JP2006232017A - 車両用バックドアのガーニッシュ - Google Patents
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Abstract
【課題】 電気・電子機器を組込んで一体化し、この一体化したものを車両のボディに取付けるだけの作業ですむとともに、配線の接続作業を容易にし、さらに防水化を容易に図れるようにする。
【解決手段】 防水性が図られたケース2にライセンスランプ20、バックドア開閉スイッチ30などの所望の電気・電子機器を組込み、これら電気・電子機器の配線をひとつのコネクタ3に集約させて接続するとともに、このコネクタ3を車両の電源からの配線に接続させるためケース2から突出させておき車両のボディ100に形成されたジョイント孔4に挿入し、コネクタ3が突出する側と反対側のケース2をガーニッシュ本体1に固着し、ケース2を車両用バックドアに取付ける際にコネクタ3が挿入されるジョイント孔4に防水シール材5を設けた。
【選択図】 図1
【解決手段】 防水性が図られたケース2にライセンスランプ20、バックドア開閉スイッチ30などの所望の電気・電子機器を組込み、これら電気・電子機器の配線をひとつのコネクタ3に集約させて接続するとともに、このコネクタ3を車両の電源からの配線に接続させるためケース2から突出させておき車両のボディ100に形成されたジョイント孔4に挿入し、コネクタ3が突出する側と反対側のケース2をガーニッシュ本体1に固着し、ケース2を車両用バックドアに取付ける際にコネクタ3が挿入されるジョイント孔4に防水シール材5を設けた。
【選択図】 図1
Description
本発明は、車両のライセンスプレート近くの上方位置に配設される車両用バックドアのガーニッシュに関する。
ワンボックスカー等の後部でライセンスプレートの上方位置には、ライセンスプレートの夜間照明用ランプを組込み、かつ手をかけてバックドアを開けるよう把手の機能をも併用させたガーニッシュが存在する。こうしたガーニッシュは、従来、いろいろな部品を組立てて製作してきた。このような従来品は構成部品が多くコスト高になっていた。さらに、補強リブがあっても、インジェクション成形のため剛性がなく、バックドアを開ける時にガーニッシュ本体が変形し易かった。剛性を確保しようとリブを追加すると、ヒケが発生し易かった。
そこで、部品点数が少なく高剛性にして変形の少ないランプケース一体ガーニッシュが開発された。これは、ライセンスランプの取付孔を有して少なくとも下面部を透明にした空洞体でライセンスプレート用ランプケースを形成し、該ランプケースがブロー成形される中空のガーニッシュ体と一体化されてなるものである(特許文献1参照)。
しかしながら、最近の自動車は、さらにエレクトロニクス化、高級化が進み、バックドアやトランクルームを開けるのに把手の操作ではなく、開閉スイッチをガーニッシュの個所に設けておき、スイッチ操作で開けるようにしたものが増えている。このようなものでは、図11に示すように、車両用のボディ(バックドア)100にガーニッシュ本体200を取付けるための取付孔101、ライセンスランプ20を取付けるためのランプ取付孔102、バックドア開閉スイッチ30の配線のためのグロメット31を取付けるグロメット固定孔103をあける必要があり、各孔には防水性を図るための手段を施す必要があり、少なくともランプ取付孔102の個所には防水シール材104を設けていた。ライセンスランプ20やバックドア開閉スイッチ30をガーニッシュ本体200と一体化してあっても、図11に示すように、ランプ取付孔102及びグロメット固定孔103の個所で車両の電源からの配線と接続させ、かつ防水を図っていた。
特開2001−180371号公報(第2頁、図2)
特許文献1に公開された技術のように、ライセンスランプが取付けられたケースがガーニッシュに一体化され、この一体化されたものを車両用バックドアに取付けるだけでよいものの利点、すなわち部品点数が少なく、取付作業も容易であることを活かしつつ、バックドア開閉スイッチも一体化したガーニッシュを図11に示すような方法で取付けると、防水を図るための部品の増加と部品取付作業や配線接続作業の煩雑化が避けられなかった。
そこで、本発明は、ライセンスランプのみならずバックドア開閉スイッチなどの電気・電子機器を組込んで一体化して取付作業並びに配線の接続作業を容易にし、かつ簡単に防水化を図った車両用バックドアのガーニッシュを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明は、防水性が図られたケースにライセンスランプ、バックドア開閉スイッチなどの所望の電気・電子機器を組込み、これら電気・電子機器の配線をひとつのコネクタに集約させて接続するとともに、このコネクタを車両の電源からの配線に接続させるためケースから突出させておき車両のボディに形成されたジョイント孔に挿入し、前記コネクタが突出する側と反対側のケースをガーニッシュ本体に固着し、前記ケースを車両用バックドアに取付ける際に前記コネクタが挿入されるジョイント孔に防水シール材を設けたものである。
本発明によれば、防水性が図られたケースにライセンスランプ、バックドア開閉スイッチなどの所望の電気・電子機器を組込み、これら電気・電子機器の配線をひとつのコネクタに集約させて接続するとともに、このコネクタを車両の電源からの配線に接続させるためケースから突出させておき車両のボディに形成されたジョイント孔に挿入し、前記コネクタが突出する側と反対側のケースをガーニッシュ本体に固着し、前記ケースを車両用バックドアに取付ける際に前記コネクタが挿入されるジョイント孔に防水シール材を設けたので、各種機器とガーニッシュとが一体化され、この一体化されたものを車両のバックドアに取付けるだけでいいので取付作業が簡単になる。また、取付時に、車両の電源からの配線は、ジョイント孔へ挿入されるコネクタに接続されるだけであり、何個所も接続作業を行う必要がなくなる。さらに、防水を図るのも、このひとつのコネクタ部分のみで十分であるため、防水作業も手間が省ける。
以下に、この発明の好適な実施形態を図面を参照にして説明する。
図1において、車両のバックドアであるボディ100には、ガーニッシュ締結用の取付孔101とコネクタ挿入用のジョイント孔4だけを形成してあり、従来のようなライセンスランプ20のランプ取付孔102やグロメット固定孔103が不要となっている。ガーニッシュ本体1にケース2が固着され、一体化され、このケース2、ライセンスランプ20、バックドア開閉スイッチ30などの電気・電子機器を組込んである。また、防水性が図られたケース2に組込まれた電気・電子機器の配線をひとつのコネクタ3に集約させて接続するとともに、このコネクタ3を車両の電源からの配線に接続させるためケース2から外部へ突出させてある。このコネクタ3の突出部分は、車両のボディ100に形成されたジョイント孔4に挿入するようになっている。また、ケース2の一部とコネクタ3が挿入されるジョイント孔4の入口側に防水シール材5を設け、この個所での防水を図っている。なお、外部に一部が露出する開閉スイッチ30は、それ自体に防水性を備えたものを使用する。この図1において、符号6は取付孔101に挿入されてガーニッシュ本体1をボディ100に取付けるための締結用ネジを示す。
図2はボディ100にガーニッシュを取付けた状態の簡略側断面であり、この実施例ではケース2を下ケース2Aと上ケース2Bとから構成してあり、このケース2に従来と同様のライセンスランプ20やドア開閉スイッチ30などの電気・電子機器を組込み、この場合ドア開閉スイッチ30はスイッチボタンが、下ケース2Aにあけた孔などから外部に露出されている。
図3はガーニッシュ本体1に下ケース2A、上ケース2Bを一体化する前の分解斜視図を示すものである。それぞれは樹脂成形品であり、ケース2は透明樹脂または2色成形法で成形されることが好ましい。
ガーニッシュ本体1とケース2との一体化は、例えば、図4に示すようにガーニッシュ本体1に上下一対の係止爪7を設け、ケース2の上側と下側に係止爪7が係止する溝8を形成し、この係止爪7の溝8への係止によりケース2をガーニッシュ本体1と一体化することができる。
図5はケース2にピン9を形成しておき、このピン9に嵌まり込む孔を持ったロック板10をガーニッシュ本体1に形成しておき、ロック板10とピン9とのロックにより両者の一体化を図ることもできる。
図6及び図7は、ケース2の構成を変更した例を示すものであり、ガーニッシュ本体1側に箱状部11を成形しておき、この箱状部11にケース2の後側を図8に示すようにレーザー溶接して接合した例を示す。このレーザー溶接個所を符号Aで示す。
図9はバックモニタカメラ40とその配線41を示し、このようなバックモニタカメラ40も電気・電子機器の一種としてケース2に組込むことができる。
図10はケース2の内部配線方法として、ドア開閉スイッチ30及びライセンスランプ20の配線を印刷したプリント基板12を使用し、これにコネクタ3を実装して配線を集約し、配線工程数の削減を図ることができる。図10においてカメラ用コネクタ42もプリント基板12に実装してあり、コネクタ3に接続することで配線工程数の削減を図ることができる。このガーニッシュに組込むことができる電気・電子機器としては、キーレス送受信手段や種々のセンサーなども考えられる。
1 ガーニッシュ本体
2 ケース
3 コネクタ
4 ジョイント孔
5 防水シール材
12 プリント基板
20 ライセンスランプ
30 ドア開閉スイッチ
40 バックモニタカメラ
100 ボディ
2 ケース
3 コネクタ
4 ジョイント孔
5 防水シール材
12 プリント基板
20 ライセンスランプ
30 ドア開閉スイッチ
40 バックモニタカメラ
100 ボディ
Claims (3)
- 防水性が図られたケースにライセンスランプ、バックドア開閉スイッチなどの所望の電気・電子機器を組込み、
これら電気・電子機器の配線をひとつのコネクタに集約させて接続するとともに、このコネクタを車両の電源からの配線に接続させるためケースから突出させておき車両のボディに形成されたジョイント孔に挿入し、
前記コネクタが突出する側と反対側のケースをガーニッシュ本体に固着し、
前記ケースを車両用バックドアに取付ける際に前記コネクタが挿入されるジョイント孔に防水シール材を設けたことを特徴とする車両用バックドアのガーニッシュ。 - 前記ケースにバックモニタカメラを組込んだことを特徴とする請求項1に記載の車両用バックドアのガーニッシュ。
- 前記ライセンスランプとドア開閉スイッチの配線として印刷したプリント基板を使用し、このプリント基板にコネクタを実装して配線を集約したことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用バックドアのガーニッシュ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005047266A JP2006232017A (ja) | 2005-02-23 | 2005-02-23 | 車両用バックドアのガーニッシュ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005047266A JP2006232017A (ja) | 2005-02-23 | 2005-02-23 | 車両用バックドアのガーニッシュ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=37040150
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005047266A Pending JP2006232017A (ja) | 2005-02-23 | 2005-02-23 | 車両用バックドアのガーニッシュ |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2006232017A (ja) |
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2005
- 2005-02-23 JP JP2005047266A patent/JP2006232017A/ja active Pending
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