【0021】
一方、ロボットハンド16で、ワーク列にワーク2を挿入する(払い戻す)際には、ワーク2を挿入可能な間隔4が、搬送手段3上を搬送される各ワーク間に形成されている必要がある。この間隔4も前述の間隔形成手段5により形成される。
さらに、図4,5に示すように、前述の電動モータ22の反対側に位置する駆動軸23の端部には、駆動軸23の回転数を検出し、それを基に搬送ベルトの搬送速度Vを検出する搬送速度検出手段37が設けられている。詳しくは、前記駆動軸23の反モータ側の端部に、略円形の円板38がその中心に駆動軸23が立設するように設けられている。
【0022】
この円板38には、円板38を貫通する小穴39が、その円周に沿って複数かつ等間隔4で形成されている。さらに、この小穴39を検出光が通過するように投光部32および受光部33が配置された通過センサ31が、搬送手段3のフレーム3Aに取り付けられている。本実施形態の場合は、投光部32及び受光部33とが向かい合うように一体となった小型の通過センサ40を、当該投光部32及び受光部33とが、円板38の周縁部41を挟み込むように取り付けている。この通過センサ31では、一定時間(例えば1秒)に何回、光の通過、すなわち小穴39の通過があったかを検出することが可能である。この回数から駆動軸23の回転数を算出することができ、さらにコンベアベルト20の速度すなわち搬送速度Vを検出することが可能となっている。
【0023】
次に、本実施形態に係るワーク2のハンドリング装置1をもちいて、ワーク2を抜き取る場合や払い戻す場合の動作を述べる。
まず、ワーク2を抜き取る場合について説明する。図6は、通常の搬送状態を示すもので、搬送手段3上を各ワーク2が近接した状態で搬送されていることを示している。この搬送状態では搬送量は最大であるものの、出し入れ手段10であるロボットハンド16によりワーク2を把持するための間隔4がないため、抜き取りが不可能な状態になっている。
【0024】
この時点において、外部からワーク2を抜き取る指令がこのハンドリング装置1に入力された場合、もしくは、検査装置18内の工程の進行状況に応じてワーク2の抜き取りの必要性が生じた場合は以下のようになる。
図7に示す如く、まず、間隔形成手段5において、ロータリストッパ28を時計方向に回転させて、搬送コンベアの搬送方向と同方向に送るようにする。このとき、ロータリストッパ28の送り速度Vrは搬送速度Vより遅いものとする。すると、ワーク2がロータリストッパ28に規制されているときの移動速度Vrより、ロータリストッパ28から開放されたときの移動速度Vが速いことになり、このロータリストッパ28を出た各ワークはV−Vrに起因する間隔4を有することになる。
【0025】
前記間隔形成手段5の下流側の間隔検出手段6は、前述の形成された間隔4が抜き取りのためのチャッキングが可能な広さのものであるかどうかを検出する。すなわち、図3,6,7に示すように、搬送方向に対して斜めに設けられた通過センサ31により、一定幅以上の間隔4のみを検出し、その有無をアーム型ロボット14の制御部(図示せず)に伝える。
前記制御部は、この検出結果を基に、間隔4の位置を追従しつつロボットハンド16を移動させる。その上で、前記間隔4にロボットハンド16の両先端16a,16bを挿入して、ワーク2の頭頂部を把持する。このとき、ロボットハンド16を搬送コンベアベルト20に併走させ、ロボットハンド16から見てワーク2が止まった状態にしておいて、ワーク2を把持し抜き取りするようにする。これにより、抜き取り時に搬送コンベアベルト20を止める必要がなくなるため、搬送量の低下を防ぐことができるようになる。
【0026】
なお、併走速度は、予め設定されている搬送手段3の搬送速度Vと略同速であることがよい。さらに好ましくは、前記搬送速度検出手段37により検出された搬送速度Vを用いて、それと略同じに併走速度をすることがよい。こうすることで、搬送速度Vが変化するような搬送手段3であっても、搬送コンベアベルト20に対してロボットハンド16を相対的に止まった状態にすることができ、ワーク2の抜き取りがスムーズかつ確実に行えるようになる。
ワーク2を抜き取った後は、前記間隔形成手段5のロータリストッパ28を、搬送速度Vよりやや早くなるよう時計方向に回転させる。これにより、ワーク2は進行方向(下流方向)に押されつつ搬送され、ワーク同士は近接するようになる。これによりワーク搬送量の低下が防げる。
【0027】
ワーク2を挿入する場合も抜き取る場合と略同一であり、まず、間隔形成手段5において、各ワーク間に間隔4を形成する。このように形成された間隔4は、前記間隔形成手段5の下流側の間隔検出手段6により、ワーク2挿入可能な広さの間隔4かどうかを検出され、アーム型ロボット14の制御部(図示せず)に伝えられる。
前記制御部は、この検出結果を基に、間隔4の位置を追従しつつロボットハンド16を移動させ、当該間隔4にワーク2を移送し上方から挿入する。このときも、ロボットハンド16を搬送コンベアベルト20に併走させ、ロボットハンド16から見てワーク2が止まった状態にしておいて、ワーク2を挿入するようにする。これにより、挿入時に搬送コンベアベルト20を止める必要がなくなるため、搬送量の低下を防ぐことができるようになる。
【0028】
この際も、併走速度は、予め設定されている搬送手段3の搬送速度Vと略同じであることがよい。さらに好ましくは、前記搬送速度検出手段37により検出された搬送速度Vを用いて、それと略同じに併走速度をすることがよい。こうすることで、搬送速度Vが変化するような搬送手段3であっても、コンベアベルト20に対してロボットハンド16を相対的に止まった状態にすることができ、ワーク2の挿入がスムーズかつ確実に行えるようになる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
【0029】
例えば、抜き取り時の間隔4と挿入時の間隔4は同間隔4となっているが、必ずしも同じ間隔4である必要はない。抜き取り時は、ロボットハンド16の両先端16a,16bが入り込むだけのものであればよいので、挿入時より幅狭の間隔4であることが好ましい。この場合、間隔検知手段6は、抜き取り時の間隔4を検出するものと、挿入時の間隔4を検出するものの2つを配置する必要がある。こうすることで、抜き取り時における搬送量の低下をさらに防ぐことが可能となる。
【0030】
また、間隔検知手段6は、光学式の通過センサ31に限定されるものではなく、超音波を用いるものであってもよい。また、光学式であっても、検出光は人間に見えない赤外線を用いたもの、もしくは、可視光を用いたものどちらであってもよい。
また、出し入れ手段10は、アーム型ロボット14に設けられたロボットハンド16に限定されるものではなく、吸引式の把持手段であってもよい。また、ロボットもアーム型に限定されるものではなく、水平走行型のロボットでもよい。
【0031】
また、間隔形成手段5は、ワーク間の間隔4を任意に形成しうるものであればよく、例えば、スターホイールを間欠駆動させることで、ワーク間の間隔4を形成するものであってもよい。
また、当然のことながら、ワーク2は円筒状のものに限られるものではなく、任意の形状であっても全く問題はない。
【0032】
【発明の効果】
本発明によれば、連続搬送されるワーク列からワーク2を抜き取る、又は、ワーク列にワーク2を挿入する場合のみに、ワーク間の間隔4を広げることでその抜き取り及び挿入を容易にし、それ以外の場合は、各ワーク2を近接させ、その搬送量の低下を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるワークのハンドリング装置の実施形態を示す平面図である。
【図2】間隔形成手段(スペーシングデバイス)の断面平面図である。
【図3】間隔検出手段を構成する通過センサの配置を示す平面図である。
【図4】搬送速度検出手段の正面図である。
【図5】搬送速度検出手段の平面図である。
【図6】ワークが近接して搬送されている状態を示す図である。
【図7】ワークが一定間隔をもって搬送されている状態を示す図である。
【符号の説明】
1   ハンドリング装置
2   ワーク
3   搬送手段
4   間隔
5   間隔形成手段
6   間隔検出手段
7   挿入手段
8   抜き取り手段
10  出し入れ手段
11  アーム型ロボット
12  アーム
13  ロボットハンド

Claims (5)

  1. ワークを列状に連続搬送する搬送手段と、この搬送手段にワークを挿入する際にワーク間に所定の間隔を形成する間隔形成手段と、前記間隔が形成されたことを検出する間隔検出手段と、前記間隔検出手段により検出された間隔にワークを挿入する挿入手段と、を有することを特徴とするワークのハンドリング装置。
  2. ワークを列状に連続搬送する搬送手段と、この搬送手段からワークを抜き取る際にワーク間に所定の間隔を形成する間隔形成手段と、前記間隔が形成されたことを検出する間隔検出手段と、前記間隔検出手段により検出された間隔を有するワークを抜き取る抜き取り手段と、を有することを特徴とするワークのハンドリング装置。
  3. ワークを列状に連続搬送する搬送手段と、この搬送手段に対しワークを抜き取る及び挿入する際にワーク間に所定の間隔を形成する間隔形成手段と、前記間隔が形成されたことを検出する間隔検出手段と、前記間隔検出手段により検出された間隔を有するワークを抜き取ると共に前記検出された間隔にワークを挿入する出し入れ手段と、を有することを特徴とするワークのハンドリング装置。
  4. 前記出し入れ手段は、アーム型ロボットで構成され、このロボットのアーム先端に設けられたロボットハンドを介して前記ワークの抜き取り及び挿入を行うことを特徴とする請求項3に記載のワークのハンドリング装置。
  5. 前記出し入れ手段は、前記搬送手段と同期しつつワークの抜き取り及び挿入を行うことを特徴とする請求項3又は4に記載のワークのハンドリング装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107555154A (zh) * 2017-07-06 2018-01-09 东莞市隆凯塑胶五金制品有限公司 模具钢料自动检测单元模块

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