JP2004026363A

JP2004026363A - Tape for label writer and tape cassette for accommodating tape

Info

Publication number: JP2004026363A
Application number: JP2002182373A
Authority: JP
Inventors: Hironori Harada; 原田　大令; Sadahito Nonomura; 野々村　禎人; Takashi Horiuchi; 堀内　誉史; Tsutomu Kato; 加藤　努; Hitomi Hioki; 日置　ひとみ; Naoya Yamagishi; 山岸　直也; Katsunori Hasegawa; 長谷川　勝則
Original assignee: Brother Industries Ltd
Current assignee: Brother Industries Ltd
Priority date: 2002-06-24
Filing date: 2002-06-24
Publication date: 2004-01-29
Anticipated expiration: 2022-06-24
Also published as: WO2004001572A1; AU2003243963A1; JP4262447B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a tape for a label writer and a tape cassette whereby it is possible to effectively suppress a misinstallation of the tape in the cassette. <P>SOLUTION: On the exfoliating paper 52 side of each tape 50a for label writer, a hole pattern 60 the same as the one provided on the applicable tape cassette is as marking printed periodically within the range covering the whole length of the tape so as to give the information about the sort of the tape. The marking of this hole pattern 60 is located adjoining a position sensing mark 71 for sensing the position of the tape, and the process of forming the marking can be performed simultaneously with the printing of the mark 71. When this is wound round in a roll, the marking will be located on the outermost surface, and the user can ocularly confirm the sort of the tape. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、種類の確認が可能なラベルライター用テープ及びこれが収納されるテープカセットに関する。
【０００２】
【従来の技術】
ラベルライターを用いてテープに印刷を施してラベルを作成する際、従来から用いられているテープには、幅、色、ダイカット部（印刷領域）の形状などが異なる様々な種類が存在する。また、テープカセットにも組み付けるテープの種類に応じた特徴を持たせており、例えばテープカセットの部品の一部にテープの種類に応じたパターンの孔を施すなどしている。正常なラベル作成を行うためにはラベルライターに使用するテープの種類を認識させる必要があるので、ラベルライターのカセット装着部に例えば上記テープカセットに施された孔に貫挿されるピンなどの種類判別センサを設け、テープカセットをラベルライターに装着したときに自動的にテープの種類が判別されるようにしている。つまり、ラベルライターはテープカセットの特徴を認識してテープの種類を判別するようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、テープカセットに組み付けたテープがテープカセットの種類と対応していないという不都合が生じる場合がある。テープを確実に対応する種類のテープカセットに組み付けるために、従来は様々な種類のテープが混在しないよう、例えばテープを種類毎にまとめて箱に収納するなどし、そこからテープを取り出してその種類に対応するテープカセットに組み付ける作業を行っているが、テープ自体には種類を認識できるような目印が施されていない。テープ自体に種類を認識できるような目印がないと、テープの組み付け前後にテープカセットに対応した種類であるかどうか確認することができず、組み付けミスが生じやすいという問題がある。
【０００４】
そこで、本発明の主な目的は、テープとテープカセットとの組み付けミスを効果的に抑制することができるラベルライター用テープ及びこれが収納されるテープカセットを提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項１のラベルライター用テープは、互いに特徴の異なる複数種類が存在しており、少なくとも一種類のテープカセットのいずれかに収納される、ロールが形成されるように巻回された長尺のラベルライター用テープであって、当該テープの種類を目視確認できるような目印が形成されていることを特徴とする。
【０００６】
請求項１によると、テープには目視確認できるような種類に応じた目印が形成されているので、組み付け前後に種類の確認をすることで、テープとテープカセットとの組み付け不良率を低減させることができる。
【０００７】
請求項２のラベルライター用テープは、請求項１において、前記目印が、前記ロールの最外周面に形成されていることを特徴とする。
【０００８】
請求項２によると、テープ巻回後に比較的簡単に目印を形成することができる。
【０００９】
請求項３のラベルライター用テープは、請求項１において、前記目印が、実質的にテープ全長にわたる範囲内に連続的又は周期的に形成されていることを特徴とする。
【００１０】
請求項３によると、ラベルライター用テープがダイカットテープである場合にその印刷開始位置を示す目印と同時に形成することにより、工程を増やすことなく目印を形成することができる。また、目印が実質的にテープ全長にわたる範囲内に形成されているため、ユーザが使用途中のテープをテープカセットに収納しようとする場合にも、組み付け不良率を低減させることができる。
【００１１】
請求項４のラベルライター用テープは、請求項１において、前記目印が、テープ解け止め用部材に形成されていることを特徴とする。
【００１２】
請求項４によると、テープ自体には細工しなくてもよいので、従来のテープ製造方法を変更しなくても適用可能である。
【００１３】
請求項５のラベルライター用テープは、請求項１において、前記目印が、前記ロールの端面に形成されていることを特徴とする。
【００１４】
請求項５によると、テープ巻回後に比較的簡単に目印を形成することができると共に、ユーザが使用途中のテープをテープカセットに収納しようとする場合にも組み付け不良率を低減させることができる。
【００１５】
請求項６のラベルライター用テープは、請求項１〜５のいずれか１項において、前記目印が塗布層により形成されたものであることを特徴とする。
【００１６】
請求項６によると、インクなどの塗布層を施すことで迅速な目印形成が可能である。
【００１７】
請求項７のラベルライター用テープは、請求項１〜４のいずれか１項において、前記目印が穿孔により形成されたものであることを特徴とする。
【００１８】
請求項７によると、穿孔によりかすれや滲みのない目視確認しやすい目印形成が可能である。
【００１９】
請求項８のラベルライター用テープは、請求項１〜７のいずれか１項において、前記目印が、テープの種類を表す情報及び前記テープカセットの種類を表す情報の少なくともいずれか一方であることを特徴とする。
【００２０】
請求項８によると、目印としてテープの種類を表す情報及びテープカセットの種類を表す情報の少なくともいずれか一方が用いられるために、組み付け作業者の組み付けミスをより効果的に抑制することができる。
【００２１】
請求項９のテープカセットは、請求項１〜８のいずれかに記載のラベルライター用テープが収納されるテープカセットであって、互いに組み付けられる複数の部品から構成されており、これら複数の部品の少なくともいずれか一つには互いに特徴の異なる複数種類が存在しており、当該部品にはその種類を目視確認できるような目印が形成されていることを特徴とする。
【００２２】
請求項９によると、種類を目視確認できるような目印が形成されている部品を有するテープカセットを、請求項１〜８のラベルライター用テープと組み付けるために用いることによって、テープとテープカセットとの組み付け不良率をさらに低減させることができる。
【００２３】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
【００２４】
図１は、本発明に係るテープカセットが装着されるラベルライターの一例を示す。ラベルライター１は、その上面に文字キーや制御キーなどの多数のキーを含むキーボード３を有している。また、ラベルライター１は、内部にテープ駆動印刷機構１０及びテープを切断するためのカッター１７（共に図２参照）を有し、後に詳述するテープカセットから引き出されて印刷されたテープがカッター１７で切断された後排出口５から排出されるようになっている。また、図１には描かれていないが、ラベルライター１の表面にパーソナルコンピュータなどの外部機器との有線または無線接続を行うための接続インターフェイスを設けてよい。
【００２５】
次いで、図２を参照しつつ、本発明の一実施形態に係るテープカセットの構成について説明する。本実施形態のテープカセット３０は、ラベルライター１内のカセット装着フレーム１１に着脱自在に装着されている。また、テープカセット３０は、図示されていないが、上方が開放された箱型の上下各部材を互いに組み付けて構成されており、下側部材の内部には第１スプール３７、第２スプール３２、第３スプール３４、第４スプール３５という計４つのスプールと、搬送ローラ３９とが回転自在に設けられている。後に詳述する本発明の一実施形態に係るロール状に巻回された長尺のテープ５０は、テープカセット３０内の第１スプール３７に組み付けられている。
【００２６】
テープカセット３０の下側部材の外側底面には、２つの孔３１が施されている。本実施形態ではテープの種類判別の箇所は４つであり、そのうち中央の２箇所のみに孔３１が施され、両側２箇所には施されていない。一方、ラベルライター１本体のカセット装着部内側底面には、種類判別の４箇所に対応する位置に配置され且つバネなどにより上方に付勢された４つのピンから構成される種類判別センサが設けられている。
【００２７】
したがって、テープカセット３０をラベルライター１のカセット装着部に装着すると、カセット装着部内側底面に設けられた４つのピンのうち中央の２つはテープカセット３０底面に施された２つの孔３１に貫挿されるが、両側の２つはバネの弾性力に抗してテープカセット３０の底面により押圧される。なお、テープカセット３０に施される孔３１のパターン、即ち４箇所に孔３１を施すか施さないかの組み合わせは種類毎に異なり、ラベルライター１は各ピンが押圧されたか否かを検出することによってテープカセット３０の種類を判別する。
【００２８】
次いで、図２及び図３を参照しつつ、上記テープカセット３０が装着されたラベルライター１内におけるカセット装着部の構成、及びラベルライター１のテープ駆動印刷機構について説明する。ラベルライター１のカセット装着部にはカセット装着フレーム１１が配置されており、このカセット装着フレーム１１には図２に示すようにアーム２０が軸２０ａを中心として揺動可能に取り付けられている。アーム２０の先端には、特にゴムなどの可撓性部材を表面に有するプラテンローラ２１及び圧着ローラ２２が回転自在に取り付けられている。
【００２９】
カセット装着フレーム１１からは、図３に示すように、プレート１２が立設している。プレート１２のプラテンローラ２１側には、多数の発熱素子が図２の紙面に対して垂直方向に一列に配列されたサーマルヘッド１３が配置されている。そしてテープカセット３０がカセット装着フレーム１１内の所定位置に装着されると、テープカセット３０の凹部１４がプレート１２と嵌合するようになっている。
【００３０】
さらにカセット装着フレーム１１からは、図３に示すように、搬送ローラ駆動軸１６が立設している。この搬送ローラ駆動軸１６は、テープカセット３０がカセット装着フレーム１１の所定位置に装着されると、図２に示したテープカセット３０内の搬送ローラ３９内に挿入される。
【００３１】
またカセット装着フレーム１１には、図３に示すように、テープ走行用のＤＣモータ２が取り付けられている。ＤＣモータ２の出力軸４１からの回転駆動力は、カセット装着フレーム１１に沿って互いに噛合するよう配置された円盤状のギア４２，４３，４４，４５，４６，４７，４８並びにプラテンローラ２１及び圧着ローラ２２それぞれの下側に配置された円盤状のギア２４，２５を介して、搬送ローラ駆動軸１６、プラテンローラ２１、及び圧着ローラ２２に伝達される。
【００３２】
したがって、テープカセット３０がカセット装着フレーム１１内に装着されているとき、ＤＣモータ２が電力供給されて出力軸４１が回転すると、搬送ローラ駆動軸１６の回転に伴い、搬送ローラ３９が図２の矢印で示すように時計回りに回転する。そしてテープカセット３０の第１スプール３７に組み付けられたテープ５０は、搬送ローラ３９の回転により生じた駆動力によって巻き解かれつつ、図２の矢印で示す方向に搬送される。
【００３３】
第１スプール３７から巻き解かれたテープ５０は、第２スプール３２及び第３スプール３４を介して、上述したプレート１２の位置に至る。ここで、カセット装着フレーム１１に取り付けられたアーム２０が最も時計回りに揺動した位置において、プラテンローラ２１はテープ５０を介してプレート１２に配置されたサーマルヘッド１３と圧接し、圧着ローラ２２は搬送ローラ３９と圧接する。
【００３４】
このようにして、テープ５０は、プラテンローラ２１とサーマルヘッド１３とによって挟持された状態で搬送されつつ、サーマルヘッド１３における発熱素子に選択的且つ間欠的に通電されることにより、後述のラベル本体５１のダイカット部５１ｂ（図４（ａ）参照）表面に所望の画像が形成される。そして所望の画像が形成された後、テープ５０は上述のように互いに圧接された搬送ローラ３９と圧着ローラ２２との間を通過し、さらに下流に配置されたカッター１７により切断される。
【００３５】
カッター１７は固定刃１７ａに対して回動刃１７ｂが回動して切断対象物を煎断する形式であり、回動刃１７ｂはカッター用のＤＣモータ（図示せず）によって支点を中心に往復揺動されることでテープ５０を切断する。
【００３６】
次いで、図４（ａ），（ｂ）を参照しつつ、長尺のテープ５０の構成について説明する。図４（ａ）に示すテープ５０には、印刷が施される領域である略長方形のダイカット部５１ｂが長手方向全長にわたって離隔配置されている。図４（ｂ）は図４（ａ）のＸ−Ｘ’線に関する断面図であり、テープ５０は粘着層５３を介して互いに接着された感熱材料からなるラベル本体５１と剥離紙５２とから構成されているのがわかる。２層からなるテープ５０のうちラベル本体５１のみに切りこみを入れる（ハーフカットする）ことで、ラベル本体５１がダイカット部５１ｂとその他の領域５１ａとに分割されている。
【００３７】
上記のような構成の長尺のテープ５０は剥離紙５２を外側にして巻回され、ロール状となって、テープカセット３０内の第１スプール３７に組み付けられる。そしてテープカセット３０をラベルライター１のカセット装着部に装着させ、ラベルライター１を駆動させると、ラベル本体５１のダイカット部５１ｂ表面にサーマルヘッド１３による印刷が施され、例えば各ダイカット部５１ｂの間などで切断されて排出口５から排出される。排出口５から排出されたテープ５０の一片は、印刷が施されたダイカット部５１ｂを剥離紙５２から剥がすことで、粘着層５３を下側にして任意の場所に貼り付けることが可能な粘着ラベルとして用いられる。
【００３８】
なお、上記は本発明に係るラベルライター用テープ５０の構成の一例であり、ダイカット部５１ｂの形状及び配置、並びに幅及び色はテープ５０の種類により様々である。また、ダイカット部５１ｂが設けられていない種類のものもあり、この場合は印刷後に排出口５から排出されたテープ５０の一片をそのまま或いはさらに所望の大きさに切断して用いてよい。
【００３９】
次いで、図５（ａ）〜（ｃ）を参照しつつ、本発明に係るラベルライター用テープにおける第１の実施形態について説明する。
【００４０】
図５（ａ）には、図４（ａ）に示すようなラベル本体５１側を裏として剥離紙５２側が示されている。テープ５０ａの幅方向一端側（紙面上側）には、テープ５０ａ全長にわたる範囲内に長手方向に沿って周期的に、上述した種類毎に異なるテープカセット３０の孔３１のパターン６０が目印として形成されている。
【００４１】
また、この孔パターン６０の目印に隣接した位置にはテープの位置を検出するための位置検出マーク７１が施されている。この位置検出マーク７１は、テープ５０ａの長手方向に若干離隔しつつ幅方向両側にそれぞれ設けられた一対の黒色マークから構成されている。テープ５０ａをラベルライター１内において搬送するときに、ラベルライター１に設けたセンサによってこの位置検出マーク７１を検出することで、印刷タイミングを制御することができるようになっている。
【００４２】
孔パターン６０の目印と一対の位置検出マーク７１とからなる群は、各群の間に剥離紙５２の裏面のラベル本体５１に設けられたダイカット部５１ｂの領域が配置されるように印刷されている。
【００４３】
図５（ｂ）は、図５（ａ）に示した長尺のテープ５０ａを剥離紙５２が外側になるよう、コア７０を中心にロール状に巻回したものであり、ロール状となった最外周面に孔パターン６０の目印が形成されているのがわかる。
【００４４】
図５（ｃ）は、第１の実施形態におけるテープ５０ａの変形例を示す。図５（ａ）ではテープカセット３０の種類を表す情報である孔３１のパターンを目印としているが、図５（ｃ）に示すように、テープ３０の型番６１などテープ５０ａ自体の種類を表す情報を目印として形成してよい。
【００４５】
上記第１の実施形態によると、テープ５０ａがダイカット部５１ｂを有するダイカットテープである場合に、テープの印刷タイミング検出のために従来からの必須要素である位置検出マーク７１と同時に形成することにより、工程を増やすことなく、孔パターン６０又はテープ型番６１のようなテープ種類判別のための目印を形成することができる。また、この位置検出マーク７１及び目印形成の作業において、ラベル本体５１にダイカット部５１ｂのハーフカットを施す作業も同時に行うと、さらに効率のよい工程となる。
【００４６】
また、目印である孔パターン６０やテープ型番６１が実質的にテープ５０ａの全長にわたる範囲内に周期的に形成されているため、ユーザが使用途中のテープ５０ａをテープカセット３０に収納しようとする場合にも目印を確認することができ、組み付け不良率を低減させることができる。
【００４７】
なお、この実施形態のように実質的にテープ５０ａの全長にわたる範囲内に周期的に孔パターン６０やテープ型番６１などの目印を形成する場合、目印間のピッチは、未使用時におけるロール外周長さ以下とすることが好ましい。これにより、目印がテープ５０ａの巻回された部分に隠れて見えなくなるのを防止することができる。
【００４８】
次に、図６（ａ）には本発明に係るラベルライター用テープにおける第２の実施形態が示されている。このテープ５０ｂは、巻回されたテープの長手方向終端近傍に、目印として孔パターン６０の刻印が設けられたものである。つまり上述の第１の実施形態では目印がテープ５０ａ全長にわたる範囲内に周期的に形成されているが、第２の実施形態では全長にわたってではなく、ロール状に巻回した状態でロールの最外周面にのみ目印が形成されている。このように最外周面に目印を形成する場合、全長にわたって形成する場合に比べて目印形成の手間が減り、テープ５０ｂ巻回後に比較的簡単に目印を形成することができる。
【００４９】
次に、図６（ｂ）には本発明に係るラベルライター用テープにおける第３の実施形態が示されている。この実施形態におけるロール状に巻回されたテープ５０ｃは、巻き解かれないよう、最外周面のテープ５０ｃ長手方向終端に片面粘着テープなどの解け止めテープ６２が貼付されている。この解け止めテープ６２には、テープ５０ｃの種類を表すテープ型番６１が例えば印刷、刻印、手書きなどにより描かれている。このように目印を解け止めテープ６２に施す場合はテープ５０ｃ自体には細工しなくてもよいので、従来のテープ製造方法を変更しなくても適用可能であるという利点がある。
【００５０】
次に、図６（ｃ）には本発明に係るラベルライター用テープにおける第４の実施形態が示されている。このテープ５０ｄでは、巻回されたロールの端面に、目印としてテープ型番６１が例えば刻印や手書きにより形成されている。これにより、長尺のテープ５０ｄを巻回した後、比較的簡単に目印を形成することができると共に、テープカセット３０に収納しようとする場合にもロール端面に形成された目印を目視確認でき、組み付け不良率を低減させることができる。
【００５１】
なお、上述の第１〜第４の実施形態において目印となる孔パターン６０やテープ型番６１は、例えば印刷、刻印、手書きなどで塗布層を施すことで形成するものとしており、この場合は迅速な目印形成が可能である。しかしながら、目視確認できるものであれば、他にも様々な方法により目印を形成してよい。
【００５２】
さらに、図６（ｄ）には本発明に係るラベルライター用テープにおける第５の実施形態が示されている。このテープ５０ｅでは、最外周面のテープ５０ｅ長手方向終端近傍に、目印として孔パターン６０を描いた穿孔６３が、テープの厚み全体にわたって貫通するよう設けられている。このように、孔パターン６０を描いた穿孔６３をテープ５０ｅに施すことで、印刷や刻印により目印を形成する場合に生じる恐れのあるかすれや滲みの問題もなく、目視確認しやすい目印形成が可能である。
【００５３】
以上に述べた第１〜第５の実施形態に係るテープ５０ａ〜５０ｅでは、孔パターン６０やテープ型番６１などテープ又はテープカセットの種類を表す情報を目印とし、印刷、刻印、手書きなどによる塗布層をテープの全長にわたる範囲内、ロールの最外周面、端面、又は解け止めテープ６２に施したり、ロールの最外周面に穿孔６３を施したりすることで、当該テープの種類を目視確認できるようになっている。したがって、テープ５０ａ〜５０ｅをテープカセット３０に組み付ける前後にテープ５０ａ〜５０ｅが対応した種類であるか確認することで、テープ５０ａ〜５０ｅとテープカセット３０との組み付け不良率を低減させることができる。
【００５４】
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な設計変更が可能なものである。例えば、上述した第１〜第５の実施形態に係るテープ５０ａ〜５０ｅでは孔パターン６０やテープ型番６１などテープ又はテープカセットの種類を表す情報を目印として形成しているが、テープの種類を判別できる目印であれば、その他様々な情報を目印としてよい。
【００５５】
また、図５（ａ）に示した本発明に係る第１の実施形態のテープ５０ａにおいて、目印はテープ５０ａ全長にわたる範囲内に周期的に形成されているが、連続的に形成されてもよい。
【００５６】
また、図６（ｄ）に示した本発明に係る第５の実施形態のテープ５０ｅにおいて、穿孔６３は、ロール最外周面のテープ長手方向終端近傍に設けられているが、例えば図６（ｂ）に示した解け止めテープ６２に設けられたり、テープ全長にわたる範囲内に連続的又は周期的に設けられたりしてよい。
【００５７】
また、テープ５０は剥離紙５２が外側となるよう巻回することに限定されず、剥離紙５２を内側にダイカット部５１ｂを含むラベル本体５１を外側にして巻回してよい。この場合は、ラベル印刷に支障のないよう、ラベル本体５１のダイカット部５１ｂ以外の領域５１ａに目印を施せばよい。
【００５８】
また、本発明に係るテープカセットに関しては、上述した図２の実施形態において、ラベルライター１にテープの種類を判別させるための孔３１のパターンを、組み付ける対象となるテープ５０の種類毎に特徴付けたものとしている。しかしテープカセット３０の種類を表すものとしては、これ以外にも、例えば対応するテープ５０の種類に関する情報を目印として、目視確認できるよう手書きなどによりテープカセット３０に形成してもよい。
【００５９】
また、本発明に係るテープ及びテープカセットを組み付けるラベルライターとして、図１〜図３に示したラベルライター１は一例であり、例えばサーマルヘッド１３を有するプリンタではなくインクジェット式のプリンタに組み付けてもよいし、その他様々な形式のプリンタに組み付けてラベル作成してよい。
【００６０】
なお、図１〜図３に示したラベルライター１は、粘着層を介して台紙と剥離紙とを貼り合わせた２重テープを第１スプール３７に、ＰＥＴ（ポリエチレンテレフタレート）フィルムなどからなり２重テープと同じ幅を有する透明の表層テープを第２スプール３２に、インクリボンを第３スプール３４にそれぞれセットし、さらにカセット装着フレーム１１からはＤＣモータ２の出力軸４１の回転に伴って回転する第４スプール駆動軸を立設させて、第４スプール３５を使用済みインクリボンの巻取り用として使用することができる。この場合は、第２スプール３２から巻き解かれた表層テープが第３スプール３４のインクリボンと重なって共にプラテンローラ２１とサーマルヘッド１３との間に挟持され、インクリボンから表層テープに画像が転写される。その後インクリボンは第４スプール３５に巻き取られ、画像が形成された表層テープと第１スプール３７にセットされた２重テープとが搬送ローラ３９により重ね合わされた後切断され、排出される。上記の構成において使用する表層テープと２重テープとは同じ幅を有するので、これらそれぞれに種類を目視確認できるような目印を形成し、組み付けるテープカセット３０の種類と対応させる。
【００６１】
【発明の効果】
請求項１によると、組み付け前後に種類の確認をすることで、テープとテープカセットとの組み付け不良率を低減させることができる。
【００６２】
請求項２によると、テープ巻回後に比較的簡単に目印を形成することができる。
【００６３】
請求項３によると、工程を増やすことなく目印を形成することができると共に、ユーザが使用途中のテープをテープカセットに収納しようとする場合にも組み付け不良率を低減させることができる。
【００６４】
請求項４によると、テープ自体には細工しなくてもよいので、従来のテープ製造方法を変更しなくても適用可能である。
【００６５】
請求項５によると、テープ巻回後に比較的簡単に目印を形成することができると共に、ユーザが使用途中のテープをテープカセットに収納しようとする場合にも組み付け不良率を低減させることができる。
【００６６】
請求項６によると、インクなどの塗布層を施すことで迅速な目印形成が可能である。
【００６７】
請求項７によると、穿孔によりかすれや滲みのない目視確認しやすい目印形成が可能である。
【００６８】
請求項８によると、組み付け作業者の組み付けミスをより効果的に抑制することができる。
【００６９】
請求項９によると、テープとテープカセットとの組み付け不良率をさらに低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係るテープカセットを内蔵したラベルライターの一例を示す外観斜視図である。
【図２】図１のラベルライターにおけるカセット装着部及びテープ駆動印刷機構を示す平面図である。
【図３】テープカセットが装着されていない状態における図２の矢印Ａ方向から見たテープ駆動印刷機構を示す側面図である。
【図４】（ａ）は、本発明に係るラベルライター用テープの構成の一例を示すラベル本体側の正面図である。（ｂ）は、（ａ）のＸ−Ｘ’線に関する断面図である。
【図５】（ａ）は、本発明に係る第１の実施形態のラベルライター用テープを示す剥離紙側の正面図である。（ｂ）は、（ａ）のテープがロール状に巻回された状態を示す概略斜視図である。（ｃ）は、（ａ）の変形例を示す剥離紙側の正面図である。
【図６】（ａ）〜（ｄ）はそれぞれ、本発明に係る第２〜第５の実施形態のラベルライター用テープがロール状に巻回された状態を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
１　ラベルライター
１３　サーマルヘッド
３０　テープカセット
３１　孔（目印）
５０，５０ａ，５０ｂ，５０ｃ，５０ｄ，５０ｅ　テープ（ラベルライター用テープ）
５１　ラベル本体
５１ｂ　ダイカット部
５２　剥離紙
５３　粘着層
６０　孔パターン（目印）
６１　テープ型番（目印）
６２　解け止めテープ（解け止め用部材）
６３　穿孔[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a label writer tape capable of confirming a type and a tape cassette in which the tape is stored.
[0002]
[Prior art]
When printing labels on tapes using a label writer, there are various types of conventionally used tapes having different widths, colors, shapes of die-cut portions (printing areas), and the like. The tape cassette is also provided with characteristics according to the type of tape to be assembled. For example, holes in a pattern corresponding to the type of tape are provided in some of the components of the tape cassette. It is necessary to make the label writer recognize the type of tape to be used in order to make a normal label.Therefore, in the cassette mounting portion of the label writer, for example, discriminating the type of a pin or the like inserted into a hole formed in the tape cassette. A sensor is provided to automatically determine the type of tape when a tape cassette is mounted on a label writer. That is, the label writer recognizes the characteristics of the tape cassette and determines the type of the tape.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, there may be a problem that the tape assembled to the tape cassette does not correspond to the type of the tape cassette. In order to assemble the tapes into the corresponding type of tape cassette without fail, in the past, various types of tapes were mixed so that, for example, the tapes were grouped by type and stored in a box. However, the tape itself is not marked so that the type can be recognized. If the tape itself does not have a mark for recognizing the type, it is not possible to confirm whether the type is compatible with the tape cassette before and after assembling the tape, and there is a problem that an assembling error easily occurs.
[0004]
Accordingly, a main object of the present invention is to provide a tape for a label writer and a tape cassette accommodating the tape, which can effectively suppress an error in assembling the tape and the tape cassette.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the label writer tape of claim 1 has a plurality of types having different characteristics from each other, and a roll is formed which is housed in any one of at least one type of tape cassette. The label tape for a long label writer wound around the tape has a mark formed so that the type of the tape can be visually confirmed.
[0006]
According to the first aspect, since marks are formed on the tape in accordance with the types that can be visually checked, the type is checked before and after assembling, thereby reducing the defective assembly rate between the tape and the tape cassette. Can be.
[0007]
According to a second aspect of the present invention, in the label writer tape according to the first aspect, the mark is formed on an outermost peripheral surface of the roll.
[0008]
According to the second aspect, the mark can be formed relatively easily after the tape is wound.
[0009]
According to a third aspect of the present invention, in the label writer tape according to the first aspect, the mark is formed continuously or periodically within a range substantially over the entire length of the tape.
[0010]
According to the third aspect, when the label writer tape is a die cut tape, the label is formed simultaneously with the mark indicating the printing start position, so that the mark can be formed without increasing the number of steps. In addition, since the mark is formed substantially within the entire length of the tape, the assembling failure rate can be reduced even when the user intends to store the tape being used in the tape cassette.
[0011]
According to a fourth aspect of the present invention, in the label writer tape according to the first aspect, the mark is formed on a tape releasing member.
[0012]
According to the fourth aspect, since the tape itself does not need to be worked, it can be applied without changing the conventional tape manufacturing method.
[0013]
According to a fifth aspect of the present invention, in the label writer tape according to the first aspect, the mark is formed on an end surface of the roll.
[0014]
According to the fifth aspect, the mark can be formed relatively easily after the winding of the tape, and the defective assembly rate can be reduced even when the user intends to store the tape being used in the tape cassette.
[0015]
According to a sixth aspect of the present invention, there is provided a label writer tape according to any one of the first to fifth aspects, wherein the mark is formed of a coating layer.
[0016]
According to the sixth aspect, it is possible to form a mark quickly by applying a coating layer of ink or the like.
[0017]
According to a seventh aspect of the present invention, there is provided a label writer tape according to any one of the first to fourth aspects, wherein the mark is formed by perforation.
[0018]
According to the seventh aspect, it is possible to form a mark which is easy to visually confirm without blurring or bleeding by perforation.
[0019]
The label writer tape according to claim 8 is the label writer tape according to any one of claims 1 to 7, wherein the mark is at least one of information indicating a type of the tape and information indicating a type of the tape cassette. Features.
[0020]
According to the eighth aspect, since at least one of the information indicating the type of the tape and the information indicating the type of the tape cassette is used as the mark, it is possible to more effectively suppress an assembling error of the assembling operator.
[0021]
A tape cassette according to a ninth aspect is a tape cassette in which the label writer tape according to any one of the first to eighth aspects is housed, and is composed of a plurality of parts assembled together. At least one of the components has a plurality of types having different characteristics from each other, and a mark is formed on the component so that the type can be visually confirmed.
[0022]
According to the ninth aspect, by using a tape cassette having a part having a mark formed so that the type can be visually confirmed with the tape for a label writer according to the first to eighth aspects, the tape cassette and the tape cassette can be combined with each other. The defective assembly rate can be further reduced.
[0023]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0024]
FIG. 1 shows an example of a label writer to which a tape cassette according to the present invention is mounted. The label writer 1 has a keyboard 3 including many keys such as character keys and control keys on its upper surface. Further, the label writer 1 has a tape drive printing mechanism 10 and a cutter 17 for cutting the tape (both are shown in FIG. 2) therein, and a tape drawn and printed from a tape cassette described later in detail is used for the cutter 17. After being cut at the outlet, the paper is discharged from the discharge port 5. Although not shown in FIG. 1, a connection interface for making a wired or wireless connection to an external device such as a personal computer may be provided on the surface of the label writer 1.
[0025]
Next, the configuration of a tape cassette according to an embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. The tape cassette 30 of the present embodiment is detachably mounted on the cassette mounting frame 11 in the label writer 1. Although not shown, the tape cassette 30 is configured by assembling upper and lower box-shaped members each having an open top, and a first spool 37, a second spool 32, A total of four spools, a third spool 34 and a fourth spool 35, and a transport roller 39 are rotatably provided. A long tape 50 wound in a roll shape according to an embodiment of the present invention, which will be described in detail later, is attached to a first spool 37 in a tape cassette 30.
[0026]
Two holes 31 are formed in the outer bottom surface of the lower member of the tape cassette 30. In the present embodiment, there are four places for discriminating the type of tape, of which only two holes at the center are provided with holes 31 and two at both sides are not provided. On the other hand, on the bottom surface inside the cassette mounting portion of the main body of the label writer 1, there is provided a type determination sensor composed of four pins which are arranged at positions corresponding to the four types of type determination and urged upward by a spring or the like. ing.
[0027]
Therefore, when the tape cassette 30 is mounted on the cassette mounting portion of the label writer 1, the center two of the four pins provided on the inner bottom surface of the cassette mounting portion pass through the two holes 31 formed on the bottom surface of the tape cassette 30. It is inserted, but the two on both sides are pressed by the bottom surface of the tape cassette 30 against the elastic force of the spring. Note that the pattern of the holes 31 formed in the tape cassette 30, that is, the combination of whether or not the holes 31 are formed in four places differs for each type, and the label writer 1 detects whether or not each pin is pressed. Thus, the type of the tape cassette 30 is determined.
[0028]
Next, the configuration of the cassette mounting section in the label writer 1 on which the tape cassette 30 is mounted and the tape drive printing mechanism of the label writer 1 will be described with reference to FIGS. A cassette mounting frame 11 is disposed at a cassette mounting portion of the label writer 1, and an arm 20 is mounted on the cassette mounting frame 11 so as to be swingable about a shaft 20a as shown in FIG. At the end of the arm 20, a platen roller 21 and a pressure roller 22 having a flexible member such as rubber on the surface are rotatably attached.
[0029]
A plate 12 stands upright from the cassette mounting frame 11, as shown in FIG. On the platen roller 21 side of the plate 12, a thermal head 13 in which a number of heating elements are arranged in a line in a direction perpendicular to the plane of FIG. When the tape cassette 30 is mounted at a predetermined position in the cassette mounting frame 11, the concave portion 14 of the tape cassette 30 fits with the plate 12.
[0030]
Further, as shown in FIG. 3, a transport roller drive shaft 16 stands from the cassette mounting frame 11. When the tape cassette 30 is mounted at a predetermined position on the cassette mounting frame 11, the transport roller drive shaft 16 is inserted into the transport roller 39 in the tape cassette 30 shown in FIG.
[0031]
As shown in FIG. 3, a DC motor 2 for running the tape is mounted on the cassette mounting frame 11. The rotational driving force from the output shaft 41 of the DC motor 2 is applied to the disk-shaped gears 42, 43, 44, 45, 46, 47, 48 arranged so as to mesh with each other along the cassette mounting frame 11, and the platen roller 21. The light is transmitted to the transport roller drive shaft 16, the platen roller 21, and the pressure roller 22 via disk-shaped gears 24 and 25 arranged below the pressure roller 22.
[0032]
Accordingly, when the DC motor 2 is supplied with electric power and the output shaft 41 rotates when the tape cassette 30 is mounted in the cassette mounting frame 11, the transport roller 39 rotates as shown in FIG. Rotate clockwise as indicated by the arrow. Then, the tape 50 assembled on the first spool 37 of the tape cassette 30 is transported in the direction indicated by the arrow in FIG. 2 while being unwound by the driving force generated by the rotation of the transport roller 39.
[0033]
The tape 50 unwound from the first spool 37 reaches the position of the plate 12 via the second spool 32 and the third spool 34. Here, at a position where the arm 20 attached to the cassette mounting frame 11 swings most clockwise, the platen roller 21 is in pressure contact with the thermal head 13 arranged on the plate 12 via the tape 50, and the pressure roller 22 is It comes into pressure contact with the transport roller 39.
[0034]
In this manner, the tape 50 is selectively and intermittently energized to the heating elements of the thermal head 13 while being conveyed while being sandwiched between the platen roller 21 and the thermal head 13, so that the label A desired image is formed on the surface of the die cut portion 51b (see FIG. 4A). After the desired image is formed, the tape 50 passes between the conveying roller 39 and the pressure roller 22 pressed against each other as described above, and is cut by the cutter 17 disposed further downstream.
[0035]
The cutter 17 is of a type in which a rotary blade 17b rotates with respect to a fixed blade 17a to cut off an object to be cut, and the rotary blade 17b reciprocates around a fulcrum by a DC motor (not shown) for the cutter. The tape 50 is cut by being swung.
[0036]
Next, the configuration of the long tape 50 will be described with reference to FIGS. In the tape 50 shown in FIG. 4A, a substantially rectangular die cut portion 51b, which is a region to be printed, is spaced apart over the entire length in the longitudinal direction. FIG. 4B is a cross-sectional view taken along line XX ′ of FIG. 4A. The tape 50 includes a label body 51 made of a heat-sensitive material and a release paper 52 bonded to each other via an adhesive layer 53. You can see that it is done. By cutting (half-cutting) only the label body 51 of the two-layer tape 50, the label body 51 is divided into a die cut portion 51b and another area 51a.
[0037]
The long tape 50 configured as described above is wound with the release paper 52 facing outward, formed into a roll, and assembled to the first spool 37 in the tape cassette 30. When the tape cassette 30 is mounted on the cassette mounting portion of the label writer 1 and the label writer 1 is driven, printing is performed by the thermal head 13 on the surface of the die cut portion 51b of the label body 51, for example, between the die cut portions 51b. And is discharged from the discharge port 5. One piece of the tape 50 discharged from the discharge port 5 can be attached to an arbitrary position with the adhesive layer 53 facing down by peeling the printed die-cut portion 51b from the release paper 52. Used as
[0038]
The above is an example of the configuration of the label writer tape 50 according to the present invention, and the shape and arrangement, the width, and the color of the die cut portion 51b vary depending on the type of the tape 50. In addition, there is a type in which the die cut portion 51b is not provided. In this case, one piece of the tape 50 discharged from the discharge port 5 after printing may be used as it is or cut to a desired size.
[0039]
Next, a first embodiment of the label writer tape according to the present invention will be described with reference to FIGS. 5 (a) to 5 (c).
[0040]
FIG. 5A shows the release paper 52 side with the label body 51 side as shown in FIG. A pattern 60 of the holes 31 of the tape cassette 30 which is different for each type described above is periodically formed along one longitudinal direction of the tape 50a within the entire length of the tape 50a along the longitudinal direction of the tape 50a. ing.
[0041]
A position detection mark 71 for detecting the position of the tape is provided at a position adjacent to the mark of the hole pattern 60. The position detection mark 71 is composed of a pair of black marks provided on both sides in the width direction while being slightly separated in the longitudinal direction of the tape 50a. When the tape 50a is conveyed in the label writer 1, the print timing can be controlled by detecting the position detection mark 71 with a sensor provided on the label writer 1.
[0042]
The group consisting of the mark of the hole pattern 60 and the pair of position detection marks 71 is printed so that the area of the die cut portion 51b provided on the label body 51 on the back surface of the release paper 52 is arranged between each group. I have.
[0043]
FIG. 5B is a diagram in which the long tape 50a shown in FIG. 5A is wound in a roll shape around the core 70 so that the release paper 52 is on the outside, and the roll shape is obtained. It can be seen that the mark of the hole pattern 60 is formed on the outermost peripheral surface.
[0044]
FIG. 5C shows a modification of the tape 50a according to the first embodiment. In FIG. 5A, the pattern of the hole 31 which is information indicating the type of the tape cassette 30 is used as a mark, but as shown in FIG. 5C, information indicating the type of the tape 50a itself, such as the model number 61 of the tape 30, is used. May be formed as a mark.
[0045]
According to the first embodiment, when the tape 50a is a die-cut tape having the die-cut portion 51b, the tape 50a is formed simultaneously with the position detection mark 71, which is a conventional essential element, for detecting the print timing of the tape. A mark for discriminating the tape type such as the hole pattern 60 or the tape model number 61 can be formed without increasing the number of steps. In addition, in the operation of forming the position detection mark 71 and the mark, if the operation of performing the half cut of the die cut portion 51b on the label main body 51 is also performed at the same time, the process becomes more efficient.
[0046]
Further, since the hole pattern 60 or the tape model number 61 as a mark is periodically formed substantially within the range over the entire length of the tape 50a, when the user intends to store the tape 50a in use in the tape cassette 30. Also, the mark can be confirmed, and the defective assembly rate can be reduced.
[0047]
When the marks such as the hole pattern 60 and the tape model number 61 are periodically formed substantially within the range of the entire length of the tape 50a as in this embodiment, the pitch between the marks is the roll outer peripheral length when not used. It is preferred to be less than or equal to. This can prevent the mark from being hidden by the wound portion of the tape 50a and becoming invisible.
[0048]
Next, FIG. 6 (a) shows a second embodiment of the label writer tape according to the present invention. The tape 50b is provided with a mark of a hole pattern 60 as a mark near the longitudinal end of the wound tape. That is, in the above-described first embodiment, the marks are periodically formed within the range over the entire length of the tape 50a, but in the second embodiment, the outermost periphery of the roll is not wound over the entire length but wound in a roll shape. Marks are formed only on the surface. In the case where the mark is formed on the outermost peripheral surface as described above, the time required for forming the mark is reduced as compared with the case where the mark is formed over the entire length, and the mark can be formed relatively easily after the tape 50b is wound.
[0049]
Next, FIG. 6B shows a third embodiment of the label writer tape according to the present invention. In order to prevent the tape 50c wound in a roll shape in this embodiment from being unwound, a tape 62c such as a single-sided adhesive tape is attached to the end of the tape 50c in the longitudinal direction on the outermost peripheral surface. A tape model number 61 representing the type of the tape 50c is drawn on the unraveling tape 62 by, for example, printing, engraving, or handwriting. In the case where the mark is applied to the unsealing tape 62 in this manner, the tape 50c itself does not need to be worked, so that there is an advantage that the tape 50c can be applied without changing the conventional tape manufacturing method.
[0050]
Next, FIG. 6C shows a fourth embodiment of the label writer tape according to the present invention. In the tape 50d, a tape model number 61 is formed as a mark on the end face of the wound roll, for example, by engraving or handwriting. Thereby, after winding the long tape 50d, the mark can be formed relatively easily, and even when the tape is to be stored in the tape cassette 30, the mark formed on the end face of the roll can be visually confirmed. The defective assembly rate can be reduced.
[0051]
In the first to fourth embodiments, the hole pattern 60 or the tape model number 61 serving as a mark is formed by applying a coating layer by, for example, printing, engraving, handwriting, or the like. Mark formation is possible. However, the mark may be formed by various other methods as long as the mark can be visually confirmed.
[0052]
FIG. 6D shows a fifth embodiment of the label writer tape according to the present invention. In this tape 50e, a perforation 63 having a hole pattern 60 as a mark is provided near the end of the tape 50e in the longitudinal direction on the outermost peripheral surface so as to penetrate through the entire thickness of the tape. In this way, by forming the perforations 63 in which the hole patterns 60 are drawn on the tape 50e, there is no problem of fading or bleeding that may occur when forming a mark by printing or engraving, and it is possible to form a mark that is easy to visually confirm. It is.
[0053]
In the tapes 50a to 50e according to the first to fifth embodiments described above, information indicating the type of tape or tape cassette, such as the hole pattern 60 or the tape model number 61, is used as a mark, and the coating layer is formed by printing, engraving, handwriting, or the like. In the range over the entire length of the tape, the outermost peripheral surface of the roll, the end surface, or by applying to the unraveling tape 62, or by perforating the outermost peripheral surface of the roll, so that the type of the tape can be visually confirmed. Has become. Therefore, by checking whether the tapes 50a to 50e are of a corresponding type before and after assembling the tapes 50a to 50e into the tape cassette 30, the defective assembly rate between the tapes 50a to 50e and the tape cassette 30 can be reduced.
[0054]
The preferred embodiment of the present invention has been described above. However, the present invention is not limited to the above-described embodiment, and various design changes can be made within the scope of the appended claims. For example, in the tapes 50a to 50e according to the above-described first to fifth embodiments, information indicating the type of the tape or the tape cassette such as the hole pattern 60 or the tape model number 61 is formed as a mark. As long as the mark can be used, various other information may be used as the mark.
[0055]
Further, in the tape 50a of the first embodiment according to the present invention shown in FIG. 5A, the marks are periodically formed within a range over the entire length of the tape 50a, but may be formed continuously. .
[0056]
In the tape 50e according to the fifth embodiment of the present invention shown in FIG. 6D, the perforations 63 are provided near the end of the outermost surface of the roll in the tape longitudinal direction. 7), or may be provided continuously or periodically within the range over the entire length of the tape.
[0057]
Further, the tape 50 is not limited to being wound so that the release paper 52 is on the outside, and the tape 50 may be wound with the release paper 52 on the inside and the label body 51 including the die cut portion 51b on the outside. In this case, a mark may be applied to the area 51a other than the die cut portion 51b of the label main body 51 so as not to hinder label printing.
[0058]
In the tape cassette according to the present invention, in the embodiment of FIG. 2 described above, the pattern of the holes 31 for allowing the label writer 1 to determine the type of tape is characterized for each type of tape 50 to be assembled. It is assumed that. However, in addition to the information indicating the type of the tape cassette 30, the tape cassette 30 may be formed on the tape cassette 30 by handwriting or the like so that the information on the type of the corresponding tape 50 can be visually checked.
[0059]
Further, as a label writer for assembling the tape and the tape cassette according to the present invention, the label writer 1 shown in FIGS. 1 to 3 is an example, and may be assembled to an ink jet printer instead of a printer having the thermal head 13, for example. Alternatively, the label may be created by assembling it with other various types of printers.
[0060]
In addition, the label writer 1 shown in FIGS. 1 to 3 is made of a double tape made of a PET (polyethylene terephthalate) film or the like on a first spool 37 by attaching a backing paper and a release paper together via an adhesive layer. The transparent surface tape having the same width as the tape is set on the second spool 32, and the ink ribbon is set on the third spool 34. The cassette mounting frame 11 is rotated with the rotation of the output shaft 41 of the DC motor 2 from the cassette mounting frame 11. The fourth spool drive shaft is erected, and the fourth spool 35 can be used for winding the used ink ribbon. In this case, the surface tape unwound from the second spool 32 overlaps with the ink ribbon of the third spool 34 and is sandwiched between the platen roller 21 and the thermal head 13 to transfer an image from the ink ribbon to the surface tape. Is done. Thereafter, the ink ribbon is wound around a fourth spool 35, and the surface tape on which the image is formed and the double tape set on the first spool 37 are cut by a conveying roller 39, then cut and discharged. Since the surface layer tape and the double tape used in the above configuration have the same width, a mark is formed on each of them so that the type can be visually confirmed, and it is made to correspond to the type of the tape cassette 30 to be assembled.
[0061]
【The invention's effect】
According to the first aspect, by confirming the type before and after assembling, it is possible to reduce a defective assembly rate between the tape and the tape cassette.
[0062]
According to the second aspect, the mark can be formed relatively easily after the tape is wound.
[0063]
According to the third aspect, the mark can be formed without increasing the number of steps, and the assembling failure rate can be reduced even when the user intends to store the tape being used in the tape cassette.
[0064]
According to the fourth aspect, since the tape itself does not need to be worked, it can be applied without changing the conventional tape manufacturing method.
[0065]
According to the fifth aspect, the mark can be formed relatively easily after the winding of the tape, and the defective assembly rate can be reduced even when the user intends to store the tape being used in the tape cassette.
[0066]
According to the sixth aspect, it is possible to form a mark quickly by applying a coating layer of ink or the like.
[0067]
According to the seventh aspect, it is possible to form a mark which is easy to visually confirm without blurring or bleeding by perforation.
[0068]
According to claim 8, assembling errors by the assembling operator can be suppressed more effectively.
[0069]
According to the ninth aspect, the rate of defective assembly between the tape and the tape cassette can be further reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an external perspective view showing an example of a label writer incorporating a tape cassette according to the present invention.
FIG. 2 is a plan view showing a cassette mounting portion and a tape drive printing mechanism in the label writer of FIG.
FIG. 3 is a side view showing the tape drive printing mechanism viewed from the direction of arrow A in FIG. 2 in a state where the tape cassette is not mounted.
FIG. 4A is a front view of a label body side showing an example of a configuration of a label writer tape according to the present invention. (B) is sectional drawing regarding the XX 'line of (a).
FIG. 5A is a front view of the label writer tape according to the first embodiment of the present invention, on a release paper side. (B) is a schematic perspective view showing a state in which the tape of (a) is wound in a roll shape. (C) is a front view on the release paper side showing a modification of (a).
FIGS. 6A to 6D are schematic perspective views respectively showing a state in which the label writer tape according to the second to fifth embodiments according to the present invention is wound in a roll shape.
[Explanation of symbols]
1 label writer
13 Thermal head
30 tape cassette
31 holes (marks)
50, 50a, 50b, 50c, 50d, 50e tape (tape for label writer)
51 Label body
51b Die cut part
52 Release paper
53 adhesive layer
60 hole pattern (mark)
61 Tape model number (mark)
62 Detachment tape (detachment member)
63 perforation

Claims

There are a plurality of types having different characteristics from each other, and stored in any one of at least one type of tape cassette, a long label writer tape wound so as to form a roll,
A label writer tape, wherein a mark is formed so that the type of the tape can be visually confirmed.

The tape for a label writer according to claim 1, wherein the mark is formed on an outermost peripheral surface of the roll.

The tape for a label writer according to claim 1, wherein the mark is formed continuously or periodically within a range substantially over the entire length of the tape.

2. The label writer tape according to claim 1, wherein the mark is formed on a tape releasing member.

The tape according to claim 1, wherein the mark is formed on an end face of the roll.

The label mark tape according to any one of claims 1 to 5, wherein the mark is formed by a coating layer.

The label mark tape according to any one of claims 1 to 4, wherein the mark is formed by perforation.

The tape for a label writer according to any one of claims 1 to 7, wherein the mark is at least one of information indicating a type of the tape and information indicating a type of the tape cassette.

A tape cassette containing the label writer tape according to any one of claims 1 to 8,
It is composed of a plurality of parts to be assembled with each other, and at least one of the plurality of parts has a plurality of types having different characteristics from each other, and a mark is provided on the part so that the type can be visually confirmed. A tape cassette characterized by being formed.