JP2004025298A - 熱間フォーマー - Google Patents

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Abstract

【課題】筒状クイル及び穴刃を有する移動ナイフが500°C以上に加熱された素材の熱伝導により軟化したり、ヒートラックするのを防止できる熱間フォーマーを得ること。
【解決手段】熱間フォーマー1における筒状クイル2の後方に500°C以上に加熱された素材Aを加熱する加熱ヒータ9を備えた温度保持部10を設ける一方、温度保持部10の後方に、素材Aを高速にてクイル2に入用な所定の長さを供給し、かつ穴刃3aを有する移動ナイフ3にて素材Aが切断されると高速にてクイル2より残存する素材Aを抜き出し後退させてその素材Aの先端部を温度保持部10に待機させる素材供給機構11を設けた。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ボルトやナット或いはその他の各種パーツ類を線状素材を用いて粗から精に熱間圧造により成形する熱間フォーマーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の熱間フォーマーは、たとえば特公平1−22045号公報に記載されているように、500°C以上に加熱された線状素材を一定寸法づつ間歇的に筒状クイルへ供給する送りロールと、該ロールに同期して作動して供給された素材を一定寸法に切断する移動ナイフと、互い対をなす複数組のダイとパンチとを有し、上記移動ナイフにより切断したブランクを各組のダイとパンチとの間に順次移送して、粗から精へ段階的に圧造成形することにより、所定形状の製品を成形するよう構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記した従来の熱間フォーマーにあっては、素材を拘束状態で支持する筒状クイルに、たとえば1200°Cまで加熱された線状素材を継続的に供給しながら素材の切断動作を行う構成であるから、素材の高熱が筒状クイルに常時伝導されることになる。その結果、素材の伝導熱により筒状クイルが軟化したり或いはヒートクラックが発生し、長期にわたる使用に耐えない問題を有していた。
【0004】
なお、この問題に対し、筒状クイル及び移動ナイフの素材からの伝導熱による軟化やヒートクラックの発生を防止する手段として、筒状クイル及び移動ナイフを冷却水により冷却することが考えられるが、筒状クイル及び移動ナイフを冷却すると、筒状クイル内に待機する加熱された素材も同時に冷却されることになる。特に細い素材を熱間圧造する場合には素材の冷却作用が顕著に現れ、そのため、十分な冷却が行えない不具合が生じ、上記冷却手段を採用することができなかった。
【0005】
また、十分な冷却が行えない状態で放熱効果の低い穴刃を有する移動ナイフを用いようとすると、加熱された素材からの伝導熱により該ナイフも高熱化することになり、移動ナイフも軟化したり或いはヒートクラックが発生したりする問題があった。そのため、穴刃を有する移動ナイフではなく、放熱効果の高いU字形のオープンナイフを用いているのが現状である。このオープンナイフを用いた場合には、切断時に熱で軟らかくなった素材はその切断部分が刃の開放側に向かって曲がってしまい、直角に切断された高精度のブランクが得られない問題を有していた。
【0006】
そこで、本発明は上記した問題点の解決を図るべくなされたもので、500°C以上に加熱された素材を筒状クイルと穴刃を有する移動ナイフにて切断して圧造部に移送する際に、筒状クイル及び移動ナイフが素材の伝導熱により軟化したり、ヒートラックすることがなく、その上、直角切断された高精度なブランクが得られる熱間フォーマーの提供を課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するために、本願の請求項1に記載の発明は、500°C以上に加熱された線状素材を筒状クイルの先端口へ送り出してそれを素材の供給方向に対し直交方向に往復動して素材の切断を行う穴刃を有する移動ナイフで切断する素材切断機構と、切断されたブランクを移送しパンチとダイで圧造成形する圧造部とを備えた熱間フォーマーにおいて、筒状クイルの後方に素材の温度保持部を設ける一方、温度保持部の後方に、素材を高速にて筒状クイルに入用な所定の長さを供給し、かつ移動ナイフにて素材が切断されると高速にて筒状クイルより残存する素材を抜き出し後退させてその先端部を温度保持部に待機させる素材供給機構を設けたことを特徴とする。
【0008】
なお、線状素材とは、一定長さのバー材やコイル状に巻回された線材を含む概念である。
【0009】
また、本願の請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の熱間フォーマーにおいて、素材供給機構が細径の線状素材を1秒以内の高速にて筒状クイルに入用な所定の長さを供給し、かつ移動ナイフにて素材が切断されると1秒以内に筒状クイルより残存する素材を抜き出し後退させてその素材の先端部を加熱ヒータを有する温度保持部に待機させる一方、移動ナイフが切断したブランクを1秒以内にプッシャーステーション又はダイに移送するようにしたことを特徴とする。
【0010】
さらに、本願の請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の熱間フォーマーにおいて、筒状クイル及び穴刃を有する移動ナイフが素材径の変化に対応するため多少拡径可能な分割開閉機構を備えていることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、この発明の実施に係る熱間フォーマーの要部の横断面図を示すもので、熱間フォーマー1は、500°C以上に加熱された線径がたとえば3mm以下の細径のバー材(線状素材)Aを筒状クイル2の先端口へ送り出してそれをバー材Aの供給方向に対し直交方向に往復動してバー材Aの切断を行う移動ナイフ3で切断する素材切断機構4と、切断されたブランクBを粗から精へと順次圧造成形する複数組のパンチ5…5とダイ6…6からなる圧造部7とを備えている。
【0012】
筒状クイル2はバー材Aを拘束する筒状ブッシュでなり、また、移動ナイフ3はバー材Aを拘束するブッシュでなる穴刃3aを有している。また、筒状クイル2の前方位置には、バー材Aのクイル2の先端口からの突出量を規制するストッパー8を設けている。また、筒状クイル2及び移動ナイフ3は図示しないが冷却水などの既知の冷却手段を備えている。
【0013】
そして、クイル4の後方にバー材Aを加熱する加熱ヒータ9を有する温度保持部10を設ける一方、温度保持部10の後方に、バー材Aを1秒以内の高速にて筒状クイル2に入用な所定の長さを供給し、かつ移動ナイフ3にてバー材Aが切断されると1秒以内の高速にてクイル2より残存するバー材Aを抜き出し後退させてそのバー材Aの先端部を温度保持部10内に待機させるリニアフィード11を設けたのである。このリニアフィード11は筒状クイル2及び移動ナイフ3が冷却されるまでバー材Aを温度保持部10に待機させてバー材Aの供給を停止するのであり、その間フォーマー1は連続して稼働され、筒状クイル2及び移動ナイフ3が冷却されたときリニアフィード11はフォーマー1の稼働に同期した所定のタイミングでバー材Aの筒状クイル2への供給を開始する。
【0014】
また、移動ナイフ3は切断したブランクBを1秒以内に筒状クイル2から該クイル2と圧造部7との間に設けられたプッシャーステーション12に移送する一方、プッシャーステーション12のプッシャーロッド13によりブランクを移動ナイフ3の穴刃3aから押し出して素材移送用セラミックチャック14に挟持させ、セラミックチャック14によりブランクBを前段のダイ5とパンチ6との間に移送するようになされている。圧造部7に移送されたブランクBは各組のダイ5とパンチ6との間に順次移送され、粗から精へ段階的に圧造成形されて所定形状の製品に成形される。なお、素材移送用チャック14はセラミック製のものに限定されるものではない。
【0015】
次に、上記した構成の動作について説明する。
まず、図1に示す状態のもとで温度保持部10の加熱ヒータ9により500°C以上の所定温度に加熱された細径が3mm以下のバー材Aを、図2に示すようにリニアフィード11の前進移動により1秒以内の高速にて筒状クイル2に供給する。加熱されたバー材Aを筒状クイル2に供給すると、移動ナイフ3の穴刃3aを貫通してバー材Aの先端がストッパー8に当接して切断長さが定められる。バー材Aの先端がストッパー8に当たり、その供給が停止されたタイミングで、移動ナイフ6を往動させ、図3に示すように筒状クイル2と移動ナイフ3との間で切断を行う。その場合、筒状クイル2の内周面と移動ナイフ3における穴刃3aの内周面とでバー材Aはその外周部が拘束された状態のもとで切断されるので、軟らかい熱間域であっても切断部分が直角に切断された高精度のブランクBが得られる。
【0016】
そして、切断が終わると筒状クイル2内に残されたバー材Aを、リニアフィード11の後退移動により1秒以内の高速にて切断ダイから後退させ、バー材Aの先端部を温度保持部10内にて待機させる。ここで線径が細いバー材Aについてはその温度低下が速いため、温度保持部10における加熱ヒータ9によりバー材Aの先端部を再加熱し、所定の温度に保持する。このバー材Aの後退により、バー材Aと筒状クイル2及び移動ナイフ3との接触がなくなる。これにより、温度保持部10の加熱ヒータ9にて細径のバー材Aの先端部を積極的に再加熱して温度低下を防止しながら、加熱された筒状クイル2を冷却水で十分に冷却することが可能となり、そのうえでバー材Aの供給開始命令を行うことが可能となる。その結果、筒状クイル2がバー材Aからの伝導熱により軟化したり、ヒートクラックが発生するのを防止できる。
【0017】
一方、移動ナイフ3にて切断されたブランクBは、図3に示すように移動ナイフ3の往動により1秒以内にプッシャーステーション12に移送され、プッシャロッド13の前進移動によりブランクBは素材移送用セラミックチャック14に挿入され、セラミックチャック14により圧造部7における前段のダイ5とパンチ6との間に加熱状態のもとで移送される。圧造部7に移送されたブランクBは後段側のダイ5とパンチ6との間に順次移送され、粗から精へ段階的に圧造成形されて所定形状の製品に成形される。
【0018】
また、バー材Aの筒状クイル2からの後退移動により移動ナイフ3の側面とバー材Aとの接触もなくなり、これにより、移動ナイフ3の残されたバー材Aからの熱伝導をなくすことができると共に、ブランクBの素材移送用セラミックチャック14への挿入後において移動ナイフ3の冷却水による冷却を十分に図ることが可能となる。その結果、移動ナイフ3についても、バー材Aからの伝導熱により軟化したり、ヒートクラックが発生するのを防止できる。
【0019】
一方、リニアフィード11は筒状クイル2及び移動ナイフ3が冷却されるまでバー材Aを温度保持部10に待機させてバー材Aの供給を停止するのであり、その間フォーマー1の圧造部7は連続して駆動され、筒状クイル2及び移動ナイフ3が冷却されたとき圧造部7の駆動に同期した所定のタイミングでバー材Aの筒状クイル2への供給を開始し、上記した一連の切断動作が繰り返し行われることになる。このことは、バー材Aの温度保持部10内における待機中については、フォーマー1を無負荷の状態でまわし、その際、圧造部7の各ダイ5…5及びパンチ6…6などの工具についても十分に冷却が行えることから、圧造品の精度向上と各金型の寿命延長が図れ、大きな経済効果も得られる。
【0020】
以上の実施の形態では、線状素材として一定長さのバー材Aを用いたものについて説明したけれども、この他コイル状に巻回された線材であってもよく、コイル状線材を引き出しながら素材供給機構に送り込んで使用してもよい。
【0021】
また、温度保持部10として、加熱ヒータ9を備えたものについて説明したけれども、線状素材Aの線径が太径場合には、素材Aが1秒以内に大きく冷却されることがないので加熱ヒータ9に代えてたとえば図4に示すように保温筒10aを有する温度保持部10′であってもよい。この保温筒10aを用いる場合には、素材供給機構11aの後方に線状素材Aを加熱する加熱体15を有する加熱炉16を別に設けて、加熱炉16で線状素材Aを所定温度に高温加熱した上で素材供給機構11aを介して保温筒10aに供給するように構成すればよい。また、素材供給機構11aとしては、リニアフィードに代えて図4に示すように正逆転可能な送りロールを用いてもよいことは勿論である。
【0022】
さらに、以上の実施の形態では一体でなるブッシュを備えた筒状クイル2と、一体のブッシュでなる穴刃3aを備えた移動ナイフ3を用いたものについて説明したけれども、図5に示すように素材径の変化に対応させるため、筒状クイル2のブッシュや移動ナイフ3の穴刃3aを複数に分割して、両者の穴径が多少拡径できる分割開閉機構を備えた構成としてもよい。
【0023】
その場合、例えば分割ブッシュ2a、2a及び分割穴刃3a′、3a′を常時はエアーや弾機などの開閉機構(図示せず)により縮径側に付勢しておき、線状素材Aの供給時、開閉機構に抗して多少拡径させながら線状素材Aの供給を許すようにして、線状素材Aの供給後分割ブッシュ2a、2a及び分割穴刃3a′、3a′でしっかりと線状素材Aを拘束できるようになされている。また、上記開閉機構に代えて任意のタイミングで分割ブッシュ2a、2aや分割穴刃3a′,3a′を強制的に縮径及び拡径させる開閉駆動機構(図示せず)を用いてもよいことは勿論である。なお、上記した開閉機構は公知であり、本発明の要旨ではないのでその具体的な説明を省略する。
【0024】
このように線状素材Aをしっかりと拘束できる分割構成とした場合、特に筒状クイル2に線状素材Aの熱が伝わり易くなるが、この場合にも、上記したように移動ナイフ3による素材切断後、筒状クイル2に残された素材Aを、素材供給機構11により高速にて筒状クイル2から温度保持部10に後退させ待機させることができるので、強い拘束力によって一層熱くなる筒状クイル2の冷却を効果的に行うことができる。これにより筒状クイル2及び移動ナイフ3が線状素材Aからの伝導熱により軟化したり、ヒートクラックが発生したりするのを防止できる。
【0025】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、熱間フォーマーにおける筒状クイルの後方に500°C以上に加熱された線状素材の温度保持部を設ける一方、温度保持部の後方に、素材を高速にて筒状クイルに入用な所定の長さを供給し、かつ移動ナイフにて素材が切断されると高速にて筒状クイルより残存する素材を抜き出し後退させてその先端部を温度保持部に待機させる素材供給機構を設けたから、移動ナイフによる素材切断後、筒状クイルに残された素材を、素材供給機構により高速にて筒状クイルから温度保持部に後退させ待機させることにより、温度保持部にて素材の先端部の温度を保持しながら、筒状クイル及び移動ナイフの冷却を十分に図ることが可能となる。その結果、筒状クイル及び移動ナイフが素材からの伝導熱により軟化したり、ヒートクラックが発生したりするのを防止できる。
【0026】
また、素材送り機構により、細径の線状素材を1秒以内の高速にて筒状クイルに入用な所定の長さを供給し、かつ移動ナイフにて素材が切断されると1秒以内に筒状クイルより残存する素材を抜き出し後退させてその素材の先端部を加熱ヒータを有する温度保持部に待機させる一方、移動ナイフが切断したブランクを1秒以内に筒状クイルからプッシャーステーション又はダイに移送するようにしたことにより、特に冷却の速い細径の素材であっても温度保持部の加熱ヒータにてその先端部を積極的に再加熱して温度低下を防止することができ、これにより、筒状クイル及び移動ナイフの冷却を十分に図り、その後素材の供給開始命令を行うことが可能となる。その結果、筒状クイル及び移動ナイフが素材からの伝導熱により軟化したり、ヒートクラックが発生したりするのを防止できる。このことは、圧造部の各ダイ及びパンチなどの工具も十分に冷却が行えるため、圧造品の精度向上と各金型の寿命延長が図れ、経済効果が大きい。
【0027】
さらに、筒状クイル及び穴刃を有する移動ナイフを素材径の変化に対応させてしっかりと拘束できるようにするために、多少拡径可能な分割開閉機構を備える構成とした場合、特に筒状クイルに線材の熱が伝わり易くなるが、この場合にも移動ナイフによる素材切断後、筒状クイルに残された素材を、素材供給機構により高速にて筒状クイルから温度保持部に後退させ待機させることができるので、強い拘束力によって一層熱くなる筒状クイルの冷却を効果的に図ることが可能となる。これにより筒状クイル及び移動ナイフが素材からの伝導熱により軟化したり、ヒートクラックが発生したりするのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る熱間フォーマーの要部の横断面図である。
【図2】同クイルへの素材の供給状態を示す説明図である。
【図3】同素材の切断終了時の状態を示す説明図である。
【図4】別の実施の形態を示す説明図である。
【図5】筒状クイルと移動ナイフの別の実施の形態を示す説明図である。
【符号の説明】
1      熱間フォーマー
2      筒状クイル
3      移動ナイフ
3a     穴刃
5      パンチ
6      ダイ
9      加熱ヒータ
10     温度保持部
10a    保温筒
11     リニアフィード(素材供給機構)
11a    送りロール
12     プッシャーステーション
13     プッシャーロッド
A      棒状素材
B      ブランク

Claims (3)

  1. 500°C以上に加熱された線状素材を筒状クイルの先端口へ送り出してそれを素材の供給方向に対し直交方向に往復動して素材の切断を行う穴刃を有する移動ナイフで切断する素材切断機構と、切断されたブランクを移送しパンチとダイで圧造成形する圧造部とを備えた熱間フォーマーにおいて、筒状クイルの後方に素材の温度保持部を設ける一方、温度保持部の後方に、素材を高速にて筒状クイルに入用な所定の長さを供給し、かつ移動ナイフにて素材が切断されると高速にて筒状クイルより残存する素材を抜き出し後退させてその先端部を温度保持部に待機させる素材供給機構を設けたことを特徴とする熱間フォーマー。
  2. 素材供給機構が素材を1秒以内の高速にて筒状クイルに入用な所定の長さを供給し、かつ移動ナイフにて素材が切断されると1秒以内に筒状クイルより残存する素材を抜き出し後退させてその素材の先端部を加熱ヒータを有する温度保持部に待機させる一方、移動ナイフが切断したブランクを1秒以内にプッシャーステーション又はダイに移送するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の熱間フォーマー。
  3. 筒状クイル及び穴刃を有する移動ナイフは素材径の変化に対応するため多少拡径可能な分割開閉機構を備えていることを特徴とする請求項1に記載の熱間フォーマー。
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