JP2004025927A - アンテナが一体化された車両外装用中空体 - Google Patents

アンテナが一体化された車両外装用中空体 Download PDF

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【課題】アンテナが一体化されている場合でも、アンテナが容易に分離できる車両外装用中空体を提供する。
【解決手段】車両外装用中空体は、中空部12を備える中空体本体10と、アンテナ部材30と、中空体本体10に中空部12と外部とに連通され、かつアンテナ部材30を出し入れ可能に形成された導入孔21とを備えており、アンテナ部材30は、中空部12内の導入孔21の近傍に配置されて中空体本体10の内壁に取り付けられている。アンテナ部材30は、成形されている中空体本体10の中空部12に、導入孔21を通して配置されて、中空体本体10の内壁に取り付けられているため、アンテナ部材30を中空体本体10を破壊することなく内壁から取り外し、導入穴21から取り出すことができる。したがって、アンテナ部材30が中空体本体10の成形時に一体化されている中空体と比較してアンテナ部材30の分離が容易となっている。
【選択図】図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、アンテナが一体化された車両外装用の中空体に関し、特に、アンテナが一体化されたスポイラに関する。
【0002】
【従来の技術】
車両には、ラジオ、テレビ、移動電話、衛星を使ったナビゲーションシステムなど様々な通信機器が搭載されている。これらの通信機器を利用するための送受信用アンテナは、従来、車両から突出するポールやリヤウィンドウに沿って設けられる導電性の箔などとされていた。しかし、これらは、外観を損なったり、運転者の視界に入ったりすることから、リヤスポイラなどの外装樹脂製品に取り付けることが考えられてきている。例えば、特開平3−104302号公報には、板状に形成されたアンテナ部材を外装樹脂製品の成形型内に挿入しておいて成形と同時にアンテナを一体化した外装樹脂製品が記載されている。また、特開平11−74713号公報には、ブロー成形のパリソン内に板状のアンテナ部材を挿入しておき、アンテナ部材に樹脂を押付けて成形一体化したリヤスポイラが記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
一方、スポイラなどの自動車の各樹脂製部材では再生利用、再利用などの再資源化が進められており、樹脂を他の材料から分離して回収し、処理することが行われている。しかしながら、アンテナが成形一体化されているスポイラでは、アンテナ部材をスポイラ本体から分離して回収することが困難である。また、ブロー成形では、成形不良品は溶融させてそのまま原料として用いることができるが、アンテナ部材が挿入されているブロー成形品では、アンテナ部材を取り出さなければ再原料化できない。
【0004】
そこで、本発明が解決しようとする課題は、アンテナが一体化されている場合でも、アンテナが容易に分離できる車両外装用中空体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明は、中空部を備える中空体本体と、アンテナが付与されたアンテナ部材と、前記中空体本体に、前記中空部と外部とに連通され、かつ前記アンテナ部材を出し入れ可能に形成された導入孔とを備え、前記アンテナ部材は、前記中空部内の前記導入孔の近傍に配置されており、前記中空体本体の内壁に取り付けられている、車両外装用中空体を提供する。
この車両外装用中空体では、アンテナ部材は、成形されている中空体本体の中空部に、外部から中空部まで連通する導入孔を通して配置されて、中空体の内壁に取り付けられている。このため、中空体本体を破壊などせずに、アンテナ部材を中空体本体の内壁から取り外して、導入孔から取り出すことができる。したがって、アンテナ部材が中空体本体の成形時に一体化されている中空体と比較してアンテナ部材の分離が容易となっている。また、中空体本体の成形時にアンテナ部材が挿入されないため、成形不良となった中空体本体の樹脂材料を溶解させて原料として用いることが容易である。
【0006】
また、上記車両外装用中空体において、前記アンテナ部材は、係合によって前記中空体本体の内壁に固定されていると、係合を解除させることで、アンテナ部材を中空体本体から取り外すことができ、分離がより容易である。
この車両外装用中空体では、前記中空体本体に形成され、前記中空部と外部とに連通される取り付け孔と、前記取り付け孔に対応してアンテナ部材に設けられる被取り付け孔と、前記取り付け孔と前記被取り付け孔とに挿通した状態で固定されて前記アンテナ部材を固定する固定部材とを備える車両外装用中空体とすることができる。この構成では、中空体本体およびアンテナ部材のそれぞれは、貫通孔である取り付け孔および被取り付け孔を備える単純な構造である。そして、この取り付け孔及び被取り付け孔に挿通されて固定される固定部材により、アンテナ部材は、中空体本体の予め定められた部位に安定に固定される。したがって、この車両外装用中空体は、アンテナ部材が確実に固定されており、かつ固定部材の係合解除によって容易にアンテナ部材を中空体本体から分離できるようになっている。
【0007】
また、本発明では、前記アンテナ部材は、接着剤を介して前記中空体本体の内壁に固定されている、車両外装用中空体を提供する。
接着剤を用いてアンテナ部材が固定される形態では、中空体本体にアンテナ部材を取り付けるための特別な構成を設けなくても良いため、簡単な構造とすることができる。また、アンテナ部材を取り付ける位置の変更が容易である。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明に係る車両外装用中空体は、スポイラ、トランクリッド、サンルーフなど、絶縁性材料で形成される中空状部分を備える成形体とすることができる。典型的には、リヤスポイラ、すなわちバックドアやトランクの蓋などに突出して設けられる翼状の部材とされる。
【0009】
本発明の一実施形態であるリヤスポイラに形成された車両外装用中空体1を図1〜4に示す。車両外装用中空体1は、車幅にほぼ等しい長さの長尺状部材である。車両外装用中空体1は、バックドアである車体2の上部の外面に沿って車幅方向にほぼ水平に延びるように設けられており、車体2の外面に対して車両後方に突出している。
【0010】
車両外装用中空体1は、リヤスポイラの外形を形成する中空体本体10と、中空体本体10に内蔵されるアンテナ部材30(図2参照)と、ストップランプアセンブリ4とを備えている。
【0011】
中空体本体10は、短手方向の中心線に対して左右対称に形成されており、車体に隣接する側が内周側となるように僅かに湾曲する長尺状部材である。中空体本体10は、本実施形態では、全体が中空に形成されており、内部空間は、中空体本体10の外形とほぼ同一の形状に形成された中空部12を備えている。
【0012】
中空体本体10は、ほぼ板状で、図2のIII−III断面、およびIV−IV断面は、それぞれ図3および図4で示すようになっている。中空体本体10の上面部14は、短手方向に僅かに湾曲する平面状に形成されている。また、中空体本体10の下面部のうち、内周側、すなわち車体前方側の下面部16は、車体、すなわち車体2の外面に沿う形状に形成されている。車体前方側の下面部16の端部付近は上面部14にほぼ平行な平面状に形成されており、中央付近は下方、すなわち上面部14から離間する側に湾曲して形成されている。また、中空体本体10の外周側、すなわち車体後方側の下面部17は、図3に示すように、中央付近から斜め上方、すなわち上面に近接するように延びる平面状に形成されている。
なお、中空体本体10の長手方向の両端は、図2の仮想線で示すように、半円状に形成されており、円の中心から半径方向に向かって図3の車体後方側の下面部17と同様の断面形状に形成されている。
【0013】
図4に示すように、中空体本体10のストップランプアセンブリ4が取り付けられる部分は、車体方向側の外面が、ストップランプアセンブリ4を取り付けるための矩形状の取り付け凹部19に形成されている。取り付け凹部19は、車体後方側の端部から中央に向かって上面部14にほぼ平行に延びる天面部19aと短手方向中央寄りの部分で垂直下方に延びる側面部19bとで形成されている。
【0014】
ここで、ストップランプアセンブリ4は、中空体本体10の取り付け凹部19に嵌め込むことができる公知のアセンブリであるため、詳細な説明は省略する。典型的には、ストップランプの外形を構成する赤色透光性カバーと、透光性カバー内に収容される電球とを備えており、車両本体側に接続される導線によってブレーキペダルの作動に同期して点灯するようになっている。
【0015】
中空体本体10は、中空部12内に配置されているアンテナ部材30を出し入れ可能な導入孔21を備えている。導入孔21は、中空体本体10の外面から中空部まで貫通する孔で、中空体本体10のどこに設けられても良いが、好ましくは、車体に取り付けられた状態で視認されない又は視認されにくい部位に設けられる。具体的には、中空体本体10の車体に隣接される部位や、ストップランプアセンブリ4などの他部材で被覆される部位に設けられることが好ましい。
【0016】
本実施形態の導入孔21は、図2,3に示すように、中空体本体10の長手方向の端部に近い部分の下面で、中空体本体10の車体にほぼ沿う下面部16の湾曲している部分に形成されている。導入孔21は、図2に示すように、中空体本体10の長手方向に長い長丸状の開口を有している。
【0017】
中空体本体10には、図3,4に示すように、後述するアンテナ部材30を取り付けるための第1および第2の取り付け台23,25が設けられている。
第1の取り付け台23は、図3に示すように導入孔21の車体後方側の端部に形成されている。第1の取り付け台23は、中空部12側に突出し、中空体本体10の外面に対して凹状に形成された部分で、板状に形成されている。第1の取り付け台23には、外部から中空部12まで貫通する第1の取り付け孔23aが形成されている。
【0018】
また、図4に示す第2の取り付け台25は、ストップランプアセンブリ4を取り付けるための取り付け凹部19の天面部19aに形成されている。第2の取り付け台25は、天面部19aが中空部12側に突出されて、天面部19aに対して凹状に形成された平面状部分である。第2の取り付け台25には、外部から中空部12まで貫通する第2の取り付け孔25aが形成されている。
【0019】
アンテナ部材30を、図2に示す。アンテナ部材30は、所定の電磁波を送受信するアンテナ部32とアンテナ部32を支持する支持部34とを備えている。アンテナ部32は、銅をはじめとする公知のアンテナ材料で形成されている線状部材や所定形状に形成された箔とすることができる。アンテナ部32は、車両外装用中空体1の中空部12に収容可能な種々の大きさ、形状に形成される。本実施形態のアンテナ部32は、長尺な平板状部材である。
【0020】
支持部34は、アンテナ部32を所定の位置に支持する部材で、絶縁性部材で形成されている。支持部34は、中空部12内に収容可能でアンテナ部32を支持できる種々の形状に形成することができ、アンテナ部32より小さく形成されていても良い。また、支持部34は、アンテナ部材30を中空体本体10の内壁に取り付けるための被取り付け部(36,37)を備えている。被取り付け部は、直接的または間接的に中空体本体10の内壁に取り付けられる部分であり、適宜、貫通孔や係止爪などに形成されていても良い。
【0021】
本実施形態の支持部34は、図2に示すように、L字状に形成された平板状部材である。支持部34のL字の長手部分は、アンテナ部32と略同様の大きさの長尺部分を備えており、長手方向の両端に沿ってアンテナ部32を挟持する爪34aを有している。また、支持部34のL字の短手部分は、第1の被取り付け部36に形成されている。そして、L字と反対側に位置する長手方向の端部は、第2の被取り付け部37に形成されている。
【0022】
アンテナ部材30は、図2に示すように、中空部12の長手方向の外周側(車体後方側)に沿って支持部34の長手部分が延び、支持部34の短手部分が導入孔21の近傍で車体後方側に位置するように配置されている。アンテナ部32は、支持部34の爪34aによって固定されており、中空部12の長手方向に延びるように配置されている。アンテナ部材30は、支持部34の第1の被取り付け部36によって、中空体本体10の第1の取り付け台23に取り付けられており、第2の被取り付け部37で中空体本体10の第2の取り付け台25に取り付けられている。
なお、図2に示す導線33は、アンテナ部32を車両側のラジオやテレビなどの機器に接続している。
【0023】
図3を参照して、アンテナ部材30の第1の被取り付け部36と中空体本体10の第1の取り付け台23との取付構造について説明する。
第1の被取り付け部36には、第1の取り付け用部材38が一体化されている。第1の取り付け用部材38は、平板状部材が鋭角に屈曲されて形成されており、一方の面にが支持部34の下面に沿って配置されてリベット42によって連結されている。また、第1の取り付け用部材38の他方の面には、中空体本体10の第1の取り付け台23に形成されている第1の取り付け孔23aと同様の大きさの被取り付け孔40が形成されている。
【0024】
第1の取り付け用部材38は、第1の被取り付け部36の下面、すなわち支持部34においてアンテナ部32が配置されている面と反対の面に沿って配置されている。そして、リベット42が第1の被取り付け部36から第1の取り付け用部材38に挿通されて固定されており、第1の取り付け用部材38が支持部34に一体化されている。
【0025】
一方、第1の取り付け台23には、係止用クリップ44が取り付けられている。係止用クリップ44は、金属製の板状部材が曲げ成形されて形成されており、平板状の厚み部分を介して互いに対向する一対の挟持平面部が形成されている。各挟持平面部には、互いに対向する部位に第1の取り付け孔23aよりも小さい係止孔(図示せず)が形成されている。係止用クリップ44は、第1の取り付け台23の平板状部分を挟持平面部で挟みつけることによって第1の取り付け台23に固定されており、各係止孔が第1の取り付け孔23aと同軸を成すように配置されている。
【0026】
なお、係止用クリップ44は、第1の取り付け用部材38に一体成形されていても良い。例えば、第1の取り付け用部材38を金属製の板状部材とし、被取り付け孔40に対応する部分が他の部位に対して段差状に曲げ成形されることで、係止用クリップ部が一体化された第1の取り付け用部材とすることができる。
【0027】
第1の取り付け用部材38の第1の被取り付け孔40が設けられている部分は、第1の取り付け台23の外側に配置されて、この状態で外側から中空部12に向かってビス48が挿入固定されることによって取り付けられている。ビス48は、係止用クリップ44の係止孔に固定されている。ビス48を取り外すことで、第1の被取り付け部36(第1の取り付け用部材38)と第1の取り付け台23との固定状態が解除される。
なお、導入孔21から第1の取り付け台23にかけての凹状部分は、水密性を確保するためにテープ55によってシールされている。
【0028】
また、図4を参照して、アンテナ部材30の第2の被取り付け部37と中空体本体10の第2の取り付け台25との取付構造について説明する。
第2の被取り付け部37には、貫通孔37aが形成されている。そして、この貫通孔37aには、グロケット50が取り付け用部材として一体化されている。グロケット50は、貫通孔37aに挿入されて固定されており、内部が中空に形成された円錐状の係合部54を備えている。係合部54は、円錐形の軸線を中心に放射状に4等分された形状で、半径方向に弾性変形可能な4つの係合片で形成されている。係合部54の内空間は、本発明の被取り付け孔に対応している。
【0029】
第2の被取り付け部37は、グロケット50が第2の取り付け台25の第2の取り付け孔25aと対応するように配置されている。そして、中空体本体10の外部から中空部12に向かってビス56が挿入されており、ビス56は、グロケット50の係合部54に係合によって固定されている。このことにより、第2の被取り付け部37は第2の取り付け台25に固定されている。また、ビス56を引き抜くことで、第2の被取り付け部37と第2の取り付け台25との結合を解除できる用意なっている。
なお、第2の取り付け台25はストップランプアセンブリ4によって被覆されるが、水密性を確保するためには、好ましくは、第1の取り付け台23と同様、テープでシールされている。
【0030】
この車両外装用中空体1は、成形後の中空体本体10に、アンテナ部材30を後付けすることで、製造することができる。まず、中空体本体10は、特に限定されないが、好ましくは、ブロー成形によって成形される。そして、導入孔21は、中空体本体10の成形と同時に、または成形後に孔あけ作業によって容易に形成することができる。また、第1および第2の取り付け孔23a,25aについても同様である。
その後、予め形成されて、第1の取り付け用部材38および係止用クリップ44が一体化されたアンテナ部材30を上述したビス48,56によって、取り付けることで、アンテナ部材30が一体化された車両外装用中空体1を得ることができる。
【0031】
したがって、本車両外装用中空体1の中空体本体10を成形するときに、成形不良が生じた場合、従来と同様に成形不良品を溶融させることでそのまま原料として再使用することができる。また、アンテナ部材30は、中空体本体10の成形完了後に中空体本体10に取り付けられるため、中空体本体10の成形にかかる高温に晒されることがない。このため、支持部34などのアンテナ部材30全体の材料について、中空体本体10の成形条件に制限されることなく選択することができる。したがって、例えば、木質材料と熱可塑性樹脂材料とを含有するボードなどを支持部34に用いることができる。
【0032】
また、本実施形態の車両外装用中空体1では、アンテナ部材30はビス48,56によって取り付けられるため、後付けであっても確実に固定される。特に、本実施形態のように、2箇所以上の場所で取り付けられることによって、アンテナ部材30が車両外装用中空体1に対して完全に固定される。このため、車両走行中の振動などによるアンテナ部材30の共振などが良好に抑止されている。
【0033】
この車両外装用中空体1では、アンテナ部材30は、ビス48,56を用いた係合によって取り付けられているため、ビス48,56を取り外すことで中空体本体10から完全に分離することができ、分離作業が簡単である。また、第1の取り付け用部材38および取り付け用部材としてのグロケット50は、アンテナ部材30の支持部34に一体化されているため、中空体本体10側に他部材が残らない。また、係止用クリップ44も挟持によって固定されているため、簡単に取り外して完全に分離することができる。したがって、本実施形態の構成では、アンテナ部材30およびアンテナ部材30のために用いられる他部材を簡単に中空体本体10から分離することができ、中空体本体10の樹脂材料だけを回収することが容易である。
【0034】
また、第1の取り付け台23および第2の取り付け台25は、いずれも中空体本体10の外面に対して凹状に形成されており、かつ中空体本体10の他部材、すなわち車体およびストップランプアセンブリ4に隣接する部位に形成されている。このため、アンテナ部材30の取付構造によって車両外装用中空体1の外観が損なわれることがない。また、第1の取り付け台23は導入孔21の端部に形成されているため、取付け部位を目視したり、手や道具で触ったりしやすく、取り付けおよび取外し作業が容易である。
【0035】
次に、本発明の車両外装用中空体にかかわる別の実施形態について、図5〜7を参照して説明する。
図5に断面で示す車両外装用中空体61は、第2の実施形態に係わるストップランプを備えない形態のリヤスポイラである。この車両外装用中空体61は、中空体本体63とアンテナ部材77とを備えている。
【0036】
中空体本体63は、第1の実施形態と同様、車幅方向に長く緩く湾曲する長尺状部材に形成されており、内部全体が中空に形成されて中空部65となっている。そして、両端部も図2と同様の半円状に形成されている。また、中空体本体63は、ストップランプアセンブリが取り付けられないため、図6に示すような断面形状に、一様に形成されている。中空体本体63の上面部67はほぼ平面状に形成されており、車体前方側の下面部69aは、車体外面に沿う中空体本体63と同様の形状とされている。また、車体後方側の下面部69bは、中央付近から斜め上方、すなわち上面に近接するように延びる平面状に形成されている。
【0037】
中空体本体63は、長手方向の中央寄りで車体外面に沿う下面部69aの湾曲されている部分に導入孔71を備えている。また、中空体本体63の車体前方側の下面部69aの端部寄りに、中空部65に突出する取り付け部73を備えている。取り付け部73は、本実施形態では、中空体本体63の成形時に中空部65側に向かって円柱状に突出する凸部に形成されている。また、取り付け部73は、適宜、円周方向に係合用の溝が形成された係合溝を備えていても良い。
【0038】
取り付け部73は、中空体本体63をブロー成形によって成形するときに一体成形されていると、中空体本体63の取り付け部73を備える部分の外面が凹状に形成される。このため、かかる取り付け部73は、車両外装用中空体61が車両に取り付けられた状態で視認されない又は視認されにくい部位、すなわち車体やストップランプアセンブリなどの他部材に隣接又は被覆される部位に対応する中空体本体の内壁に形成されることが好ましい。
【0039】
アンテナ部材77は、平板状に形成されており、特に図示しないが第1の実施形態と同様、アンテナ部と支持部78とを備えている。このアンテナ部材77では、支持部78が弾性変形可能な材料で形成されており、支持部78の端部がクリップ状に形成されて被取り付け部80に形成されている。
被取り付け部80は、取り付け部73に係合可能な被係合部に形成されている。本実施形態では、被係合部は支持部78を貫通する孔状部分であり、被取り付け部80の端部から延びる幅の狭い導通路84とこの導通路84に連続する正方形状の孔部85とで形成されている。また、被取り付け部80の端部は、孔部85側に向かって凹状に切り欠かれたような形状に形成されている。この形状によって、被取り付け部80に当接される取り付け部73を導通路84に向かって誘導しやすくかつ、導通路84と孔部85の端部を形成している被取り付け部80の係合片部分80a,80bが、導通路84の幅が大きくなる方向に弾性変形しやすくなっている。
【0040】
アンテナ部材77は、被取り付け部80の孔部85に中空体本体63の取り付け部73が係合されることによって、固定して取り付けられている。取り付け部73は、係合片部分80a,80bを弾性変形させながら被係合部の導通路84を通って、孔部85まで挿入することができる。孔部85は、正方形状の4端部が取り付け部73に係合されており、アンテナ部材77は安定に固定されている。
【0041】
この構成では、中空体本体63と同じ材料で取り付け部73が一体成形されている。このため、部品点数が少なくなっている。また、一体成形で形成される取り付け部73では、中空体本体63にアンテナ部材77の取り付けのための貫通孔を必要としないため、孔あけ作業などを必要とせず、また中空部65の水密性が容易に確保されている。
また、アンテナ部材77の支持部78に被取り付け部80を直接成形することができ、部品点数が少なくなっている。この車両外装用中空体61においても、取り付け部73と被取り付け部80との係合を解除することで、アンテナ部材77を中空体本体63から完全に分離することができる。
【0042】
次に、本発明に係る第3の実施形態について、図6を参照して説明する。
図6に示す車両外装用中空体91は、第2の実施形態と同様の形状のリヤスポイラであるため、中空体本体63に同一符号を付して詳細な説明は省略する。図6に示す中空体本体63では、導入孔88が車体に沿う下面部69aの上面部67にほぼ平行な部分に形成されている。また、取り付け部73を有していない。
【0043】
アンテナ部材95は、アンテナ部と支持部とを備える第1の実施形態と同様の構成である。このアンテナ部材95は、支持部97のアンテナ部が載置されている部分の延長部分が板状の被取り付け部98に形成されている。この被取り付け部98には、適宜貫通孔を設けておくことが好ましい。アンテナ部材95は、導入孔88の近傍の中空体本体63の内壁である、上面部67側にホットメルト系の接着剤99によって固定されている。
【0044】
第3の実施形態では、中空体本体63にアンテナ部材95を取り付けるための取り付け部を特に形成しなくても良い。したがって、導入孔88の位置、大きさ、形状などを変更することで、種々の形状のアンテナ部材95を取り付けることができる中空体本体63となっている。一方、アンテナ部材95は、支持部97がアンテナ部より大きく形成されることによって、アンテナ部が設けられていない部分が被取り付け部98とされている。すなわち、支持部97は、アンテナ部と重複しない部分を備えるように形成されていれば良く、種々の形状、大きさのアンテナ部に、種々の形状の支持部97を取り付けて、接着剤99で中空体本体63に取り付けることができる。したがって、接着剤99を介してアンテナ部材95を中空体本体63に取り付ける本形態は、種々のアンテナ部について適用できる車両外装用中空体となっている。
【0045】
この車両外装用中空体91では、接着剤99部分を中空体本体63から剥すことによって、アンテナ部材95を中空体本体63から完全に分離することができる。
なお、接着剤はホットメルト系に限定されず種々の種類の接着剤を用いることができることは言うまでもない。また、接着剤に限定されず、粘着剤や溶融された中空体本体63と同一の樹脂材料など形状を有しない種々の固着剤を用いても良い。
また、図7に第4の実施形態に係わる車両外装用中空体101を示す。この車両外装用中空体101では、第3の実施形態において接着剤99の代わりに対を成す面ファスナ103,104が設けられている。面ファスナ103は中空体本体63の内壁に、面ファスナ104はアンテナ部材95の支持部97に、それぞれ、両面テープなどの公知の粘着剤、接着剤によって取り付けられている。
【0046】
第4の実施形態では、脱着自在な面ファスナ103,104を用いることにより、アンテナ部材95の取り付けおよび取り外しが容易になっている。このため、アンテナ部材95の交換や、位置調整が容易である。また、面ファスナ103は、粘着テープなどで中空体本体63の内壁に取り付けることができ、中空体本体63から容易に取り外すことができる。
【0047】
以上、4つの形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。図5〜7では、中空体本体へのアンテナ部材の取付構造を一箇所のみ示したが、これらの形態においても第1の実施形態と同様、アンテナ部材は2箇所以上の部分で中空体本体に取り付けられても良い。また、これらの取り付け構造を複数組合わせて用いられていても良い。例えば、接着剤などの固着剤を用いる取り付け構造は、中空体本体とアンテナ部材とを接触させることで取り付けが行えるため、図4に示すような導入孔から離れている部位においても好適に用いることができる。
【0048】
また、アンテナ部材の形状は、板状に限定されず、種々の形状とすることができる。線状部材や、半球状など種々の形状に形成することができる。
【0049】
【発明の効果】
本発明では、アンテナが一体化されており、かつこのアンテナが容易に分離できる車両外装用中空体を提供することにより、再生利用やアンテナ修理などが容易な車両外装用中空体が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる車両外装用中空体の一実施形態にかかるリヤスポイラを示す斜視図である。
【図2】図1の車両外装用中空体の上面図である。
【図3】図1の車両外装用中空体においてアンテナ部材が取り付けられているようすを示す断面図である。
【図4】図1の車両外装用中空体においてアンテナ部材が取り付けられているようすを示す断面図である。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る車両外装用中空体の断面図である。
【図6】本発明の第3の実施形態に係る車両外装用中空体の断面図である。
【図7】本発明の第4の実施形態に係る車両外装用中空体の断面図である。
【符号の説明】
1,61,91,101 車両外装用中空体
2 車体
4 ストップランプアセンブリ
10,63 中空体本体
12,65 中空部
14,67 上面部
16,17,69a,69b 下面部
19 取り付け凹部
19a 天面部
19b 側面部
21,71,88 導入孔
23 第1の取り付け台
23a 第1の取り付け孔
25 第2の取り付け台
25a 第2の取り付け孔
30,77,95 アンテナ部材
32 アンテナ部
33 導線
34,78,97 支持部
34a 爪
36 第1の被取り付け部
37 第2の被取り付け部
37a 貫通孔
38 第1の取り付け用部材
40 被取り付け孔
42 リベット
44 係止用クリップ
48,56 ビス
50 グロケット
54 係合部
55 テープ
73 取り付け部
80,98 被取り付け部
80a,80b 係合片部分
84 導通路
85 孔部
99 接着剤
103,104 面ファスナ

Claims (4)

  1. 中空部を備える中空体本体と、
    アンテナが付与されたアンテナ部材と、
    前記中空体本体に前記中空部と外部とに連通するように形成されて前記アンテナ部材を前記中空部の内外に出し入れ可能な導入孔とを備え、
    前記アンテナ部材は、前記中空部内の前記導入孔の近傍に配置されており、前記中空体本体の内壁に取り付けられている、車両外装用中空体。
  2. 前記アンテナ部材は、係合によって前記中空体本体の内壁に固定されている、請求項1に記載の車両外装用中空体。
  3. 前記中空体本体に形成され、前記中空部と外部とに連通される取り付け孔と、
    前記取り付け孔に対応してアンテナ部材に設けられる被取り付け孔と、
    前記取り付け孔と前記被取り付け孔とに挿通した状態で固定されて前記アンテナ部材を固定する固定部材
    とを備える、請求項2に記載の車両外装用中空体。
  4. 前記アンテナ部材は、接着剤を介して前記中空体本体の内壁に固定されている、請求項1に記載の車両外装用中空体。
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